JPH10223898A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH10223898A
JPH10223898A JP4009397A JP4009397A JPH10223898A JP H10223898 A JPH10223898 A JP H10223898A JP 4009397 A JP4009397 A JP 4009397A JP 4009397 A JP4009397 A JP 4009397A JP H10223898 A JPH10223898 A JP H10223898A
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JP
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gate
semiconductor device
annular
drain
impurity regions
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JP4009397A
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English (en)
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Shigeki Kuroda
茂樹 黒田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐圧性に優れ、構成が単純であり、かつコン
パクトな半導体装置を提供する。 【解決手段】 ソース12およびドレイン13の両不純
物領域12および13を区画するゲート15は、直線状
に伸長することなく環状に形成され、この環状ゲート1
5の内方の一方の不純物領域12に例えば1つのコンタ
クト19を配置することにより、該コンタクトと、環状
ゲート15の外方の他方の不純物領域13に配列された
複数のコンタクト20との間で、両不純物領域12およ
び13を経るドレイン電流は、環状ゲート15下に形成
される環状チャンネルを経て、環状ゲート15を横切る
ようにその放射状に流れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOSFETのよ
うな半導体装置に関し、特に、耐電圧特性に優れたコン
パクトな半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路では、その入出力端子に
作用する静電気放電のようなサージ電流から、その内部
回路を保護するために、保護素子が用いられている。こ
の保護素子として、入力端子には、一般的には、内部回
路に対するバイパス路を構成するMOSFETが挿入さ
れている。また、MOSFETを利用した電流増幅器と
して、バッファ用CMOSインバータがある。このよう
なMOSFETでは、高電圧に対する耐性すなわち耐圧
特性が要求される。この要求を満たすために、ソース・
ドレイン間のドレイン電流の電流密度の低減を図り、こ
れにより、高電圧が印加されたときの大電流での動作を
確保し、これらMOSFETの耐圧特性を高めることが
提案されている。
【0003】このドレイン電流の電流密度の低減を図る
ために、ソース・ドレイン間に形成されるゲートを直線
状に延長し、これによりゲート幅の増大を図ると共に、
このゲート幅の増大に応じて、その両側に位置するソー
スおよびドレインを直線状に延長させ、ソース・ドレイ
ン間を電気的に接続すべくゲート下に形成されるチャン
ネルの横断面積の増大を図ることが試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したような従来の
半導体装置では、ソース、ドレインおよびゲートがそれ
ぞれ直線状に延長されることにより、チャンネル幅の増
大が図られ、チャンネル幅の増大に伴うチャンネルの横
断面積の増大が図られるが、さらに、ゲート幅方向に沿
ってのチャンネル電流密度の均等化を図るために、ソー
スおよびドレインのためのそれぞれのコンタクトがそれ
ぞれの伸長方向へ、多数配列される。そのため、従来の
半導体装置では、ゲート幅の増大に伴って、全体的に長
さ寸法が増大し、またドレインおよびソース用のそれぞ
れのコンタクトを対にして、多数のコンタクトを配置す
る必要があることから、半導体装置の構成の複雑化を招
くと共に、全体的な大型化を招き、半導体装置の専有面
積の大きな増大を招いてしまう。このことから、耐圧性
に優れ、構成が比較的簡単でありかつコンパクトな半導
