JPH1021996A - スイッチ付きコネクタ - Google Patents

スイッチ付きコネクタ

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Publication number
JPH1021996A
JPH1021996A JP8189964A JP18996496A JPH1021996A JP H1021996 A JPH1021996 A JP H1021996A JP 8189964 A JP8189964 A JP 8189964A JP 18996496 A JP18996496 A JP 18996496A JP H1021996 A JPH1021996 A JP H1021996A
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JP
Japan
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contact
terminal
common
break
connector
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Pending
Application number
JP8189964A
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English (en)
Inventor
Tomoyasu Yanase
智康 梁瀬
Kiyoshi Asai
浅井  清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
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Publication date
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Priority to JP8189964A priority Critical patent/JPH1021996A/ja
Publication of JPH1021996A publication Critical patent/JPH1021996A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/66Structural association with built-in electrical component
    • H01R13/70Structural association with built-in electrical component with built-in switch
    • H01R13/703Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁ハウジング(9)を小型化することがで
き、しかも高周波信号を切り換えることができるスイッ
チ付きコネクタを提供する。 【解決手段】 コイルスプリング(55)により突出方
向に付勢されたスイッチ端子(50)を接点収容室(2
2)内に上下動自在に配置するとともに、接点収容室
(22)の上方にブレーク接点(32)と第1コモン接
点(41)を、下方に第2コモン接点(42)を露出さ
せる。外部端子との接続によりスイッチ端子(50)は
押し下げられ、コモン端子(40)の接続はブレーク端
子(30)から外部端子(71)へ切り換えられる。外
部端子(71)の押し下げ量は、コイルスプリング(5
5)により吸収され、スイッチ端子(50)の移動量を
僅かなものとできるので、絶縁ハウジング(9)の小型
化、低背化が可能となる。また、高周波信号を切り換え
るものであっても、コイルスプリング(55)に高周波
信号は流れないので、コイルスプリング(55)のイン
ダクタンスが他の回路に影響することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、同軸ケーブルな
どの端末に接続された外部端子が当接することにより、
コモン端子の接続がブレーク端子から外部端子へ切り換
えられるスイッチ付きコネクタの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチ付きコネクタは、例えば、PH
S、携帯電話機等において、常時は、内蔵のアンテナに
接続している送受信回路を、オプションの車載用のアン
テナ、出荷時の検査装置等に切り換えるために、これら
の回路間に介在させて用いるものである。
【0003】従来のスイッチ付きコネクタ100は、図
12に示すように、先端部に筒状の絶縁スリーブ101
aを有する絶縁性の絶縁ハウジング101を備えてお
り、絶縁ハウジング101内には、ブレーク端子102
のブレーク接点102aとコモン端子103のコモン接
点103aを収容する接点収容室104が形成されてい
る。この接点収容室104と連通するように、絶縁スリ
ーブ101aの前面には、外部端子である同軸コネクタ
105の信号端子105aを挿入させる挿通孔106が
穿設され、また、挿通孔106と同心円上の絶縁スリー
ブ101aの周囲には、筒状アースシェル107が固着
されている。筒状アースシェル107後方のアースシェ
