JPH10220320A - コモンレール - Google Patents

コモンレール

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JPH10220320A
JPH10220320A JP9343697A JP34369797A JPH10220320A JP H10220320 A JPH10220320 A JP H10220320A JP 9343697 A JP9343697 A JP 9343697A JP 34369797 A JP34369797 A JP 34369797A JP H10220320 A JPH10220320 A JP H10220320A
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JP
Japan
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branch
flow passage
common rail
hole
rail
Prior art date
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Withdrawn
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JP9343697A
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English (en)
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Yuuzou Tsukiide
雄三 月出
Eiji Watanabe
栄司 渡辺
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Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M55/00Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
    • F02M55/02Conduits between injection pumps and injectors, e.g. conduits between pump and common-rail or conduits between common-rail and injectors
    • F02M55/025Common rails
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M55/00Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
    • F02M55/004Joints; Sealings
    • F02M55/005Joints; Sealings for high pressure conduits, e.g. connected to pump outlet or to injector inlet

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分岐接続体接続部における内圧疲労強度を高
め、耐久性に富むコモンレールを提供する。 【解決手段】 長手方向に断面ほぼ円形の流通路を有す
るコモンレールの該流通路の軸方向の周壁部に間隔を保
持して複数の分岐孔を設け、かつ該分岐孔の周面部にそ
れぞれ前記流通路に通ずる流路を有する分岐接続体を連
設する外方への開口する受圧座面を形成して該分岐接続
体の端部に設けたほぼ先細円錐状の押圧座面部を当接係
合せしめ、コモンレールと一体または別体の継手部分と
予め枝管側に組込んだナットの螺合による前記接続頭部
首下での押圧に伴って締着して接続してなるコモンレー
ルにおいて、前記分岐孔を楕円孔とし、またこの楕円孔
からなる分岐孔をコモンレールの流通路の径方向に偏心
させて設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にディーゼル
内燃機関における分岐枝管あるいは分岐金具などのよう
な分岐接続体を締着して接続してなる高圧燃料用の多岐
管からなる本管レールあるいはブロック・レールなどの
ようなコモンレールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコモンレールとしては例
えば図9(A)に示すように、多岐管からなる本管レー
ル11が知られており、該本管レール11側の周壁部に
設けた内部の断面円形の流通路11−1に通ずる断面円
