JPH10219114A - 高電圧電気絶縁部品用液状シリコーンゴム組成物およびその製造方法 - Google Patents

高電圧電気絶縁部品用液状シリコーンゴム組成物およびその製造方法

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JPH10219114A
JPH10219114A JP9033263A JP3326397A JPH10219114A JP H10219114 A JPH10219114 A JP H10219114A JP 9033263 A JP9033263 A JP 9033263A JP 3326397 A JP3326397 A JP 3326397A JP H10219114 A JPH10219114 A JP H10219114A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬化前は適度な流動性を有しており、成形性
に優れ、硬化後は高電圧電気絶縁特性に優れ、かつ、機
械的強度の高いシリコーンゴム成形品となり得る液状シ
リコーンゴム組成物を提供する。 【解決手段】(A)アルケニル基含有オルガノポリシロキ
サン、(B)ヒュームドシリカ、(C)オルガノハイドロジ
ェンポリシロキサン、(D)白金系触媒、(E)水酸化アル
ミニウム微粉末、(F)元素の周期表(長周期型)の1
族、2族、3族、7族、9族のいずれかに属する金属の
炭酸塩微粉末もしくは金属の水素塩微粉末からなる高電
圧電気絶縁部品用液状シリコーンゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液状シリコーンゴム
組成物に関する。詳しくは、高い耐候性・高い機械的特
性および良好な高電圧電気絶縁特性(耐トラッキング
性、耐アーク性、耐エロージョン性)を有する液状シリ
コーンゴム組成物に関する。組成物の用途例としてはア
ノードキャップ、プラグブーツ、碍子、難燃電線等が挙
げられる。
【0002】
【従来の技術】従来、アノードキャップ,プラグブー
ツ,碍子,難燃電線等高電圧電気絶縁性が要求される用
途に使用されるシリコーンゴム組成物には、水酸化アル
ミニウム粉末、酸化アルミニウム粉末、石英粉末等の無
機質充填剤を多量に配合することが提案されている。例
えば、特公昭53ー35982号公報および米国特許第
3965065号公報には、加熱硬化することによって
ゴム弾性体となるオルガノポリシロキサンとアルミニウ
ム水和物との混合物を100℃よりも高い温度に30分
以上加熱することによって、通常の電気絶縁性が改善さ
れたシリコーンゴム組成物が得られることが教示されて
いる。また、特開平4ー209655号公報には有機過
酸化物によって加熱硬化しゴム状弾性体となる、オルガ
ノポリシロキサン生ゴムとアルミニウム水酸化物および
フェニル基を持つオルガノシランまたはオルガノシロキ
サンオリゴマーの混合物が、高電圧電気絶縁特性の優れ
たシリコーンゴム組成物となることが教示されている。
しかし、いずれの公知例でも使用されているシリコーン
ゴム材料そのものの高電圧電気絶縁特性は十分満足でき
るものとはいえず、過酷な汚染あるいは気候にさらされ
る条件下では高い電気的ストレスのため、トラッキング
現象、エロージョン現象という劣化現象を生じ、その高
電圧電気絶縁特性が著しく低下するという問題があっ
た。さらにこれらの無機質充填剤を高充填して得られた
シリコーンゴム組成物は、非常に粘度が高く射出成形用
材料等流動性を要求される用途には使用が困難なもので
あり、かつ機械的強度も低いといった問題もあった。従
って、硬化前は適度な流動性を有し、成形性に優れてお
り、硬化後は良好な高電圧電気絶縁特性を持ち、かつ、
機械的強度が高いシリコーンゴム成形品となり得る液状
シリコーンゴム組成物の出現が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は上記の問題
点を解消すべく鋭意研究した結果、特定の付加反応硬化
型シリコーンゴム組成物に、2種類の無機質充填剤を特
定の割合で配合すれば、上記のような問題点は一挙に解
消されることを見出し、本発明に到達した。即ち、本発
明の目的は、硬化前は適度な流動性を有しており、成形
性に優れ、硬化後は機械的強度が高く、かつ、高電圧電
気絶縁特性に優れたシリコーンゴム成形品を与える液状
シリコーンゴム組成物を提供することにある。
【0004】