ル脚部107aは、絶縁ハウジング101の背面から後
方に露出し、図示しないプリント配線基板のアースパタ
ーンに半田接続される。
【0004】ブレーク端子102は、細長の金属板バネ
片からなり、接点収容室104内で前後方向に配置され
たブレーク接点102aと絶縁ハウジング101の後方
から突出するブレーク端子脚部102bを一体に有して
いる。また、コモン端子103も、細長の導電性板バネ
片で形成され、接点収容室104内で二重に折り返され
た先端が挿通孔106に臨むコモン接点103aと絶縁
ハウジング101の後方から突出するコモン端子脚部1
03bを有している。このようにコモン接点103aの
基端が二重に折り返されることによって、常時は、コモ
ン接点103aがブレーク接点102aに弾性接触する
ようになっている。
【0005】このスイッチ付きコネクタ100に、同軸
コネクタ105を挿入すると、同軸コネクタ105周囲
の接地端子105bが筒状アースシェル107に弾性接
触するとともに、中心の信号端子105aがコモン端子
103のコモン接点103aに弾性接触する。このと
き、コモン接点端子103は、信号端子105aに当接
することによって図中右方に撓み、ブレーク接点102
bとの接続が断たれる。
【0006】従って、コモン端子103に携帯電話、P
HSの送受信回路を、ブレーク端子102に内蔵のアン
テナを接続し、同軸コネクタ105の外部端子である信
号端子105aにオプションの車載用アンテナを接続さ
せれば、同軸コネクタ105をスイッチ付きコネクタ1
00に接続するだけで、内蔵アンテナとの接続が遮断さ
れるとともに、車載用アンテナへ送受信回路の接続を切
り換えることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、細長の
板バネ片であるコモン端子103は、プラグの外部端子
105aと所定の接触圧をもって接触させる必要がある
とともに、外部端子105aが挿入されないときには、
ブレーク接点102aとも弾性接触させる必要があるこ
とから、充分なバネスパンをとらなければならない。ま
た、同軸コネクタ105の挿入ストロークは挿入する度
に変化するので、外部端子105aが挿入される接点収
容室104は、挿入ストロークに合わせた奥行きを設け
る必要があり、絶縁ハウジング101が大型化する。特
に、スイッチ付きコネクタが取り付けられるプリント配
線基板に対して直交する方向から外部端子105aが挿
入されるスイッチ付きコネクタでは、その高さが高くな
るものであった。このようなことから、スイッチ付きコ
ネクタ100の小型化、低背化に限界があり、小型化が
要求されるPHS、携帯電話に内蔵するスイッチ付きコ
ネクタ100には適しないものであった。
【0008】そこで、本出願人は、コモン端子にコイル
スプリングを用いて上述の問題を解決したスイッチ付き
コネクタを特願平8−50746号により出願した。
【0009】このスイッチ付きコネクタ110を図1
3、図14で説明すると、111は、カバー112と基
台113からなる絶縁ハウジングで、その内部に接点収
容室114とこの接点収容室114の内頂面で外部に連
通する挿通孔117が形成されている。
【0010】この絶縁ハウジング111には、接点収容
室114の内頂面に沿ってブレーク接点115が露出す
るようにブレーク端子116が圧入によって取り付けら
れている。基台113の接点収容室114の内底面とな
る位置からは、支持突起118が上方に突設され、この
支持突起118にコイルスプリング119の基部が巻回
されている。コモン端子121は、このコイルスプリン
グ119とコイルスプリング119の上端に冠着される
コモン接点となる導電キャップ120によって構成さ
れ、常時は、図13に示すように、コイルスプリング1
19で導電キャップ120をブレーク接点115に当接
させて、コモン端子121とブレーク端子116を接続
させている。
【0011】図13に示す状態から、図14に示すよう
に外部端子122を挿通孔117に挿入すると、挿通孔
117に臨む導電キャップ120は外部端子122と接
触することによって電気的に接続するとともに、外部端
子122からの押し下げによってブレーク接点115と
の接触が断たれる。従って、コモン端子121と外部端
子122が接続する。外部端子122を挿通孔117か
ら抜き出すと、導電キャップ120はコイルスプリング
119の弾性によって再び原位置に復帰し、ブレーク接
点115と弾性接触する。
【0012】このスイッチ付きコネクタ110によれ
ば、コモン端子121に板バネ片を用いないので長い配
置スペースを必要とせず、絶縁ハウジング111を小型
化することができる。また、外部端子121の押し下げ
量は、コイルスプリング119により吸収されるので、
絶縁ハウジング111が小型化できる。しかしながら、
PHS、携帯電話機等にこのスイッチ付きコネクタ11
0を用いると、コイルスプリング119に高周波信号で
あるアンテナ信号が流れるので、コイルスプリング11
9のインダクタンスによって不要輻射が生じ、輻射電力
が大きいアンテナ信号を出力することができず、又、良
好な受信感度が得られない。
【0013】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、絶縁ハウジングを小型化することが
