JPH10213457A - 計器装置 - Google Patents

計器装置

Info

Publication number
JPH10213457A
JPH10213457A JP9018002A JP1800297A JPH10213457A JP H10213457 A JPH10213457 A JP H10213457A JP 9018002 A JP9018002 A JP 9018002A JP 1800297 A JP1800297 A JP 1800297A JP H10213457 A JPH10213457 A JP H10213457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pointer
switch
needle
zero point
kill switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9018002A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Jinushi
浩一 地主
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP9018002A priority Critical patent/JPH10213457A/ja
Publication of JPH10213457A publication Critical patent/JPH10213457A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キルスイッチを操作することにより指針を原
点位置に復帰させることができる計器装置を提供する。 【解決手段】 ステッピングモータ14は指針10を回動さ
せる。ストッパ機構13は指針10の回動角度を規制し指針
10を原点位置に停止させる。制御手段16は緊急エンジン
停止用スイッチ18がオフ状態からオン状態またはオン状
態からオフ状態になったときに指針10を原点位置に復帰
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計器装置に関する
ものであり、特に緊急エンジン停止用スイッチを備えた
乗り物に適用される計器装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、イグニッションスイッチがオ
ン状態であってもエンジンを停止させることができる緊
急エンジン停止用スイッチ(以下、キルスイッチと称
す)が知られており、例えば特開平3−92496号公
報,実開平4−33240号公報に開示されている。こ
のキルスイッチ1は通常はオン状態にされているが、例
えば自動二輪車が転倒しイグニッションスイッチ2が操
作しにくい場合に、キルスイッチ1をオフ状態とさせ点
火系への電力の供給を遮断することによりエンジンを停
止させる(図2参照)。
【0003】一方、ステッピングモータ3を用いた計器
装置が種々提案されており、例えば特開平4−2798
19号公報,特開平6−38593号公報に開示されて
いる。斯る計器装置は、ステッピングモータ3のロータ
マグネットと一体に形成された指針軸4の端部に指針5
を固定し、この指針5の指示部6により文字板7の指標
部7a(目盛,数字等)を指示するものであり、原点位
置を基準として指針5の正方向の回動角度により被測定
物理量を表示するものである。ステッピングモータ3は
パルス信号により駆動されるものであり、入力されたパ
ルス信号の数に応じて指針軸4を正方向及び逆方向に回
動させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば自動
二輪車が転倒した場合に、その転倒の衝撃により速度計
(計器装置)のステッピングモータ3が脱調現象を起こ
し、自動二輪車の速度が「0」であるにも関わらず速度
計が「0」以外を指示してしまう虞れがあった。即ち、
指針5の回動角度の基準となる原点位置がずれてしま
い、速度計が正確な速度を表示できなくなるという問題
を有していた。この問題に対して、前記特開平6−38
593号公報に開示された計器装置は、イグニッション
スイッチ2がオフ状態からオン状態になったときに、指
針5を原点に復帰させる原点復帰信号(即ち、指針を逆
方向に回転させるパルス信号)を与えて、指針5の指示
部6を強制的にストッパピン8に押し当て、指針5を原
点位置に復帰させている。
【0005】しかしながら、上述したように、自動二輪
車が転倒したときにキルスイッチ1をオフ状態とするこ
とによりエンジンを停止させる場合がある。この場合
は、イグニッションスイッチ2はオン状態のままである
ため、ステッピングモータ3が脱調現象を起こしていて
も指針5が原点に復帰されないという問題を有してい
た。本発明は、上記の問題に鑑み、キルスイッチを操作
することにより指針を原点位置に復帰させることができ
る計器装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、指針と、前記指針を回動させるステッピン
グモータと、前記指針の回動角度を規制し前記指針を原
点位置に停止させるストッパ機構と、緊急エンジン停止
用スイッチがオフ状態からオン状態またはオン状態から
オフ状態になったときに前記指針を前記原点位置に復帰
させる制御手段と、を有するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】指針10を回動させるステッピング
モータ14を有する計器装置において、緊急エンジン停止
用スイッチ18がオフ状態からオン状態(またはオン状態
からオフ状態)になったときに指針10を原点位置に復帰
させる。
【0008】
【実施例】以下、添付の図面を用いて、本発明を自動二
輪車の速度計に適用した一実施例を説明する。
【0009】9は文字板であり、この文字板9は樹脂材
料(例えばポリカーボネート)からなる基板上に指標部
9aを印刷形成したものである。10は指針であり、この
指針10は略円筒形状の基部11から半径方向に延設された
透光性の樹脂材料(例えばアクリル)からなる指示部12
を有している。指針10は文字板9の前側で回動し、指示
部12により指標部9aを指示する。13はストッパピン
(ストッパ機構)であり、このストッパピン13は文字板
9に立設されている。ストッパピン13は指針10の指示部
12を当接させることにより指針10の回動角度を規制し指
針10を零点位置(原点位置)に停止させることができ
る。
【0010】14はステッピングモータであり、このステ
ッピングモータ14は文字板9の後方に配設される。ステ
ッピングモータ14は駆動回路15からパルス信号を入力し
駆動され、指針10を正方向及び逆方向に回動させる。16
は制御回路(制御手段)であり、この制御回路16は速度
センサ17から自動二輪車の速度に応じて出力される速度
信号により駆動回路15を制御する。18はキルスイッチ
(緊急エンジン停止用スイッチ)であり、このキルスイ
ッチ18はイグニッションスイッチ19がオン状態であって
も、点火系への電力の供給を遮断することによりエンジ
ンを停止させることができる。
【0011】制御回路16は、キルスイッチ18がオフ状態
からオン状態になったとき、指針10を逆方向に回動させ
る原点復帰信号を出力する。ステッピングモータ14は原
点復帰信号を受けて指針10を逆方向に回動させ、指針10
の指示部12をストッパピン13に押し当てて指針10を零点
に復帰させる。従って、自動二輪車が転倒し運転者がキ
ルスイッチ18をオフ状態としエンジンを停止させても、
再びエンジンを始動する場合は、キルスイッチ18をオン
状態にするため、指針10が原点に復帰される。
【0012】以上述べた実施例によれば、イグニッショ
ンスイッチ19がオン状態のままであってもキルスイッチ
18を操作することにより、指針10を原点に復帰させるこ
とができる。
【0013】なお、本実施例は、キルスイッチ18がオフ
状態からオン状態になったときに指針10を原点位置に復
帰させるものであったが、キルスイッチ18がオン状態か
らオフ状態になったときに指針10を原点位置に復帰させ
ても良く、実施例と同様の効果を得ることができる。
【0014】また、本実施例のストッパ機構は文字板9
に設けられたストッパピン13であったが、ストッパ機構
を文字板9の後側に設けたり、ステッピングモータ14の
内部に設けても良い。
【0015】また、本実施例は、本発明を自動二輪車の
速度計に適用したものであるが、例えば自動二輪車の回
転計や、水上乗り物の速度計にも適用できるものである
ことは言うまでもない。
【0016】
【発明の効果】本発明は、指針と、前記指針を回動させ
るステッピングモータと、前記指針の回動角度を規制し
前記指針を原点位置に停止させるストッパ機構と、緊急
エンジン停止用スイッチがオフ状態からオン状態または
オン状態からオフ状態になったときに前記指針を前記原
点位置に復帰させる制御手段と、を有するものであり、
キルスイッチを操作することにより指針を原点位置に復
帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
10 指針 13 ストッパピン(ストッパ機構) 14 ステッピングモータ 16 制御回路(制御手段) 18 キルスイッチ(緊急エンジン停止用スイッチ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針と、前記指針を回動させるステッピ
    ングモータと、前記指針の回動角度を規制し前記指針を
    原点位置に停止させるストッパ機構と、緊急エンジン停
    止用スイッチがオフ状態からオン状態またはオン状態か
    らオフ状態になったときに前記指針を前記原点位置に復
    帰させる制御手段と、を有することを特徴とする計器装
    置。
JP9018002A 1997-01-31 1997-01-31 計器装置 Pending JPH10213457A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9018002A JPH10213457A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 計器装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9018002A JPH10213457A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 計器装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10213457A true JPH10213457A (ja) 1998-08-11

