JPH10217566A - 板状印字媒体の印字装置 - Google Patents

板状印字媒体の印字装置

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JPH10217566A
JPH10217566A JP3575897A JP3575897A JPH10217566A JP H10217566 A JPH10217566 A JP H10217566A JP 3575897 A JP3575897 A JP 3575897A JP 3575897 A JP3575897 A JP 3575897A JP H10217566 A JPH10217566 A JP H10217566A
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JP3575897A
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English (en)
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Kazuo Takeuchi
一夫 竹内
Kenichi Horikoshi
研一 堀越
Atsunobu Takatsuka
厚暢 高塚
Takashi Sugai
崇 菅井
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Canon Semiconductor Equipment Inc
Original Assignee
Nippon Typewriter Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の板状印字媒体の印字装置は、板状印字
媒体を複数枚収容するための上方に空間を有する収容部
と排出部とを必要とし、特に排出部側での上下方向の空
間的な無駄が多くなっていたので、板状印字媒体2の印
字装置の小型化を計る。 【解決手段】 板状印字媒体(タグ)2を印字面を垂直
に立て、その印字面を重ねあわせて複数枚収容した収容
部3を備え、この収納部からその収容方向のほぼ直角に
水平方向にその印字面を立てたまま搬送印字し、印字後
の板状印字媒体を搬送方向からほぼ直角に水平方向にそ
の印字面を垂直に立てたまま、その印字面を重ねあわせ
て複数枚収納する収納部16を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタグまたは銘板等の
板状印字媒体の印字に適する板状印字媒体の印字装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タグまたは銘板等の板状印字媒体
の印字装置としては、板状印字媒体2の印字面を水平に
して搬送し印字するものが知られていた。図9はこのよ
うな板状印字媒体の印字装置を示しており、この印字装
置60は複数枚の板状印字媒体61をその印字面を水平
にして重ねて収容した収容部62より、供給手段63に
より1枚の板状印字媒体が搬送され、サーマルヘッド6
5とインクリボン66による熱転写方式で印字され、さ
らに複数の搬送ローラ64および一対の排出ローラ68
により収納部69に搬送され、排出ローラ68より下方
に位置する収納部69に落下積載されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような板状印字媒
体の印字装置60は、板状印字媒体2を連続して印字す
るため、板状印字媒体2を複数枚収容するために上方に
空間を有する収容部62と排出部69とを必要とし、特
に排出部69側での上下方向の空間的な無駄が多くなっ
ていた。さらに、板状印字媒体2の印字装置60への載
置と取り外しや、搬送系のメンテナンス等は装置の横方
向から行うこととなり、操作者はかがみ込むなどして目
線の位置を落とさないと操作が行いにくくなっていた。
また、そのため装置の各構成要素を大きくし操作性を良
くする必要があった。さらに、これに加えキーボード等
の入力部やディスプレイ等の表示部を一体化しようとす
るとさらに装置が大型化するので装置の携帯化を計るこ
とも困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を鑑み、本発
明は小型化および携帯化のされた板状印字媒体の印字装
置を提供するため、板状印字媒体を印字面を垂直に立
て、その印字面を重ねあわせて複数枚収容した状態か
