JPH10213731A - 回転伝達機構及びそれを用いた双眼鏡 - Google Patents
回転伝達機構及びそれを用いた双眼鏡Info
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Abstract
れを用いた双眼鏡を提供すること。 【解決手段】 互いに接触して回転する第1の回転体と
第2の回転体を備えた回転伝達機構であって、第2の回
転体が所定の揺動軸の周りに揺動可能であり、第1の回
転体と第2の回転体の作用点が揺動軸と一致するよう構
成した。
Description
転をカム環などに伝達する回転伝達機構に関するもので
ある。
する回転伝達機構として、ギアや摩擦ローラが広く利用
されている。例えば、双眼鏡において、左右の鏡体に収
容された所定のレンズを移動して倍率を可変する変倍機
構では、操作ノブの回転を、レンズを駆動するために左
右の鏡体に設けられたカム環に、ギア列を介して伝達す
るよう構成されている。
が操作ノブに対して揺動するような部位に設けられた場
合、揺動によりカム環が操作ノブに対して相対的に回転
してしまうという問題点がある。即ち、上記の双眼鏡
に、左右の鏡体を所定の揺動軸の周りに揺動させて眼幅
を調整する所謂眼幅調整機能を設けた場合、揺動によっ
てカム環が操作ノブに対して相対的に回転してしまい倍
率が変化してしまうという問題点がある。
を受けない回転伝達機構、及びそれを用いた双眼鏡を提
供することを目的とするものである。
め、本発明による回転伝達機構は、連動して回転する第
1の回転体と第2の回転体を備えた回転伝達機構であっ
て、第2の回転体が所定の揺動軸の周りに揺動可能であ
り、第1の回転体と第2の回転体の作用点が揺動軸と一
致するよう構成したものである。2つの回転体は、作用
点が夫々の回転体の周に沿って順次移っていくことによ
って相対回転する。そのため、第2の回転体が作用点を
軸として揺動すれば、作用点が移らず、相対回転が生じ
ない。即ち、揺動による影響を排除することが可能にな
る。
回転体を、夫々第1のギアと第2のギアとし、上記の作
用点を、第1のギアのピッチ円と第2のギアのピッチ円
との接点とする構成が可能である。このように構成すれ
ば、第2のギアが揺動した場合、第1のギアと第2のギ
アとがバックラッシの範囲内で傾いて噛み合い、第1の
ギアと第2のギアとの相対回転が防止される。
を、夫々第1のローラと第2のローラとして構成すると
共に、第2のローラは変形可能な弾性体とし、上記の作
用点を、第1のローラの外周と第2のローラの外周との
接点とすることができる。このように構成すれば、第2
のローラが揺動した場合、第1のローラが第2のローラ
に食い込んで、両ローラが相対的に回転しないようにす
ることができる。
一方の鏡筒内の所定のレンズを該レンズの光軸方向に移
動するため該鏡筒内に設けられた駆動環と、観察者によ
り回転操作される操作ノブと、該操作ノブの回転を駆動
環に伝達する回転伝達機構とを備えたものであり、該回
転伝達機構は、連動する第1の回転体と第2の回転体と
を有している。この第2の回転体は該鏡体と一体的に揺
動するよう構成され、第1の回転体と第2の回転体の作
用点と揺動軸とが一致するよう構成されている。このよ
うに構成すれば、第2の回転体の揺動によって第1の回
転体と第2の回転体が相対回転することが無く、従っ
て、鏡体の揺動によりレンズが光軸方向に移動してしま
うことが防止される。
最も前方のレンズの光軸を中心として夫々揺動可能に構
成した双眼鏡において、左右一対の回転伝達機構により
左右の鏡筒内の所定のレンズを同期駆動することによっ
て、倍率を変更するよう構成することができる。このよ
うに構成すれば、眼幅調整可能と変倍の両方が可能な双
眼鏡を得ることができる。
て説明する。図1は、実施形態の双眼鏡1の外観形状を
示す斜視図であり、図2は双眼鏡1の光学系を示す概略
図である。図2に示すように、双眼鏡1は、左右一対の
望遠光学系10L、10Rを有している。左の望遠光学
