JPH10215606A - キャビン前置型農耕用車輌 - Google Patents
キャビン前置型農耕用車輌Info
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Agricultural Machines (AREA)
Abstract
を配設し、少なくとも車体前端に作業機連結装置を装備
する農耕用車輌において、キャビンの前面の保護を図る
とともに、車体前端の作業機連結装置を安定のよい三点
リンク構造とし、更に、キャビンとの干渉を回避しなが
らコンパクト化を図る。 【解決手段】 キャビンAの前方にて保護フレーム7を
立設し、該保護フレーム7に前部作業機連結装置FLの
トップリンク13、リフトアーム15を支持し、保護フ
レーム7の補強を兼ねて、前部昇降用油圧シリンダーF
Cのシリンダーロッド先端を枢支し、前部作業機連結装
置FLにおける保護フレーム7の後方部分をキャビンA
前端に形成する前部カバー24に内包させる。
Description
も作業機を連結できるべく、車体の前部にキャビンを、
後部にエンジンルームとなるボンネットを配設し、車体
前端及び後端に作業機連結装置を装備する農耕用車輌に
おける、キャビン前方の作業機連結装置の周辺構造に関
する。
昭55−123205号に示すように、主に、後方に作
業機を連結して作業する構造となっており、車体後端に
作業機連結装置を装備するとともに、車体前部にボンネ
ットを、車体後部に運転席を配設している。従って、運
転席をキャビンにて覆う場合には、車体後部(ボンネッ
トの後方)にキャビンを配設することとなる。
に座る作業者から見れば、後方に作業機が配置されてい
るので、作業状態は一々後方を振り返って確認しなけれ
ばならない。そこで、車体の前端にも作業機連結装置を
設けるとともに、車体の前部に運転席を配してキャビン
で覆い、後部にボンネットを配設するキャビン前置型農
耕用車輌が開発された。この場合、車体前端の作業機連
結装置に作業機を連結して作業を行うと、車体前部に配
されるキャビン内の運転席に座った作業者は、前方を見
ながら作業状態を確認できることとなる。
置型農耕用車輌を構成する上で、コンパクト設計等のた
め、キャビン前端部を車体前端のぎりぎり位置に配設す
ると、反面で、従来のようにキャビン前方にボンネット
が配設されていた状態と違い、キャビン前面が無防備な
状態となる。特にキャビン前面はガラスに覆われてお
り、このガラス部分が直接的に外部にさらされることと
なる。
作や支持強度の面から言えば、三点リンク式が望ましい
が、キャビンが車体最前部にある場合、車体前端の作業
機連結装置の支持構造としては、シャーシフレーム前端
に二点リンク式の作業機連結装置を取り付けることが一
般的である。もしも三点リンク式にする場合、トップリ
ンクやリフトアーム部分の支持構造を、キャビン前方に
配設しなければならない。この際、キャビン前面との干
渉を回避しなければならない。また、あまりキャビンよ
り前方に配置しても、コンパクト性に欠ける。
アームやトップリンク等の部分を取り付けるように、キ
ャビン前方にてシャーシ上にフレームを立設することが
考えられるが、このように立設したフレームにて作業機
連結装置を支持すると、特に作業機を連結した場合に、
該フレームには前方に大きな重量がかかる。この重量に
耐えるだけのフレームの補強を施すには、加工面の複雑
化やで高コスト化を招く。
題を解決すべく、次のような手段を用いる。まず第一
に、車体の前部にキャビンを、後部にボンネットを配設
し、少なくとも車体前端に作業機連結装置を装備する農
耕用車輌において、該キャビン前方位置にて、保護フレ
ームを立設し、該保護フレームに、車体前端の作業機連
結装置を取り付ける。
ボンネットを配設し、少なくとも車体前端に作業機連結
装置を装備する農耕用車輌において、該キャビン前方位
置にて、保護フレームを立設し、該保護フレームに、車
体前端の作業機連結装置を取り付け、該作業機連結装置
の昇降用アクチュエーターを該保護フレームの補強部材
として兼用する。
ボンネットを配設し、少なくとも車体前端に作業機連結
装置を装備する農耕用車輌において、該キャビンの前端
部に凹部を設け、該凹部内に作業機連結装置を配設す
る。
面をもとに説明する。図1は本発明のキャビン前置型農
耕車輌の側面図、図2は同じくキャビンAを除いた状態
の平面図、図3はキャビン前置型農耕用車輌の正面図、
図4は前部作業機連結装置FL配設部分の平面図、図5
は同じくリフト上昇時の側面図、図6は同じくリフト下