ら、その収容方向のほぼ直角に水平方向にその印字面を
立てたまま搬送印字し、印字後の板状印字媒体を搬送方
向からほぼ直角に水平方向にその印字面を垂直に立てた
まま、その印字面を重ねあわせて複数枚収納する個々の
構成要素を無駄なく配置したものである。そして、この
ような配置とすることで、小型および携帯化が行えると
供に板状印字媒体の装着と取り外しおよびメンテナンス
も行いやすくなる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の板状印字媒体の印字装置
は、板状印字媒体の印字面を垂直に立て、水平方向に、
その印字面を重ねあわせて複数枚収容し、自体の上方を
開放し上方からの複数枚の板状印字媒体の載置を可能と
した収容部と、この収容部に対向して配置され、収容部
の板状印字媒体の1枚を、印字面を垂直に立てたまま、
水平方向に、印字面に沿った方向に給送する給送手段
と、給送された板状印字媒体を、その印字面を垂直に立
てたまま水平に次工程に向けて搬送する搬送手段と、搬
送手段による搬送経路中に設けられる印字手段と、特定
の文字が印字され搬送排出された板状印字媒体を、その
印字面を垂直に立てたまま、印字面を重ねあわせるよう
搬送方向に対してほぼ直角方向に向きを変えてかつ水平
に整列収納し、自体の上方を開放し上方からの複数枚の
板状印字媒体の取り出しを可能とした収納部とを備える
ものである。
【0006】上記のように構成された板状印字媒体の印
字装置では、板状印字媒体を印字面を垂直に立て、その
印字面を重ねあわせて複数枚収容した状態から、その収
容方向のほぼ直角に水平方向にその印字面を立てたまま
搬送印字し、印字後の板状印字媒体を搬送方向からほぼ
直角に水平方向にその印字面を垂直に立てたまま、その
印字面を重ねあわせて複数枚収納することができ、板状
印字媒体の収容−搬送(印字)−収納のための構成が無
駄のないものとなる。
【0007】さらに、この板状印字媒体の印字装置に、
印字データの入力手段と、表示手段とを備えたことが望
ましく、これによって操作者が直接この印字装置に印字
データの入力が行えるようになり、さらに、この表示手
段を板状印字媒体の搬送ラインを挟み収納部に対向さ
せ、印字手段を表示手段の上流側に設けることにより、
無駄のない配置とすることができる。
【0008】さらに、収容部と収納部とを板状印字媒体
の搬送ラインに対して同じ側に設けることが望ましく、
これによって、搬送の前後方向においてほぼ同じ容積を
もつ収容部と収納部とが配置され印字装置全体のバラン
スの良い、小型および携帯化に適した構成とすることが
でき、さらに、印字手段の位置を搬送ラインに対してこ
の収容部と収納部とは別側とすることで、印字終了後の
板状印字媒体の印字面は隠れるように印字順に整列収納
されるので、そのまま、収容部に載置することで両面印
字が行える。
【0009】また、印字終了後の整列収納された板状印
字媒体を印字順に使用するには、印字手段と収納部とを
板状印字媒体の搬送ラインに対して同じ側に設けること
が望ましい。
【0010】さらに、印字手段はサーマルヘッドと、イ
ンクリボンを収納する印字装置から着脱自在のインクリ
ボンカセットからなることが望ましい。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図を基に説明する。図1は
本発明の板状印字媒体の印字装置の平面図、図2は本印
字装置の搬送系近傍の平面拡大図、図3は本印字装置の
構成を示すブロック図、図4は本実施例で使用する板状
印字媒体の一例であるタグを示す図、図5は収容部拡大
図、図6は収納部拡大図である。
【0012】先ず、本印字装置の構成該略を説明する
と、本印字装置1の右奥には図4に示すような板状印字
媒体の一つであるタグ2を複数枚収容する収容部3が設
けられている。この収容部3には、図中前後方向に移動
自在で供給ローラ4に向けて付勢される押え板5と、図
中左右方向に移動自在に設けられ異なるサイズのタグの
後端部を規制する規制板6とが備えられており、複数枚
のタグ2をその印字面201を垂直に立て、図中前後方
向に水平に印字面を重ねあわせて収容している。また、
この収容部3は、タグ2を装着しやすくするため上方を
開放した構成としてる。
【0013】供給ローラ4は、収容部3に収容されるタ
グ2と接する位置に設けられ、その断面をほぼ半月状と
したローラで、駆動モータ7の駆動により回転し、収容
部3の手前側のタグ2を、収容部3の並び方向から直角