系10Lは、対物光学系を構成する第1及び第2レンズ
11L,12L、ポロプリズム正立光学系を構成する2
つのプリズム13L,14L、及び接眼光学系を構成す
る第3及び第4レンズ15L,16Lにより構成されて
いる。第2、第3、第4レンズ12L,15L,16L
は、第1レンズ11Lの光軸OLに対し所定量偏心して
いる。また、第2レンズ12Lと第3レンズ15Lの間
には、視野を限定する視野枠17Lが設けられている。
学系を構成する第1及び第2レンズ11R,12R、ポ
ロプリズム正立光学系を構成する2つのプリズム13
R,14R、及び接眼光学系を構成する第3及び第4レ
ンズ15R,16Rにより構成されている。第2、第
3、第4レンズ12R,15R,16Rは、第1レンズ
11Rの光軸ORに対し所定量偏心している。また、第
2レンズ12Rと第3レンズ15Rの間には、視野を限
定する視野枠17Rが設けられている。なお、以後の説
明において、双眼鏡1の第1レンズ11L,11R側を
前方とし、第4レンズ16L,16R側を後方とする。
が、左右の第1レンズ11L,11Rを通る光軸OL,
ORを中心として、図中矢印で示す方向に揺動すること
により、観察者の眼幅に合わせて接眼部18,19の間
隔を調節できるよう構成されているものである。以下、
この眼幅調整のための構成について説明する。
の望遠光学系10L,10R(図2)は、左右一対の鏡
体3,4に収容されている。鏡体3は、第1レンズ11
Lの光軸OLを中心とする円筒部材である第1鏡筒31
と、該第1鏡筒に対し所定量偏心して設けられた第3鏡
筒33と、両鏡筒の中間の第2鏡筒32により構成され
ている。第1レンズ11Lは第1鏡筒31に収容され、
第2レンズ12Lとプリズム13L,14L(図2)は
第2鏡筒32に収容される。第3及び第4レンズ15
L,16L(図2)は第3鏡筒33に収容され、この第
3鏡筒33の後部が接眼部18となる。
軸ORを中心とする円筒部材である第1鏡筒41と、該
第1鏡筒に対し所定量偏心して設けられた第3鏡筒43
と、両鏡筒の中間の第2鏡筒42により構成されてい
る。第1レンズ11Rは、第1鏡筒41に収容され、第
2レンズ12Rとプリズム13R,14R(図2)は第
2鏡筒42に収容される。第3及び第4レンズ15R,
16R(図2)は第3鏡筒43に収容され、この第3鏡
筒43の後部が接眼部19となる。
5によって前後から挟まれて保持される。フレーム2に
は、左右一対の円形のボア21,22が形成されてお
り、第1鏡筒31,41がボア21,22に挿入される
と、第1鏡筒31,41の外周面とボア21,22の内
周面とが摺接するよう構成されている。また、フレーム
2の上端部には、後方に向かって延び、後端面にねじ孔
を有する左右一対の延出部25,26が形成されてい
る。また、フレーム2の下端には、後方に向かって延
び、後端面にねじ孔を有する延出部27が形成されてい
る。
L,ORの延長線上には、窪み321,421が形成され
ている。また、押え板5の、第2鏡筒32,42の窪み
321,421に対応する位置には、孔53,54が形
成されている。押え板5は、第2鏡筒32,42の窪み
321,421と孔53,54との間にボール51,5
2を挟んだ状態で、フレーム2の延出部25,26,2
7にねじ止めされる。かくして、左右の鏡体3,4は、
フレーム2と押え板5との間に挟まれた状態で、光軸O
L,ORを中心に揺動可能に保持される。
4の光軸OL,OR方向の位置決めのため、第1鏡筒3
1,41の外周にはショルダー311,411が形成さ
れており、ボア21,22の内部にはショルダー31
1,411に当接する当接部211,221(221は
図示せず)が設けられている。押え板5により後方から
付勢されることにより、ショルダー311,411が当
接部211,221に当接し、フレーム2に対する左右
の鏡体3,4の光軸方向の位置決めがなされる。
L,11Rを光軸OL,ORに沿って移動することにより