体装置が待望されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解
決するために、次の構成を採用する。 〈構成〉本発明は、基本的には、半導体基板と、該半導
体基板に形成され、それぞれがコンタクトを経て対応す
る電極に接続されるソースおよびドレインのための両不
純物領域と、該両不純物領域に関連して形成され、この
両不純物領域間にドレイン電流を流すチャンネルを形成
するためのゲートとを含む半導体装置において、半導体
基板上から見てゲートを環状に形成し、該環状ゲートを
境にしてその内方および外方に両不純物領域を区画して
形成し、環状ゲートの外方に形成された不純物領域のた
めの複数のコンタクトを環状ゲートに沿ってその周方向
に配列したことを特徴とする。
【0006】本発明に係る半導体装置では、ソースおよ
びドレインを区画するゲートは直線状に伸長することな
く環状に形成され、この環状ゲートの内方の一方の不純
物領域に例えば1つのコンタクトを配置することによ
り、該コンタクトと、環状ゲートの外方の他方の不純物
領域に配列された前記した複数のコンタクトとの間で、
両不純物領域を経るドレイン電流は、環状ゲート下に形
成される環状チャンネルを経て、環状ゲートを横切るよ
うにその放射状に流れる。
【0007】そのため、環状ゲートのゲート幅に沿っ
て、チャンネル電流密度の均等化が図られることから、
半導体装置の耐圧特性が高められる。また、環状ゲート
の内方の一方の不純物領域のコンタクトとして、少なく
とも1つのコンタクトを設けることにより、他方の不純
物領域のコンタクトの数に対応した複数のコンタクトを
設けることなく、チャンネル電流密度の均等化が図られ
る。さらに、環状ゲートにより、直線状のゲートにおけ
るよりも狭い占有面積で同一ゲート幅を実現することが
できる。従って、本発明によれば、比較的単純な構成に
よって、耐圧性に優れたコンパクトな半導体装置が提供
される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
について詳細に説明する。 〈具体例1〉図1および図2は、本発明に係る半導体装
置をNチャンネルMOSFETに適用した例を示す。本
発明に係る半導体装置10は、図1および図2に示され
ているように、従来のMOSFETにおけると同様、例
えばP型半導体基板11(図2参照)にソースおよびド
レインを形成するための2つのN型不純物領域12およ
び13と、両不純物領域12および13間にあって、ゲ
ート酸化膜14(図2参照)を介して半導体基板11上
に形成されるゲート15とを含む。
【0009】ゲート15は環状を呈し、図1に示す例で
は、六角の環状パターンに沿って形成されている。環状
のゲート15に沿って、両不純物領域12および13が
区画されており、図2に示す例では、環状ゲート15の
内方に形成された一方の不純物領域12がソースとして
表示され、環状ゲート15の外方に形成された他方の不
純物領域13がドレインとして表示されている。
【0010】ソース12およびドレイン13は、従来よ
く知られている層間絶縁膜16を貫通するそれぞれのコ
ンタクトホール17および18に形成された各コンタク
ト19および20を経て、ソース電極21およびドレイ
ン電極22にそれぞれ接続されている。ソース12のた
めのコンタクトホールとして、図1に示す例では1つの
コンタクトホール17がソース領域のほぼ中央部に設け
られている。他方、ドレイン13のためのコンタクトホ
ールとして、図1に示す例では、6個のコンタクトホー
ル18が、ドレイン領域で、ゲート15の環状パターン
に沿って相互にほぼ等間隔をおいて設けられている。
【0011】従って、図1に示されているように、ソー
ス12のためのコンタクトホール17を埋めるソース用
のコンタクト19は、環状ゲート15の内方のソース1
2のほぼ中央部に設けられ、ドレイン13のためのコン
タクトホール18を埋めるドレイン用コンタクト20
は、環状ゲート15の外方で該ゲートに沿ってほぼ相互
に等間隔をおいて設けられている。
【0012】半導体装置10では、従来のMOSFET
の動作におけると同様に、ソース電極21およびドレイ
ン電極22間に所定の動作電圧が印加された状態で、ゲ
ート15に所定のゲート電圧が印加されていないとき、
ソース12およびドレイン13間が遮断状態におかれ
る。他方、ソース電極21およびドレイン電極22間に
所定の動作電圧が印加された状態で、ゲート15に所定
のゲート電圧が印加されるとき、ソース12およびドレ
イン13間にあるゲート15の下方の基板11部分に環
状ゲート15に沿って、チャンネルが形成されることか
ら、このチャンネルを経て、ソース12およびドレイン