【課題の解決手段とその作用】 上記目的は、(A)1分子中に2個以上のケイ素原子結合アルケニル基を含有 するオルガノポリシロキサン 100重量部、 (B)比表面積50m2/g以上のヒュームドシリカ 1〜60重量部、 (C)1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノハ イドロジェンポリシロキサン[本成分の量は、本組成物中のケイ素原子結合水素 原子のモル数と(A)成分中のケイ素原子結合アルケニル基のモル数の比が0. 5:1〜20:1となる量である。] (D)白金系触媒 触媒量、 (E)水酸化アルミニウム微粉末 1〜150重量部、 (F)元素の周期表(長周期型)の1族、2族、3族、7族、9族のいずれかに 属する金属の炭酸塩微粉末もしくは金属の水素塩微粉末 1〜150重量部、 からなる液状シリコーンゴム組成物、あるいは上記(A)成分〜(F)成分から なる組成物にさらに、 (G)トリアゾール系化合物 0.001〜1重量部 と配合してなる液状シリコーンゴム組成物によって達成
される。
【0005】これを説明すると、本発明に使用される
(A)成分のオルガノポリシロキサンは、本発明の主剤
となる成分であり、本発明組成物が硬化後ゴム弾性を有
するシリコーンゴムとなるために1分子中に2個以上の
アルケニル基を有することが必要である。このようなア
ルケニル基としては、ビニル基、アリル基、プロペニル
基などが例示される。また本成分中のアルケニル基以外
の有機基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、オクチル基等のアルキル基;フェニル基、ト
リル基で例示されるアリール基;3,3,3ートリフル
オロプロピル基、3ークロロプロピル基で例示されるハ
ロゲン化アルキル基などの置換もしくは非置換の1価炭
化水素基が挙げられる。本成分の分子構造は通常は直鎖
状であるが若干分岐していてもよい。本成分中のアルケ
ニル基は分子鎖末端もしくは側鎖のいずれか、さらには
それらの両方に存在していてもよい。このアルケニル基
は1種類のみでもよく、2種類以上混在していてもよ
い。本成分の粘度は25℃において100センチストー
クス〜100,000センチストークスの範囲であり、
100センチストークス〜50,000センチストーク
スの範囲にあることが好ましい。これは粘度が低すぎる
と硬化後のゴム強度が低下し、高すぎると液状シリコー
ンゴム組成物自体の粘度が高くなりすぎ、流動性に劣る
からである。
【0006】本成分の具体例としては、両末端ジメチル
ビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、両末端
ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メ
チルビニルシロキサン共重合体、両末端ジメチルビニル
シロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルフェニルシ
ロキサン共重合体が挙げられる。また機械的強度を向上
させるために、本成分にオルガノポリシロキサンレジン
を用いてもよい。このようなオルガノポリシロキサンレ
ジンとしては、例えば、(CH33SiO1/2単位と
(CH2=CH)SiO3/2単位とSiO4/2単位からな
るレジン、(CH2=CH)(CH32SiO1/2単位と
SiO4/2単位からなるレジン、(CH2=CH)(CH
32SiO1/2単位と(CH2=CH)(CH32SiO
3/2単位とSiO4/2単位からなるレジンが挙げられる。
【0007】(B)成分のヒュームドシリカは補強性充
填剤であり、主に本発明組成物に機械的強度を与える成
分である。このヒュームドシリカは本発明組成物に機械
的強度を付与させるためには、その比表面積が50m2
/g以上であることが必要である。本成分の配合量は、
(A)成分100重量部に対し1〜60重量部であり、好
ましくは10〜40重量部である。これは本成分の配合
量が少なすぎると高い機械的強度が得られず、逆に多す
ぎると本発明組成物の粘度が高くなり過ぎ、液状シリコ
ーンゴムとしての特性である流動性が失われるからであ
る。また本成分はオルガノシラン、オルガノシラザン、
オルガノシロキサンオリゴマーおよびこれらの混合物か
らなる群から選ばれる有機ケイ素化合物で表面処理され
た比表面積100m2/g以上のヒュームドシリカが機
械的強度を向上させるので好ましい。
【0008】(C)成分のオルガノポリシロキサンは本
発明組成物の架橋剤である。すなわち、(C)成分のケ
イ素原子結合水素原子が(D)成分の白金系触媒の存在
下、(A)成分のケイ素原子結合アルケニル基に付加反
応し、その結果本発明組成物が架橋し硬化にいたるので
