JP2003026040A - フレーム形トラクタ車体及び複合作業車 - Google Patents

フレーム形トラクタ車体及び複合作業車

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JP2003026040A JP2001209946A JP2001209946A JP2003026040A JP 2003026040 A JP2003026040 A JP 2003026040A JP 2001209946 A JP2001209946 A JP 2001209946A JP 2001209946 A JP2001209946 A JP 2001209946A JP 2003026040 A JP2003026040 A JP 2003026040A
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宏 島田
Hiroshi Oshima
大島  博
Nobuya Harada
選也 原田
Hiroshi Kawabata
博志 川畑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業負荷によるミッションケースの負担を軽
減するとともにローダ、バックホー、モーアを装着可能
とする。 【解決手段】 フレーム枠11に搭載したミッションケ
ースMの前後に強度部材15、16を設けているととも
に、フレーム枠11の後部にはバックホー4の取付け部
20を、前部にはフロントローダ3の取付け部12を、
腹部にはモーアの取付け部26を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム形トラク
タ車体及び複合作業車(トラクタ・フロントローダ・バ
ックホー、モーア)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタの前部にフロントローダを装着
し、該トラクタの後部にバックホーを装着した複合作業
車としてTLBと呼ばれるものがある(特開2000−
273901号公報等参照)。このTLBにおいては、
エンジンの後面にクラッチハウジングを連設し、このク
ラッチハウジングを介してミッションケースを連設する
ことでモノコック構造(一体構造)のトラクタ車体を構
成するとともに、このトラクタ車体を補強する補強枠が
前後方向に亘って設けられており、この補強枠の前部側
にフロントローダが装着され、補強枠の後部側にバック
ホーが装着されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、TLBで作業を
実施するとき、バックホー作業のときの掘削力、ローダ
作業のときの積込み力等の力は、トラクタ車体および補
強枠で分担して受けていた。従って、トラクタ車体自身
も強度部材となり、このトラクタ車体はクラッチハウジ
ング、ミッションケース等を鋳物ケースで作成した重量
物に加えて強度確保のため肉厚等が分厚くなって軽量化
に限界があり、機動性にかけるものであった。
【0004】また、従来のTLBにおいてはモーア装置
を装着して草等の刈り取り作業を意図したものではな
く、積み作業(ローダ作業)と掘削作業に用いるもので
あった。本発明は、トラクタ車体の軽量化を図った上で
作業中の負荷等に充分耐え得るフレーム形車体とこれを
用いた複合作業車(ローダ作業、掘削作業、刈り取り作
業)を提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフレーム形
トラクタ車体は、平面視で方形状に枠組みされた車体フ
レーム枠の前部にエンジン取付け部を備え、後部にミッ
ション取付け部を備え、両取付け部の間でエンジン取付
け部側の両側にローダ取付け部を備え、ミッション取付
け部の後部にバックホー取付け部を備えていることを特
徴とするものである(請求項1)。また、前述した請求
項1において、ミッション取付け部の前後に、車体フレ
ーム枠を左右で連結する補強部材を備えていることを特
徴とするものである(請求項2)。
【0006】更に、前述した請求項2において、前後に
備えた補強部材は左右で連結解除自在とされていること
を特徴とするものである(請求項3)。また、前述した
請求項1〜3のいずれかにおいて、エンジン取付け部と
ミッション取付け部との間の車体フレーム枠にモーア取
付け部を備えていることを特徴とするものである(請求
項4)。このように、請求項1〜4に係るフレーム形ト
ラクタ車体によれば、方形枠である故に軽量化を図るこ