でき、しかも高周波信号を切り換えることができるスイ
ッチ付きコネクタを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1のスイッチ付きコネクタは、接点収容室
と接点収容室の内頂面で外部に連通する挿通孔とが形成
された絶縁ハウジングと、接点収容室内の上方に露出す
るブレーク接点を有し、絶縁ハウジングに支持されたブ
レーク端子と、接点収容室内の上方と下方にそれぞれ露
出する第1コモン接点と第2コモン接点とを有し、ブレ
ーク端子と絶縁するように絶縁ハウジングに支持された
コモン端子と、接点収容室内で上下動自在に摺動する導
電キャップと、導電キャップの上面に一体に突設され挿
通孔を挿通する受圧突起とからなるスイッチ端子と、接
点収容室の内底面に支持され、導電キャップを接点収容
室内で上方に付勢するコイルスプリングとを備え、常時
は、コイルスプリングにより接点収容室の上方へ付勢さ
れた導電キャップによりブレーク接点と第1コモン接点
間が橋絡し、コモン端子とブレーク端子が接続し、挿通
孔(15)を挿通した受圧突起が外部端子によって押し
下げられたときには、接点収容室の下方に押し下げられ
た導電キャップは、少なくともブレーク接点との接触が
断たれた後に、第2コモン接点に接触し、コモン端子と
外部端子とが接続することを特徴とする。
【0015】スイッチ端子が外部端子により押し下げら
れないときには、導電キャップは、コイルスプリングに
よって接点収容室の上方に付勢され、接点収容室の上方
に露出する第1コモン接点とブレーク接点に接触する。
従って、常時は、ブレーク接点と第1コモン接点が導電
キャップによって橋絡し、コモン端子とブレーク端子が
電気的に接続する。このとき、受圧突起は、導電キャッ
プの上面に一体に突設され、挿通孔を貫通するので、絶
縁ハウジングの上面から突出している。
【0016】外部端子が受圧突起を押し下げると、受圧
突起と一体の導電キャップは、コイルスプリングの弾性
に抗して下降してブレーク接点と第1コモン接点との接
続が断たれるとともに、接点収容室の下方まで下降し、
接点収容室下方に露出する第2コモン接点と接触する。
従って、コモン端子との接続は、ブレーク端子から外部
端子に切り換えられる。
【0017】外部端子を除くと、コイルスプリングの弾
性によって、導電キャップは原位置に復帰し、再び第1
コモン接点とブレーク接点を橋絡する。
【0018】コイルスプリングの弾性によってブレーク
端子とコモン端子とを接続するので、コモン端子自体に
ブレーク端子との弾性接触のためのバネスパンを設ける
必要がない。また、外部端子の押し下げ量は、コイルス
プリングにより吸収され、絶縁ハウジング内での導電キ
ャップの押し下げ量を僅かなものとできるので、絶縁ハ
ウジングの小型化、低背化が可能となる。
【0019】このコイルスプリングには、外部端子若し
くはブレーク端子からの電流が流れないので、高周波信
号を切り換えるスイッチ付きコネクタに用いても、コイ
ルスプリングが高周波信号に影響することはない。
【0020】外部端子と接触する受圧突起は、常時、絶
縁ハウジングの上面に突出しているので、外部端子を平
板状の接点とすることができる。
【0021】コモン端子は、異なる位置で導電キャップ
と接触する第1コモン接点と第2コモン接点を有してい
るので、ノンショーティングタイプの接続切り換えが可
能となる。
【0022】また、請求項2のスイッチ付きコネクタ
は、コモン端子は、細長の金属板バネ片で形成され、金
属板バネ片の先端を第1コモン接点として接点収容室の
内頂面に沿って露出させるとともに、中間部を切り起こ
してその切り起こし端部を第2コモン接点として接点収
容室の下方に突出させたことを特徴とする。
【0023】コモン端子が、金属板バネ片で形成される
ので、コモン端子に高周波信号を流すことができる。
【0024】第1コモン接点と導電キャップは、コイル
スプリングにより弾性接触するので、金属板バネ片の先
端を接点収容室の内頂面に沿って露出するだけで、第1
コモン接点とすることができる。
【0025】金属板バネ片の切り起こし端部を第2コモ
ン接点とするので、第2コモン接点は、片持ち支持され
て接点収容室の下方に押し下げられた導電キャップに弾
性接触する。
【0026】第1コモン接点を絶縁ハウジングの外部ま
で引き出す金属バネ片の中間部を切り起こして、第2コ
モン接点のバネスパンとするので、コモン端子の全長が
必要以上に長くならない。
【0027】また、請求項3のスイッチ付きコネクタ
は、接点収容室の内底面から挿通孔に向けて上方に支持
突起を突設し、支持突起にコイルスプリングの基部を巻
装させたことを特徴とする。
【0028】コイルスプリングは、支持突起によって接
点収容室内で起立した状態で位置決めされ、また、導電
キャップは支持突起から外れることがないので、支持突
起に案内され、傾斜することなく接点収容室内を昇降す
る。従って、導電キャップが押し下げられたときに傾斜
して第2コモン接点との接触不良が生じるということが
ない。
【0029】また、請求項4のスイッチ付きコネクタ
は、受圧突起が外部端子に押し下げられたときに、外部
端子周囲の接地端子と接触するように、絶縁ハウジング
(9)の上面にアース端子を配設したことを特徴とす
る。
