JPH10214489A - 連想メモリ - Google Patents
連想メモリInfo
- Publication number
- JPH10214489A JPH10214489A JP1842697A JP1842697A JPH10214489A JP H10214489 A JPH10214489 A JP H10214489A JP 1842697 A JP1842697 A JP 1842697A JP 1842697 A JP1842697 A JP 1842697A JP H10214489 A JPH10214489 A JP H10214489A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- address
- memories
- memory
- word
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、内部にデータを格納しておき、参照
データを入力してその参照データに対応する格納データ
の検索を行なう連想メモリに関し、SRAMを併用した
ときに、データの新規登録の面においてパフォーマンス
の向上を図る。 【解決手段】検索、アドレスを指定してのデータの書込
み、およびアドレスを指定してのデータの読出しを行な
う第1のポート101のほかに、有効な格納データが格
納されていない空き状態のワードメモリのうちの、新た
なデータが最優先に登録される最優先登録ワードメモリ
のアドレスを出力する第2のポート102を備えた。
データを入力してその参照データに対応する格納データ
の検索を行なう連想メモリに関し、SRAMを併用した
ときに、データの新規登録の面においてパフォーマンス
の向上を図る。 【解決手段】検索、アドレスを指定してのデータの書込
み、およびアドレスを指定してのデータの読出しを行な
う第1のポート101のほかに、有効な格納データが格
納されていない空き状態のワードメモリのうちの、新た
なデータが最優先に登録される最優先登録ワードメモリ
のアドレスを出力する第2のポート102を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部にデータを格
納しておき、参照データを入力してその参照データに対
応する格納データの検索を行なう連想メモリ(Asso
ciativeMemory, 内容アドレス式メモ
リ;Content Addressable Mem
ory)に関する。
納しておき、参照データを入力してその参照データに対
応する格納データの検索を行なう連想メモリ(Asso
ciativeMemory, 内容アドレス式メモ
リ;Content Addressable Mem
ory)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記のような検索機能を備え
た連想メモリが提案されている。図7は、連想メモリの
一例を表わした回路ブロック図である。この連想メモリ
10には、mビットを1ワードとする、互いに図の横方
向に並ぶmビットのメモリセルからなる多数のワードメ
モリ11_1,11_2,…,11_nが備えられてい
る。またこの連想メモリ10は、1ワードの参照データ
が入力されラッチされる参照データレジスタ12を備
え、参照データレジスタ12にラッチされた参照データ
の全部もしくは所定の一部のビットパターンと、各ワー
ドメモリ11_1,11_2,…,11_nに記憶され
た格納データのうち上記ビットパターンと対応する部分
のビットパターンとの一致不一致が比較され、各ワード
メモリ11_1,11_2,…,11_nのそれぞれに
対応して備えられた一致線14_1,14_2,…,1
4_nのうちビットパターンが一致したワードメモリ1
1_1,11_2,…,11_nに対応する一致線14
_1,14_2,…,14_nに論理‘1’(ここでは
5Vとする)の一致信号が出力される。それ以外の一致
線14_1,14_2,…,14_nは論理‘0’(こ
こでは0Vとする)にとどまる。
た連想メモリが提案されている。図7は、連想メモリの
一例を表わした回路ブロック図である。この連想メモリ
10には、mビットを1ワードとする、互いに図の横方
向に並ぶmビットのメモリセルからなる多数のワードメ
モリ11_1,11_2,…,11_nが備えられてい
る。またこの連想メモリ10は、1ワードの参照データ
が入力されラッチされる参照データレジスタ12を備
え、参照データレジスタ12にラッチされた参照データ
の全部もしくは所定の一部のビットパターンと、各ワー
ドメモリ11_1,11_2,…,11_nに記憶され
た格納データのうち上記ビットパターンと対応する部分
のビットパターンとの一致不一致が比較され、各ワード
メモリ11_1,11_2,…,11_nのそれぞれに
対応して備えられた一致線14_1,14_2,…,1
4_nのうちビットパターンが一致したワードメモリ1
1_1,11_2,…,11_nに対応する一致線14
_1,14_2,…,14_nに論理‘1’(ここでは
5Vとする)の一致信号が出力される。それ以外の一致
線14_1,14_2,…,14_nは論理‘0’(こ
こでは0Vとする)にとどまる。
【0003】これらの一致線14_1,14_2,…,
14_nに出力された信号は、各フラグレジスタ15_
1,15_2,…,15_nに格納される。ここでは、
一例として、図示のように、各フラグレジスタ15_
1,15_2,…,15_nにそれぞれ‘0’,
‘1’,‘1’,‘0’,…,‘0’,‘0’が格納さ
れたものとする。これらのフラグレジスタ15_1,1
5_2,…,15_nに格納された信号はプライオリテ
ィエンコーダ16に入力され、このプライオリティエン
コーダ16からは、論理‘1’の信号が格納されたフラ
グレジスタ(ここではフラグレジスタ15_2とフラグ
レジスタ15_3の2つのみとする)のうちの優先度の
最も高いフラグレジスタに対応するアドレス信号ADが
出力される。ここでは、添字が若いほど優先順位が高い
ものとし、従ってここではフラグレジスタ15_2に対
応するメモリアドレスが出力される。このプライオリテ
ィエンコーダ16から出力されたアドレス信号ADは、
必要に応じてアドレスデコーダ17に入力される。アド
レスデコーダ17ではこの入力されたアドレス信号AD
をデコードして、各ワードメモリ11_1,11_2,
…,11_nそれぞれに対応して備えられたワード線1
8_1,18_2,…,18_nのうちの入力されたア
ドレス信号ADに対応するいずれか1本のワード線(こ
こではワード線18_2)にアクセス信号(ここでは論
理‘1’の信号)を出力する。これによりアクセス信号
の出力されたワード線18_2に対応するメモリワード
11_2に記憶されている格納データが出力レジスタ1
9に読み出される。
14_nに出力された信号は、各フラグレジスタ15_
1,15_2,…,15_nに格納される。ここでは、
一例として、図示のように、各フラグレジスタ15_
1,15_2,…,15_nにそれぞれ‘0’,
‘1’,‘1’,‘0’,…,‘0’,‘0’が格納さ
れたものとする。これらのフラグレジスタ15_1,1
5_2,…,15_nに格納された信号はプライオリテ
ィエンコーダ16に入力され、このプライオリティエン
コーダ16からは、論理‘1’の信号が格納されたフラ
