JPH10229107A - 半導体解析装置 - Google Patents

半導体解析装置

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JPH10229107A
JPH10229107A JP3163697A JP3163697A JPH10229107A JP H10229107 A JPH10229107 A JP H10229107A JP 3163697 A JP3163697 A JP 3163697A JP 3163697 A JP3163697 A JP 3163697A JP H10229107 A JPH10229107 A JP H10229107A
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JP
Japan
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semiconductor wafer
wafer
stage
semiconductor
stopper
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Application number
JP3163697A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Sakamoto
努 坂元
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェーハ搭載テーブルの昇降動作を迅速に行
ってテーブル移動時間を短縮させ解析作業効率の向上を
図るとともに、テーブルの移動ストロークを大きくし
て、ウェーハ交換時に充分テーブルを下降させてウェー
ハの着脱時の破損を防止し作業性の向上を図った半導体
解析装置を提供する。 【解決手段】 解析すべき半導体ウェーハを搭載するテ
ーブル1と、このテーブル1を上下動させるための気圧
式シリンダ6を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体解析装置に関
する。より詳しくは、半導体ウェーハの表面観察あるい
は特性試験を行う解析装置に関し、特にその半導体ウェ
ーハ搭載テーブルの昇降機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造プロセスにおいて、半導体ウ
ェーハの所定の処理工程が終了したとき或いは処理工程
中に、テストプロセスが設けられ、半導体ウェーハをサ
ンプリングして顕微鏡による半導体ウェーハの表面観察
を行ってその表面処理状態を解析したり、あるいはマニ
ュアル式のプローバを用いて回路パターン等の特性試験
が行われ各種電気的特性が解析される。このような顕微
鏡やマニュアルプローバ等の半導体解析装置において
は、解析すべき半導体ウェーハはテーブル上に搭載さ
れ、顕微鏡の観察位置あるいはマニュアルプローバの触
針位置の下側で上下に移動動作され所定の位置に微調整
され固定保持される。顕微鏡観察あるいは特性試験が終
了した半導体ウェーハは別の半導体ウェーハと交換され
再び顕微鏡観察あるいは特性試験が行われる。この場
合、半導体ウェーハを交換するときに、半導体ウェーハ
が顕微鏡やプローバに当たらないように、テーブルを最
下位置まで下降させて半導体ウェーハを交換している。
【0003】図4は、従来のこのような半導体解析装置
のウェーハ搭載用テーブルを解析位置に位置決めするた
めの上下移動機構を示す。半導体ウェーハを搭載するテ
ーブル21はラックピニオン機構からなる微動機構22
のラック22aに固定される。このラック22aは、ピ
ニオン22bのつまみ23の回転操作により上下に移動
して、テーブル1を矢印Kのように上下動させて位置決
め固定する。このように、テーブル21の位置決め操作
は、手動のつまみ23を回して微動させながら行ってい
た。また、半導体ウェーハを交換するときには、同じこ
の微動用の手動つまみ23によりテーブル21を最下位
置まで下降させ、最下位置で半導体ウェーハの着脱を行
なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
ウェーハ交換時に位置決め微動用の手動つまみを回して
テーブルを下降させることは、非常に時間がかかり解析
作業効率の低下を来す。また、移動機構が微調整用のラ
ックピニオン機構であるため、ストロークが小さく、移
動距離範囲が小さいため、ウェーハ交換時にテーブルを
充分に下降させることができない。このため、顕微鏡先
端部やプローバ等が邪魔して交換時のウェーハ着脱作業
がしずらく、またウェーハが顕微鏡先端部やプローバ等
に当接して破損するおそれもあった。
【0005】本発明は上記従来技術の欠点に対処してな
されたものであって、ウェーハ搭載テーブルの昇降動作
を迅速に行ってテーブル移動時間を短縮させ解析作業効
率の向上を図るとともに、テーブルの移動ストロークを
大きくして、ウェーハ交換時に充分テーブルを下降させ
てウェーハの着脱時の破損を防止し作業性の向上を図っ
