JPH1021909A - アルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極 - Google Patents
アルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極Info
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Abstract
リウムと水酸化コバルトとの共晶で被覆して成る複合体
粒子からなる粉末が活物質粉末として用いられている。 【効果】本発明電極は、充放電サイクルの初期はもとよ
り、長期にわたって高い活物質利用率を発現する。
Description
正極として用いられる非焼結式ニッケル極に係わり、詳
しくは、充放電サイクルの長期にわたって高い活物質利
用率を発現するアルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極を
提供することを目的とした、活物質粉末の改良に関す
る。
ニッケル−水素蓄電池、ニッケル−カドミウム蓄電池な
どの正極として、ニッケル粉末を穿孔鋼板等に焼結させ
て得た焼結基板に活物質(水酸化ニッケル)を含浸させ
て成る焼結式ニッケル極がよく知られている。
を多くするためには、多孔度の大きい焼結基板を用いる
必要がある。しかし、焼結によるニッケル粒子間の結合
は弱いので、焼結基板の多孔度を大きくするとニッケル
粒子が焼結基板から脱落し易くなる。従って、実用上
は、焼結基板の多孔度を80%より大きくすることがで
きず、それゆえ焼結式ニッケル極には、活物質の充填量
が少ないという問題がある。また、一般に、ニッケル粉
末の焼結体の孔径は10μm以下と小さいため、活物質
の焼結基板への充填を、煩雑な含浸工程を数回繰り返し
行う必要がある溶液含浸法により行わなければならない
という問題もある。
ケル極が提案されている。非焼結式ニッケル極は、活物
質(水酸化ニッケル)と結合剤(メチルセルロース水溶
液など)との混練物(ペースト)を多孔度の大きい基板
(耐アルカリ性金属をメッキした発泡メタルなど)に充
填することにより作製される。非焼結式ニッケル極で
は、多孔度の大きい基板を用いることができるので(多
孔度95%以上の基板を用いることができる)、活物質
の充填量を多くすることができるとともに、活物質の基
板への充填が容易である。
て活物質の充填量を多くするべく多孔度の大きい基板を
用いると、基板の集電能力が悪くなり、活物質利用率が
低下する。
率を高めるべく、活物質粉末として、水酸化ニッケル粒
子の表面に水酸化コバルト〔β−Co(OH)2 又はα
−Co(OH)2 〕からなる被覆層を形成した複合体粒
子からなる粉末や、水酸化ニッケル粒子の表面にオキシ
水酸化コバルト層を形成した複合体粒子からなる粉末を
用いることが提案されている(特開昭62−23486
7号公報及び特開平3−78965号公報参照)。ま
た、幅広い温度範囲にわたって高い活物質利用率を発現
する非焼結式ニッケル極を得るべく、水酸化ニッケル粉
末に金属コバルト、水酸化コバルト及びイットリウム化
合物を添加することも提案されている(特開平5−28
992)。
果、これら従来の方法では、充放電サイクルの長期にわ
たって高い活物質利用率を発現する非焼結式ニッケル極
を得ることは困難であることが分かった。
初期はもとより、長期にわたって高い活物質利用率を発
現する非焼結式ニッケル極を提供することを目的とす
る。
の本発明に係るアルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極
(本発明電極)においては、水酸化ニッケル粒子の表面
を水酸化イットリウムと水酸化コバルトとの共晶で被覆
して成る複合体粒子からなる粉末が活物質粉末として用
いられている。
ル粒子の表面を水酸化イットリウムと水酸化コバルトと
の共晶で被覆して成る複合体粒子からなる。上記の水酸
化ニッケル粒子には、水酸化ニッケルのみからなる単一
成分粒子の外、水酸化ニッケルに、コバルト、亜鉛、カ
ドミウム、カルシウム、マンガン、マグネシウム、ビス
マス、アルミニウム及びイットリウムから選ばれた少な
くとも1種の元素が固溶した固溶体粒子も含まれる。こ
れらの元素を水酸化ニッケルに固溶させることにより充
放電サイクル時の水酸化ニッケルの膨化を抑制すること
ができる。