ある。(C)成分のオルガノポリシロキサンは1分子中
に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するこ
とが必要である。ケイ素原子結合水素原子以外の有機基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基で例示され
るアルキル基;フェニル基、トリル基で例示されるアリ
ール基;3,3,3−トリフルオロプロピル基、3ーク
ロロプロピル基で例示される置換アルキル基等が挙げら
れる。(C)成分の分子構造としては、直鎖状、分岐を
含む直鎖状、環状、網目状のいずれでもよい。(C)成
分の分子量はとくに制限はないが25℃における粘度が
3〜10,000センチストークスにあることが好まし
い。また、(C)成分の配合量は、本組成物中のケイ素
原子結合水素原子のモル数とケイ素原子結合アルケニル
基のモル数の比が0.5:1〜20:1となる量であ
り、好ましくは1:1〜1:3となる量である。これは
このモル比が0.5未満になると本発明組成物の硬化が
不十分となり、20を越えると過剰な水素が発生して発
泡することがあるからである。
【0009】(D)成分の白金系触媒は本発明組成物を
硬化させるための触媒である。このような白金系触媒と
しては、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール溶液、塩
化白金酸とオレフィン類との錯化合物、塩化白金酸とジ
ビニルシロキサンとの錯体、白金黒、白金あるいは白金
を担持させたもの等が挙げられる。(D)成分の添加量
は、白金系触媒の種類により異なり、特に限定されない
が、通常は(A)成分100万重量部に対して白金系金
属自体として1〜1,000重量部であり、好ましくは
5〜100重量部である。
【0010】(E)成分の水酸化アルミニウム微粉末
は、以前から高電圧電気絶縁特性を向上させる効果があ
ることが確認されており、本発明の必須の成分である。
本成分は、通常、その粒子径が0.2〜100μmの範
囲内のものが使用させる。本成分の配合量は、(A)成
分100重量部に対して1〜150重量部の範囲であ
る。これは、1重量部未満であると、十分な高電圧電気
絶縁特性が得られず、150重量部を越えると材料の機
械的強度の低下が懸念され、さらに本発明組成物の粘度
が高くなり過ぎ、液状シリコーンゴムとしての特性であ
る流動性が失われるからである。
【0011】(F)成分の金属炭酸塩微粉末もしくは金
属水素塩微粉末は本発明の特徴をなす成分であり、本成
分と(D)成分を併用することによって、高電圧電気絶
縁特性を飛躍的に向上させることが可能となる。本成分
は(F)元素の周期表(長周期型)の1族、2族、3
族、7族、9族のいずれかに属する金属の炭酸塩微粉末
もしくは金属の水素塩微粉末である。ここで元素の周期
表は、丸善株式会社発行の化学便覧応用化学編2(平成
7年3月15日付発行)に記載の元素の周期表の(19
93年)にしたがった。このような(F)成分として
は、炭酸カリウム、炭酸カリウムナトリウム、炭酸カル
シウム、炭酸コバルト、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸ストロンチウム、炭酸セリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸ニッケル、炭酸バリウム、炭酸マグネシ
ウム、炭酸マンガンおよび炭酸リチウムからなる群から
選ばれる金属の炭酸塩微粉末もしくは金属の水素塩微粉
末が例示される。本成分の配合量は、(A)成分100
重量部に対して1〜150重量部の範囲であり、好まし
くは10〜100重量部である。
【0012】(G)成分のトリアゾール化合物は単独で
は著効を示さないが、前記した(D)成分および(E)
成分と併用することにより本発明組成物の高電圧電気絶
縁特性をさらに向上させる。このようなトリアゾール系
化合物としては、ベンゾトリアゾール、1,2,3−トリ
アゾール、1,2,4−トリアゾールおよびこれらの誘導
体が例示される。本成分は融点が高いので、シリコーン
ゴム組成物中に均一に分散させるのに際して、エタノー
ル、イソプロピルアルコール、ベンゼン、トルエン、キ
シレンなどの有機溶媒に溶解して使用しても良い。本成
分の配合量は、(A)成分100重量部に対して0.0
01〜1重量部の範囲である。これは、0.001重量
部未満であると併用時の効果が現れず、1重量部を越え
ると硬化阻害を起こし易く、またそれ以上添加してもそ
の効果の改善は見られないためである。 本発明組成物
