JPH10216859A - タレットパンチプレス - Google Patents

タレットパンチプレス

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JPH10216859A
JPH10216859A JP1699897A JP1699897A JPH10216859A JP H10216859 A JPH10216859 A JP H10216859A JP 1699897 A JP1699897 A JP 1699897A JP 1699897 A JP1699897 A JP 1699897A JP H10216859 A JPH10216859 A JP H10216859A
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JP
Japan
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turret
drive
side clutch
die
index
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JP1699897A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Uchida
一之 内田
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インデックス装置の組立時の調整を容易にす
ると共に、メンテナンス時に周囲のダイホルダを外すこ
となく容易にメンテナンス可能にする。 【解決手段】 インデックス装置45は、適数のパンチ
11を配設した上部タレット13と、パンチと対応する
適数のダイ15を配設した下部タレット17とを備え、
上部タレットと下部タレット内にそれぞれパンチとダイ
を回転するための駆動部93を備えた回転金型ホルダ8
7を設け、駆動部に金型回転伝達手段を連結し、これら
の各金型回転駆動伝達手段にクラッチ75および駆動側
クラッチ作動手段を介してインデックスモータを連結す
る。各クラッチを駆動側クラッチ片77と従動側クラッ
チ片79とで着脱自在に構成し、各従動側クラッチ片と
各金型回転伝達手段と各回転金型ホルダとをそれぞれユ
ニットとしてブロック体83に固定し、上部タレットと
下部タレットの所定の位置に着脱および位置決め自在に
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タレットパンチプ
レスに関し、特に上部タレットに配設されたパンチと下
部タレットに配設されたダイとを同期して自動的に回転
するようにしたタレットパンチプレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タレットパンチプレスで使用され
るパンチとダイの金型には、形状が同一であっても、そ
の方向性の違いから、金型としては同一のものを使用す
ることができないために、上部タレットと下部タレット
に配設されたパンチとダイにおける上部、下部タレット
の軸心部を中心として相対向したパンチ、ダイにウォー
ムホイールを取付けてインデックスする方法がある。
【0003】従来のタレットパンチプレスのインデック
ス装置は、例えば、特公平8−9074号公報などで知
られているように、上部タレットと下部タレット内にそ
れぞれパンチとダイを回転自在に装着する金型部と、こ
の金型部内のパンチとダイを回転駆動するためのウォー
ムホイールと、このウォームホイールに噛合するウォー
ムを軸承するウォームハウジングと、前記ウォームを駆
動するための従動側ベベルギヤボックスと、前記ウォー
ムの回転を停止するブレーキ装置と、前記従動側ベベル
ギヤボックスにクラッチを介して連結する駆動側ベベル
ギヤボックスと、この駆動側ベベルギヤボックス内のベ
ベルギヤを回転駆動するインデックスモータとで構成さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のタレ
ットパンチプレスにおいては、上部タレットおよび下部
タレットの上に、前述した金型部とウォームハウジング
と従動側ベベルギヤボックスとブレーキ装置とを個々に
取り付け、組立、調整が行われている。しかし、下部タ
レットと上部タレットとの隙間が小さいために、特に下
部タレット上での前記各部材の組立調整は非常に困難で
あるという問題点があった。
【0005】また、タレットパンチプレスのメンテナン
スの時は、インデックス装置の周囲のダイホルダを外さ
なければメンテナンスできないという状態にあるので、
メンテナンスの所要時間が非常にかかるという問題点が
あった。
【0006】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、インデックス装置の組立時の
調整を容易にし、さらにインデックス装置のメンテナン
ス時に周囲のダイホルダを外すことなく容易にメンテナ
ンス可能にするタレットパンチプレスを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のタレットパンチプレスは、
適数のパンチを配設すると共に上部フレームに回転自在
