JPH07270193A - 計器の指針駆動装置 - Google Patents

計器の指針駆動装置

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JPH07270193A
JPH07270193A JP5780794A JP5780794A JPH07270193A JP H07270193 A JPH07270193 A JP H07270193A JP 5780794 A JP5780794 A JP 5780794A JP 5780794 A JP5780794 A JP 5780794A JP H07270193 A JPH07270193 A JP H07270193A
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zero
zero point
scale plate
deflection angle
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JP5780794A
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Fumio Hotta
文男 堀田
Hideki Asano
秀樹 浅野
Hiroshi Niimi
浩 新美
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コスト化を図りつつ、指針の零点復帰を確
実に行う。 【構成】 指針11は目盛板2の前面側にて回動可能に
支持され、CPU14からの駆動信号に基づいて回動す
る。目盛板2の零点位置にはストッパ12が設けられて
おり、指針11は非駆動時において自重によりストッパ
12に当接している。イグニションスイッチ21からの
最初のON信号が入力された時、CPU14は指針11
を最高速度位置まで回動させた後、その状態から低速側
へ指針11を徐々に回動させる。この処理により、指針
11は確実に零点位置に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両のインスト
ルメントパネルに設けられるスピードメータ,タコメー
タ等の計器に係り、その計器の指針を回動させるための
指針駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、一般的に用いられる自動車用ス
ピードメータである。このスピードメータの目盛板41
上において、指針42は回動軸43と一体回動可能に設
けられており、例えば交差コイルムーブメント(図示
略)により駆動されるようになっている。そして、指針
42の非駆動時には、同指針42は渦巻きバネやマグネ
ット等(図示略)により目盛板41の低速側(図の反時
計回り方向)に付勢され、零点位置に設けられたストッ
パ44に当接している。ところが、このようなスピード
メータでは、渦巻きバネやマグネット等を構成要件とす
ることで部品点数が増え、コスト高になるという問題を
抱えている。
【0003】一方、上記のような構成に対して、前記渦
巻きバネやマグネット等の構成部品を省略して低コスト
化を図ったスピードメータがある。このスピードメータ
では、指針42の非駆動時において同指針42の自重に
より指針42を目盛板41の零点位置方向に回動させ、
ストッパ44に当接させている。図9の場合には、指針
42の先端部が重くなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、指針4
2が自重によりストッパ44に当接する上記のスピード
メータでは、同メータ自体が横になったり上下逆になっ
たりすると指針42がストッパ44から離れ、回動軸4
3を中心として任意の方向に回動する。この場合、スピ
ードメータの上下を戻した時に指針42がストッパ44
の下側に移動してしまう(図9のP1の位置)。具体的
には、例えばインストルメントパネルへのスピードメー
タの組み付け前に同メータの上下が逆になることがあ
り、その状態でメータが組み付けられると上述のように
指針42が正規の位置に戻らなくなる。
【0005】そして、このP1の位置から指針42が駆
動し始めた場合、車速=0km/hであれば指針42は
先ず零点位置に移動しようとして図の時計回り方向に回
動し、ストッパ44に下側から当接する(図9のP2の
位置となる)。つまり、指針42が誤動作し、この場
合、自動車の速度が上昇しても指針42は適切な車速表
示を行うことができない。
【0006】本発明は上記の問題に着目してなされたも
のであって、その目的とするところは、低コスト化を実
