JPH1021518A - オートリバース式のテープレコーダの回転ヘッド装置 - Google Patents

オートリバース式のテープレコーダの回転ヘッド装置

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JPH1021518A
JPH1021518A JP8176775A JP17677596A JPH1021518A JP H1021518 A JPH1021518 A JP H1021518A JP 8176775 A JP8176775 A JP 8176775A JP 17677596 A JP17677596 A JP 17677596A JP H1021518 A JPH1021518 A JP H1021518A
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品加工工程も削減でき、更に、組立工数も
削減することができて、安価に提供することができ、ま
た簡単に駆動ギヤレバーを取り付けられ、また駆動ギヤ
レバーの回動動作途中での駆動ギヤレバーの抜けを防ぐ
ことができるオートリバース式のテープレコーダの回転
ヘッド装置を提供する。 【解決手段】 磁気テープの走行方向に応じて回転する
ヘッドホルダ24及び歯車27と、歯車27と噛合する
駆動ギヤレバー41と、駆動ギヤレバー41を回転自在
に支持する支軸部35が一体的に形成されたヘッドハウ
ジング23と、歯車27に一端が係止され、他端は支軸
部35に係止され、所定の範囲終端部まで歯車27を回
転させるコイルスプリング42とを有し、支軸部35の
先端部にはコイルスプリング42の他端を係止する係止
突起部36が一体的に形成され、駆動ギヤレバー41に
は支軸部35が挿通される軸孔41c及び係止突起部3
6が挿通される溝孔41dが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープに対す
るトラック位置の切換えを磁気ヘッドの回転により行う
ことにより往復記録再生が可能な磁気記録再生装置にお
けるオートリバース式のテープレコーダの回転ヘッド装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ノーマル(正転方向)及びリ
バース(反転方向)走行される磁気テープの走行方向に
応じて磁気ヘッドを回転させ、磁気テープのトラック位
置の切換えを行う往復記録再生可能な磁気記録再生装置
は種々提供されている。
【0003】このような磁気記録再生装置、つまりオー
トリバース式のテープレコーダの回転ヘッド装置として
は、図7から図9に示すものがある。図7は従来のオー
トリバース式のテープレコーダの回転ヘッド装置の一例
を示す分解斜視図、図8は図7のオートリバース式のテ
ープレコーダの回転ヘッド装置を示す正面図、図9は図
8の一部を切断して示す平面図、図10は軸用ピンと駆
動ギヤレバーを拡大して示す説明図である。
【0004】記録再生兼用ヘッド(以下、録再ヘッドと
称する)1及び消去ヘッド2は、ヘッドホルダ3に固定
され、ヘッドホルダ3はネジ4によりヘッド台板5の円
板部6に固定されている。ヘッド台板5の円板部6の外
周部には規制突起部7が形成され、ヘッド取付け面と相
対する面の円板部6の中心部には回転軸8が取付けられ
ている。回転軸8は、スリーブ状の軸受9を介してヘッ
ドハウジング10の開口10aに回転自在に嵌入されて
いる。
【0005】ヘッドハウジング10は、回転軸8を略水
平に保持するようにシャーシ(図示しない)に立設され
ている。ヘッドハウジング10の上部には、規制突起部
7がヘッド台板5の回動終端部で突き当てられて回動範
囲を規制し、かつヘッド台板5の保持位置を調整するネ
ジで構成されたストッパ部材11が取付けられている。
このストッパ部材11は、これらストッパ部材11を所
定の高さに固定するための板バネ12を介してヘッドハ
ウジング10にねじ込まれている。回転軸8には、スラ
スト方向のガタを防止するためのバネワッシャー13を
介して歯車14が一体的に取付けられている。
【0006】この歯車14と噛合するように合成樹脂製
の駆動ギヤレバー15がヘッドハウジング10に取付け
られている。駆動ギヤレバー15は扇形状をし、その円
弧状周縁部に歯が形成された歯部15aと、歯部15a
と反対側の端部、つまり扇形状の中心からから延設され