に支承された上部タレットと、前記パンチと対応する適
数のダイを配設すると共に下部フレームに回転自在に支
承された下部タレットとを備え、前記上部タレットと下
部タレット内にそれぞれパンチとダイを回転するための
駆動部を備えた回転金型ホルダを設け、これらの各回転
金型ホルダ内の駆動部に金型回転伝達手段を連結し、こ
れらの各金型回転駆動伝達手段にクラッチを介して駆動
側クラッチ作動手段を連結し、これらの各駆動側クラッ
チ作動手段にインデックスモータを連結してなるタレッ
トパンチプレスであって、前記各クラッチを駆動側クラ
ッチ片と従動側クラッチ片とで着脱自在に構成し、前記
各従動側クラッチ片と前記各金型回転伝達手段と前記各
回転金型ホルダとをそれぞれ各インデックスブロック体
に固定し、各インデックスブロック体を前記各タレット
の所定の位置に着脱および位置決め自在に設けてなるこ
とを特徴とするものである。
【0008】したがって、インデックス装置の各部材を
取り付けて、組立、調整する際には、各インデックスブ
ロック体を上部タレットおよび下部タレットの所定の位
置に装着する前に、回転金型ホルダと金型回転伝達手段
と従動側クラッチ片とが容易に組立、調整される。
【0009】また、インデックス装置のメンテナンス時
にも、上部タレットおよび下部タレットから各インデッ
クスブロック体を取り外して各部材の調整を行えるので
効率よくメンテナンスされる。
【0010】請求項2によるこの発明のタレットパンチ
プレスは、請求項1記載のタレットパンチプレスにおい
て、前記各駆動側クラッチ片と前記各駆動側クラッチ作
動手段と前記インデックスモータを前記各フレーム側に
取付けてなることを特徴とするものである。
【0011】したがって、各インデックスブロック体に
装着した部材以外の他の部材はすべて各フレーム側の所
定の位置に取付けられているので、各インデックスブロ
ック体を上部タレットおよび下部タレットへ装着するだ
けでインデックス装置が完成する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のタレットパンチプ
レスの実施の形態の例について、図面を参照して説明す
る。
【0013】図4および図5を参照するに、本実施の形
態の例に係わるタレットパンチプレス1は、ふところ部
3を備えたC型フレーム5で構成されている。C型フレ
ーム5の前方、図4において左側には板状のワークWを
支持する固定ベース7が載置されており、この固定ベー
ス7上にはワークWの位置決めを行う位置決め装置9が
設けられている。
【0014】前記C型フレーム5のふところ部3にはパ
ンチ11を備えた円板状の上部タレット13と、ダイ1
5を備えた円板状の下部タレット17とを有したタレッ
ト装置19が設けられている。
【0015】前記C型フレーム5の上部フレーム5Uに
は上部タレット13のパンチ11を打撃するストライカ
21を備えたラム23が上下動自在に装着されており、
また、C型フレーム5の下部フレーム5Dには下部タレ
ット17が回転可能に支承されている。さらに前記タレ
ット装置19の一部を成すショットピンユニット25が
上部フレーム5Uと下部フレーム5Dに支承されてい
る。
【0016】前記ラム23の上部にはコネクティングロ
ッド27を介してクランク軸29が取り付けられてお
り、このクランク軸29の後方には図5に示されている
ようにフライホイール31が回転自在に支承されてい
る。前記フライホイール31にはタイミングベルトのよ
うなベルト33を介してプーリ35が駆動モータ37の
出力軸に取り付けられている。
【0017】前記駆動モータ37を駆動させることによ
りプーリ35、ベルト33およびフライホイール31を
介してクランク軸29が回転される。クランク軸29が
回転されると、コネクティングロッド27を介してラム
23が上下動する。ラム23が上下動することによっ
て、ストライカ21が上下動し、上部タレット13に装
着されたパンチ11が上下動することによってダイ15
上に位置決め固定されたワークWに所定のパンチ加工が
なされることになる。
【0018】前記固定ベース7には図5において左右方
向に移動自在で複数のボールベアリングを備えたワーク
テーブル39が設けられており、このワークテーブル3
9には図5において上下方向へ移動自在なキャレッジ4
1が設けられている。このキャレッジ41上に前記位置
決め装置9が備えられている。この位置決め装置9の先
端部には複数のワーククランプ装置43が設けられてお
り、このワーククランプ装置43でワークWをクランプ
して、ワークWは図5において左右方向および上下方向
に移動自在となっている。
【0019】前記上部タレット13と下部タレット17
とはC型フレーム5内に設けられた回転駆動装置(図示
省略)により回転自在に回転されて、所定のパンチ11
とダイ13が割り出されて選択されるように構成されて
いる。
【0020】本実施の形態の例における主要部であるイ
ンデックス装置45について説明する。
【0021】図5においてC型フレーム5の下方には、
上部タレット13、下部タレット17にそれぞれ装着さ
れたパンチ11、ダイ15を回転するためのインデック
スモータ47が設けられている。このインデックスモー
