JP3209267B2 - プリンタ内蔵型の電子情報機器 - Google Patents

プリンタ内蔵型の電子情報機器

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JP3209267B2
JP3209267B2 JP08881798A JP8881798A JP3209267B2 JP 3209267 B2 JP3209267 B2 JP 3209267B2 JP 08881798 A JP08881798 A JP 08881798A JP 8881798 A JP8881798 A JP 8881798A JP 3209267 B2 JP3209267 B2 JP 3209267B2
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睦 小林
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Seiko Epson Corp
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタを内蔵し
たパソコン(パーソナルコンピュータ)やワープロ(ワ
ードプロセッサ)などの電子情報機器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタを内蔵し、液晶ディスプ
レイが機器本体に対して回動するなどして機器本体に対
して相対的に移動可能となっている所謂ラップトップ型
のパソコン(パーソナルコンピュータ)やワープロ(ワ
ードプロセッサー)などでは、プリンタがこのディスプ
レイの先の方、すなわち機器本体の後部に内蔵されてお
り、機器本体の後部の上面に給紙口や排紙口が設けられ
ている。このような機器本体の内部にはこの給紙口から
排紙口に至る紙通路が設けられており、紙通路がプリン
タの主要部をなす印刷ヘッドに対向して設けられたプラ
テンローラのところで略「U」字状に湾曲された形状と
なっているワープロや特開昭62−235632号公報
に記載されているように、透明な表示面を機器本体に設
け、この表示面の下を印刷されるべき紙(記録紙)が通
過する構造のタイプライターが知られており、給紙口
(挿入口)の形成された部分に記録紙を送るための駆動
ローラーが取り付けられている。この機器は、通常の使
用状態で設置場所と接触する底面を有しており、記録紙
はこの底面に対して傾いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来装置に
おいて本願発明者は、はがきなどの厚手の紙やラベル等
にプリントを行おうとすると、記録紙を保持手段に挿入
しにくいばかりでなくはがき等の記録紙がこの駆動ロー
ラやプラテンローラの部分で大きく折り曲げられるた
め、記録紙を送る際の負荷となる送り抵抗が増して紙送
りに支障をきたしたり、また、はがき等の記録紙が復元
限界を越えて湾曲されたり、曲り癖がついてプリント後
に扱い憎くなるなどの不具合に気が付いた。
【0004】本発明は、プリントに際し、はがき、ラベ
ル等の記録紙を湾曲させること等のないプリンタを内蔵
した電子情報機器を提供することをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明は、所謂ワープロやパソコン等のプリンタ
内蔵型の電子情報機器を対象とするものである。本発明
のプリンタ内蔵型の電子情報機器は、記録紙に印字を行
うための印字ヘッドを有し、通常の使用状態で設置され
る場合に設置場所と接触する底面を有し、前記底面に対
して略平行であって前記記録紙が設置されるための表面
含む凹部を有し、前記記録紙を前記表面から前記印字
ヘッド方向へ搬送するためのローラーを有し、前記表面
から前記印字ヘッド方向および前記表面に垂直な方向の
双方に垂直な方向への前記記録紙の移動を規制するガイ
ドを有する機器本体と、前記機器本体からの信号を表示
するディスプレイと、前記表面上に位置可能であって、
前記機器本体に信号を入力するキーボードと、を備え、
前記ディスプレイと前記表面とが前記機器本体の前側か
ら同時に臨めるように前記キーボードと前記表面とは相
対的に移動可能であり、前記給紙口から少なくとも前記
印字ヘッドまでの間において該記録紙の湾曲が抑制され
るように紙通路が設定されていることを特徴とする。本
発明に係るプリンタ内蔵型の電子情報機器は、記録紙に
印字を行うための印字ヘッド、通常の使用状態で設置さ
れる場合に設置場所と接触する底面、前記底面に対して
略平行であって前記記録紙が設置されるための表面を含
む凹部、前記記録紙を前記表面から前記印字ヘッド方向
へ搬送するためのローラー、および、前記表面から前記
印字ヘッド方向および前記表面に垂直な方向の双方に垂
直な方向への前記記録紙の移動を規制する位置規制手段
を有する機器本体と、前記機器本体に取付けられた表示
装置と、前記表面上に位置可能であって、前記機器本体
に取付けられた入力装置と、を備え、前記表示装置と前
記表面とが前記機器本体の前側から同時に臨めるように
前記入力装置と前記表面とは相対的に移動可能であり、
少なくとも前記印字ヘッドまでの間において該記録紙の
湾曲が抑制されるように紙通路が設定されていることを
特徴とする。本発明に係る電子情報機器は、機器本体に
取付けられたディスプレイおよびキーボードを有するプ
