JPH1021520A - 金属薄膜型磁気記録媒体 - Google Patents

金属薄膜型磁気記録媒体

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JPH1021520A
JPH1021520A JP17484296A JP17484296A JPH1021520A JP H1021520 A JPH1021520 A JP H1021520A JP 17484296 A JP17484296 A JP 17484296A JP 17484296 A JP17484296 A JP 17484296A JP H1021520 A JPH1021520 A JP H1021520A
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JP
Japan
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magnetic
recording medium
layer
medium
magnetic recording
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Withdrawn
Application number
JP17484296A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Okumura
善信 奥村
Masahiko Yasui
雅彦 安井
Ken Akita
憲 秋田
Makoto Maeda
誠 前田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高保磁力化を達成し、磁気的異方性の制御に
よる非線形波形干渉の低減を図り、高記録密度化を可能
にした金属薄膜型磁気記録媒体を提供する。 【解決手段】 金属薄膜型磁気記録媒体1の媒体基板2
とCr下地層4との間に、シード層3として、Ni:3
6〜46原子%、W、Moの一種又は二種を0.5〜3
原子%、残部実質的にCrからなる結晶質の合金層を形
成する。これにより、磁性層の結晶を主として(100)
配向にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク等
の磁気ディスク装置に使用される磁気記録媒体に関し、
より具体的には、磁気特性及び記録再生特性に優れた金
属薄膜型磁気記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクに用いられる金属薄膜型
磁気記録媒体は、一般に図7に示す如く、Al合金から
なる非磁性のサブストレート(21)上に非晶質のNiP層
(22)が形成された媒体基板(2)に、実質的にCrからな
る下地層(4)、Co合金の磁性層(5)、カーボン等の保
護膜(6)を順次積層成膜して形成されている。
【0003】現在、金属薄膜型磁気記録媒体は、記録密
度(特に線記録密度)の向上に伴ない、記録分解能を高め
る必要があり、そのために高保磁力と低ノイズ特性が要
求されている。一方、線記録密度の向上は、線形化等に
よって除去することのできない非線形の波形干渉をもた
らし、記録分解能を劣化させる原因になっている。とこ
ろで、従来より、媒体基板の表面には、ヘッドと媒体と
の間の摩擦を軽減するために、テキスチャーと呼ばれる
微細な凹凸が円周方向に形成されることが多い。このテ
キスチャーはCo合金磁性層の周方向の磁気的異方性を
高めることになるため、保磁力の向上に対しても有効で
あることが知られている。しかし、この磁気的異方性が
大きくなると、非線形波形干渉は増大する傾向にある。
また、金属薄膜型磁気記録媒体は、トラック密度の向上
により低ノイズ特性が要求されている。このため、トラ
ック全体に占めるトラックエッジでの媒体ノイズを低減
させることが重要になっているが、円周方向への磁気的
異方性に起因して、この媒体ノイズは増加する傾向にあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、非線形波形干
渉を軽減し、かつ媒体ノイズの増加を防ぐために、円周
方向のテキスチャーの形成を省略すると、磁性層の磁気
的異方性はなくなるが、所望レベルの保磁力を得られな
い不都合がある。テキスチャーなしで保磁力を向上させ
るには、磁性層のCo合金にPtを添加することが有効
である。しかし、Ptの添加はスパッタリング装置のタ
ーゲットが高価になること、さらに媒体ノイズが大きく
なる問題がある。それゆえ、本発明の目的は、磁性層に
おける円周方向の磁気的異方性が小さくなっても又は無
くなっても、磁性層にPtを添加することなく高保磁力
化を達成でき、非線形波形干渉の低減による低ノイズ化
を同時に達成できる金属薄膜型磁気記録媒体を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、媒体基板とCr下地層の間に、最適化さ
れたシード層を設けたもので、該シード層を、原子%に
て、Ni:36〜46%、W、Moの一種又は二種を合