タ47には複数のギヤを組み込んだギヤボックス49が
連結されている。このギヤボックス49の出力軸にはプ
ーリ51,53およびベルト55(図1参照)、ユニバ
ーサルジョイント57,59を介して駆動シャフト6
1,63が連結されている。
【0022】より詳しくは、図1を参照するに、上部タ
レット13のパンチ11を回転するための駆動シャフト
61は前述したギヤボックス49の出力軸にユニバーサ
ルジョイント57を介して直結されている。一方、下部
タレット17のダイ15を回転するための駆動シャフト
63は、C型フレーム5の下部フレーム5Dに固定され
ている軸受65に軸承されるプーリ53の支軸にユニバ
ーサルジョイント59を介して連結されており、前記プ
ーリ53と前記ギヤボックス49の出力軸のプーリ51
に巻回されるタイミングベルト55によりインデックス
モータ47の回転が伝達される。
【0023】上記構成により、インデックスモータ47
を駆動させると、ギヤボックス49、プーリ51,5
3、タイミングベルト55、ユニバーサルジョイント5
7,59等の回転伝達手段を介して回転が同期して駆動
シャフト61,63に伝達されることになる。
【0024】前記駆動シャフト61,63はそれぞれ、
図1に示されているように上部タレット13、下部タレ
ット17に装着されたパンチ11、ダイ15を回転する
ための駆動ギヤボックス67U,67Dに連結されてい
る。
【0025】上部タレット13のインデックス装置45
Uと下部タレット17のインデックス装置45Dは同様
の構造であるので、より詳細には上部タレット13のイ
ンデックス装置45Uについて説明すると、図3に示さ
れているように、前記駆動シャフト61にユニバーサル
ジョイント57を介して連結されている駆動シャフト6
1aは駆動ギヤボックス67Uに回転自在に支承されて
おり、しかも前記駆動シャフト61aの先端部には一方
のベベルギヤ69が装着されている。
【0026】一方のベベルギヤ69には、図3において
上下方向へ延伸されたシャフト71の一端に装着された
他方のベベルギヤ73が噛合されている。前記駆動シャ
フト61aおよびシャフト71はそれぞれ駆動ギヤボッ
クス67Uに回転自在に支承されている。
【0027】前記シャフト71の他端、図3において下
端にはクラッチ75が装着されている。このクラッチ7
5は駆動側クラッチ片77と従動側クラッチ片79とが
係合離脱自在に構成されている。
【0028】前記駆動ギヤボックス67Uの上部には図
1に示されるように、駆動ギヤボックス67Uを上下動
せしめる上下動シリンダ81(駆動側クラッチ作動手
段)が複数のボルトなどで上部フレーム5Uに取り付け
られている。
【0029】一方、上部タレット13におけるプレスセ
ンタ内には図2,図3に示されるように、上部タレット
13の一画に着脱自在なブロック体83U(インデック
スブロック体)を複数の位置決めピン85を介して所定
の位置に位置決め可能に設けられている。
【0030】本実施の形態の例では、図3に示されてい
るように、上部タレット13に段付部を備えた切欠きが
形成され、ブロック体83Uは前記切欠きの段付部に嵌
合するように形成されている。前記段付部には2箇所の
位置決めピン85が設けられており、ブロック体83U
は上部タレット13にボルトBで固定されている。
【0031】前記ブロック体83Uのプレスセンタ内に
はパンチ11を回転するための駆動部を備えた回転金型
ホルダ87Uが設けられている。この回転金型ホルダ8
7Uには図1および図2に示されているように、ウォー
ムホイール89が嵌入されており、このウォームホイー
ル89内にパンチ11が装着され、このパンチ11は前
記ウォームホイール89が回転することにより一緒に回
転されるように構成されている。なお、前記パンチ11
はストライカ21の打撃により上下動される。
【0032】さらに、前記駆動部としては前記ウォーム
ホイール89に噛合するウォーム91を軸承したウォー
ムハウジング93が設けられている。
【0033】前記ウォーム91の軸端にはこのウォーム
91の回転を停止するためのブレーキ95が連結され、
このブレーキ95の作動を制御するブレーキ装置97は
ブロック体83Uに設けられている。前記ブレーキ95
はブロック体83Uに位置決めピン99を介して所定の
位置に位置決め固定された従動ギヤボックス101Uの
従動シャフト103(金型回転伝達手段)に連結されて
いる。
【0034】より詳しくは、前記従動シャフト103に
は一方のベベルギヤ105が装着されており、この一方
のベベルギヤ105には、図1において上下方向へ延伸
されたシャフト107の一端に装着された他方のベベル
ギヤ109が噛合されている。
【0035】前記シャフト107の他端、図1において
上端には前述したクラッチ75の従動側クラッチ片79
が装着されている。
【0036】上記構成により、駆動シャフト61aに伝
達された回転はベベルギヤ69,71を介してシャフト
71に伝達される。上下動シリンダ81を作動させる
と、駆動ギヤボックス67Uが下降して駆動側クラッチ
片77が従動側クラッチ片79に係合され、前記シャフ
ト71の回転がシャフト107に伝達される。シャフト
107に伝達された回転はベベルギヤ109,105お
