JPH10220769A - ガス制御装置 - Google Patents

ガス制御装置

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JPH10220769A
JPH10220769A JP9026761A JP2676197A JPH10220769A JP H10220769 A JPH10220769 A JP H10220769A JP 9026761 A JP9026761 A JP 9026761A JP 2676197 A JP2676197 A JP 2676197A JP H10220769 A JPH10220769 A JP H10220769A
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rice cooking
rice
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Atsushi Sugiura
淳 杉浦
Hiroshi Ito
宏 伊藤
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C3/00Stoves or ranges for gaseous fuels
    • F24C3/12Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F24C3/126Arrangement or mounting of control or safety devices on ranges

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガステーブルのコンロで炊飯をする場合には、
バーナの火力を弱火と強火との間であって炊飯に適した
火力に比較的正確に調節する必要がある。ところが火力
を調節するニードル3の動きにヒステリシスがあると、
炊飯マークに火力調節レバーを正確に合わせても火力を
正確に調節できない。 【解決手段】ニードル3の火力を調節するテーパ面の途
中に炊飯に適した火力になるようにストレート部32b
を形成し、ヒステリシスがあっても該ストレート部32
bで炊飯に適した火力に相当するガスをバーナに供給す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガステーブルコン
ロに組み付けられ、火力調節レバーに対する火力調節操
作によりコンロのバーナの火力を弱火と強火との間で連
続して調節するガス制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガステーブルコンロに通常の鍋やその他
専用の炊飯容器を載せて炊飯を行う場合がある。炊飯は
火力が重要であり、例えば1300kcal/h(1時
間当たり1300キロカロリ)の火力で炊飯を行う必要
がある。炊飯時の火力が強すぎると焦げが生じ、火力が
弱すぎると米の芯が残り、いずれの場合も炊飯を失敗す
る。一方、ガステーブルコンロは炒め物調理の場合等に
は4000kcal/h以上の強い火力が要求され、煮
物調理の場合には逆にとろ火と呼ばれる500kcal
/h以下の弱い火力が要求され、火力調節範囲は拡がる
傾向にある。そこで、火力調節レバーの操作範囲の途中
であって、火力が炊飯に最適な火力となる位置に炊飯マ
ークを表示し、炊飯を行う場合には使用者が火力調節レ
バーを炊飯マークに合わせて火力が炊飯に最適な火力に
なるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように火力調節
範囲は広がる傾向にあるのに対して火力調節レバーの火
力調節操作範囲はガステーブルコンロをコンパクトにす
るため広げることができない。そのため、火力調節レバ
ーの操作量に対して火力が敏感に変化し、炊飯を行う場
合には火力調節レバーを正確に炊飯マークに合わせなけ
れば炊飯に最適な火力にならない。ところが、火力調節
レバーに対する火力調節操作という機械的操作によりガ
ス供給量を増減するようなガス制御装置では必然的に各
所のクリアランス等のためヒステリシスが生じ、火力調
節レバーをたとえ正確に炊飯マークに合わせても弱火側
から合わせる場合と強火側から合わせる場合とでは火力
が相違する。また、ヒステリシス以外にもガス制御装置
の組み付け誤差等により、火力調節レバーを炊飯マーク
に合わせたときの火力がガステーブルコンロ毎に相違す
る場合が生じる。
【0004】このような場合に、ガス供給路に炊飯用の
バイパス路を別途増設し、弱火から強火までの火力調節
範囲の外に炊飯位置を設けて、火力調節レバーを火力調
節範囲から外れた炊飯位置に移動させるとガス供給路が
炊飯用のバイパス路に切り替わるようにすることも考え
られる。このものではヒステリシスや組み付け誤差等の
影響は解消されるものの、バイパス路を設けるためコス
トがかかり、また、バイパス路に切り替わる際に火力が
急激に変化するので使用勝手が悪い。
【0005】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、ヒ
ステリシスや組み付け誤差の影響を受けることなく炊飯
に適した火力にセットできるガス制御装置をコストアッ
プや使用感を損なうことなく提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ガステーブルコンロに組み付けられ、火力
調節レバーに対する火力調節操作によりコンロのバーナ
の火力を弱火と強火との間で連続して調節するガス制御
装置において、火力調節レバーの操作範囲の途中に、火
力調節レバーの操作に関係なく上記コンロで炊飯を行う
ために最適な火力に保持する炊飯領域を設けたことを特
徴とする。
【0007】火力調節レバーが炊飯領域に入ると炊飯領
