JPH10176784A - コモンレール - Google Patents
コモンレールInfo
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- JPH10176784A JPH10176784A JP9013139A JP1313997A JPH10176784A JP H10176784 A JPH10176784 A JP H10176784A JP 9013139 A JP9013139 A JP 9013139A JP 1313997 A JP1313997 A JP 1313997A JP H10176784 A JPH10176784 A JP H10176784A
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- JP
- Japan
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- seat surface
- branch pipe
- rail
- hole
- pressure receiving
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L41/00—Branching pipes; Joining pipes to walls
- F16L41/04—Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M55/00—Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
- F02M55/004—Joints; Sealings
- F02M55/005—Joints; Sealings for high pressure conduits, e.g. connected to pump outlet or to injector inlet
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M55/00—Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
- F02M55/02—Conduits between injection pumps and injectors, e.g. conduits between pump and common-rail or conduits between common-rail and injectors
- F02M55/025—Common rails
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コモンレールの軽量化と内圧疲労強度の向
上。 【解決手段】 軸芯内部に流通路を有し、該流通路に連
通する貫孔を軸方向の周壁部に間隔穿設してなる本管レ
ールの前記貫孔に枝管を分岐接続して構成してなるコモ
ンレールにおいて、前記貫孔を流通路の径方向に偏心さ
せるとともに、該貫孔に直接枝管を螺合締着し、かつ本
管レールと枝管の当接係合部または相互の螺合部分をろ
う着して接続する。
上。 【解決手段】 軸芯内部に流通路を有し、該流通路に連
通する貫孔を軸方向の周壁部に間隔穿設してなる本管レ
ールの前記貫孔に枝管を分岐接続して構成してなるコモ
ンレールにおいて、前記貫孔を流通路の径方向に偏心さ
せるとともに、該貫孔に直接枝管を螺合締着し、かつ本
管レールと枝管の当接係合部または相互の螺合部分をろ
う着して接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にディーゼル内
燃機関における1000kgf/cm2以上にもおよ
び、かつ高圧流体を供給する高圧燃料多岐管或いはブロ
ック・レール等のようなコモンレールに関するものであ
る。
燃機関における1000kgf/cm2以上にもおよ
び、かつ高圧流体を供給する高圧燃料多岐管或いはブロ
ック・レール等のようなコモンレールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコモンレールとしては例
えば図7(a)に示すように、本管レール11側の周壁
部に設けた内部の流通路11−1に通ずる貫孔11−2
のなす外方に開口する受圧座面12に、該受圧座面付近
の本管レール11の外周部を囲繞する継手金具14を使
用し、端部に先細円錐状の座屈成形により拡径した枝管
13側の接続頭部13−2のなす押圧座面13−3を当
接係合せしめ、予め枝管側に組込んだナット15の螺合
による前記接続頭部13−2首下での押圧に伴って締着
して接続した構成となしたものである。また、従来のコ
モンレールは図7(b)に示すようにすべて本管レール
11の流通路11−1の中心と枝管13の流路13−1
の中心とが一致した構造となっている。なお、16はス
リーブワッシャーである。
えば図7(a)に示すように、本管レール11側の周壁
部に設けた内部の流通路11−1に通ずる貫孔11−2
のなす外方に開口する受圧座面12に、該受圧座面付近
の本管レール11の外周部を囲繞する継手金具14を使
用し、端部に先細円錐状の座屈成形により拡径した枝管
