JPH10226444A - 時間調節機能を備えた減速制御方法 - Google Patents
時間調節機能を備えた減速制御方法Info
- Publication number
- JPH10226444A JPH10226444A JP9047441A JP4744197A JPH10226444A JP H10226444 A JPH10226444 A JP H10226444A JP 9047441 A JP9047441 A JP 9047441A JP 4744197 A JP4744197 A JP 4744197A JP H10226444 A JPH10226444 A JP H10226444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter
- unwinding
- machine
- reduction
- deceleration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】巻出し機と引き取り機からなる製造機械設備に
おいて、基材の残量管理及び基材終端抜け防止のために
目標巻出し径にて停止させることにある。 【解決手段】巻出し機と引き取り機の回転速度より演算
される現在巻出し径と、引き取り機速度、減速率、基材
厚みより演算される減速開始径を、減速開始後も常時演
算比較する演算とそれによる減速率演算により時間調節
を行う加減速調整器より構成される減速制御方法であ
る。
おいて、基材の残量管理及び基材終端抜け防止のために
目標巻出し径にて停止させることにある。 【解決手段】巻出し機と引き取り機の回転速度より演算
される現在巻出し径と、引き取り機速度、減速率、基材
厚みより演算される減速開始径を、減速開始後も常時演
算比較する演算とそれによる減速率演算により時間調節
を行う加減速調整器より構成される減速制御方法であ
る。
Description
【００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電動機駆動される製
造設備に於ける自動化、特に基材巻出し残量径制御に関
する方法である。
造設備に於ける自動化、特に基材巻出し残量径制御に関
する方法である。
【０００２】
【従来の技術】従来より巻出し残量径制御として引き取
り機速度と固定減速率及び基材厚みより減速開始巻出し
径演算を行い、現在巻出し径と比較することにより減速
開始点を求め減速させる制御方法がある。
り機速度と固定減速率及び基材厚みより減速開始巻出し
径演算を行い、現在巻出し径と比較することにより減速
開始点を求め減速させる制御方法がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の制御
方法では次のような問題があった。 （イ） 基材の巻出し径中心部は巻き状態が緩く、停止
時に目標径を越えることがある。 （ロ） 基材の終端抜け防止の為に減速開始径に余裕を
持たせるため、停止時の基材巻出し径残量が増えて無駄
がでる。本発明は、以上の欠点を解決するためになされ
たものである。
方法では次のような問題があった。 （イ） 基材の巻出し径中心部は巻き状態が緩く、停止
時に目標径を越えることがある。 （ロ） 基材の終端抜け防止の為に減速開始径に余裕を
持たせるため、停止時の基材巻出し径残量が増えて無駄
がでる。本発明は、以上の欠点を解決するためになされ
たものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、巻出し機とその基材引き取りロール
からなる機械構成に於いて、巻出し径演算と目標巻出し
径にて停止させるための減速開始径演算に偏差が生じた
場合、加減速調整器の減速率演算を行い、補正する時間
調節機能を備えた減速制御方法である。その減速率演算
式は次に示される。 ａ＝（２×ｔ×Ｖ×Ｖ）／（π×Ｄ１×Ｄ１−Ｄ２×Ｄ
２） ここで、ａ：減速率 ｔ：基材厚み Ｖ：引き取り機現
在速度 π：円周率 Ｄ１：現在巻出し径 Ｄ２：停止目標巻出
し径 以上のような解決手段により、減速中も常時巻出し径の
変化を監視しながら加減速調整器機の減速時間を最適に
調節するため、基材巻き状態の影響を受けること無く目
標巻出し径にて停止させることができる。以下、本発明
の一実施例を図面に基づいて詳述する。
するための手段は、巻出し機とその基材引き取りロール
からなる機械構成に於いて、巻出し径演算と目標巻出し
径にて停止させるための減速開始径演算に偏差が生じた
場合、加減速調整器の減速率演算を行い、補正する時間
調節機能を備えた減速制御方法である。その減速率演算
式は次に示される。 ａ＝（２×ｔ×Ｖ×Ｖ）／（π×Ｄ１×Ｄ１−Ｄ２×Ｄ
２） ここで、ａ：減速率 ｔ：基材厚み Ｖ：引き取り機現
在速度 π：円周率 Ｄ１：現在巻出し径 Ｄ２：停止目標巻出
し径 以上のような解決手段により、減速中も常時巻出し径の
変化を監視しながら加減速調整器機の減速時間を最適に
調節するため、基材巻き状態の影響を受けること無く目
標巻出し径にて停止させることができる。以下、本発明
の一実施例を図面に基づいて詳述する。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１は本発明の要旨を説明するた
めの巻出し機及び引き取り機の一般的な機械構成図、図
２は本発明による減速制御方法の実施例の要部構成を示
すブロック図であるり、図１において、１は巻出し機、
２は引き取り機、３は基材である。図２に於いて、巻出
し機と引き取り機の各速度より巻出し径演算を行う。ま
た、引き取り機速度、加減速調整器の減速率及び予め設
定された基材厚みと目標停止巻出し径より減速開始径演
算を行う。減速中に各々の結果を比較し偏差が生じる
と、減速率を逆算式より算出し、加減速調整器の時間調
節を行う。加減速調整器は、その減速時間を変化させな
がら速度指令値を引き取り機に与え減速及び停止させ
る。この速度指令値の調節により、巻出し機の巻出し径
は引き取り機の停止時に目標値通りとすることができ
る。
めの巻出し機及び引き取り機の一般的な機械構成図、図
２は本発明による減速制御方法の実施例の要部構成を示
すブロック図であるり、図１において、１は巻出し機、
２は引き取り機、３は基材である。図２に於いて、巻出
し機と引き取り機の各速度より巻出し径演算を行う。ま
た、引き取り機速度、加減速調整器の減速率及び予め設
定された基材厚みと目標停止巻出し径より減速開始径演
算を行う。減速中に各々の結果を比較し偏差が生じる
と、減速率を逆算式より算出し、加減速調整器の時間調
節を行う。加減速調整器は、その減速時間を変化させな
がら速度指令値を引き取り機に与え減速及び停止させ
る。この速度指令値の調節により、巻出し機の巻出し径
は引き取り機の停止時に目標値通りとすることができ
る。
【０００６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
材の巻き状態に左右される事無く目標巻出し径にて安定
して停止させることができる。
材の巻き状態に左右される事無く目標巻出し径にて安定
して停止させることができる。
【図１】図１は巻出し機及び引き取り機の一般的な機械
構成図である。
構成図である。
【図２】図２は本発明が適用された実施例を示す演算フ
ローのブロック図である。
ローのブロック図である。
１ 巻出し機 ２ 引き取り機 ３ 基材
Claims (1)
- 【請求項１】 巻出し機とその基材引き取りロールから
なる機械構成に於いて、巻出し径演算と目標巻出し径に
て停止させるための減速開始径演算に偏差が生じた場
合、加減速調整器の減速率演算を行い、補正することを
特徴とする時間調節機能を備えた減速制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9047441A JPH10226444A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 時間調節機能を備えた減速制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9047441A JPH10226444A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 時間調節機能を備えた減速制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10226444A true JPH10226444A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12775241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9047441A Pending JPH10226444A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 時間調節機能を備えた減速制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10226444A (ja) |
-
1997
- 1997-02-14 JP JP9047441A patent/JPH10226444A/ja active Pending
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