は上記した(A)成分〜(F)成分あるいは(A)成分
〜(G)成分を所定量均一に混合することによって容易
に製造される。ここで(A)成分〜(F)成分あるいは
(A)成分〜(G)成分の添加の順序は特に限定されな
いが、(A)成分、(B)成分、(E)成分および
(F)成分を減圧下で加熱混合した後、冷却しシリコー
ンゴムベースコンパウンドを作成した後、(C)成分、
(D)成分、さらに(G)成分を添加して混合すること
が好ましい。
【0013】本発明組成物には、必要に応じて従来公知
の付加反応抑制剤、例えばエチニルシクロヘキサノー
ル、ジメチルホルムアミド、トリフェニルホスフィン、
環状メチルビニルシロキサン、3ーメチル1ーブチンー
3ーオール、3、5ージメチル1ーヘキサンー3ーオー
ル、シクロヘキシルブチノール、3ーフェニルー1ーブ
チンー3ーオール、ジフェニルエチニルカルビノール、
3、5ージメチルー3ーヘキセンー1ーインなどを添加
してもよい。また本発明組成物に本来の目的を損なわな
い限り、公知の補強性充填剤、準補強性充填剤、非補強
性充填剤、難燃助剤、耐熱剤、接着付与剤などを必要に
応じて添加してもよい。
【0014】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を説明する。実施
例中、部とあるのは重量部のことであり、オルガノポリ
シロキサンの粘度は25℃における値である。シリコー
ンゴム成形品の物理特性の測定は、JIS K6301
に規定された測定方法で行った。また、高電圧電気絶縁
特性については、IEC.publ.587法に準じ
て、傾斜平板法耐トラッキング性試験を日立化成工業製
HAT−520形を用いて行った(試験電圧 3.5k
V)。表中の判定Aおよび判定Bは、前者は試験片を通
して高圧回路を流れる電流が60mAを超えるまでの時
間(分)であり、後者は、試験片の表面上に下部電極か
ら25mmの位置につけたマークにトラッキングが到達
した時間(分)である。また、目視でエロージョン(浸
食の状態)を観察し、微小、中、大、深の5段階で評価
した。
【0015】
【実施例1】分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基
で封鎖された粘度10,000センチストークスのポリ
ジメチルシロキサン(ケイ素原子結合ビニル基含有量
0.14重量%)100部に、比表面積200m2/g
のヒュームドシリカ20部、水酸化アルミニウム微粉末
(平均粒子径1μm)の50重量部、炭酸セリウム微粉
末15部、シリカの表面処理剤としてヘキサメチルシラ
ザン3部、水1部を均一になるまで混合し、さらに真空
下、170℃で2時間加熱処理し、しかる後分子鎖両末
端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチルシロキ
サン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(ケイ
素原子結合水素原子含有量0.7重量%)1.4部、硬
化触媒として塩化白金酸を白金金属量として10ppm
を加えて、均一に混合し、液状シリコーンゴム組成物を
得た。この液状シリコーンゴム組成物を150℃で5分
の加熱条件で硬化させてシート状のシリコーンゴム成形
品を得た。このシリコーンゴム成形品の物理特性および
高電圧電気絶縁特性を測定した。これらの測定結果を表
1に示した。
【0016】
【実施例2】実施例1で得られた液状シリコーンゴム組
成物1 100部にさらにベンゾトリアゾールの30重
量%イソプロピルアルコール溶液0.3部を加えて、均
一に混合し、液状シリコーンゴム組成物を得た。この液
状シリコーンゴム組成物を150℃で5分の加熱条件で
硬化させてシート状のシリコーンゴム成形品を得た。こ
のシリコーンゴム成形品の物理特性および高電圧電気絶
縁特性を測定した。これらの測定結果を表1に示した。
【0017】
【比較例1】実施例1において、水酸化アルミニウム微
粉末添加量を65部とし、炭酸セリウム微粉末を配合し
なかった以外は実施例1と同様にして液状シリコーンゴ
ム組成物を得た。この液状シリコーンゴム組成物を15
0℃で5分の加熱条件で硬化させてシート状のシリコー
ンゴム成形品を得た。このシリコーンゴム成形品の物理
特性および高電圧電気絶縁特性を測定した。これらの測
定結果を表1に示した。
【0018】
【比較例2】実施例1において、炭酸セリウム微粉末添
加量を65部とし、水酸化アルミニウム微粉末を配合し
なかった以外は実施例1と同様にして液状シリコーンゴ
ム組成物を得た。この液状シリコーンゴム組成物を15