た半導体解析装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、解析すべき半導体ウェーハを搭載する
テーブルと、このテーブルを上下動させるための気圧式
シリンダを備えたことを特徴とする半導体解析装置を提
供する。
【0007】この構成によれば、圧縮空気あるいは窒素
ガス等の気体を用いた気圧式シリンダによりウェーハ搭
載テーブルを上下昇降動作させるため、移動速度が速く
なり半導体ウェーハ交換時のテーブル移動時間が短縮さ
れて作業効率が向上する。また、ストロークを大きくと
ることができるため、ウェーハ交換時にテーブルを充分
下降させてウェーハ着脱操作の作業性を向上させウェー
ハの破損を防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】好ましい実施の形態においては、
前記テーブルの上下方向の位置を微調整するための手動
操作手段を備えたことを特徴としている。
【0009】この構成によれば、前述の気圧式シリンダ
に加えて、テーブル位置の微調整用手動操作手段が備わ
るため、半導体ウェーハをテーブル上にセットして前記
気圧式シリンダで所定位置まで上昇させた後、微調整手
段で正確な位置決めを行って解析操作をすることがで
き、解析作業が円滑に行われる。
【0010】さらに好ましい実施の形態においては、前
記テーブル上の半導体ウェーハを観察するための顕微鏡
を備えたことを特徴としている。
【0011】この構成により、本発明が顕微鏡装置に好
適に適用され、顕微鏡による半導体ウェーハの表面観察
が効率よく円滑に行われ、表面解析の作業性および信頼
性の向上が図られる。
【0012】別の好ましい実施の形態においては、前記
テーブル上の半導体ウェーハを試験するためのマニュア
ルプローバを備えたことを特徴としている。
【0013】この構成により、本発明がマニュアルプロ
ーバ装置に好適に適用され、前記テーブル上の半導体ウ
ェーハを試験する場合の操作が効率よく円滑に行われ、
試験解析の作業性および信頼性の向上が図られる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る半導体解析装置
のテーブル移動機構部分の基本構成図である。半導体ウ
ェーハを搭載するためのテーブル1がラックピニオン機
構からなる微動機構2のラック2aに固定される。ラッ
ク2aは、つまみ3を矢印Aのように回転させることに
より、テーブル1とともに支持台4に対し、矢印Bのよ
うに、上下動してテーブル1の上下方向の位置が微調整
される。支持台4は、2本のガイド5に沿って上下動可
能である。この支持台4の下面には気圧シリンダ6のピ
ストン6aの先端が連結固定される。気圧シリンダ6
は、空気圧あるいは窒素ガス等の気体により駆動され、
ピストン6aが矢印Cのように伸縮して支持台4を矢印
Dのように昇降動作させる。支持台4の移動範囲の最上
位置にはストッパ7が設けられる。ストッパ7は支持台
4のストロークの上限位置を規制する。このストッパ7
はラックピニオン機構からなる位置調整機構8に一体的
に設けられている。この位置調整機構8のつまみ9を矢
印Eのように回転させることにより、ストッパ7が矢印
Fのように上下に微動して支持台4の上限位置が調整さ
れて定まる。
【0015】このような構成のテーブル移動機構におい
ては、気圧ピストン6の駆動により、支持台4が上下に
速い速度で移動可能であり、またそのストロークはピス
トン6aの伸縮範囲に対応して広くとれる。この場合、
ストッパ7により支持台4を所望の上昇位置で停止させ
ることができる。これにより、ラフなテーブル上昇位置
が定まり、その後、微動機構2のつまみ3の回転操作に
より、支持台4に対しテーブル1を微動させて高精度に
位置決めすることができる。
【0016】図2は、上記テーブル移動機構を半導体ウ
ェーハの表面観察用の顕微鏡装置に適用した場合の動作
説明図である。テーブル1上に観察対象となる半導体ウ
ェーハ11が搭載される。この半導体ウェーハ11を搭
載したテーブル1は、前述の気圧ピストン6(図1)に
より、矢印D1のように、ストッパ7により規制される
最上位置Pまで高速で上昇駆動される。続いて微動機構
2のつまみ3の回転操作により矢印Bのように微調整さ
れ、顕微鏡10に対し半導体ウェーハ11が高精度に位
置決めされる。半導体ウェーハ11の観察が終了する
と、再び気圧シリンダ6の駆動により、テーブル1を、
矢印D2で示すように、顕微鏡10から充分に離れた最
下位置Qまで高速で下降させる。この最下位置Qで半導
体ウェーハ11を次に観察すべき半導体ウェーハと交換
し、再び気圧シリンダ6によりテーブル1を、矢印D1
のように、高速で上昇させ、矢印Bのように微調整した
後再び観察が行なわれる。
【0017】図3は、上記テーブル移動機構を半導体ウ
ェーハの特性試験用のマニュアルプローバ装置に適用し
た場合の動作説明図である。前述の顕微鏡装置と同様
に、テーブル1上に観察対象となる半導体ウェーハ11
が搭載される。この半導体ウェーハ11を搭載したテー
ブル1は、前述の気圧ピストン6(図1)により、矢印
D1のように、ストッパ7により規制される最上位置P