13側の接続頭部13−2のなす押圧座面13−3を当
接係合せしめ、予め枝管側に組込んだナット15の螺合
による前記接続頭部13−2首下での押圧に伴って締着
して接続した構成となしたものである。また、従来のコ
モンレールは図7(b)に示すようにすべて本管レール
11の流通路11−1の中心と枝管13の流路13−1
の中心とが一致した構造となっている。なお、16はス
リーブワッシャーである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな接続構造を持つコモンレールにあっては、前記継手
金具14の使用により接続部での製品重量を著しく増す
こととなり、かつ枝管13での座屈成形による拡径した
前記接続頭部13−2の構造により該頭部内部に環状の
ポケット部17を生ぜしめて燃料の流過抵抗を増大なら
しめ、またナット15による直接の螺合締着構造により
長期にわたる使用によって緩みを招いて洩れを誘発して
その接続を不安定となすといった問題を有する。
うな接続構造を持つコモンレールにあっては、前記継手
金具14の使用により接続部での製品重量を著しく増す
こととなり、かつ枝管13での座屈成形による拡径した
前記接続頭部13−2の構造により該頭部内部に環状の
ポケット部17を生ぜしめて燃料の流過抵抗を増大なら
しめ、またナット15による直接の螺合締着構造により
長期にわたる使用によって緩みを招いて洩れを誘発して
その接続を不安定となすといった問題を有する。
【0004】また、本管レール11の流通路11−1の
中心と枝管13の流路13−1の中心が一致した構造と
なっていることにより、本管レール11に内圧が作用し
たとき枝管13の流路13−1の本管レール流通路11
−1開口端縁部Pに最も大きな応力が発生し、前記開口
端縁部Pが起点となって変形や疲労による亀裂が生じ易
く、しばしば燃料の洩れを招く可能性があった。
中心と枝管13の流路13−1の中心が一致した構造と
なっていることにより、本管レール11に内圧が作用し
たとき枝管13の流路13−1の本管レール流通路11
−1開口端縁部Pに最も大きな応力が発生し、前記開口
端縁部Pが起点となって変形や疲労による亀裂が生じ易
く、しばしば燃料の洩れを招く可能性があった。
【0005】本発明は従来技術の有する前記問題に鑑み
てなされたものであり、従来技術のように継手金具を一
切不要となして製品重量を極度に軽減し、また枝管側の
押圧座面部のなす端部付近での原径構造および内部の平
滑な構造とによって機械的強度を高めるとともに燃料の
流過抵抗を低減ならしめ、また長期に亘って相互の当接
係合部での緩みによる洩れをなくし、さらに枝管の流路
の本管レール流通路開口端縁部に発生する最大応力値を
下げて内圧疲労強度をより向上させることが可能なコモ
ンレールを提供することを目的とするものである。
てなされたものであり、従来技術のように継手金具を一
切不要となして製品重量を極度に軽減し、また枝管側の
押圧座面部のなす端部付近での原径構造および内部の平
滑な構造とによって機械的強度を高めるとともに燃料の
流過抵抗を低減ならしめ、また長期に亘って相互の当接
係合部での緩みによる洩れをなくし、さらに枝管の流路
の本管レール流通路開口端縁部に発生する最大応力値を
下げて内圧疲労強度をより向上させることが可能なコモ
ンレールを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、本管レール軸芯内部に流通路を有する本管レ
ールの軸方向の周壁部に間隔を保持して複数の貫孔を設
け、かつ該貫孔の周面部にそれぞれ前記流通路に通ずる
流路を有する枝管を連設する外方への開口する受圧座面
を形成して該枝管の端部のなす押圧座面部を当接係合せ
しめて枝管を固定、接続してなるコモンレールにおい
て、前記貫孔を流通路の径方向に偏心させるとともに該
貫孔部の開口する前記受圧座面に連って螺子部を設け、
かつ枝管側のなす前記押圧座面に連る螺子面をもって前
記螺子部に螺合締着し、前記受圧座面と押圧座面とのな
す相互の当接係合部分または前記螺子面と螺子部とのな
す相互の螺合部分のうち少なくとも一方をろう着して接
続構成したコモンレールを要旨とするものであり、また
前記枝管側の端部付近を先端側への傾斜壁に連る拡径部
となしてその先端部を前記受圧座面と合致する断面形状
となす押圧座面となして該座面部分を受圧座面に当接係
合せしめ、かつ相互の当接係合部をろう着して接続構成
したり、さらに前記押圧座面をスリーブを用いて形成し
たりするものである。なお、本発明では貫孔は断面真円
形である。
するため、本管レール軸芯内部に流通路を有する本管レ
ールの軸方向の周壁部に間隔を保持して複数の貫孔を設
け、かつ該貫孔の周面部にそれぞれ前記流通路に通ずる
流路を有する枝管を連設する外方への開口する受圧座面
を形成して該枝管の端部のなす押圧座面部を当接係合せ
しめて枝管を固定、接続してなるコモンレールにおい
て、前記貫孔を流通路の径方向に偏心させるとともに該
貫孔部の開口する前記受圧座面に連って螺子部を設け、
かつ枝管側のなす前記押圧座面に連る螺子面をもって前
記螺子部に螺合締着し、前記受圧座面と押圧座面とのな
す相互の当接係合部分または前記螺子面と螺子部とのな
す相互の螺合部分のうち少なくとも一方をろう着して接