0℃で5分の加熱条件で硬化させてシート状のシリコー
ンゴム成形品を得た。このシリコーンゴム成形品の物理
特性および高電圧電気絶縁特性を測定した。これらの測
定結果を表1に示した。
【0019】
【表1】
【0020】
【実施例3】分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基
で封鎖された粘度10,000センチストークスのポリ
ジメチルシロキサン(ケイ素原子結合ビニル基含有量
0.14重量%)100部に、比表面積200m2/g
のヒュームドシリカ20部、水酸化アルミニウム微粉末
50重量部、炭酸セリウム微粉末15部、シリカの表面
処理剤として両末端ジメチルヒドロキシシロキシ基封鎖
ジメチルシロキサンオリゴマー3部を均一になるまで混
合し、さらに真空下、170℃で2時間加熱処理し、し
かる後分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖され
たジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサ
ン共重合体(ケイ素原子結合水素原子含有量0.7重量
%)1.4部、硬化触媒として塩化白金酸を白金金属量
として10ppmを加えて、均一に混合し、液状シリコ
ーンゴム組成物を得た。この液状シリコーンゴム組成物
を150℃で5分の加熱条件で硬化させてシート状のシ
リコーンゴム成形品を得た。このシリコーンゴム成形品
の物理特性および高電圧電気絶縁特性を測定した。これ
らの測定結果を表2に示した。
【0021】
【実施例4】分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基
で封鎖された粘度10,000センチストークスのポリ
ジメチルシロキサン(ケイ素原子結合ビニル基含有量
0.14重量%)100部に、ジメチルジクロロシラン
で表面処理された比表面積110m2/gの表面処理ヒ
ュームドシリカ20部、水酸化アルミニウム微粉末50
重量部、炭酸セリウム微粉末15部を均一になるまで混
合し、さらに真空下、170℃で2時間加熱処理し、し
かる後、分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖さ
れたジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキ
サン共重合体(ケイ素原子結合水素原子含有量0.7重
量%)1.4部、硬化触媒として塩化白金酸を白金金属
量として10ppmを加えて、均一に混合し、液状シリ
コーンゴム組成物を得た。この液状シリコーンゴム組成
物を150℃で5分の加熱条件で硬化させてシート状の
シリコーンゴム成形品を得た。このシリコーンゴム成形
品の物理特性および高電圧電気絶縁特性を測定した。こ
れらの測定結果を表2に示した。
【0022】
【表2】
【0023】
【実施例5】実施例1において、炭酸セリウム微粉末を
炭酸バリウム微粉末に置き換えた以外は実施例1と同様
にして液状シリコーンゴム組成物を得た。この液状シリ
コーンゴム組成物を150℃で5分の加熱条件で硬化さ
せてシート状のシリコーンゴム成形品を得た。このシリ
コーンゴム成形品の物理特性および高電圧電気絶縁特性
を測定した。これらの測定結果を表3に示した。
【0024】
【実施例6】実施例5で得られた液状シリコーンゴム組
成物100部にさらにベンゾトリアゾールの30重量%
イソプロピルアルコール溶液0.3部を加えて、均一に
混合し、液状シリコーンゴム組成物を得た。この液状シ
リコーンゴム組成物を150℃で5分の加熱条件で硬化
させてシート状のシリコーンゴム成形品を得た。このシ
リコーンゴム成形品の物理特性および高電圧電気絶縁特
性を測定した。これらの測定結果を表3に示した。
【0025】
【比較例3】実施例5において、炭酸バリウム微粉末添
加量65部とし、水酸化アルミニウム微粉末を配合しな
かった以外は実施例5と同様にして液状シリコーンゴム
組成物を得た。この液状シリコーンゴム組成物を150
℃で5分の加熱条件で硬化させてシート状のシリコーン
ゴム成形品を得た。このシリコーンゴム成形品の物理特
性および高電圧電気絶縁特性を測定した。これらの測定
結果を表3に示した。
【0026】
【表3】
【0027】
【実施例7】実施例1において、炭酸セリウム微粉末を
炭酸カルシウム微粉末に置き換えた以外は実施例1と同
様にして液状シリコーンゴム組成物を得た。この液状シ
リコーンゴム組成物を150℃で5分の加熱条件で硬化
させてシート状のシリコーンゴム成形品を得た。このシ
