JPH10212836A - 有水式ガスホルダーの工法 - Google Patents

有水式ガスホルダーの工法

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JPH10212836A
JPH10212836A JP2827897A JP2827897A JPH10212836A JP H10212836 A JPH10212836 A JP H10212836A JP 2827897 A JP2827897 A JP 2827897A JP 2827897 A JP2827897 A JP 2827897A JP H10212836 A JPH10212836 A JP H10212836A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業能率の向上を図るとともに、大掛かり
で高い仮設足場や防護対策、大形の重機、広い作業場所
や移動通路等を必要とすることのない、有水式ガスホル
ダーの解体と組立てを行う工法を提供する。 【解決手段】 有水式ガスホルダーの架構を構成する
基柱を水槽上部に設置したジャッキで支持した状態で、
基柱を水槽下部で解体又は組立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水槽内にガスを
封入して浮かぶガス槽の上下動を案内する複数の基柱が
水槽の側壁外周に固定支持、又は水槽の外側地面の基礎
に固定支持して設けられている有水式ガスホルダーの基
柱を、水槽上部に設置したジャッキで支持した状態で、
基柱の解体又は組立てを水槽下部で行う有水式ガスホル
ダーの工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有水式ガスホルダー1の一般例を、図6
に基づいて説明する。有水式ガスホルダー1は、円盤状
の底壁6と円筒状の側壁5とからなる水槽2に水封用の
水を溜め、この水槽2内に単数、又は少なくとも内外槽
を備えた複数(図示例は内槽と中槽と外槽よりなる3槽
の複数槽)の有頂円筒形のガス槽3を浮かべて形成し、
この水封されたガス槽3内にガス出入管15を連通し、
ガスの供給と排出が行われる。図6に例示した有水式ガ
スホルダー1は、ガス槽3が最内部の内槽、中間部の中
槽、最外部の外槽の3槽からなり、その各ガス槽間はシ
ール水を封入したシール部(図示省略)で接続した比較
的大形の有水式ガスホルダー1の場合である。
【0003】有水式ガスホルダー1には、水槽2の側壁
5から所定間隔をおいた外側の周囲に隔接して複数の基
柱4が設けられている。図6に示す一般例は、各基柱4
の下部を水槽2の側壁5周囲に複数の基柱支持サポー
ト、つまり基柱取付部9で固定支持されている場合を示
している。この他に各基柱4の固定支持方法として地面
の基礎に直接固定する場合もある。基柱4は、I形鋼や
H形鋼等の断面H形状の部材等で一定間隔を置いて立設
され、この基柱4を支持枠にして全体周囲に、ガスの供
給と排出によって上下動するガス槽3を支える架構14
が形成されている。この架構14は、全体が所定強度と
所定間隔で全体形状を維持するように、水平状及び斜交
するアングル部材、チャンネル部材等よりなるブレーシ
ング11やガーダー12などの補強材を基柱4間に張設
接続して構成されている。
【0004】また水槽2の上部周囲、及び上昇したガス
槽3各槽の境界部に位置する周囲の基柱4間に、チャン
ネル材やアングル材等の型鋼材、及び鋼板材などで形成
された水槽歩廊10、ガス槽歩廊13、及びそれらに地
面から至りかつ相互に連絡する昇降用階段(図示省略)
等が架設されている。またガス槽3の上下動を円滑にす
るために、各槽のガス槽3の下端部には、ガス槽3及び
水槽2の内壁に設けたガイド(図示せず)に接する下部