域内では火力調節レバーを操作しても火力は炊飯に最適
な火力からほとんど変化しない。炊飯マークを炊飯領域
内に位置するように設けておけば、例えばヒステリシス
が生じていても、炊飯領域に幅を設けておけば、火力調
節レバーが炊飯マークの位置に合わせた状態では既に炊
飯領域に入っているので、その時点での火力は炊飯に最
適な火力になっている。そして炊飯領域から出れば連続
して通常の火力調節を行えるので使用感が損なわれるこ
とはない。
【0008】ところで、炊飯領域を設ける具体的手段
は、テーパ面を有するニードルが進退することによって
ガス流量を増減するガス制御装置の場合には、テーパ面
の途中にストレート部を設ければよい。ストレート部で
はニードルが進退してもガス流量がほとんど変化しない
ので、そのときのガス流量を炊飯に最適な火力になるよ
うに設定しておけばよい。また、ニードルのテーパ面の
途中にストレート部を設けるだけでよいのでコストアッ
プはほとんどない。
【0009】火力が比較的大きい状態から一気に火力を
弱火にするとガス供給量は弱火に対応する微少量に減少
するがエゼクタ効果によりバーナに吸い込まれていた燃
焼用一次空気は慣性のため減少速度がガスの減少速度よ
り遅くなり、一時的に空気が過剰状態になるため失火す
る場合が生じる。そのため、火力調節レバーを弱火方向
に向かって操作する場合に、一気に弱火状態まで操作で
きず途中で火力調節操作を一旦停止しなければならない
ようにする場合がある。その場合に、一旦停止位置を上
記炊飯領域内に入るように設定すれば、火力調節レバー
が一旦停止された位置が炊飯マークの位置になり、火力
操作レバーを炊飯マークに合わせ易くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照して、1はガ
ス制御装置であり、ガスバーナ2へ供給するガス量を増
減制御することにより火力を調節するものである。具体
的には火力調節レバーを構成するレバー前部11を左右
に移動させることにより火力を調節する。該レバー前部
11の一端には、図外の操作パネルに開設された操作窓
Wを通って操作パネルの前面に臨む摘み11aが取り付
けられている。該レバー前部11はガス制御装置1に揺
動自在に取り付けられたレバー後部12に、レバー前部
11の略中間部を中心として上下方向に揺動自在に係合
しており、ばね11cにより摘み11aが取り付けられ
ている一端側が下がる方向に付勢されている。これらレ
バー前部11とレバー後部12とばね11cとで火力調
節レバーが構成される。摘み11aが操作窓Wの左端に
ある状態が強火の状態であり、該強火位置から摘み11
aを右側に移動させると火力が小さくなる。但し、レバ
ー前部11の他端11bはガス制御装置1に固定されて
いる段窓15内に挿入係合している。該段穴15は右側
が一段下がっており、摘み11aを強火位置から右側へ
移動させると途中で他端11bが段窓15内の段部15
aに当接し、摘み11aをそのままの状態ではそれ以上
右側へ移動できなくなる。その場合には摘み11aをば
ね11cの付勢力に抗して持ち上げ他端11bの位置を
下げて段部15aとの当接を解除する。すると摘み11
aは右端の弱火位置まで更に右側に移動することができ
る。このようにして、摘み11aを右端の弱火位置に操
作する場合に一気に弱火位置まで操作できず途中で一旦
操作を停止しなければならないようにした。レバー後部
12の両側には下方に折り曲げた二股状のフォーク部1
2aが形成されている。該フォーク部12aの内側には
ガス制御装置1に固定された斜めのカム窓14が対向し
ている。ガス制御装置1内にはニードル3が内蔵されて
おり、該ニードル3から両側に突出したピン13がカム
窓14及びフォーク部12aを貫通している。従って、
摘み11aを左右に移動するとフォーク部12aがカム
窓14の前面を横方向に移動し、両者を貫通しているピ
ン13はカム窓14の斜面に沿って上下する。ピン13
はニードル3から突出されているのでピン13が上下す
るとニードル3も上下する。ところで、該ニードル3は
ガス入口16aから安全弁16を介して連通する上流部
17と上記ノズルNにつながる下流部18との間に配置
され、ニードル3が下がると上流部17から下流部18
へ流れるガス量が減少し、逆にニードル3が上がると上
流部17から下流部18へのガス流量が増加しバーナ2
の火力が強くなる。
【0011】該ニードル3の先端部には、座面17aに
ニードル3の肩部3aが当接する全閉状態Cにおいて上
流部17から下流部18へと弱火に相当するガスを流す
オリフィス31が設けられている。また、全開状態Oで
はガスはニードル3に邪魔されることなく強火に相当す
るガスが上流部17から下流部18へと流れる。上記摘
み11aを左端の強火位置から右側に移動させるとニー
ドル3は全閉状態Cに向かって下降する。ところで、ニ
ードル3の先端部外周面には先端側から第1テーパ部3
2a・ストレート部32b・第2テーパ部32cが形成
されている。図4を参照して、強火の火力を4000k
cal/hとし、弱火の火力を500kcal/hとし
た場合に、全開状態Oからニードル3が下がるとDに示
す状態で火力が減少する。即ち、D1点で座面17a位
置に第1テーパ部32aがさしかかり火力が減少し出
す。座面17a位置にストレート部32bがさしかかる
D2点を過ぎると火力の減少が止まり一定の火力にな
る。本実施の形態ではその火力を炊飯に適した1300
kcal/hに設定した。D3点では座面17a位置か
らストレート部32bが外れ第2テーパ部32cがさし
かかるので第2テーパ部32cが外れるD4点まで火力
は再び減少し、最後にオリフィス31を介して供給され
るガスによる火力である500kcal/hで減少は止
まる。この時摘み11aは右端に位置している。次に、
摘み11aをその状態から左側へ移動し火力を強火にす
