JPH10224670A - モニター付きカメラ一体型記録再生装置のチルト機構 - Google Patents

モニター付きカメラ一体型記録再生装置のチルト機構

Info

Publication number
JPH10224670A
JPH10224670A JP9022712A JP2271297A JPH10224670A JP H10224670 A JPH10224670 A JP H10224670A JP 9022712 A JP9022712 A JP 9022712A JP 2271297 A JP2271297 A JP 2271297A JP H10224670 A JPH10224670 A JP H10224670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
cabinet
main body
spring
tilt mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9022712A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Sukegawa
勝典 助川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP9022712A priority Critical patent/JPH10224670A/ja
Publication of JPH10224670A publication Critical patent/JPH10224670A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常はカメラ部と本体部の隙間がほとんどな
い状態で使用でき、カメラ部と本体部を相対的に回転す
るときに、カメラ部と本体部の隙間を設けられるように
する。 【解決手段】 カメラ側のキャビネット18は座金付き
ビス19により、バネ20を介して、押さえ板21に固
着されている。VTR本体側のキャビネット22はバネ
20に形成された円筒部23に緩嵌されている。キャビ
ネット18はバネ20、押さえ板21、座金付きビス1
9と一体となってキャビネット22に連結されて、しか
も相対的に回転が可能である。キャビネット22のカメ
ラ側には摺動性の良好な材料で凹部を形成されたスペー
サー24が固着されている。この凹部に対応する位置に
おいてキャビネット18に凸部の摺接部25が形成され
ている。バネ20によりスペーサー24と摺接部25が
常に圧接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶モニターを内
蔵したカメラ一体型VTR等の、液晶モニター側のキャ
ビネットとカメラ側のキャビネットを相対的に回転可能
に接続したチルト機構の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に従来の液晶モニター付きカメラ一
体型VTRの外観図、図6に従来の液晶モニター付きカ
メラ一体型VTRのカメラ部をチルト(回転)させた外
観図を示す。図6(a)は側面図、(b)は正面図を示
す。液晶1と図示しないメカや記録再生回路を備えたV
TR本体部52とレンズ53を備えたカメラ部54はチ
ルト機構55によって連結されている。チルト機構55
はカメラ部54を同一面内で回転させるよう構成されて
いるので、カメラ部54とVTR本体部52が擦れ合わ
ないよう所定の隙間tが設けられている。従来のチルト
機構の断面図を図7に示す。カメラ部54のキャビネッ
ト56は座金付きビス60により、バネ57と摺動部材
58を介して押さえ板59に固着されている。VTR本
体部52のキャビネット61はバネ57に形成された円
筒部62に緩嵌され、両面がそれぞれバネ57と摺動部
材58の間に挟まれているため、VTR本体部52のキ
ャビネット61を使用者が手等で支えると、カメラ部5
4のキャビネット56はバネ57、摺動部材58、押さ
え板59、座金付きビス60と一体となってバネ圧によ
り所定の回転トルクで回転させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、キャビネット
56は同一面内で回転するため、擦り傷や回転トルクむ
らの発生や回転トルクの増大を防止するためにはキャビ
ネット56とキャビネット61の間に隙間が必要で、こ
の隙間が軟弱に見えてユーザーに不安を与え、見栄えも
悪い。
【0004】本発明の目的は、通常はカメラ部と本体部
の隙間がほとんどない状態で使用でき、カメラ部と本体
部を相対的に回転するときに、カメラ部と本体部の隙間
を設けてキャビネット同士が接触しない状態にするモニ
ター付きカメラ一体型記録再生装置のチルト機構を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、モニターを内
蔵した本体部とカメラを内蔵したカメラ部とを相対的に
回転可能に連結する連結部と、前記本体部と前記カメラ
部の互いに対向する面にそれぞれ設けた嵌合可能な凹部
と凸部を有する位置固定部材と、前記本体部と前記カメ
ラ部の対抗面を接触させる方向に押圧する押圧部材と、
を備えたモニター付きカメラ一体型記録再生装置のチル
ト機構である。
【0006】また、前記位置固定部の凹部は、底面から
上面にかけて凸部が摺動可能な斜面を有するものがよ
い。
【0007】本発明において、位置固定部材は、前記本
体部と前記カメラ部の互いに対向する面に嵌合可能な凹
部と凸部が形成された部材なので、凹凸が嵌合する位置
においては、本体部とカメラ部が密着あるいは接近して
位置固定され、嵌合しない位置においては、本体部とカ
メラ部が一定距離を離れるとともに回転可能となる。従
って、位置固定の状態では、隙間がなく構造的に軟弱に
見えることがない。回転状態になった場合は、本体部と
カメラ部は一定の距離を有するので、両者が接触するこ
とがなく、擦り傷や回転トルクむらを生じることもな
い。また、凹部と凸部とを接触させる方向に押圧する部
材とを有しているので、凹凸が嵌合する位置に来た場
合、自動的に嵌合され、凹凸が嵌合しない位置の場合、
所定の回転トルクを働かせることによって回転できる。
【0008】また、前記位置固定部の凹部が、底面から
上面にかけて凸部が摺動可能な斜面を有すると、前記本
体部と前記カメラ部を嵌合位置から回転するとき、スム
ーズに凸部が斜面に沿って、摺動できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係
るチルト機構を備えた液晶モニター付きカメラ一体型V
TRを示す外観図であり、図2は、この液晶モニター付
きカメラ一体型VTRのカメラ側をチルトさせた状態の
外観図である。この液晶モニター付きカメラ一体型VT
Rは、図示しないメカや記録再生回路を備えたVTR本
体部14と、レンズ15を備えたカメラ部16と、VT
R本体部14とカメラ部16を回転可能に接続するチル
