JPH10224156A - 電流電圧変換回路 - Google Patents
電流電圧変換回路Info
- Publication number
- JPH10224156A JPH10224156A JP9022573A JP2257397A JPH10224156A JP H10224156 A JPH10224156 A JP H10224156A JP 9022573 A JP9022573 A JP 9022573A JP 2257397 A JP2257397 A JP 2257397A JP H10224156 A JPH10224156 A JP H10224156A
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- JP
- Japan
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- current
- transistor
- input terminal
- voltage
- voltage source
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 広帯域で安定した動作を行わせる。
【解決手段】 差動対を構成するトランジスタＱ１、Ｑ
２の共通接続エミッタに、信号電流が入力される。可変
電圧源Ｖｃの値によって、Ｑ１とＱ２のコレクタ電流の
分流比を可変し利得を制御する。Ｑ２のコレクタから直
流電流分を打ち消した信号電流を、オペアンプ３の反転
入力端子に供給する。トランジスタＱ３、Ｑ４の作動対
およびＱ５、Ｑ６のカレントミラー回路により、Ｑ６に
Ｑ１の直流分を打ち消すための直流電流が流れる。信号
電流は抵抗Ｒに流れ、オペアンプ３の出力端子に基準電
圧源Ｖｒ２の電圧から信号電流と抵抗Ｒによって生じる
電圧降下を減算した信号電圧が生じる
２の共通接続エミッタに、信号電流が入力される。可変
電圧源Ｖｃの値によって、Ｑ１とＱ２のコレクタ電流の
分流比を可変し利得を制御する。Ｑ２のコレクタから直
流電流分を打ち消した信号電流を、オペアンプ３の反転
入力端子に供給する。トランジスタＱ３、Ｑ４の作動対
およびＱ５、Ｑ６のカレントミラー回路により、Ｑ６に
Ｑ１の直流分を打ち消すための直流電流が流れる。信号
電流は抵抗Ｒに流れ、オペアンプ３の出力端子に基準電
圧源Ｖｒ２の電圧から信号電流と抵抗Ｒによって生じる
電圧降下を減算した信号電圧が生じる
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号電流を信号電
圧に変換する電流電圧変換回路に関する。
圧に変換する電流電圧変換回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２に、ＣＤプレーヤ等の光ピックアッ
プからの出力信号電流を信号電圧に変換する従来の電流
電圧回路の構成を示す。
プからの出力信号電流を信号電圧に変換する従来の電流
電圧回路の構成を示す。
【０００３】入力端子１０１に信号電流が入力され、オ
ペアンプ１０３の反転入力端子に供給される。オペアン
プ１０３の非反転入力端子は、基準電圧源Ｖｒに接続さ
れている。
ペアンプ１０３の反転入力端子に供給される。オペアン
プ１０３の非反転入力端子は、基準電圧源Ｖｒに接続さ
れている。
【０００４】オペアンプ１０３の反転入力端子と出力端
子１０５の間に、可変抵抗Ｒが接続されている。
子１０５の間に、可変抵抗Ｒが接続されている。
【０００５】オペアンプ１０３の出力端子１０５には、
基準電圧源Ｖｒの電圧から信号電流と可変抵抗Ｒによっ
て生じる電圧降下を減算した電圧が信号電圧として生じ
る。
基準電圧源Ｖｒの電圧から信号電流と可変抵抗Ｒによっ
て生じる電圧降下を減算した電圧が信号電圧として生じ
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】オペアンプ１０３の反
転入力に付加される光ピックアップのピンダイオードの
寄生容量Ｃ、配線パターンおよびＩＣ（集積回路）のピ
ン間容量等の付加容量によりポールが生じ、安定度の低
下および帯域の低下を生じ、充分な性能が得られない。
転入力に付加される光ピックアップのピンダイオードの
寄生容量Ｃ、配線パターンおよびＩＣ（集積回路）のピ
ン間容量等の付加容量によりポールが生じ、安定度の低
下および帯域の低下を生じ、充分な性能が得られない。
【０００７】また、可変利得とする場合、抵抗Ｒの値を
アナログスイッチ等によって切り換えることにより利得
を制御する方式が用いられるため、利得制御回路が複雑
になるとともに利得の設定値によって安定度および周波
数特性が変化する。
アナログスイッチ等によって切り換えることにより利得
を制御する方式が用いられるため、利得制御回路が複雑
になるとともに利得の設定値によって安定度および周波
数特性が変化する。
【０００８】特に、広帯域が要求されるＲＦ系におい
て、これらの問題が顕著となる。
て、これらの問題が顕著となる。
【０００９】本発明は、入力端子の寄生容量等の付加容
量に関わらず、広帯域かつ安定に動作する電流電圧変換
回路を提供することを目的とする。
量に関わらず、広帯域かつ安定に動作する電流電圧変換
回路を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】エミッタに信号電流が供
給され、ベースが第１の基準電圧源に接続された第１の
トランジスタと、エミッタが前記第１のトランジスタの