ローラー7が設けられており、かつ各槽のガス槽3の上
端部には放射状にガイドアームを張り出し、その先端位
置に基柱4と接触し案内する上部ローラー8が設けられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような図6に示す
有水式ガスホルダー1は、長期間使用され老朽化などし
て解体する必要が生じた場合、ガス槽3と水槽2の解体
は、ガスを排出しガス槽3を水槽2内に降下させ水槽2
の水を抜いた後に、水槽2内の空間及び水槽2周囲の低
所で安全に解体作業ができた。しかしながら、水槽2と
ガス槽3の周囲の基柱4を含む架構14の解体作業は、
架構14が大きくて高い構築物であるために、解体作業
が大掛かりでかつ危険を伴う大変な作業となった。つま
り、水槽2の外側周囲に高く立設されている架構14の
内外周囲に沿って全体に高く大きい仮設足場等を構築
し、その仮設足場に作業員が乗って、順次上部から下部
に向かって架構14の大規模な解体作業が進められてい
た。
【0006】上述のような高所仮設足場や大形重機等を
使用する従来の有水式ガスホルダーの解体工法は、水槽
2の側壁5から所定間隔をおいた外側の周囲に隔接して
立設された高く大きな基柱4を含む架構14を上部から
下部に向かって順次切断し解体作業をするために、大掛
かりでかつ高所での危険な作業であった。また、高く大
きく仮設された解体作業用の足場の周囲全体に落下防止
用安全ネット等を張りめぐらすなど、高所作業用の安全
対策が必要であった。また、高所作業に適する熟練した
多数の作業員を必要とした。また、高い場所で火気を使
用し切断作業をするため、火花や溶断片が周辺に飛散し
たり落下するのを防止するための対策、つまり周囲に高
い防炎シートや防護壁等の火気養生などの大掛かりな防
護対策を必要とした。さらにまた、周囲に他の設備や構
築物等が接近している場合には、他の設備や構築物等へ
火花等が飛散したり解体物等が接触などしないように配
慮するための防護対策が必要となった。
【0007】また、解体した基柱4、ブレーシング1
1、ガーダー12、ガス槽歩廊13等よりなる基柱4を
含む架構14の重量物を、降下可能な大きさに切断し高
い場所から吊りながら降ろすために、大型レッカー、大
型クレーン及び吊り装置等の大形の重機が必要で、これ
らの大形重機を稼働させるための広い作業場所と移動用
の広い通路を必要とした。また、周囲に既設構築物等が
接近しているような狭い場所では、作業規模の制約など
が生じ作業能率が低下し、解体作業も困難であった。
【0008】また、図6に示す有水式ガスホルダー1を
新規に組立て構築する場合にも、上記解体する場合と同
様に、ガス槽3と水槽2の組立ては、水槽2内の空間及
び水槽2周囲の低所で安全に組立作業ができた。しかし
ながら、基柱4を含む架構14の組立作業は、その基柱
4を含む架構14が大きくて高い構築物であるために、
組立作業が大掛かりでかつ危険を伴う大変な作業となっ
た。つまり、水槽2の外側周囲に沿って全体に高く大き
い仮設足場等を構築し、その仮設足場に作業員が乗っ
て、順次下部から上部に向かって基柱4を含む架構14
の大規模な組立作業が進められていた。
【0009】上述のような高所仮設足場等を使用する従
来の有水式ガスホルダーの組立工法は、高くて大きな基
柱4を含む架構14を下部から上部に向かって順次組立
作業をするために、大掛かりでかつ高所での危険な作業
であった。つまり、高く大きく仮設された組立作業用の
足場周囲全体にわたって、落下防止用安全ネット等を張
りめぐらすなど、高所作業用の安全対策が必要であっ
た。また、高所作業に適する熟練した多数の作業員を必
要とした。
【0010】また、架構14を構成する基柱4、ブレー
シング11、ガーダー12、ガス槽歩廊13等の部材を