グレジスタ(ここではフラグレジスタ15_2とフラグ
レジスタ15_3の2つのみとする)のうちの優先度の
最も高いフラグレジスタに対応するアドレス信号ADが
出力される。ここでは、添字が若いほど優先順位が高い
ものとし、従ってここではフラグレジスタ15_2に対
応するメモリアドレスが出力される。このプライオリテ
ィエンコーダ16から出力されたアドレス信号ADは、
必要に応じてアドレスデコーダ17に入力される。アド
レスデコーダ17ではこの入力されたアドレス信号AD
をデコードして、各ワードメモリ11_1,11_2,
…,11_nそれぞれに対応して備えられたワード線1
8_1,18_2,…,18_nのうちの入力されたア
ドレス信号ADに対応するいずれか1本のワード線(こ
こではワード線18_2)にアクセス信号(ここでは論
理‘1’の信号)を出力する。これによりアクセス信号
の出力されたワード線18_2に対応するメモリワード
11_2に記憶されている格納データが出力レジスタ1
9に読み出される。
【0004】次に、フラグレジスタ15_2に格納され
た信号を‘0’に変更することにより、今度はフラグレ
ジスタ15_3に対応するワードメモリ11_3のアド
レスを得ることができる。上記のように、連想メモリ1
0は、参照データの全部もしくは所定の一部のデータを
用いて多数のワードメモリ11_1,11_2,…,1
1_nに記憶された格納データを検索し、一致する格納
データを有するワードメモリのアドレスを得、必要に応
じてそのワードメモリに記憶されたデータ全体を読み出
すことができるように構成されたメモリである。
た信号を‘0’に変更することにより、今度はフラグレ
ジスタ15_3に対応するワードメモリ11_3のアド
レスを得ることができる。上記のように、連想メモリ1
0は、参照データの全部もしくは所定の一部のデータを
用いて多数のワードメモリ11_1,11_2,…,1
1_nに記憶された格納データを検索し、一致する格納
データを有するワードメモリのアドレスを得、必要に応
じてそのワードメモリに記憶されたデータ全体を読み出
すことができるように構成されたメモリである。
【0005】図8は、連想メモリにホストプロセッサと
SRAMが接続されたシステムを示すブロック図であ
る。連想メモリには、多数のワードメモリが備えられて
はいるものの、上記のような検索機能を備えていること
から、1ビット当りの単価が高く、メモリ容量も例えば
256kビット等それほど大きくはない。そこで、図8
に示すように、ビット単価の比較的安いSRAM20を
併用し、連想メモリ10には検索の対象とされるインデ
ックス的なデータを格納し、そのデータに関連した詳細
なデータをSRAM20に格納するという手法が考えら
れている。ホストプロセッサ30は、連想メモリ10や
SRAM20との間で制御信号、アドレス、データを送
受して、連想メモリ10やSRAM20への書込みや読
出し、連想メモリの検索、および、それら連想メモリ1
0やSRAM20の管理等を行なうためのものである。
SRAMが接続されたシステムを示すブロック図であ
る。連想メモリには、多数のワードメモリが備えられて
はいるものの、上記のような検索機能を備えていること
から、1ビット当りの単価が高く、メモリ容量も例えば
256kビット等それほど大きくはない。そこで、図8
に示すように、ビット単価の比較的安いSRAM20を
併用し、連想メモリ10には検索の対象とされるインデ
ックス的なデータを格納し、そのデータに関連した詳細
なデータをSRAM20に格納するという手法が考えら
れている。ホストプロセッサ30は、連想メモリ10や
SRAM20との間で制御信号、アドレス、データを送
受して、連想メモリ10やSRAM20への書込みや読
出し、連想メモリの検索、および、それら連想メモリ1
0やSRAM20の管理等を行なうためのものである。
【0006】連想メモリ10とSRAM20に互いに関
連したデータを格納するにあたっては、互いに対応する
アドレス、例えば互いに同一のアドレスに互いに関連し
たデータを格納することが考えられる。互いに関連した
データを互いに同一のアドレスに格納する構成のほか、
連想メモリの各アドレスの下位側に付加アドレスを付加
し、その付加アドレスの付加されたアドレスをSRAM
20のアドレスとしてもよい。例えば2ビットの付加ア
ドレスを付加すると、連想メモリ10の1つのアドレス
とSRAM20の4つのアドレスとを対応づけることが
でき、連想メモリ10とSRAM20とで1ワード当り
のビット幅が同一であったとしても、連想メモリ10に
格納したデータの4倍の関連データをSRAM20に格
納することができる。
連したデータを格納するにあたっては、互いに対応する
アドレス、例えば互いに同一のアドレスに互いに関連し
たデータを格納することが考えられる。互いに関連した
データを互いに同一のアドレスに格納する構成のほか、
連想メモリの各アドレスの下位側に付加アドレスを付加
し、その付加アドレスの付加されたアドレスをSRAM
20のアドレスとしてもよい。例えば2ビットの付加ア
ドレスを付加すると、連想メモリ10の1つのアドレス
とSRAM20の4つのアドレスとを対応づけることが
でき、連想メモリ10とSRAM20とで1ワード当り
のビット幅が同一であったとしても、連想メモリ10に
格納したデータの4倍の関連データをSRAM20に格
納することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図8に示すようなシス
テムにおいて、各種情報で構成されたデータ群を新規に
登録する場合、従来は、例えば以下に示すような3ステ
ップが必要である。 (ステップ1)各種情報で構成された新規に登録しよう
とするデータ群のうち検索対象となるデータを連想メモ
リの空きアドレスに登録する。ここで「空きアドレス」
とは、検索の対象となるようなデータが格納されていな
い空き状態にあるワードメモリのアドレスであり、「空
きアドレスに登録する」とはそのような空き状態にある
ワードメモリに登録することを意味する。どのアドレス
が空きアドレスであるかは通常は連想メモリ自身が管理
しており、その連想メモリに対し、新規のデータを送り
込んでそのデータを格納するよう指示すると、その連想
メモリ自身で空きアドレスにそのデータを格納する。
尚、このデータ登録方式とは別に、通常のSRAMと同
様、直接にアドレスを指定して、そのアドレスにデータ
を書き込んだり、そのアドレスに格納されたデータを読
み出したりすることもできる。ここで説明しているデー
タ登録方式では、データを新規に登録するにあたり、そ
のデータはどのアドレスに登録されてもかまわないた
め、アドレスを指定するという無駄なステップは省略さ
れ、連想メモリ自身で管理している空きアドレスに登録
が行なわれる。
テムにおいて、各種情報で構成されたデータ群を新規に
登録する場合、従来は、例えば以下に示すような3ステ
ップが必要である。 (ステップ1)各種情報で構成された新規に登録しよう
とするデータ群のうち検索対象となるデータを連想メモ
リの空きアドレスに登録する。ここで「空きアドレス」
とは、検索の対象となるようなデータが格納されていな
い空き状態にあるワードメモリのアドレスであり、「空
きアドレスに登録する」とはそのような空き状態にある
ワードメモリに登録することを意味する。どのアドレス
が空きアドレスであるかは通常は連想メモリ自身が管理
