JPH0355107Y2 - - Google Patents

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JPH0355107Y2
JPH0355107Y2 JP20067887U JP20067887U JPH0355107Y2 JP H0355107 Y2 JPH0355107 Y2 JP H0355107Y2 JP 20067887 U JP20067887 U JP 20067887U JP 20067887 U JP20067887 U JP 20067887U JP H0355107 Y2 JPH0355107 Y2 JP H0355107Y2
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は交差コイル式計器に係り、特に自動車
のエンジン回転数の指示計に使用される交差コイ
ル式計器に関する。
従来の技術 自動車のエンジン回転数等を指示する計器とし
て、従来より第4図に示すように一端に指針19
が設けられた指針軸20の他端に固定された永久
磁石21の周囲に2つのコイル22,23を交差
状態に配置して、cosx駆動回路24及びsinx駆
動回路25により第5図に実線及び破線で示
すような互いに90度の位相差を有する正弦波の特
性に近似した特性の波形の信号(例えば台形波、
三角波等の波形の信号)をコイル22,23に
夫々供給し、被測定量に応じて、供給信号の位相
を変化させることにより被測定量を指示する構成
とされた交差コイル式計器がある。
しかし、この交差コイル式計器は一般に電源が
遮断されると指針は遮断時の指示位置を指示した
ままとなる。例えば、自動車のエンジン回転数計
に交差コイル式計器を用いた場合イグニツシヨン
スイツチをオフにして、エンジン回転を停止させ
ても、回転数計はイグニツシヨンスイツチを断に
する直前の回転数を指示していることになり、好
ましくない。
このため、通常交差コイル式計器には動作電源
がオフとなつたときに指針を零位置に復帰させる
帰零手段が設けられている。この種の帰零手段と
しては従来より可動線輪形計器に用いられている
ヘアスプリングを用いるものや、第4図で指針軸
20が固定された永久磁石21に接近して帰零用
永久磁石を設けたものがあつた。
考案が解決しようとする問題点 しかるに、従来の交差コイル式計器の帰零手段
はヘアスプリングや永久磁石を付加しなければな
らず、構造が複雑となり、また、永久磁石による
帰零手段の場合、帰零用磁石が交差コイル式計器
の永久磁石に影響を与え、正確な指示ができなく
なつたり、逆に帰零用磁石の影響を受けにくくす
るために交差コイル式計器のコイル等を大型化す
る必要がある等の問題点がある。
さらに、交差コイル式計器の帰零を永久磁石に
より行なうと、指示位置によつては指針が指示値
を増大させる方向より復帰してしまう等の問題点
がある。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、電
源をオフにしても指針が正確に零位置にもどる交
差コイル式計器を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は交差した複数のコイルに駆動信号を供
給し、被測定値に応じたパルス信号を発生させ、
パルス信号に応じて駆動信号の位相を変化させる
ことにより複数のコイル内部に配置された可動磁
石を回動させ、被測定値を指示させる交差コイル
式計器において、電源が遮断されたときに帰零信
号を発生する帰零信号発生回路と、パルス信号の
パルス数を順次カウントし、パルス数に応じたデ
イジタル信号を出力する複数のカウント回路と、
複数のカウント回路の各出力デイジタル信号のう
ち一つの出力デイジタル信号を所定時間毎に順次
選択し、選択時の1つの出力デイジタル信号を前
記所定時間保持し、出力する選択回路と、帰零信
号が供給されないときは選択回路に選択信号を供
給すると共に、選択信号供給直後に、選択された
出力デイジタル信号を出力したカウント回路にリ
セツト信号を供給し、帰零信号が供給されたとき
は、複数のカウント回路にカウント停止信号を供
給し、カウントを停止させた後、複数のカウント
回路にリセツト信号を供給することにより被測定
値の指示を零点に復帰させるコントロール回路
と、選択回路の出力デイジタル信号に応じて駆動
信号の位相を変化させ、複数のコイルに供給する
信号供給回路とを具備してなる。
作 用 カウント回路は複数設けられ被測定値に対応し
て発生されるパルス信号のパルス数をカウントし
て、パルス数に応じたデイジタル信号を出力す
る。選択回路は複数のカウント回路の各出力デイ