リンタ内蔵型の電子情報機器において、前記機器本体
は、記録紙に印字を行うための印字ヘッドと、通常の使
用状態で設置される場合に設置場所と接触する底面と、
前記底面に対して略平行であって前記記録紙が設置され
るための表面を含む凹部と、前記記録紙を前記表面から
前記印字ヘッド方向へ搬送するローラーと、前記表面か
ら前記印字ヘッド方向および前記表面に垂直な方向の双
方に垂直な方向への前記記録紙の移動を規制する位置規
制手段と、前記ローラーを駆動するためのモーターと、
プログラムが格納されたロム(ROM)、画像情報を出
力するビデオラム(VRAM)、前記ロムに格納された
制御プログラムに基づき前記印字ヘッドの印字動作およ
び前記ローラーの搬送動作を制御するマイクロプロセッ
サー(MPU)、並びに、前記ビデオラムから読み取っ
た信号を出力する表示コントローラーを有する回路と、
前記モータおよび前記印字ヘッドと前記マイクロプロセ
ッサーとを接続し前記マイクロプロセッサーからの制御
信号を前記モーターおよび前記印字ヘッドに入力するた
めのインターフェースと、を備え、前記ディスプレイ
は、前記機器本体にヒンジ部を介して取付けられ、か
つ、前記表示コントローラーから出力された信号が入力
され、前記キーボードは、前記インターフェースを介し
て前記回路に入力信号を伝達し、前記表面上に位置可能
であって、前記ディスプレイと前記表面とが前記機器本
体の前側から同時に臨めるように前記キーボートと前記
表面とは相対的に移動可能であり、少なくとも前記印字
ヘッドまでの間において該記録紙の湾曲が抑制されるよ
うに紙通路が設定されていることを特徴とする。本発明
のプリンタ内蔵型の電子情報機器は、記録紙に印字を行
うための印字ヘッドを有し、通常の使用状態で設置され
る場合に設置場所と接触する底面を有し、前記底面に対
して略平行であって前記記録紙が設置されるための表面
含む凹部を有し、前記記録紙を前記表面から前記印字
ヘッド方向へ第1紙通路を通して搬送するローラーを有
し、前記表面から前記印字ヘッド方向および前記表面に
垂直な方向の双方に垂直な方向への前記記録紙の移動を
規制する手段を有し、前記底面に対向する上部に開閉可
能に取付けられ開状態では第1紙通路がのぞめるように
配置されたプリンタカバーを有する機器本体と、前記機
器本体からの信号を表示するディスプレイと、前記機器
本体に信号を入力するキーボードと、を備え、前記キー
ボートは前記表面上に位置可能であって、前記ディスプ
レイと前記表 面とが前記機器本体の前側から同時に臨め
るように前記キーボートと前記表面とは相対的に移動可
能であり、前記印字ヘッドまでの間において該記録紙の
湾曲が抑制されるように前記第1紙通路が設定されてい
ることを特徴とする。本発明のプリンタ内蔵型の電子情
報機器は、記録紙に印字を行うための印字ヘッドを有
し、底面を有し、前記底面に対して略平行であって前記
記録紙が設置されるための表面を含む凹部を有し、前記
記録紙を前記表面から前記印字ヘッド方向へ搬送するロ
ーラーを有し、前記記録紙が排紙される排紙口を有し、
前記表面に連続しており前記排紙口に前記記録紙が搬送
される場合に前記記録紙を保持する紙通路を有し、前記
表面から前記印字ヘッド方向および前記表面に垂直な方
向の双方に垂直な方向への前記記録紙の移動を規制する
手段を有する機器本体と、前記機器本体からの信号を表
示するディスプレイと、前記機器本体に信号を入力する
キーボードと、を備え、前記キーボートは前記表面上に
位置可能であって、前記ディスプレイと前記表面とが前
記機器本体の前側から同時に臨めるように前記キーボー
トと前記表面とは相対的に移動可能であり、少なくとも
前記印字ヘッドまでの間において該記録紙の湾曲が抑制
されるように前記紙通路が設定されていることを特徴と
する。本発明のプリンタ内蔵型の電子情報機器は、前面
に記録紙の給紙口を有し、前記給紙口に前記記録紙を導
くように配置された平坦部を含む凹部を有し、前記平坦
部に設置される前記記録紙の移動を規制する位置規制手
段を有し、後面にこの記録紙が排出される排紙口を有
し、前記給紙口と前記排紙口との間において前記記録紙
が保持される紙通路を有し、前記紙通路の途中において
前記記録紙に印刷を施すプリンタを有する機器本体と、
前記機器本体に取付けられた表示装置と、前記機器本体
に取付けられた入力装置と、を備え、前記入力装置は前
記表面上に位置可能であって、前記表示装置と前記平坦
部とが前記機器本体の前側から同時に臨めるように前記
入力装置と前記表面とは相対的に移動可能であり、前記
給紙口から少なくとも前記印字ヘッドまでの間において
該記録紙の湾曲が抑制されるように前記紙通路が設定さ
れていることを特徴とする。本発明のプリンタ内蔵型の
電子情報機器は、記録紙を保持するための保持手段を含
む凹部、前記記録紙に印字を行うための印字ヘッド、前
記保持手段から前記印字ヘッド方向へ前記記録紙を給紙
するローラー、および、前記記録紙の給紙方向に対する
横方向の移動を規制する位置規制手段を有する機器本体
と、前記機器本体に取付けられた表示装置と、前記機器
本体に取付けられた入力装置と、を備え、前記入力装置
は前記保持手段上に位置可能であって、前記表示装置と
前記保持手段とが前記機器本体の前側から同時に臨める
ように前記入力装置と前記保持手段とは相対的に移動可
能であり、前記保持手段から少なくとも前記印字ヘッド
までの間において該記録紙の湾曲が抑制されるように紙