続構成したコモンレールを要旨とするものであり、また
前記枝管側の端部付近を先端側への傾斜壁に連る拡径部
となしてその先端部を前記受圧座面と合致する断面形状
となす押圧座面となして該座面部分を受圧座面に当接係
合せしめ、かつ相互の当接係合部をろう着して接続構成
したり、さらに前記押圧座面をスリーブを用いて形成し
たりするものである。なお、本発明では貫孔は断面真円
形である。
【0007】すなわち、本発明は継手金具を一切用いる
ことなく、また枝管の接合端部付近での機械的強度を高
めるとともに、燃料の流過抵抗の増大を防止し、さらに
相互の当接係合部での緩みをなくすために、本管レール
側と枝管側との直接の螺合締着による接続構造もしくは
当接係合構造としたものである。これにより、継手金具
を一切不要となすため製品を極度に軽量となすことがで
き、また枝管側の押圧座面部のなす端部付近での原径構
造およびその内部の平滑な構造とによって該端部付近で
の機械的強度を高めるとともに、燃料の流過抵抗が増大
する等の憂いをなくし、さらに長期に亘って相互の当接
係合部での緩みをなくして確実にして安定した、しかも
簡易に接続することができる。
ことなく、また枝管の接合端部付近での機械的強度を高
めるとともに、燃料の流過抵抗の増大を防止し、さらに
相互の当接係合部での緩みをなくすために、本管レール
側と枝管側との直接の螺合締着による接続構造もしくは
当接係合構造としたものである。これにより、継手金具
を一切不要となすため製品を極度に軽量となすことがで
き、また枝管側の押圧座面部のなす端部付近での原径構
造およびその内部の平滑な構造とによって該端部付近で
の機械的強度を高めるとともに、燃料の流過抵抗が増大
する等の憂いをなくし、さらに長期に亘って相互の当接
係合部での緩みをなくして確実にして安定した、しかも
簡易に接続することができる。
【0008】また、本発明において、本管レールの流通
路に連通する当該本管レールの軸方向にわたる周壁部に
設けた少なくとも1つの箇所での貫孔を本管レールの流
通路の径方向に偏心させて、本管レール流通路の中心か
ら径方向に見て本管レール開口端縁部の形状が、孔の長
径方向を本管レールの管径方向に向けた楕円形としたの
は本発明者が多くの実験を繰返して得られた結果に基づ
くものである。
路に連通する当該本管レールの軸方向にわたる周壁部に
設けた少なくとも1つの箇所での貫孔を本管レールの流
通路の径方向に偏心させて、本管レール流通路の中心か
ら径方向に見て本管レール開口端縁部の形状が、孔の長
径方向を本管レールの管径方向に向けた楕円形としたの
は本発明者が多くの実験を繰返して得られた結果に基づ
くものである。
【0009】すなわち、本発明者は、前記の貫孔の本管
レール開口端縁部に発生する最大応力値の低減を目的と
して、実際のコモンレールの本管レールに使用される断
面円形のパイプを供試材に使用し、その供試材に真円形
と楕円形状の貫孔を設け、真円形の貫孔を設けた供試材
については該貫孔を流通路の径方向に偏心させたもの
と、該貫孔を流通路の中心と一致させたものとを準備
し、また楕円孔については孔の長径方向の向きを本管レ
ールの管軸方向に設けたものを準備し、それぞれの供試
材の貫孔部の開口する受圧座面に連なって螺子部を設
け、かつ枝管側のなす押圧座面に連なる螺子面をもって
前記螺子部に螺合締着し、前記押圧座面とのなす相互の
当接係合部分および前記螺子面と螺子部とのなす相互の
螺合部分とをろう着して接続構成して試料用コモンレー
ルを調製した。
レール開口端縁部に発生する最大応力値の低減を目的と
して、実際のコモンレールの本管レールに使用される断
面円形のパイプを供試材に使用し、その供試材に真円形
と楕円形状の貫孔を設け、真円形の貫孔を設けた供試材
については該貫孔を流通路の径方向に偏心させたもの
と、該貫孔を流通路の中心と一致させたものとを準備
し、また楕円孔については孔の長径方向の向きを本管レ
ールの管軸方向に設けたものを準備し、それぞれの供試
材の貫孔部の開口する受圧座面に連なって螺子部を設
け、かつ枝管側のなす押圧座面に連なる螺子面をもって
前記螺子部に螺合締着し、前記押圧座面とのなす相互の
当接係合部分および前記螺子面と螺子部とのなす相互の
螺合部分とをろう着して接続構成して試料用コモンレー
ルを調製した。
【0010】このように調製した各コモンレールに内圧
をかけた場合のそれぞれの応力集中部と最大応力値を調
べた。その結果、断面形状が真円形の貫孔を断面円形の
コモンレールの流通路の中心と一致させて設けた場合に
は、前記したごとく当該貫孔の開口部の管軸方向両端縁
部に大きな応力が発生したのに対し、ボスの貫孔の中心
を流通路の径方向に偏心させて、本管レール流通路の中
心から径方向に見て本管レール開口端縁部の形状が、孔
の長径方向を本管レールの管径方向に向けた楕円形とし
たコモンレールの場合には、当該楕円形の本管レール内
周側開口部の管軸方向両端縁部に前記真円形の貫孔を断
面円形の本管レールの流通路の中心と一致させた場合の
応力値よりはるかに低い応力値に減少できた。なお、楕
円孔でも、孔の向き(長径方向)を断面円形の本管レー
ルの管軸方向に形成した場合には、該貫孔の本管レール
内周側開口端縁部に前記真円形の貫孔を断面円形の本管