に水平方向に、図中左方向の次行程である印字領域に供
給するものである。
【0014】側壁板8は、収容部3の供給ローラ4側の
側壁3aに、押え板5に対向し図中前後方向に移動自在
に設けられ、後述するピンチローラ11と供に図示しな
い切換手段によって、収容部3に収納されるタグ2やそ
の他の板状印字媒体の板厚に対応させて移動するように
なっている。尚、図2は板厚の厚いタグを収容した状態
を示し、このとき側壁板8は収容部3の側壁3aと同じ
位置となり、また、図5は板厚の薄いタグを収容した状
態を示しており、側壁板8は収容部3の側壁3aより出
ている。
【0015】搬送ベルト9は、3個のローラ10により
張架されており、駆動モータ7の駆動により回転し、2
個のピンチローラ11と供にタグ2を、その印字面を垂
直に立てたまま図中左方向に搬送している。このピンチ
ローラ11は搬送ベルト9に対して接離方向に移動自在
に設けられ、前述するように、図示しない切換手段によ
り板状印字媒体の板厚に対応させて移動するようになっ
ており、図2に示す示す板厚の厚いタグのときは搬送ベ
ルト9から若干離れ、図5に示す板厚の薄いタグのとき
はほぼ搬送ベルト9に接する位置となる。
【0016】尚、このピンチローラ11と側壁板8の移
動は、操作者による切換手段の操作によって、例えばカ
ムや歯車などのメカ機構を介した、あるいは、制御部2
8の制御に基づくモータやソレノイドの駆動により行わ
れる公知のものである。
【0017】印字手段は印字ヘッド12とインクリボン
カセット13(インクリボン)からなる熱転写方式を用
い、前記搬送ベルト9に対向しており、この搬送ベルト
9の印字ヘッド12に対向する裏側にはプラテンローラ
14が備えられている。尚、印字ヘッド12の印字時に
おけるプラテンローラ14に対する接離方向の移動は駆
動モータ15によって行われる。
【0018】搬送ベルト9と印字ヘッド12のタグ2の
搬送方向下流側には、更に下流に位置する後述する収納
部16にタグ2を排出する一対の排出ローラ17とピン
チローラ18が備えられている。
【0019】この排出ローラ17は、図6に示すよう
に、搖動杆19に取り付けられており、図示しない歯車
などを介して、駆動モータ7の駆動により回転するよう
になっている。また、搖動杆19は軸19aを中心に搖
動自在に設けられており、図示しない付勢手段によりピ
ンチローラ18に向けて付勢されている。したがって、
排出ローラ17は搬送されたタグを図中左方向に搬送す
ると供に、タグが搬送されるとその板厚分だけピンチロ
ーラ18から離れるように移動し、異なる板厚のタグや
その他の印字媒体が搬送されても、確実に収納部16に
排出するようになっている。
【0020】また、排出ローラ17とピンチローラ18
の位置は図に示すように、排出ローラ17が若干ながら
下流に位置するようになっている。
【0021】収納部16には排出ローラ17およびその
ピンチローラ18より排出されるタグ2を、その印字面
を垂直にしたまま、かつ、新規に排出されたタグ2が既
に排出されたタグ2の手前側に来るように整列させるべ
く、一対の押圧板20と整列板21とが設けられてい
る。また、印字後のタグ2を取り出しやすくするため、
この収納部16は上方を開放した構成としてる。
【0022】この押圧板20は軸20aに搖動自在に、
かつストッパ22にその搖動範囲を規制されて設けら
れ、かつ、図示しない付勢手段により整列板21に向け
て付勢されており、また整列板21は、軸23aを中心
に搖動自在に設けられ、かつ、図示しない付勢手段によ
り押圧板20に向けて付勢されている搖動杆23の先端
部に回動自在に取り付けられている。また、押圧板20
と整列板21をそれぞれ付勢する付勢手段の張力は、押
圧板20>整列板21の関係になっている。
【0023】また、図6に示すように、まだ1枚もタグ
2が搬送されていない状態では、押圧板20と整列板2
1とは接し、図中右の排出ローラ17側より排出される
タグ2を押圧板20と整列板21間に案内する案内部S
が形成されており、また、押圧板20の付勢手段のほう
が強いので、常態時では押圧板20を整列板21側に押
しあげ、案内部Sがタグの搬送ライン上に対向するよう
になっている。
【0024】また、押圧板20は図6に示す常態時で
は、その側壁20aがタグ2の搬送ラインに対して傾斜
しており、排出されたタグ2が押圧板20と整列板21
間に挿入されると、タグ2はこの傾斜によって傾き、図
4に示すようにその後端部が搬送されるタグ2の先端部
より図中前後方向の奥側に位置するので、次に排出され