形の分岐孔11−2部を外方に開口する受圧座面11−
3となし、該受圧座面附近の本管レール11の外周部を
囲繞するリング状の継手金具13の使用により、端部に
例えば先細円錐状の挫屈成形による拡径した分岐接続体
としての分岐枝管12側の接続頭部12−2のなす押圧
座面12−3を当接係合せしめ、該継手金具13に突設
した螺子壁13−1部と予め枝管12側に組込んだナッ
ト14の螺合による前記接続頭部12−2首下での押圧
に伴って締着して接続した方式のものや、図10(A)
に示すごとくリング状の継手金具13に替えて、筒状の
スリーブニップル13aを溶接やろう着などにより直接
コモンレールとしての本管レール11の外周壁に取着
し、枝管12側の接続頭部12−2のなす押圧座面12
−3を本管レール11側の受圧座面11−3に当接係合
せしめ、前記スリーブニップル13aに螺合するナット
14を締着して接続する方式のものなどが知られてい
る。また、これらの従来のコモンレールは図9(B)、
図10(B)に示すごとくすべて本管レール11の断面
円形の流通路11−1の中心と枝管12の流路12−1
の中心とが一致した構造となっている。15はスリーブ
・ワッシャーである。
【0003】また、図11に示すごとく、枝管12と本
管レール11との間に分岐接続体としてのL形状の分岐
金具22を使用して構成したものもある。コモンレール
に接続されるこのような分岐接続体は、分岐枝管を曲げ
加工するに際し、大きな曲率に伴って生じる他の部品と
の干渉を避けるために、エルボなどの分岐金具を用いる
場合や等圧弁、減衰弁、送出し弁、吐出弁、流量制御弁
などの機構を内設する分岐金具を使用する場合などを考
慮してなされたものである。ここに例示したコモンレー
ルは、分岐金具22の一端に球面状の押圧座面22−2
を有する球体の押圧頭部22−1を設け、該分岐金具2
2の外周に設けた螺子面22−3を継手金具13′の螺
子面13′−1に螺合することにより本管レール11側
の受圧座面11−3′に前記分岐金具22の押圧座面2
2−2を当接係合させている。一方、分岐金具22の他
端にはスリーブ25を介して袋ナット24を螺合するこ
とにより固定される枝管12が接続される構成となって
いる。この接続構成によると、本管レール11の管軸方
向に平行に枝管12を導出することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コモン
レールとしての本管レール11に断面円形の分岐孔11
−2を該本管レール11の断面円形の流通路11−1の
中心と一致させて設けた構造の従来のコモンレールの場
合は、本管レール11に内圧が作用したとき分岐接続体
としての分岐枝管12の流路12−1の本管レール流通
路11−1開口端部Pに最も大きな応力が発生し、前記
開口端部Pが起点となって亀裂が生じ易く、燃料の洩れ
を招く可能性があった。
【0005】本発明は従来のコモンレールの有する前記
問題を解決するためになされたものであり、分岐接続体
の流路のコモンレール開口端部に発生する最大応力値を
下げて内圧疲労強度をより向上させることが可能なコモ
ンレールを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の実施
態様のコモンレールは、長手方向に断面ほぼ円形の流通
路を有するコモンレールの該流通路の軸方向の周壁部に
間隔を保持して複数の分岐孔を設け、かつ該分岐孔の周
面部にそれぞれ前記流通路に通ずる流路を有する分岐接
続体を連設する外方への開口する受圧座面を形成して該
分岐接続体の端部に設けた接続頭部のなす押圧座面部を
当接係合せしめ、コモンレールと一体もしくは別体の継
手部分と予め分岐接続体側に組込んだナットの螺合によ
る前記接続頭部での押圧に伴って締着して接続してなる
コモンレールにおいて、前記コモンレール側の分岐孔が
前記流通路の直径方向に長径の楕円孔となし、かつ該分
岐孔が前記コモンレールの流通路の中心と一致した構造
となしたことを特徴とするものである。
【0007】また本発明に係る第2の実施態様のコモン
レールは、長手方向に断面ほぼ円形の流通路を有するコ
モンレールの該流通路の軸方向の周壁部に間隔を保持し
て複数の分岐孔を設け、かつ該分岐孔の周面部にそれぞ
れ前記流通路に通ずる流路を有する分岐接続体を連設す
る外方への開口する受圧座面を形成して該分岐接続体の
端部に設けた接続頭部のなす押圧座面部を当接係合せし
め、コモンレールと一体もしくは別体の継手部分と予め
分岐接続体側に組込んだナットの螺合による前記接続頭
部での押圧に伴って締着して接続してなるコモンレール
において、前記コモンレール側の分岐孔が前記流通路の
直径方向に長径の楕円孔となし、かつ該分岐孔が前記コ