ト機構17からなる構成である。図1に示すように、V
TR本体部とカメラ部16の側面がずれないで合致する
位置では、液晶13を有するVTR本体部14とカメラ
部16は密着しており、回転移動をしないように固定さ
れている。図2に示すように、それ以外の位置ではVT
R本体部14とカメラ16の間には隙間hが生じ、且つ
VTR本体14とカメラ16は平行な状態にあり、回転
移動が可能となっている。
【0010】図3は、本発明に係るチルト機構の断面図
である。同図(a)は、VTR本体部とカメラ部が位置
固定されている状態を示し、(b)は、VTR本体部と
カメラ部が回転可能な状態を示す。カメラ側のキャビネ
ット18は座金付きビス19により、バネ20を介して
押さえ板21に固着されている。VTR本体側のキャビ
ネット22は押圧弾性部材であるバネ20に形成された
円筒部23に緩嵌されている。円筒部23、押さえ板2
1、座金付きビス19が連結部を形成し、これらが一体
となってキャビネット18とキャビネット22を相対的
に回転可能に連結している。
【0011】キャビネット22のカメラ側には摺動性の
良好な材料で凹部が数箇所形成されたスペーサー24が
固着されている。この凹部に対応する位置において、キ
ャビネット18には凸状の摺接部25が形成されてい
る。バネ20によりスペーサー24と摺接部25が常に
圧接している。スペーサー24と摺接部25が接する状
態では両キャビネット18,22も圧接している。
【0012】図4は、スペーサー24と摺接部25の説
明図である。同図(a)は、摺動部材をカメラ部側から
みた図であり、同図(b)はB方向から見たときの凹凸
嵌合状態を示す図であり、同図(c)は、B方向から見
たときのカメラ部側がチルトした状態を示す図である。
キャビネット22に固着されたスペーサー24には台形
の凹部26が図4(a)に示すように均等に4箇所設け
られている。凹部26に嵌合する大きさの台形の凸状の
摺接部25も凹部26に対応してキャビネット18に4
箇所形成されている。図4(b)は摺接部25が凹部2
6に嵌合してキャビネット18がキャビネット22に接
近した状態を示す。カメラ16をチルトさせる(即ち、
キャビネット18を図4(c)に示すように右方向へス
ライドさせる)と図4(c)に示すように凹部26の斜
面27に摺接部25の斜面28が乗り上げて行き、摺接
部25がスペーサー24の上面29の上へ乗る。従って
キャビネット18がキャビネット22から離れることに
なり、この状態の液晶モニター付きカメラ一体型VTR
の全体を図2に示している。バネ20による圧力は、キ
ャビネット18の位置に拘わらず常に働いており、カメ
ラ16は所定の回転トルクでチルトさせることが可能で
ある。カメラ16を反対方向へチルトさせた場合も同様
である。
【0013】本実施形態においては、スペーサ24に凹
部を、摺動部25に凸部を形成したが、スペーサ24に
凸部を、摺動部25に凹部を形成してもよい。また、凹
部と凸部の両方をスペーサ24と摺動部25のそれぞれ
に形成してもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、位置固定部材は、前記
本体部と前記カメラ部の互いに対向する面に嵌合可能な
凹部と凸部が形成された部材なので、凹凸が嵌合する位
置においては、本体部とカメラ部が密着あるいは接近し
て位置固定され、嵌合しない位置においては、本体部と
カメラ部が一定距離を離れるとともに回転可能となる。
従って、所定の相対回転位置ではVTR本体とカメラが
密着もしくは接近して一体感があって見栄えも良い。ま
た、カメラをチルトさせるとVTR本体とカメラの間に
隙間ができて、チルト時に回転トルクむらが発生した
り、回転トルクが増大したり、キャビネットに擦り傷が
付いたりすることがない。また、凹部と凸部とを接触さ
せる方向に押圧する部材とを有しているので、凹凸が嵌
合する位置に来た場合、自動的に嵌合され、凹凸が嵌合
しない位置の場合、所定の回転トルクを働かせることに
よって回転できる。
【0015】また、前記位置固定部の凹部が、底面から
上面にかけて凸部が摺動可能な斜面を有すると、前記本
体部と前記カメラ部を嵌合位置から回転するとき、スム
ーズに凸部が斜面に沿って、摺動でき、操作感が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチルト機構を備えた液晶モニター
付きカメラ一体型VTRを示す外観図である。
【図2】液晶モニター付きカメラ一体型VTRのカメラ
側をチルトさせた状態の外観図である。
【図3】本発明に係るチルト機構の断面図である。
【図4】スペーサーと摺接部の説明図である。
【図5】従来の液晶モニター付きカメラ一体型VTRの
外観図である。
【図6】従来の液晶モニター付きカメラ一体型VTRの
カメラ部をチルトさせた外観図である。
【図7】従来のチルト機構の断面図である。
【符号の説明】
17 チルト機構 18 カメラ側のキャビネット 20 バネ 22 VTR本体側のキャビネット 24 スペーサー 25 摺接部 26 台形の凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モニターを内蔵した本体部とカメラを内
    蔵したカメラ部とを相対的に回転可能に連結する連結部
    と、 前記本体部と前記カメラ部の互いに対向する面にそれぞ
    れ設けた嵌合可能な凹部と凸部を有する位置固定部材
    と、 前記本体部と前記カメラ部の対抗面を接触させる方向に
    押圧する押圧部材と、を備えたモニター付きカメラ一体
    型記録再生装置のチルト機構。
  2. 【請求項2】 前記位置固定部材の凹部は、底面から上
    面にかけて凸部が摺動可能な斜面を有する請求項1記載
    のモニター付きカメラ一体型記録再生装置のチルト機
    構。
JP9022712A 1997-02-05 1997-02-05 モニター付きカメラ一体型記録再生装置のチルト機構 Pending JPH10224670A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9022712A JPH10224670A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 モニター付きカメラ一体型記録再生装置のチルト機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9022712A JPH10224670A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 モニター付きカメラ一体型記録再生装置のチルト機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10224670A true JPH10224670A (ja) 1998-08-21