ジタル信号のうち一つの出力デイジタル信号を所
定時間毎に順次選択し、選択時の出力デイジタル
信号を所定時間保持し、出力する。
帰零信号発生回路は電源が遮断されたときに帰
零信号を発生し、コントロール回路に供給する。
コントロール回路は帰零信号が供給されていない
ときは選択回路に選択信号を供給すると共に選択
信号供給直後に、選択された出力デイジタル信号
を出力したカウント回路にリセツト信号を供給
し、帰零信号が供給されているときは複数のカウ
ント回路にカウント停止信号を供給し、カウント
を停止させた後、リセツト信号を供給し、複数の
カウント回路をリセツトすることにより被測定値
の指示を零点に復帰させる。
また、信号供給回路は選択回路の出力デイジタ
ル信号に応じて駆動信号の位相を変化させ、複数
のコイルに供給して、被測定値に対応した指示を
行なわせる。
実施例 第2図は本考案の一実施例の概略図を示す。駆
動回路6は入力端子5より被測定量に応じた入力
信号が入力され、sinxコイル7及びcosxコイル
8に入力信号に対応した位相のsinx信号及び
cosx信号を供給する。
駆動回路6及び電圧低下検出回路4には遅延回
路3を介して電源電圧が印加されていて、スイツ
チ2により電源1がオフとされた場合でも、帰零
動作が終了するまで、電圧低下検出回路4及び駆
動回路6に電源は供給される。
第1図は本考案の一実施例のブロツク図を示
す。入力端子9には例えばエンジンなどの被測定
回転数に同期した回転信号が入力される。入力端
子9に入力された回転信号はパルス信号発生回路
である波形整形回路10に供給され、波形整形さ
れた後、周波数カウント回路11及び12に供給
される。
カウント回路である周波数カウント回路11及
び12は波形整形回路10の出力信号をカウント
して、10ビツトのデイジタルデータとして出力す
る。このとき、周波数カウント回路11及び12
にはコントロール回路15よりリセツト信号が供
給されていて、周波数カウント回路11及び12
は交互にリセツトをくり返す。また、コントロー
ル回路15は選択回路13に選択信号を供給し、
周波数カウント回路11及び12の出力デイジタ
ル信号のうち、どちらか一方の信号を選択出力さ
せる。
選択回路13の出力デイジタル信号は正弦波変
換回路16に供給され、出力デイジタル信号に応
じた正弦波に近似した波形により、sinx及び
cosxを生成し、出力する。信号供給回路を構成
する正弦波変換回路16の出力sinx及びcosx信
号は夫々同じく信号供給回路を構成するsinx駆動
回路17及びcosx駆動回路18を介して、sinx
コイル7及びcosxコイル8に供給され、その結
果としてsinxコイル7及びcosxコイル8を駆動
して被測定回転数に対応した指示を指針に与え
る。
次に、第3図Aにより本実施例の動作を説明す
る。まず、周波数カウント回路11及び12は
夫々コントロール回路15からのリセツト信号に
よりリセツトされ、夫々の出力デイジタル信号
D1,D2は零にされる。このとき、選択回路13
は周波数カウント回路11の出力デイジタル信号
D1を選択し、その出力である零を出力する。
次に、端子9に例えば入力信号としてF1が入
力されると、周波数カウント回路11及び12は
カウントを開始する。ここで、周波数カウント回
路12にコントロール回路15からリセツト信号
が供給されると、コントロール回路15からの選
択信号により選択回路13は周波数カウント回路
12の出力デイジタル信号D2=F1を選択し、こ
れを保持し、出力する。
このとき、周波数カウント回路11はカウント
を継続している。したがつて、次に、周波数カウ
ント回路11にリセツト信号が供給されると、選
択回路13は周波数カウント回路11を選択し
て、その出力デイジタル信号D1=F1+F2を保持
し、出力する。
さらに、このとき、周波数カウント回路12は
カウントを継続しているため、次に、コントロー
ル回路15が周波数カウント回路12をリセツト
し、選択回路13はその出力デイジタル信号D2
=F2+F3を保持し、出力することになる。
しかし、このとき選択回路13の出力デイジタ
ル信号は入力信号の単位時間当りのカウント数に
対して約2倍の値が出力されることになるため、
正弦波変換回路16では、入力デイジタル信号に
対し半分の値に対応する変換を行なう。
次に帰零動作について第3図Bとともに説明す
る。スイツチ2がオフとされ、電源1が供給され
なくなると、電圧低下検出回路4は電源電圧低下
を検出して、帰零信号を端子14を介してコント
ロール回路15に供給する。コントロール回路1
5は帰零信号が供給されると、カウント中の信号
をカウントした後、カウント停止信号を周波数カ