化イットリウムと水酸化コバルトとの共晶を3〜15重
量%含有するものが好ましい。複合体粒子の共晶含有率
が3重量%未満の場合は、水酸化ニッケル粒子の表面の
導電性を充分に高めることができなくなるために、活物
質利用率の充分に高い非焼結式ニッケル極を得ることが
困難になる。活物質利用率の低下は、電極容量の低下に
つながる。一方、複合体粒子の共晶含有率が15重量%
を超えた場合は、複合体粒子の水酸化ニッケル含有量が
減少するために、これまた電極容量が低下する。
は、イットリウムを、イットリウムとコバルトとの総量
に基づいて、0.5〜50重量%含有するものが好まし
い。共晶のイットリウム含有率が0.5重量%未満の場
合は、水酸化ニッケル粒子内部へのコバルトの拡散が充
分に抑制されないために、充放電サイクルの長期にわた
って高い活物質利用率を発現する非焼結式ニッケル極を
得ることが困難になる。一方、共晶のイットリウム含有
率が50重量%を超えた場合は、水酸化ニッケル粒子表
面の導電性が充分に高められないために、活物質利用率
の充分に高い非焼結式ニッケル極を得ることが困難にな
る。
しては、イットリウムを、イットリウムとコバルトとの
総量に基づいて0.5〜50重量%含有する共晶を3〜
15重量%含有するものが最も好ましい。
化ニッケル粉末をイットリウム塩とコバルト塩とを含有
する水溶液に投入し、アルカリを添加して水酸化ニッケ
ル粒子の表面に水酸化イットリウムと水酸化コバルトと
を同時に析出させた後、ろ別し、水洗し、乾燥すること
により作製される。複合体粒子の共晶含有率は、イット
リウム塩とコバルト塩とを含有する水溶液の塩濃度を変
えることにより調節することができる。また、共晶のイ
ットリウム含有率は、イットリウム塩とコバルト塩の比
を変えることにより調節することができる。通常、イッ
トリウム塩とコバルト塩の金属換算での重量比が、共晶
中のイットリウムとコバルトの重量比となる。イットリ
ウム塩としては、硫酸イットリウム及び硝酸イットリウ
ムが好ましく、またコバルト塩としては、硫酸コバルト
及び硝酸コバルトが好ましい。必要に応じて、イットリ
ウム塩及びコバルト塩の少なくとも一方に、2種以上の
塩を使用してもよい。アルカリとしては、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムが例示される。
性の芯体に塗布又は充填し、乾燥し、加圧成形すること
により作製される。芯体の具体例としては、発泡メタ
ル、金属繊維焼結体、炭素繊維不織布、金属メッシュ、
パンチングメタルが挙げられる。
を水酸化イットリウムと水酸化コバルトとの共晶で被覆
して成る複合体粒子からなる粉末を活物質粉末として使
用しているので、充放電サイクルの初期はもとより、長
期にわたって高い活物質利用率を発現する。充放電サイ
クルの初期から高い活物質利用率を発現する理由は、共
晶中の水酸化コバルトにより活物質粒子表面の導電性が
向上するためと考えられる。また、充放電サイクルの長
期にわたって高い活物質利用率が維持される理由は、充
放電サイクル時のコバルトの水酸化ニッケル粒子内部へ
の拡散が、水酸化コバルトを水酸化イットリウムと共晶
化したことにより抑制され、その結果、充放電サイクル
の長期にわたって水酸化コバルトが活物質粒子表面に導
電性を付与することができるためと考えられる。
に説明するが、本発明は下記実施例に何ら限定されるも
のではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変
更して実施することが可能なものである。
イットリウム0.67gを水1000mlに溶かした水
溶液に、水酸化ニッケル粉末100gを投入し、攪拌し
ながら1Mの水酸化ナトリウム水溶液を加えて液のpH
を11に調整した後、1時間攪拌を続けて反応させた。
なお、液のpHが若干低下した時点で1M水酸化ナトリ
ウム水溶液を適宜滴下して液のpHを11に保持した。
このときのpHの監視は自動温度補償付きガラス電極
(pHメータ)にて行った。次いで、沈殿物をろ別し、
水洗し、真空乾燥して、水酸化ニッケル粒子の表面を水
酸化コバルトと水酸化イットリウムとの共晶で被覆した
複合体粒子からなる活物質粉末を得た。複合体粒子の共
晶含有率(%)を、原子吸光法を用いて求めたところ、
5重量%であった。また、共晶のイットリウム含有率
(%)〔{Y/(Y+Co)}×100〕を、原子吸光