計で0.5〜3%、残部実質的にCrからなる結晶質の
合金から形成するようにしたものである。
【0006】
【作用】媒体基板とCr下地層との間にシード層とし
て、原子%にて、Ni:36〜46%、W、Moの一種
又は二種を合計量で0.5〜3%、残部実質的にCrか
らなる結晶質の合金層を設けることにより、その上に成
膜されるCr下地層の結晶が(110)+(211)配向と
なり、更に下地層の上に成膜されるCo合金磁性層の結
晶は主として(100)配向となる(厳密には、微量の(1
01)配向が存在する)。このように、Co合金磁性層は
結晶配向が主として(100)配向となり、また微細化さ
れることにより、高保磁力が達成される。
【0007】Niの含有量を36〜46%とするのは、
高保磁力化のために望ましい範囲だからであり、38〜
44%がより望ましい。また、W及び/又はMoを少な
くとも0.5%含有させるのは、(100)結晶配向をさ
らに向上させ、また微細化を促進するためである。しか
し、あまりに多く含有すると、結晶質がアモルファス化
するので上限は3%とする。
【0008】媒体基板にテキスチャーを施した場合であ
っても、Cr下地層との間にシード層を設けたことによ
り、磁性層の磁気的異方性は低減される。従って、磁気
的異方性に起因する媒体ノイズの増加は抑制され、かつ
非線形波形の干渉を低減することができる。これまで
は、媒体基板の周方向へのテキスチャー形成効果とし
て、Co合金磁性層の周方向の磁気的異方性が大きくな
ると、円周方向の保磁力の方が半径方向の保磁力に比べ
て大きくなる問題があったが、本発明では、シード層の
存在により、高保磁力でありながら、円周方向と半径方
向の保磁力の差が小さくなり、保磁力の異方性を示すO
R(orientation ratio)の値が1により近い磁気記録媒
体を得ることができる。なお、ORとは、金属薄膜型磁
気記録媒体の円周方向の保磁力と半径方向の保磁力の比
(円周方向の保磁力/半径方向の保磁力)を表わし、OR
が1に近いほど、周方向への磁気的異方性の影響は制御
されていることを意味し、磁気記録媒体のサイドフリン
ジは小さく、また媒体ノイズも小さくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の金属薄膜型磁気
記録媒体(1)の部分断面図を示している。本発明の記録
媒体(1)は、Al合金またはガラスからなるサブストレ
ート(21)にNiP層(22)を形成した媒体基板(2)上に、
本発明の成分組成のシード層(3)を形成し、シード層
(3)の上に、下地層(4)、磁性層(5)及び保護膜(6)
を、この順序で積層成膜している。図1では、NiP層
(22)、シード層(3)、下地層(4)、磁性層(5)及び保護
膜(6)がサブストレート(21)に関して対称に成膜されて
おり、両面で書込み/読出しを行なえる構成としている
が、各層を片面にのみ成膜して、片面のみで書込み/読
出しを行なう構成とすることもできる。
【0010】媒体基板(2)のサブストレート(21)の材料
としてAl合金を使用する場合、通常、サブストレート
(21)の剛性確保と、下地層の結晶配向性向上のために非
晶質のNiP層(22)が成膜されるため、シード層(3)は
NiP層(22)の上に形成する。NiP層(22)を形成した
媒体基板(2)は、ヘッドと媒体との間の摩擦を軽減する
ために、円周方向にテキスチャーを施してもよい。一
方、ヘッドの低浮上化のために磁気記録媒体(1)に平坦
度が要求される場合には、スーパーフィニッシュ加工を
施して表面を超平滑化させることができる。
【0011】なお、媒体基板(2)のサブストレート(21)
の材料としてガラスを使用する場合、ガラスは剛性に優
れることから、NiP層(22)の形成が省略されることが
ある。この場合、シード層(3)はサブストレート(21)の
上に直接形成する(図2参照)。ガラスを使用する場合で
も、NiP層(22)を成膜することがあるが、この場合
は、前記したAl合金のサブストレートの場合と同様、
NiP層(22)の上にシード層(3)を形成する。
【0012】シード層(3)の厚さは約100〜1000
Åが望ましい。シード層(3)の厚さが薄すぎるとシード
層(3)の効果が十分に発揮されず、これよりも厚くする
と、その上に形成されるCr下地層(4)及びCo合金磁
性層(5)の粒子の粗大化を招き、ノイズが増大するから
である。また、シード層(3)の上に成膜されるCr下地
層(4)の厚さは、200〜1000Åが望ましく、40
0〜800Åがより望ましい。これは、下地層(4)の層
厚を約800Åより厚くしても、磁気記録媒体(1)の保
磁力のさらなる向上は期待できないためであり、100
0Åよりも厚くすると、その上に形成されるCo合金磁
性層(5)の粒子の粗大化を招き、ノイズが増大するため
である。
【0013】下地層(4)は、公知の如く、実質的にCr
から形成する。実質的にCrとは、必ずしも100%C
rである必要はなく、Crを約95%以上含有しておれ
ばよい。磁性層(5)は、Coを主成分とする公知のCo