モンレールの流通路の径方向に偏心した構造となしたこ
とを特徴とするものである。
【0008】本発明において、コモンレールの断面ほぼ
円形の流通路に設ける分岐孔を該流通路の直径方向に長
径の楕円孔とし、またその楕円孔をコモンレールの流通
路の径方向に偏心させるのは、本発明者らが多くの実験
を繰返して得られた結果に基づくものである。すなわ
ち、本発明者らは、前記の分岐孔のコモンレールとして
の本管レール開口端部に発生する最大応力値の低減を目
的として、実際のコモンレールとして用いられる断面円
形のパイプからなる本管レールを供試材に使用し、その
供試材に真円と楕円形状の分岐孔を設け、また楕円孔に
ついては孔の長径方向の向きを本管レールの管径方向、
すなわち断面円形の流通路の直径方向と管軸方向に設
け、各パイプに内圧をかけた場合のそれぞれの応力集中
部と最大応力値を調べた。その結果、断面形状が真円の
分岐孔をパイプの断面円形の流通路の中心と一致させて
設けた場合には、前記したごとく当該分岐孔の開口部の
管軸方向両端部に大きな応力が発生したのに対し、断面
円形のパイプの管径方向に長径の楕円形状の分岐孔を該
パイプの流通路の中心と一致させて設けた場合には、当
該楕円孔のパイプ内周側開口部の管軸方向両端部に前記
真円の分岐孔の場合の応力値よりはるかに低い応力値に
減少できた。なお、同じ楕円孔でも、孔の向き(長径方
向)を断面円形のパイプの管軸方向、すなわち断面円形
の流通路の軸芯方向に形成した場合には、該分岐孔のパ
イプ内周側開口端部に真円形の分岐孔の場合より遥かに
大きな応力が発生し、全く採用できないことが判明し
た。
【0009】また、本発明者らは、パイプの断面円形の
流通路の直径方向に長径の楕円形状の分岐孔をコモンレ
ールとしての本管レールの流通路の径方向に偏心させた
場合の応力集中部と最大応力値を調べた。その結果、当
該楕円形状の分岐孔のパイプ内周側開口端部に、前記楕
円形状の分岐孔をパイプ中心線上に設けた場合とほぼ同
程度の応力の発生が見られ、したがって、この場合も前
記と同様応力の低減に特に有効であり、本管レールに内
圧が作用したときの分岐孔部における応力の発生を大幅
に低減できることが判明したのである。
【0010】以上のごとく、本発明ではコモンレールの
断面ほぼ円形の流通路に設ける分岐孔を該流通路の直径
方向に長径の楕円孔とし、またその楕円孔をコモンレー
ルの流通路の径方向に偏心させることにより、分岐孔部
における応力の発生を効果的に抑制することができ、各
分岐接続体取付部における内圧疲労強度を著しく向上で
きることとなる。なお、本発明における楕円とはレース
トラック形状などの長円形状を含む。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施態様に
対応してコモンレールとしての本管レールに分岐接続体
を接続する構造例を示す一部縦断面図、図2は図1の分
岐接続体の接続構造例における本管レールの分岐孔部を
示す平面図、図3は本発明の第1の実施態様に対応して
本管レールにおける分岐接続体の他の接続構造例を示す
一部縦断面図、図4は図3の分岐接続体の接続構造例に
おける本管レールの分岐孔部を示す平面図、図5は本発
明の第2の実施態様に対応する図1相当図、図6は図5
の分岐接続体の接続構造例における本管レールの分岐孔
部を示す平面図、図7はコモンレールとしてのブロック
・レールを示す斜視図、図8は図7の断面図で(A)は
図7のA−A′線上の断面図、(B)は図7のB−B′
線上の断面図であり、1はコモンレールとしての本管レ
ール、1′はコモンレールとしてのブロック・レール、
2は分岐接続体、3はスリーブニップル3a、3bまた
はボス3cとして形成された継手部分、4a、4bはナ
ットである。
【0012】コモンレールとしての本管レール1は、従
来と同様、管径30m/m程度以下の圧力配管用炭素鋼
管あるいはステンレス鋼管などの厚肉鋼管材からなるも
のであって、例えば管径20m/m、肉厚6m/mの、
材質STS 480の比較的厚肉の金属管(断面真円)
であって、その軸芯内部を断面円形の流通路1−1とな
して軸方向の周壁部に間隔を保持して、流通路1−1の
中心線上に該流通路1−1に連通する楕円孔からなる外
方に開口する周面を受圧座面1−3となす分岐孔1−2
を設けている。この分岐孔は図2に示すごとく、本管レ
ール1の断面円形の流通路の1−1の直径方向に長径の
楕円孔からなっており、また受圧座面1−3は後記する
ほぼ円錐面を有する押圧座面を接続する関係上ほぼ円錐
面となっている。
【0013】図1、図2に示す分岐接続体の接続構造例
において、分岐接続体2は、分岐枝管あるいは分岐金具