たレバー部15bとを有している。歯部15aとレバー
部15bの間には軸孔15cが穿設され、この軸孔15
cに軸用ピン16を挿通することにより、駆動ギヤレバ
ー15はヘッドハウジング10に回動自在に支持され
る。
【0007】なお、駆動ギヤレバー15のレバー部15
bは、スライド板(図示せず)の切欠き部内に位置させ
ている。前記スライド板(図示せず)は駆動ギヤレバー
15の回動方向に移動可能に設けられ、移動に伴って前
記切欠き部の対向する端縁がレバー部15bに交互に当
接して駆動ギヤレバー15を回動動作させる。軸用ピン
16は金属製であり、圧入により合成樹脂製のヘッドハ
ウジング10に固定されている。軸用ピン16の先端部
の外周面には係止溝16aが全周にわたって形成されて
おり、この係止溝16aにはねじりコイルバネ17の一
端のフックが掛け止めされている。ねじりコイルバネ1
7の他端のフックは、歯車14の外周部に突設された係
止軸14aに掛け止めされている。このねじりコイルバ
ネ17は、駆動ギヤレバー15の回動により一定の角度
まで歯車14が回転して、ねじりコイルバネ17の死点
(ねじりコイルバネ17の一端と他端、及び軸用ピン1
6を結ぶ直線)を越えると、その後はねじりコイルバネ
17の反発力により歯車14を回転させるものである。
18は録再ヘッド1及び消去ヘッド2に電気的な接続を
行うためのフレキシブルプリント基板である。
【0008】このような従来のオートリバース式のテー
プレコーダの回転ヘッド装置にあっては、録再ヘッド1
と消去ヘッド2がノーマル走行に対応した位置(以下、
ノーマル位置と称する)あるいはリバース走行に対応し
た位置(以下、リバース位置と称する)にあるときか
ら、逆の位置に反転させる場合には、反転指示信号にし
たがってまずスライド板(図示せず)がスライドして駆
動ギヤレバー15のレバー部15bを例えば右方向に回
動させる。この駆動ギヤレバー15の反時計回り方向の
回動により、歯車14が時計回り方向に回転して、録再
ヘッド1と消去ヘッド2も同方向に回転する。そして、
回動初期にはヘッド台板5はねじりコイルバネ17のバ
ネ力に抗して回転され、スライド板(図示せず)によっ
て歯車14が所定の位置(死点)を越えるまで回転させ
られると、今度はねじりコイルバネ17のバネ力によ
り、歯車14(ヘッド台板5)は更に時計回り方向に回
転する。そして、円板部6の規制突起部7がストッパ部
材11に当接して回動が阻止され、ねじりコイルバネ1
7のバネ力によって規制突起部7がストッパ部材11に
圧接されることにより、録再ヘッド1と消去ヘッド2は
ノーマル位置あるいはリバース位置に保持される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術では、駆動ギヤレバー15はヘッドハウジング10に
圧入固定された金属製の軸用ピン16に回転自在に支持
されており、軸用ピン16の先端部にはねじりコイルバ
ネ17の一端を係止するための係止溝16aが全周面に
わたって形成されている。しかしながら、小さな軸用ピ
ン16に、係止溝16aを形成するので、部品の加工が
複雑になって加工費が高くなってしまう。さらに、この
軸用ピン16をヘッドハウジング10に取付固定するた
めの工数もかかり、コストアップの一因となっていた。
【0010】本発明の課題は、駆動ギヤレバーに対する
支軸部をヘッドハウジングに一体成形させることができ
て部品加工工程及び組立工数を削減することができ、安
価に提供することができ、また、駆動ギヤレバーの軸孔
を挿通して駆動ギヤレバーが簡単に取り付けられ、ま
た、支軸部に付勢部材の一端を掛け止めもできると共
に、駆動ギヤレバーの回動動作途中で係止突起部と溝孔
が合っても駆動ギヤレバーの抜けを防ぐことができるオ
ートリバース式のテープレコーダの回転ヘッド装置を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題は、磁気ヘッド
を支持し、正転方向及び反転方向に走行される磁気テー
プの走行方向に応じて所定の範囲で回転する回転体と、
前記回転体と共に回転する歯車と、前記歯車と噛合する
歯部を有する駆動ギヤレバーと、前記回転体を回転自在
に支持するヘッドハウジングと、前記ヘッドハウジング
に、前記駆動ギヤレバーを回転自在に支持する、軸部及
び軸部の先端周縁の一部に係止突起部が一体成形された
支軸部と、前記係止突起部に対応して前記ヘッドハウジ