合金から形成する。
【0014】NiP層(22)、シード層(3)、下地層
(4)、磁性層(5)及び保護膜(6)の形成は、公知の如
く、DCスパッタリング法、メッキ法又は真空蒸着法等
の方法により行なうことができる。
【0015】なお、下地層(4)をシード層(3)の上に成
膜する際、Cr下地層(4)を所望の結晶配向とするため
に、シード層(3)及びNiP層(22)を赤外線ヒーター等
によって約250〜300℃に加熱した状態で実施する
ことが望ましい。
【0016】
【実施例】実施例1 この実施例では、シード層と保磁力との関係を調べるも
のであり、テキスチャーなしの媒体基板に対し、下記条
件で、DCスパッタリング装置を用いて各層を成膜し
た。 [供試媒体(a)の作製] ・媒体基板 サブストレート:Al合金製(3.5inch−31.5mil) NiP層 :厚さ10μm 表面処理 :超平滑加工処理 粗さ :Ra=10Å ・シード層 組成:Ni40原子%、W1原子%、Cr残部 厚さ:400Å 組織:結晶質 ・下地層 組成:実質的にCr 厚さ:300Å、400Å、600Å、800Å及び1
000Åの5種類 成膜時の基板加熱温度:260℃ 成膜時のバイアス電圧:−200V ・磁性層 組成:原子%にて、Cr14%、Ta6%、残部実質的
にCo 厚さ:250Å 成膜時のバイアス電圧:−200V 残留磁束密度(Br・δ):140Gμ ・保護膜 厚さ:120Å 組成:実質的にC [比較媒体(X)の作製]比較のために、シード層を形成
していない比較媒体(X)を作製した。作製条件は、シー
ド層を形成していない点及び下地層の厚さが400Å、
600Å及び900Åの3種類である点以外は、供試媒
体(a)の作製条件と同じである。
【0017】各供試媒体(a)及び比較媒体(X)について、
保磁力Hcの測定結果を図3に示す。結晶質シード層を
形成することにより、Cr下地層の厚さが同じである場
合には、保磁力Hcは、約20%向上していることが認
められる。なお、供試媒体(a)について、Cr下地層の
層厚の増大と共に保磁力Hcは向上するが、下地層の層
厚が約800Å以上となると、保磁力Hcの向上効果は
ほぼ飽和することが判る。
【0018】実施例2 この実施例では、残留磁束密度Br・δ(但し、δは磁
性層の層厚)と、保磁力Hc及びORとの関係を調べる
ものである。テキスチャーを施したAl合金・NiP基
板(Ra=28Å)に対し、DCスパッタリング装置を用
いて、3種類の組成の結晶質シード層(Cr59Ni40
W1、Cr58Ni40Mo2、Cr60Ni40)を成膜し
た。次に、−200Vのバイアス電圧を印加し、基板温
度260℃で、シード層の上に、純Crの下地層と、C
o83.5Cr10.5Ta6の磁性層をスパッタリングにより
順次成膜した。なお、Cr下地層の層厚は400Åで一
定とし、磁性層は層厚を種々変えて、残留磁束密度の異
なる供試磁気記録媒体を多数作製した。また、比較のた
めに、シード層なし、の供試磁気記録媒体を前記と同
じ要領で作製した。
【0019】得られた供試磁気記録媒体について、円周
方向と半径方向の保持力を測定した。残留磁束密度Br
・δと円周方向の保磁力Hcとの関係を図4に示す。ま
た、OR(円周方向の保磁力/半径方向の保磁力)を計算
して求め、残留磁束密度Br・δとORの関係を図5に
示す。
【0020】図4及び図5から明らかなように、結晶質
シード層を形成した磁気記録媒体〜は、シード層な
しの磁気記録媒体と比較すると、円周方向の保磁力が
高く、ORの値も1により近い値を示している。また、
シード層を形成した磁気記録媒体の中でも、Cr、Ni
の他にW、Moを含むシード層を有する磁気記録媒体
は、Cr−Niの2元合金のシード層を有する磁気記
録媒体よりも高保磁力を得られることがわかる。つま
り、シード層に、Cr、Niの他にW、Moをさらに含
有した結晶質合金を用いることにより、磁性層の(10
0)結晶配向がさらに向上し、微細化が促進されたもの
と考えられる。
【0021】実施例3 この実施例は、記録再生特性を調べるものである。な
お、磁気特性が異なると記録再生特性も異なるため、供
試磁気記録媒体は、Br・δが約220Gμとなる磁気
記録媒体〜を選び出し、各媒体の保磁力Hcが約2
200Oeとなるように磁性層の成膜時のバイアス電圧
及び基板温度を変えて作製した。記録再生特性の測定
は、Silmag社製のPHSヘッドを用いて行なっ
た。測定結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】表1中、SNmは媒体ノイズと信号強度と
の比、Nmは媒体のノイズを表わす。NLTSは、Non
Linear Transition Shiftの略語で、既に書き込まれた
記録パターン上の漏洩磁場がヘッドの記録磁界に影響を
及ぼした結果、次にディスクに書き込まれる磁化遷移領
域の位置がずれる量を表わしている。表1の記録再生特
性結果を参照すると、SNm、Nm、NLTSの全ての
特性に関して、結晶質シード層を設けた磁気記録媒体
〜は、シード層なしの磁気記録媒体よりもすぐれてお
