JP2011100558A - 接点装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接点装置における高周波領域の伝送損失を改善する。
【解決手段】接点ケース10と接点ケース10に対してスライド自在に取り付けられ、スライド方向先端の導電ゴム32が相手側導体に当接する導通体のムーブメント30と、接点ケース10に取り付けられてスライド方向にムーブメント30を付勢するコイルスプリング40と、接点ケース10に取り付けられるベースとムーブメント30のスライド方向に延びてムーブメント30側面に圧接するアーム22とを含む導電体プレート20と、を備え、ムーブメント30と導電体プレート20とを介して相手側導体と導通を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、接点装置の構造に関する。
車載用の機器には、その一部を車両本体側にあらかじめ組み込んでおき、他の一部を車載用の部品中に組み込み、その部品を車体本体に組みつけることによって車載用の機器が組み立て完成されるものがある。この際、車両本体側に搭載されている機器と部品との間を導通させる接点装置が用いられる。
例えば、車両のリアウインドウのアンテナ装置において、リアウインドウガラスを組み付ける際にリアウインドウガラスのアンテナエレメントと車両に搭載されたアンプなどの電気機器との間を導通させる接点装置が用いられている。この接点装置は、導体の当接部をコイルスプリングによってリアウインドウガラスのアンテナエレメントに押し付けて接触導通させ、コイルスプリングを介して電気信号を車室内の電気機器に導通させるものが用いられていた。しかし、コイルスプリングを介して電気信号を導通させるとそのインダクタンスにより通過損失が大きくなってしまうという問題があり、コイルスプリングを介して電気信号を導通させない様に、当接部に接続した導線によって当接部から車室内へ電気信号を導通させ、通過損失を低減する構造のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献1に記載されたようにコイルスプリングによって当接部をリアウインドウガラスに押し付ける場合、リアウインドウガラスの取り付け位置によっては、当接部がスライド方向に対して傾いてしまい、リアウインドウガラスのアンテナエレメントと当接部との接触抵抗が大きくなってしまうという問題があった。そこで、コイルスプリングに代えてジグザグ薄板ばねを用い、ジグザグ薄板ばねを介して電気信号を導通させる接点装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−166311号公報 特開2008−176966号公報
ところで、近年は、携帯電話やデジタルテレビ放送など高周波の電波を使う機器が車両に搭載されるようになり、接点装置においても高周波領域の伝送損失を抑制することが必要となってきている。ところが特許文献1に記載された従来技術の接点装置では、当接部に接続されている導線が当接部の位置変化を妨げないようにU字型に曲がっているので、導線自体がわずかながらリアクタンス成分を持ってしまい、このリアクタンス成分によって高周波領域での伝送損失が低下してしまうという問題があった。また、特許文献2に記載された従来技術ではジグザグ薄板ばねを介して電気信号を伝送しているため、ジグザグ薄板ばねの長さが長くなるほど高周波領域での性能劣化が大きくなるが、当接部の移動量を確保するためにはジグザク薄板ばねの長さが必要となることから、高周波領域での性能劣化を大きく抑制することが困難であった。
本発明は、接点装置における高周波領域の伝送損失を改善することを目的とする。
本発明の接点装置は、基体部と、基体部に対してスライド自在に取り付けられ、スライド方向先端の当接部が相手側導体に当接する導通体のムーブメントと、基体部とムーブメントとの間に設けられ、スライド方向にムーブメントを付勢する弾性体と、基体部に取り付けられるベースと、ベースからムーブメントのスライド方向に延びてムーブメント側面に圧接するアームとを含む導電体プレートと、を備え、ムーブメントと導電体プレートとを介して相手側導体と導通を行うこと、を特徴とする。
本発明の接点装置において、ムーブメントは中空体であり、導電プレートのアームは、ムーブメントの外側面、あるいはムーブメントの内側面に圧接すること、としても好適である。