それぞれ幾つかの枠組み単位に形成した重量物を、高い
場所まで吊り上げるために、大型レッカー、大型クレー
ン及び吊り装置等の大形の重機が必要であり、これらの
大形重機を稼働させるための広い作業場所と移動用の広
い通路を必要とした。また、周囲に既設構築物等が接近
している狭い場所では、作業能率が低下し、組立作業も
困難であった。
【0011】この発明は、従来技術の有する上述の問題
点に鑑みてなされたもので、基柱を水槽上部で支持した
状態で、基柱の解体又は組立てを水槽下部で施工するこ
とによって、作業能率の向上を図るとともに、大掛かり
で高い仮設足場を必要とすることなく、危険を伴う高所
での作業がなく安全で、火花等落下物の大掛かりで高い
防護対策を必要とすることもなく、また大形の重機等を
必要とすることなく、広い作業場所や移動通路を必要と
することもない、有水式ガスホルダーの解体と組立てを
行う工法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る有水式ガ
スホルダーの工法は、有水式ガスホルダーの架構を構成
する基柱を水槽上部に設置したジャッキで支持した状態
で、基柱を水槽下部で解体又は組立てるものである。
【0013】また、この発明に係る有水式ガスホルダー
の工法は、有水式ガスホルダーの基柱を含む架構を解体
する際に、水槽上部の歩廊とガス槽の上部にかけ渡して
ジャッキの架台を設置し、このジャッキの架台上方の所
定高さ位置の基柱に着脱自在のジャッキ用ブラケットを
設置し、上記ジャッキの架台とジャッキ用ブラケットの
間にジャッキを設置する工程と、このジャッキで基柱を
支持した状態で所定高さ分の基柱の下部を水槽下部の地
面付近で切断除去する工程と、上記ジャッキの操作によ
り基柱を所定高さ分だけ降下させる工程と、降下したジ
ャッキ用ブラケットを再び所定高さ位置の基柱に移設す
る工程とを設け、上記水槽上部のジャッキを操作する工
程と地面付近で基柱の下部を切断除去する工程を順次繰
り返しながら基柱を含む架構を下部から解体するもので
ある。
【0014】また、この発明に係る有水式ガスホルダー
の工法は、有水式ガスホルダーの基柱を含む架構を組立
てる際に、水槽の側壁に設けた基柱ガイドに沿わせて所
定高さまで基柱を立設し、水槽上部の歩廊とガス槽の上
部にかけ渡してジャッキの架台を設置し、このジャッキ
の架台上方の所定高さ位置の基柱に着脱自在のジャッキ
用ブラケットを設置し、上記基柱の上部にブレーシング
等からなる上部架構を水槽の歩廊で組立て、上記ジャッ
キの架台とジャッキ用ブラケットの間にジャッキを設置
して基柱を含む架構を所定高さ分上昇させる工程と、こ
のジャッキで基柱を支持した状態でその基柱の下部に所
定高さ分の基柱を水槽下部の地面付近で組立てるととも
に水槽の歩廊で所定高さ分のブレーシング等からなる架
構の構成部材を組立てる工程と、上昇したジャッキ用ブ
ラケットを再び基柱の下部に移設する工程とを設け、上
記水槽上部のジャッキを操作する工程と地面付近で基柱
を組立てる工程を順次繰り返しながら基柱を含む架構を
上部から組立てるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1乃至図5に基づいて、この発
明に係る有水式ガスホルダーの工法である解体工法と組
立工法について説明する。この実施形態例は、単槽ガス
槽を有する有水式ガスホルダーの事例である。
【0016】図1は、有水式ガスホルダー1の基柱4を
含む架構14を解体又は組立てる際に使用するジャッキ
19の取付状況を示している。水槽2の上部、つまり水
槽歩廊10とガス槽3の上部にかけ渡してジャッキの架
台17を設置し、このジャッキの架台17の上にジャッ
キ19を載置する。また基柱4の所定高さ位置にジャッ
キ用ブラケット20を設置し、ジャッキ19による各基