通路が設定されていることを特徴とする。本発明のプリ
ンタ内蔵型の電子情報機器は、記録紙に印字を行うため
の印字ヘッドを有し、通常の使用状態で設置される場合
に設置場所と接触する底面を有し、前記底面に対して略
平行であって前記記録紙が設置されるための表面を含ん
だ凹部を有し、前記記録紙を前記表面から前記印字ヘッ
ド方向へ搬送するためのローラーを有し、前記表面から
前記印字ヘッド方向および前記表面に垂直な方向の双方
に垂直な方向への前記記録紙の移動を規制するガイドを
有する機器本体と、前記機器本体からの信号を表示する
ディスプレイと、前記機器本体に信号を入力するととも
に、前記表面と所定の間隔をあけて前記凹部を覆うキー
ボードと、を備え、前記キーボートは前記表面上に位置
可能であって、前記ディスプレイと前記表面とが前記機
器本体の前側から同時に臨めるように前記キーボートと
前記表面とは相対的に移動可能であり、少なくとも前記
印字ヘッドまでの間において該記録紙の湾曲が抑制され
るように紙通路が設定されていることを特徴とする。本
発明のプリンタ内蔵型の電子情報機器は、記録紙を略平
坦に保持する平坦部を含み記録紙が設置される凹部、
記平坦部に配置された前記記録紙が導入される給紙口、
前記給紙口を通過した前記記録紙に印刷を行う印字ヘッ
ド、および、前記平坦部に配置された前記記録紙の給紙
方向に対する横方向の移動を規制する位置規制手段を有
する機器本体と、前記機器本体に信号を入力するキーボ
ードと、前記機器本体からの信号に基づいて表示を行う
ディスプレイと、を備え、前記キーボードは前記平坦部
上に位置可能であって、前記ディスプレイと前記平坦部
とが前記機器本体の前側から同時に臨めるように前記キ
ーボードと前記平坦部とは相対的に移動可能であり、前
記給紙口から少なくとも前記印字ヘッドまでの間におい
て該記録紙の湾曲が抑制されるように紙通路が設定され
ていることを特徴とする。また、前記位置規制手段は前
後方向に延びる凸条であることが好ましい。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】本発明の機器本体はその底面を下にして設置さ
れる。記録紙に印刷(印字)を行う場合は、まず、記録
紙を平坦部たる機器本体の表面に設置する。そして、ロ
ーラーを駆動すると、この記録紙は印字ヘッド方向へ移
動する。一方、この機器本体には、記録紙の表面から印
字ヘッド方向および表面に垂直な方向の双方に垂直な方
向への記録紙の移動を規制する手段である位置規制手段
が設けられているので、記録紙はこの手段により一定の
方向を保持して印字ヘッド方向へ搬送される。また、記
録紙の設置される表面は略平坦であり底面に平行である
ので、紙に癖が付いたりこの表面から滑り落ちたりする
ことがなくさらにはこの表面は底面に平行であるのでこ
れが傾斜しているときよりも機器本体の厚みを薄くして
多くの記録紙をこの平面に設置することができ、コンパ
クトで機能的な電子情報機器を提供することができる。
【0016】また、キーボードは、記録紙の配置される
表面に対して所定の間隔をあけて前記凹部を覆うように
配置されているので、キーボードが記録紙を全く邪魔す
ることがない。また、機器本体は、内部に制御プログラ
ムが格納されたロム(ROM)、画像情報を出力するビ
デオラム(VRAM)、ロムに格納された制御プログラ
ムに基づき印字ヘッドの印字動作とローラーの搬送動作
との印字作動を制御するマイクロプロセッサー(MP
U)並びにビデオラムから読み取った信号を出力する表
示コントローラーを含むシステムを有する。表示コント
ローラーから出力された信号はディスプレイに入力さ
れ、また、機器本体は印字ヘッドおよびローラーを駆動
するためのモーターに制御信号を出力するインターフェ
ースを備えており、キーボードから入力された入力信号
はインターフェースを介してこのシステムに入力され
る。また、本電子情報機器にはプリンタの機構部を解放
するためのプリンタカバーが設けられている。このカバ
ーはメンテナンスのときに解放されるが、機器本体の上
面に設置されていれば使いやすくまたこの装置全体をコ
ンパクトにまとめることができる。
【0017】給紙口が機器本体の手前前方に、排紙口が
機器本体の後方にそれぞれ形成されていること、排紙口
が機器本体の手前前方に、給紙口が機器本体の後方にそ
れぞれ形成されていること、また給紙口と排紙口とが機
器本体の手前前方に形成され、紙送り手段は、記録紙を
給紙口から導入して後方に導く第1の紙通路と、記録紙
を前方の排紙口に導く第2の紙通路と、記録紙を第1紙
通路から第2紙通路にスイッチバックさせて受け渡す受
け渡し手段とを有することとしてもよい。
【0018】また、前方給紙の場合、機器本体の上面の
手前前半部にキーボードが備えられており、紙通路(第
1の紙通路)は、キーボードの下面と機器本体の上面と
の間に形成され、給紙口は、紙通路の前端に形成されて
いることが好ましい。また、キーボードは、機器本体に
対し着脱自在に構成されていてもよい。給紙口から機器
本体内に供給された記録紙は、紙送り手段により紙通路
に沿って送られ、プリントが為された後排紙口から外部
に排出される。この場合、紙通路は記録紙を略平面状態
を保持した状態で導けるようになっているので、送り抵
抗が小さく、記録紙に曲り癖がつくことがない。この場
合、給紙口が前方に、排紙口が後方にそれぞれ形成され