焦点調整を行い、右の第1レンズ11Rを光軸ORに沿
って移動することにより左右の視度差の調整を行うよう
構成されている。焦点調整を行うためのための操作ノブ
91はフレーム2の上部に配置され、視度差調整を行う
ためのための操作ノブ92は、押え板5の後方の後端カ
バー6の上部に配置されている。ここでは、焦点調整・
視度差調整のための構成についての説明は省略する。
12L,12R(図2)と第3レンズ15L,15R
(図2)を光軸OL,ORと平行に移動することにより、
倍率を可変するよう構成されている。この変倍のための
構成について以下に説明する。図4は、変倍のための機
構を示す斜視図である。左右の鏡体3,4の内部には、
第2レンズ12L(図2)と第3レンズ15L(図2)
を光軸OLと平行に移動するためのカム環110と、第
2レンズ12R(図2)と第3レンズ15R(図2)を
光軸ORと平行に移動するためのカム環120が設けら
れている。
向中央部上方に設けられた変倍操作ノブ93によって回
転操作される。変倍操作ノブ93の外周面にはギア部9
3aが形成されており、左右に配置された第1中間ギア
130,140に係合している。また、左右の第1中間
ギア130,140とカム環110,120の間には、
第2中間ギア132,142が設けられている。カム環
110,120の外周面には、第2ギア132,142
に夫々係合するギア部111,121が形成されてい
る。かくして、変倍操作ノブ93の回転が、第1中間ギ
ア130,140及び第2中間ギア132,142を介
して左右のカム環110,120に伝達され、カム環1
10,120が同期回転する。
であり、図6は左右の鏡体3,4と後端カバー6を後方
から見た背面図である。図5に示すように、変倍操作ノ
ブ93及び第1中間ギア130,140は後端カバー6
に取り付けられている。また、図6に示すように、第2
中間ギア132,142は、鏡体3,4内部のカム環1
10,120(図4)との連携のために鏡体3,4の内
部に収容され、同時に第1中間ギア130,140(図
5)との連携のため、一部を鏡体3,4の外に突出させ
ている。
調整との関係について説明する。図4に示すように、実
施形態の双眼鏡は、第1中間ギア130,140と第2
中間ギア132,142との噛み合い部が、夫々左右の
揺動軸(光軸OL,OR)と一致するよう構成されてい
る。即ち、左の第1中間ギア130と第2中間ギア13
2の噛み合い部が左の光軸OL上にあり、右の第1中間
ギア140と第2中間ギア142の噛み合い部が右の光
軸OR上にある。
幅、最小眼幅における回転伝達機構の各ギアの係合状態
を示す。図7に示す中間眼幅の状態では、第1中間ギア
130と第2中間ギア132の中心は一直線上に並ぶ。
この直線は、図8に示す最大眼幅の状態では噛み合い部
を境に外側に屈曲し、図9に示す最小眼幅の状態では噛
み合い部を境に内側に屈曲する。
間眼幅、最大眼幅、最小眼幅における第1中間ギア13
0と第2中間ギア132の噛み合い部を拡大して示す。
なお、図10には図示していないが、右の第1中間ギア
140と第2中間ギア142の噛み合い部は、左の第1
中間ギア130と第2中間ギア132の噛み合い部に対
し左右対称となる。
す中間眼幅の状態で、第1及び第2中間ギア130,1
32の2つのピッチ円P1,P2が接するピッチ点(作
用点)が揺動軸(光軸OL)と一致するよう構成されて
いる。なお、この時、第1及び第2中間ギア130,1
32の歯の間には充分なバックラッシがある。
チ円が接するピッチ点(作用点)が夫々のピッチ円に沿
って順次移っていくことによって相対回転する。実施形
態の双眼鏡では、第2中間ギア132の揺動軸(光軸O
L)が、ピッチ円P1,P2が接するピッチ点と一致し
ているため、第2中間ギア132が揺動してもピッチ点
が移らず、従って第1中間ギア130に対する第2中間
ギア132の相対回転が生じない。そして、図10
(b)(c)に示すように、最大眼幅及び最小眼幅の状
態では、第2中間ギア132は、バックラッシの範囲内