Family

ID=11959503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9018002A Pending JPH10213457A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 計器装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10213457A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4962702B2 (ja) 指針式計器
CN201320967Y (zh) 多功能集成信息显示组合仪表
US8237394B2 (en) Method for initializing indicating instrument for vehicle
KR20020009406A (ko) 포인터 영점위치 조정기능을 구비한 계기
JP4387750B2 (ja) 指示位置補正方法及びその装置、並びに、指示装置
JPH10213457A (ja) 計器装置
JPH0638593A (ja) 指示計器
JP4831477B2 (ja) 計器装置及びその駆動方法
JP5062807B2 (ja) 計器装置及びその駆動方法
JP2007062402A (ja) 計器の駆動装置
JP3078985B2 (ja) 針式表示装置
JP2003139578A (ja) 指針計器
JPS61182503A (ja) 機械装置の回転部分に取付けられ、該回転部分の回転量を指示する装置
JPH07270193A (ja) 計器の指針駆動装置
JPH0744974Y2 (ja) 針式表示装置
JP2000018975A (ja) ステッピングモータ式計器装置
JP2002114056A (ja) 車両用計器
JP2003254787A (ja) 指針式計器
JP2007055544A (ja) 車両用指針計器
JPH11115547A (ja) 表示装置の表示切替装置
JP2000193498A (ja) 車両用表示装置
JPH0545508U (ja) ロータリーエンコーダ
JPH05107271A (ja) 電気車両用モータ回転速度表示装置
JP3786197B2 (ja) 車両用計器及びその駆動方法
JPH01223312A (ja) 自動車用計器の表示方法