しており、その連想メモリに対し、新規のデータを送り
込んでそのデータを格納するよう指示すると、その連想
メモリ自身で空きアドレスにそのデータを格納する。
尚、このデータ登録方式とは別に、通常のSRAMと同
様、直接にアドレスを指定して、そのアドレスにデータ
を書き込んだり、そのアドレスに格納されたデータを読
み出したりすることもできる。ここで説明しているデー
タ登録方式では、データを新規に登録するにあたり、そ
のデータはどのアドレスに登録されてもかまわないた
め、アドレスを指定するという無駄なステップは省略さ
れ、連想メモリ自身で管理している空きアドレスに登録
が行なわれる。
【0008】(ステップ2)ステップ1で連想メモリに
新規に登録されたデータと同一のデータを参照データと
して検索を行ない、その新規に登録されたデータが連想
メモリ10のどのアドレスに登録されたかを知る。 (ステップ3)ステップ2で探し出した連想メモリのア
ドレスをもとに、SRAM20に書込むデータのアドレ
スを決定し、SRAM20の、その決定されたアドレス
に関連するデータを書き込む。
新規に登録されたデータと同一のデータを参照データと
して検索を行ない、その新規に登録されたデータが連想
メモリ10のどのアドレスに登録されたかを知る。 (ステップ3)ステップ2で探し出した連想メモリのア
ドレスをもとに、SRAM20に書込むデータのアドレ
スを決定し、SRAM20の、その決定されたアドレス
に関連するデータを書き込む。
【0009】あるいは、上記のステップ2に代わり、連
想メモリに次に新規のデータを登録した場合どのアドレ
スに登録されることになるかを、新規のデータの登録に
先立って連想メモリに問い合わせるステップをおき、こ
のステップと、上述のステップ1およびステップ3との
合計3ステップで新規のデータ群を登録するようにして
もよい。
想メモリに次に新規のデータを登録した場合どのアドレ
スに登録されることになるかを、新規のデータの登録に
先立って連想メモリに問い合わせるステップをおき、こ
のステップと、上述のステップ1およびステップ3との
合計3ステップで新規のデータ群を登録するようにして
もよい。
【0010】このように、連想メモリとSRAMとを併
用したシステムの場合、連想メモリのメモリ容量の不足
をSRAMで補うことができ、この点は極めて好ましい
が、そのような連想メモリとSRAMとを併用したシス
テムの場合、新規データ群の登録には上述の3ステップ
を必要とし、データ群の新規登録手続が複雑であり、そ
のための処理時間が長くかかり、システムのパフォーマ
ンスの低下を引き起こしてしまうというという問題があ
る。
用したシステムの場合、連想メモリのメモリ容量の不足
をSRAMで補うことができ、この点は極めて好ましい
が、そのような連想メモリとSRAMとを併用したシス
テムの場合、新規データ群の登録には上述の3ステップ
を必要とし、データ群の新規登録手続が複雑であり、そ
のための処理時間が長くかかり、システムのパフォーマ
ンスの低下を引き起こしてしまうというという問題があ
る。
【0011】本発明は、上記事情に鑑み、SRAMを併
用したときに、データ群の新規登録の面においてパフォ
ーマンスの向上が図られたシステムを構築することので
きる連想メモリを提供することを目的とする。
用したときに、データ群の新規登録の面においてパフォ
ーマンスの向上が図られたシステムを構築することので
きる連想メモリを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を構成する本発
明の連想メモリは、複数の格納データを各格納データ毎
に記憶する複数のワードメモリを備え、参照データが入
力されてその参照データに対応する格納データの検索を
行なう連想メモリにおいて、上記検索、アドレスを指定
してのデータの書込み、およびアドレスを指定してのデ
ータの読出しを行なう第1のポートと、有効な格納デー
タが格納されていない空き状態のワードメモリのうち、
新たなデータが最優先に登録される最優先登録ワードメ
モリのアドレスを出力する第2のポートと、新たなデー
タが上記最優先登録ワードメモリに登録されるようにデ
ータの登録を制御するデータ登録制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
明の連想メモリは、複数の格納データを各格納データ毎
に記憶する複数のワードメモリを備え、参照データが入
力されてその参照データに対応する格納データの検索を
行なう連想メモリにおいて、上記検索、アドレスを指定
してのデータの書込み、およびアドレスを指定してのデ
ータの読出しを行なう第1のポートと、有効な格納デー
タが格納されていない空き状態のワードメモリのうち、
新たなデータが最優先に登録される最優先登録ワードメ
モリのアドレスを出力する第2のポートと、新たなデー
タが上記最優先登録ワードメモリに登録されるようにデ
ータの登録を制御するデータ登録制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】本発明の連想メモリは、検索、書込み、読
出しという通常のアクセスを行なう第1のポートの他
に、今度データを登録しようとした時に最優先に登録さ
れる空きアドレス(これを、以下、HEA(Highe
st Empty Address)と称する)を出力
する第2のポートを備えているため、この第2のポート
から出力されるHEAをSRAMのアドレスとして、あ
るいはSRAMのアドレスの一部として使用することに
より、連想メモリに登録されるデータのアドレスとSR
AMに書き込まれるデータのアドレスとの対応をとる手
続が簡素化され、また高速化されるので、システムとし
てのパフォーマンスの向上が図られる。
出しという通常のアクセスを行なう第1のポートの他
に、今度データを登録しようとした時に最優先に登録さ
れる空きアドレス(これを、以下、HEA(Highe
st Empty Address)と称する)を出力
する第2のポートを備えているため、この第2のポート
から出力されるHEAをSRAMのアドレスとして、あ
るいはSRAMのアドレスの一部として使用することに
より、連想メモリに登録されるデータのアドレスとSR
AMに書き込まれるデータのアドレスとの対応をとる手
続が簡素化され、また高速化されるので、システムとし
てのパフォーマンスの向上が図られる。
【0014】ここで、上記本発明の連想メモリにおい
て、上記第2のポートが、上記最優先登録ワードメモリ
のアドレス(HEA)を出力すると共に、そのアドレス
を出力するタイミングとは異なるタイミングにおいては
上記最優先登録ワードメモリのアドレス以外のデータを
出力することが許容されたポートであることが好まし
い。
て、上記第2のポートが、上記最優先登録ワードメモリ
のアドレス(HEA)を出力すると共に、そのアドレス
を出力するタイミングとは異なるタイミングにおいては
上記最優先登録ワードメモリのアドレス以外のデータを
出力することが許容されたポートであることが好まし
い。
【0015】このように構成すると、データ登録手続に
関するシステムのパフォーマンスの向上が図られると共
に、第2のポートをHEAの出力以外にも使用すること
により、システム構成の自由度が向上し、したがってパ
フォーマンスの一層の向上が図られる。さらに、上記本
発明の連想メモリにおいて、この連想メモリを複数個接
