JPH10218596A - フォークリフトの制御装置 - Google Patents

フォークリフトの制御装置

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JPH10218596A
JPH10218596A JP4462397A JP4462397A JPH10218596A JP H10218596 A JPH10218596 A JP H10218596A JP 4462397 A JP4462397 A JP 4462397A JP 4462397 A JP4462397 A JP 4462397A JP H10218596 A JPH10218596 A JP H10218596A
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JP
Japan
Prior art keywords
transistor
power supply
circuit
exciting
excitation
Prior art date
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Pending
Application number
JP4462397A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinobu Tanaka
忍 田中
Katsunori Tamai
克典 玉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP4462397A priority Critical patent/JPH10218596A/ja
Publication of JPH10218596A publication Critical patent/JPH10218596A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、車体や荷役装置を駆動するモ−タ
の制御装置の異常を検出し、車体や荷役装置を安全に停
止し、二次的な損傷を防止するフォークリフトの制御装
置を提供することを目的としている。 【構成】 走行する車体、および荷を積載する荷役装置
からなり、該車体あるいは荷役装置は制御装置にて制御
されたモ−タを駆動源に、走行あるいは荷の積載を行
い、制御装置には、モ−タを制御するための複数の電磁
接触器、該電磁接触器の励磁コイルに励磁開始時のみ全
電圧を印加し、その後はチョッパ制御にて低電圧を印加
するトランジスタからなる電磁接触器励磁回路、前記ト
ランジスタのコレクタ−エミッタ間の電圧を検出する検
出器、前記検出器がトランジスタ動作の異常を検出した
場合に、電磁接触器励磁回路への電源供給を停止する電
源回路を含むフォークリフトの制御装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車体や荷役装置を駆動す
るモ−タの制御装置の異常を検出し、車体や荷役装置を
安全に停止し、二次的な損傷を防止するフォークリフト
の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトの車体の走行や荷役装置
を駆動するモ−タは制御装置内の複数の電磁接触器によ
って制御されている。近年ではこの電磁接触器をトラン
ジスタにて、励磁開始時のみ電磁接触器の励磁コイルに
全電圧を印加し、その後は低電圧を印加するチョッパ制
御を用い、省電力化あるいは電磁接触器の小型化が図ら
れている。
【0003】従来の技術においては、前記電磁接触器の
励磁コイルにチョッパ制御にて低電圧を印加するトラン
ジスタに異常が発生した場合、トランジスタに備えた検
出器にて異常を検出し、警告音や警告表示にてオペレー
タに警告していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述従
来の技術では騒音の激しい倉庫内など、作業環境によっ
ては警告音がオペレータに聞こえなかったり、汚れなど
で警告表示が見えなかったりした。したがって、トラン
ジスタにトラブルが生じてもオペレータが気づかずに作
業を続けることが多々あった。
【0005】その結果、例えばトランジスタの短絡の場
合には、電磁接触器の励磁コイルに制御回路電源の全電
圧が印荷され続け、小型化された励磁コイルが焼損し、
これによって他の部品、あるいはフォークリフト全体ま
でもが焼損する恐れがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述課題を解決すべく本