リコーンゴム成形品の物理特性および高電圧電気絶縁特
性を測定した。これらの測定結果を表4に示した。
【0028】
【実施例8】実施例7で得られた液状シリコーンゴム組
成物100部にさらにベンゾトリアゾールの30重量%
イソプロピルアルコール溶液0.3部を加えて、均一に
混合し、液状シリコーンゴム組成物を得た。この液状シ
リコーンゴム組成物を150℃で5分の加熱条件で硬化
させてシート状のシリコーンゴム成形品を得た。このシ
リコーンゴム成形品の物理特性および高電圧電気絶縁特
性を測定した。これらの測定結果を表4に示した。
【0029】
【比較例4】実施例7において、炭酸カルシウム微粉末
添加量を65部とし、水酸化アルミニウム微粉末を配合
しなかった以外は実施例7と同様にして液状シリコーン
ゴム組成物10を得た。この液状シリコーンゴム組成物
を150℃で5分の加熱条件で硬化させてシート状のシ
リコーンゴム成形品を得た。このシリコーンゴム成形品
の物理特性および高電圧電気絶縁特性を測定した。これ
らの測定結果を表4に示した。
【0030】
【表4】
【0031】
【実施例9】実施例1において、炭酸セリウム微粉末を
炭酸マグネシウム微粉末に置き換えた以外は実施例1と
同様にして液状シリコーンゴム組成物を得た。この液状
シリコーンゴム組成物を150℃で5分の加熱条件で硬
化させてシート状のシリコーンゴム成形品を得た。この
シリコーンゴム成形品の物理特性および高電圧電気絶縁
特性を測定した。これらの測定結果を表5に示した。
【0031】
【実施例10】実施例9で得られた液状シリコーンゴム
組成物100部にさらにベンゾトリアゾールの30重量
%イソプロピルアルコール溶液0.3部を加えて、均一
に混合し、液状シリコーンゴム組成物を得た。この液状
シリコーンゴム組成物を150℃で5分の加熱条件で硬
化させてシート状のシリコーンゴム成形品を得た。この
シリコーンゴム成形品の物理特性および高電圧電気絶縁
特性を測定した。これらの測定結果を表5に示した。
【0032】
【比較例5】実施例9において、炭酸マグネシウム微粉
末添加量65部とし、水酸化アルミニウム微粉末を加え
なかった以外は実施例9と同様にして液状シリコーンゴ
ム組成物を得た。この液状シリコーンゴム組成物を15
0℃で5分の加熱条件で硬化させてシート状のシリコー
ンゴム成形品を得た。このシリコーンゴム成形品の物理
特性および高電圧電気絶縁特性を測定した。これらの測
定結果を表5に示した。
【0033】
【表5】
【0034】
【実施例11】実施例1において、炭酸セリウム微粉末
を炭酸水素ナトリウム微粉末に置き換えた以外は実施例
1と同様にして液状シリコーンゴム組成物を得た。この
液状シリコーンゴム組成物を150℃で5分の加熱条件
で硬化させてシート状のシリコーンゴム成形品を得た。
このシリコーンゴム成形品の物理特性および高電圧電気
絶縁特性を測定した。これらの測定結果を表6に示し
た。
【0035】
【実施例12】実施例11で得られた液状シリコーンゴ
ム組成物100部にさらにベンゾトリアゾールの30重
量%イソプロピルアルコール溶液0.3部を加えて、均
一に混合し、液状シリコーンゴム組成物を得た。この液
状シリコーンゴム組成物を150℃で5分の加熱条件で
硬化させてシート状のシリコーンゴム成形品を得た。こ
のシリコーンゴム成形品の物理特性および高電圧電気絶
縁特性を測定した。これらの測定結果を表6に示した。
【0036】
【比較例6】実施例11において、炭酸水素ナトリウム
微粉末添加量を65部とし、水酸化アルミニウム微粉末
を配合しなかった以外は実施例9と同様にして液状シリ
コーンゴム組成物を得た。この液状シリコーンゴム組成
物を150℃で5分の加熱条件で硬化させてシート状の
シリコーンゴム成形品を得た。このシリコーンゴム成形
品の物理特性および高電圧電気絶縁特性を測定した。こ
れらの測定結果を表6に示した。
【0037】
【表6】
【0038】
【発明の効果】本発明の高電圧電気絶縁部品用液状シリ
コーンゴム組成物は(A)成分〜(F)成分あるいは
(A)〜(G)成分から成り、特に(E)成分および
(F)成分さらにあるいは(G)成分を含有しているの
で、硬化前は流動性を有し、成形性に優れており、硬化
後は高電圧電気絶縁特性に優れ、かつ、機械的強度の高