13間にドレイン電流が流れる。
【0013】本発明に係る半導体装置10では、このチ
ャンネルを経る電流は、環状ゲート15の内方にあるソ
ース12のための1つのコンタクト19と、環状ゲート
15の外方にあるドレイン13のための複数のコンタク
ト20との間で、ソース12およびドレイン13を経
て、環状ゲート15を横切るように、放射状に流れる。
【0014】従って、この環状ゲート15の採用によ
り、ゲート幅の増大を図ることができることから、この
ゲート幅の増大により、ゲートに沿って形成されるチャ
ンネルでの電流密度の低減を図ることができ、これによ
り、耐圧性の向上を図ることができる。しかも、従来の
ような対をなすソースコンタクトおよびドレインコンタ
クトを複数組で用いることなく、いずれか一方の不純物
領域12および13のためのコンタクトとして、少なく
とも1つのコンタクト19を設けることにより、従って
従来よりも少ない数のコンタクトにより、環状ゲート1
5のゲート幅に沿って、チャンネル電流密度の均一化を
達成することができる。このチャンネル電流密度の均一
化により、一層の耐圧性の向上が図られる。
【0015】また、環状ゲート15は、従来のゲートの
ような直線パターンを呈することはなく、従来と同一ゲ
ート幅およびゲート長のゲートを有するMOSを従来の
専有面積よりも小さな占有面積で構成することができ、
コンパクト化が達成される。このコンパクト化について
は、後で詳述する。
【0016】図3は、図1および図2に示した半導体装
置10を例えばICチップのような半導体集積回路の入
出力端に、内部回路のための保護素子として用いた例を
示す。半導体集積回路の入出力端子23は、線24を経
て、内部回路部分25に接続されている。入出力端子2
3には、該端子に流れる静電気放電等によるサージ電流
から内部回路部分25を保護するためのバイアス路を構
成すべく、半導体装置10が保護素子として線24に接
続されている。
【0017】MOSFETからなる半導体装置10は、
そのドレイン13が線24に接続され、基板11、ソー
ス12およびゲート15がそれぞれ接地されており、半
導体装置であるMOSFET10は、従来よく知られて
いるように、NPN型のバイポーラトランジスタとして
機能する。従って、入出力端子23に加わるブレークダ
ウン電圧に達することのない信号に対しては、半導体装
置10のソース12およびドレイン13間が遮断状態に
おかれることから、半導体装置10がバイパス路機能を
果たすことはなく、これにより入出力端子23の入力信
号は、適正に内部回路部分25に伝えられる。他方、入
出力端子23に、半導体装置10のブレークダウン電圧
を越えるサージ電流が入力すると、MOSFETからな
る半導体装置10すなわち入出力端子23は、ソース1
2およびドレイン13間を導通させることにより、内部
回路部分25に対するバイパス路として作用する。従っ
て、内部回路部分25へのサージ電流の流入分の低減を
図ることができ、これにより、内部回路部分25が大電
流から保護される。
【0018】このような保護素子には、前記したバイパ
ス作用時に大きな電圧が印加され、大電流が流れること
から、この保護素子自体が破壊される虞がある。しかし
ながら、本発明に係る半導体装置10では、前記したよ
うに環状ゲート15のゲート幅の増大およびチャンネル
電流密度の均一化により、耐圧性が高められていること
から、半導体装置10自体が破壊されることはなく、そ
のため、好適に内部回路部分25が保護される。
【0019】〈具体例2〉図4は、具体例1に示した半
導体装置10を1つの素子ユニットとして、1つの基板
内に複数の素子ユニットを配列した例を示す。半導体装
置110は、半導体装置10におけると同様に、半導体
基板11内に間隔をおいて配置された複数の環状ゲート
15と、各環状ゲート15の内方に形成されたソース1
2と、環状ゲート15の外方に形成されたドレイン13
とを備える。
【0020】各ソース12には、それぞれ1つのソース
用コンタクト19が設けられている。また、環状ゲート
15の外方のドレイン13は、各ソース12で共用され
ており、ドレイン領域には、各環状ゲート15を取り巻
いて多数のドレイン用コンタクト20が配列されてい
る。各ソース12用コンタクト19およびドレイン13
用コンタクト20は、例えば従来よく知られた多層配線
技術により、図2に示したと同様な共通のソース電極2
1および共通のドレイン電極22にそれぞれ接続されて
いる。また、各ゲート15は、同様な多層配線技術によ
り、相互に接続されている。従って、これらの並列接続
により、図4に示す例では、7つの半導体装置10から
なる素子ユニットを相互に並列接続してなる半導体装置