で傾いて、第1中間ギア130の歯を逃がすような格好
で噛み合っている。
眼幅調整によって、第1中間ギア130に対する第2中
間ギア132の相対回転が生じることがなく、従って、
眼幅調整によってカム環110,120が回転し、レン
ズ群を移動して倍率を変化させてしまうことを防止する
ことができる。なお、第2中間ギア132のピッチ円半
径を、第1中間ギア130のピッチ円半径よりも小さく
構成すると、第2中間ギア132の歯の間で第1中間ギ
ア130の歯を逃がし易くなる。
移動するための構成を示す分解斜視図である。第2レン
ズ12L及び第3レンズ15L(図2)を夫々保持する
第2レンズ枠170及び第3レンズ枠175には、カム
ピン171,176が植設されている。前述のカム環1
10には、第2レンズ枠170と第3レンズ枠175を
移動させるための所定形状のカム溝112,113が形
成されている。また、カム環110の内部には、第2レ
ンズ枠170及び第3レンズ枠175を夫々光軸方向に
案内する直進ガイド溝152,153を有するガイド環
150が挿入される。
は、カムピン171がガイド溝152とカム溝112と
を貫通し、カムピン176がガイド溝153とカム溝1
13とを貫通するよう、カム環110内のガイド環15
0に夫々挿入される。ガイド環150の後端に設けられ
たフランジ部155には、突起156が形成され、この
突起156が鏡体3の第3鏡筒33の後端に形成された
凹部332に係合してガイド環150が回転しないよう
係止する。
2レンズ枠170と第3レンズ枠175は光軸方向に移
動する。なお、第3レンズ15Lと共に接眼光学系を構
成する第4レンズ16L(図2)は、最後端の環状部材
180に固定されている。また、図11には図示してい
ないが、右のカム環120によるレンズ群の移動は、左
のカム環110の場合と同様に行われる。
2,142の揺動軸(光軸OL,OR)が、2つのピッチ
円が接するピッチ点と一致しているため、第2中間ギア
132,142が揺動してもバックラッシの範囲内で逃
げることが可能になる。従って、第1中間ギア130,
140に対する第2中間ギア132,142の回転角度
が眼幅調整により変化することはなく、眼幅調整に伴う
鏡体の揺動による倍率の不要な変化が防止される。
照して説明する。図12に示すように、第2の実施形態
は、第1実施形態の第1中間ギアの代わりに第1ローラ
230を用い、第2中間ギアの代わりに第2ローラ23
2を用いたものである。第1及び第2ローラ230,2
32は互いに接触して回転を伝達する所謂摩擦ローラで
あり、第2ローラ232は変形しやすい弾性体で形成さ
れている。また、第2ローラ232の外径は第1ローラ
230より小さく設定されている。
(a)に示す中間眼幅の状態で、第1ローラ230の外
周面と第2ローラ232の外周面の接点が揺動軸(光軸
OL)と一致するよう構成されている。そのため、図1
2 (b)(c)に示すように、眼幅調整に伴って第2
ローラ232が揺動しても、第1ローラ230が第2ロ
ーラ232に食い込むだけで、第2ローラ232が回転
することはない。つまり、第2実施形態によれば、第1
の実施形態と同様、眼幅調整に伴う鏡体の揺動による倍
率の不要な変化が防止される。
第2中間ギア132が第1中間ギア130よりも小さ
く、第2ローラ232が第1ローラ230より小さく構
成されているが、逆に第1中間ギア130が第2中間ギ
ア132よりも小さく、第1ローラ230が第2ローラ
232より小さくても、第1及び第2の実施形態と同様
の効果が得られる。
機構によると、第1の回転体と第2の回転体との作用点
と、第2の回転体の揺動軸とを一致させることにより、
第2の回転体が揺動しても作用点が移らず、第1の回転
体に対する第2の回転体の相対回転が生じない。即ち、
揺動による相対回転を防止することが可能になる。
る。
る。
ある。
斜視図である。