現しつつ、指針の零点復帰を確実に行うことができる計
器の指針駆動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、回動軸と一体回動する指
針と、所定の駆動指令に応じた目盛板の振れ角位置に前
記指針を回動させる指針駆動手段とを備え、前記指針駆
動手段による指針の非駆動時には、前記指針が前記目盛
板の零点位置を指すべく設けられたストッパに、前記指
針を自重により当接させるようにした計器の指針駆動装
置において、前記指針が非駆動状態から駆動状態へ移行
する時に、同指針を前記目盛板の最大振れ角位置付近ま
で回動させた後、その状態から前記零点位置まで振れ角
を小さくする方向に同指針を回動させる零点復帰手段を
備えたことを要旨としている。
【0008】請求項2に記載の発明では、前記零点復帰
手段は、前記指針を最大振れ角位置付近から零点位置に
復帰させる際において、指針の振れ角が小さくなる複数
の指令値により指針を回動させるように構成している。
【0009】請求項3に記載の発明では、所定の電源供
給により前記指針の駆動を開始するものであって、初回
の電源投入時のみ、前記零点復帰手段が動作するように
構成している。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、指針は指針駆
動手段からの所定の駆動指令に応じた振れ角位置に回動
し、非駆動時には自重によりストッパに当接する。この
とき、指針は目盛板の零点位置を指す。又、零点復帰手
段は、指針が非駆動状態から駆動状態へ移行する時に、
同指針を目盛板の最大振れ角位置付近まで回動させた
後、その状態から前記零点位置まで振れ角を小さくする
方向に同指針を回動させる。
【0011】要するに、自重により指針を零点位置に保
持するようにした計器では、指針の非駆動時に計器自体
が横になったり上下逆になったりすることで、指針が正
規の零点位置に戻らなくなる場合がある。しかし、この
ような場合であっても、本構成によれば指針の駆動開始
時において上述の零点復帰処理が行われ、指針は正規の
位置(零点位置)に確実に復帰する。又、零点復帰の際
の回動方向が常に同一方向(振れ角を小さくする方向)
に限定され、逆回りすることにより生じる零点復帰時の
誤動作が防止される。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、零点復帰
手段は、指針を最大振れ角位置付近から零点位置に復帰
させる際において、指針の振れ角が小さくなる複数の指
令値により指針を回動させる。例えばスピードメータに
具体化した場合であれば、指針は高速側から低速側へ徐
々に回動し、ストッパとの当接位置で停止する。この場
合、指針が徐々に回動することにより逆回りでの零点復
帰動作が確実に防止される。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、初回の電
源投入時のみ、零点復帰手段が動作する。つまり、指針
の位置ずれは、車両等の被組付対象に計器が組み付けら
れる以前に生じ易いと考えられる。そのため、計器の車
両等への組み付け及び電源との接続が行われた後に零点
復帰処理が1回実施されれば、以後、同様の零点復帰処
理を繰り返す必要はなく、同処理を必要最小回数のみの
実施とすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を自動車のインストルメントパ
ネルに設置されるスピードメータの指針駆動装置に具体
化した一実施例について、図面を用いて説明する。
【0015】図2はスピードメータ1の構成を示す正面
図であり、図3は図2のA−A線断面図である。スピー
ドメータ1の目盛板2には、所定間隔毎に0〜240k
m/hの車速を示す数値が表示されている。本実施例の
場合、零点位置(車速=0km/hの位置)が時計のほ
ぼ八時を示す位置に設けられ、最大振れ角位置としての
最高速度位置(車速=240km/hの位置)が時計の
ほぼ四時を示す位置に設けられている。又、目盛板2に
はオドメータ3とトリップメータ4とが設けられている
(但し、図3では省略している)。
【0016】一方、目盛板2の背面側(図3の目盛板2
の右側)において、基板5にはムーブメント6が固定さ
れ、このムーブメント6と目盛板2とが連結部材7にて
連結されている。ムーブメント6は交差コイル8を有
し、この交差コイル8の回動軸9がムーブメント6の中
央部から突出している。回動軸9の先端には、目盛板2
の前面側に配置された指針ホルダ10が固定されてお
り、同指針ホルダ10には指針11が固定されている。
本実施例では、指針11は自重によりその先端部を下に