る場合を考える。上記フォーク部12a及びカム窓14
とピン13との間には若干ではあるが隙間が存在する。
従って、摘み11aの左側への移動に対して火力の増加
が遅れUに示す状態で火力が増加する。即ち、座面17
a位置に対してU1からU2までの間は第2テーパ部3
2cが対向し、U2からU3まで間はストレート部32
bが対向し、U3からU4までの間は第1テーパ部32
aが対向する。このようにヒステリシスのため火力を絞
る際の状態Dと火力を上げる際の状態Uとがずれても、
ストレート部32bがあるためD2とU2との間はいず
れの場合であっても火力は1300kcal/hにな
る。そこで、D2とU2との間に炊飯位置を設定するこ
ととした。具体的には操作パネルに炊飯の文字を表示す
るだけであるが、摘み11aを炊飯位置に合わせれば摘
み11aを左側から合わせる場合であっても右側から合
わせる場合であっても火力を1300kcal/hに調
節することができる。また、摘み11aを合わせる際に
多少炊飯位置から外れてもD2とU2との間であれば火
力を1300kcal/hにすることができる。また、
操作パネルに対してガス制御装置1の取り付けが多少ず
れても炊飯位置がD2とU2との間から外れなければ摘
み11aを炊飯位置に合わせることにより火力を130
0kcal/hに調節できる。
【0012】ところで、上述のように操作摘み11aを
強火から弱火にすべく右側に移動させると途中で摘み1
1aを持ち上げなければならない一時停止位置を設けた
が、本発明では図5に示すように該一時停止位置を炊飯
位置に一致させ、上記段部15aを炊飯位置に対する位
置決めに兼用した。このように構成することにより、少
なくとも強火側から炊飯位置に合わせる際には摘み11
aを炊飯位置に合わせ易くなる。この場合、弱火位置か
ら炊飯位置に合わせる際には一時停止しないが、一旦停
止位置で摘み11aが下がるので、段部15aを設けな
いものより炊飯位置を識別しやすくなる。また、弱火位
置から炊飯位置に向かう場合に炊飯位置で一旦停止させ
る機構を設けてもかまわない。尚、上記図3に第1テー
パ部32a及び第2テーパ部32cを示したが、実際に
はテーパ角2.3°(テーパ比1/25)程度であり、
目視しづらいためテーパ角を大きく誇張して図示してい
る。また、ストレート部32bは厳密にテーパ角が0°
である必要はなく、実用上問題のない範囲で多少テーパ
状になっていてもよい。
【0013】従来のニードルはストレート部を設けるこ
となく連続した1つのテーパ部のみを設けていたが、テ
ーパ面はNC旋盤によるレース加工により形成されてお
り、従来のニードルを上述のストレート部を有する形状
に変更することはNCプログラムを部分的に変更するだ
けで実現でき、コストアップはほとんどない。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、火力調節レバーの操作に関係なくバーナの火力を弱
火と強火との間の火力であって上記コンロで炊飯を行う
ために最適な火力に保持する炊飯領域を設けたので、ヒ
ステリシスや組み付け誤差が生じても正確に火力を炊飯
に最適な火力に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】ガス制御装置の構造を示す断面図
【図3】ニードルの先端形状を示す部分拡大図
【図4】火力調節のヒステリシスを説明する図
【図5】炊飯位置の一例を示す図
【符号の説明】
1 ガス制御装置 2 ガスバーナ 3 ニードル 32a 第1テーパ部 32b ストレート部 32c 第2テーパ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガステーブルコンロに組み付けられ、
    火力調節レバーに対する火力調節操作によりコンロのバ
    ーナの火力を弱火と強火との間で連続して調節するガス
    制御装置において、火力調節レバーの操作範囲の途中
    に、火力調節レバーの操作に関係なく上記コンロで炊飯
    を行うために最適な火力に保持する炊飯領域を設けたこ
    とを特徴とするガス制御装置。
  2. 【請求項2】 上記ガス制御装置には火力調節レバー
    に対する火力調節操作に連動して進退しバーナへのガス
    供給路の通路面積を増減するテーパ面を有するニードル
    が備えられ、該テーパ面の途中の上記炊飯領域に対応す
    る範囲に、上記通路面積を上記コンロで炊飯を行うため
    に最適な火力に対応するガス流量とする略ストレート部
    を形成したことを特徴とする請求項1記載のガス制御装
    置。
  3. 【請求項3】 上記火力調節レバーの強火から弱火へ
    の火力調節操作途中で、急激な火力絞りを防止するため
    火力調節レバーの火力調節操作を一時停止させる機構を
    設ける際に、火力調節レバーが一時停止される位置が上
    記炊飯領域内に入るように設定したことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のガス制御装置。
JP02676197A 1997-02-10 1997-02-10 ガス制御装置 Expired - Lifetime JP3442958B2 (ja)

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KR1019970073692A KR100274933B1 (ko) 1997-02-10 1997-12-24 가스제어장치

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KR19980070224A (ko) 1998-10-26

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