続した場合における、自分自身より上位側に接続された
全ての連想メモリの全てのワードメモリに有効な格納デ
ータが格納されている第1の状態と、自分自身よりも上
位側に接続されたいずれかの連想メモリのいずれかのワ
ードメモリが空き状態にある第2の状態とを識別する第
1の情報を入力する情報入力端子と、この連想メモリを
複数個接続された場合における、自分自身よりも上位側
に接続された全ての連想メモリの全てのワードメモリ及
び自分自身の全てのワードメモリに有効な格納データが
格納されている第3の状態と、自分自身よりも上位側に
接続されたいずれかの連想メモリのいずれかのワードメ
モリ、もしくは、自分自身のワードメモリのうちのいず
れかのワードメモリが空き状態にある第4の状態を表わ
す第2の情報を出力する情報出力端子とを備えることが
好ましい。
関するシステムのパフォーマンスの向上が図られると共
に、第2のポートをHEAの出力以外にも使用すること
により、システム構成の自由度が向上し、したがってパ
フォーマンスの一層の向上が図られる。さらに、上記本
発明の連想メモリにおいて、この連想メモリを複数個接
続した場合における、自分自身より上位側に接続された
全ての連想メモリの全てのワードメモリに有効な格納デ
ータが格納されている第1の状態と、自分自身よりも上
位側に接続されたいずれかの連想メモリのいずれかのワ
ードメモリが空き状態にある第2の状態とを識別する第
1の情報を入力する情報入力端子と、この連想メモリを
複数個接続された場合における、自分自身よりも上位側
に接続された全ての連想メモリの全てのワードメモリ及
び自分自身の全てのワードメモリに有効な格納データが
格納されている第3の状態と、自分自身よりも上位側に
接続されたいずれかの連想メモリのいずれかのワードメ
モリ、もしくは、自分自身のワードメモリのうちのいず
れかのワードメモリが空き状態にある第4の状態を表わ
す第2の情報を出力する情報出力端子とを備えることが
好ましい。
【0016】こうすることにより、連想メモリを複数個
接続して連想メモリに登録することのできるデータ数を
増やすことができる。このようなカスケード接続を可能
にした連想メモリにおいて、情報入力端子から入力され
た第1の情報が上記第1の状態を表わしており、かつ自
分自身のいずれかのワードメモリが空き状態にある場合
に限り、自分自身の第2のポートが、最優先登録ワード
メモリのアドレス(HEA)を出力するものであること
が好ましい。
接続して連想メモリに登録することのできるデータ数を
増やすことができる。このようなカスケード接続を可能
にした連想メモリにおいて、情報入力端子から入力され
た第1の情報が上記第1の状態を表わしており、かつ自
分自身のいずれかのワードメモリが空き状態にある場合
に限り、自分自身の第2のポートが、最優先登録ワード
メモリのアドレス(HEA)を出力するものであること
が好ましい。
【0017】このように構成すると、複数の連想メモリ
のHEAどうしの調整を行なう外付回路を付加すること
なく、データ登録の手続の簡素化が図られたシステムを
構築することができ、そのような外付回路を備えた場合
と比べ、実装の高密度化、低コスト化が図られる。
のHEAどうしの調整を行なう外付回路を付加すること
なく、データ登録の手続の簡素化が図られたシステムを
構築することができ、そのような外付回路を備えた場合
と比べ、実装の高密度化、低コスト化が図られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の第1施形態の連想メモリを
使用したシステムを示すブロック図、図2は、本発明の
第1実施形態の連想メモリの模式構成図である。図1に
示すシステムにおいて、前述した図8に示す従来のシス
テムとの相違点は、図8に示す従来の連想メモリ10に
代わり、通常のアクセスを行なう第1のポート101の
ほか、HEA(Highest Empty Addr
ess)を出力する第2のポート102を備えた連想メ
モリ100が配置されている点と、SRAM20のアド
レス入力経路の途中にホストプロセッサ30から送られ
てくるアドレスとHEAとを切り換えてSRAM20に
入力するセレクタ21が配置されている点である。この
セレクタ21は、ホストプロセッサ30により、データ
の新規登録の際にHEAがSRAM20に入力されるよ
うに制御される。
説明する。図1は、本発明の第1施形態の連想メモリを
使用したシステムを示すブロック図、図2は、本発明の
第1実施形態の連想メモリの模式構成図である。図1に
示すシステムにおいて、前述した図8に示す従来のシス
テムとの相違点は、図8に示す従来の連想メモリ10に
代わり、通常のアクセスを行なう第1のポート101の
ほか、HEA(Highest Empty Addr
ess)を出力する第2のポート102を備えた連想メ
モリ100が配置されている点と、SRAM20のアド
レス入力経路の途中にホストプロセッサ30から送られ
てくるアドレスとHEAとを切り換えてSRAM20に
入力するセレクタ21が配置されている点である。この
セレクタ21は、ホストプロセッサ30により、データ
の新規登録の際にHEAがSRAM20に入力されるよ
うに制御される。
【0019】この図1に示す連想メモリ100は、図2
に示すように、図7を参照して説明した連想メモリ10
の全体からなる本体部分110に加え、さらに、プライ
オリティエンコーダ113とセレクタ114を備えた構
成を有している。尚、図7に示したプライオリティエン
コーダ16は、図2では、本体部分110に含まれてお
り、図2に明示的に示したプライオリティエンコーダ1
13は、図7を参照して説明したプライオリティエンコ
ーダ16とは別のものである。但し、実際に回路を構成
するにあたっては、それら双方のプライオリティエンコ
ーダの機能を含む1つのプライオリティエンコーダを構
成してもよい。
に示すように、図7を参照して説明した連想メモリ10
の全体からなる本体部分110に加え、さらに、プライ
オリティエンコーダ113とセレクタ114を備えた構
成を有している。尚、図7に示したプライオリティエン
コーダ16は、図2では、本体部分110に含まれてお
り、図2に明示的に示したプライオリティエンコーダ1
13は、図7を参照して説明したプライオリティエンコ
ーダ16とは別のものである。但し、実際に回路を構成
するにあたっては、それら双方のプライオリティエンコ
ーダの機能を含む1つのプライオリティエンコーダを構
成してもよい。
【0020】本体部分110には、多数のワードメモリ
111_1,111_2,…,111_nと各ワードメ
モリ111_1,111_2,…,111_nのそれぞ
れに対応するエンプティフラグレジスタ112_1,1
12_2,…,112_nが示されている。エンプティ
フラグレジスタ112_1,112_2,…,112_
nは、対応するワードメモリ111_1,111_2,
…,111_nに有効なデータが格納されている(論理
‘0’とする)か、それとも対応するワードメモリ11
1_1,111_2,…,111_nが空き状態にある
(論理‘1’とする)かを識別するためのフラグが格納
されるレジスタであり、図7には明示されていないが連
想メモリにおいて従来より一般的に備えられているもの
である。データを新たに登録しようとしたときは、エン
プティフラグレジスタ112_1,112_2,…,1