ていることで、記録紙の供給が容易になる。逆に、排紙
口が前方に、給紙口が後方にそれぞれ形成されているこ
とで、プリントアウトの途中で印字状態を確認すること
ができる。また、給紙口と排紙口とが共に前方に形成さ
れていれば、記録紙の供給からプリントアウトの照合ま
での一連の作業を極めて容易に行い得る。また、紙通路
(第1の紙通路)が、キーボードの下面と機器本体の上
面である表面との間に形成されていれば、キーボードの
邪魔になることなく機器本体の上面を紙通路として利用
することができる。そして、この場合キーボードを機器
本体から取り外すことができれば、紙通路の上面が解放
され、この紙通路を記録紙を供給する紙送りガイドとし
て使用することができる。
【0019】
【実施例】以下添付図に基づいて、本発明のラップトッ
プ型パソコンやワープロ等の電子情報機器の一実施例に
係るラップトップ型パソコンについて説明する。
【0020】図1において、パソコン1は、プリンタ2
を内蔵した機器本体3と、機器本体3に着脱自在に取付
けられた入力装置たるキーボード4と、キーボード4の
蓋体を兼ねる表示装置たるディスプレイ5とで構成され
ている。キーボード4は、機器本体3とワイヤレスで入
力信号が伝達可能なように接続されており、キーボード
4を機器本体3に対して相対的に移動させるなどして機
器本体3に搭載した状態での使用と、機器本体3から取
り外した状態での使用とが選択的にできるようになって
いる。すなわち、紙通路(第1の紙通路)52が、キー
ボード4の下面と機器本体3の上面との間に形成されて
いるので、キーボード4の邪魔になることなく機器本体
3の上面を紙通路として利用することができ、この場
合、キーボード4を機器本体3から取り外すことができ
るので、紙通路の上面が解放され、この紙通路を記録紙
を供給する紙送りガイドとして使用することができる。
ディスプレイ5は、液晶のディスプレイ本体6を有し、
機器本体3の中間部にヒンジ部7を介して開閉自在に取
り付けられており、ディスプレイ5は機器本体3に対し
て相対的に移動可能となっている。そして、通常の使用
状態である作業中のディスプレイ5は、幾分後ろ倒しの
起立状態で使用され、機器本体の底面が設置場所と接触
する。
【0021】なお、以下の説明において、図1の左方、
右方をそれぞれ前方、後方と、上方、下方をそれぞれ上
方、下方と、また紙面に垂直の方向を幅方向と呼ぶこと
とする。機器本体3は、前半部が薄手で後半部が厚手に
構成されており、前半部にキーボード4が取り付けられ
ており、その上に閉蓋状態のディスプレイ5が重なって
機器本体3の蓋として機能するとともに相対的に移動可
能なキーボード4の蓋として機能して全体として矩形を
成している。このディスプレイ5が閉状態の場合にはキ
ーボード4はディスプレイ5と機器本体平坦部たる表面
41との間にキーボード4は配置されることになり、デ
ィスプレイ5はキーボード4を保護している。また、こ
の前半部は幅方向において、図2に示すように、その上
面の中間部分の平坦部41と、両側部分の段付き部4
2,42とで、全体として中間が窪んだ「凹」字状の断
面形状となっており、記録紙Pの設置される表面41を
含んで凹部を形成している。キーボード4はこの段付き
部42,42に載置され、載置された状態で機器本体4
の底面に略平行な平坦部41とキーボード4の下面との
間に間隙 43が構成されるが、この底面は通常の使用
状態において設置場所と接触する。間隙43は、プリン
トの際にキーボード4の前端を給紙口とする紙通路とし
て利用できるが、本実施例では、キーボード4を取り外
して平坦部41がのぞめるようにしてこの部分を給紙ガ
イド40として利用している。すなわち、平坦部41
(第1表面、表面)には、前後方向に延びる2つの凸条
44,44(位置規制手段であって、44,44は表面
から印字ヘッド方向および表面に垂直な方向の双方に垂
直な方向への記録紙の移動を規制する)が形成されてお
り、この凸条44の位置が左側の段付き部42からの記
録紙Pの幅(サイズ)を現している。もちろん凸条44
ではなく単なる表示でもよいが、この左側の段付き部4
2から左寄りの凸条44までがB5サイズであり、右寄
りよりの凸条44までがA4サイズであり、さらに平坦
部41の全幅がB4サイズに該当し、この位置規制手段
たる凸条44,44は記録紙の大きさに対応して規制す
ることができる。例えば右ききのオペレータは平坦部4
1の左端を基準として記録紙Pをこの給紙ガイド40か
ら機器本体3のプリンタ2の機構部に供給する。もっと
も、この場合、記録紙Pは平坦部41の左端を基準とし
て挿入されるので、オペレーターにとっては使いやすく
特に上記所定サイズの記録紙P以外、例えばはがきやラ
ベル等であっても適切にガイドできる。プリンタ2の機
構部は、上記給紙ガイド40の先端に位置して記録紙P
をプリンタ2の機構部内に供給する給紙口51と、給紙
口51に連なる第1紙通路52と、給紙口51の上方近
傍の機器本体3の表面に形成された排紙口53と、排紙
口53に連なる第2紙通路54とを備えている。
【0022】第1紙通路52は機器本体3内を平面状に
延びて機器本体3の後部に貫通しており、この貫通部分
に後述する露出口57が形成されている。一方、第2紙
通路54は、第1紙通路52の中間部分の分岐部55で
分岐して排紙口53まで幾分斜め上方に延びている。ま
た、第2紙通路54の上部であって機器本体3の底面に