Family

ID=12090448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9022712A Pending JPH10224670A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 モニター付きカメラ一体型記録再生装置のチルト機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10224670A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100362214B1 (ko) 비디오카메라
KR100607505B1 (ko) 냉장고의 디스플레이 설치구조
KR20060031892A (ko) 힌지장치 및 이를 가지는 전자기기
JPH10126068A (ja) 電子機器の回動機構
JPH10224670A (ja) モニター付きカメラ一体型記録再生装置のチルト機構
JP4264574B2 (ja) 制御装置及び制御装置における制御方法
JP2004023469A (ja) ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器
JP2003051970A (ja) 画像記録再生装置
JP3244402B2 (ja) 対面視用立体映像再生装置
JP2003086965A (ja) ヒンジ装置及び電子機器
KR200273144Y1 (ko) 캠코더의엘씨디힌지장치
JPH07226871A (ja) カメラ一体型vtr
JP3486877B2 (ja) ビデオカメラ
KR100474633B1 (ko) 휴대폰의 개폐장치
JPH1026127A (ja) チルトヒンジ
KR100487965B1 (ko) 휴대용 단말기의 액정화면 회전장치
JPH1139853A (ja) 機器キャビネットの回動連結機構、カメラ回動型映像記録装置およびカメラ回動型映像記録/再生装置
JP2650149B2 (ja) 可動体の開閉抑制装置
KR200354903Y1 (ko) 간이 교환 전화기의 액정 화면 회전지지장치
JPH11146244A (ja) 液晶モニター付き録再装置のチルト機構
JP3453969B2 (ja) 電子機器
JP2764387B2 (ja) 眼鏡の蝶番機構
JP3631610B2 (ja) ディジタルカメラ
JPH06348364A (ja) 薄板状ディスプレイ表示面反転装置
JPH023634Y2 (ja)