12_nに格納されたフラグが参照され、空き状態にあ
るワードメモリにその新たなデータの登録が行なわれて
いる。
111_1,111_2,…,111_nと各ワードメ
モリ111_1,111_2,…,111_nのそれぞ
れに対応するエンプティフラグレジスタ112_1,1
12_2,…,112_nが示されている。エンプティ
フラグレジスタ112_1,112_2,…,112_
nは、対応するワードメモリ111_1,111_2,
…,111_nに有効なデータが格納されている(論理
‘0’とする)か、それとも対応するワードメモリ11
1_1,111_2,…,111_nが空き状態にある
(論理‘1’とする)かを識別するためのフラグが格納
されるレジスタであり、図7には明示されていないが連
想メモリにおいて従来より一般的に備えられているもの
である。データを新たに登録しようとしたときは、エン
プティフラグレジスタ112_1,112_2,…,1
12_nに格納されたフラグが参照され、空き状態にあ
るワードメモリにその新たなデータの登録が行なわれて
いる。
【0021】図2に示すプライオリティエンコーダ11
3は、空き状態にあるワードメモリのうち、新たなデー
タが最優先に登録される最優先登録ワードメモリのアド
レス、すなわちHEAを指定する回路であり、各ワード
メモリ111_1,111_2,…,111_nにそれ
ぞれ対応するエンプティフラグレジスタ112_1,1
12_2,…,112_nに格納されたフラグがそれぞ
れ入力され、HEAが検出される。
3は、空き状態にあるワードメモリのうち、新たなデー
タが最優先に登録される最優先登録ワードメモリのアド
レス、すなわちHEAを指定する回路であり、各ワード
メモリ111_1,111_2,…,111_nにそれ
ぞれ対応するエンプティフラグレジスタ112_1,1
12_2,…,112_nに格納されたフラグがそれぞ
れ入力され、HEAが検出される。
【0022】このHEAは、この連想メモリ100の外
部に出力されるほか、セレクタ114に入力される。こ
のセレクタ114には、HEAのほか、図1に示すホス
トプロセッサ30から出力されるアドレスも入力され、
このセレクタ114では、この連想メモリ100にデー
タを新たに登録する際は、HEAが選択され、そのHE
Aが本体部分110に入力される。
部に出力されるほか、セレクタ114に入力される。こ
のセレクタ114には、HEAのほか、図1に示すホス
トプロセッサ30から出力されるアドレスも入力され、
このセレクタ114では、この連想メモリ100にデー
タを新たに登録する際は、HEAが選択され、そのHE
Aが本体部分110に入力される。
【0023】すなわち、この連想メモリにデータを新規
に登録すると、その新規のデータは、HEAをアドレス
とする最優先登録ワードメモリに登録される。尚、この
連想メモリ100には、特定のアドレスを指定してその
アドレスにデータを書き込み、あるいはそのアドレスか
らデータを読み出すという通常のSRAMと同等の機能
も有するが、上述のデータの登録手段は、データが登録
されるアドレスをホストプロセッサ30からは指定せず
に連想メモリ100自身で空き状態のワードメモリを見
つけてそこに登録するという手段である。
に登録すると、その新規のデータは、HEAをアドレス
とする最優先登録ワードメモリに登録される。尚、この
連想メモリ100には、特定のアドレスを指定してその
アドレスにデータを書き込み、あるいはそのアドレスか
らデータを読み出すという通常のSRAMと同等の機能
も有するが、上述のデータの登録手段は、データが登録
されるアドレスをホストプロセッサ30からは指定せず
に連想メモリ100自身で空き状態のワードメモリを見
つけてそこに登録するという手段である。
【0024】図2に示すような構成の、HEAを出力す
る第2のポート102を備えた連想メモリ100を用い
た、図1に示すシステムを構築すると、連想メモリに登
録するデータはHEAに登録され、また、このHEAは
第2のポート102から出力されているのでそれをSR
AM20のアドレスとして使用し、HEAで示されるS
RAM20のアドレスに対して、連想メモリ100のH
EAに登録するデータに関連するデータを書き込むこと
によって、連想メモリ100に登録するデータとSRA
M20に登録するデータの対応関係が自動的に成立する
こととなる。したがって、連想メモリに登録するデータ
とSRAMに登録するデータとを対応づける手続が簡素
化され、また高速化されるので、システムとしてのパフ
ォーマンスが向上する。
る第2のポート102を備えた連想メモリ100を用い
た、図1に示すシステムを構築すると、連想メモリに登
録するデータはHEAに登録され、また、このHEAは
第2のポート102から出力されているのでそれをSR
AM20のアドレスとして使用し、HEAで示されるS
RAM20のアドレスに対して、連想メモリ100のH
EAに登録するデータに関連するデータを書き込むこと
によって、連想メモリ100に登録するデータとSRA
M20に登録するデータの対応関係が自動的に成立する
こととなる。したがって、連想メモリに登録するデータ
とSRAMに登録するデータとを対応づける手続が簡素
化され、また高速化されるので、システムとしてのパフ
ォーマンスが向上する。
【0025】図3は、本発明の第2実施形態の連想メモ
リを使用したシステムを示すブロック図、図4は本発明
の第2実施形態の連想メモリの模式構成図である。図4
に示す連想メモリは、図1に示す第1実施形態の連想メ
モリと比べ、HEAのほか、格納データや、さらにその
他のデータ(検索結果情報等)を入力とし、それらを切
り換えて第2のポート102から出力するセレクタ11
5が備えられている点である。
リを使用したシステムを示すブロック図、図4は本発明
の第2実施形態の連想メモリの模式構成図である。図4
に示す連想メモリは、図1に示す第1実施形態の連想メ
モリと比べ、HEAのほか、格納データや、さらにその
他のデータ(検索結果情報等)を入力とし、それらを切
り換えて第2のポート102から出力するセレクタ11
5が備えられている点である。
【0026】第2のポート102から出力されたHEA
は、図3に示すように、図1に示すシステムの場合と同
様セレクタ21を経由してSRAM20にアドレスとし
て入力される。一方、第2のポート102から出力され
たHEAを除く格納データや検索結果情報等は、図3に
示すようにデータラインを経由してホストプロセッサ3
0に送られる。
は、図3に示すように、図1に示すシステムの場合と同
様セレクタ21を経由してSRAM20にアドレスとし
て入力される。一方、第2のポート102から出力され
たHEAを除く格納データや検索結果情報等は、図3に
示すようにデータラインを経由してホストプロセッサ3
0に送られる。
【0027】この第2実施形態の場合、前述した第1実
施形態と同様の効果が得られるとともに、第2のポート
102をHEA以外のデータの出力にも使用することが
可能であるため、システム構成の自由度が向上するとと
もにパフォーマンスの一層の向上にもつながる。図5
は、本発明の第3の実施形態の連想メモリを使用したシ
ステムを示すブロック図、図6は、本発明の第3実施形
態の連想メモリの模式構成図である。
施形態と同様の効果が得られるとともに、第2のポート
102をHEA以外のデータの出力にも使用することが