からなるものであって、その内部に前記流通路1−1に
通ずる流路2−1を有してその端部に先細円錐状の挫屈
成形による拡径した接続頭部2−2のなす押圧座面2−
3を設けてなるもので、その接続構造は、前記図10
(A)(B)に示すごとく、予め該分岐接続体2側に組
込んだナット4aと螺合する螺子面を内周面に設けた筒
状のスリーブニップル3aを継手部分3となしてその基
端部を前記受圧座面1−3付近の本管レール1の外周壁
に該受圧座面部を囲むように該受圧座面と同心に溶接
し、分岐接続体2側の接続頭部2−2のなす押圧座面2
−3を本管レール1側の受圧座面1−3に当接係合せし
め、前記スリーブニップル3aに螺合するナット4aを
締着して接続構成するものである。なお、楕円孔からな
る分岐孔1−2の大きさは、燃料の最大噴射量、流通路
1−1の直径、コモンレールの肉厚などに応じて適宜定
める。
【0014】また、図3、図4に示す分岐接続体の接続
構造例は、軸芯内部に流通路1−1を有する本管レール
1の軸方向の周壁部に間隔を保持して、流通路1−1の
中心線上に該流通路1−1に連通する前記と同じ楕円孔
からなる外方に開口する周面を受圧座面1−3′となす
分岐孔1−2′を有するボス3cを継手部分3として設
け、分岐接続体2側の接続頭部2−2のなす押圧座面2
−3を本管レール1側の受圧座面1−3′に当接係合せ
しめ、前記ボス3cに螺合する袋ナット4bを締着して
接続構成するものである。
【0015】また、図5に示す本発明の第2の実施態様
に対応するコモンレールにおける分岐接続体の接続構造
例は、本管レール1の流通路1−1の中心と△l偏心し
て連通する前記と同様の楕円孔からなる分岐孔1−22
の周面部に外方に開口する受圧座面1−23を形成し、
この受圧座面1−23の外側に該受圧座面を囲むように
分岐孔1−22と同心の適当深さの嵌合溝1−24を設
け、この嵌合溝に筒状のスリーブニップル3bの基端部
を凹凸嵌合させ、かつその嵌合部分をろう着して接続
し、予め分岐接続体2側に組込んだナット4aを前記ス
リーブニップル3bの開口側に設けた螺子面に螺合せし
めて分岐接続体2側の接続頭部2−2のなす押圧座面2
−3を本管レール1側の受圧座面1−23に当接係合せ
しめ、前記スリーブニップル3bに螺合するナット4a
を締着して接続構成するものである。この接続構造にお
いても、分岐孔1−22は図6に示すごとく、本管レー
ル1の断面円形の流通路の直径方向に長径の楕円孔から
なっており、また受圧座面1−23は上記と同様ほぼ円
錐面を有する押圧座面を接続する関係上ほぼ円錐面とな
っている。なお、このコモンレールの場合も、楕円孔か
らなる分岐孔1−22の大きさは前記と同様、燃料の最
大噴射量、流通路1−1の直径、コモンレール肉厚等に
応じて適宜定める。また、各分岐孔の偏心量△lとして
は、特に限定するものではないが、分岐孔の1−22の
流通路1−1開口端部に発生する応力Pを軽減させるた
めには、図5、図6に示すごとく本管レール1の流通路
1−1の内壁面の接線と分岐孔1−22内壁面の接線が
ほぼ一致する程度とするのが好ましい。
【0016】さらに図7および図8に示すコモンレール
における分岐接続体の接続構造例は、コモンレールとし
て上記した例における本管レールに替え、ブロック・レ
ール1′を用いたものであり、該ブロック・レール1′
には相互に連通(図示せず)する断面円形の流通路1−
1、1−1′が形成され、該流通路1−1、1−1′中
心線上にこの流通路に連通する楕円孔からなる外方に開
口する周面を受圧座面1−33となす分岐孔1−32を
設けている。そして受圧座面1−33から外方に向かっ
て内周面に螺子面を設けた円形溝5を穿設して継手部分
となし、予め分岐接続体2側に組込んだナット4aを円
形溝5の内周面に設けた螺子面に螺合せしめて分岐接続
体2側の接続頭部2−2のなす押圧座面2−3をブロッ
ク・レール1′側の受圧座面1−33に当接係合せし
め、前記ナット4aを締着して接続構成するものであ
る。なお6は分岐接続体2の接続頭部2−2の背後に嵌
着されたワッシャーである。
【0017】以上説明した実施例においては、分岐接続
体2として分岐枝管を使用した例を開示したが、本発明
では図11に示す分岐金具を分岐接続体として使用する
ことも可能である。なお図示実施例においては断面真円
の流通路を示したが、断面がほぼ円形であればよく、必
ずしも真円に形成する必要はない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明のコモンレ
ールは断面円形の流通路に設ける分岐孔を該流通路の直
径方向に長径の楕円孔とし、またその楕円孔からなる分
岐孔をコモンレールの流通路の径方向に偏心させたこと
