JPH10216852A - 鋼板の打抜き装置 - Google Patents

鋼板の打抜き装置

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JPH10216852A
JPH10216852A JP2639997A JP2639997A JPH10216852A JP H10216852 A JPH10216852 A JP H10216852A JP 2639997 A JP2639997 A JP 2639997A JP 2639997 A JP2639997 A JP 2639997A JP H10216852 A JPH10216852 A JP H10216852A
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JP
Japan
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upper die
steel plate
stripper
magnet
punched
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2639997A
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English (en)
Inventor
Soichiro Hamaguchi
壮一郎 浜口
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH10216852A publication Critical patent/JPH10216852A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】打ち抜かれた鋼板が上型刃物から自然に落下し
ないようにする。 【解決手段】上型ストリッパ5Aにマグネット6が埋め
込まれるとともに、たたきバー4が上型ストリッパ5A
と上型ホルダ2Aとの双方を貫通して上方へ引き出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転機や変圧器
などの電磁機器の鉄心用珪素鋼板を所要の形に打ち抜く
ための装置に関し、特に、自動打抜きが可能な装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の鋼板の打抜き装置の構成
を示す要部断面図である。上型刃物1Aが、その上部で
上型ホルダ2Aによって保持されている。上型刃物1A
の横側面に接して上型ストリッパ5Aが配されている。
ストリッパボルト8の下端は上型ストリッパ5Aにねじ
止めされるととともに、ストリッパボルト8の上端は外
径が中間部より大きくなり、上型ホルダ2Aの穴20の
段差21に係止されている。また、たたきバー3が上型
ホルダ2Aを貫通するとともにストリッパ5Aに固定さ
れたねじ17にねじ止めされている。したがって、スト
リッパ5Aは、たたきバー3とストリッパボルト8と一
体であり、図4の状態から上方では上下動自由である。
一方、鋼板11を介して下型刃物1Bが、その下部で下
型ホルダ2Bによって保持されている。下型刃物1Bの
横側面に接して下型ストリッパ5Bが配され、この下型
ストリッパ5Bの上部には、底部27を備えたざぐり穴
25が形成されている。下型ホルダ2Bにも、底部24
が互いに共通である二つのざぐり穴22,23が形成さ
れている。底部27と底部24との間に圧縮ばね16
と、圧縮ばね16の圧縮力を調整するための複数のワッ
シャ26とが介装されている。もう一つのストリッパボ
ルト14が、底部27と、圧縮ばね16と、ワッシャ2
6と、底部24とを順に貫通し、ストリッパボルト14
の先端がUナット14に嵌合している。底部24にはU
ナット13の回転を止めるための回り止めピン12が貫
通している。したがって、下型ストリッパ5Bは、上下
動自由であるが、圧縮ばね16によって常時上方へ付勢
されている。図4は、鋼板11が打ち抜かれる直前の状
態の構成である。下型刃物1Bに対して上型刃物1Aを
下方に押圧することによって鋼板11が打ち抜かれる。
【0003】図5は、図4の装置において鋼板11が打
ち抜かれた直後の状態を示す要部断面図である。上型ス
トリッパ5Aと下型ストリッパ5Bが、それぞれ上型刃
物1Aと下型刃物1Bから上下方向にずれ、鋼板11が
打ち抜かれている。したがって、たたきバー3の上端が
上型ホルダ2Aから突出するようになる。図6は、図4
の装置において鋼板11が打ち抜かれた後に上型刃物1
Aと下型刃物1Bとが離された状態を示す要部断面図で
ある。鋼板11の右片が上型刃物1Aに嵌まり、上型ス
トリッパ5Aに密着したままになる。たたきバー3の上
端を叩けば、鋼板11を下に落とし、鋼板11を上型刃
物1Aから外すことができる。上型ストリッパ5Aと下
型ストリッパ5Bとは、鋼板11の打ち抜きかすが残ら
ないようにするためのものである。
【0004】図7は、扇型に打ち抜かれた鋼板の平面図
である。これは、打ち抜かれた鋼板11の一例である
が、この扇型に沿った形の上型刃物1Aと下型刃物1B
とがそれぞれ備えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、打ち抜かれる鋼板の形状によっ
ては、その鋼板が上型刃物から直ぐに外れて落下してし
まう場合があるという問題があった。すなわち、図6に
おいて、打ち抜かれた鋼板11が上型ストリッパ5Aに
確実に密着しないので、従来は打ち抜き作業を自動化す
ることができなかった。決められた時間にたたきバー3
を叩き鋼板11を落下させることができれば、鋼板取り
外し時間の制御ができ、鋼板の打ち抜き工程の自動化が
可能になる。
【0006】この発明の目的は、打ち抜かれた鋼板が上
型刃物から自然に落下しないようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、下型刃物に嵌まる上型刃物と、
この上型刃物を上部で保持する上型ホルダと、上型刃物
の横側面に接して配され上下動自由な上型ストリッパと
により構成され、上型刃物と上型ストリッパとの下面