とができるし、捻り剛性、曲げ等に対しても充分に耐え
得るのである。
【0007】更に、本発明に係る複合作業車は、請求項
1〜4に記載のフレーム形トラクタ車体において、ロー
ダ取付け部にフロントローダが、バックホー取付け部に
バックホーが、モーア取付け部にモーア装置が、それぞ
れ着脱自在として装着可能であることを特徴とするもの
である(請求項5)。このように構成したことにより、
ローダ作業を実施するときは、モーア装置を取り外して
おけば良く通常のTLBとして利用できるし、ローダお
よびバックホーを取り外してモーア装置を装着すれば、
草等の刈り取り作業が実施できるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用する作
業車の一例としてのTLB(トラクタ・ローダー・バッ
クホー)を示す複合作業車1の全体構成を側面で表して
おり、2軸4輪車輪形トラクタ2の前方側にバケット形
のフロントローダ3が、後方側にショベル形のバックホ
ー4がそれぞれ着脱自在に装着されているとともに、ト
ラクタ(作業車)2の前輪5と後輪6との間の腹部に
は、モーア装置7が着脱自在として昇降自在に装着され
ている。
【0009】図1および図2において、トラクタ2の左
右前輪5は前車軸ケース8の左右端部に操向可能として
支持され、左右後輪6は後車軸ケース9の左右端部に支
持されており、これら車軸ケース8、9は本発明に係る
フレーム形トラクタ車体10に装着されている。フレー
ム形トラクタ車体10は、図2で示すように平面視で方
形状に枠組みされている前後方向に長い車体フレーム枠
(主フレーム)11と左右のマスト支持フレーム12と
左右の補強フレーム(サブフレーム)13とで構成され
ており、主フレーム11の前方側の方形枠11Aにはゴ
ムマウント部材(エンジン取付け部)14を介してエン
ジンEが左右前後の四ヶ所で防振的に支持され、後方側
の方形枠(ミッション取付け部)11Bにはアルミ合金
等より作成したミッションケースMが嵌入されて前後の
強度部材(補強ブラケット・担持部材)15、16によ
って支持されている。
【0010】主フレーム11は図5で示すように左右の
帯板材(鉄板、鋼板等)11−1、11−2を互いに平
行に対設して前方側では左右つなぎ材11−3、前方側
寄りの中央部には平面視で「へ」の字状板材11−4、
後方側寄りの中間部には棒材11−5をそれぞれ左右の
帯板材11−1、11−2をつなぐように介在させるこ
とによって細長い方形枠で捻剛性を確保しており、特に
板材11−4はローダ取付け部の増強を図って捻り剛性
が大となっている。左右のサブフレーム13は、図5で
示すように前記主フレーム11の帯板材11−1、11
−2よりも幅細の帯板材(鉄板、鋼板)よりなる第1板
材13Aと第2板材13Bとをその屈折部13Cの前後
に亘って重ね合せて固着してなり、第1板材13Aと主
フレーム11の後部側にデイスタンスカラー13Dを介
在させてボルト13Eで締結されており、屈折部13C
を介して幅広とされている第2板材13Bにはフランジ
・ボルト接合手段13Fを介して左右のマスト支持フレ
ーム12が装着されている。
【0011】左右のマスト支持フレーム(ローダ取付け
部)12は、図2、図5で示すように水平方向に延びた
角筒部12Aの外端(左右方向外方)に、前方が開口し
たコ字形のマスト台12Bを立設して備え、角筒部12
Aの内端には取付台座部12Cを備えており、この取付
台座部12Cを主フレーム11の左右側板(帯板材11
−1、11−2)にボルト等の締結具で取着することで
角筒部12Aを水平面上において左右外方に張出して突
出させ、立設したマスト台12にフロントローダ3のマ
スト3Aが嵌入されてマスト3Aの下部に形成した凹部
が受ピン3Bに上方から嵌合され、挿脱自在なロックピ
ン3Cによって左右のマスト台12に対してフロントロ
ーダ3が着脱自在に装着されている。
【0012】図6で示すように前後左右の四ヶ所でマウ
ント部材望ましくは防振機能を有するゴムマウント部材
14を介して搭載されたエンジンEは開閉自在なボンネ
ットE1で覆われており、エンジンEの後部には操縦パ
ネルE2が連設され、この操縦パネルE2に操縦ハンド
ル17が備えられているとともに、操縦パネルE2内に
はバッテリE3が内蔵されている。なお、操縦パネルE
2の下半部は冷却風取入口E4としてのメッシュ構造と
され、エンジンEの冷却ファン(ラジエータファン)に
よって取り入れた冷却風はボンネットE1の前面グリル
E5を介して前方に排出可能であり、該前面グリルE5
をガードするプロテクタ18がトラクタ車体10の前方