【0030】受圧突起が外部端子に押し下げられると、
外部端子とコモン端子が接続すると同時に、外部端子周
囲の接地端子とアース端子が接続する。従って、同軸ケ
ーブルの中心導体を外部端子に、シールド線を接地端子
に接続させれば、同軸ケーブルの端末に接続されたコネ
クタと接続することができる。
【0031】請求項5のスイッチ付きコネクタは、接点
収容室(22)と接点収容室(22)の内頂面で外部に
連通する挿通孔(15)とが形成された絶縁ハウジング
(9)と、接点収容室(22)内の上方に露出するブレ
ーク接点(32)を有し、絶縁ハウジング(9)に支持
されたブレーク端子(30)と、接点収容室(22)内
の上方と下方にそれぞれ露出する第1コモン接点(4
1)と第2コモン接点(42)とを有し、ブレーク端子
(30)と絶縁するように絶縁ハウジング(9)に支持
されたコモン端子(40)と、接点収容室(22)内で
上下動自在に摺動する導電キャップ(52)と、接点収
容室(22)の内底面に支持され、導電キャップ(5
2)を接点収容室(22)内で上方に付勢するコイルス
プリング(55)とを備え、常時は、コイルスプリング
(55)により接点収容室(22)の上方へ付勢された
導電キャップ(52)によりブレーク接点(32)と第
1コモン接点(41)間が橋絡し、コモン端子(40)
とブレーク端子(30)が接続し、挿通孔(15)を挿
通する外部端子によって導電キャップ(52)が押し下
げられたときには、導電キャップ(52)は、少なくと
もブレーク接点(32)との接触が断たれた後に第2コ
モン接点(42)に接触し、コモン端子(40)と外部
端子とが接続することを特徴とする。
【0032】導電キャップが外部端子により押し下げら
れないときには、コイルスプリングによって接点収容室
の上方に付勢され、接点収容室の上方に露出する第1コ
モン接点とブレーク接点に接触する。従って、常時は、
ブレーク接点と第1コモン接点が導電キャップによって
橋絡し、コモン端子とブレーク端子が電気的に接続す
る。
【0033】外部端子が導電キャップを押し下げると、
導電キャップは、コイルスプリングの弾性に抗して下降
してブレーク接点と第1コモン接点との接続が断たれる
とともに、接点収容室の下方まで下降し、接点収容室下
方に露出する第2コモン接点と接触する。従って、コモ
ン端子との接続は、ブレーク端子から外部端子に切り換
えられる。
【0034】外部端子を除くと、コイルスプリングの弾
性によって、導電キャップは原位置に復帰し、再び第1
コモン接点とブレーク接点を橋絡する。
【0035】コイルスプリングの弾性によってブレーク
端子とコモン端子とを接続するので、コモン端子自体に
ブレーク端子との弾性接触のためのバネスパンを設ける
必要がない。また、外部端子の押し下げ量は、コイルス
プリングにより吸収され、絶縁ハウジング内での導電キ
ャップの押し下げ量を僅かなものとできるので、絶縁ハ
ウジングの小型化、低背化が可能となる。
【0036】このコイルスプリングには、外部端子若し
くはブレーク端子からの電流が流れないので、高周波信
号を切り換えるスイッチ付きコネクタに用いても、コイ
ルスプリングが高周波信号に影響することはない。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、この発明の1実施形態を図
1乃至図8で説明する。
【0038】図1乃至図7は、本実施の形態に係るスイ
ッチ付きコネクタ1の各構成を示し、これらの図におい
て、10はカバー、20は基台、30はブレーク端子、
40はコモン端子、50はスイッチ端子、60は、アー
ス端子である。
【0039】カバー10と基台20は、それぞれ絶縁性
の合成樹脂からなり、互いに嵌合することによって絶縁
ハウジング9を構成している。
【0040】カバー10は、底面が開口した箱状に形成
され、その内頂面には上方に貫通する挿通孔15が穿設
され、後述するスイッチ端子50の受圧突起51を挿通
させるようにしている。
【0041】基台20は、このように構成されたカバー
10と嵌合し、カバー10の底面を施蓋する形状となっ
ている。すなわち基台20は、カバー10の内側面に嵌
合するように略直方体状の成形され、後方の段部21
は、カバー10の内凹面11と凹凸関係で接するように
なっている。基台20の中央部には、図5に示すよう
に、円筒形の接点収容室22が上方から凹設されてい
る。
【0042】接点収容室22の内底面中央には、リング
状凹溝23により画された円柱状の支持突起24が立設
されている。このリング状凹溝23にコイルスプリング
55の基端が位置決めされ、支持突起24に基部が巻装
されることによって接点収容室22の軸方向にコイルス
プリング55が支持される。
【0043】基台20の前後の側面と上面には、ブレー
ク端子30とコモン端子40を支持するブレーク端子取
付溝27とコモン端子取り付け溝28が凹設されてい
る。基台20後方の側面に凹設されたコモン端子取り付
け溝28は、可動接点収容溝26により接点収容室に連
通している。
【0044】ブレーク端子30は、導電性の金属薄板を
細長帯状に打ち抜いた後、その長手方向に沿ってクラン
ク状に折り曲げ形成したもので、一端に打ち出されたボ
スのブレーク接点32と、他端のブレーク端子脚部33
と、両者を鉛直方向で連結する引き出し部31を備えて