まで高速で上昇駆動される。続いて微動機構2のつまみ
3の回転操作により矢印Bのように微調整され、プロー
バ12に対し半導体ウェーハ11が高精度に位置決めさ
れる。半導体ウェーハ11の特性試験が終了すると、再
び気圧シリンダ6の駆動により、テーブル1を、矢印D
2で示すように、プローバ12から充分に離れた最下位
置Qまで高速で下降させる。この最下位置Qで半導体ウ
ェーハ11を次に試験すべき半導体ウェーハと交換し、
再び気圧シリンダ6によりテーブル1を、矢印D1のよ
うに、高速で上昇させ、矢印Bのように微調整した後再
び試験が行なわれる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、圧縮空気あるいは窒素ガス等の気体を用いた気圧式
シリンダによりウェーハ搭載テーブルを上下昇降動作さ
せるため、移動速度が速くなり半導体ウェーハ交換時の
テーブル移動時間が短縮されて作業効率が向上する。ま
た、ストロークを大きくとることができるため、ウェー
ハ交換時に、テーブルを、顕微鏡やプローバが配設され
た観察位置あるいは試験位置から充分下降させて、ウェ
ーハ着脱操作の作業性を向上させ、ウェーハの破損を防
止することができる。
【0019】また、前述の気圧式シリンダに加えて、テ
ーブル位置の微調整用手動操作手段が備わる構成とすれ
ば、半導体ウェーハをテーブル上にセットして前記気圧
式シリンダで所定位置まで上昇させた後、微調整手段で
正確な位置決めを行って解析操作をすることができ、解
析作業が円滑に行われる。
【0020】さらに、本発明の構成を顕微鏡装置に適用
することにより、顕微鏡による半導体ウェーハの表面観
察が効率よく円滑に行われ、表面解析の作業性および信
頼性の向上が図られる。
【0021】また、本発明の構成をマニュアルプローバ
装置に適用することにより、テーブル上の半導体ウェー
ハを試験する場合の操作が効率よく円滑に行われ、試験
解析の作業性および信頼性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る半導体解析装置の要部構成説明
図。
【図2】 本発明を半導体ウェーハ観察用顕微鏡装置に
適用した場合の動作説明図。
【図3】 本発明を半導体ウェーハの特性試験用マニュ
アルプローバ装置に適用した場合の動作説明図。
【図4】 従来の半導体ウェーハ搭載テーブルの昇降機
構の構成説明図。
【符号の説明】 1:テーブル、2:微動機構、2a:ラック、2b:ピ
ニオン、3:つまみ、4:支持台、5:ガイド、6:気
圧シリンダ、7:ストッパ、8:位置調整機構、9:つ
まみ、10:顕微鏡、11:半導体ウェーハ、12:プ
ローバ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】解析すべき半導体ウェーハを搭載するテー
    ブルと、このテーブルを上下動させるための気圧式シリ
    ンダを備えたことを特徴とする半導体解析装置。
  2. 【請求項2】前記テーブルの上下方向の位置を微調整す
    るための手動操作手段を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の半導体解析装置。
  3. 【請求項3】前記テーブル上の半導体ウェーハを観察す
    るための顕微鏡を備えたことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の半導体解析装置。
  4. 【請求項4】前記テーブル上の半導体ウェーハを試験す
    るためのマニュアルプローバを備えたことを特徴とする
    請求項1または2に記載の半導体解析装置。
JP3163697A 1997-02-17 1997-02-17 半導体解析装置 Pending JPH10229107A (ja)

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JP3163697A JPH10229107A (ja) 1997-02-17 1997-02-17 半導体解析装置

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JP3163697A Pending JPH10229107A (ja) 1997-02-17 1997-02-17 半導体解析装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102179700A (zh) * 2011-03-07 2011-09-14 天津大学 一种用于超声波加工的气浮工作台
CN103511368A (zh) * 2013-10-18 2014-01-15 浙江工业大学 超长恒力输出气浮装置
CN103511366A (zh) * 2013-10-18 2014-01-15 浙江工业大学 长距离恒力输出气浮装置
CN113176166A (zh) * 2021-04-26 2021-07-27 安徽工程大学 一种磁流体试样磁场强度调节装置及使用方法

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