柱4の降下又は上昇を、垂直かつ円滑に案内するための
基柱ガイド16を水槽2の側壁5に設ける。
【0017】図1のジャッキの架台17は、水槽歩廊1
0とガス槽3を利用して、水槽歩廊10の内側付近の歩
廊上部10Xから、ガス槽3の上部外側付近のガス槽屋
根3Xに至る間をかけ渡すように水平に設置した場合を
示している。また、ジャッキ19の転倒を防止し、かつ
垂直に支持するために、ジャッキ19の内面側上部とガ
ス槽屋根3Xとの間に、アングル材やチャンネル材など
よりなるジャッキのサポート18を設ける。
【0018】有水式ガスホルダー1の架構14を構成す
る基柱4は、平行辺部材の基柱フランジと、この平行す
る両基柱フランジ間を接続する基柱ウエブとからなる断
面H形状のI形鋼やH形鋼で形成した場合を示してい
る。ジャッキ用ブラケット20は、チャンネル材、アン
グル材、鋼板等を用いて支持部材に形成し、上記基柱4
の内面側に張り出すように基柱4のフランジ面に当接固
定し、基柱4にかかる架構14の重量をジャッキ19に
伝達するように形成する。また、このジャッキ用ブラケ
ット20は、フランジ面との固定部を、ボルトやクラン
プ等の螺着構造の固定具などで着脱及び再使用が容易な
取付構造にする。
【0019】このようにジャッキ用ブラケット20は、
着脱及び再使用が容易な取付構造に形成すると、簡単容
易に取付け取外しの移設作業ができる。つまり、このジ
ャッキ用ブラケット20を繰り返して使用する際に、ボ
ルトやクランプ等を緩め、基柱4に沿って上下にずらせ
ながら基柱4上部又は下部へ移設するようにすると作業
能率がさらに向上する。
【0020】また、基柱4の降下、又は上昇を垂直方向
に沿って円滑に案内するように基柱ガイド16を、水槽
2の側壁5の外周に上下方向に所定間隔をおいて溶接等
で固着して設ける。図1に示す基柱ガイド16は、基柱
4を挿通し遊嵌するように形成し、案内ローラーや押え
部材などを設けて基柱フランジの外側面に当接させ、基
柱ガイド16に挿通された基柱4の基柱フランジの外側
面は、基柱4が降下又は上昇する際に、この案内ローラ
ーなどによって傾いたりねじれたりすることのないよう
に規制され、基柱4は垂直方向に沿って円滑に導かれ案
内される。
【0021】ジャッキ19は、上記ジャッキの架台17
上に載置固定し、上端部を上記ジャッキ用ブラケット2
0に当接し、基柱4にかかる架構14全体の重量を受け
て支持するように形成する。このジャッキ19で基柱4
を含む架構14を支持する位置は水槽歩廊10上方の架
構14の重心に近い位置になるので、地面にジャッキを
設置する場合に比べ、曲げモーメントが生じ難くバラン
スを保持し易い。なおジャッキ19は、例えば油圧式や
機械式等の構造のものを使用し、複数のジャッキ19の
全部を一括操作し管理できるようにする。
【0022】上記ジャッキ19の操作は、複数の各基柱
4が平均に水平及び垂直のバランスを保って、等量ずつ
垂直に降下又は上昇するように稼働させる。この場合、
ジャッキ19は基柱4にかかる荷重の軸心を基柱4の降
下する垂直方向軸心と一致させて支持するように設置
し、基柱4に大きな曲げモーメントが生じないように、
かつ基柱ガイド16の側面に大きな摩擦抵抗や押圧力が
生じないように垂直方向に稼働させて、基柱4を含む架
構14全体を平均にバランスを保ちながら昇降させる。
【0023】図2乃至図5は有水式ガスホルダー1の基
柱4を含む架構14を順次解体する手順を示している。
なおこの有水式ガスホルダー1は、前述のようにガス槽
3が1つの単槽の事例を示しているが、ガス槽3が少な
くとも内外槽を備えた複数槽の場合にも以下詳述する単
槽の手順と同様の手順で行う。基柱4を含む架構14を
解体するに当たり、図1で詳述したように、各基柱4が
