JP3078985B2 - 針式表示装置 - Google Patents
針式表示装置Info
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- JP3078985B2 JP3078985B2 JP06175077A JP17507794A JP3078985B2 JP 3078985 B2 JP3078985 B2 JP 3078985B2 JP 06175077 A JP06175077 A JP 06175077A JP 17507794 A JP17507794 A JP 17507794A JP 3078985 B2 JP3078985 B2 JP 3078985B2
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- Control Of Stepping Motors (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は表示指針をステップモー
タで起動する針式表示装置に関する。
タで起動する針式表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】車両における速度やエンジン回転数など
を指示するメータにおいては、一般にクロスコイル式の
メータでは車両の振動によって指針の指示位置が変動す
るため、指針の駆動をステップモータで駆動する針式表
示装置が使用されている。
を指示するメータにおいては、一般にクロスコイル式の
メータでは車両の振動によって指針の指示位置が変動す
るため、指針の駆動をステップモータで駆動する針式表
示装置が使用されている。
【０００３】また、このような針式表示装置は車両のイ
グニッションスイッチ（ＩＧＮＳＷ）がオンになると動
作を開始し、オフになると動作を停止して電池よりの電
力消費を無くしている。
グニッションスイッチ（ＩＧＮＳＷ）がオンになると動
作を開始し、オフになると動作を停止して電池よりの電
力消費を無くしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の針式表示装置はＩＧＮＳＷがオンになると動作を開始
し、オフになると動作を停止するようになっていた。こ
のため、ＩＧＮＳＷがオフになる直前の指針の指示値が
或値を指示していた場合、ＩＧＮＳＷがオフになると指
針は指示していた位置で停止する。
の針式表示装置はＩＧＮＳＷがオンになると動作を開始
し、オフになると動作を停止するようになっていた。こ
のため、ＩＧＮＳＷがオフになる直前の指針の指示値が
或値を指示していた場合、ＩＧＮＳＷがオフになると指
針は指示していた位置で停止する。
【０００５】すなわち、例えば、速度が１０ｋｍ／ｈを
指示していたとき、ＩＧＮＳＷがオフになると車両は停
止しているにもかかわらず速度計の指示は１０ｋｍ／ｈ
を指示している。本発明は不自然な状態で停止しないよ
う改良した針式表示装置を提供することを目的とする。
指示していたとき、ＩＧＮＳＷがオフになると車両は停
止しているにもかかわらず速度計の指示は１０ｋｍ／ｈ
を指示している。本発明は不自然な状態で停止しないよ
う改良した針式表示装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために本発明が採用した手段を図１を参照して説明す
る。図１は本発明の基本構成図である。 指針の指示位
置を算出する指示位置算出手段（図示せず）と、指針の
現在位置を出力する現在位置出力手段２と、前記指示位
置算出手段により算出した指示位置と前記現在位置出力
手段の出力する現在位置との差分により指針を駆動する
ステッピングモータに対する駆動パルス数を算出し、該
算出した駆動パルスをステッピングモータに対して送出
する駆動パルス送出手段（図示せず）とを備える針式表
示装置において、特定スイッチがオン状態になると前記
指示位置算出手段及び前記駆動パルス送出手段を動作さ
せる通常モードを起動し、オフ状態になると前記特定ス
イッチが再度オン状態になるまで前記指示位置算出手段
及び前記駆動パルス送出手段の動作を停止させるスタン
バイモードを起動する起動手段１と、前記特定スイッチ
がオンよりオフに変化したとき、前記現在位置出力手段
より出力される指針の指示位置が０になるまで前記起動
手段によるスタンバイモードの起動を遅延させる遅延手
段３とを備える。
ために本発明が採用した手段を図１を参照して説明す
る。図１は本発明の基本構成図である。 指針の指示位
置を算出する指示位置算出手段（図示せず）と、指針の
現在位置を出力する現在位置出力手段２と、前記指示位
置算出手段により算出した指示位置と前記現在位置出力
手段の出力する現在位置との差分により指針を駆動する
ステッピングモータに対する駆動パルス数を算出し、該