するように常に付勢されている。目盛板2上には零点位
置にストッパ12が設けられている。
【0017】従って、交差コイル8への電気信号(駆動
指令)があれば、指針11は同電気信号に応じた車速の
指示位置に回動する。又、交差コイル8への電気信号が
なければ、指針11は自重によって回動してストッパ1
2に当接した位置に保持され、このとき、指針11の先
端は目盛板2の零点位置を指し示す。
【0018】図1は、スピードメータ1の指針駆動装置
の電気的構成を示している。図1において、マイクロコ
ンピュータ(以下、マイコンと略す)13は、制御プロ
グラムを実行するCPU(中央演算装置)14と、制御
プログラムを記憶するROM(リードオンリメモリ)1
5と、演算データを一時的に記憶するRAM(ランダム
アクセスメモリ)16と、外部からの信号を取り込むI
/F(インターフェイス)17,18とを備えている。
【0019】マイコン13には、レギュレータ20を介
してバッテリ19が接続されており、バッテリ19から
の電源電圧(本実施例では、定格電圧=12V)はレギ
ュレータ20にて所定電圧(5V)に調整された後、マ
イコン13に供給される。又、マイコン13とバッテリ
19との間にはイグニションスイッチ21が接続されて
いる。そして、図示しないイグニションキーがOFF位
置からON位置に切換えられると、その旨を示すON信
号がイグニションスイッチ21から出力され、マイコン
13のI/F17を介してCPU14に入力される。
【0020】さらに、マイコン13には、車速センサ2
2が接続されている。車速センサ22は自動車のトラン
スミッションの出力軸に設けられており、同出力軸の回
転を抵抗変化として検出する磁気抵抗素子(MRE)を
有している。そして、車速センサ22は、磁気抵抗素子
による抵抗変化に基づいて1回転につき20パルスの信
号を出力する。車速センサ22からのパルス信号はマイ
コン13のI/F18を介してCPU14に入力され
る。
【0021】又、マイコン13には、スピードメータ1
のムーブメント駆動用のドライバ23が接続されてい
る。そして、ドライバ23は、マイコン13(CPU1
4)からの駆動信号に基づいて図3のムーブメント6に
電気信号を送り指針11を動作させる。なお、本実施例
では、ムーブメント6により指針駆動手段が構成され、
CPU14により零点復帰手段が構成されている。
【0022】次いで、本実施例の作用を図4〜図7を用
いて説明する。図4はCPU14により実行されるメイ
ンルーチンであり、同ルーチンはバッテリ19からの電
源供給により随時実行されスピードメータ1の指針11
の駆動を制御する。同ルーチンでは、イグニションスイ
ッチ21からのON信号(以下、IG=ONとする)が
判別され、バッテリ接続による電源供給後において最初
にIG=ONとなる時のみ、スピードメータ1の指針1
1の零点復帰処理が実施される。なお、その零点復帰処
理が完了しているか否かは初回判定フラグFの状態によ
り継続的に記憶される。ここで、F=「0」は未実施、
F=「1」は実施完了を示し、同フラグFはバッテリ接
続直後にF=「0」に初期化されるようになっている。
又、図6,図7は、図4のルーチンによる指針11の動
作を説明するものであり、便宜上、同図ではオドメータ
3及びトリップメータ4を省略している。
【0023】さて、図4のルーチンにおいて、CPU1
4は、先ずステップ100でIG=ONであるか否かを
判別し、IG=ONであれば続くステップ110に移行
して初回判定フラグFが「0」であるか否かを判別す
る。そして、F=「0」であれば、CPU14はステッ
プ120〜140の処理を実施した後ステップ150に
移行し、F=「1」であればそのままステップ150に
移行する。
【0024】即ち、バッテリ接続後におけるIG=ON
が第1回目であれば、F=「0」であるからCPU14
はステップ110を肯定判別してステップ120に移行
する。そして、CPU14は、ステップ120で指針1
1を最高速度付近まで回動させる。この場合、指針11
が正規の位置(零点位置)にあるとすれば、図6に示す
ように、指針11は零点位置(の位置)から時計回り
方向に回動し、最高速度位置(の位置)で一旦停止す
る。
【0025】又、CPU14は、続くステップ130で
高速側から低速側へ指針11を徐々に回動させる。この
場合、CPU14は、図6の→→→→の順に
指針11を回動させるべく駆動指令値を出力する。その
結果、指針11は最高速度位置(の位置)から反時計
回り方向に回動し、図6の如く動作して零点位置(の
位置)に復帰する。そして、CPU14は、ステップ1
40で初回判定フラグFを「1」にセットし、そのデー