法を用いて求めたところ、1重量%であった。
質粉末(平均粒径10μm)100重量部と、結着剤と
しての1重量%メチルセルロース水溶液20重量部とを
混練してペーストを調製し、このペーストをニッケルめ
っきした発泡メタル(多孔度95%、平均孔径200μ
m)からなる多孔性の基板に充填し、乾燥し、加圧成形
して、本発明電極aを作製した。
極a(正極)、この正極よりも電気化学的容量が大きい
従来公知のペースト式カドミウム極(負極)、ポリアミ
ド不織布(セパレータ)、30重量%水酸化カリウム水
溶液(アルカリ電解液)、金属製の電池缶、金属製の電
池蓋などを用いて、AAサイズのアルカリ蓄電池(電池
容量:約1000mAh)Aを作製した。
硫酸イットリウム0.67gを水1000mlに溶かし
た水溶液に代えて、硫酸コバルト14.3gのみを水1
000mlに溶かした水溶液を用いたこと以外は実施例
1と同様にして、水酸化ニッケル粒子の表面を水酸化コ
バルトで被覆した複合体粒子からなる粉末を作製し、そ
の後も実施例1と同様にして、比較電極x及びアルカリ
蓄電池Xを作製した。因みに、複合体粒子の水酸化コバ
ルト含有率は5重量%であった。この電池は、特開昭6
2−234867号公報に開示されている方法に準拠し
て作製したものである。
硫酸イットリウム0.67gを水1000mlに溶かし
た水溶液に代えて、硫酸コバルト14.3g及び硫酸ニ
ッケル4.52gを水1000mlに溶かした水溶液を
用いたこと以外は実施例1と同様にして、水酸化ニッケ
ル粒子の表面を水酸化コバルトと水酸化ニッケルとの共
晶で被覆した複合体粒子からなる粉末を作製し、その後
も実施例1と同様にして、比較電極y及びアルカリ蓄電
池Yを作製した。因みに、共晶のニッケル含有率(%)
〔{Ni/(Ni+Co)}×100〕は、20重量%
であった。この電池は、特開平3−62457号公報に
開示されている方法に準拠して作製したものである。
部、金属コバルト7重量部、水酸化コバルト5重量部、
三酸化二イットリウム3重量部、及び、結着剤としての
1重量%メチルセルロース水溶液20重量部を混練して
ペーストを調製し、このペーストをニッケルめっきした
発泡メタル(多孔度95%、平均孔径200μm)から
なる多孔性の基板に充填し、乾燥し、加圧成形して、比
較電極zを作製した。次いで、正極としてこの比較電極
zを使用したこと以外は実施例1と同様にして、アルカ
リ蓄電池Zを作製した。この電池は、特開平5−289
92号公報に開示されている方法に準拠して作製したも
のである。
実施例1及び比較例1〜3で作製した各電池について、
25°Cにて0.1Cで160%充電した後、25°C
にて1Cで1.0Vまで放電する工程を1サイクルとす
る充放電サイクル試験を行い、各電池に使用した非焼結
式ニッケル極の10サイクル目及び300サイクル目の
活物質利用率を調べた。活物質利用率は、下式に基づき
算出した。
は300サイクル目の放電容量(mAh)/〔水酸化ニ
ッケル量(g)×288(mAh/g)〕}×100
利用率は、本発明電極aの10サイクル目の活物質利用
率を100としたときの指数である。
0サイクル目においても活物質利用率が99と殆ど低下
していない。これに対して、比較電極x,yは、10サ
イクル目の活物質利用率は本発明電極aと同じで高い
が、300サイクル目の活物質利用率は87と低い。こ
の理由は、充放電サイクル時にコバルトが水酸化ニッケ
ル粒子の内部へ拡散したためと考えられる。また、比較
電極zは、10サイクル目の活物質利用率及び300サ
イクル目の活物質利用率が、それぞれ75及び55と、
いずれも極めて低い。この理由は、三酸化二イットリウ
ムが水酸化コバルトが発現する電子伝導性を阻害したた
めと考えられる。
係〉水酸化ニッケル粉末をそのまま活物質粉末として用
いたこと以外は実施例1と同様にして、アルカリ蓄電池
B1を作製した。また、硫酸コバルト及び硫酸イットリ
ウムの水溶液の濃度を変えたこと以外は実施例1と同様
にして、複合体粒子の共晶含有率が2重量%、3重量
%、10重量%、15重量%、17重量%又は20重量
%である複合体粒子からなる活物質粉末を作製し、その
後も実施例1と同様にして、順に、アルカリ蓄電池B2
〜B7を作製した。なお、アルカリ蓄電池B2〜B7の
活物質粉末は、いずれも硫酸コバルトと硫酸イットリウ
ムの重量比を実施例1での両者の重量比と同じ14.