側にて立設されている(図1参照)。
【0013】前作業機の一例としてのフロントローダ3
は、左右のマスト3Aと、このマスト3Aの上端に枢着
された昇降自在な左右のブーム3Dと、この左右のブー
ム3Dの先端側に掬い・ダンプ動作可能に枢着されたバ
ケット3Eと、左右の折畳み起立自在なスタンド3F等
を備えてなり、ブームシリンダ3G、バケットシリンダ
3H等のアクチュエータで駆動されてローダ作業が実施
可能とされているとともに、アクチュエータ、スタンド
3F等を介してマスト3Aが受台12Aに対して着脱自
在とされている。
【0014】トラクタ車体10の後端部には、背面視
(正面視)において図7で示すように方形縦長に枠組み
された装着枠20を有し、この枠20は上部に、ロプス
取付部18を、下部にバックホー取付部19が備えられ
ており、バックホー取付部19は図5で示すように左右
一対のピン構造で例示するロックピン手段19Aを上部
に備え、下部の左右に受けフック手段19Bを備えて構
成されていてバックホー取付け部とされている。装着枠
20の上部は図7で示すように水平部材21で左右の縦
枠22を連結しており、下部はほぼU字形(樋形)のヒ
ッチ23で連結されており、ヒッチ23のヒッチ板には
ボールソケット等を介してヒッチ杆が枢着可能であり、
ヒッチ23のやや上方には三点リンクのロワーリンクに
おけるリンクピン24が内方突出状として備えられてい
る。
【0015】この縦長の装着枠20の左右幅内にミッシ
ョンケースMが収められており、このミッションケース
Mの左右から後車軸ケース9が左右外方に延びミッショ
ンケースMの上部には左右のリフトアーム25A(図4
参照)を有する油圧昇降装置25が装着されているとと
もに水平部材(左右つなぎ材21)には三点リンクのト
ップリンク取付台26が装着されている。左右のロプス
取付部18は左右の後輪6を覆うフェンダ天板6Aをロ
プス基板18Aでサンドイッチしてボルト締結具18B
で共締めしており、ロプス基板18Aは左右を互いに連
結しているとともに、この連結部位18Cには、後向運
転時の座席27を係脱自在にロックするステンレス製の
受け棒18Dが備えられ、左右のフェンダ天板6Aは座
席27の下方を覆うフロアシート28の後左右に連設さ
れていて、このフロアシート28の前下部はステップ部
28Aとされている(図1参照)。
【0016】なお、左右のロプス基板18Aからロプス
支柱18Dが立設されており、座席27の左右両側をガ
ードしており、ロプス支柱18Dはその高さ方向中途に
腰折れ連結部18Eを備えて、格納時、運搬時等におい
ては嵩低くできるようになっており、腰折れ連結部18
Eを含めてこの下方から上方に向ってロプス支柱18D
の間隔が広くなっており、後向運転のときの操縦性を容
易としている。後作業機としての一例であるバックホー
4はトラクタ車体10の後尾に着脱自在として装着され
ている。
【0017】バックホー4は上部左右にロックフック手
段26を有し、下部左右に受けピン手段27を有する作
業台(装着台)29を備え、この作業台29上には制御
ボックス30が立設されて、この作業台29の後部にス
イングブラケット31が縦軸心廻りに回動自在に枢着さ
れ、この作業台29の左右両側には流体シリンダ32A
で起伏自在(折畳み自在)のスタビライザ装置32が備
えられている。図1で示すように、スイングブラケット
31にはブーム4Aの基部(下部)が上下動自在に枢支
され、ブーム4Aの先端には先端にバケット4Cを有す
るアーム4Bが屈折自在に連結され、それぞれブームシ
リンダ4D、アームシリンダ4E、バケットシリンダ4
Fを備え、座席27を後向にして制御ボックス30の操
作レバー等を操作することで各シリンダ4D、4E、4
Fを伸縮動作してバックホー4による掘削作業が可能で
ある。
【0018】バックホー4は、受けピン手段27を受け
フック手段19Bに上方より係脱させるとともに、左右
のロックフック手段26をロックピン手段19Aに係脱
することによってトラクタ車体10に着脱自在とされて
いる。トラクタ車体10にバックホー4を装着して掘削
作業車等を実施するとき、掘削反力(負荷)がトラクタ
車体10の主として後部に捻り、曲げ等として伝播さ
れ、アルミ合金製等のミッションケースMに対する負担
は大となる。そこで本発明では、ミッションケースMの
前後に強度部材(担持部材)15、16を主フレーム1
1における左右の帯板材11−1、11−2(車体フレ
ーム枠を構成する左右側板)を連結するように取付けて
いるのである。
【0019】この前後の強度部材15、16は左右の側