タをRAM16に保存する。
【0026】その後、CPU14は、ステップ150〜
180で指針11を車速vn に応じた指示位置vp に駆
動させる。詳しくは、CPU14は、ステップ150で
車速データをリフレッシュするための所定時間(本実施
例では、10msec)が経過したか否かを判別し、こ
れが肯定判別されれば続くステップ160で車速パルス
周期Tに基づいて車速vn を演算する。ここで、車速パ
ルス周期Tは、車速センサ22からの出力パルス信号に
基づいて求められるものであり、具体的には図5の割り
込みルーチンにて求められる。
【0027】即ち、CPU14は、車速センサ22から
のパルス信号の立ち上がりエッジ毎に割り込みを行い、
図5のルーチンを起動させる(ステップ200)。そし
て、CPU14は、ステップ210でパルス間の計測時
間から車速パルス周期Tを演算した後、メインルーチン
に戻る(ステップ220)。
【0028】その後、CPU14は、ステップ170で
車速パルス周期Tを目盛板2上の指示位置vp に換算
し、続くステップ180で指針11を指示位置vp に駆
動させる。以降、CPU14がステップ150〜180
を繰り返すことにより、スピードメータ1は車速表示を
行う。なお、車速vn の演算方法としては、上記方法の
他に所定時間内におけるパルス数をカウントして算出す
る方法を用いることもできる。
【0029】一方、上記ルーチンにおいて第1回目のI
G=ON時に指針11が正規の位置(零点位置)にない
場合、指針11は図7に示す如く動作する。つまり、図
7において、指針11はストッパ12よりも反時計回り
方向に位置し、自重によりその先端は垂下方向を指して
いる(’位置)。
【0030】この場合、図4のステップ120の処理に
より、指針11は反時計回り方向に回動し、最高速度位
置(’の位置)で一旦停止する。又、図4のステップ
130の処理により、指針11は最高速度位置(’の
位置)から反時計回り方向に回動し、’→’→’
→’→’の順に徐々に零点位置(’位置)に復帰
する。
【0031】そして、本実施例によれば、上記構成のス
ピードメータ1及び同メータ1の指針11を駆動するた
めの指針駆動装置に関して、以下の効果を得ることがで
きる。
【0032】つまり、上記のスピードメータ1では、指
針11を常に低速側へ付勢する渦巻きバネやマグネット
等の構成を省略し低コスト化を図った。そのため、メー
タ自体が横になったり上下逆になったりすると指針11
が正規の位置(ストッパ12との当接位置)に戻らなく
なることがある(図7の’の状態)。しかし、このよ
うな場合であっても、指針11は一旦、最高速度位置に
回動された後、低速側へ徐々に回動されることにより、
確実に零点位置への復帰動作が行われる(図4のステッ
プ120,130の処理)。又、零点復帰の際の回動方
向が常に同一方向となり、逆回りすることにより発生す
る零点復帰時の誤動作が防止される。さらに、この零点
復帰処理はバッテリ接続後の最初のIG=ON時のみ実
施されるため、同処理を必要最小回数だけ行うことがで
きる。そのため、IG=ON毎に、同処理を行うことに
よるドライバに与える不快感を解消することができる。
【0033】一方、本発明の別の実施例として、図8に
示すスピードメータ31に具体化することもできる。図
8において、目盛板32には時計のほぼ二時を示す位置
に零点位置が設けられ、その零点位置にはストッパ33
が設けられている。指針34は回動軸36に固定され、
その後端側には重り部35を有している。即ち、図8の
指針11では、その先端側よりも後端側の重り部35の
方が重く、先端側が真上方向を向くように保持されてい
る。なお、指針34の重り部35は、目盛板32の背面
側に設けられ、ドライバ側からは見えないようになって
いる。
【0034】この場合にも、上記図4のルーチンに基づ
いて零点復帰処理が実施されることで、上記実施例と同
様の作用・効果を得ることができる。つまり、指針34
が図8の実線の位置(正規の位置)にあっても或いは二
点鎖線の位置(正規でない位置)にあっても、確実な零
点復帰動作が行われる。
【0035】なお、本発明は、さらに下記に示す如く変
更して具体化することができる。上記実施例では、零点
復帰処理をバッテリ接続後の第1回目のIG=ON時の
みに実施したが、IG=ON毎に実施することも可能で
ある。
【0036】又、製造メーカでの製造工程時において1
回のみの実施とすることもできる。この場合、不揮発性
メモリに零点復帰処理が完了していることを示す情報
(上記実施例の初回判定フラグFに相当する情報)を書
き込んでおけば、バッテリ取り替え時にもその情報が保
存されているために零点復帰処理が新たに行われること