3:0.67にして作製したものであり、それゆえ共晶
のイットリウム含有率はいずれも1重量%である。
放電サイクル試験を行い、300サイクル目の放電容量
を求めた。結果を図1に示す。図1は、複合体粒子の共
晶含有率と300サイクル目の放電容量の関係を、縦軸
に300サイクル目の放電容量を、横軸に複合体粒子の
共晶含有率(%)を、それぞれとって示したグラフであ
る。図1には、アルカリ蓄電池A(共晶含有率:5重量
%)の300サイクル目の放電容量も示してあり、縦軸
の放電容量は、アルカリ蓄電池Aの10サイクル目の放
電容量を100とした指数で示したものである。
率が3〜15重量%の電池A及びB3〜B5の300サ
イクル目の放電容量が特に大きい。この事実から、複合
体粒子の共晶含有率は、3〜15重量%が好ましいこと
が分かる。
クル特性の関係〕硫酸コバルト及び硫酸イットリウムの
水溶液中の硫酸コバルトと硫酸イットリウムの重量比を
変えたこと以外は実施例1と同様にして、共晶のイット
リウム含有率が0.1重量%、0.25重量%、0.5
重量%、5重量%、10重量%、25重量%、35重量
%、50重量%、55重量%又は60重量%である複合
体粒子からなる活物質粉末を作製し、その後も実施例1
と同様にして、順に、非焼結式ニッケル極c1〜c10
及びアルカリ蓄電池C1〜C10を作製した。なお、い
ずれの活物質粉末も硫酸コバルト及び硫酸イットリウム
の総重量を実施例1の場合と同じにして作製したもので
あり、それゆえ複合体粒子の共晶含有率はいずれも5重
量%である。
放電サイクル試験を行い、非焼結式ニッケル極c1〜c
10の1サイクル目、100サイクル目、200サイク
ル目、300サイクル目、400サイクル目及び500
サイクル目の活物質利用率、及び、イットリウム含有率
が0.5重量%以上である電池C3〜C10の300サ
イクル目の放電容量を求めた。結果を、それぞれ図2及
び表2に示す。図2は、共晶のイットリウム含有率と充
放電サイクル特性の関係を、縦軸に各サイクルにおける
活物質利用率を、横軸に充放電サイクル(回)を、それ
ぞれとって示したグラフである。図2には、本発明電極
a(イットリウム含有率:1重量%)の各サイクルにお
ける活物質利用率も示してあり、縦軸の活物質利用率
は、本発明電極aの10サイクル目の活物質利用率を1
00とした指数である。また、表2中の放電容量は、本
発明電極aを用いたアルカリ蓄電池Aの10サイクル目
の放電容量を100とした指数である。
0.5重量%以上である非焼結式ニッケル極a及びc3
〜c10は、充放電サイクルを繰り返しても活物質利用
率が殆ど低下していないのに対して、イットリウム含有
率が0.5重量%未満の非焼結式ニッケル極c1,c2
は、充放電サイクルが進行するに伴い活物質利用率が大
きく低下している。この事実から、共晶のイットリウム
含有率は、0.5重量%以上が好ましいことが分かる。
有率が50重量%を超える電池C9,C10は、イット
リウム含有率が50重量%以下である電池C3〜C8に
比べて、300サイクル目の放電容量が小さい。この事
実から、共晶のイットリウム含有率は、50重量%以下
が好ましいことが分かる。図2及び表2の結果を総合す
ると、共晶のイットリウム含有率は、0.5〜50重量
%が好ましいことが分かる。
して水酸化ニッケルのみからなる単一成分粒子を使用し
たが、水酸化ニッケルに、コバルト、亜鉛、カドミウ
ム、カルシウム、マンガン、マグネシウム、ビスマス、
アルミニウム及びイットリウムから選ばれた少なくとも
1種の元素が固溶した固溶体粒子を水酸化ニッケル粒子
として用いた場合にも上記と同様に優れた効果が得られ
ることを確認した。
のイットリウム原料として、硫酸イットリウムを使用し
たが、硝酸イットリウムを使用した場合も、上記と同様
の優れた効果が得られることを確認した。
みならず、長期にわたって高い活物質利用率を発現す
る。
放電容量の関係を示すグラフである。
性の関係を示すグラフである。
Claims (6)
- 【請求項1】水酸化ニッケル粒子の表面を水酸化イット
リウムと水酸化コバルトとの共晶で被覆して成る複合体
粒子からなる粉末が活物質粉末として用いられているア
ルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極。 - 【請求項2】前記水酸化ニッケル粒子が、水酸化ニッケ
ルに、コバルト、亜鉛、カドミウム、カルシウム、マン
ガン、マグネシウム、ビスマス、アルミニウム及びイッ
トリウムから選ばれた少なくとも1種の元素が固溶した
固溶体粒子である請求項1記載のアルカリ蓄電池用非焼