算出した駆動パルスをステッピングモータに対して送出
する駆動パルス送出手段（図示せず）とを備える針式表
示装置において、特定スイッチがオン状態になると前記
指示位置算出手段及び前記駆動パルス送出手段を動作さ
せる通常モードを起動し、オフ状態になると前記特定ス
イッチが再度オン状態になるまで前記指示位置算出手段
及び前記駆動パルス送出手段の動作を停止させるスタン
バイモードを起動する起動手段１と、前記特定スイッチ
がオンよりオフに変化したとき、前記現在位置出力手段
より出力される指針の指示位置が０になるまで前記起動
手段によるスタンバイモードの起動を遅延させる遅延手
段３とを備える。
【０００７】
【作用】起動手段１が、特定スイッチがオン状態になる
と指示位置算出手段及び駆動パルス送出手段を動作させ
る通常モードを起動し、オフ状態になると特定スイッチ
が再度オン状態になるまで指示位置算出手段及び駆動パ
ルス送出手段の動作を停止させるスタンバイモードを起
動する。遅延手段３が、特定スイッチがオンよりオフに
変化したとき、現在位置出力手段２より出力される指針
の指示位置が０になるまで起動手段によるスタンバイモ
ードの起動を遅延させる。
と指示位置算出手段及び駆動パルス送出手段を動作させ
る通常モードを起動し、オフ状態になると特定スイッチ
が再度オン状態になるまで指示位置算出手段及び駆動パ
ルス送出手段の動作を停止させるスタンバイモードを起
動する。遅延手段３が、特定スイッチがオンよりオフに
変化したとき、現在位置出力手段２より出力される指針
の指示位置が０になるまで起動手段によるスタンバイモ
ードの起動を遅延させる。
【０００８】以上のように、特定スイッチの状態がオン
よりオフに変化したときに現在位置出力手段２より出力
される指針の指示位置が０になるまで起動手段１による
スタンバイモードの起動を遅延させるようにしたので、
例えばイグニッションスイッチがオフになっても速度計
や回転計などの指針の指示値が０になるまで動作が続行
され、不自然な状態で指針が停止することが無くなる。
よりオフに変化したときに現在位置出力手段２より出力
される指針の指示位置が０になるまで起動手段１による
スタンバイモードの起動を遅延させるようにしたので、
例えばイグニッションスイッチがオフになっても速度計
や回転計などの指針の指示値が０になるまで動作が続行
され、不自然な状態で指針が停止することが無くなる。
【０００９】
【実施例】本発明の一実施例を図２〜図４を参照して説
明する。図２は本発明の実施例の構成図、図３は同実施
例の動作フローチャート、図４は同実施例の指示位置算
出部の動作フローチャートである。
明する。図２は本発明の実施例の構成図、図３は同実施
例の動作フローチャート、図４は同実施例の指示位置算
出部の動作フローチャートである。
【００１０】なお実施例の構成は図示しない車両の走行
センサよりのパルスより速度を算出して表示させる場合
を例としている。図２において、１０は指針１２を回転
させるステップモータ、１１はスケール、１３は指針１
２の指示位置を出力する現在位置出力部、１４は指示位
置算出部、１５は一定時間Ｔを計時する計時部、１６は
駆動パルス送出部、１７は起動部、１８は遅延部、１９
および２０はインタフェース（Ｉ／Ｏ）、２１は処理を
実行するプロセッサ（ＣＰＵ）である。
センサよりのパルスより速度を算出して表示させる場合
を例としている。図２において、１０は指針１２を回転
させるステップモータ、１１はスケール、１３は指針１
２の指示位置を出力する現在位置出力部、１４は指示位
置算出部、１５は一定時間Ｔを計時する計時部、１６は
駆動パルス送出部、１７は起動部、１８は遅延部、１９
および２０はインタフェース（Ｉ／Ｏ）、２１は処理を
実行するプロセッサ（ＣＰＵ）である。
【００１１】起動部１７は、図示しない車両のＩＧＮＳ
Ｗがオンになると通常モードを起動し、オフになるとス
タンバイモードを起動する。すなわち、ＣＰＵ２１を動
作させるためのクロックパルスの供給を開始して通常モ
ードを起動し、クロックパルスの供給を停止してスタン
バイモードを起動する。クロックパルスの供給が停止す
るとＣＰＵ２１の動作は停止し、ＣＰＵ２１で消費され
る電力は０となる。
Ｗがオンになると通常モードを起動し、オフになるとス
タンバイモードを起動する。すなわち、ＣＰＵ２１を動
作させるためのクロックパルスの供給を開始して通常モ
ードを起動し、クロックパルスの供給を停止してスタン
バイモードを起動する。クロックパルスの供給が停止す
るとＣＰＵ２１の動作は停止し、ＣＰＵ２１で消費され
る電力は０となる。
【００１２】なおステップモータ１０に対してもＩ／Ｏ
２０を介して電力の供給をオンオフさせる。ステップモ
ータ１０は、Ｉ／Ｏ２０を介して駆動パルスが入力され
ると単位角度θ0 回転する。
２０を介して電力の供給をオンオフさせる。ステップモ