降時の側面断面図、図7は前部昇降用油圧シリンダーF
Cのアンカー位置の任意設定を示す前部作業機連結装置
FL配設部分の側面断面図、図8は後部作業機連結装置
RL配設部分の後面図、図9は同じく平面図、図10は
同じく側面図、図11はシャーシフレームCの平面図、
図12は同じく正面図、図13は同じく後面図、図14
は同じく側面断面図、図15はメインフレーム1の側面
図、図16はシャーシフレームCへのキャビンAの搭載
構造を示す側面図、図17は同じく後面図である。
の概略構成を図1乃至図4より説明する。シャーシフレ
ームC上にて、前部にはキャビンAを搭載し、後部には
ボンネットBを搭載している。ボンネットBは、保護の
ため、また、補助燃料タンク又は防除タンクや野菜等、
様々な物を載置できるように、ワークフレーム30にて
囲んでいる。キャビンAの前方には、前部作業機連結装
置FL及び前部ユニバーサルジョイントFUを配設し、
ボンネットBの後方には、後部作業機連結装置RL及び
後部ユニバーサルジョイントRUを配設している。該シ
ャーシフレームCの下方には、前輪FWと後輪RWとを
懸架している。
1乃至図15等より説明する。シャーシフレームCは、
車体前後方向のメインフレーム1を左右一対に配設し、
各メインフレーム1の適宜箇所に各種部材取付用のブラ
ケットや連結用フレーム等を付設してなる。まず、両メ
インフレーム1の前端には前部プレート2・2が配設さ
れており、その後方に前部リンクフレーム3が、両メイ
ンフレーム1間に横設される。その後方にて、左右各メ
インフレーム1にそれぞれキャビン搭載ブラケット4・
4を配設している。その後方には、ボンネットB内に配
設するエンジン等や各種伝動軸を支持するブラケットが
配設されており、両メインフレーム1・1後端部は、左
右方向の後端フレーム5に固設している。また、左右メ
インフレーム1・1下方に後部リンクフレーム6が架設
されている。
ム1の形状及びその配設構造について説明する。メイン
フレーム1の側面視は、図15の如くであり、上下傾斜
部分を経て、前部は、後部に比して一段低くなってお
り、このような形状の左右両メインフレーム1・1を、
該傾斜部分が正面視(後面視)で八の字となるように配
設することで、前部の一段低い部分同士の間隔が広くな
る。
低い前部分から、その後方の傾斜部分、更にその後方の
一段高い部分にかけて搭載する。ここで、シャーシフレ
ームCに対するキャビンの搭載構造を、図16及び図1
7より説明しておく。シャーシフレームCの左右の前部
プレート2・2、及びキャビン搭載ブラケット5・5に
は、各々、防振ゴム取付用孔2a・5aが穿設されてお
り、各防振ゴム取付用孔2a・5aに防振ゴムGを螺装
して、キャビン下部フレーム27を螺止する。該キャビ
ン下部フレーム27の後半部の上部には、座席フロア2
8を搭載する。そして、キャビンAの前部下端は、キャ
ビン下部フレーム27ごと防振ゴムGを介してシャーシ
フレームCの各前部プレート2に取り付ける。この部分
は、キャビンの床部を形成し、メインフレーム1・1の
前部の一段低い部分同士の間隔が広くなっているので、
キャビン室内の左右幅も広く取ることができる。一方、
キャビンAの後部下端は、座席フロア28の上に搭載す
る。
如く、該座席フロア28の上に座席Sを搭載しており、
その側方に各種レバーやスイッチを配している。その中
で、図4の如く、座席Sの右側には各々、後記昇降用油
圧シリンダーFC・RCを駆動制御するための前部作業
機昇降操作レバー29F・後部作業機昇降操作レバー2
9Rが配設されている。また、キャビンA室内の前端部
には、ハンドルHを突設するダッシュボード26を配設
している。このダッシュボード26は、キャビンAの前
面に形成されている前部カバー24を覆うようにして配
設している。該前部カバー24の内側はキャビンA前端
に形成したアーチ状の凹部であって、後記の前部作業機
連結装置FLにおける前部昇降用油圧シリンダーFC
や、前部ユニバーサルジョイントFUの後端部等を内包
するものとなっている。
装置FL及びその周辺構造について図1乃至図6等より
説明する。前部プレート2上にて、該キャビンAの直前
部にて、アーチ状の保護フレーム7を立設している。該
保護フレーム7は、キャビンAの直前位置にあって、フ
ロントガラス25の配設されているキャビンAの前面を
保護する。また、仮に車体が前方に倒伏した場合にも、
キャビンAの下方にて保護フレーム7が接地し、キャビ
ン室内を保護する。なお、保護フレーム7の左右両側の