レールの流通路の中心と一致させた場合よりも遥かに大
きな応力が発生し、全く採用できないことが判明した。
をかけた場合のそれぞれの応力集中部と最大応力値を調
べた。その結果、断面形状が真円形の貫孔を断面円形の
コモンレールの流通路の中心と一致させて設けた場合に
は、前記したごとく当該貫孔の開口部の管軸方向両端縁
部に大きな応力が発生したのに対し、ボスの貫孔の中心
を流通路の径方向に偏心させて、本管レール流通路の中
心から径方向に見て本管レール開口端縁部の形状が、孔
の長径方向を本管レールの管径方向に向けた楕円形とし
たコモンレールの場合には、当該楕円形の本管レール内
周側開口部の管軸方向両端縁部に前記真円形の貫孔を断
面円形の本管レールの流通路の中心と一致させた場合の
応力値よりはるかに低い応力値に減少できた。なお、楕
円孔でも、孔の向き(長径方向)を断面円形の本管レー
ルの管軸方向に形成した場合には、該貫孔の本管レール
内周側開口端縁部に前記真円形の貫孔を断面円形の本管
レールの流通路の中心と一致させた場合よりも遥かに大
きな応力が発生し、全く採用できないことが判明した。
【0011】したがって、本管レールの流通路に連通す
る当該本管レールの軸方向にわたる周壁部に設けた少な
くとも1つの箇所での貫孔を本管レールの流通路の径方
向に偏心させて、本管レール流通路の中心から径方向に
見て本管レール開口端縁部の形状が、孔の長径方向を本
管レールの管径方向に向けた楕円形としたので、本管レ
ール側と枝管側との接続部における内圧疲労強度が高め
られ、前記開口端縁部に亀裂が生じにくくなり、燃料の
洩れが防止される。
る当該本管レールの軸方向にわたる周壁部に設けた少な
くとも1つの箇所での貫孔を本管レールの流通路の径方
向に偏心させて、本管レール流通路の中心から径方向に
見て本管レール開口端縁部の形状が、孔の長径方向を本
管レールの管径方向に向けた楕円形としたので、本管レ
ール側と枝管側との接続部における内圧疲労強度が高め
られ、前記開口端縁部に亀裂が生じにくくなり、燃料の
洩れが防止される。
【0012】さらに、枝管側に設けた傾斜壁を有する拡
径部からなる押圧座面を本管レール側の受圧座面に当接
係合もしくは螺合締着させて相互にろう着した構成とす
ることにより、当該接続部でのろう着強度を強固にする
ばかりでなく、枝管側の疲労応力を分散させることがで
き、枝管側の接続端部付近での亀裂を効果的に防止する
ことができる。
径部からなる押圧座面を本管レール側の受圧座面に当接
係合もしくは螺合締着させて相互にろう着した構成とす
ることにより、当該接続部でのろう着強度を強固にする
ばかりでなく、枝管側の疲労応力を分散させることがで
き、枝管側の接続端部付近での亀裂を効果的に防止する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図6は本発明に係るコモン
レールの本管レールと枝管の接続構造を例示したもの
で、図1は枝管を原径の状態で本管レールに螺合締着し
た構造の接続部を示す拡大断面図で、(a)は枝管の先
端部の外周側端面を面取りした例を示す図、(b)は枝
管の先端部に平坦端面を有する例を示す図、図2は枝管
の先端部を先細りとして本管レールに螺合締着した構造
の接続部を示す拡大断面図、図3は枝管側の先端部に拡
径部を形成して本管レールに螺合締着した構造の接続部
を示す拡大断面図、図4は図3に示す枝管先端部の拡径
部をスリーブで構成して本管レールに当接係合した構造
の接続部を示す拡大断面図、図5は本発明のさらに他の
本管レールと枝管の接続構造を例示したもので、(a)
は縦断面図、(b)は(a)の本管レールの流通路の中
心から径方向に見た貫孔の開口端縁部形状を示す図、図
6は本発明のさらに別の本管レールと枝管の接続構造を
例示したもので、(a)は縦断面図、(b)は(a)の
本管レールの流通路の中心から径方向に見た貫孔の開口
端縁部形状を示す図である。
レールの本管レールと枝管の接続構造を例示したもの
で、図1は枝管を原径の状態で本管レールに螺合締着し
た構造の接続部を示す拡大断面図で、(a)は枝管の先
端部の外周側端面を面取りした例を示す図、(b)は枝
管の先端部に平坦端面を有する例を示す図、図2は枝管
の先端部を先細りとして本管レールに螺合締着した構造
の接続部を示す拡大断面図、図3は枝管側の先端部に拡
径部を形成して本管レールに螺合締着した構造の接続部
を示す拡大断面図、図4は図3に示す枝管先端部の拡径
部をスリーブで構成して本管レールに当接係合した構造
の接続部を示す拡大断面図、図5は本発明のさらに他の
本管レールと枝管の接続構造を例示したもので、(a)
は縦断面図、(b)は(a)の本管レールの流通路の中
心から径方向に見た貫孔の開口端縁部形状を示す図、図
6は本発明のさらに別の本管レールと枝管の接続構造を
例示したもので、(a)は縦断面図、(b)は(a)の
本管レールの流通路の中心から径方向に見た貫孔の開口
端縁部形状を示す図である。
【0014】図1乃至図6において、コモンレールとし
ての本管レール1は、管径30mm程度以下の圧力配管
炭素鋼管あるいはステンレス鋼管などの厚肉鋼管材から
なるもので、例えば管径20m/m、肉厚8m/mの、
材質STS 480の比較的厚肉の金属管であって、内