可能であるため、システム構成の自由度が向上するとと
もにパフォーマンスの一層の向上にもつながる。図5
は、本発明の第3の実施形態の連想メモリを使用したシ
ステムを示すブロック図、図6は、本発明の第3実施形
態の連想メモリの模式構成図である。
【0028】図5に示すシステムには、順次接続された
複数の連想メモリ100A,100B,……,100N
が備えられている。各連想メモリ100A,100B,
……,100Nは、各第1のポート101A,101
B,……,101Nと各第2のポート102A,102
B,…,102Nのほか、各FLI_入力端子103
A,103B,…,103Nと各FLO_出力端子10
4A,104B,…,104Nが備えられている。
複数の連想メモリ100A,100B,……,100N
が備えられている。各連想メモリ100A,100B,
……,100Nは、各第1のポート101A,101
B,……,101Nと各第2のポート102A,102
B,…,102Nのほか、各FLI_入力端子103
A,103B,…,103Nと各FLO_出力端子10
4A,104B,…,104Nが備えられている。
【0029】各連想メモリ100A,100B,……,
100Nは各FLI_入力端子103A,03B,…,
103Nからの入力信号FLI_が論理’0’のときは
自分自身よりも上位側(ここでは図5に示す上側の連想
メモリほど上位であるとする)に接続された全ての連想
メモリの全てのワードメモリに有効な格納データが格納
されている第1の状態(満杯状態)にあるものと判定
し、FLI_入力端子から入力される信号FLI_が論
理’1’のときは自分自身よりも上位側に接続された全
ての連想メモリのうちのいずれの連想メモリのいずれか
のワードメモリが空き状態にあるものと判定する。
100Nは各FLI_入力端子103A,03B,…,
103Nからの入力信号FLI_が論理’0’のときは
自分自身よりも上位側(ここでは図5に示す上側の連想
メモリほど上位であるとする)に接続された全ての連想
メモリの全てのワードメモリに有効な格納データが格納
されている第1の状態(満杯状態)にあるものと判定
し、FLI_入力端子から入力される信号FLI_が論
理’1’のときは自分自身よりも上位側に接続された全
ての連想メモリのうちのいずれの連想メモリのいずれか
のワードメモリが空き状態にあるものと判定する。
【0030】また、各連想メモリ100A,100B,
……,100Nでは、自分自身のFLI_入力端子から
論理’0’(満杯状態)が入力され、自分自身も空き状
態のワードメモリが存在していない満杯状態にある場合
に、論理’0’、自分自身のFLI_入力端子から論
理’1’が入力されるか、もしくは、自分自身のFLI
_入力端子から論理’0’が入力された場合には自分自
身のいずれかのワードメモリが空き状態にある場合に、
論理’1’の信号FLO_が生成され、FLO_出力端
子から出力される。
……,100Nでは、自分自身のFLI_入力端子から
論理’0’(満杯状態)が入力され、自分自身も空き状
態のワードメモリが存在していない満杯状態にある場合
に、論理’0’、自分自身のFLI_入力端子から論
理’1’が入力されるか、もしくは、自分自身のFLI
_入力端子から論理’0’が入力された場合には自分自
身のいずれかのワードメモリが空き状態にある場合に、
論理’1’の信号FLO_が生成され、FLO_出力端
子から出力される。
【0031】この信号FLO_は、各連想メモリ内にお
いて以下に説明するようにして生成される。図6に示す
ように、各連想メモリ100A,100B,…,100
N(図6ではこれらを代表させて連想メモリ100と表
記する)では、その連想メモリ100を構成する全ての
ワードメモリ111_1,111_2,…,111_n
に有効なデータが格納された満杯状態(全てのエンプテ
ィフラグレジスタ112_1,112_2,…,112
_Nに論理’0’が格納された状態)にあるか、いずれ
かのワードメモリ111_1,111_2,…,111
_nが空き状態にある(いずれかのエンプティフラグレ
ジスタ112_1,112_2,…,112_nが論
理’1’の状態にある)かを識別する信号FL_が生成
される。この信号FL_は全てのエンプティフラグレジ
スタ112_1,112_2,…,112_nのオア
(OR)演算を行なうことにより生成することができ
る。この信号FL_と上位側の連想メモリからの入力信
号FLI_がゲート回路116でオア(OR)演算さ
れ、FLI_とFL_との双方が論理’0’のときに論
理’0’、FLI_もしくはFL_のうちの少なくとも
一方が論理’1’のときに論理’1’のFLO_が生成
され、下位の連想メモリに伝達される。
いて以下に説明するようにして生成される。図6に示す
ように、各連想メモリ100A,100B,…,100
N(図6ではこれらを代表させて連想メモリ100と表
記する)では、その連想メモリ100を構成する全ての
ワードメモリ111_1,111_2,…,111_n
に有効なデータが格納された満杯状態(全てのエンプテ
ィフラグレジスタ112_1,112_2,…,112
_Nに論理’0’が格納された状態)にあるか、いずれ
かのワードメモリ111_1,111_2,…,111
_nが空き状態にある(いずれかのエンプティフラグレ
ジスタ112_1,112_2,…,112_nが論
理’1’の状態にある)かを識別する信号FL_が生成
される。この信号FL_は全てのエンプティフラグレジ
スタ112_1,112_2,…,112_nのオア
(OR)演算を行なうことにより生成することができ
る。この信号FL_と上位側の連想メモリからの入力信
号FLI_がゲート回路116でオア(OR)演算さ
れ、FLI_とFL_との双方が論理’0’のときに論
理’0’、FLI_もしくはFL_のうちの少なくとも
一方が論理’1’のときに論理’1’のFLO_が生成
され、下位の連想メモリに伝達される。
【0032】また、図6に示すように、連想メモリ10
0には、ゲート回路117の出力により制御されるトラ
イステートバッファ118が備えられている。ゲート回
路117は、FLI_が論理’0’(すなわち上位側の
連想メモリは全て満杯状態)であって、FL_が論理’
1’(自分自身の連想メモリ100には空き状態のワー
ドメモリが存在する)ときにのみHEAを第2のポート
102側に伝達し、その他の場合は、第2のポート10
2を高インピーダンス状態に保つようにトライステート
バッファ118を制御する。
0には、ゲート回路117の出力により制御されるトラ
イステートバッファ118が備えられている。ゲート回
路117は、FLI_が論理’0’(すなわち上位側の
連想メモリは全て満杯状態)であって、FL_が論理’
1’(自分自身の連想メモリ100には空き状態のワー
ドメモリが存在する)ときにのみHEAを第2のポート
102側に伝達し、その他の場合は、第2のポート10
2を高インピーダンス状態に保つようにトライステート
バッファ118を制御する。
【0033】さらにこの連想メモリ100には、連想メ
モリどうしを相互に識別するためのIDを格納したID
レジスタ119を備えており、このIDレジスタ119
に格納されたIDは、トライステートバッファ120を
経由し、HEAとともに第2のポート102から外部に
出力される。トライステートバッファ120も、トライ
ステートバッファ118とともに、ゲート回路117に
