JPH10217U - 化粧額縁付サッシ - Google Patents

化粧額縁付サッシ

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Publication number
JPH10217U
JPH10217U JP008639U JP863997U JPH10217U JP H10217 U JPH10217 U JP H10217U JP 008639 U JP008639 U JP 008639U JP 863997 U JP863997 U JP 863997U JP H10217 U JPH10217 U JP H10217U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
sash
sash frame
decorative frame
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP008639U
Other languages
English (en)
Inventor
浩一郎 山下
Original Assignee
新日軽株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 サッシ枠と化粧額縁との連結に特徴のある化
粧額縁付サッシの提供。 【解決手段】 サッシ枠の室内側面と化粧額縁3の室外
側面とに各々が当接する当接部13、17を設け、この
当接部17の室外側内周に係止突起18を室外側へ突出
させて形成すると共に、係止突起をサッシ枠の当接部1
3の室内側内周縁に対し室内方向及びサッシ枠外周方向
に移動不能に係止する。サッシ枠と化粧額縁の各当接部
外周側に突状部11、19を形成すると共に、係止部1
4、21を設け、この突状部を重合状にした状態でこれ
らにコ字状クリップ22を装着し、クリップの開放端と
設けた係止爪23を係止部に係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、化粧額縁付サッシに関し、特にサッシ枠と化粧額縁との連結に特徴 のある化粧額縁付サッシに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の化粧額縁付サッシは、サッシ枠の室内側に沿って枠組みした化 粧額縁をサッシ枠に添設するようにしている。 この場合、サッシ枠に対して化粧額縁をネジ止めするか、あるいは部品を用い てスナップ止めするようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、サッシ枠に対して化粧額縁をネジ止めする場合にあっては、ネジの締 付け作業を複数回繰返し行なわなければならず、作業性が良くないという欠点が あった。 また、部品を用いてスナップ止めする場合にあっては、部品のみによって化粧 額縁の動きを規制するのが難しく、外れ易いという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記従来の問題点を解決するためになしたもので、その解決手段と して本考案は、サッシ枠の室内側に沿って方形に枠組みした化粧額縁を添設して なる化粧額縁付サッシにおいて、上記サッシ枠の室内側面と上記化粧額縁の室外 側面とが当接し、上記化粧額縁の室外側内周に、室外側へ突出して上記サッシ枠 の室内側内周縁に係止させる係止突起を形成し、上記サッシ枠と上記化粧額縁と の当接部の外周側に、外周側へ突出する突状部を形成し、該突状部に係止部を設 け、上記サッシ枠及び上記化粧額縁の四周適宜箇所において上記両突状部に嵌着 して上記両係止部に係止するコ字状クリップを備える構成としている。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する。第1図〜第5図は、 本考案の一実施例を示す図である。この実施例の化粧額縁付サッシは二重窓サッ シとなっている。
【0006】 この二重窓サッシは、外窓サッシ1、内窓サッシ2及び化粧額縁3を備える。 外窓サッシ1は、外サッシ枠4と、外障子5と、網戸6とを備える。これら外 サッシ4と、外障子5及び網戸6の各框はアルミニュウム製の押出成形品にて形 成してある。また、外サッシ枠4は、建屋の開口枠材9の内周面室外側より室外 側面にわたり当接させて取付けるようになっている。
【0007】 内窓サッシ2は、内サッシ枠7と、内障子8とを備える。これら内サッシ枠7 及び内障子8の框は合成樹脂製の押出成形品にて形成し、結露を防止し得るよう にしている。内サッシ枠7は、方形に枠組みしたもので、建屋の開口枠材9の内 周面に取付けるようになっている。この内サッシ枠7は、上下枠及び左右縦枠か らなるものであるが、これらは略同様の構造となっているため、ここでは、下枠 10を例にとって説明する。
【0008】 この下枠10は、ネジ止め用の中央部10aと、外サッシ枠4の室内側取付部 分を覆う室外側部10bと、突状部11を有する室内側部10cとを備える。こ れら中央部10a,室外側部10b,室内側部10cは各々補強のためボックス 断面構造となっており、中央部10aの両側には内サッシ枠7を枠組みするため のビスホ−ル12が成形してある。また、室内側部10cは、室内側面に化粧額 縁3を当接させる当接部13を備える。この当接部は内周側へ突出した状態とな っている。そして、この当接部13の外周側に上記突状部11を外周側へ突出さ せて形成している。また、突状部11の室外側面外周側位置に係止部14を設け ている。この係止部14は、突状部11の室外側面より突出した状態となってお り、しかも外周側にかけて先細状に傾斜するガイド面15を有するものとなって いる。
【0009】 化粧額縁3は、上述の内サッシ枠7と同様に合成樹脂製の押出成形品にて形成 し、結露を防止するようにしている。また、この化粧額縁3は、内サッシ枠7の 室内側に沿って方形に枠組みし、内サッシ枠7に添設するようになっている。即 ち、化粧額縁3は室外側外周部に建屋の開口枠材9の室内側面(具体的には内装 材)への当接部16を有し、かつ室外側面に下枠10の当接部13への当接部1 7を有している。当接部17の室外側内周には室外側に突出する係止突起18が 形成してある。係止突起18は爪状のものとなっており、下枠10の室内側部1 0cにある当接部13の内周縁に係止し得るようになっている。更に、化粧額縁 3は、下枠10との当接部17の外周側に、下枠10の突状部11と対応する突 状部19を外周側へ突出させて形成している。この突状部19は、上述の突状部 11の係止部14と対応するがガイド面20を有する係止部21を室内側面外周 位置に設けている。