傾くことなく降下を垂直に案内する複数の基柱ガイド1
6を、基柱4に沿わせ上下方向に所定間隔をおいて水槽
2の側壁5に設ける。また、基柱4にかかる荷重、つま
り基柱4、ブレーシング11、ガーダー12等よりなる
架構14の重量を支持するように、ジャッキ用ブラケッ
ト20を、基柱4の所定高さ位置に設ける。また、水槽
2の歩廊上部10Xとガス槽屋根3Xとの間にジャッキ
の架台17を設置する。このジャッキの架台17とジャ
ッキ用ブラケット20の間にジャッキ19を設置する。
【0024】上述のように、基柱ガイド16及びジャッ
キ用ブラケット20を取付けた後、図2に示すように、
ジャッキ19を使用して基柱4を支持する。このように
ジャッキ19で基柱4を支持した状態で、水槽2の側壁
5周囲に固定した基柱支持サポート、つまり基柱取付部
又は地面の基礎との取合部(図示せず)を切断除去す
る。また、ジャッキ19で基柱4を支持した状態で、上
記基柱ガイド16より下方に位置する所定高さ分の基柱
4A(図の斜線マーキング部)を水槽2下部の地面付近
で切断除去する。また同時に、水槽2上部の歩廊10上
でこの所定高さ分、例えば手の届く程度の高さ範囲のブ
レーシング11A(図の斜線マーキング部)をガス切断
等で切断除去する。この場合、ジャッキ19は上下の移
動距離、つまりジャッキ19のストロークが大きいもの
を使用すると、一回に切断する基柱4Aを長くすること
ができるので、ジャッキ19を操作し基柱4を降下させ
るジャッキダウンの回数が少なくなり作業効率が良くな
る。
【0025】続いて、図3に示すように、ジャッキ19
を使用して上記基柱ガイド16に基柱4を案内させて架
構14を降下させる。図3に示すジャッキ19で架構1
4を支持した状態で、再び基柱ガイド16より下方に位
置する所定高さ分の基柱4B(図の斜線マーキング部)
を地面付近で切断除去するとともに、水槽2の歩廊10
上で所定高さ分のブレーシング11B(図の斜線マーキ
ング部)を切断除去する。
【0026】さらに続いて、図4に示すように、再びジ
ャッキ19を使用して、上記所定高さの切断除去分だけ
上記基柱ガイド16に案内させて架構14を降下させ
る。図4に示すジャッキ19で架構14の重量を支持し
た状態で、再び基柱ガイド16より下方に位置する所定
高さ分の基柱4C(図の斜線マーキング部)を地面付近
で切断除去するとともに、水槽2の歩廊10上でブレー
シング11C(図の斜線マーキング部)を切断除去す
る。このように、水槽2上部の歩廊10上でジャッキ1
9を操作して降下を繰り返すとともに、水槽2下部の地
面付近で基柱4の下部の切断除去の工程を順次繰り返し
て、基柱4を含む架構14を下部から解体撤去する。
【0027】図5は、図4に続いて、基柱4の下端を地
面に接地させて支持した状態で、ジャッキ用ブラケット
20及びジャッキ19を取外して、基柱4D、ブレーシ
ング11D、ガーダー12等を切断撤去する。
【0028】上記図2から図5に示した工程における、
ジャッキ用ブラケット20の基柱4上部への移動設置
は、ジャッキ用ブラケット20のボルトやクランプ等を
緩めて、ジャッキ19を接続したまま基柱4に沿ってず
らせながら基柱4上部へ移動し設置すると作業能率がさ
らに向上する。また、上記図2から図5に示した基柱4
A,4B,4C,4Dの切断除去と、ジャッキ19によ
る架構14の降下の各手順を順次繰り返しながら解体す
る工法は、地面付近の低い位置でガス溶断などで所定長
さの基柱4を切断除去し、水槽2上部の歩廊10上でジ
ャッキ用ブラケット20の移設とジャッキ19の操作に
より基柱4を降下させながら、下部から上部へと架構1
4を順次解体していく。
【0029】また、有水式ガスホルダー1の基柱4を含
む架構14を組み立てる際には、上述の解体工法の手順
とは全く逆の、図5から図2に至る手順に従って施工す