はない。即ち、ユーザによる使用時には、指針駆動装置
は上記零点復帰処理を備えていない装置と全く同じ動作
を行うことになり、ユーザへ不快感を与えることはな
い。
【0037】上記実施例では、ストッパを目盛板の前面
側に設けたが、目盛板の背面側に設けてドライバ側から
見えなくし、見栄えを向上させるようにしてもよい。上
記実施例では、自動車用スピードメータに具体化した
が、タコメータ等の他の計器類に具体化してもよい。
又、鉄道車両や船舶の計器類、さらにはゲーム機器にお
ける計器類に具体化してもよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、低コス
ト化を図りつつ、指針の零点復帰を確実に行うことがで
きるという優れた効果を発揮する。
【0039】請求項2に記載の発明によれば、指針の零
点復帰を常に同一の回動方向にて行わせ、より確実な零
点復帰動作を行うことができる。請求項3に記載の発明
によれば、零点復帰動作を必要最小回数とすることで、
通常の使用時における動作の簡略化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるスピードメータの指針駆動装置
の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】スピードメータの正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】指針を駆動させるための処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図5】割り込みルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図6】指針の動作を説明するためのスピードメータの
正面図である。
【図7】同じく、指針の動作を説明するためのスピード
メータの正面図である。
【図8】別の実施例におけるスピードメータを示す正面
図である。
【図9】従来技術における課題を説明するためのスピー
ドメータの正面図である。
【符号の説明】
1…スピードメータ、2…目盛板、6…指針駆動手段と
してのムーブメント、9…回動軸、11…指針、12…
ストッパ、14…零点復帰手段としてのCPU、19…
電源としてのバッテリ、31…スピードメータ、32…
目盛板、33…ストッパ、34…指針、36…回動軸。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動軸と一体回動する指針と、所定の駆
    動指令に応じた目盛板の振れ角位置に前記指針を回動さ
    せる指針駆動手段とを備え、前記指針駆動手段による指
    針の非駆動時には、前記指針が前記目盛板の零点位置を
    指すべく設けられたストッパに、前記指針を自重により
    当接させるようにした計器の指針駆動装置において、 前記指針が非駆動状態から駆動状態へ移行する時に、同
    指針を前記目盛板の最大振れ角位置付近まで回動させた
    後、その状態から前記零点位置まで振れ角を小さくする
    方向に同指針を回動させる零点復帰手段を備えたことを
    特徴とする計器の指針駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記零点復帰手段は、前記指針を最大振
    れ角位置付近から零点位置に復帰させる際において、前
    記指針の振れ角が小さくなる複数の指令値により前記指
    針を回動させる請求項1に記載の計器の指針駆動装置。
  3. 【請求項3】 所定の電源供給により前記指針の駆動を
    開始するものであって、初回の電源投入時のみ、前記零
    点復帰手段が動作する請求項1又は2のいずれかに記載
    の計器の指針駆動装置。
JP5780794A 1994-03-28 1994-03-28 計器の指針駆動装置 Pending JPH07270193A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6014075A (en) * 1995-07-27 2000-01-11 Nippondenso Co., Ltd. Indicating instrument having stepping motor
US9566862B2 (en) 2012-05-17 2017-02-14 Denso Corporation Indicating instrument for vehicle

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