部を流通路1−1となして前記流通路1−1に通じて軸
方向にわたる周壁部に単数もしくは軸方向に間隔をおい
た複数箇所での、流通路1−1の中心と△l偏心して連
通する貫孔1−2、1−12、1−22、1−32を設
けている。ここで、各貫孔の偏心量△lとしては、特に
限定するものではなく、図1乃至図4に示すごとく本管
レール1の流通路1−1の内壁面の接線と各貫孔1−
2、1−12、1−22、1−32の外側の内壁面の接
線がほぼ一致する程度とすることができる。なお各貫孔
1−2、1−12、1−22、1−32の大きさは燃料
の最大噴射量、噴射圧力、脈動周波数、圧力変動幅、本
管レール1の直径、肉厚等に応じて適宜定める。
ての本管レール1は、管径30mm程度以下の圧力配管
炭素鋼管あるいはステンレス鋼管などの厚肉鋼管材から
なるもので、例えば管径20m/m、肉厚8m/mの、
材質STS 480の比較的厚肉の金属管であって、内
部を流通路1−1となして前記流通路1−1に通じて軸
方向にわたる周壁部に単数もしくは軸方向に間隔をおい
た複数箇所での、流通路1−1の中心と△l偏心して連
通する貫孔1−2、1−12、1−22、1−32を設
けている。ここで、各貫孔の偏心量△lとしては、特に
限定するものではなく、図1乃至図4に示すごとく本管
レール1の流通路1−1の内壁面の接線と各貫孔1−
2、1−12、1−22、1−32の外側の内壁面の接
線がほぼ一致する程度とすることができる。なお各貫孔
1−2、1−12、1−22、1−32の大きさは燃料
の最大噴射量、噴射圧力、脈動周波数、圧力変動幅、本
管レール1の直径、肉厚等に応じて適宜定める。
【0015】図1(a)に示す接続構造における貫孔1
−2は、外方に開口する斜面からなる受圧座面1−2a
を有するとともに、該受圧座面に連って螺子部1−2b
を形成してなるもので、また(b)に示す接続構造にお
ける貫孔1−2は、平坦な面からなる受圧座面1−2a
を有するものである。一方、枝管2はその内部に前記流
通路1−1に通ずる流路2−1を有して端部のなす原径
による肉壁部をもって先細円錐状の押圧座面2−1aと
なし、かつ該押圧座面に連って螺子面2−1bを設けて
なる。すなわち、図1に示すコモンレールは、前記枝管
2側の螺子面2−1bによる前記本管レール1側の螺子
部1−2bへの螺合締着に伴って押圧座面2−1a部を
受圧座面1−2a部に当接係合して接続部を構成するも
のである。そして、この当接係合状態にあって、相互の
当接係合部分および/または螺合部分をさらにろう着し
て接続を一層確実なものとする。
−2は、外方に開口する斜面からなる受圧座面1−2a
を有するとともに、該受圧座面に連って螺子部1−2b
を形成してなるもので、また(b)に示す接続構造にお
ける貫孔1−2は、平坦な面からなる受圧座面1−2a
を有するものである。一方、枝管2はその内部に前記流
通路1−1に通ずる流路2−1を有して端部のなす原径
による肉壁部をもって先細円錐状の押圧座面2−1aと
なし、かつ該押圧座面に連って螺子面2−1bを設けて
なる。すなわち、図1に示すコモンレールは、前記枝管
2側の螺子面2−1bによる前記本管レール1側の螺子
部1−2bへの螺合締着に伴って押圧座面2−1a部を
受圧座面1−2a部に当接係合して接続部を構成するも
のである。そして、この当接係合状態にあって、相互の
当接係合部分および/または螺合部分をさらにろう着し
て接続を一層確実なものとする。
【0016】次に、図2に示す接続構造における貫孔1
−12は、外方に開口する斜面からなる受圧座面1−1
2aを有するとともに、該受圧座面に連る下部ストレー
ト部に螺子部1−12bを形成してなるものである。一
方、枝管2はその内部に前記流通路1−1に通ずる流路
2−11を有してその端部付近のほぼ円錐状の押圧座面
2−11aに連ってその先端部に前記螺子部1−12b
に螺合する螺子面2−11bを設けてなる。すなわち、
図2に示すコモンレールは、前記枝管2側の螺子面2−
11bによる前記本管レール1側の螺子部1−12bへ
の螺合締着に伴って押圧座面2−11a部を受圧座面1
−12a部に当接係合して接続部を構成し、かつこの当
接係合状態にあって、相互の当接係合部分および/また
は螺合部分をさらにろう着してなるものである。
−12は、外方に開口する斜面からなる受圧座面1−1
2aを有するとともに、該受圧座面に連る下部ストレー
ト部に螺子部1−12bを形成してなるものである。一
方、枝管2はその内部に前記流通路1−1に通ずる流路
2−11を有してその端部付近のほぼ円錐状の押圧座面
2−11aに連ってその先端部に前記螺子部1−12b
に螺合する螺子面2−11bを設けてなる。すなわち、
図2に示すコモンレールは、前記枝管2側の螺子面2−
11bによる前記本管レール1側の螺子部1−12bへ
の螺合締着に伴って押圧座面2−11a部を受圧座面1
−12a部に当接係合して接続部を構成し、かつこの当
接係合状態にあって、相互の当接係合部分および/また
は螺合部分をさらにろう着してなるものである。
【0017】また、図3に示すコモンレールは、本管レ
ール1側の貫孔1−22を、外方に開口する断面階段状
を有する受圧座面1−22aとなし、かつ該受圧座面に
連る下部ストレート部に螺子部1−22bを形成してな