平行に設けられた第2平面には開閉可能なプリンタカバ
ー56が設けられており、メンテナンス等のためにプリ
ンタ2の機構部が開放できるようになっている。記録紙
Pは給紙口51から供給され第1紙通路52を通ってプ
リンタ2の機構部内に導入され、その導入後端が分岐部
55に達したところで停止する。この場合、記録紙Pの
一部は露出口57から外部に搾り出され露出した状態と
なる。したがって、機器本体3を大きなものとすること
なく各種サイズの記録紙Pを使用することができ、記録
紙Pが折り曲げられることがない。つぎに記録紙Pはス
イッチバックして第2紙通路54に導かれ、同時にプリ
ントが開始される。プリントの進行と共に記録紙Pは第
2紙通路54から排紙口53を経て外部に排出される
が、印字ヘッド68により記録紙Pに印字を施した後こ
の記録紙Pを露出口57を排紙口として排出することも
できる。
【0023】第2紙通路54の分岐部55には、記録紙
Pを第1紙通路52から第2紙通路54に受け渡す受渡
し手段が設けられ、したがって、記録紙Pのスイッチバ
ックを可能にしている。この受渡し手段は、記録紙Pの
供給・排出の動きに従って適宜、第1、第2両紙通路5
2,54を開閉するゲート58と、ゲート58を開閉駆
動するソレノイド59およびコイルスプリング60と、
記録紙Pを検出してソレノイド59に開閉信号を送る第
1紙検出センサ61と、記録紙Pの印字開始位置を検出
する第2検出センサ62とから構成されている。ゲート
58は適宜枢軸63を中心に揺動して、記録紙Pが供給
される場合に、第1紙通路52を「開」、第2紙通路5
4を「閉」にし、記録紙Pが排出される場合に、第1紙
通路52を「閉」、第2紙通路54を「開」にする。ゲ
ート58の後端には、上下にそれぞれコイルスプリング
60とソレノイド59とが接続されており、ゲート58
はコイルスプリング60により第1紙通路52を「閉」
状態になる方向に付勢している。ソレノイド59は、第
1紙検出センサ61の検出信号に基づいて励起され、ゲ
ート58を第2紙通路54を「閉」状態になる方向に揺
動させる。
【0024】両紙検出センサ61,62は、第1・第2
両紙通路52,54の分岐部55の上流側にそれぞれ紙
通路52,54に臨むように設けられており、第1紙検
出センサ61は供給された記録紙Pの送り方向の先端お
よび後端を検出し、第2紙検出センサ62はスイッチバ
ックしてプリント位置にきた記録紙Pの送り方向の先端
を検出する。すなわち、第1紙通路52に記録紙Pが導
入され第1紙検出センサ61によりその先端が検出され
ると、ソレノイド59が駆動してゲート58を第1紙通
路52を「開」、第2紙通路54を「閉」位置に揺動さ
せる。更に記録紙Pが送られてこんどはこの第2紙検出
センサ62が記録紙Pの後端を検出すると、所定の時間
をおいてソレノイド59が駆動してゲート58を第1紙
通路52を「閉」、第2紙通路54を「開」位置に揺動
させる。この揺動と同時に紙送りの方向が逆転して、記
録紙Pはスイッチバックして第2紙通路54に導入され
る。ここで記録紙Pの先端が第2紙検出センサ62によ
り検出され、プリント開始位置(ホームポジション)で
記録紙Pがいったん停止し、この停止位置からプリント
が開始される。これらの紙送りは、第1・第2両紙通路
52,54の各部に設けた各種ローラにより行われる。
【0025】第1紙通路52には、給紙口51側に設け
た第1送りローラ64と、露出口57側に設けた第2送
りローラ65とが設けらている。第2紙通路54には排
紙口53側に第3送りローラ66が設けられている。こ
れらの各送りローラ64,65,66は、駆動ローラ6
4a,65a,66aと押圧ローラ64b,65b,6
6bとの一対で構成されており、自由回転する押圧ロー
ラ64b,65b,66bにより記録紙Pは駆動ローラ
64a,65a,66a側に押し付けるようにされてお
り、駆動ローラ64a,65a,66aにより紙送りが
行われるように構成されている。したがって、第1・第
2両紙通路52、54と第1・第2・第3送りローラ6
4,65,66により紙送り手段が構成される。一方、
第1紙通路52の分岐部55の上流側近傍には、記録紙
Pにプリント(印字)を行うための印字ヘッド68がこ
の紙通路52に臨むように設けられている。さらに、こ
の印字ヘッド68に対向してプラテンローラ67が設け
られている。記録紙Pはちょうどこの印字ヘッド68と
プラテンローラ67との間に挟み込まれた状態で、第3
送りローラ66の行送りと印字ヘッド68の左右方向へ
の印字動作とでプリントが行われる。
【0026】なお、機器本体3の底部には機器本体3内
の全域に亘って主回路基板8が設けられており、この主
回路基板8にワイヤレスで接続されるキーボード4の受
信部9が接続されている。受信部9は、キーボード4の
奥端に設けた送信部10とで光通信によりキーボード4
の入力信号を機器本体3の主回路基板8に伝達する。受
信部9は、フォトトランジスタなどを組込んだ光受信モ
ジュールで構成されており、機器本体3の中央部と前端
部とに2個設けられ、機器本体3に対するキーボード4
の装着、離脱の両使用態様に対応できるようになってい
る。送信部10は発光ダイオードなどを組込んだ光送信
モジュールで構成されており、リモートコマンド送信に
より入力信号を機器本体3側に送信する。機器本体3、
すなわちこのコンピュータは、図3のブロック図に示す