垂直状の部分間に横連結フレーム7aを横設し、該左右
垂直状部分の各内側に、リンクステー板7b・7bを配
設している。該横連結フレーム7aの上には、照明器具
23を取り付ける。また、保護フレーム7の補強のた
め、該保護フレーム7の左右外側に、左右各前部プレー
ト2より立設する左右の補強フレーム8・8の上端を固
設している。
の支持構造について説明する。まず左右のロアリンク1
1・11の後端を、シャーシフレームCの前部リンクフ
レーム3より前方に突設するロアリンクブラケット3a
・3aに枢支する。また、該リンクフレーム3は、左右
ロアリンクブラケット3a・3aの各外側にて、チェッ
クチェーンブラケット3b・3bが突設されていて、左
右各ロアリンク11と各チェックチェーンブラケット3
bとの間に、チェックチェーン12を介設している。
業機連結装置FLの上部分を支持するものとなってい
る。まず、保護フレーム7の左右垂直部分の内側に配設
される左右の各リンクステー板7bにおいて、その下端
部前方にトップリンクブラケット7cを突設しており、
左右の各トップリンクブラケット7cに、トップリンク
13の後端を枢支している。この前部作業機連結装置F
Lは、ロアリンク2本、トップリンク2本の特殊な三点
リンク構造となっている。そして、アーチ形状のオート
ヒッチAHの左右下端に、左右ロアリンク11・11の
前端を枢支し、左右のトップリンク13・13の前端
を、該オートヒッチAHの上端に枢支している。
は、それぞれリフトアームブラケット9を突設してお
り、左右リフトアームブラケット9・9にてリフトアー
ム回動軸16を軸支している。該リフトアーム回動軸1
6の左右端寄り部分には、左右のリフトアーム15・1
5の後端を固設しており、各リフトアーム15の先端と
各同一側のロアリンク11の途中部との間に、連結ロッ
ド14を介設している。
する。前記リフトアーム回動軸16の中央部より後方に
リンクアーム17・17を突設している。更に、左右各
リンクステー板7bの上下中央の後部には、リンクブラ
ケット10を突設し、左右リンクブラケット10・10
にて、リンク回動軸18を軸支している。そして、リン
ク回動軸18の中央部分より後方にリンクアーム19・
19を突設し、リフトアーム回動用リンク20の上端
を、該リンクアーム17・17先端間に、かつ、その下
端を該リンクアーム19・19先端間に、それぞれ枢支
している。即ち、リンクアーム17・19とリフトアー
ム回動用リンク20にて、平行リンクを形成している。
エーター、即ち、リフトアーム15の回動用アクチュエ
ーターとして、前部昇降用油圧シリンダーFC・FCを
採用する。前部昇降用油圧シリンダーFCへの圧油供給
制御系として、該前部リンクフレーム3より後方に延設
するバルブフレーム22上に、油圧バルブVが配設され
ている。前部昇降用油圧シリンダーFCのシリンダーロ
ッド先端は、該リンク回動軸18の左右端寄り部分より
後方に突設したシリンダーアーム21の先端に枢支す
る。もしリフトアーム回動軸16に前部昇降用油圧シリ
ンダーFCのシリンダーロッド先端を直接的に連結し、
前部昇降用油圧シリンダーFCのシリンダーロッド伸縮
にて、直接リフトアーム回動軸16を回動する構成とす
れば、前部昇降用油圧シリンダーFCが上方に高く立ち
上がり、キャビンAとの干渉や、伸縮量の確保等の点で
問題となる。本実施例の前部作業機連結装置FLでは、
前部昇降用油圧シリンダーFCのシリンダーロッド先端
は、リフトアーム回動軸16よりも一段低いリンク回動
軸18に連結することで、前部昇降用油圧シリンダーF
Cの上端位置を低くすることができて、キャビンAとの
干渉が回避でき、伸縮量が少なくてすむ。そして、リフ
トアーム回動軸16とリンク回動軸18とは、前記の如
き平行リンクにて連結しており、平行リンクは、そのリ
フトアーム回動用リンク20も略上下方向に向いてお
り、後方に突出することなく、キャビンAとの干渉を回
避することかできるのである。
圧シリンダーFC部分は、前記の如く、キャビンAの前
端に形成する前部カバー24内に内包させることで、キ
ャビンAと保護フレーム7との間隔を小さくすることが
でき、コンパクトな形状にすることができる。
業機連結装置FLの昇降用アクチュエーターとしての機
能の他、保護フレーム7及びこれに取り付けられたトッ
プリンク13やリフトアーム15等の前部作業機連結装
置FLの一部を、その後方より支持する補強部材として
の機能をも兼備する。前部作業機連結装置FL及び保護
フレーム7には、特に作業機の上昇時(即ちリフトアー