いる。引き出し部31の両側面には、カバー10の端子
取付溝17の内面に係止する図示しない係止突起が突設
され、ブレーク端子30をブレーク端子取り付け溝27
に沿って取り付けている。
【0045】図6に示すように、コモン端子40も導電
性の金属薄板をブレーク端子30よりやや太幅の帯状に
打ち抜いた後、その長手方向に沿ってクランク状に2段
折り曲げ形成したもので、一端に打ち出されたボスの第
1コモン接点41と、他端のコモン端子脚部43と、両
者を鉛直方向で連結する引き出し部44と、引き出し部
44から切り起こされ、その切り起こし端部で「く」の
字状に折り曲げられた第2コモン接点42とを備えてい
る。引き出し部44の両側面には、コモン端子取り付け
溝28の内面に係止する係止突起45、45が突設さ
れ、係止突起45、45を前記溝28に係止させること
によって、ブレーク端子30をブレーク端子取り付け溝
27に沿って取り付けている。
【0046】スイッチ端子50は、図7に示すように、
導電キャップ52と導電キャップ52の上面に一体に連
設された円柱状の受圧突起51とからなっている。導電
キャップ52は、コイルスプリング42の上部に冠着さ
れるもので、コイルスプリング55の巻径よりやや大き
い内径で、上面が一体に覆われた円筒状となるように成
形されている。
【0047】アース端子60は、導電性の金属板でカバ
ー10の挿通孔15周囲を除く上面を覆うもので、上面
を覆うアース端子本体からカバー10の左右の側面に沿
って垂設された一対のアース脚部62、62を一体に備
えている。
【0048】スイッチ付きコネクタ1の組み立ては、始
めに、接点収容室22内の支持突起24にコイルスプリ
ング55の基部を巻装し、このコイルスプリング55に
スイッチ端子50の導電キャップ52を冠着する。
【0049】次いで、ブレーク端子30とコモン端子4
0をそれぞれブレーク端子取り付け溝27とコモン端子
取り付け溝28に仮止めし、各端子50、30、40が
取り付けられた基台20にカバー10を覆って、図示し
ない係合部によりカバー10と基台20を係合させ一体
化する。
【0050】この組み立てた状態で、コイルスプリング
55はスイッチ端子50を上方へ付勢する圧縮スプリン
グとして作用し、ブレーク端子30とコモン端子40
は、これらの取り付け溝27、28に沿って基台20に
取り付けられ、カバー10の内面との間で挟持されるこ
とにより絶縁ハウジング9内に支持される。このとき、
図1に示すように、コモン端子40の第1コモン接点4
1は、接点収容室22の内頂面に沿って後方(図中右
方)から露出し、第2コモン接点42は、可動接点収容
溝26から接点収容室22の下方に突出している。一
方、ブレーク端子30のブレーク接点32は、接点収容
室22の内頂面に沿って前方から露出している。また、
カバー10に取り付けられたアース端子60のアース脚
部62、62、ブレーク端子脚部33、コモン端子脚部
43は、いずれも水平に折り曲げられて基台20の底面
と同一面上に露出し、スイッチ付きコネクタ1が表面実
装されるプリント配線基板(図示せず)の対応するパタ
ーンに半田接続される。
【0051】基台20にカバー10を嵌合させた状態で
は、接点収容室22と挿通孔15が同一軸線上に連通す
るようになっていて、従って常時は、接点収容室22内
でコイルスプリング55により上方に付勢されたスイッ
チ端子50の受圧突起51は、挿通孔15を挿通してカ
バー10の上面から図1のように突出する。又、このと
きに、導電キャップ52の上面は、接点収容室22の内
頂面に露出する第1コモン接点41とブレーク接点32
に当接し、両接点を橋絡している。
【0052】本実施の形態に係るスイッチ付きコネクタ
1は、携帯電話に用いられるものであり、ブレーク端子
脚部33は、携帯電話内のプリント配線基板のパターン
を介して携帯電話に内蔵されたアンテナに、コモン端子
脚部43は、プリント配線基板のパターンを介して携帯
電話の送受信回路に、アース脚部62は、プリント配線
基板のアースパターンに電気接続されている。
【0053】図8は、このスイッチ付きコネクタ1と接
続する同軸コネクタ70を示し、同軸コネクタ70の他
端は自動車に取り付けられたアンテナ76に接続するも
のである。この同軸コネクタ70は、合成樹脂製の略円
柱状のインシュレータ72を備えており、インシュレー
タ72の中心に黄銅製の外部端子である信号端子71が
固着されている。信号端子71には、車載用のアンテナ
76に接続された同軸ケーブル80の中心導体82が接
続されている。この同軸コネクタ70は、自動車内のコ
ンポーネントパネルから引き出し自在に配置され、外部
端子である信号端子71は、同軸コネクタ70を使用し
ないときに不用意に他の導電体と接触しないように後退
した位置に配設され、また、人体など他のものに当接し
て危険がないように平板状に形成されている。
【0054】インシュレータ72の外周前方には、円筒
状の接地端子73が前後方向に進退自在に取り付けら
れ、また後方には、同軸ケーブル80の編組線81をイ
ンシュレータ72との間で挟持する接地筒体74が固着
されている。接地端子73は、接地筒体74との間に配
置されたバネ75により前方(図中上方)に付勢されて
いる。バネ75は、同軸コネクタ70の信号端子71よ
り接地端子73を突出させ、接続の際に接地端子73を