エミッタに接続され、ベースが可変電圧源に接続された
第２のトランジスタと、反転入力端子が前記第１のトラ
ンジスタのコレクタに接続され、非反転入力端子が第２
の基準電圧源に接続されたオペアンプと、前記オペアン
プの反転入力端子と出力端子の間に接続された抵抗とを
具備したことを特徴とする。
給され、ベースが第１の基準電圧源に接続された第１の
トランジスタと、エミッタが前記第１のトランジスタの
エミッタに接続され、ベースが可変電圧源に接続された
第２のトランジスタと、反転入力端子が前記第１のトラ
ンジスタのコレクタに接続され、非反転入力端子が第２
の基準電圧源に接続されたオペアンプと、前記オペアン
プの反転入力端子と出力端子の間に接続された抵抗とを
具備したことを特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１に、本発明の電流電圧変換回
路の実施の形態の構成を示す。例えば、ＣＤプレーヤ等
の光ピックアップからの出力信号電流が、入力端子１に
供給される。電圧源Ｖｃｃと入力端子１の間に接続され
ているコンデンサＣは、光ピックアップのピンダイオー
ドによる寄生容量である。
路の実施の形態の構成を示す。例えば、ＣＤプレーヤ等
の光ピックアップからの出力信号電流が、入力端子１に
供給される。電圧源Ｖｃｃと入力端子１の間に接続され
ているコンデンサＣは、光ピックアップのピンダイオー
ドによる寄生容量である。
【００１２】入力端子１は、トランジスタＱ１とＱ２の
共通接続エミッタに接続されている。またトランジスタ
Ｑ１とＱ２の共通接続エミッタには、電流源Ｉが接続さ
れている。
共通接続エミッタに接続されている。またトランジスタ
Ｑ１とＱ２の共通接続エミッタには、電流源Ｉが接続さ
れている。
【００１３】トランジスタＱ１のベースは基準電圧源Ｖ
ｒ１に接続され、コレクタはトランジスタＱ６のコレク
タに接続されている。トランジスタＱ６のエミッタは、
電圧源Ｖｃｃに接続されている。
ｒ１に接続され、コレクタはトランジスタＱ６のコレク
タに接続されている。トランジスタＱ６のエミッタは、
電圧源Ｖｃｃに接続されている。
【００１４】トランジスタＱ２のコレクタは電圧源Ｖｃ
ｃに接続され、ベースは可変電圧源Ｖｃに接続されてい
る。
ｃに接続され、ベースは可変電圧源Ｖｃに接続されてい
る。
【００１５】トランジスタＱ３とＱ４の共通接続エミッ
タには、電流源Ｉが接続されている。
タには、電流源Ｉが接続されている。
【００１６】トランジスタＱ３のベースは基準電圧源Ｖ
ｒ１に接続され、コレクタはトランジスタＱ５のコレク
タに接続されている。
ｒ１に接続され、コレクタはトランジスタＱ５のコレク
タに接続されている。
【００１７】トランジスタＱ４のベースは可変電圧源Ｖ
ｃに接続され、コレクタは電圧源Ｖｃｃに接続されてい
る。
ｃに接続され、コレクタは電圧源Ｖｃｃに接続されてい
る。
【００１８】トランジスタＱ５のベースはコレクタおよ
びトタンジスタＱ６のベースに接続され、エミッタは電
圧源Ｖｃｃに接続されている。
びトタンジスタＱ６のベースに接続され、エミッタは電
圧源Ｖｃｃに接続されている。
【００１９】トランジスタＱ１のコレクタは、オペアン
プ３の反転入力端子に接続されている。オペアンプ３の
非反転入力端子は、基準電圧源Ｖｒ２に接続されてい
る。
プ３の反転入力端子に接続されている。オペアンプ３の
非反転入力端子は、基準電圧源Ｖｒ２に接続されてい
る。
【００２０】オペアンプ３の反転入力端子と出力端子５
の間に抵抗Ｒが接続されている。
の間に抵抗Ｒが接続されている。
【００２１】次に動作を説明する。可変電圧源Ｖｃの値
を制御することにより、トランジスタＱ１とＱ２より構
成された差動対のコレクタ電流の分流比を可変し利得を
制御する。オペアンプ３の反転入力端子には、直流分を
打ち消した信号電流が流れる。
を制御することにより、トランジスタＱ１とＱ２より構
成された差動対のコレクタ電流の分流比を可変し利得を
制御する。オペアンプ３の反転入力端子には、直流分を
打ち消した信号電流が流れる。
【００２２】トランジスタＱ３、Ｑ４より構成される差
動対およびトタンジスタＱ５、Ｑ６より構成されるカレ
ントミラー回路により、トランジスタＱ６には直流分の
打ち消しのための直流電流が流れる。
動対およびトタンジスタＱ５、Ｑ６より構成されるカレ
ントミラー回路により、トランジスタＱ６には直流分の
打ち消しのための直流電流が流れる。
【００２３】オペアンプ３の出力端子５には、基準電圧
源Ｖｒ２の電圧から信号電流と抵抗Ｒによって生じる電
圧降下を減算した電圧が信号電圧として生じる。
源Ｖｒ２の電圧から信号電流と抵抗Ｒによって生じる電
圧降下を減算した電圧が信号電圧として生じる。
【００２４】トランジスタＱ６に直流分の打ち消しのた
めの直流電流が流れ、オペアンプ３の反転入力端子には
直流電流分が流れないため直流的なオフセットの発生を
防止出来る。
めの直流電流が流れ、オペアンプ３の反転入力端子には
直流電流分が流れないため直流的なオフセットの発生を
防止出来る。
【００２５】またトランジスタＱ１はベース接地回路と
して動作するため、入力端子１の寄生容量Ｃを含めた付
加容量による安定度の低下および帯域の低下を防止する
ことが出来る。
して動作するため、入力端子１の寄生容量Ｃを含めた付
加容量による安定度の低下および帯域の低下を防止する
ことが出来る。
【００２６】更にオペアンプ３による反転増幅回路の利
得は固定となっているため、可変電圧源Ｖｃによる利得