【0010】 そして、上記内サッシ枠7の突状部11及び上記化粧額縁3の四周適宜箇所( 図示の例では各辺3個となっている。)において、コ字状クリップ22を上記両 突状部11,19にまたがって嵌着させるようにしている。このコ字状クリップ 22は、弾性材製の材製の板材を両突状部11,19の重合状態における厚さに 相応させてコ字状に曲折したもので、その対向片部には両突状部11,19の係 止部14,21対応位置に角形の切起部23を設け、これら切起部23を各々内 側に突出させるようにしている。そして、この切起部23を各係止部14,21 に係止させるようにしている。
【0011】 次に組付状態を説明する。 まず、外サッシ枠4を方形状に組立てて、建屋の開口枠材9の内周面室外側よ り室外側面にわたり当接させて取付ける。 次いで、内サッシ枠4を開口枠材9の内周面に取付けるのであるが、この取付 けに先立って化粧額縁3を内サッシ枠4に組付ける。 この組付けに際しては、予め通常通り内サッシ枠7を方形状に組立てると共に 、化粧額縁3も方形状に組立てる。 次いで、化粧額縁3の室外側の当接部17を下枠10の室内側の当接部13に 当接させる。この当接部17,13同士の当接と同時に、化粧額縁3の当接部1 7より突出する係止突起18が、下枠10の当接部13内周に係止される。この 係止突起18と当接部13内周との係止によって、内周面、外周側方向(組付状 態見付方向)の動きが規制されることとなる。
【0012】 次に、この状態で四周の適宜箇所において、コ字状クリップ22を突状部11 ,19に嵌着して、その切起部23を係止部14,21に係止させる。このコ字 状クリップ22の嵌着、係止によって見込幅方向の動きが規制され、係止突起1 8の当接部13内周への係止と相俟って確実な連結がなし得る。しかも、コ字状 クリップ22の嵌着に際しては、係止部14,21のガイド面15,20によっ てスム−スな嵌着がなされ、かつ離脱も困難となる。 そして、化粧額縁3を連結した内サッシ枠7を開口枠材9の内周面に挿入して 取付ける。 そして更に、内サッシ枠7,外サッシ枠4内に内障子8,外障子5,網戸6等 を組込めば良い。
【0013】 尚、以上の説明においては、便宜上内サッシ枠7を構成する下枠10の構成、 組付状態について説明したが、他の上枠、左右縦枠についても下枠10と同様に なされるものである。 また、上記実施例においては、二重窓サッシの例を示したが、これに限らず一 重の窓サッシでも良く、あるいは窓サッシに限られるものでもない。更に係止部 14,21は突出状態で形成してあるが、溝状に形成することも可能である。ま た、コ字状クリップ22の位置、数も上記実施例に限定されず、自由に選択でき るものである。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の化粧額縁付サッシは、サッシ枠の室内側面に化粧 額縁の室内側面に化粧額縁の室外側面を当接させ、上記化粧額縁室内側内周より 突出させた係止突起を上記サッシ枠室内側内周縁に係止させると共に、上記サッ シ枠及び化粧額縁の外周側に形成した係止部付きの突状部四周適宜位置にコ字状 クリップを嵌着して係止部に係止させることとしたため、サッシ枠への化粧額縁 の当接係止及び両突状部へのコ字状クリップの嵌着係止により、簡単な作業でサ ッシ枠と化粧額縁の連結がなし得るという効果がある。
【0015】 また、上記係止突起がサッシ枠の内周に係止することによって内周側・外周側 (組付状態見付方向)への動きが規制され、しかもコ字状クリップの係止によっ て見込幅方向の動きが規制されるため、確実な連結とすることができるという効 果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る化粧額縁付サッシを示
す縦断面図である。
【図2】図1の室外側からみた正面図である。
【図3】第1図の内サッシ枠と化粧額縁との連結状態を
示す部分拡大断面図である。
【図4】第3図の分解状態を示す断面図である。
【図5】内サッシ枠及び化粧額縁の突状部にコ字状クリ
ップを嵌着する状態を示す斜視図である。
【符合の説明】
3 化粧額縁 7 内サッシ枠 10 下枠 11,19 突状部 13,17 当接部 14,21 係止部 22 コ字状クリップ 23 係止爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サッシ枠の室内側に沿って方形に枠組み
    した化粧額縁を添設してなる下記要件を備えることを特
    徴とする化粧額縁付サッシ。 (イ) 上記サッシ枠の室内側面と上記化粧額縁の室外側面
    とが当接する。 (ロ) 上記化粧額縁の室外側内周に、室外側へ突出して上
    記サッシ枠の室内側内周縁に係止させる係止突起を形成
    する。 (ハ) 上記サッシ枠と上記化粧額縁との当接部の外周側
    に、外周側へ突出する突状部を形成し、該突状部に係止
    部を設ける。 (ニ) 上記サッシ枠及び上記化粧額縁の四周適宜箇所にお
    いて上記両突状部に嵌着して上記両係止部に係止するコ
    字状クリップを備える。
JP008639U 1997-09-11 1997-09-11 化粧額縁付サッシ Pending JPH10217U (ja)

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JP008639U JPH10217U (ja) 1997-09-11 1997-09-11 化粧額縁付サッシ

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JP008639U JPH10217U (ja) 1997-09-11 1997-09-11 化粧額縁付サッシ

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JPH10217U true JPH10217U (ja) 1998-09-25

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ID=18528663

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JP008639U Pending JPH10217U (ja) 1997-09-11 1997-09-11 化粧額縁付サッシ

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