より制御される。
モリどうしを相互に識別するためのIDを格納したID
レジスタ119を備えており、このIDレジスタ119
に格納されたIDは、トライステートバッファ120を
経由し、HEAとともに第2のポート102から外部に
出力される。トライステートバッファ120も、トライ
ステートバッファ118とともに、ゲート回路117に
より制御される。
【0034】図5に示すように、カスケードに接続され
た複数の連想メモリ100A,100B,…,100N
の第2のポート102A,102B,…,102Nは共
通接続され、セレクタ21を経由してSRAM20に入
力される。この第2のポート102A,102B,…,
102Nどうしを結ぶアドレス線(SRAM20のアド
レス線)には、一時にはいずれか1つの連想メモリのI
DとHEAが出力され、その連想メモリのHEAにデー
タが登録されるとともに、SRAM20の、その連想メ
モリのそのHEAに対応したアドレスに関連データが格
納される。
た複数の連想メモリ100A,100B,…,100N
の第2のポート102A,102B,…,102Nは共
通接続され、セレクタ21を経由してSRAM20に入
力される。この第2のポート102A,102B,…,
102Nどうしを結ぶアドレス線(SRAM20のアド
レス線)には、一時にはいずれか1つの連想メモリのI
DとHEAが出力され、その連想メモリのHEAにデー
タが登録されるとともに、SRAM20の、その連想メ
モリのそのHEAに対応したアドレスに関連データが格
納される。
【0035】このように構成することによって、連想メ
モリをカスケード接続し連想メモリに登録するデータ数
の拡張を行なった場合にも、前述した第1実施形態と同
様の効果が得られる。また、この第3実施形態では、ゲ
ート回路117およびトライステートバッファ118を
内蔵しているため、複数の連想メモリの第2のポートか
ら出力される複数のHEAの調整を行なう外付回路を付
加する必要もない。
モリをカスケード接続し連想メモリに登録するデータ数
の拡張を行なった場合にも、前述した第1実施形態と同
様の効果が得られる。また、この第3実施形態では、ゲ
ート回路117およびトライステートバッファ118を
内蔵しているため、複数の連想メモリの第2のポートか
ら出力される複数のHEAの調整を行なう外付回路を付
加する必要もない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の連想メモ
リによれば、データの新規登録時の手続が簡素化されパ
フォーマンスの向上が図られる。
リによれば、データの新規登録時の手続が簡素化されパ
フォーマンスの向上が図られる。
【図1】本発明の第1施形態の連想メモリを使用したシ
ステムを示すブロック図である。
ステムを示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態の連想メモリの模式構成
図である。
図である。
【図3】本発明の第2実施形態の連想メモリを使用した
システムを示すブロック図である。
システムを示すブロック図である。
【図4】本発明の第2実施形態の連想メモリの模式構成
図である。
図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の連想メモリを使用し
たシステムを示すブロック図である。
たシステムを示すブロック図である。
【図6】本発明の第3実施形態の連想メモリの模式構成
図である。
図である。
【図7】連想メモリの一例を表わした回路ブロック図で
ある。
ある。
【図8】連想メモリにホストプロセッサとSRAMが接
続されたシステムを示すブロック図である。
続されたシステムを示すブロック図である。
10,100,100A,100B,…,100N 連
想メモリ 20 SRAM 30 ホストプロセッサ 101,101A,101B,…,101N 第1のポ
ート 102,102A,102B,…,102N 第2のポ
ート 111_1,111_2,…,111_n ワードメモ
リ 112_1,112_2,…,112_n エンプティ
フラグレジスタ 113 プライオリティエンコーダ 114,115 セレクタ 116,117 ゲート回路 118 トライステートバッファ 119 IDレジスタ
想メモリ 20 SRAM 30 ホストプロセッサ 101,101A,101B,…,101N 第1のポ
ート 102,102A,102B,…,102N 第2のポ
ート 111_1,111_2,…,111_n ワードメモ
リ 112_1,112_2,…,112_n エンプティ
フラグレジスタ 113 プライオリティエンコーダ 114,115 セレクタ 116,117 ゲート回路 118 トライステートバッファ 119 IDレジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の格納データを各格納データ毎に記
憶する複数のワードメモリを備え、参照データが入力さ
れて該参照データに対応する格納データの検索を行なう
連想メモリにおいて、 前記検索、アドレスを指定してのデータの書込み、およ
びアドレスを指定してのデータの読出しを行なう第1の
ポートと、 有効な格納データが格納されていない空き状態のワード
メモリのうち、新たなデータが最優先に登録される最優
先登録ワードメモリのアドレスを出力する第2のポート
と、 新たなデータが前記最優先登録ワードメモリに登録され
るようにデータの登録を制御するデータ登録制御手段と
を備えたことを特徴とする連想メモリ。 - 【請求項2】 前記第2のポートが、前記最優先登録ワ
ードメモリのアドレスを出力すると共に、該アドレスを
出力するタイミングとは異なるタイミングにおいては前
記最優先登録ワードメモリのアドレス以外のデータを出
力することが許容されたポートであることを特徴とする
請求項1記載の連想メモリ。 - 【請求項3】 この連想メモリを複数個接続した場合に
おける、自分自身より上位側に接続された全ての連想メ
モリの全てのワードメモリに有効な格納データが格納さ
れている第1の状態と、自分自身よりも上位側に接続さ
れたいずれかの連想メモリのいずれかのワードメモリが
空き状態にある第2の状態とを識別する第1の情報を入
力する情報入力端子と、 この連想メモリを複数個接続された場合における、自分
自身よりも上位側に接続された全ての連想メモリの全て
のワードメモリ及び自分自身の全てのワードメモリに有
効な格納データが格納されている第3の状態と、自分自
身よりも上位側に接続されたいずれかの連想メモリのい
ずれかのワードメモリ、もしくは、自分自身のワードメ
モリのうちのいずれかのワードメモリが空き状態にある
第4の状態を表わす第2の情報を出力する情報出力端子
とを備えたことを特徴とする請求項1記載の連想メモ
リ。 - 【請求項4】 前記情報入力端子から入力された前記第
1の情報が前記第1の状態を表わしており、かつ自分自
身のいずれかのワードメモリが空き状態にある場合に限
り、自分自身の前記第2のポートが、前記最優先登録ワ
ードメモリのアドレスを出力するものであることを特徴