ングに形成された型抜き孔と、前記駆動ギヤレバーに形
成された前記支軸部及び係止突起部に対応した形状の軸
孔と、前記歯車に一端が係止され、他端は前記支軸部に
係止され、前記駆動ギヤレバーの回動により前記歯車が
所定角度回転した後はその付勢力で所定の範囲の終端ま
で前記歯車を回転させる付勢部材とを備えてなり、前記
支軸部に前記駆動ギヤレバーの軸孔を挿入し、前記付勢
部材の他端を前記支軸部の係止突起部と前記駆動ギヤレ
バーとによって形成される溝状部に係止するようにした
手段により解決される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の一実施の形態におけるオー
トリバース式のテープレコーダの回転ヘッド装置のノー
マル及びリバース走行時の各状態を示す正面図、図2は
図1の縦断面図、図3は本発明の一実施の形態における
オートリバース式のテープレコーダの回転ヘッド装置の
要部説明図、図4は本発明の一実施の形態におけるオー
トリバース式のテープレコーダの回転ヘッド装置のヘッ
ドハウジングを示す正面図、図5は図4の側面図、図6
(a),(b)は本発明の一実施の形態における駆動ギヤレバ
ーを示す正面図及び縦断面図である。
【0014】例えばオートリバースカセットテープレコ
ーダのヘッドベース20上にヘッドハウジング23が取
り付けられている。このヘッドハウジング23は、図4
及び図5に示すように、中央に後述する回転軸26を回
転自在に軸支する軸受部23aと、その両側に後述する
一対のストッパ部材31,31を配設するストッパ部材
取付部23b,23bが設けられている。
【0015】このヘッドハウジング23の軸受部23a
に嵌装された回転軸26の一端部には金属製のヘッド台
板25及び金属製のヘッドホルダ24が取付固定されて
いる。このヘッドホルダ24には録再ヘッド21及び消
去ヘッド22が取り付けられている。
【0016】回転軸26の他端部には歯車27がかしめ
て取り付けられている。この歯車27と軸受部23aと
の間には、スラスト方向のガタを防止するための板バネ
28が介在されている。また、歯車27の外周の一部に
は、後述するコイルスプリング42の一端を掛け止めす
る係止部27aが突設されている。なお、ヘッドホルダ
24、ヘッド台板25、回転軸26等が回転体に相当す
る。
【0017】29は、録再ヘッド21及び消去ヘッド2
2に電気的な接続を行うための接続コードである。
【0018】ヘッド台板25には、その外周部の1ヵ所
に規制突起部25aが屈曲形成されており、この規制突
起部25aはヘッドハウジング23のストッパ部材取付
部23b,23bに取り付けられた2つのストッパ部材
31あるいは31に突き当たってヘッド台板25の回動
範囲を規制している。
【0019】2つのストッパ部材31は、ヘッドホルダ
24の保持位置を調整するネジで構成されており、これ
らストッパ部材31,31は、ヘッドハウジング23の
ストッパ部材取付部23b,23bに固定ネジ32,3
2により固定された2つの支持プレート33,33の上
端枠にそれぞれ螺入されている。このストッパ部材3
1,31の進退により録再ヘッド21及び消去ヘッド2
2の停止位置(アジマス角度)の微調整を行えるように
なっている。そして、一方のストッパ部材31の下端
は、図1に実線で示すように、磁気テープの走行方向が
正転方向に走行された時に、正転方向に記録再生を行う
ように録再ヘッド21及び消去ヘッド22を位置させる
ように規制突起部25aに突き当たっており、また、他
方のストッパ部材31の下端は、図1に1点鎖線で示す
ように、磁気テープが反転した時は逆転方向に記録再生
を行うように回転した録再ヘッド21及び消去ヘッド2
2を位置するように規制突起部25aと突き当たるよう
に配置されている。
【0020】また、ヘッドハウジング23の側面下部に
は、図4及び図5に示すように、後述する駆動ギヤレバ
ー41を回転自在に支持する支軸部35が一体的に突出
成形されている。この支軸部35の先端部から下方に係
止突起部36が一体的に成形されている。この係止突起
部36に対向するヘッドハウジング23の部分には、成
形の際の型抜き孔37が穿設されており、これにより、
係止突起部36がアンダーカットの形状であっても成形
金型が複雑にならずにヘッドハウジング23の成形加工
を行える。38はヘッドハウジング23に設けられたテ
ープガイドである。