ごときシステム構成を有する。すなわち、マイクロプロ
セッサ(MPU)11、制御プログラムが格納されたR
OM(Read Only Memory,リードオン
リーメモリー)12、メインメモリを形成するラム(R
AM、Random Access Memory、ラ
ンダムアクセスメモリー)13、フロッピィディスクコ
ントローラ(FDC)14、ディスプレイ5に出力され
る情報を格納するビデオラム(VRAM)15、ビデオ
ラム15から読み取った信号をディスプレイ5に出力す
る表示コントローラ(CRTC)16、等がバス、すな
わち制御線17を介して入出力インタフェース(I/
O)18に接続されている。
【0027】入出力インタフェース18には、受信部
9,9を経由したキーボード4からの信号が、受信部
9,9に対応する受信回路(RC,RC)19,19の
何れか一方とORゲート(OR)20とを経て入力され
る。また入出力インタフェース18には、第1・第2両
紙検出センサ61,62からの検出信号が入力される。
入出力インタフェース18からは、出力回路(DC)2
1,21,21を介して、印刷ヘッド68、送りローラ
64,65,66並びにプラテンローラ67を駆動する
モータ(M)22、及びソレノイド59に制御信号が出
力される。すなわち、本実施例に係るパソコン1のプリ
ンタ2の印字作動は、ROM12に格納された制御プロ
グラムに基づき、マイクロプロセッサ11により制御さ
れる。本実施例は、以上のように第1・第2両紙通路5
2,54が略平面状に形成され、またスイッチバックに
より、記録紙Pを平面状態を保持した状態で紙送りされ
るので、記録紙Pの紙送り抵抗が極めて小さく、記録紙
Pに曲り癖がつかない。したがって、はがきやラベル等
の厚手の紙でも支障なく適切なプリントが行い得る。ま
た、スイッチバック動作を行わせる場合には、オペレー
タは一連のプリント作業をディスプレイ5の手前で行う
こともでき、プリントに際しディスプレイ5を手前倒し
たり、機器本体3の後部まで手を延ばしたりしなくても
よく、一連の作業を容易に行うことができる。
【0028】またプリント後の記録紙Pが、ディスプレ
イ5の前方に排出する場合には、オペレータはディスプ
レイ5の画面とプリント途中の記録紙P上のプリントア
ウトとを比較することができ、プリントアウトのチェッ
クやプリント中止などの対応を迅速に行うことができ
る。さらに、キーボード4を平坦部41に対して相対的
に移動させることにより、平坦部41に対して容易に記
録紙Pを設置することができ、また、凸条44がこの平
坦部41に形成されているので、記録紙Pの大きさに合
わせてこの記録紙Pの搬送を確実に行うことができる。
上記の実施例では、記録紙Pを一旦後方へ移動させた
後、紙送りの方向を逆転させ、前方に移動させて前方に
排出するようにしているが、これは制御プログラムを変
更することにより、紙送りの手順は種々変更が可能であ
る。例えば、記録紙Pを給紙口51から第1紙通路52
を通って後方に移動させて、露出口57を排紙口として
記録紙Pをこの露出口57から排出するようにしてもよ
いし、逆に、露出口57から第1紙通路52および第2
紙通路54を通って後方に移動させて、排出口53から
排出するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記録紙を
略平面状態を保持した状態で給紙口から排紙口まで導け
るので、紙通路上に湾曲がなく記録紙の送り抵抗が小さ
することができ、記録紙に曲り癖がつくことがない。ま
た、設置表面は底面に対して平行であるので、この機器
は記録紙の厚みに左右されることなく適切なプリントが
可能となり、さらにこの表面には位置規制手段が設けら
れているので記録紙の設置に際して正確に記録紙を設置
して搬送させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るパソコンの前後方向
の裁断断面図である。
【図2】図1の左右方向の裁断断面図である。
【図3】図1のパソコンのコンピュータ本体のブロック
図である。
【符号の説明】
3…機器本体、4…キーボード(入力装置)、5…ディ
スプレイ(表示装置)、41…平坦部(保持手段、表
面)、51…給紙口、52…第1紙通路、53,57…
排紙口、54…第2紙通路、64…第1送りローラ、6
5…第2送りローラ、66…第3送りローラ、P…記録
紙、44…位置規制手段(ガイド)、56…プリンタカ
バー、68…印字ヘッド。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/16 B41J 29/00 G06F 3/12 G06F 15/02 320

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ内蔵型の電子情報機器におい
    て、 記録紙に印字を行うための印字ヘッドを有し、通常の使
    用状態で設置される場合に設置場所と接触する底面を有
    し、前記底面に対して略平行であって前記記録紙が設置
    されるための表面を含む凹部を有し、前記記録紙を前記
    表面から前記印字ヘッド方向へ搬送するためのローラー
    を有し、前記表面から前記印字ヘッド方向および前記表
    面に垂直な方向の双方に垂直な方向への前記記録紙の移
    動を規制するガイドを有する機器本体と、 前記機器本体からの信号を表示するディスプレイと、 前記表面上に位置可能であって、前記機器本体に信号を