よび従動シャフト103を介してウォーム91を回転さ
せる。このウォーム91の回転によりウォームホイール
89を介してパンチ11が所定の位置に回転されること
になる。
【0037】上記構成により、インデックス装置45U
は回転金型ホルダ87Uと金型回転伝達手段と従動側ク
ラッチ片79とが一つのユニットとしてブロック体83
Uに固定され、このブロック体83Uが上部タレット1
3に位置決めピン85およびボルトBにより所定の位置
に着脱および位置決め自在であるので、インデックス装
置45の各部材を取り付けて、組立、調整する際には、
ブロック体83Uを上部タレット13の所定の位置に装
着する前に、回転金型ホルダ87Uと金型回転伝達手段
と従動側クラッチ片79とを容易に組立、調整すること
ができる。
【0038】インデックス装置45のメンテナンス時に
も、上部タレット13からブロック体83Uを取り外し
て各部材の調整を行えるので効率よくメンテナンスでき
る。
【0039】下部タレット17のインデックス装置45
Dは前述した上部タレット13のインデックス装置45
Uと同様の構造である。
【0040】下部タレット17のインデックス装置45
Dについて簡単に説明すると、図1に示されているよう
に、駆動シャフト63にユニバーサルジョイント59を
介して連結されている駆動シャフト63aは駆動ギヤボ
ックス67Dに回転自在に支承されており、しかも駆動
シャフト63aの先端部には一方のベベルギヤ111a
が装着されている。
【0041】一方のベベルギヤ111aには、図1にお
いて上部方向に延伸されたシャフト113の一端に装着
された他方のベベルギヤ111bが噛合されている。前
記駆動シャフト63およびシャフト113はそれぞれ駆
動ギヤボックス67Dに回転自在に支承されている。
【0042】前記シャフト113の他端、図1において
上端にはクラッチ115が装着されている。このクラッ
チ115は駆動側クラッチ片117と従動側クラッチ片
119とが係合離脱自在に構成されている。
【0043】前記駆動ギヤボックス67Dの下部には図
3に示されているように、駆動ギヤボックス67Dを上
下動せしめる上下動シリンダ121(駆動側クラッチ作
動手段)が複数のボルトなどで下部フレーム5Dに取り
付けられている。
【0044】一方、下部タレット17におけるプレスセ
ンタ内には図2に示されるように、下部タレット17の
一画に着脱自在なブロック体83D(インデックスブロ
ック体)を複数の位置決めピン85を介して所定の位置
に位置決め可能に設けられている。
【0045】前記ブロック体83Dのプレスセンタ内に
はダイ15を回転するための駆動部を備えた回転金型ホ
ルダ87Dが設けられている。この回転金型ホルダ87
Dには図1に示されるように、ウォームホイール123
が嵌入されており、このウォームホイール123内にダ
イ15が装着され、このダイ15は前記ウォームホイー
ル123が回転することにより回転されるように構成さ
れている。
【0046】さらに、前記駆動部としては前記ウォーム
ホイール123に噛合するウォーム125を軸承したウ
ォームハウジング93が設けられている。
【0047】前記ウォーム125の軸端にはこのウォー
ム125の回転を停止するためのブレーキ(図示省略)
が連結され、このブレーキの作動を制御するブレーキ装
置(図示省略)は前記ブロック体83Dに設けられてい
る。前記ブレーキは前記ブロック体83Dに所定の位置
に位置決め固定された従動ギヤボックス101Dの従動
シャフト127に連結されている。
【0048】より詳しくは、前記従動シャフト127に
は一方のベベルギヤ129が装着されており、この一方
のベベルギヤ129には、図1において上下方向へ延伸
されたシャフト131の一端に装着された他方のベベル
ギヤ133が噛合されている。
【0049】前記シャフト131の他端、図1において
下端には前述したクラッチ115の従動側クラッチ片1
19が装着されている。
【0050】上記構成により、駆動シャフト63aに伝
達された回転はベベルギヤ111a,111bを介して
シャフト113に伝達される。上下動シリンダ121を
作動させると、駆動ギヤボックス67Dが上昇して駆動
側クラッチ片117が従動側クラッチ片119に係合さ
れ、前記シャフト113の回転がシャフト131に伝達
される。シャフト131に伝達された回転はベベルギヤ
129,133および従動シャフト127を介してウォ
ーム125を回転させる。このウォーム125の回転に
よりウォームホイール123を介してダイ15が所定の
位置に回転されることになる。
【0051】上記構成により、インデックス装置45D
は回転金型ホルダ87Dと金型回転伝達手段と従動側ク
ラッチ片119とが一つのユニットとしてブロック体8
3Dに固定され、このブロック体83Dが下部タレット
17に所定の位置に着脱および位置決め自在であるの
で、インデックス装置45の各部材を取り付けて、組
立、調整する際には、ブロック体83Dを下部タレット
17の所定の位置に装着する前に、回転金型ホルダ87
Dと金型回転伝達手段と従動側クラッチ片119とを容
易に組立、調整することができる。
【0052】インデックス装置45Dのメンテナンス時
にも、下部タレット17からブロック体83Dを取り外