【0021】支軸部35には、合成樹脂製の駆動ギヤレ
バー41が回転自在に取り付けられている。この駆動ギ
ヤレバー41は、図6(a),(b)に示すように、扇部を有
し、その円弧状周縁部に歯が形成された歯部41aと、
この歯部41aと反対側の端部から延在するレバー部4
1bとを有している。また、駆動ギヤレバー41の歯部
41aとレバー部41bの間には、支軸部35が挿通さ
れる軸孔41cが穿設され、更に軸孔41cの周縁部か
ら下方に溝孔41dが形成されている。この溝孔41d
は、支軸部35の係止突起部36に対応するもので、支
軸部35を駆動ギヤレバー41の軸孔41cに嵌装する
際、係止突起部36と溝孔41dとを合致させることに
より、支軸部35に駆動ギヤレバー41を嵌め込んだ
り、外すことができるが、係止突起部36と溝孔41d
との位置がずれると嵌め込むことはできず、また一旦嵌
めた後に係止突起部36と溝孔41dとの位置をずらす
と外せない。
【0022】このようにして駆動ギヤレバー41の軸孔
41cに支軸部35を嵌めた後、支軸部35の係止突起
部36と駆動ギヤレバー41とによって構成される溝状
部にコイルスプリング42の一端のフック部42aが掛
け止めされる。このコイルスプリング42の他端のフッ
ク部42bは、前記歯車27の係止部27aに掛け止め
されている。なお、コイルスプリング42の両フック部
42a,42bは、中心から偏奇させて掛けやすいよう
にしてある。
【0023】なお、前記従来例と同様に、コイルスプリ
ング42の両フック部42a,42bと支軸部35を結
ぶ直線を境にしてコイルスプリング42のバネ力が作用
して自動的に回転させられるようになっている。
【0024】次に、前記実施の形態の取付方法について
説明する。ヘッドハウジング23に対する駆動ギヤレバ
ー41とコイルスプリング42の取付けは、まず、支軸
部35の係止突起部36に駆動ギヤレバー41の溝孔4
1dを合わせるようにしながら、駆動ギヤレバー41の
軸孔41cに支軸部35を通す。次に、一端を歯車27
の係止部27aに係止したコイルスプリング42の他端
を支軸部35に係止する。これにより、係止突起部36
と溝孔41dの角度が合わないと駆動ギヤレバー41が
抜けることはなく、またコイルスプリング42の一端4
2aで押えられるので、駆動ギヤレバー41の回動途中
で係止突起部36と溝孔41dの角度が一致しても簡単
に抜けるようなことはない。
【0025】なお、オートリバース式のテープレコーダ
の回転ヘッド装置の反転動作は、上述した従来例と同様
であるので、その説明は省略する。また、前記実施の形
態においては、付勢部材をコイルスプリングで構成して
いるが、上述した従来例と同様にねじりコイルバネで構
成しても良いことは勿論である。
【0026】このような前記実施の形態にあっては、磁
気ヘッド(21,22)を支持し、正転方向及び反転方
向に走行される磁気テープの走行方向に応じて所定の範
囲で回転する回転体(24,25)と、回転体(24,
25)と共に回転する歯車27と、歯車27と噛合する
歯部41aを有する駆動ギヤレバー41と、回転体(2
4,25)を回転自在に支持するヘッドハウジング23
と、ヘッドハウジング23に、駆動ギヤレバー41を回
転自在に支持する、軸部及び軸部の先端周縁の一部に係
止突起部36が一体成形された支軸部35と、係止突起
部36に対応してヘッドハウジング23に形成された型
抜き孔37と、駆動ギヤレバー41に形成された支軸部
35及び係止突起部36に対応した形状の軸孔41c及
び溝孔41dと、歯車27に一端が係止され、他端は支
軸部35に係止され、駆動ギヤレバー41の回動により
歯車27が所定角度回転した後はその付勢力で所定の範
囲の終端まで歯車27を回転させるコイルスプリング4
2とを備えてなり、支軸部35に駆動ギヤレバー41の
軸孔41cを挿入し、コイルスプリング42の他端を支
軸部35の係止突起部36と駆動ギヤレバー41とによ
って形成される溝状部に係止するようにしたため、係止
突起部36に対応してヘッドハウジング23に型抜き孔
37を設けたので、支軸部35及び係止突起部36をヘ
ッドハウジング23に一体成形により容易に付設させる
ことができて、部品加工工程も削減でき、更に、組立工
数も削減することができて、安価に提供することができ
る。また、係止突起部36と溝孔41dを合わせること
により、簡単に支軸部35に駆動ギヤレバー41の軸孔