る。つまり、基柱4、ブレーシング11、ガーダー12
等よりなる基柱4を含む架構14を組み立てるに当た
り、図5において、まず、水槽2の側壁5に複数の基柱
ガイド16を上下方向に所定間隔をおいて設ける。次
に、この基柱ガイド16に沿わせて地面付近にて基柱4
Dを組立て、水槽歩廊10上の所定高さまで立設す
る。、この基柱4Dの上部に、水槽2の歩廊10上でブ
レーシング11D、ガーダー12等の架構14の上方部
分を組み立てる。続いて、図1で詳述したように、水槽
2の歩廊上部10Xとガス槽屋根3X間にジャッキの架
台17をかけ渡して設け、このジャッキの架台17上に
ジャッキ19を載置し、このジャッキ19が当接するよ
うに、基柱4の所定高さ位置のガーダー12の内側付近
にジャッキ用ブラケット20を取付ける。
【0030】続いて、図4に示すように、ジャッキ19
で基柱4を基柱ガイド16に沿って上昇させ、ジャッキ
19のストロークに相当する所定高さ位置、例えば手が
届く程度の高さ位置で基柱4にかかる荷重を保持する。
この基柱4を支持した図4の状態で、基柱ガイド16よ
り下方に位置する上記所定高さ分の基柱4C(図の斜線
マーキング部)を地面付近で組立て接続するとともに、
水槽歩廊10上で上記所定高さ範囲のブレーシング11
C(図の斜線マーキング部)を組立て接続する。
【0031】さらに続いて、図3乃至図2に示すよう
に、ジャッキ用ブラケット20を移設し、ジャッキ19
で基柱4を支持し、順次所定高さ分だけ基柱ガイド16
に沿って基柱4を上昇させ、再び基柱ガイド16より下
方に位置する所定高さ分の基柱4B,4A(図の斜線マ
ーキング部)を地面付近で順次組立て接続するととも
に、水槽2の歩廊10上で所定高さ分のブレーシング1
1B,11A(図の斜線マーキング部)を順次組立て接
続する。このように、ジャッキ19を水槽2の歩廊上部
10Xからガス槽屋根3Xに至る位置に設置して、この
ジャッキ19で基柱4を支持した状態で、地面上と水槽
2の歩廊10上にて基柱4及び基柱4に接続するブレー
シング11の組立て接続と上昇を繰り返し、最後に、基
柱4の下部を水槽2の側壁5周囲の基柱支持サポート、
つまり基柱取付部又は地面の基礎との取合部(図示せ
ず)で固定し、基柱4を含む架構14全体を構築する。
【0032】上記詳述した基柱4を含む架構14の解体
と組立ての各作業は、大掛かりで高い架設足場を使用せ
ず危険を伴う高所作業がなく、地面付近の低所及び水槽
2の歩廊10で行うため、火花や溶断片が広範囲に飛散
することなく防護対策や安全設備など大掛かりにならな
い。また大形の重機を必要とせず、ジャッキ19とジャ
ッキ用ブラケット20などの簡単な設備を使用して、作
業能率良く解体作業及び組立作業ができる。
【0033】上述のように、この発明に係る有水式ガス
ホルダーの工法である解体工法と組立工法は、基柱4下
部の切断除去作業又は組立て接続作業は地面付近にて行
い、ジャッキ用ブラケット20の移設及びジャッキ19
の操作の作業は水槽上部歩廊10及びガス槽上部で行う
ので、各作業が邪魔にならず、また重複して繁雑になる
ことがなく作業がやり易く、安全、かつ作業能率が向上
する。
【0034】また、ジャッキ19は、水槽2の上部、つ
まり水槽2の歩廊上部10Xとガス槽屋根3X上に至る
間をかけ渡したジャッキの架台17上に設けるので、特
別なジャッキ設置用架台を別個に設ける必要がない。ま
た、複数のジャッキ19全部を、ガス槽屋根3X上の中
央部で監視し、指揮しながら一括管理できるので、架構
14を平均に水平を維持しながら作業能率良く降下又は
上昇することができる。また、ジャッキ用ブラケット2
0の取付位置は基柱4の上方部であり、この重心に近い
上方位置をジャッキ19で支持するので、架構14のバ
ランスを取り易く安定性が良く、基柱ガイド16の側面