板11−1、11−2を連結するとともにミッションケ
ースMにボルト等で連結(取着)するものであれば良
く、これ故強度部材15、16は左右一体とすることも
可能であるが、左右分割構成とする方が組付誤差、寸法
誤差等を吸収できるとともに、組付が容易であることか
ら有利となる。図7〜図9は後強度部材16の具体例を
示しており、図10〜図12は前強度部材15の具体例
を示している。
【0020】前・後(第1・2)強度部材15、16
は、縦部分15−1、15−2、16−1、16−2と
横部分15−3、15−4、16−3、16−4を有す
るほぼL字状の2部材15A、15B、16A、16B
からなり、縦部分は側板への着座面部15−1A、15
−2A、16−1A、16−2Aを有するとともに、該
着座面を側板11−1、11−2の内面に重ね合せた状
態でボルト止めするための取付孔15−1B、15−2
B、16−1B、16−2Bを上下複数個備え、この取
付孔の上下にミッションケースMをボルト止めするため
の取付孔15−1C、15−2C、16−1C、16−
2Cを有している。
【0021】一方、横部分15−3、15−4、16−
3、16−4は互いを前後にて重ね合せ(後強度部材1
6については下面も重ね合せている)た状態でボルト止
めするための取付孔15−3A、15−4A、16−3
A、16−4Aを有するとともに、後強度部材16につ
いては上下方向からボルト止めするための取付孔16−
3B、16−4Bを有している。ここに、前後の強度部
材15、16は横部分15−3、15−4、16−3、
16−4を互いに重ね合せた状態でボルト等によって連
結解除自在とされ、縦部分15−1、15−2、16−
1、16−2を左右側板11−1、11−2、ミッショ
ンケースMにそれぞれ当接(重ね合せて)してボルト等
によって連結解除自在されているのであり、このよう
に、トラクタ車体10の後部を方形枠11Bに構成し、
この枠11B内にミッションケースMを挿入してその前
後の担持部材15、16によって補強することにより、
捻り、曲げ等の掘削反力が伝播されても軽量でありなが
ら充分に耐え得るようになっているのである。
【0022】更に、前後の強度部材15、16はこれを
板金製としても良いが鋳鋼製(鋳物製)とすることが強
度確保の点で望ましい。また、前後の強度部材15、1
6は、前強度部材15についてはミッションケースMの
前下方をガードするように縦部分が長くされ、後強度部
材16については縦部分が短くされているが、これは、
後強固部材16の直後に装着枠20が具備されているか
らである(図5参照)。更に、前後強度部材15、16
における横部分については2部材を互いに連結するだけ
でなく、この横部分においてミッションケースMをボル
ト等で止着することも可能である。
【0023】また、図5で示すように、装着枠20の側
板部とトラクタ車体10の左右側板11−1、11−2
を筋違い状に連結する補強板33A、33Bを設けるこ
とによってトラクタ車体10における後部のより一層の
剛性向上を図っている。図2〜図4を参照すると、モー
ア装置7の装着形態等が図示されている。モーア装置7
は、左右の前輪5と左右の後輪6との間のトラクタ車体
10における腹部のモーア取付け部に昇降自在でしかも
着脱自在(取外し自在)として装着されている。
【0024】モーア装置7は、一側方に放出口34Aを
有する下方開口の箱形に形成したモーアデッキ35を備
え、このモーアデッキ35は左右昇降リンク36によっ
てトラクタ車体10に昇降自在にとして吊持され、昇降
リンク36が実質的にモーア取付け部とされている。モ
ーアデッキ35には縦軸廻りに回転自在なブレードで例
示するカッタ37が左右方向で3個並設されており、各
カッタ37はミッションケースMのPTO軸M1からジ
ョイント軸38を介してPIC軸39Aを有する伝動ケ
ース39に動力を伝達することで刈取り作業が可能とさ
れている。
【0025】モーアデッキ35の左右方向中央にトラク
タ車体10と連携した牽引棒40を備え、左右前後のゲ
ージ輪35Bを刈高さ調整手段41にて昇降することで
刈高さが調節可能とされている。牽引棒40はその前端
がトラクタ車体10に下設したブラケット(フック)1
0Fに対して係脱自在であり、左右の昇降リンク36が
ピンチ手段42によってモーアデッキ35が着脱自在と
されている。更に、リフトアーム25Aと昇降リンク3
6とをトラクタ車体10の側部に枢着した中継リンク4
3および連結ロッド44等で連動連結することでモーア
装置7は作業姿勢(刈取り姿勢)と非作業姿勢(持上げ
姿勢)とに姿勢変更可能とされている。