るタグ2をその手前側に案内するようになっている。よ
って、新規にタグ2が排出されると既に収納されている
タグ2の手前側に案内され、既に収納されているタグ2
は、整列板21が奥側に移動することによって、タグの
搬送方向に対してほぼ直角に奥側に向けて、印字面を垂
直に重ねあわせて水平に整列収納するようになってい
る。
【0025】このとき、排出ローラ17とピンチローラ
18との位置は、排出ローラ17の方が搬送方向の下流
側にあるので、ピンチローラ18より長くタグ2の後端
部を接することができ、よって、タグ2の後端の位置を
ピンチローラ18より下流まで搬送することができ、押
圧板20と整列板21によるタグ2の整列がピンチロー
ラ18に妨げられることなく行われる。
【0026】収容部3の図中右側の分離板24は給送ロ
ーラ4によりタグ2が2枚以上給送されないよう、給送
ローラの回転に合わせて図中前後方向に移動するもので
あり、2枚目のタグを1枚目から分離させるもので、収
納部16の図中右側の規制板25は、タグ等の後端を規
制するとともに、長いサイズの板状印字媒体が搬送され
たとき回転して搬送路を形成するようになっている。
【0027】収納部16の手前側には、後述するキーボ
ードにより入力された文字データや書式やサイズの表示
および操作者に対する指示を表示する公知の液晶ディス
プレイ等による表示手段26が設けられている。
【0028】キーボード27は、表示手段26とインク
リボン13と供給ローラ4の更に手前側に設けられてお
り、文字データや行数のデータや印字媒体のサイズ等の
印字データを入力するものである。
【0029】また図3より、制御部28には、表示手段
26と、キーボード27と、入力された文字や書式やサ
イズ等の印字データの記憶と印刷および表示用のドット
パターンデータを展開するための書込み消去可能なRA
M29と、本印字装置の制御プログラム等を記憶するR
OM30と、キャラクタデータを記憶するCGROM3
1と、印字ヘッド12と、搬送モータ7と、搬送モータ
15と、規制板6の位置に対応してタグ2のサイズを検
知するサイズ検知装置32とが接続されたものである。
【0030】次に、タグ2への印字の作動について説明
する。先ず、使用者により所定の文字やタグのサイズや
書式等の印字データが入力され、続いて使用者により印
字開始が指示されると、搬送モータ7が回転しこれに連
動して供給ローラ4が回転し、収容部3にその印字面を
垂直に立てて収納されるタグ2の1枚が、その並び方向
よりほぼ垂直に水平方向に向けて搬送される。
【0031】ほぼ同時にして、先に入力された印字デー
タがRAM29より読み出され、ドットパターンに変換
され、RAM29の所定の領域の印字バッファに記憶さ
れ、この印字バッファより、印字ヘッド12に1ライン
ずつ印字データ(ドットパターン)が供給される。
【0032】供給ローラ4により搬送されたタグ2は、
搬送ベルト9およびピンチローラ11によって搬送さ
れ、このとき印字ヘッド12に印字データが供給され
て、タグ2の印字面に文字等が印字されることになる。
【0033】文字等が印字されたタグ2は、搬送ベルト
9とピンチローラ11によりさらに搬送され、続いて排
出ローラ17とピンチローラ18により収納部16に排
出される。収納部16に排出されたタグ2は、収納部1
6内に設けられている押圧板20と整列板21によっ
て、図中前後方向の手前側より奥にその印字面を垂直に
したまま、搬送方向に対してほぼ垂直に水平方向に整列
されていく。
【0034】このように、本実施例によれば、複数枚の
タグをその印字面を垂直に立て、図印字装置の前後方向
に水平に印字面を重ねあわせて収容し、この状態の手前
側の1枚の板状印字媒体を収容の整列方向からほぼ直角
に水平方向に搬送し、印字面を立てたまま印字し、印字
後のタグをその搬送方向より、ほぼ直角に水平方向に印
字面を立てたまま印字面を重なるように、手前側から奥
側に整列収納する構成をとるので、板状印字媒体の収容
と印字後の収納およびその搬送の構成に無駄がなく、印
字装置の小型化が行え、さらに、収容部と収納部とその
搬送機構や印字手段の上方が開放されているので、小型
化ためそれぞれの構成要素の間隔を狭めても、上方から
覗き込みながら板状印字媒体の装着や取り出しおよびメ
ンテナンスが行え、操作性に支障を来すことのない板状
印字媒体の印字装置を提供することができ、さらにイン
クリボンカートリッジを用いることで、上方より持ち上
げるだけで交換ができより操作性の向上が計れる。