り、記録再生特性が改善されていることを示している。
なお、この記録再生特性に関しては、Cr−Ni合金に
W、Moを含むシード層を有する磁気記録媒体と、
Cr−Niの2元合金のシード層を有する磁気記録媒体
とでは、実質的な差異は認められない。
【0024】なお、Cr−Ni−Wシード層の結晶質を
非晶質に代えて磁気記録媒体を作製し、下地層のCr及
び磁性層のCoの結晶配向を測定したところ、夫々、C
r(200)、Co(110)であり、ORの測定値
は、1.4〜2.0と大きかった。この基板はテキスチャ
ーを施しており、テキスチャーの影響を受けたためと考
えられる。これに対して、Cr−Ni−Wシード層が結
晶質のときは、基板にテキスチャーを施した場合であっ
ても、前述したようにORは約1.2よりも小さく、テ
キスチャーの影響を殆んど受けておらず、周方向への磁
気的異方性の影響は制御されている。
【0025】実施例4 上記実施例3で作製したNo.(シード層はCr60Ni4
0)の磁気記録媒体と、No.(シード層なし)の磁気記録
媒体について、X線回析を行なった。測定結果を図6に
示す。図6を参照すると、No.のCr下地層の結晶が
(110)+(211)配向であり、更に下地層の上に成膜
されるCo合金磁性層の結晶が主として(100)配向と
なっている(なお、図では少し判別しにくいが、微量の
(101)配向も存在する)。なお、図6中、縦軸の強さ
を示す数値は任意目盛(arbitrary unit)である。
【0026】
【発明の効果】媒体基板と下地層との間に、シード層と
して、Ni:36〜46原子%、W、Moの一種又は二
種を0.5〜3原子%、残部実質的にCrからなる結晶
質の合金層を設けたことにより、Cr−Niの2元合金
の場合よりも、さらに高保磁力を具えた磁気記録媒体を
得ることができる。また、ORの値を1に接近させるこ
とができるから、高保磁力でありながら、周方向への磁
気的異方性の影響を制御することができるので、磁性層
の周方向の磁気的異方性が低減され、非線形波形による
干渉を低減することができ、記録再生特性の改善を達成
できる。このように、本発明の金属薄膜型磁気記録媒体
は、高保磁力と高記録再生特性を同時に得ることがで
き、記録密度の向上に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】結晶質Cr−Niのシード層を形成した金属薄
膜型磁気記録媒体の部分断面図である。
【図2】本発明の異なる実施例を示す金属薄膜型磁気記
録媒体の部分断面図である。
【図3】供試磁気記録媒体のCr下地層の厚さと保磁力
の関係を示すグラフである。
【図4】供試磁気記録媒体の残留磁束密度と保磁力との
関係を示すグラフである。
【図5】供試磁気記録媒体の残留磁束密度とORとの関
係を示すグラフである。
【図6】供試媒体のX線回折結果を示すグラフである。
【図7】従来の金属薄膜型磁気記録媒体の部分断面図で
ある。
【符号の説明】
(1) 金属薄膜型磁気記録媒体 (2) 媒体基板 (3) 結晶質シード層 (4) 下地層 (5) 磁性層 (6) 保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 誠 大阪府大阪市浪速区敷津東1丁目2番47号 株式会社クボタ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性の媒体基板(2)上に、Cr下地層
    (4)、磁性層(5)及び保護膜(6)を順次積層してなる金
    属薄膜型磁気記録媒体において、媒体基板(2)とCr下
    地層(4)の間に、シード層(3)として、原子%にて、N
    i:36〜46%、W、Moの一種又は二種を0.5〜
    3%、残部実質的にCrからなる結晶質の合金層を形成
    したことを特徴とする金属薄膜型磁気記録媒体。
JP17484296A 1996-02-05 1996-07-04 金属薄膜型磁気記録媒体 Withdrawn JPH1021520A (ja)

Priority Applications (2)

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JP17484296A JPH1021520A (ja) 1996-07-04 1996-07-04 金属薄膜型磁気記録媒体
US08/692,491 US5789090A (en) 1996-02-05 1996-08-06 Metallic thin-film magnetic recording media

Applications Claiming Priority (1)

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JP17484296A JPH1021520A (ja) 1996-07-04 1996-07-04 金属薄膜型磁気記録媒体

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Effective date: 20031007