ム15の上方回動時)に、前方に重心が移動して、倒伏
のおそれもあるが、前部昇降用油圧シリンダーFCは、
その収縮作用を、リフトアーム15の上方回動作用と合
わせており、作業機上昇時に、前部昇降用油圧シリンダ
ーFCの収縮力にて保護ステー7を後方に引き、前方へ
の重心移動を抑止している。
のアンカー位置は、図3乃至図6の実施例では、図1
1、図12、及び図14図示のシャーシフレームCの前
部リンクフレーム3に設けたシリンダーブラケット3c
としているが、このアンカー位置を任意に設定して、様
々なシリンダー作用を引き出すことが可能である。例え
ば、図7の中のXの如く、シリンダーロッド先端よりア
ンカーまでが略鉛直方向となるように設定することも可
能であるし、また、Yの如く、アンカー位置がシリンダ
ーロッド先端よりも前方に位置させることも可能であ
る。
びその周辺構造についての説明を終え、次に、後部作業
機連結装置RLの構成及びその周辺構造について、図8
乃至図10等より説明する。まず、ロアリンク36は、
前部作業機連結装置FLと同様、シャーシフレームCに
支持される。即ち、シャーシフレームCの後端にて、左
右メインフレーム1・1間に架設した後部リンクフレー
ム6より後方に、ロアリンクブラケット6a・6aが突
設しており、各ロアリンクブラケット6aにそれぞれロ
アリンク36の前端を枢支する。また、後部リンクフレ
ーム6にはチェックチェーンブラケット6b・6bも設
けられており、各チェックチェーン6bと各ロアリンク
36との間に、それぞれチェックチェーン37を介設し
ている。
導入する関係上、開口させており、その形状に合わせ
て、シャーシフレームCの後端には、アーチ状のリアグ
リルフレーム31を立設している。即ち、リアグリルフ
レーム31の左右にシャーシ取付用ブラケット31d・
31dが配設されており、該シャーシ取付用ブラケット
31d・31dを、シャーシフレームC後端の後部フレ
ーム5の後面に締止するものである。リアグリルフレー
ム31の内側には、図8の如く、防塵網32が張設され
ていて、ボンネットB内に配設するラジエーターに対峙
させている。
ム7をリフトアーム15やトップリンク13の支持フレ
ームとして用いていたが、後部連結作業機RLにおいて
も、該リアグリルフレーム31を、そのリフトアーム3
4やトップリンク39の支持フレームとして活用してい
る。まず、リアグリルフレーム31の左右垂直部分間に
て、上方に上部横フレーム31aを、下方に下部横フレ
ーム31bを横設しており、また、上下の横フレーム3
1a・31b間の左右中央部には、縦フレーム31cが
配設されている。
て、後方に、リフトアームブラケット32・32を突設
しており、両リフトアームブラケット32・32にてリ
フトアーム回動軸33を軸支している。該リフトアーム
回動軸33の両端には、左右リフトアーム34・34の
前端を固設している。各リフトアーム34後端より各同
一側のロアリンク36の途中部には、連結ロッド35を
介設している。また、縦フレーム31cより後方にトッ
プリンクブラケット38を突設し、該トップリンクブラ
ケット38にトップリンク39の前端を枢支している。
後部作業機連結装置RLは、ロアリンク2本、トップリ
ンク1本の3点リンク構造で、各ロアリンク36の後端
は、オートヒッチAHの左右下端に、トップリンク39
の後端はオートヒッチAHの上端中央に、それぞれ枢結
する。
方に、シリンダーロッドブラケット40・40を突設
し、下部縦フレーム32bからは、シリンダーブラケッ
ト41・41を後方に突設して、左右の各シリンダーロ
ッドブラケット40とシリンダーブラケット41との間
に、それぞれ、後部昇降用油圧シリンダーRCを枢結す
る。左右の後部昇降用油圧シリンダーRC・RCのシリ
ンダーロッドの伸縮に伴って、シリンダーロッドブラケ
ット40・40及びリフトアーム回動軸33が回動し、
リフトアーム34・34がそれとともに回動して、ロア
リンク36・36を上下回動させるものである。
以上のような構成としたので、次のような効果を奏す
る。まず、請求項1記載の如く構成したので、キャビン
前方の保護フレームにより、キャビン前面のフロントガ
ラス等に直接物が当たるケースを減少させ、また、仮に
車体が前方に倒伏した時にも、キャビンよりも下方にて
保護フレームが接地するため、キャビンが直接的に接地
することによる衝撃を回避できる。このように、キャビ
ン前置型とした場合に、キャビン前方が無防備になるの
を回避し、室内の安全性を高めている。