後退させて信号端子71を接続させるものである。しか
しながら、本実施の形態に係るスイッチ付きコネクタ1
は、外部端子71と接続するスイッチ端子50が絶縁ハ
ウジング9から突出しているので、接続の際に必ずしも
同軸コネクタ70側の接地端子73を後退させる必要は
なく、バネ75を備えない同軸コネクタとも接続でき
る。
【0055】次に、図8に示す同軸コネクタ70を当接
させてスイッチ付きコネクタ1に接続する際の作用を図
1と図2で説明する。図1は、同軸コネクタ70の接続
前(常時)の状態を、図2は、同軸コネクタ70がスイ
ッチ端子50を押し下げたときの状態を、それぞれ示す
スイッチ付きコネクタ1の縦断面図である。
【0056】同軸コネクタ70を接続する前(常時)の
図1の状態では、スイッチ端子50の導電キャップ52
は、コイルスプリング55により上方に付勢されてブレ
ーク接点32と第1コモン接点41に弾性接触して、こ
れらの接点間を橋絡している。従って、ブレーク端子3
0とコモン端子40間が電気接続し、携帯電話の送受信
回路は内蔵アンテナと接続している。
【0057】同図のように、この状態で受圧突起51
は、絶縁ハウジング9の上面から突出しているので、同
軸コネクタ70をこのスイッチ付きコネクタ1に接続さ
せようとすると、始めに信号端子71と受圧突起51が
当接して受圧突起51をコイルスプリング55に抗して
接点収容室22内に押し下げる。受圧突起51が下降す
ると、一体の導電キャップ52も接点収容室22の上方
から下降し、ブレーク接点32と第1コモン接点41と
の接触が断たれる。従って、携帯電話の送受信回路と内
蔵アンテナとの接続は遮断される。
【0058】更に、信号端子71により受圧突起51を
押し下げると、信号端子71周囲の接地端子73は、ア
ース端子60に当接した後、バネ75が圧縮されること
によりアース端子60に弾性接触しながら後退する。図
2に示すように、信号端子71が絶縁ハウジング9の上
面に当接するまで受圧突起51を押し下げると、図示し
ないロック機構によって、同軸コネクタ70とスイッチ
付きコネクタ1は係合し、同図の接続状態を維持する。
【0059】この接続状態では、導電キャップ52は、
接点収容室22の下方まで下降して第2コモン接点42
と弾性接触する。従って、コモン端子40は、スイッチ
端子50を介して信号端子71と電気接続し、携帯電話
の送受信回路は、車載用のアンテナ76側に接続が切り
換えられる。又、この状態で、接地端子73はアース端
子60に接続し、同軸ケーブル80の編組線81がアー
ス端子60を介してプリント配線基板のグランドパター
ンに接続する。
【0060】スイッチ付きコネクタ1とのロックを解除
して同軸コネクタ70を除くと、スイッチ端子50は、
コイルスプリング55の弾性によって図1に示す位置ま
で復帰し、導電キャップ52は、第2コモン接点42と
の接触が断たれるとともに、再びブレーク接点32と第
1コモン接点41に弾性接触し、携帯電話の送受信回路
の接続が内蔵アンテナ側に切り換えられる。
【0061】上述の第1の実施の形態では、外部端子7
1がスイッチ端子50に接続した後に、接地端子73が
アース端子60に接続するものであったが、接続の前後
は、接地端子73に対する外部端子71の突出長若しく
は、図1の状態での受圧突起51の突出量を調整するこ
とによって、簡単に変更することができる。又、この受
圧突起51の突出量を調整することによって、スイッチ
端子50の押し下げストロークを定めることができ、絶
縁ハウジング9の高さを任意に設定できる。
【0062】また、上記の実施の形態では、第2コモン
接点は、引き出し部44から切り起こした板バネ片の先
端に形成し、導電キャップ52と弾性接触させるもので
あるが、必ずしもこのようにコモン端子40にバネスパ
ンを形成する必要はない。更に、スイッチ端子50に常
時は挿通孔15から上方に突出する受圧突起51を設け
ているが、外部端子71が挿通孔15を挿通して、スイ
ッチ端子50を押し下げるものであれば、この受圧突起
51を設ける必要はない。
【0063】このようにコモン端子にバネスパンを形成
せず、また、受圧突起を形成しないスイッチ付きコネク
タ96を図9乃至図11で説明する。コネスイッチ付き
コネクタ96には、従来例で説明した外部端子122
(図14参照)が接続する。図において、83は、カバ
ー84と基台85からなる絶縁ハウジングで、その内部
に接点収容室86とこの接点収容室86の内頂面で外部
に連通する挿通孔87が形成されている。
【0064】この絶縁ハウジング83には、接点収容室
86の内頂面に沿ってブレーク接点88が露出するよう
にブレーク端子89が圧入によって取り付けられてい
る。基台85の接点収容室86の内底面となる位置から
は、支持突起90が上方に突設され、この支持突起90
にコイルスプリング91の基部が巻回されている。
【0065】コモン端子92は、接点収容室86内のブ
レーク端子89との対向位置に圧入により取り付けら
れ、この取り付けられた状態で、上方でL字に折り曲げ
られた第1コモン接点93は、接点収容室86の内頂面
に沿って露出し、中間部から水平に折り曲げられたU字
状の第2コモン接点94は、コイルスプリング91の周
囲であって接点収容室86の底面に露出している。