の設定値によって安定度および周波数特性が変化するこ
とは無い。抵抗Ｒは固定のため、アナログスイッチ等を
必要とせず回路は簡単となる。
得は固定となっているため、可変電圧源Ｖｃによる利得
の設定値によって安定度および周波数特性が変化するこ
とは無い。抵抗Ｒは固定のため、アナログスイッチ等を
必要とせず回路は簡単となる。
【００２７】
【発明の効果】以上本発明の電流電圧変換回路によれ
ば、入力端子の寄生容量を含めた付加容量に関わらず広
帯域で安定した動作を得ることが出来る。
ば、入力端子の寄生容量を含めた付加容量に関わらず広
帯域で安定した動作を得ることが出来る。
【図１】本発明の電流電圧変換回路の実施の形態の構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図２】従来の電流電圧変換回路の構成を示す回路図で
ある。
ある。
Ｃ・・・寄生容量、Ｑ１、Ｑ２、Ｑ３、Ｑ４、Ｑ５、Ｑ
６・・・トランジスタ、Ｖｒ１、Ｖｒ２・・・基準電圧
源、Ｖｃ・・・可変電圧源、Ｖｃｃ・・・電圧源、Ｉ・
・・電流源、３・・・オペアンプ、Ｒ・・・抵抗。
６・・・トランジスタ、Ｖｒ１、Ｖｒ２・・・基準電圧
源、Ｖｃ・・・可変電圧源、Ｖｃｃ・・・電圧源、Ｉ・
・・電流源、３・・・オペアンプ、Ｒ・・・抵抗。
Claims (3)
- 【請求項１】 エミッタに信号電流が供給され、ベース
が第１の基準電圧源に接続された第１のトランジスタ
と、 エミッタが前記第１のトランジスタのエミッタに接続さ
れ、ベースが可変電圧源に接続された第２のトランジス
タと、 反転入力端子が前記第１のトランジスタのコレクタに接
続され、非反転入力端子が第２の基準電圧源に接続され
たオペアンプと、 前記オペアンプの反転入力端子と出力端子の間に接続さ
れた抵抗とを具備したことを特徴とする電流電圧変換回
路。 - 【請求項２】 前記第１と第２の基準電圧源が同一基準
電圧源であることを特徴とする請求項１に記載の電流電
圧変換回路。 - 【請求項３】 前記第１のトランジスタのエミッタに接
続された電流源と、前記第１のトランジスタのコレクタ
に接続されたカレントミラー回路とを具備したことを特
徴とする請求項１又は２に記載の電流電圧変換回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9022573A JPH10224156A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 電流電圧変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9022573A JPH10224156A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 電流電圧変換回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10224156A true JPH10224156A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12086626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9022573A Pending JPH10224156A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 電流電圧変換回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10224156A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008205614A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Nec Electronics Corp | 受光回路 |
| JP2011091687A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | トランスインピーダンスアンプ |
| US8964926B2 (en) | 2011-02-03 | 2015-02-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Ex-core nuclear instrumentation system |
-
1997
- 1997-02-05 JP JP9022573A patent/JPH10224156A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008205614A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Nec Electronics Corp | 受光回路 |
| JP2011091687A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | トランスインピーダンスアンプ |
| US8964926B2 (en) | 2011-02-03 | 2015-02-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Ex-core nuclear instrumentation system |
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