    入力するキーボードと、を備え、前記ディスプレイと前記表面とが前記機器本体の前側か
    ら同時に臨めるように 前記キーボードと前記表面とは相
    対的に移動可能であり、前記給紙口から少なくとも前記
    印字ヘッドまでの間において該記録紙の湾曲が抑制され
    るように紙通路が設定されていることを特徴とするプリ
    ンタ内蔵型の電子情報機器。
  2. 【請求項2】 プリンタ内蔵型の電子情報機器におい
    て、 記録紙に印字を行うための印字ヘッド、通常の使用状態
    で設置される場合に設置場所と接触する底面、前記底面
    に対して略平行であって前記記録紙が設置されるための
    表面を含む凹部、前記記録紙を前記表面から前記印字ヘ
    ッド方向へ搬送するためのローラー、および、前記表面
    から前記印字ヘッド方向および前記表面に垂直な方向の
    双方に垂直な方向への前記記録紙の移動を規制する位置
    規制手段を有する機器本体と、 前記機器本体に取付けられた表示装置と、 前記表面上に位置可能であって、前記機器本体に取付け
    られた入力装置と、を備え、前記表示装置と前記表面とが前記機器本体の前側から同
    時に臨めるように 前記入力装置と前記表面とは相対的に
    移動可能であり、少なくとも前記印字ヘッドまでの間に
    おいて該記録紙の湾曲が抑制されるように紙通路が設定
    されていることを特徴とするプリンタ内蔵型の電子情報
    機器。
  3. 【請求項3】 機器本体に取付けられたディスプレイお
    よびキーボードを有するプリンタ内蔵型の電子情報機器
    において、 前記機器本体は、記録紙に印字を行うための印字ヘッド
    と、通常の使用状態で設置される場合に設置場所と接触
    する底面と、前記底面に対して略平行であって前記記録
    紙が設置されるための表面を含む凹部と、前記記録紙を
    前記表面から前記印字ヘッド方向へ搬送するローラー
    と、前記表面から前記印字ヘッド方向および前記表面に
    垂直な方向の双方に垂直な方向への前記記録紙の移動を
    規制する位置規制手段と、前記ローラーを駆動するため
    のモーターと、プログラムが格納されたロム(RO
    M)、画像情報を出力するビデオラム(VRAM)、前
    記ロムに格納された制御プログラムに基づき前記印字ヘ
    ッドの印字動作および前記ローラーの搬送動作を制御す
    るマイクロプロセッサー(MPU)、並びに、前記ビデ
    オラムから読み取った信号を出力する表示コントローラ
    ーを有する回路と、前記モータおよび前記印字ヘッドと
    前記マイクロプロセッサーとを接続し前記マイクロプロ
    セッサーからの制御信号を前記モーターおよび前記印字
    ヘッドに入力するためのインターフェースと、を備え、 前記ディスプレイは、前記機器本体にヒンジ部を介して
    取付けられ、かつ、前記表示コントローラーから出力さ
    れた信号が入力され、 前記キーボードは、前記インターフェースを介して前記
    回路に入力信号を伝達し、前記表面上に位置可能であっ
    て、前記ディスプレイと前記表面とが前記機器本体の前
    側から同時に臨めるように前記キーボートと前記表面と
    は相対的に移動可能であり、 少なくとも前記印字ヘッドまでの間において該記録紙の
    湾曲が抑制されるように紙通路が設定されていることを
    特徴とするプリンタ内蔵型の電子情報機器。
  4. 【請求項4】 プリンタ内蔵型の電子情報機器におい
    て、 記録紙に印字を行うための印字ヘッドを有し、通常の使
    用状態で設置される場合に設置場所と接触する底面を有
    し、前記底面に対して略平行であって前記記録紙が設置
    されるための表面を含む凹部を有し、前記記録紙を前記
    表面から前記印字ヘッド方向へ第1紙通路を通して搬送
    するローラーを有し、前記表面から前記印字ヘッド方向
    および前記表面に垂直な方向の双方に垂直な方向への前
    記記録紙の移動を規制する手段を有し、前記底面に対向
    する上部に開閉可能に取付けられ開状態では第1紙通路
    がのぞめるように配置されたプリンタカバーを有する機
    器本体と、 前記機器本体からの信号を表示するディスプレイと、 前記機器本体に信号を入力するキーボードと、を備え、 前記キーボートは前記表面上に位置可能であって、前記
    ディスプレイと前記表面とが前記機器本体の前側から同
    時に臨めるように前記キーボートと前記表面とは相対的
    に移動可能であり、前記印字ヘッドまでの間において該
    記録紙の湾曲が抑制されるように前記第1紙通路が設定
    されていることを特徴とするプリンタ内蔵型の電子情報
    機器。
  5. 【請求項5】 プリンタ内蔵型の電子情報機器におい
    て、 記録紙に印字を行うための印字ヘッドを有し、底面を有
    し、前記底面に対して略平行であって前記記録紙が設置
    されるための表面を含む凹部を有し、前記記録紙を前記
    表面から前記印字ヘッド方向へ搬送するローラーを有
    し、前記記録紙が排紙される排紙口を有し、前記表面に
    連続しており前記排紙口に前記記録紙が搬送される場合