ータ１０は、Ｉ／Ｏ２０を介して駆動パルスが入力され
ると単位角度θ0 回転する。
【００１３】まず図４を参照して指示位置算出部１４の
動作を説明する。処理Ｓ１１では、前回Ｉ／Ｏ１８より
パルスが入力された時間と今回入力された時間との差ｔ
の算出を行なう。処理Ｓ１２では、 θM ＝ＫB ／ｔ …（１） ただし、ＫB は定数 なる演算を行って指示位置θM を算出する。
動作を説明する。処理Ｓ１１では、前回Ｉ／Ｏ１８より
パルスが入力された時間と今回入力された時間との差ｔ
の算出を行なう。処理Ｓ１２では、 θM ＝ＫB ／ｔ …（１） ただし、ＫB は定数 なる演算を行って指示位置θM を算出する。
【００１４】すなわち、処理Ｓ１２ではＩ／Ｏ１９より
入力されるパルス間隔より速度を算出し、算出した速度
に対応するスケール１１上の指針１２の回転角θM を算
出している。処理Ｓ１３では、処理Ｓ１２で算出した指
示位置θM を図示しないメモリに記録して割込処理を終
了する。
入力されるパルス間隔より速度を算出し、算出した速度
に対応するスケール１１上の指針１２の回転角θM を算
出している。処理Ｓ１３では、処理Ｓ１２で算出した指
示位置θM を図示しないメモリに記録して割込処理を終
了する。
【００１５】以上のように、指示位置算出部１４は走行
センサよりパルスが入力される毎に新しい指示位置を算
出して記録を更新する。なお実施例では前回のパルス入
力時からの時間ｔより指示位置を算出していたが、例え
ば数パルス前からの時間より指示位置を算出して指示位
置を平均化したものを記録させるようにしても良い。
センサよりパルスが入力される毎に新しい指示位置を算
出して記録を更新する。なお実施例では前回のパルス入
力時からの時間ｔより指示位置を算出していたが、例え
ば数パルス前からの時間より指示位置を算出して指示位
置を平均化したものを記録させるようにしても良い。
【００１６】つぎに、図３を参照して、実施例の動作を
説明する。処理Ｓ１では、起動部１７は、図示しないＩ
ＧＮＳＷよりの信号がオンになったか否かを判定し、判
定がオンになるまで待機する。処理Ｓ２では、起動部１
７は、通常モードを起動して動作を開始させる。
説明する。処理Ｓ１では、起動部１７は、図示しないＩ
ＧＮＳＷよりの信号がオンになったか否かを判定し、判
定がオンになるまで待機する。処理Ｓ２では、起動部１
７は、通常モードを起動して動作を開始させる。
【００１７】処理Ｓ３では、駆動パルス送出部１６は、
計時部１５の一定時間を計時して繰返すカウンタのカウ
ント値Ｔが０になるまで待機し、一定時間が経過したと
判定されると処理Ｓ４に移って差分θを算出する。すな
わち、 θ＝θM −θP …（２） ただし、θM は指示位置算出部１４が算出して記録され
ている指示位置 θP は現在位置出力部１３が出力する指針が指示する現
在指示位置 なる演算を行なって差分θを算出する。
計時部１５の一定時間を計時して繰返すカウンタのカウ
ント値Ｔが０になるまで待機し、一定時間が経過したと
判定されると処理Ｓ４に移って差分θを算出する。すな
わち、 θ＝θM −θP …（２） ただし、θM は指示位置算出部１４が算出して記録され
ている指示位置 θP は現在位置出力部１３が出力する指針が指示する現
在指示位置 なる演算を行なって差分θを算出する。
【００１８】処理Ｓ５では、駆動パルス送出部１６は、
Ｉ／Ｏ２０を介してステップモータに送出する駆動パル
ス数Ｎを算出する。すなわち、 Ｎ＝θ／θ0 …（３） なる演算を行なって駆動パルス数Ｎを算出する。
Ｉ／Ｏ２０を介してステップモータに送出する駆動パル
ス数Ｎを算出する。すなわち、 Ｎ＝θ／θ0 …（３） なる演算を行なって駆動パルス数Ｎを算出する。
【００１９】処理Ｓ６では、駆動パルス送出部１６は、
Ｉ／Ｏ２０を介して駆動パルスを送出し、処理Ｓ７に移
って、送出したパルス数が処理Ｓ５で算出したパルス数
Ｎに等しくなるまでパルスの送出を続行させる。処理Ｓ
８では、起動部１７は、図示しないＩＧＮＳＷよりの信
号がオフになったか否かを判定し、オンの状態ならば処
理Ｓ３に移って処理Ｓ３〜Ｓ８を繰返し、オフになった
時は処理Ｓ９に移る。
Ｉ／Ｏ２０を介して駆動パルスを送出し、処理Ｓ７に移
って、送出したパルス数が処理Ｓ５で算出したパルス数
Ｎに等しくなるまでパルスの送出を続行させる。処理Ｓ
８では、起動部１７は、図示しないＩＧＮＳＷよりの信
号がオフになったか否かを判定し、オンの状態ならば処
理Ｓ３に移って処理Ｓ３〜Ｓ８を繰返し、オフになった
時は処理Ｓ９に移る。
【００２０】処理Ｓ９では、遅延部１８は、現在位置出
力部１３より出力される指針１２の指示位置が０である
か否かを判定し、判定がＮＯの場合は処理Ｓ３に移って
処理Ｓ３〜Ｓ９を繰返し、判定がＹＥＳとなった時処理
Ｓ１０に移る。処理Ｓ１０では、起動部１７は、スタン