るものである。一方、枝管2はその内部に前記流通路1
−1に通ずる流路2−21を有してその端部を先端側へ
管径が徐々に増加する傾斜壁2−21cに連る拡径部2
−21bとなしてその先端部を前記受圧座面1−22a
と合致する断面形状となす押圧座面2−21aを一体に
形成し、かつ前記螺子部1−22bに螺合する螺子面2
−21dを設けてなり、前記枝管2側の螺子面2−21
dによる前記本管レール1側の螺子部1−22bへの螺
合締着に伴って押圧座面2−21a部を受圧座面1−2
2a部に当接係合して接続部を構成し、かつこの当接係
合状態にあって、相互の当接係合部分および/または螺
合部分をさらにろう着してなるものである。
ール1側の貫孔1−22を、外方に開口する断面階段状
を有する受圧座面1−22aとなし、かつ該受圧座面に
連る下部ストレート部に螺子部1−22bを形成してな
るものである。一方、枝管2はその内部に前記流通路1
−1に通ずる流路2−21を有してその端部を先端側へ
管径が徐々に増加する傾斜壁2−21cに連る拡径部2
−21bとなしてその先端部を前記受圧座面1−22a
と合致する断面形状となす押圧座面2−21aを一体に
形成し、かつ前記螺子部1−22bに螺合する螺子面2
−21dを設けてなり、前記枝管2側の螺子面2−21
dによる前記本管レール1側の螺子部1−22bへの螺
合締着に伴って押圧座面2−21a部を受圧座面1−2
2a部に当接係合して接続部を構成し、かつこの当接係
合状態にあって、相互の当接係合部分および/または螺
合部分をさらにろう着してなるものである。
【0018】さらに、図4に示すコモンレールは、本管
レール1側の貫孔1−32を、外方に開口する断面凹状
の受圧座面1−32aとなし、一方、枝管2はその内部
に前記流通路1−1に通ずる流路2−31を有してその
端部には前記拡径部2−21bを一体成形する代わり
に、管径が徐々に増加する傾斜壁2−31cに連る拡径
部2−31bを設けた別体のスリーブ2−32を外嵌固
着して押圧座面2−31aを一体に形成し、このスリー
ブ2−32からなる押圧座面2−31aを本管レール1
側の受圧座面1−32aに当接係合して接続部を構成
し、かつこの当接係合状態にあって、相互の当接係合部
分をさらにろう着してなるものである。なお、枝管2と
スリーブ2−32は予めろう着しておくか、あるいは受
圧座面1−32aとのろう着の際に同時にろう着して接
続構成することもできる。
レール1側の貫孔1−32を、外方に開口する断面凹状
の受圧座面1−32aとなし、一方、枝管2はその内部
に前記流通路1−1に通ずる流路2−31を有してその
端部には前記拡径部2−21bを一体成形する代わり
に、管径が徐々に増加する傾斜壁2−31cに連る拡径
部2−31bを設けた別体のスリーブ2−32を外嵌固
着して押圧座面2−31aを一体に形成し、このスリー
ブ2−32からなる押圧座面2−31aを本管レール1
側の受圧座面1−32aに当接係合して接続部を構成
し、かつこの当接係合状態にあって、相互の当接係合部
分をさらにろう着してなるものである。なお、枝管2と
スリーブ2−32は予めろう着しておくか、あるいは受
圧座面1−32aとのろう着の際に同時にろう着して接
続構成することもできる。
【0019】本発明は上記した図1乃至図4に示す構造
のみならず、図5および図6に示す構造とすることもで
きる。すなわち、図5は図1(a)に示す構成と類似し
た構成を有するものであるが、貫孔1−2の偏心量Δl
を本管レールの流通路1−1の内壁面の接線が貫孔1−
2の内側の内壁面の接線より僅かに内方に位置する程度
として、貫孔1−2の本管レール流通路1−1開口端縁
部の形状を図5の(b)に示すように楕円形としたもの
である。また図6は図1(b)に示す構成と類似した構
成を有するものであるが、本管レールの貫孔1−2は斜
めに設けられて前記流通路1−1の内壁面の接線方向に
向いた図5と同様な構造とすることもできる。
のみならず、図5および図6に示す構造とすることもで
きる。すなわち、図5は図1(a)に示す構成と類似し
た構成を有するものであるが、貫孔1−2の偏心量Δl
を本管レールの流通路1−1の内壁面の接線が貫孔1−
2の内側の内壁面の接線より僅かに内方に位置する程度
として、貫孔1−2の本管レール流通路1−1開口端縁
部の形状を図5の(b)に示すように楕円形としたもの
である。また図6は図1(b)に示す構成と類似した構
成を有するものであるが、本管レールの貫孔1−2は斜
めに設けられて前記流通路1−1の内壁面の接線方向に
向いた図5と同様な構造とすることもできる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明のコモンレ
ールは、貫孔の中心を流通路の径方向に偏心させて本管
レール流通路の中心から径方向に見て本管レール開口端
縁部の形状が、孔の長径方向を本管レールの管径方向に
向けた楕円形としたことにより、本管レールに内圧がか
かった時高い応力が発生する場所は、各貫孔の流路の本
管レール流通路開口端縁部の、流通路の内壁面と各貫孔
の内壁面がほぼ一致する側と反対側の端部のみとなり、
枝管の流路の本管レール流通路開口端縁部に発生する最
大応力が必然的に小さくなることにより、各枝管付根部
における内圧疲労強度が向上する。従って、本発明のコ