とする請求項3記載の連想メモリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1842697A JPH10214489A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 連想メモリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1842697A JPH10214489A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 連想メモリ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10214489A true JPH10214489A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=11971334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1842697A Pending JPH10214489A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 連想メモリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10214489A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006080063A1 (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-03 | Spansion Llc | 半導体装置、アドレス割り付け方法及びベリファイ方法 |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP1842697A patent/JPH10214489A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006080063A1 (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-03 | Spansion Llc | 半導体装置、アドレス割り付け方法及びベリファイ方法 |
GB2436272A (en) * | 2005-01-27 | 2007-09-19 | Spansion Llc | Semiconductor device, address assignment method, and verify method |
US7433219B2 (en) | 2005-01-27 | 2008-10-07 | Spansion Llc | Method and apparatus for address allotting and verification in a semiconductor device |
US7813154B2 (en) | 2005-01-27 | 2010-10-12 | Spansion Llc | Method and apparatus for address allotting and verification in a semiconductor device |
GB2436272B (en) * | 2005-01-27 | 2011-01-19 | Spansion Llc | Semiconductor device, address assignment method, and verify method |
US8023341B2 (en) | 2005-01-27 | 2011-09-20 | Spansion Llc | Method and apparatus for address allotting and verification in a semiconductor device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6480931B1 (en) | Content addressable storage apparatus and register mapper architecture | |
US5752260A (en) | High-speed, multiple-port, interleaved cache with arbitration of multiple access addresses | |
JPH0594698A (ja) | 半導体記憶装置 | |
JPH04233825A (ja) | プログラマブル論理装置、この装置で使用する回路ブロック、及び前記装置への入力が論理機能で使用されるかどうかを決定する方法 | |
JP2000353388A (ja) | 内容参照可能メモリの改良 | |
JP3703518B2 (ja) | 連想メモリシステム | |
US6282604B1 (en) | Memory controller and method for meory devices with mutliple banks of memory cells | |
US20020019912A1 (en) | Multi-port cache memory | |
JPH09167495A (ja) | データ記憶ユニット及び該ユニットを用いたデータ記憶装置 | |
JPH10214489A (ja) | 連想メモリ | |
US4982379A (en) | Semiconductor memory device having associative function | |
US5875147A (en) | Address alignment system for semiconductor memory device | |
JPH0279294A (ja) | データ長変更可能メモリ | |
US6742077B1 (en) | System for accessing a memory comprising interleaved memory modules having different capacities | |
JP2999877B2 (ja) | 時間スイッチへのアクセス方法、通話路メモリへの書込アクセス方法、通話路メモリへの読出アクセス方法、時間スイッチ、時間スイッチマトリックス、時分割通話路および時分割ディジタル電子交換機 | |
JP3583799B2 (ja) | 連想メモリの使用方法及び連想メモリ | |
JP2636485B2 (ja) | キャッシュ記憶装置 | |
JP3130745B2 (ja) | 連想メモリ | |
KR920010960B1 (ko) | 콤퓨터 시스템의 등속호출 기억장치 | |
JPH0512119A (ja) | キヤツシユメモリ回路 | |
JP2591928B2 (ja) | キャッシュ記憶回路 | |
JPH04177697A (ja) | 半導体メモリ | |
JPS5916064A (ja) | 共有メモリ装置 | |
JPH0727490B2 (ja) | キャッシュメモリ | |
JPH06133380A (ja) | 時間スイッチのアクセス方法、時間スイッチ、時間スイッチマトリックス、時分割通話路および時分割ディジタル電子交換機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051206 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060808 |