いシリコーンゴム成形品となり得るという特徴を有す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 83/05 C08L 83/05 H01B 3/46 H01B 3/46 D 7/34 7/34 B (72)発明者 中村 明人 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)1分子中に2個以上のケイ素原子結合アルケニル基を含 有するオルガノポリシロキサン 100重量部、 (B)比表面積50m2/g以上のヒュームドシリカ 1〜60重量部、 (C)1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノハ イドロジェンポリシロキサン[本成分の量は、本組成物中のケイ素原子結合水素 原子のモル数と(A)成分中のケイ素原子結合アルケニル基のモル数の比が0. 5:1〜20:1となる量である。] (D)白金系触媒 触媒量、 (E)水酸化アルミニウム微粉末 1〜150重量部、 (F)元素の周期表(長周期型)の1族、2族、3族、7族、9族のいずれかに 属する金属の炭酸塩微粉末もしくは金属の水素塩微粉末 1〜150重量部、 からなる高電圧電気絶縁部品用液状シリコーンゴム組成
    物。
  2. 【請求項2】(A)1分子中に2個以上のケイ素原子結合アルケニル基を含 有するオルガノポリシロキサン 100重量部、 (B)比表面積50m2/g以上のヒュームドシリカ 1〜60重量部、 (C)1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノハ イドロジェンポリシロキサン[本成分の量は、本組成物中のケイ素原子結合水素 原子のモル数と(A)成分中のケイ素原子結合アルケニル基のモル数の比が0. 5:1〜20:1となる量である。] (D)白金系触媒 触媒量、 (E)水酸化アルミニウム微粉末 1〜150重量部、 (F)元素の周期表(長周期型)の1族、2族、3族、7族、9族のいずれかに 属する金属の炭酸塩微粉末もしくは金属の水素塩微粉末 1〜150重量部、 (G)トリアゾール系化合物 0.001〜1重量部 、からなる高電圧電気絶縁部品用液状シリコーンゴム組
    成物。
  3. 【請求項3】(A)1分子中に2個以上のケイ素原子結
    合アルケニル基を含有するオルガノポリシロキサン10
    0重量部、(B)比表面積50m2/g以上のヒューム
    ドシリカ1〜60重量部、(E)水酸化アルミニウム微
    粉末1〜150重量部、および(F)元素の周期表(長
    周期型)の1族、2族、3族、7族、9族のいずれかに
    属する金属の炭酸塩微粉末もしくは金属の水素塩微粉末
    1〜150重量部を混練してシリコーンゴムベースコン
    パウンドを造り、しかる後、該シリコーンゴムベースコ
    ンパウンドに(C)1分子中に少なくとも2個のケイ素
    原子結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリ
    シロキサン[本成分の量は、本組成物中のケイ素原子結
    合水素原子のモル数と(A)成分中のケイ素原子結合ア
    ルケニル基のモル数の比が0.5:1〜20:1となる
    量である。]および(D)白金系触媒[触媒量]を添加
    ・混合することを特徴とする請求項1に記載の高電圧電
    気絶縁部品用液状シリコーンゴム組成物の製造方法。
  4. 【請求項4】(A)1分子中に2個以上のケイ素原子結
    合アルケニル基を含有するオルガノポリシロキサン10
    0重量部、(B)比表面積50m2/g以上のヒューム
    ドシリカ1〜60重量部、(E)水酸化アルミニウム微
    粉末1〜150重量部、および(F)元素の周期表(長
    周期型)の1族、2族、3族、7族、9族のいずれかに
    属する金属の炭酸塩微粉末もしくは金属の水素塩微粉末
    1〜150重量部を混練してシリコーンゴムベースコン
    パウンドを造り、しかる後、該シリコーンゴムベースコ
    ンパウンドに(C)1分子中に少なくとも2個のケイ素
    原子結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリ
    シロキサン[本成分の量は、本組成物中のケイ素原子結
    合水素原子のモル数と(A)成分中のケイ素原子結合ア
    ルケニル基のモル数の比が0.5:1〜20:1となる
    量である。]、(D)白金系触媒[触媒量]および
    (G)トリアゾール系化合物0.001〜1重量部を添
    加・混合することを特徴とする請求項2に記載の高電圧
    電気絶縁部品用液状シリコーンゴム組成物の製造方法。
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