モンレールは、本管レールの流通路の中心と枝管の貫孔
の中心が一致した構造となした従来のコモンレールに比
べ耐久性に優れる。また、本発明のコモンレールは、本
管レール側と枝管側との直接の接続構造により、継手金
具を一切不要となすため製品を極度に軽量となすことが
でき、また枝管側の押圧座面部のなす端部付近での原径
構造およびその内部の平滑な構造とによって該端部付近
での機械的強度を高めるとともに、燃料の流過抵抗が増
大する等の憂いをなくし、さらに長期にわたつて相互の
当接係合部での緩みをなくして確実にして安定した、し
かも簡易に接続することができる。また、枝管側に設け
た傾斜壁を有する拡径部からなる押圧座面を本管レール
側の受圧座面に当接係合もしくは螺合締着させて相互に
ろう着した構成とすることにより、当該接続部でのろう
着強度を強固にするばかりでなく、枝管側の疲労応力を
分散させることができ、枝管側の接続端部付近での亀裂
を効果的に防止することができる。
ールは、貫孔の中心を流通路の径方向に偏心させて本管
レール流通路の中心から径方向に見て本管レール開口端
縁部の形状が、孔の長径方向を本管レールの管径方向に
向けた楕円形としたことにより、本管レールに内圧がか
かった時高い応力が発生する場所は、各貫孔の流路の本
管レール流通路開口端縁部の、流通路の内壁面と各貫孔
の内壁面がほぼ一致する側と反対側の端部のみとなり、
枝管の流路の本管レール流通路開口端縁部に発生する最
大応力が必然的に小さくなることにより、各枝管付根部
における内圧疲労強度が向上する。従って、本発明のコ
モンレールは、本管レールの流通路の中心と枝管の貫孔
の中心が一致した構造となした従来のコモンレールに比
べ耐久性に優れる。また、本発明のコモンレールは、本
管レール側と枝管側との直接の接続構造により、継手金
具を一切不要となすため製品を極度に軽量となすことが
でき、また枝管側の押圧座面部のなす端部付近での原径
構造およびその内部の平滑な構造とによって該端部付近
での機械的強度を高めるとともに、燃料の流過抵抗が増
大する等の憂いをなくし、さらに長期にわたつて相互の
当接係合部での緩みをなくして確実にして安定した、し
かも簡易に接続することができる。また、枝管側に設け
た傾斜壁を有する拡径部からなる押圧座面を本管レール
側の受圧座面に当接係合もしくは螺合締着させて相互に
ろう着した構成とすることにより、当該接続部でのろう
着強度を強固にするばかりでなく、枝管側の疲労応力を
分散させることができ、枝管側の接続端部付近での亀裂
を効果的に防止することができる。
【図1】枝管を原径の状態で本管レールに螺合締着した
構造の接続部を示す拡大断面図で、(a)は枝管の先端
部の外周側端面を面取りした例を示す図、(b)は枝管
の先端部に平坦端面を有する例を示す図である。
構造の接続部を示す拡大断面図で、(a)は枝管の先端
部の外周側端面を面取りした例を示す図、(b)は枝管
の先端部に平坦端面を有する例を示す図である。
【図2】枝管の先端部を先細りとして本管レールに螺合
締着した構造の接続部の一例を示す拡大断面図である。
締着した構造の接続部の一例を示す拡大断面図である。
【図3】枝管側の先端部に拡径部を形成して本管レール
に螺合締着した構造の接続部の一例を示す拡大断面図で
ある。
に螺合締着した構造の接続部の一例を示す拡大断面図で
ある。
【図4】図3に示す枝管先端部の拡径部をスリーブで構
成して本管レールに当接係合した構造の接続部の一例を
示す拡大断面図である。
成して本管レールに当接係合した構造の接続部の一例を
示す拡大断面図である。
【図5】本発明のさらに他の本管レールと枝管の接続構
造を例示したもので、(a)は縦断面図、(b)は
(a)の本管レールの流通路の中心から径方向に見た貫
孔の開口端縁部形状を示す図である。
造を例示したもので、(a)は縦断面図、(b)は
(a)の本管レールの流通路の中心から径方向に見た貫
孔の開口端縁部形状を示す図である。
【図6】本発明のさらに別の本管レールと枝管の接続構
造を例示したもので、(a)は縦断面図、(b)は
(a)の本管レールの流通路の中心から径方向に見た貫
孔の開口端縁部形状を示す図である。
造を例示したもので、(a)は縦断面図、(b)は
(a)の本管レールの流通路の中心から径方向に見た貫
孔の開口端縁部形状を示す図である。
【図7】従来のコモンレールを例示したもので、(a)
はコモンレールの枝管接続部を一部破断して示す正面
図、(b)は(a)のイーイ線上の縦断側面図である。
はコモンレールの枝管接続部を一部破断して示す正面
図、(b)は(a)のイーイ線上の縦断側面図である。
1 本管レール 1−1 流通路 1−2、1−12、1−22、1−32 貫孔 1−2a、1−12a、1−22a、1−32a 受圧
座面 1−2b、1−12b、1−22b、螺子部 1−3 連通孔 2 枝管 2−1 2−11、2−21、2−31 流路 2−1a、2−11a、2−21a、2−31a 押圧
座面 2−21c 2−31c 傾斜壁 2−21b、2−31b 拡径部 2−1b、2−11b、2−21d 螺子面 2−32 スリーブ
座面 1−2b、1−12b、1−22b、螺子部 1−3 連通孔 2 枝管 2−1 2−11、2−21、2−31 流路 2−1a、2−11a、2−21a、2−31a 押圧