発明では走行する車体、および荷を積載する荷役装置か
らなり、該車体あるいは荷役装置は制御装置にて制御さ
れたモ−タを駆動源に、走行あるいは荷の積載を行い、
制御装置には、モ−タを制御するための複数の電磁接触
器、該電磁接触器の励磁コイルに励磁開始時のみ全電圧
を印加し、その後はチョッパ制御にて低電圧を印加する
トランジスタからなる電磁接触器励磁回路、前記トラン
ジスタのコレクタ−エミッタ間の電圧を検出する検出
器、前記検出器がトランジスタ動作の異常を検出した場
合に、電磁接触器励磁回路への電源供給を停止する電源
回路を含むフォークリフトの制御装置とした。
【0007】または、上述電源回路を検出器がトランジ
スタ動作の異常を検出してから一定時間後に、電磁接触
器励磁回路への電源供給を停止するフォークリフトの制
御装置とする。
【0008】または、検出器がトランジスタ動作の異常
を検出した場合、電源供給を停止するまでの時間を警告
音や警告表示にてオペレータに警告するフォークリフト
の制御装置とすることもできる。
【0009】
【実施例】本発明では本発明を最も効果的に実現できる
リーチ型フォークリフトの制御装置の走行モ−タに電源
を供給する走行制御回路に実施した一実施例を各図面に
基づいて詳細に説明する。
【0010】図1に示すように走行制御回路Kは、電磁
接触器励磁回路1と、電磁接触器励磁回路1のコレクタ
−エミッタ間の電圧を検出する検出器2と、電磁接触器
励磁回路1への電源を供給する電源回路3、検出器2か
らの入力信号および電磁接触器励磁回路1、電源回路3
への出力信号の授受を行うマイクロコンピュータ4にて
主に構成されている。
【0011】電磁接触器励磁回路1は走行モ−タ5への
電源供給用の電磁接触器接点(図示せず。)を閉じる電
磁接触器励磁コイル1A、電磁接触器励磁コイル1Aの
フライホイールダイオード1B、電磁接触器励磁コイル
1Aの励磁用トランジスタ1Cから形成される。
【0012】電源回路3は車体9の運転室に配したキー
スイッチ3A、キースイッチ3Aによって励磁するリレ
ーコイル3B、リレーコイル3Bのリレー接点3C、リ
レーコイル3Bのフライホイールダイオード3D、リレ
ーコイル3Bの励磁用トランジスタ3Eから形成されて
いる。なお、キースイッチ3AはOFF接点X、ON接
点Y、およびスプリング力にてON接点Yに戻るスター
ト接点Zの3つの接点を持つ構造である。
【0013】上述以外にもバッテリ6、ヒューズ7など
を備えている。
【0014】マイクロコンピュータ4は車体9の運転室
に備えた走行レバー8の入力によって励磁用トランジス
タ1Cへ出力を行い、電磁接触器励磁コイル1Aを励磁
する。この電磁接触器励磁コイル1Aの励磁によって電
磁接触器接点が閉じ、走行モ−タ5への電源供給を可能
とする。このとき電磁接触器励磁コイル1Aの小型化、
電磁接触器励磁回路1の省電力化のために、電磁接触器
励磁コイル1Aには励磁開始のわずかな時間のみ、バッ
テリ6の全電圧を印加し、以後は励磁用トランジスタ1
Cをチョッパ制御して比較的低電圧にて印加しつづける
(既存技術)。
【0015】具体的に走行制御回路Kの動作を詳述する
と、(1)オペレータはリーチ型フォークリフトFのキ
ースイッチ3Aをスタート接点Zに投入する。(2)リ
レーコイル3Bが励磁されリレー接点3Cが閉じる。
(3)キースイッチ3AがON接点Yまでスプリング力
で戻る。(4)リレー接点3Cの閉状態は保持される。
(5)オペレータが走行レバー8を操作する。(6)マ
イクロコンピュータ4が励磁用トランジスタ1CをON
する。(7)バッテリ6の全電圧が電磁接触器励磁コイ
ル1Aに印加され、電磁接触器接点が閉じる。(8)走
行モ−タ5の電源供給が可能となる。(9)マイクロコ
ンピュータ4が励磁用トランジスタ1Cにチョッパ出力
させる。(10)電磁接触器励磁コイル1Aに低電圧が
印加され、電磁接触器接点の閉状態は保持される。(1
1)走行モ−タ5が走行レバー8の出力値に応じて走行
モ−タ5の駆動回路を介して回転する。(12)リーチ
型フォークリフトFが走行レバー8の出力値に応じて走
行する。構造である。
【0016】本発明のマイクロコンピュータ4は上述既
存の技術に加えて、電磁接触器励磁回路1への出力値と
検出器2からの入力値を比較して、励磁用トランジスタ
1Cのコレクタ−エミッタ間の電圧値が正常か否かを判
断し、異常な場合には電源回路3のトランジスタ3Eを
OFFし、リレー接点3CをOFFし、電磁接触器励磁
回路1への電源の供給を停止する構造である。
【0017】さらに、走行中に急激に走行制御回路Kを
OFFすると車体9が急停止する場合があるため、一定