により、分岐孔のコモンレール流通路開口端部に発生す
る応力を軽減することができるので、各分岐孔における
内圧疲労強度が高く、耐久性に優れ、亀裂の発生による
燃料洩れをなくして確実にして安定した機能を発揮する
ことができ、コモンレールとして極めて有用性に富むも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施態様に対応してコモンレー
ルとしての本管レールに分岐接続体を接続する構造例を
示す一部縦断面図である。
【図2】図1の分岐接続体の接続構造例における本管レ
ールの分岐孔部を示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施態様に対応して本管レール
における分岐接続体の他の接続構造例を示す一部縦断面
図である。
【図4】図3の分岐接続体の接続構造例における本管レ
ールの分岐孔部を示す平面図である。
【図5】本発明の第2の実施態様に対応する図1相当図
である。
【図6】図5の分岐接続体の接続構造例における本管レ
ールの分岐孔部を示す平面図である。
【図7】コモンレールとしてのブロック・レールを示す
斜視図である。
【図8】図7の断面図で、(A)は図7のA−A′線上
の断面図、(B)は図7のB−B′線上の断面図であ
る。
【図9】リング状の継手金具を使用した従来のコモンレ
ールを例示したもので、(A)は分岐枝管接続部を一部
破断して示す正面図、(B)は(A)のCーC線上の縦
断面図である。
【図10】筒状のスリーブニップルを溶接にて本管レー
ルに取着した構成の従来のコモンレールを例示したもの
で、(A)は分岐枝管接続部を一部破断して示す正面
図、(B)は(A)のDーD線上の縦断面図である。
【図11】一端に球面状の押圧座面を有する球体の押圧
頭部を設けた分岐金具を使用して構成した従来のコモン
レールの枝管接続部を一部破断して示す正面図である。
【符号の説明】
1 本管レール 1′ ブロック・レール 1−1 流通路 1−2、1−2′、1−22、1−32 分岐孔 1−3、1−3′、1−23、1−33 受圧座面 1−24 嵌合溝 2 分岐接続体 2−1 流路 2−2 接続頭部 2−3 押圧座面 3 継手部分 3a、3b スリーブニップル 3c ボス 4a ナット 4b 袋ナット 5 円形溝 6 ワッシャー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に断面ほぼ円形の流通路を有す
    るコモンレールの該流通路の軸方向の周壁部に間隔を保
    持して複数の分岐孔を設け、かつ該分岐孔の周面部にそ
    れぞれ前記流通路に通ずる流路を有する分岐接続体を連
    設する外方への開口する受圧座面を形成して該分岐接続
    体の端部に設けた接続頭部のなす押圧座面部を当接係合
    せしめ、コモンレールと一体もしくは別体の継手部分と
    予め分岐接続体側に組込んだナットの螺合による前記接
    続頭部での押圧に伴って締着して接続してなるコモンレ
    ールにおいて、前記コモンレール側の分岐孔が前記流通
    路の直径方向に長径の楕円孔となし、かつ該分岐孔が前
    記コモンレールの流通路の中心と一致した構造となした
    ことを特徴とするコモンレール。
  2. 【請求項2】 長手方向に断面ほぼ円形の流通路を有す
    るコモンレールの該流通路の軸方向の周壁部に間隔を保
    持して複数の分岐孔を設け、かつ該分岐孔の周面部にそ
    れぞれ前記流通路に通ずる流路を有する分岐接続体を連
    設する外方への開口する受圧座面を形成して該分岐接続
    体の端部に設けた接続頭部のなす押圧座面部を当接係合
    せしめ、コモンレールと一体もしくは別体の継手部分と
    予め分岐接続体側に組込んだナットの螺合による前記接
    続頭部での押圧に伴って締着して接続してなるコモンレ
    ールにおいて、前記コモンレール側の分岐孔が前記流通
    路の直径方向に長径の楕円孔となし、かつ該分岐孔が前
    記コモンレールの流通路の径方向に偏心した構造となし
    たことを特徴とするコモンレール。
JP9343697A 1996-12-07 1997-11-28 コモンレール Withdrawn JPH10220320A (ja)

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JP34253896 1996-12-07
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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