結式ニッケル極。 - 【請求項3】前記複合体粒子からなる粉末が、水酸化ニ
ッケル粉末をイットリウム塩とコバルト塩とを含有する
水溶液に投入し、アルカリを添加して水酸化ニッケル粒
子の表面に水酸化イットリウムと水酸化コバルトとを同
時に析出させた後、ろ別し、水洗し、乾燥することによ
り作製されたものである請求項1記載のアルカリ蓄電池
用非焼結式ニッケル極。 - 【請求項4】前記複合体粒子が、前記共晶を3〜15重
量%含有する請求項1記載のアルカリ蓄電池用非焼結式
ニッケル極。 - 【請求項5】前記共晶が、イットリウムを、イットリウ
ムとコバルトとの総量に基づいて、0.5〜50重量%
含有する請求項1記載のアルカリ蓄電池用非焼結式ニッ
ケル極。 - 【請求項6】前記複合体粒子が前記共晶を3〜15重量
%含有し、且つ前記共晶がイットリウムを、イットリウ
ムとコバルトとの総量に基づいて、0.5〜50重量%
含有する請求項1記載のアルカリ蓄電池用非焼結式ニッ
ケル極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8192997A JPH1021909A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | アルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8192997A JPH1021909A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | アルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1021909A true JPH1021909A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16300507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8192997A Pending JPH1021909A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | アルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1021909A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6521377B2 (en) | 1999-12-27 | 2003-02-18 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Positive electrode active material for alkaline storage batteries, positive electrode for alkaline storage batteries, and alkaline storage battery |
JP2014182906A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Primearth Ev Energy Co Ltd | アルカリ蓄電池用正極活物質及びアルカリ蓄電池用正極 |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP8192997A patent/JPH1021909A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6521377B2 (en) | 1999-12-27 | 2003-02-18 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Positive electrode active material for alkaline storage batteries, positive electrode for alkaline storage batteries, and alkaline storage battery |
JP2014182906A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Primearth Ev Energy Co Ltd | アルカリ蓄電池用正極活物質及びアルカリ蓄電池用正極 |
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