本発明は、接点装置における高周波領域の伝送損失を改善することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態における接点装置の斜視図である。 本発明の実施形態における接点装置のムーブメントとアームとを示す斜視図である。 本発明の実施形態における接点装置の構造と動作を示す概念図である。 本発明の実施形態における接点装置の伝送損失特性を示すグラフである。 本発明の他の実施形態における接点装置の構造と動作を示す概念図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、本実施形態の接点装置100は、基体部である接点ケース10と、接点ケース10にガイドされて図1の上下方向にスライド移動するムーブメント30と、接点ケース10に取り付けられ、ムーブメント30のスライド方向に延びてムーブメント30の側面に圧接するアーム22とを含む導電体プレート20と、接点ケース10に取り付けられムーブメント30をスライド方向に向かって付勢する弾性体であるコイルスプリング40と、を含んでいる。
図1に示すように、接点ケース10は、樹脂成形された絶縁体で、中央にムーブメント30が図1の上下方向に沿ってスライドできるようにガイドする複数のリブ11,12,13が設けられている。リブ11は図1に示すムーブメント30の前方の角部の前面をガイドし、リブ12はムーブメント30の側面をガイドし、リブ13はムーブメント30の背面をガイドするよう構成されている。各リブ11,12,13によってムーブメント30が上下にスライドする四角い筒状の内部空間14が構成され、内部空間14の底部は接点ケース10の底部と一体となっている。接点ケース10の底部からは、前面に溝型断面のリブ16が延びている。リブ16はその溝の中に後で説明する金属製の導電体プレート20の出力端26を支持するよう構成されている。また、接点ケース10の各側面には図示しない電気回路基板に取り付けるためのリブ15が成形されている。ムーブメント30は金属製で、上面が閉じた四角い中空体の本体31と、本体31の上面に相手側導体である車両のリアウインドウガラスのアンテナエレメントに接する導電ゴム32とを含んでいる。
図2に示すようにも導電体プレート20は、接点ケース10の内部空間14の底部に取り付けられるベース21と、ベース21からムーブメント30の移動方向に沿って上方向に伸びる二本のアーム22,23を備えている。また、前面側には、電気信号を出力する出力端26を備えている。出力端26はベース21から前方に向かって延びた後、下側に向かって折れ曲がり、図1に示したように、接点ケース10に取り付けられた際に出力端26の先端は接点ケース10から下向きに突出して図示しない電気回路基板に接続される。二本のアーム22,23は対向して上方向に伸び、それぞれ途中からムーブメント30の側面に向かってV字型に折れ曲がっている。そして、折れ曲がった部分の山側の面がムーブメント30の側面に接する接点24,25を形成している。各接点24,25は各アーム22,23のばね力によってムーブメント30の側面に押し付けられて、各表面に圧接している。ムーブメント30は各アーム22,23の各接点24,25によって各側面を前後方向に挟みこまれている。そして、ムーブメント30の本体31の外面は導電体プレート20のアーム22,23の接点24,25が押し付けられてムーブメント30との導通を行う。また、ムーブメント30は車両の振動などによって上下方向に移動するので、導電体プレート20のアーム22,23の接点24,25はムーブメント30の側面と擦れることとなる。このため。ムーブメント30の表面とアーム22,23の接点24,25との潤滑性、導電性を向上させるように、ムーブメント30の側面の表面には潤滑メッキが施されている。
図1に示すように、ムーブメント30の内部の中空空間には、コイルスプリング40が配置されている。コイルスプリング40はその一端が接点ケース10に取り付けられ、他端がムーブメント30の本体31上端を内側から上方向に押し上げるよう構成されている。コイルスプリング40は表面が絶縁されており、ムーブメント30の本体31と導通しないよう構成されている。
図3に示すように、接点装置100を車両に組み込むと、ムーブメント30先端の導電ゴム32がコイルスプリング40の付勢力によって車両のリアウインドウガラス50に設けられたアンテナエレメント51に押し付けられ、アンテナエレメント51と導通する。図3に示す矢印のように、導電体プレート20のアーム22,23によって各接点24,25はムーブメント30の本体31の表面に押し付けられてムーブメント30と導電体プレート20とが導通する。これによってアンテナエレメント51は、導電ゴム32、ムーブメント30、導電体プレート20に導通され、アンテナエレメント51からの電気信号は出力端26から図示しない電気回路基板に出力される。