ウント回路11及び12に供給して、周波数カウ
ント回路11及び12のカウントを停止させる。
選択回路13はカウント停止信号発生時にはそ
のとき選択している出力D1を選択している。し
たがつて、そのときの出力D1はFoとなるため、
選択回路13の出力はFo-2+Fo-1→Foとなる。
その後、コントロール回路15は一定時間を経
過した後、周波数カウント回路11及び12にリ
セツト信号を供給し、周波数カウント回路11及
び12の出力D1,D2を共に0にする。
このとき、選択回路13はコントロール回路1
5からの選択信号により周波数カウント回路11
の出力D1を選択しているため、周波数カウント
回路11がリセツトされ、その出力D1がFo→0
となることにより選択回路13の出力もFo→0
となる。したがつて、選択回路13の出力はFo-2
+Fo-1→Fo→0の順で変化し、帰零されることに
なる。なお、この間、駆動回路6は遅延回路3か
ら電源を供給され、動作する。
次に帰零動作中にノイズ等により帰零信号が解
除される場合について図3Cと共に説明する。
帰零信号が供給され、周波数カウント回路11
及び12のカウントが停止し、選択回路13の出
力がFoとなつた時点で帰零信号が解除されたと
すると、選択回路13はコントロール回路15か
らの信号により周波数カウント回路11の出力
D1=Foに変えて、周波数カウント回路12の出
力D2の値はFo-1+Foで、選択回路13の出力は
Fo-2+Fo-1→Fo-1+Foと変化し、帰零動作により
低下した値Foの約2倍の値に復帰する。周波数
カウント回路11は帰零信号解除後、停止時の値
Foから続けてカウントを開始し、周波数カウン
ト回路12は帰零信号解除後、リセツトされ、0
からカウントが開始され、直ちに通常の動作に復
帰する。
このように帰零時には出力デ−タはFo-2+Fo-1
→Fo→0と順次低下させることができ、また、
帰零動作中の帰零動作解除時には出力デ−タは
Fo-2+Fo-1→Fo→Fo-1+Foと直ちに正常な状態に
復帰させることができるため、より円滑な動作を
行なわせることが可能となる。
考案の効果 上述の如く、本考案によれば、複数の周波数カ
ウント回路を設け選択回路により順次選択出力す
ることにより、入力信号の値が平滑化され、より
円滑な指示が得られ、簡単な回路構成で、電源瞬
断等のノイズに強く、確実な帰零動作を得ること
ができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロツク図、第2
図は本考案の要部の一実施例のブロツク図、第3
図は第2図のブロツク図の動作タイミングチヤー
ト図、第4図は交差コイル式計器の一例の概略
図、第5図は第4図示の交差コイル式計器を駆動
する信号の波形図である。 1……電源、2……スイツチ、3……遅延回
路、4……電圧低下検出回路、5……被測定信号
入力端子、6……駆動回路、7……sinxコイル、
8……cosxコイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 交差した複数のコイルに駆動信号を供給し、被
    測定値に応じたパルス信号を発生し、該パルス信
    号に応じて該駆動信号の位相を変化させることに
    より該複数のコイル内部に配置された可動磁石を
    回動し、該被測定値を指示する交差コイル式計器
    において、 電源が遮断されたときに帰零信号を発生する帰
    零信号発生回路と、 該パルス信号のパルス数を順次カウントし、該
    パルス数に応じたデイジタル信号を出力する複数
    のカウント回路と、 選択信号により該複数のカウント回路の各出力
    デイジタル信号のうち一つの出力デイジタル信号
    を所定時間毎に順次選択し、選択時の該1つの出
    力デイジタル信号を前記所定時間保持し、出力す
    る選択回路と、 該帰零信号が供給されないときは該選択回路に
    選択信号を供給すると共に、該選択信号供給直後
    に、選択された出力デイジタル信号を出力したカ
    ウント回路にリセツト信号を供給し、該帰零信号
    が供給されているときは、該複数のカウント回路
    にカウント停止信号を供給し、カウントを停止さ
    せた後、リセツト信号を供給することにより該被
    測定値の指示を零点に復帰させるコントロール回
    路と、 該選択回路の出力デイジタル信号に応じて該駆
    動信号の位相を変化させ、該複数のコイルに供給
    する信号供給回路とを具備してなる交差コイル式
    計器。
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