110が構成されていることから、より大きな電流の保
護素子として用いるのに好適である。
【0021】〈具体例3〉図5は、環状ゲート15が矩
形パターンに沿って形成された例を示す。図5に示す半
導体装置120では、一辺が4Lの長さ寸法を有する正
方形の半導体基板11が用いられている。この基板11
上に、一辺の長さがLの矩形パターンに沿って、環状ゲ
ート15が形成されている。従って、矩形の各環状ゲー
ト15のゲート幅は4Lとなる。また、環状ゲート15
と、該ゲートの内方のソース12およびその外方のドレ
イン13にそれぞれ配置された各コンタクト19および
コンタクト20とのそれぞれの中心間距離がL/2とな
るように、各コンタクト19および20が配列されてい
る。このような設計条件では、図5に示されているとお
り、本発明に係る半導体装置120では、合計4つの半
導体装置10からなる素子ユニットを配置することがで
きる。
【0022】他方、本願発明に係る半導体装置120と
の比較例として、従来例を示す半導体装置120′が、
図6に示されている。従来の半導体装置120′では、
本願との比較のために、基板11のそれと同一寸法を有
する基板11′が用いられ、できる限りのコンパクト化
の達成のために、基板11′上に互いに間隔をおいて形
成される直線状のゲート15′がその両側のソース1
2′およびドレイン13′を互いに共用するように、形
成されている。また、半導体装置120におけると同一
設計条件を満たすように、半導体装置120′のゲート
幅が4Lとなり、ゲート15′と、ソース12′および
ドレイン13′の各コンタクト19′および20′との
それぞれの中心間距離がL/2となるように、設定され
ている。
【0023】図6に示す例では、そのゲート15′の数
から明らかなように、3つの素子ユニットが基板11′
上に組み込まれている。この従来例に比較して、図5に
示す本発明に係る半導体装置120では、そのゲート1
5の数から明らかなように、同一寸法内に4つの素子ユ
ニットを組み込むことができる。この比較から、本願発
明によれば、従来に比較して半導体装置10、110お
よび120の著しいコンパクト化の達成が可能であるこ
とが理解できよう。
【0024】〈具体例4〉図7は、図4に示した半導体
装置110によって構成された保護素子のICチップへ
の配列例を示す。本発明に係る半導体装置110は、複
数の素子ユニット(10)を並列接続することにより、
大電流に対応可能であるにも拘らず、極めてコンパクト
であることから、ICチップ26に組み込まれた多数の
回路部分26a〜26e間の帯状スペースに沿って、多
数の半導体装置110を帯状に自在に配列することがで
きる。
【0025】これに対し、従来の大電流対応の半導体装
置は、全体に細長い大きな専有面積を占めることから、
これを保護素子として用いるためには、ICチップの周
辺領域に保護素子のための専用の領域を確保する必要が
あった。
【0026】他方、本願発明に係る半導体装置110よ
れば、従来に比較して配置の自由度が高まることから、
前記したように、専用の配置スペースを予め確保するこ
となく、ICチップ26に組み込まれた多数の回路部分
26a〜26e間のスペースを有効に利用することがで
きる。
【0027】〈具体例5〉図8は、本発明をPMOSF
ETおよびNMOSFETを組み合わせて構成されるバ
ッファ用CMOSインバータに適用した例を示す。図8
に示すバッファ用CMOSインバータからなる半導体装
置130では、従来のCMOSFETにおけると同様
に、基板11上にNウエル28およびPウエル27がそ
れぞれ形成されている。Pウエル27には、図示の例で
は、具体例1で示したと同様な3つの半導体装置10を
並列接続してなるNMOSFET110Aが配置されて
いる。また、Nウエル28には、半導体装置10と同様
な3つのPMOSFETを並列接続してなるPMOSF
ET110Bが配置されている。
【0028】図示しないが、両MOSFET110Aお
よび110Bは、従来のCMOSインバータにおけると
同様に、それぞれのドレイン13が出力端子に接続さ
れ、またそれぞれのゲート15が入力端子に接続され
る。また、PMOSFET110Bのソース12に駆動
電圧が印加され、NMOSFET110Aのソース12
が接地される。
【0029】CMOSインバータ130では、従来よく
知られているように、そのゲート幅とゲート長との比に
応じた電流増幅作用を得ることができ、本願発明を適用
したCMOSインバータからなる半導体装置130によ
れば、具体例1〜4におけると同様に、単純な構造によ
り、専有面積の縮小を図ることができることに加えて、