方向にかかる力が軽減される。
【0035】
【発明の効果】この発明に係る有水式ガスホルダーの工
法は、有水式ガスホルダーの架構を構成する基柱を水槽
上部に設置したジャッキで支持した状態で、基柱を水槽
下部で解体又は組立てるので、ジャッキの作業は水槽上
部位置で行い、また基柱の切断除去又は組立接続の作業
は別位置の水槽下部地面付近で行うため、各作業が邪魔
にならず、重複して繁雑になることがなく作業がやり易
く、安全、かつ作業能率が向上する。また、解体又は組
立てに用いるジャッキ全部を、水槽上部の見やすい位置
で監視し指揮しながら一括管理できるので、基柱を含む
架構を水平と垂直のバランスを維持しながらジャッキで
平均に昇降することが容易となる。さらにまた、基柱を
含む架構の重心に近い位置をジャッキで支持するので、
架構全体のバランスを保持し易く、昇降作業を円滑かつ
安全に行える。
【0036】また、この発明に係る有水式ガスホルダー
の工法である解体工法は、水槽上部の歩廊とガス槽上部
にかけ渡して設けたジャッキの架台上にジャッキを設置
するので、特別なジャッキ設置用架台を別個に設ける必
要がない。また、水槽歩廊とガス槽上部を作業架台及び
足場に利用するので、ジャッキ用ブラケットの移設作業
がやり易く、かつジャッキを操作して降下する作業がし
易い。また、複数のジャッキ全部を、ガス槽屋根上で監
視し指揮しながら一括管理できるので、架構全体を平均
に水平バランスを維持しながら解体に伴う降下を進める
ことが容易となる。さらにまた、基柱上方の重心に近い
位置をジャッキで支持するので、架構のバランスを保持
し易く解体降下作業を円滑で安全に行える。このよう
に、ジャッキ用ブラケットの移設及びジャッキの操作な
どの作業は水槽上部の歩廊とガス槽上部で行い、基柱下
部の切断除去作業は水槽下部の地面付近で行うため、各
作業がそれぞれ別の位置で重複せず繁雑でなく、安全
で、かつ作業能率が良く、解体の工期を短縮することが
できる。
【0037】またこの解体工法は、基柱を基柱ガイドに
沿って垂直方向に案内させて、ジャッキで基柱を支えそ
の下部を切断除去しジャッキ操作により降下させる工程
を順次繰り返して、地面付近の低位置及び水槽歩廊上で
下部から上部へと基柱を順次解体するので、高所での危
険な作業がなく安全に効率良く解体作業ができる。よっ
て、高所作業に熟練した作業員を必要とせず、難しい作
業もなく作業効率が良い。つまり、高い場所に解体作業
用の足場を架設する必要がなく、落下防止用安全ネット
を張りめぐらす必要がなく、高所作業用の安全対策が必
要でない。また高い場所での火気の使用と切断作業がな
いため、火花や溶断片の飛散落下防止策として高く大掛
かりな防炎シートや防護壁等による養生などの防護対策
を必要としない。また周囲の既設設備へ解体物等が飛散
などしないように配慮し防護する必要がなく、防火対
策、作業条件の制約などがないので、限られた狭い作業
場所での解体作業が可能である。また、解体した基柱等
重量物を高い場所から吊って降ろすための大型レッカー
や大型クレーン、吊り装置等の大形の重機を必要としな
い上、重機を使用する広い作業場所や、重機を移動する
広い通路も必要としない。
【0038】また、この発明に係る有水式ガスホルダー
の工法である組立工法は、ジャッキを水槽上部歩廊とガ
ス槽上部にかけ渡して設けたジャッキの架台上に設置し
たので、特別なジャッキ設置用架台を別個に設ける必要
がない。また、水槽歩廊とガス槽上部を作業架台及び足
場に利用するので、ジャッキ用ブラケットの移設作業が
やり易く、かつジャッキを操作して上昇する作業がし易
い。また、複数のジャッキ全部を、ガス槽屋根上で監視
し指揮しながら一括管理できるので、架構を平均に水平
バランスを維持しながら組立てに伴う上昇を進めること