と、下型刃物の上面との間に鋼板が介装され、下型刃物
に対して上型刃物を下方に押圧することによって鋼板を
打ち抜く装置において、上型ストリッパにマグネットが
埋め込まれるとともに、たたきバーが上型ストリッパと
上型ホルダとの双方を貫通して上方へ引き出されたもの
とするとよい。それによって、打ち抜かれた鋼板が一時
マグネットに吸引されるので、その鋼板が上型刃物から
自然に落下することがなくなる。鋼板取り外しは、決め
られた時間にたたきバーの上端を叩けばよい。したがっ
て、鋼板取り外し時間の制御をすることができる。
【0008】また、かかる構成において、たたきバーの
下端部にクッション材が取り付けられたものとするとよ
い。それによって、鋼板を落下させるときに鋼板の上面
がたたきバーで叩かれても、鋼板が傷つくことがない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる鋼板の
打抜き装置の構成を示す要部断面図である。上型ストリ
ッパ2Aに取付けねじ7がねじ止めされ、この取付けね
じ7の下部にマグネット6が埋め込まれている。また、
もう一つのたたきバー4が上型ストリッパ5Aと上型ホ
ルダ2Aとの双方を貫通して上方へ引き出されている。
このたたきバー4と上型ホルダ2Aとの間には、圧縮性
のばね9が介装されている。たたきバー4の下端にクッ
ション10が取り付けられている。たたきバー4の下端
部の軸中心に位置決めピン30が取り付けられ、この位
置決めピン30はクッション10の軸中心に設けられた
穴に嵌合することによって、クッション10の固定と位
置決めとを行っている。図1のその他は、従来の装置で
ある図4の構成と同一であり、同じ部分には同一参照符
号を付け詳細な説明は省略する。
【0010】図2は、図1の装置において鋼板11が打
ち抜かれた直後の状態を示す要部断面図である。上型ス
トリッパ5Aと下型ストリッパ5Bが、それぞれ上型刃
物1Aと下型刃物1Bから上下方向にずれ、鋼板11が
打ち抜かれている。したがって、鋼板11がマグネット
6に吸着されるとともにクッション10の下面に当たっ
ている。
【0011】図3は、図1の装置において鋼板11が打
ち抜かれた後に上型刃物1Aと下型刃物1Bとが離され
た状態を示す要部断面図である。鋼板11の右片が上型
刃物1Aに嵌まるとともにマグネット6に吸着され、上
型ストリッパ5Aに密着したままになる。決められた時
間にたたきバー3,44の上端を叩けば、鋼板11がマ
グネット6から外れ、鋼板11を下に落とすことができ
る。たたきバー4の下端にクッション10が配されてい
るので、その衝撃で鋼板11が傷むこともない。それに
よって、鋼板の品質を良好に保つことができる。
【0012】図1の装置は、マグネット6が介在してい
るので鋼板11が自然に落下することは決してない。そ
のために、鋼板11を落下させる時間を任意に制御する
ことができ、鋼板の打ち抜き工程の自動化が可能にな
る。それによって、電磁機器の製作コストを低減するこ
とができる。
【0013】
【発明の効果】この発明は前述のように、上型ストリッ
パにマグネットが埋め込まれるとともに、たたきバーが
上型ストリッパと上型ホルダとの双方を貫通して上方へ
引き出される。それによって、鋼板の打ち抜き工程の自
動化が可能になり、電磁機器のの製作コストを低減する
ことができる。
【0014】また、かかる構成において、たたきバーの
下端部にクッション材が取り付けられる。それによっ
て、鋼板の上面がたたきバーで叩かれても、鋼板が傷つ
くことがなく、鋼板の品質を良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる鋼板の打抜き装置の
構成を示す要部断面図
【図2】図1の装置において鋼板が打ち抜かれた直後の
状態を示す要部断面図
【図3】図1の装置において鋼板が打ち抜かれた後に上
型刃物と下型刃物とが離された状態を示す要部断面
【図4】従来の鋼板の打抜き装置の構成を示す要部断面
【図5】図4の装置において鋼板が打ち抜かれた直後の
状態を示す要部断面図
【図6】図4の装置において鋼板が打ち抜かれた後に上
型刃物と下型刃物とが離された状態を示す要部断面
【図7】扇型に打ち抜かれた鋼板の平面図
【符号の説明】
1A:上型刃物、1B:下型刃物、2A:上型ホルダ、
2B:下型ホルダ、3,4:たたきバー、5A:上型ホ
ルダ、5B:下型ホルダ、6:マグネット、10:クッ
ション、11:鋼板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下型刃物に嵌まる上型刃物と、この上型刃
    物を上部で保持する上型ホルダと、上型刃物の横側面に
    接して配され上下動自由な上型ストリッパとにより構成
    され、上型刃物と上型ストリッパとの下面と、下型刃物
    の上面との間に鋼板が介装され、下型刃物に対して上型
    刃物を下方に押圧することによって鋼板を打ち抜く装置
    において、上型ストリッパにマグネットが埋め込まれる
    とともに、たたきバーが上型ストリッパと上型ホルダと
    の双方を貫通して上方へ引き出されたことを特徴とする
    鋼板の打抜き装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のものにおいて、たたきバ
    ーの下端部にクッション材が取り付けられたことを特徴
    とする鋼板の打抜き装置。
JP2639997A 1997-02-10 1997-02-10 鋼板の打抜き装置 Withdrawn JPH10216852A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101804559A (zh) * 2010-03-26 2010-08-18 唐山市致富塑料机械有限公司 内镶圆柱滴头滴灌管的滴头嵌入装置
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Effective date: 20050405

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Effective date: 20050606