本実施形態の接点装置100は、特許文献1に記載された従来技術による接点装置のようにリアクタンス成分を持つ導電線によって導通を行うことがなく、また、特許文献2に記載された接点装置のような長いジグザク薄板ばねによって導通を行うことがなく、アンテナエレメント51と出力端26との間を短い距離で導通させることとしているので、特許文献1,2に記載され従来技術の接点装置に比較して高周波領域での伝送損失を低減することができる。図4に本実施形態の接点装置と、特許文献1に記載されたようなリアクタンス成分を持つ導電線によって導通を行う従来型の接点装置と、特許文献2に記載されたような長いジグザク薄板ばねによって導通を行う他の従来型の接点装置の周波数に対する伝送損失特性のグラフを示す。図4において、本実施形態の接点装置の特性は実線aで示し、従来型の接点装置の特性を一点鎖線bで示し、他の従来型の接点装置の特性を点線cによって示す。図4からわかるように、各従来技術の接点装置では、1.5GHz近傍での伝送損失が−3dB程度と大きくなっているのに対し、本実施形態の接点装置では、周波数が1.5GHz近傍でも伝送損失が−0.7dB程度に抑制されている。また、本実施形態では、従来の接点装置に比較して構成が簡便となっているので、全体的に小型となっており、この点でも高周波での損失特性が小さくなっている。以上説明したように、本実施形態の接点装置は、高周波領域の伝送損失を改善することができるという効果を奏する。
図5を参照しながら本発明の他の実施形態について説明する。先に説明した実施形態と同様の部分には同様の符号を付してその説明は省略する。本実施形態は、導電体プレート20のアーム22,23がムーブメント30の本体31の内部空間に入り込むように構成したもので、接点24,25は本体31の内面に押し付けられる。接点装置100を車両に組み込むと、ムーブメント30先端の導電ゴム32がコイルスプリング40の付勢力によって車両のリアウインドウガラス50に設けられたアンテナエレメント51に押し付けられ、アンテナエレメント51と導通する。図5に示す矢印のように導電体プレート20のアーム22,23によって各接点24,25はムーブメント30の本体31の内側表面に押し付けられてムーブメント30と導電体プレート20とが導通する。これによってアンテナエレメント51は、導電ゴム32、ムーブメント30、導電体プレート20に導通され、アンテナエレメント51からの電気信号は出力端26から図示しない電気回路基板に出力される。本実施形態の接点装置は、先に説明した実施形態と同様、高周波領域の伝送損失を改善することができるという効果を奏する。
以上説明した各実施形態では、導電体プレート20のアーム22,23は二本として説明したが、3本あるいは4本としてもよい。また、弾性体としてコイルスプリング40を用いることとして説明したが、導電ゴム32を同程度の力でアンテナエレメント51に押し付けられるものであれば、板ばねによって構成してもよい。また、ムーブメント30は四角形状として説明したが、長円形の筒状態としてもよい。また、本実施形態では、ムーブメント30の先端に導電ゴム32を取り付け、導電ゴム32をアンテナエレメント51
に接触させるようにしたが、導電ゴム32を取り付けず、金属製のムーブメント30の本体31上端を直接アンテナエレメント51に接触させるようにしてもよい。
本発明の接点装置は、車両のリアウインドウガラス50のアンテナエレメント51と電気回路基板との間の導通を行うものとして説明したが、本発明の接点装置は、この実施形態に限らず、高周波電流が流れる部分のコネクタであれば車両の他の部分のガラスアンテナ等さまざまな部分に適用することができる。
10 接点ケース、11,12,13,15,16 リブ、14 内部空間、20 導電体プレート、21 ベース、22,23 アーム、24,25 接点、26 出力端、30 ムーブメント、31 本体、32 導電ゴム、40 コイルスプリング、50 リアウインドウガラス、51 アンテナエレメント、100 接点装置。

Claims (2)

  1. 基体部と、
    基体部に対してスライド自在に取り付けられ、スライド方向先端の当接部が相手側導体に当接する導通体のムーブメントと、
    基体部とムーブメントとの間に設けられ、スライド方向にムーブメントを付勢する弾性体と、
    基体部に取り付けられるベースと、ベースからムーブメントのスライド方向に延びてムーブメント側面に圧接するアームとを含む導電体プレートと、を備え、
    ムーブメントと導電体プレートとを介して相手側導体と導通を行うこと、
    を特徴とする接点装置。
  2. 請求項1に記載の接点装置であって、
    ムーブメントは中空体であり、
    導電プレートのアームは、ムーブメントの外側面、あるいはムーブメントの内側面に圧接すること、
    を特徴とする接点装置。
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