高い電流増幅率を達成することができる。
【0030】前記したところでは、本発明をMOSFE
Tおよびその適用例について説明したが、本発明はゲー
ト絶縁膜が例えば窒化膜からなるMISFETのような
半導体装置に適用することができる。また、環状ゲート
は、前記した矩形あるいは六角形のような多角形状パタ
ーンに限らず、円形、楕円形等、種々の閉ループ形状に
形成することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、前記したように、ゲー
トを環状とし、この環状ゲートの内方の一方の不純物領
域のコンタクトとして、少なくとも1つのコンタクトを
設けることにより、他方の不純物領域のコンタクトの数
に対応した複数のコンタクトを設けることなく、環状ゲ
ートを横切る放射状にゲート電流を流すことができ、こ
れにより、ゲートに沿った環状方向でチャンネル電流密
度の均等化を図ることができ、従って、コンパクトであ
り、しかも比較的単純な構成によって、耐圧性に優れた
半導体装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の具体例を示す平面図
である。
【図2】図1に示した線II−IIに沿って得られた断面図
である。
【図3】図1および図に示した本発明に係る半導体装置
の適用例である保護素子を示す回路図である。
【図4】本発明に係る半導体装置の他の具体例を示す平
面図である。
【図5】本発明に係る半導体装置のさらに他の具体例を
示す平面図である。
【図6】本発明の比較例を示す従来の半導体装置の平面
図である。
【図7】図4に示した半導体装置の半導体ICチップへ
の配置例を示す平面図である。
【図8】本発明に係る半導体装置のさらに他の具体例を
示す平面図である。
【符号の説明】
10、110、120、130 (MOSFET)半導
体装置 11 基板 12 (ソース)不純物領域 13 (ドレイン)不純物領域 15 環状ゲート 19、20 コンタクト 21、22 電極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、該半導体基板に形成さ
    れ、それぞれがコンタクトを経て対応する電極に接続さ
    れるソースおよびドレインのための両不純物領域と、該
    両不純物領域に関連して形成され、該両不純物領域間に
    ドレイン電流を流すチャンネルを形成するためのゲート
    とを含む半導体装置であって、前記ゲートは、前記半導
    体基板上から見て環状に形成され、前記両不純物領域
    は、前記環状ゲートを境にしてその内方および外方に区
    画して形成されており、前記環状ゲートの内方に形成さ
    れた一方の前記不純物領域は、少なくとも1つの前記コ
    ンタクトを経て、対応する前記電極に接続されており、
    また前記環状ゲートの外方に形成された他方の前記不純
    物領域は、前記環状ゲートに沿ってその周方向に配列さ
    れた複数の前記コンタクトを経て、対応する前記電極に
    接続されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記環状ゲートは、全体に六角の環状パ
    ターンを呈する請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記環状ゲートは、全体に矩形の環状パ
    ターンを呈する請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体装置は、前記半導体基板上に
    互いに間隔をおいて配列された複数の前記環状ゲート
    と、該各環状ゲートの内方に形成されたそれぞれ一方の
    不純物領域と、前記半導体基板の前記各環状ゲートの外
    方に各前記ゲートで共用される他方の不純物領域とを含
    み、前記ゲート、該ゲート内方の前記一方の不純物領域
    および前記ゲート外方の前記他方の不純物領域からなる
    複数の素子ユニットが相互に並列接続されていることを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体装置は、IC回路の入出力端
    にサージ電流の吸収用として挿入される保護回路である
    請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体装置は、電流増幅のために用
    いられるバッファ用CMOSインバータである請求項4
    記載の半導体装置。
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