して各部材の調整を行えるので効率よくメンテナンスで
きる。
【0053】なお、この発明は前述した実施の形態の例
に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりそ
の他の態様で実施し得るものである。
【0054】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、インデックス装
置の各部材を取り付けて、組立、調整する際には、各イ
ンデックスブロック体を上部タレットおよび下部タレッ
トの所定の位置に装着する前に、回転金型ホルダと金型
回転伝達手段と従動側クラッチ片とを容易に組立、調整
できる。
【0055】また、インデックス装置のメンテナンス時
にも、上部タレットおよび下部タレットから各インデッ
クスブロック体を取り外して各部材の調整を行えるので
効率よくメンテナンスできる。
【0056】請求項2の発明によれば、各インデックス
ブロック体に装着した部材以外の他の部材はすべて各フ
レーム側の所定の位置に取付けられているので、ブロッ
ク体を上部タレットおよび下部タレットへ装着するだけ
でインデックス装置が確実に完成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示すもので、インデ
ックス装置の側面図で、図2のI−I線に沿った要部断
面を示すものである。
【図2】本発明の実施の形態の例を示すもので、インデ
ックス装置の平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った要部断面図
で、ブロック体の内部の断面を省略したものである。
【図4】本発明の実施の形態の例に係わるタレットパン
チプレスの正面図である。
【図5】図4における平面図である。
【符号の説明】
1 パンチプレス 11 パンチ 13 上部タレット 15 ダイ 17 下部タレット 45U,45D インデックス装置 47 インデックスモータ 61,61a,63,63a 駆動シャフト 67U,67D 駆動ギヤボックス 75 クラッチ 77 駆動側クラッチ片 79 従動側クラッチ片 81 上下動シリンダ(駆動側クラッチ作動手段) 83U,83D ブロック体(インデックスブロック
体) 85 位置決めピン 87U,87D 回転金型ホルダ 93 ウォームハウジング 99 位置決めピン 101U,101D 従動ギヤボックス(金型回転伝達
手段) 103 従動シャフト(金型回転伝達手段) 117 駆動側クラッチ片 119 従動側クラッチ片 121 上下動シリンダ(駆動側クラッチ作動手段) 127 従動シャフト(金型回転伝達手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適数のパンチを配設すると共に上部フレ
    ームに回転自在に支承された上部タレットと、前記パン
    チと対応する適数のダイを配設すると共に下部フレーム
    に回転自在に支承された下部タレットとを備え、前記上
    部タレットと下部タレット内にそれぞれパンチとダイを
    回転するための駆動部を備えた回転金型ホルダを設け、
    これらの各回転金型ホルダ内の駆動部に金型回転伝達手
    段を連結し、これらの各金型回転駆動伝達手段にクラッ
    チを介して駆動側クラッチ作動手段を連結し、これらの
    各駆動側クラッチ作動手段にインデックスモータを連結
    してなるタレットパンチプレスであって、 前記各クラッチを駆動側クラッチ片と従動側クラッチ片
    とで着脱自在に構成し、前記各従動側クラッチ片と前記
    各金型回転伝達手段と前記各回転金型ホルダとをそれぞ
    れ各インデックスブロック体に固定し、各インデックス
    ブロック体を前記各タレットの所定の位置に着脱および
    位置決め自在に設けてなることを特徴とするタレットパ
    ンチプレス。
  2. 【請求項2】 前記各駆動側クラッチ片と前記各駆動側
    クラッチ作動手段と前記インデックスモータを前記フレ
    ーム側に取付けてなることを特徴とする請求項1記載の
    タレットパンチプレス。
JP1699897A 1997-01-30 1997-01-30 タレットパンチプレス Pending JPH10216859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1699897A JPH10216859A (ja) 1997-01-30 1997-01-30 タレットパンチプレス

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JP1699897A JPH10216859A (ja) 1997-01-30 1997-01-30 タレットパンチプレス

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CN110944502A (zh) * 2019-11-13 2020-03-31 惠州市合金电子有限公司 一种电视机主板smt贴片送料装置
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