【0035】さらに、表示手段および入力手段を備える
ことで、操作者が印字データの入力から印字が行える携
帯性に優れた板状印字媒体の印字装置を提供でき、その
表示手段を、板状搬送媒体の搬送ラインに挟んで対向さ
せ、その上流側を印字手段とするように設けることで、
それぞれの配置に無駄のない小型および携帯化に適した
構成の印字装置とすることができる。
【0036】また、本実施例では、板状搬送媒体の搬送
ラインに対して、印字手段の位置を収容部と収納部とは
別側とする構成をとっており、これによって、印字手段
によって、印字された板状印字媒体は、収納部によって
その印字面に沿って次の板状印字媒体が搬送され整列収
容されるので、整列収納された複数の板状印字媒体を取
り出すと、最初の印字媒体は印字されてない面が表れる
ようになり、この最初の印字媒体が最初に搬送されるよ
うに、再び、収容部に一面印字終了後の板状印字媒体を
載置することで、そのまま並び返ることなく両面印字が
行えるようになっている。
【0037】次に、本発明の別の実施例として、図7に
示す印字装置を開示する。この印字装置35は図1に示
す印字装置と比較して収容部36と供給ローラ37の位
置関係を逆に設け、収容部36の収容重ねあわせ方向と
印字手段(印字ヘッド41とインクリボンカセット4
2)の位置とを板状印字媒体2の搬送ラインより手前側
にしたものである。
【0038】本実施例によれば、板状印字媒体2の搬送
ラインより奥側にある収容部36の側壁36aと、搬送
ベルト39と、排出ピンチローラ45とを固定(基準
面)として、手前側の押え板38、ピンチローラ40、
排出ローラ44とが移動する構成であるので、異なる肉
厚の板状印字媒体であっても、搬送の基準面を変更する
必要がなく、よってそのための構成を必要とすることが
ない。
【0039】さらに別の実施例として、図8に示す印字
装置を開示する。この印字装置50は図1に示す印字装
置と比較して印字手段(印字ヘッド55とインクリボン
カセット56)の位置を逆に設け、印字ヘッド55とイ
ンクリボンカセット56の位置と収納部58の整列方向
とを両方とも板状印字媒体2の搬送ラインより奥側に
し、板状印字媒体の搬送手段として搬送ベルトの代わり
に2個の搬送ローラ53とこれと対になる2個のピンチ
ローラ54と用いたものである。
【0040】本実施例によれば、収納部58に収納され
た板状印字媒体2の印字面の裏側に、次に印字された板
状印字媒体2が搬送され、これにより、印字面を表にし
て印字順に板状印字媒体2が収納されので、板状印字媒
体2を収納部58から取り出したとき板状印字媒体2を
印字順に順番に使用できる使い勝手の良い板状印字媒体
の印字装置を提供することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明の板状印字媒体の印字装置によれ
ば、板状印字媒体の印字面を垂直に立て水平方向にその
印字面を重ね合わせて複数枚収容し、この中の1枚を前
記収容の整列方向から直角に水平に送り出し、搬送印字
し、印字された板状印字媒体を印字面を立てた状態のま
ま前記搬送方向からほぼ直角に水平方向に印字面を重ね
合わせるようにして整列収納し、さらに本印字装置の上
方が開放されているので、板状印字媒体の印字装置への
載置と取り外しが容易に行え、また搬送ラインを上から
覗き込むことができるメンテナンス性に優れた構成とな
った。また、これによって、それぞれの構成要件の小形
化と、それらの配置スペースを狭めても操作性に支障を
きたすことがないので、印字面を水平にした搬送系の印
字装置と比較して十分に小形および携帯化が計れる。
【0042】また、入力手段と表示手段を備えることで
印字データの作成入力が行える小型および携帯性の高い
板状印字媒体の印字装置を提供することができ。更に、
搬送ラインに沿って、収納部と表示手段とを対向させ、
表示手段の上流側に印字手段を設けることで、配置の領
域が比較的大きな収納部と印字手段とに合わせた表示手
段が配置でき、配置に無駄がない小型および携帯化に適
した板状印字媒体の印字装置を提供することができる。
【0043】また、ほぼ同じ容積をもつ収容部と収納部
との位置を搬送ラインに対して同じ側に設けることで、
搬送の前後方向において印字装置全体のバランスの良
い、小型および携帯化に適した構成とすることができ、
さらに、印字手段の位置を搬送ラインに対してこの収容
部と収納部とは別側とすることで、両面印字に適した板
状印字媒体の印字装置を提供することができる。