【0066】コイルスプリング91の上端には、導電キ
ャップ95が冠着され、常時は、図10に示すように、
コイルスプリング91で第1コモン接点93とブレーク
接点88に当接させて、コモン端子92とブレーク端子
89を接続させている。
【0067】図10に示す状態から、図11に示すよう
に外部端子122が挿通孔87に挿入されると、挿通孔
87に臨む導電キャップ95は外部端子122と接触す
ることによって電気的に接続するとともに、外部端子1
22からの押し下げによってブレーク接点88との接触
が断たれる。更に、押し下げにより導電キャップ95が
下降すると、接点収容室86の底面に露出する第2コモ
ン接点94に当接し、導電キャップ95を介してコモン
端子92と外部端子122が接続する。外部端子122
を挿通孔87から抜き出すと、導電キャップ95はコイ
ルスプリング91の弾性によって再び原位置に復帰し、
ブレーク接点89と弾性接触する。
【0068】尚、カバー84の周囲に嵌着された円筒状
のアース端子97は、外部端子122の周囲に接地端子
(図示せず)のある同軸コネクタと接続する場合に、該
接地端子と電気接続するものである。
【0069】このスイッチ付きコネクタ96によれば、
コモン端子92の第2コモン接点94にも板バネ片を用
いないので長い配置スペースを必要とせず、絶縁ハウジ
ング83を小型化することができる。また、外部端子1
21の押し下げ量は、コイルスプリング91により吸収
されるので、絶縁ハウジング83が小型化できる。
【0070】尚、上述の実施の形態においては、携帯電
話などに取り付けられ、高周波信号の切り換えに用いら
れるスイッチ付きコネクタ1について説明したが、これ
に限らずイヤホーンジャックやピンジャック等通常の電
源若しくは電気信号の切り換えに使用されるスイッチ付
きコネクタにも適用できる。
【0071】また、上述の実施の形態においては、プリ
ント配線基板に対して直交する方向で同軸コネクタ70
と接離するスイッチ付きコネクタ1について説明した
が、プリント配線基板と平行に移動する同軸コネクタと
接続するスイッチ付きコネクタにも本発明を適用するこ
とができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コイルスプリングの弾性によってブレーク端子とコモン
端子とを接続するので、コモン端子自体にブレーク端子
との弾性接触のためのバネスパンを設ける必要がない。
しかも、このコイルスプリングには、外部端子若しくは
ブレーク端子からの電流が流れないので、高周波信号を
切り換えるスイッチ付きコネクタに用いても、コイルス
プリングが高周波信号の特性に影響することはない。
【0073】また、外部端子の押し下げをコイルスプリ
ングにより吸収するので、外部端子側にコイルスプリン
グなどの弾性体を設ける必要がなく、更に絶縁ハウジン
グ内での導電キャップの押し下げ量を僅かなものとでき
るので、絶縁ハウジングの小型化、低背化が可能とな
る。
【0074】外部端子と接触する受圧突起は、常時、絶
縁ハウジングの上面に突出しているので、外部端子を平
板状の接点とすることができる。
【0075】コモン端子は、異なる位置で導電キャップ
と接触する第1コモン接点と第2コモン接点を有してい
るので、ノンショーティングタイプの接続切り換えが可
能となる。
【0076】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るスイッチ付きコネ
クタ1の同軸コネクタ70との接続前(常時)の状態を
示す縦断面図である。
【図2】同軸コネクタ70が接続された状態を示すスイ
ッチ付きコネクタ1の縦断面図である。
【図3】スイッチ付きコネクタ1の平面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】基台20の斜視図である。
【図6】コモン端子40の斜視図である。
【図7】スイッチ端子50の斜視図である。
【図8】同軸コネクタ70の斜視図である。
【図9】他の実施形態に係るスイッチ付きコネクタ96
の分解斜視図である。
【図10】他の実施の形態に係るスイッチ付きコネクタ
96の常時の状態を示す縦断面図である。
【図11】外部端子122が接続された状態を示すスイ
ッチ付きコネクタ96の縦断面図である。
【図12】従来のスイッチ付きコネクタ100の横断面
図である。
【図13】他のスイッチ付きコネクタ110の接続前
(常時)の状態を示す縦断面図である。
【図14】スイッチ付きコネクタ110の接続状態を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1、96 スイッチ付きコネクタ 9、83 絶縁ハウジング 15、87 挿通孔 22、86 接点収容室 24、90 支持突起 30、89 ブレーク端子 32、88 ブレーク接点 40、92 コモン端子 41、93 第1コモン接点 42、94 第2コモン接点 44 中間部 50 スイッチ端子 51 受圧突起 52、95 導電キャップ 55、91 コイルスプリング 60、97 アース端子 71 信号端子 73 接地端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接点収容室(22)と接点収容室(2
    2)の内頂面で外部に連通する挿通孔(15)とが形成