    に前記記録紙を保持する紙通路を有し、前記表面から前
    記印字ヘッド方向および前記表面に垂直な方向の双方に
    垂直な方向への前記記録紙の移動を規制する手段を有す
    る機器本体と、 前記機器本体からの信号を表示するディスプレイと、 前記機器本体に信号を入力するキーボードと、を備え、 前記キーボートは前記表面上に位置可能であって、前記
    ディスプレイと前記表面とが前記機器本体の前側から同
    時に臨めるように前記キーボートと前記表面とは相対的
    に移動可能であり、少なくとも前記印字ヘッドまでの間
    において該記録紙の湾曲が抑制されるように前記紙通路
    が設定されていることを特徴とするプリンタ内蔵型の電
    子情報機器。
  6. 【請求項6】 プリンタ内蔵型の電子情報機器におい
    て、 前面に記録紙の給紙口を有し、前記給紙口に前記記録紙
    を導くように配置された平坦部を含む凹部を有し、前記
    平坦部に設置される前記記録紙の移動を規制する位置規
    制手段を有し、後面にこの記録紙が排出される排紙口を
    有し、前記給紙口と前記排紙口との間において前記記録
    紙が保持される紙通路を有し、前記紙通路の途中におい
    て前記記録紙に印刷を施すプリンタを有する機器本体
    と、 前記機器本体に取付けられた表示装置と、 前記機器本体に取付けられた入力装置と、を備え、 前記入力装置は前記表面上に位置可能であって、前記表
    示装置と前記平坦部とが前記機器本体の前側から同時に
    臨めるように前記入力装置と前記表面とは相対的に移動
    可能であり、前記給紙口から少なくとも前記印字ヘッド
    までの間において該記録紙の湾曲が抑制されるように前
    記紙通路が設定されていることを特徴とするプリンタ内
    蔵型の電子情報機器。
  7. 【請求項7】 プリンタ内蔵型の電子情報機器におい
    て、 記録紙を保持するための保持手段を含む凹部、前記記録
    紙に印字を行うための印字ヘッド、前記保持手段から前
    記印字ヘッド方向へ前記記録紙を給紙するローラー、お
    よび、前記記録紙の給紙方向に対する横方向の移動を規
    制する位置規制手段を有する機器本体と、 前記機器本体に取付けられた表示装置と、 前記機器本体に取付けられた入力装置と、を備え、 前記入力装置は前記保持手段上に位置可能であって、
    記表示装置と前記保持手段とが前記機器本体の前側から
    同時に臨めるように前記入力装置と前記保持手段とは相
    対的に移動可能であり、 前記保持手段から少なくとも前記印字ヘッドまでの間に
    おいて該記録紙の湾曲が抑制されるように紙通路が設定
    されていることを特徴とするプリンタ内蔵型の電子情報
    機器。
  8. 【請求項8】 プリンタ内蔵型の電子情報機器におい
    て、 記録紙に印字を行うための印字ヘッドを有し、通常の使
    用状態で設置される場合に設置場所と接触する底面を有
    し、前記底面に対して略平行であって前記記録紙が設置
    されるための表面を含んだ凹部を有し、前記記録紙を前
    記表面から前記印字ヘッド方向へ搬送するためのローラ
    ーを有し、前記表面から前記印字ヘッド方向および前記
    表面に垂直な方向の双方に垂直な方向への前記記録紙の
    移動を規制するガイドを有する機器本体と、 前記機器本体からの信号を表示するディスプレイと、 前記機器本体に信号を入力するとともに、前記表面と所
    定の間隔をあけて前記凹部を覆うキーボードと、を備
    え、 前記キーボートは前記表面上に位置可能であって、前記
    ディスプレイと前記表面とが前記機器本体の前側から同
    時に臨めるように前記キーボートと前記表面とは相対的
    に移動可能であり、少なくとも前記印字ヘッドまでの間
    において該記録紙の湾曲が抑制されるように紙通路が設
    定されていることを特徴とするプリンタ内蔵型の電子情
    報機器。
  9. 【請求項9】 プリンタ内蔵型の電子情報機器におい
    て、 記録紙を略平坦に保持する平坦部を含み記録紙が設置さ
    れる凹部、前記平坦部に配置された前記記録紙が導入さ
    れる給紙口、前記給紙口を通過した前記記録紙に印刷を
    行う印字ヘッド、および、前記平坦部に配置された前記
    記録紙の給紙方向に対する横方向の移動を規制する位置
    規制手段を有する機器本体と、前記機器本体に信号を入
    力するキーボードと、前記機器本体からの信号に基づい
    て表示を行うディスプレイと、を備え、前記キーボード
    は前記平坦部上に位置可能であって、前記ディスプレイ
    と前記平坦部とが前記機器本体の前側から同時に臨める
    ように前記キーボードと前記平坦部とは相対的に移動可
    能であり、前記給紙口から少なくとも前記印字ヘッドま
    での間において該記録紙の湾曲が抑制されるように紙通
    路が設定されていることを特徴とするプリンタ内蔵型の
    電子情報機器。
  10. 【請求項10】 前記位置規制手段は前後方向に延びる
    凸条であることを特徴とする請求項9に記載のプリンタ
    内蔵型の電子情報機器。
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