【0044】また、印字手段と収納部との位置を搬送ラ
インに対して同じ側とすることで、板状印字媒体の印字
面の裏側に、次に印字された板状印字媒体が搬送され、
これによって印字順に板状印字媒体が収納され、板状印
字媒体を収納部から取り出してからの使い勝手の良い板
状印字媒体の印字装置を提供することができる。
【0045】さらに、板状印字媒体をその印字面を垂直
に立てて搬送するので、印字ヘッドの印字ラインが垂直
となっており、これにインクリボンカセットを用いる
と、その構成上、インクリボンカセットを持ち上げるだ
けでその交換が非常に簡単に行えるといった効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板状印字媒体の印字装置の平面図
【図2】本発明の板状印字媒体の印字装置の搬送系近傍
の平面拡大図
【図3】本発明の板状印字媒体の印字装置のブロック図
【図4】本発明の板状印字媒体の印字装置に使用される
タグ
【図5】本発明の板状印字媒体の印字装置の収容部の平
面拡大図
【図6】本発明の板状印字媒体の印字装置の収納部の平
面拡大図
【図7】別の実施例での板状印字媒体の印字装置の搬送
系近傍の平面拡大図
【図8】第3の実施例の板状印字媒体の印字装置の搬送
系近傍の平面拡大図
【図9】従来の板状印字媒体の印字装置の正面図
【符合の説明】
1 印字装置 2 タグ 3 収容部 4 供給ローラ 5 押え板 6 規制板 8 側壁板 9 搬送ベルト 11 ピンチローラ 12 印字ヘッド 13 インクリボンカセット 14 プラテンローラ 16 収納部 17 排出ローラ 18 ピンチローラ 20 押圧板 21 整列板 26 表示手段 27 キーボード 28 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅井 崇 東京都中央区京橋1丁目11番2号 日本タ イプライター株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状印字媒体の印字面を垂直に立て、水
    平方向に、その印字面を重ねあわせて複数枚収容し、自
    体の上方を開放し上方からの複数枚の板状印字媒体の載
    置を可能とした収容部と、 この収容部に対向して配置され、収容部の板状印字媒体
    の1枚を、印字面を垂直に立てたまま、水平方向に、印
    字面に沿った方向に給送する給送手段と、 給送された板状印字媒体を、その印字面を垂直に立てた
    まま水平に次工程に向けて搬送する搬送手段と、 搬送手段による搬送経路中に設けられる印字手段と、 特定の文字が印字され搬送排出された板状印字媒体を、
    その印字面を垂直に立てたまま、印字面を重ねあわせる
    よう搬送方向に対してほぼ直角方向に向きを変えてかつ
    水平に整列収納し、自体の上方を開放し上方からの複数
    枚の板状印字媒体の取り出しを可能とした収納部とを備
    えることを特徴とする板状印字媒体の印字装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の板状印字媒体の印字装
    置に、印字データの入力手段と、表示手段とを備えたこ
    とを特徴とする板状印字媒体の印字装置。
  3. 【請求項3】 表示手段を板状印字媒体の搬送ラインを
    挟み収納部に対向させ、印字手段を表示手段の上流側に
    設けたことを特徴とする請求項2に記載の板状印字媒体
    の印字装置。
  4. 【請求項4】 収容部と収納部とを板状印字媒体の搬送
    ラインに対して同じ側に設けたことを特徴とする請求項
    1および請求項2に記載の板状印字媒体の印字装置。
  5. 【請求項5】 印字手段の位置を板状印字媒体の搬送ラ
    インに対して収容部と収納部とは別側に設けたことを特
    徴とする請求項4に記載の板状印字媒体の印字装置。
  6. 【請求項6】 印字手段と収納部とを板状印字媒体の搬
    送ラインに対して同じ側に設けたことを特徴とする請求
    項1および請求項2に記載の板状印字媒体の印字装置。
  7. 【請求項7】 印字手段はサーマルヘッドと、インクリ
    ボンを収納する印字装置から着脱自在のインクリボンカ
    セットからなることを特徴とする請求項1および請求項
    2に記載の板状印字媒体の印字装置。
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