時間後に走行制御回路Kへの電源供給を停止する構造と
したり、あるいは警告音や警告表示にて、前記一定時間
の残り時間を警告し、車体9を急停止させず、しかも一
定時間内に路肩などに寄せることができる構造ともでき
るものである。
【0018】また、本実施例では一例としてリーチ型フ
ォークリフトFの制御装置の走行モ−タに電源を供給す
る走行制御回路Kに実施したが、カウンタバランス型フ
ォークリフトの荷役装置の荷役モ−タの制御装置など様
々な制御装置に同様に実施することは容易である。
【0019】
【発明の効果】上述のごとく本発明によれば、制御装置
の電磁接触器を駆動するトランジスタに異常が発生した
場合には、電磁接触器励磁回路への電源の供給を即座、
あるいは一定時間後に自動的に停止する構造のため、警
告音が聞こえない、あるいは警告表示が見えないような
作業環境においても、火災の発生におよぶことはない。
また、作業環境が良好な場合には警告音や警告表示によ
って電源の供給を停止するまでの一定時間の残り時間を
警告することができ、フォークリフトを路肩などに寄せ
て、他のフォークリフトなどの作業の邪魔にならず、周
囲の安全も確保できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走行制御回路図を示す。
【図2】リーチ型フォークリフトの側面図を示す。
【符号の説明】
1 電磁接触器励磁回路 1A 電磁接触器励磁コイル 1B フライホイールダイオード 1C 励磁用トランジスタ 2 検出器 3 電源回路 3A キースイッチ 3B リレーコイル 3C リレー接点 3D フライホイールダイオード 3E 励磁用トランジスタ 4 マイクロコンピュータ 5 走行モ−タ 6 バッテリ 7 ヒューズ 8 走行レバー 9 車体 10 荷役装置 F フォークリフト K 走行制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行する車体、および荷を積載する荷役装
    置からなり、該車体あるいは荷役装置は制御装置にて制
    御されたモ−タを駆動源に、走行あるいは荷の積載を行
    い、制御装置には、モ−タを制御するための複数の電磁
    接触器、該電磁接触器の励磁コイルに励磁開始時のみ全
    電圧を印加し、その後はチョッパ制御にて低電圧を印加
    するトランジスタからなる電磁接触器励磁回路、前記ト
    ランジスタのコレクタ−エミッタ間の電圧を検出する検
    出器、前記検出器がトランジスタ動作の異常を検出した
    場合に、電磁接触器励磁回路への電源供給を停止する電
    源回路を含むフォークリフトの制御装置。
  2. 【請求項2】電源回路は、検出器がトランジスタ動作の
    異常を検出してから一定時間後に、電磁接触器励磁回路
    への電源供給を停止する請求項1記載のフォークリフト
    の制御装置。
  3. 【請求項3】検出器がトランジスタ動作の異常を検出し
    た場合、電源供給を停止するまでの時間を警告音にて警
    告する請求項2記載のフォークリフトの制御装置。
  4. 【請求項4】検出器がトランジスタ動作の異常を検出し
    た場合、電源供給を停止するまでの時間を警告表示にて
    警告する請求項2または請求項3記載のフォークリフト
    の制御装置。
JP4462397A 1997-02-12 1997-02-12 フォークリフトの制御装置 Pending JPH10218596A (ja)

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JP (1) JPH10218596A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019049838A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 大成建設株式会社 作業車両停止システム
CN112174035A (zh) * 2020-09-25 2021-01-05 深圳市欧铠智能机器人股份有限公司 一种激光叉车的智能化自动控制系统

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019049838A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 大成建設株式会社 作業車両停止システム
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020708