上方のキャビンとの干渉を回避する関係から、シャーシ
前端に取り付ける二点リンク構造となる傾向があり、連
結した作業機の左右揺動が大きくなってしまうが、請求
項2記載の如く、この保護フレームを用いて、車体前端
の作業機連結装置を支持できるので、作業機連結装置
を、シャーシフレームよりも上方にて支持することがで
き、トップリンクの支持も可能となって、安定のよい三
点リンク構造を採用することができる。しかし、このよ
うに保護フレームの前方に作業機連結装置を支持する
と、前方に重心が移動して、特に作業機上昇時に、車体
が前方に倒伏しがちになるが、作業機連結装置の昇降用
アクチュエーターを、そのまま保護フレームの補強部材
として活用することにより、保護フレームを補強して、
重心の前方移動を抑止し、車体の前方倒伏を回避でき、
また、他に補強部材を設けなくてもよく、低コストであ
る。
端部の凹部に作業機連結装置を配設することで、作業機
連結装置の位置を、キャビンよりも極端に前方に配設さ
せることなく、コンパクト化を図ることができ、更に、
キャビン内の作業者から見れば、前方の作業機連結装置
や作業機部分がこの中に収まるので、前方視界が良くな
る。
る。
る。
る。
の任意設定を示す前部作業機連結装置FL配設部分の側
面断面図である。
る。
造を示す側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 車体の前部にキャビンを、後部にボンネ
ットを配設し、少なくとも車体前端に作業機連結装置を
装備する農耕用車輌において、該キャビン前方位置に
て、アーチ状の保護フレームを立設し、該保護フレーム
に、車体前端の作業機連結装置を取り付けることを特徴
とするキャビン前置型農耕用車輌。 - 【請求項2】 車体の前部にキャビンを、後部にボンネ
ットを配設し、少なくとも車体前端に作業機連結装置を
装備する農耕用車輌において、該キャビン前方位置に
て、保護フレームを立設し、該保護フレームに、車体前
端の作業機連結装置を取り付け、該作業機連結装置の昇
降用アクチュエーターを該保護フレームの補強部材とし
て兼用することを特徴とするキャビン前置型農耕用車
輌。 - 【請求項3】 車体の前部にキャビンを、後部にボンネ
ットを配設し、少なくとも車体前端に作業機連結装置を
装備する農耕用車輌において、該キャビンの前端部に凹
部を設け、該凹部内に作業機連結装置を配設することを
特徴とするキャビン前置型農耕用車輌。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02544397A JP3665167B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | キャビン前置型農耕用車輌 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP02544397A JP3665167B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | キャビン前置型農耕用車輌 |
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JPH10215606A true JPH10215606A (ja) | 1998-08-18 |
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Family Applications (1)
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JP02544397A Expired - Fee Related JP3665167B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | キャビン前置型農耕用車輌 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3665167B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP02544397A patent/JP3665167B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3665167B2 (ja) | 2005-06-29 |
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