    された絶縁ハウジング(9)と、 接点収容室(22)内の上方に露出するブレーク接点
    (32)を有し、絶縁ハウジング(9)に支持されたブ
    レーク端子(30)と、 接点収容室(22)内の上方と下方にそれぞれ露出する
    第1コモン接点(41)と第2コモン接点(42)とを
    有し、ブレーク端子(30)と絶縁するように絶縁ハウ
    ジング(9)に支持されたコモン端子(40)と、 接点収容室(22)内で上下動自在に摺動する導電キャ
    ップ(52)と、導電キャップ(52)の上面に一体に
    突設され挿通孔(15)を挿通する受圧突起(51)と
    からなるスイッチ端子(50)と、 接点収容室(22)の内底面に支持され、導電キャップ
    (52)を接点収容室(22)内で上方に付勢するコイ
    ルスプリング(55)とを備え、 常時は、コイルスプリング(55)により接点収容室
    (22)の上方へ付勢された導電キャップ(52)によ
    りブレーク接点(32)と第1コモン接点(41)間が
    橋絡し、コモン端子(40)とブレーク端子(30)が
    接続し、 挿通孔(15)を挿通した受圧突起(51)が外部端子
    によって押し下げられたときには、接点収容室(22)
    の下方に押し下げられた導電キャップ(52)は、少な
    くともブレーク接点(32)との接触が断たれた後に、
    第2コモン接点(42)に接触し、コモン端子(40)
    と外部端子とが接続することを特徴とするスイッチ付き
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 コモン端子(40)は、細長の金属板バ
    ネ片で形成され、金属板バネ片の先端を第1コモン接点
    (41)として接点収容室(22)の内頂面に沿って露
    出させるとともに、中間部(44)を切り起こしてその
    切り起こし端部を第2コモン接点(42)として接点収
    容室(22)の下方に突出させたことを特徴とする請求
    項1記載のスイッチ付きコネクタ。
  3. 【請求項3】 接点収容室(22)の内底面から挿通孔
    (15)に向けて上方に支持突起(24)を突設し、支
    持突起(24)にコイルスプリング(55)の基部を巻
    装させたことを特徴とする請求項1又は2記載のスイッ
    チ付きコネクタ。
  4. 【請求項4】 受圧突起(51)が外部端子(71)に
    押し下げられたときに、外部端子(71)周囲の接地端
    子(73)と接触するように、絶縁ハウジング(9)の
    上面にアース端子(60)を配設したことを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスイッチ付きコ
    ネクタ。
  5. 【請求項5】 接点収容室(22)と接点収容室(2
    2)の内頂面で外部に連通する挿通孔(15)とが形成
    された絶縁ハウジング(9)と、 接点収容室(22)内の上方に露出するブレーク接点
    (32)を有し、絶縁ハウジング(9)に支持されたブ
    レーク端子(30)と、 接点収容室(22)内の上方と下方にそれぞれ露出する
    第1コモン接点(41)と第2コモン接点(42)とを
    有し、ブレーク端子(30)と絶縁するように絶縁ハウ
    ジング(9)に支持されたコモン端子(40)と、 接点収容室(22)内で上下動自在に摺動する導電キャ
    ップ(52)と、 接点収容室(22)の内底面に支持され、導電キャップ
    (52)を接点収容室(22)内で上方に付勢するコイ
    ルスプリング(55)とを備え、 常時は、コイルスプリング(55)により接点収容室
    (22)の上方へ付勢された導電キャップ(52)によ
    りブレーク接点(32)と第1コモン接点(41)間が
    橋絡し、コモン端子(40)とブレーク端子(30)が
    接続し、 挿通孔(15)を挿通する外部端子によって導電キャッ
    プ(52)が押し下げられたときには、導電キャップ
    (52)は、少なくともブレーク接点(32)との接触
    が断たれた後に第2コモン接点(42)に接触し、コモ
    ン端子(40)と外部端子とが接続することを特徴とす
    るスイッチ付きコネクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011100558A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Kojima Press Industry Co Ltd 接点装置
KR102008215B1 (ko) * 2018-04-03 2019-08-07 이서남 케이블 어셈블리

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JP2011100558A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Kojima Press Industry Co Ltd 接点装置
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