41cを挿通して駆動ギヤレバー41を取り付けられ
る。また、支軸部35の係止突起部36と駆動ギヤレバ
ー41とによって形成される溝状部にコイルスプリング
42の一端42aを掛け止めできると共に、コイルスプ
リング42の一端42aによって、駆動ギヤレバー41
の回動動作途中で係止突起部36と溝孔41dが合って
も駆動ギヤレバー41の抜けを防ぐことができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、係止突起
部に対応してヘッドハウジングに型抜き孔を設けたの
で、支軸部及び係止突起部をヘッドハウジングに一体成
形により容易に付設させることができて、部品加工工程
も削減でき、更に、組立工数も削減することができて、
安価に提供することができる。また、係止突起部と溝孔
を合わせることにより、簡単に支軸部に駆動ギヤレバー
の軸孔を挿通して駆動ギヤレバーを取り付けられる。ま
た、支軸部の係止突起部と駆動ギヤレバーとによって形
成される溝状部に付勢部材の一端を掛け止めできると共
に、付勢部材の一端によって、駆動ギヤレバーの回動動
作途中で係止突起部と溝孔が合っても駆動ギヤレバーの
抜けを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるオートリバース
式のテープレコーダの回転ヘッド装置のノーマル及びリ
バース走行時の各状態を示す正面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態におけるオートリバース
式のテープレコーダの回転ヘッド装置の要部説明図であ
る。
【図4】本発明の一実施の形態におけるオートリバース
式のテープレコーダの回転ヘッド装置のヘッドハウジン
グを示す正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】(a),(b)は本発明の一実施の形態における駆動
ギヤレバーを示す正面図及び縦断面図である。
【図7】従来のオートリバース式のテープレコーダの回
転ヘッド装置の一例を示す分解斜視図である。
【図8】図7のオートリバース式のテープレコーダの回
転ヘッド装置を示す正面図である。
【図9】図8の一部を切断して示す平面図である。
【図10】従来のオートリバース式のテープレコーダの
回転ヘッド装置の軸用ピンと駆動ギヤレバーを拡大して
示す説明図である。
【符号の説明】
21 録再ヘッド 22 消去ヘッド 23 ヘッドハウジング 24 ヘッドホルダ 25 ヘッド台板 25a 規制突起部 27 歯車 35 支軸部 36 係止突起部 37 型抜き孔 41 駆動ギヤレバー 41a 歯部 41b レバー部 41c 軸孔 41d 溝孔 42 コイルスプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを支持し、正転方向及び反転
    方向に走行される磁気テープの走行方向に応じて所定の
    範囲で回転する回転体と、 前記回転体と共に回転する歯車と、 前記歯車と噛合する歯部を有する駆動ギヤレバーと、 前記回転体を回転自在に支持するヘッドハウジングと、 前記ヘッドハウジングに、前記駆動ギヤレバーを回転自
    在に支持する、軸部及び軸部の先端周縁の一部に係止突
    起が一体成形された支軸部と、 前記係止突起部に対応して前記ヘッドハウジングに形成
    された型抜き孔と、 前記駆動ギヤレバーに形成された前記支軸部及び係止突
    起部に対応した形状の軸孔と、 前記歯車に一端が係止され、他端は前記支軸部に係止さ
    れ、前記駆動ギヤレバーの回動により前記歯車が所定角
    度回転した後はその付勢力で所定の範囲の終端まで前記
    歯車を回転させる付勢部材とを備えてなり、 前記支軸部に前記駆動ギヤレバーの軸孔を挿入し、前記
    付勢部材の他端を前記支軸部の係止突起部と前記駆動ギ
    ヤレバーとによって形成される溝状部に係止するように
    したことを特徴とするオートリバース式のテープレコー
    ダの回転ヘッド装置。
JP17677596A 1996-07-05 1996-07-05 オートリバース式のテープレコーダの回転ヘッド装置 Expired - Fee Related JP3506847B2 (ja)

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