視図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 連動して回転する第1の回転体と第2の
回転体を備えた回転伝達機構であって、 第2の回転体が所定の揺動軸を中心として揺動可能であ
り、 前記第1の回転体と第2の回転体の作用点が前記揺動軸
と一致するよう構成された回転伝達機構。 - 【請求項2】 前記第1の回転体と前記第2の回転体
は、夫々第1のギアと第2のギアであり、前記作用点は
第1のギアのピッチ円と前記第2のギアのピッチ円とが
接するピッチ点であること、を特徴とする請求項1に記
載の回転伝達機構。 - 【請求項3】 前記第1及び第2のギアのうち、一方の
ギアのピッチ円半径は、他方のギアのピッチ円半径より
も小さいこと、を特徴とする請求項2に記載の回転伝達
機構。 - 【請求項4】 前記第1の回転体と前記第2の回転体
は、夫々第1のローラと第2のローラであり、前記第2
のローラは変形可能な弾性体で形成され、前記作用点は
前記第1のローラの外周と前記第2のローラの外周との
接点であること、を特徴とする請求項1に記載の回転伝
達機構。 - 【請求項5】 前記第1及び第2のローラのうち、一方
のローラの外径は他方のローラの外径よりも小さいこ
と、を特徴とする請求項4に記載の回転伝達機構。 - 【請求項6】 左右の望遠光学系を収容する左右一対の
鏡体を、前記望遠光学系に属する所定のレンズの光軸を
揺動軸として夫々揺動可能に構成した双眼鏡において、 少なくとも一方の鏡体内の所定のレンズを該レンズの光
軸方向に移動するため該鏡筒に設けられた駆動環と、 観察者により回転操作される操作ノブと、 該操作ノブの回転を前記駆動環に伝達する回転伝達機構
と、を備え、 該回転伝達機構が、連動して回転する第1の回転体と第
2の回転体とを有し、 該第2の回転体は前記鏡体と一体的に揺動するよう構成
され、 前記第1の回転体と第2の回転体の作用点が前記揺動軸
と一致すること、を特徴とする双眼鏡。 - 【請求項7】 左右一対の前記回転伝達機構を備え、左
右の鏡筒内の夫々所定のレンズを同期駆動するよう構成
された、請求項6に記載の双眼鏡。 - 【請求項8】 前記左右一対の回転伝達機構により前記
所定のレンズを同期駆動することによって、前記望遠光
学系の倍率を変更するよう構成された、請求項7に記載
の双眼鏡。 - 【請求項9】 前記双眼鏡は、前記左右一対の鏡体を、
前記左右の望遠光学系に属する対物光学系の夫々最も前
方のレンズの光軸を中心として揺動可能に構成した双眼
鏡であること、を特徴とする請求項6から8のいずれか
に記載の双眼鏡。 - 【請求項10】 前記駆動環はカム環であること、を特
徴とする請求項6から9のいずれかに記載の双眼鏡。 - 【請求項11】 前記カム環の外周にはギア部が形成さ
れていること、を特徴とする請求項10に記載の双眼
鏡。 - 【請求項12】 前記第1の回転体と前記第2の回転体
は、夫々第1のギアと第2のギアであり、前記作用点は
第1のギアのピッチ円と前記第2のギアのピッチ円とが
接するピッチ点であること、を特徴とする請求項6から
11のいずれかに記載の双眼鏡。 - 【請求項13】 前記第1及び第2のギアのうち、一方
のギアのピッチ円半径は、他方のギアのピッチ円半径よ
りも小さいこと、を特徴とする請求項12に記載の双眼
鏡。 - 【請求項14】 前記第1の回転体と前記第2の回転体
は、夫々第1のローラと第2のローラであり、前記第2
のローラは変形可能な弾性体で形成され、前記作用点は
前記第1のローラの外周と前記第2のローラの外周との
接点であること、を特徴とする請求項6から11のいず
れかに記載の双眼鏡。 - 【請求項15】 前記第1及び第2のローラのうち、一
方のローラの外径は他方のローラの外径よりも小さいこ
と、を特徴とする請求項14に記載の双眼鏡。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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