【0026】従って、モーア装置7による刈取り作業を
実施するときは、フロントローダ3およびバックホー4
をトラクタ車体10の前後から離脱させ、リフトアーム
25Aを介して刈取り姿勢にして運転席27を通常は前
向運転にて行うのである。一方、フロントローダ3およ
びバックホー4を用いてのローダ作業、掘削作業等を行
うときは、モーア装置7の牽引棒40をトラクタ車体1
0より離脱させ、ロックピン手段42をロック解除して
モーアデッキ35をトラクタ車体10より離脱(取り外
して)して行うのであり、このときモーアデッキ35を
取外した状態で、左右の昇降リンク36と中継リンク4
3とをロックピン手段42にて連結することが望まし
い。
【0027】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、トラクタ車
体の軽量化を図った上で作用負荷等に充分に耐え得るフ
レーム形トラクタ車体を提供できる。また、TLBを用
いての刈り取り作業が可能な複合作業車を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複合作業車(TLB)の全体を示す側面図であ
る。
【図2】トラクタ車体の平面図である。
【図3】トラクタ車体の側面図である。
【図4】モーア装着例を示す側面図である。
【図5】トラクタ車体の一部分解側面図である。
【図6】エンジン部分の側面図である。
【図7】トラクタ車体の主要部(ミッション支持部)を
示す背面図である。
【図8】後強度部材の一方を示す背面図である。
【図9】後強度部材の他方を示す背面図である。
【図10】トラクタ車体の主要部(ミッション支持部)
を示す正面図である。
【図11】前強度部材の一方を示す正面図である。
【図12】前強度部材の他方を示す正面図である。
【符号の説明】
2 トラクタ 4 バックホー(作業機) 5 前輪 6 後輪 7 モーア装置 10 トラクタ車体 11 フレーム枠 11A エンジン取付け部 11B ミッション取付け部 12 ローダ取付け部 15 前強度部材 16 後強度部材 20 バックホー取付け部 26 モーア取付け部 E エンジン M ミッションケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 博 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 原田 選也 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 川畑 博志 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 富山 芳雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 3D003 AA01 AA04 AA18 BB13 BB14 CA18 DA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視で方形状に枠組みされた車体フレ
    ーム枠の前部にエンジン取付け部を備え、後部にミッシ
    ョン取付け部を備え、両取付け部の間でエンジン取付け
    部側の両側にローダ取付け部を備え、ミッション取付け
    部の後部にバックホー取付け部を備えていることを特徴
    とするフレーム形トラクタ車体。
  2. 【請求項2】 ミッション取付け部の前後に、車体フレ
    ーム枠を左右で連結する補強部材を備えていることを特
    徴とする請求項1に記載のフレーム形トラクタ車体。
  3. 【請求項3】 前後に備えた補強部材は左右で連結解除
    自在とされていることを特徴とする請求項2に記載のフ
    レーム形トラクタ車体。
  4. 【請求項4】 エンジン取付け部とミッション取付け部
    との間の車体フレーム枠にモーア取付け部を備えている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフレ
    ーム形トラクタ車体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4に記載のフレーム形トラク
    タ車体において、ローダ取付け部にフロントローダが、
    バックホー取付け部にバックホーが、モーア取付け部に
    モーア装置が、それぞれ着脱自在として装着可能である
    ことを特徴とする複合作業車。
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