バイモードを起動させて動作を停止させる。
力部１３より出力される指針１２の指示位置が０である
か否かを判定し、判定がＮＯの場合は処理Ｓ３に移って
処理Ｓ３〜Ｓ９を繰返し、判定がＹＥＳとなった時処理
Ｓ１０に移る。処理Ｓ１０では、起動部１７は、スタン
バイモードを起動させて動作を停止させる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
効果が得られる。特定スイッチの状態がオンよりオフに
変化したときに指針の指示位置が０になるまでスタンバ
イモードの起動を遅延させるようにしたので、例えばイ
グニッションスイッチのような特定スイッチがオフにな
っても速度計や回転計などの指針の指示値が０になるま
で動作が続行され、不自然な状態で指針が停止すること
が無くなる。
効果が得られる。特定スイッチの状態がオンよりオフに
変化したときに指針の指示位置が０になるまでスタンバ
イモードの起動を遅延させるようにしたので、例えばイ
グニッションスイッチのような特定スイッチがオフにな
っても速度計や回転計などの指針の指示値が０になるま
で動作が続行され、不自然な状態で指針が停止すること
が無くなる。
【図１】本発明の基本構成図である。
【図２】本発明の実施例の構成図である。
【図３】同実施例の動作フローチャートである。
【図４】同実施例の指示位置算出部の動作フローチャー
トである。
トである。
１ 起動手段 ２ 現在位置出力手段 ３ 遅延手段 １０ ステップモータ １１ スケール １２ 指針 １３ 現在位置出力部 １４ 指示位置算出部 １５ 計時部 １６ 駆動パルス送出部 １７ 起動部 １８ 遅延部 １９，２０ インタフェース（Ｉ／Ｏ） ２１ プロセッサ（ＣＰＵ）
Claims (1)
- 【請求項１】 指針の指示位置を算出する指示位置算出
手段と、指針の現在位置を出力する現在位置出力手段
と、前記指示位置算出手段により算出した指示位置と前
記現在位置出力手段の出力する現在位置との差分により
指針を駆動するステッピングモータに対する駆動パルス
数を算出し、該算出した駆動パルスをステッピングモー
タに対して送出する駆動パルス送出手段とを備える針式
表示装置において、 特定スイッチがオン状態になると前記指示位置算出手段
及び前記駆動パルス送出手段を動作させる通常モードを
起動し、オフ状態になると前記特定スイッチが再度オン
状態になるまで前記指示位置算出手段及び前記駆動パル
ス送出手段の動作を停止させるスタンバイモードを起動
する起動手段と、 前記特定スイッチがオンよりオフに変化したとき、前記
現在位置出力手段より出力される指針の指示位置が０に
なるまで前記起動手段によるスタンバイモードの起動を
遅延させる遅延手段とを備える ことを特徴とする針式表
示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06175077A JP3078985B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 針式表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06175077A JP3078985B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 針式表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0843412A JPH0843412A (ja) | 1996-02-16 |
| JP3078985B2 true JP3078985B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=15989839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06175077A Expired - Fee Related JP3078985B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 針式表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3078985B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP06175077A patent/JP3078985B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0843412A (ja) | 1996-02-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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