座面 2−21c 2−31c 傾斜壁 2−21b、2−31b 拡径部 2−1b、2−11b、2−21d 螺子面 2−32 スリーブ
Claims (3)
- 【請求項1】 軸芯内部に流通路を有する本管レールの
軸方向の周壁部に間隔を保持して複数の貫孔を設け、か
つ該貫孔の周面部にそれぞれ前記流通路に通ずる流路を
有する枝管を連設する外方への開口する受圧座面を形成
して該枝管の端部のなす押圧座面部を当接係合せしめて
枝管を固定、接続してなるコモンレールにおいて、前記
貫孔を流通路の径方向に偏心させるとともに該貫孔部の
開口する前記受圧座面に連って螺子部を設け、かつ枝管
側のなす前記押圧座面に連る螺子面をもって前記螺子部
に螺合締着し、前記押圧座面と押圧座面とのなす相互の
当接係合部分または前記螺子面と螺子部とのなす相互の
螺合部分のうち少なくとも一方をろう着して接続構成し
たことを特徴とするコモンレール。 - 【請求項2】 前記枝管側の端部付近を先端側への傾斜
壁に連る拡径部となしてその先端部を前記受圧座面と合
致する断面形状となす押圧座面となして該座面部分を受
圧座面に当接係合せしめ、かつ相互の当接係合部をろう
着して接続構成したことを特徴とする請求項1記載のコ
モンレール。 - 【請求項3】 前記接続頭部をスリーブを用いて形成す
ることを特徴とする請求項2記載のコモンレール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9013139A JPH10176784A (ja) | 1996-10-15 | 1997-01-08 | コモンレール |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-293212 | 1996-10-15 | ||
JP29321296 | 1996-10-15 | ||
JP9013139A JPH10176784A (ja) | 1996-10-15 | 1997-01-08 | コモンレール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10176784A true JPH10176784A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=26348870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9013139A Pending JPH10176784A (ja) | 1996-10-15 | 1997-01-08 | コモンレール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10176784A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1424493A1 (en) * | 2000-10-25 | 2004-06-02 | Siemens VDO Automotive Inc. | A method of making a fuel assembly |
US6929288B2 (en) | 2001-12-20 | 2005-08-16 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Limited | Connecting structure of branch connector in fuel pressure accumulating container |
-
1997
- 1997-01-08 JP JP9013139A patent/JPH10176784A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1424493A1 (en) * | 2000-10-25 | 2004-06-02 | Siemens VDO Automotive Inc. | A method of making a fuel assembly |
US6929288B2 (en) | 2001-12-20 | 2005-08-16 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Limited | Connecting structure of branch connector in fuel pressure accumulating container |
US7278661B2 (en) | 2001-12-20 | 2007-10-09 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Limited | Connecting structure of branch connector in fuel pressure accumulating container |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060628 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061107 |