が容易となる。さらにまた、基柱上方の重心位置近くを
ジャッキで支持するので、架構全体のバランスを保持し
易く組立て上昇作業の安全性が保たれる。このように、
基柱下部の組立て接続作業は水槽下部の地面付近で行
い、ジャッキの操作などの作業は水槽上部の歩廊とガス
槽上部で行うため、各作業が邪魔や繁雑になることがな
く、安全で、かつ作業能率が良く、組立ての工期を短縮
することができる。
【0039】またこの組立工法は、ジャッキで基柱を支
えその下部に上部に位置する基柱を組立て接続し、ジャ
ッキで支持した状態で上昇させる工程を順次繰り返し
て、地面付近及び水槽上部の歩廊で、上部の基柱を含む
架構を順次上部から下部へと組立てるので、別途組立て
用の大形の重機を必要とすることがない。また、大掛か
りで高い仮設足場を必要とすることがなく、高所での危
険な作業がなく地面付近又は水槽歩廊上で安全に組立作
業ができる。また、落下防止用安全ネットを張りめぐら
す必要がなく、高所作業用の安全対策を必要とすること
なく、高所作業に熟練した作業員を必要とせず、難しい
作業もなく作業能率が良い。さらにまた、大形の重機等
の移動用の広い作業場所等を必要としないので、狭い限
られた敷地内でも、作業性が良く工期も短縮でき経済性
が高い。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る有水式ガスホルダーの工法に
使用するジャッキ等の取付け状況を示す一部を欠除した
側面説明図である。
【図2】 この発明に係る有水式ガスホルダーの工法を
説明する一部省略した側面説明図である。
【図3】 図2に続く工程を示す説明図である。
【図4】 図3に続く工程を示す説明図である。
【図5】 図4に続く工程を示す説明図である。
【図6】 有水式ガスホルダーの一般例で、ガス槽が3
槽の複数槽の場合の全体側面を示し、左半分は基柱を含
む架構を記載し、右半分は基柱を含む架構を一部省略し
た説明図である。
【符号の説明】
1 有水式ガスホルダー 2 水槽 3 ガス槽 3X ガス槽屋根 4,4A,4B,4C,4D 基柱 5 側壁 6 底壁 7 下部ローラー 8 上部ローラー 9 基柱取付部 10 水槽歩廊 10X 歩廊上部 11,11A,11B,11C,11D ブレーシング 12 ガーダー 13 ガス槽歩廊 14 架構 15 ガス出入口 16 基柱ガイド 17 ジャッキの架
台 18 ジャッキのサポート 19 ジャッキ 20 ジャッキ用ブラケット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有水式ガスホルダーの架構を構成する基
    柱を水槽上部に設置したジャッキで支持した状態で、基
    柱を水槽下部で解体又は組立てることを特徴とする有水
    式ガスホルダーの工法。
  2. 【請求項2】 有水式ガスホルダーの基柱を含む架構を
    解体する際に、水槽上部の歩廊とガス槽の上部にかけ渡
    してジャッキの架台を設置し、このジャッキの架台上方
    の所定高さ位置の基柱に着脱自在のジャッキ用ブラケッ
    トを設置し、上記ジャッキの架台とジャッキ用ブラケッ
    トの間にジャッキを設置する工程と、このジャッキで基
    柱を支持した状態で所定高さ分の基柱の下部を水槽下部
    の地面付近で切断除去する工程と、上記ジャッキの操作
    により基柱を所定高さ分だけ降下させる工程と、降下し
    たジャッキ用ブラケットを再び所定高さ位置の基柱に移
    設する工程とを設け、上記水槽上部のジャッキを操作す
    る工程と地面付近で基柱の下部を切断除去する工程を順
    次繰り返しながら基柱を含む架構を下部から解体するこ
    とを特徴とする有水式ガスホルダーの工法。
  3. 【請求項3】 有水式ガスホルダーの基柱を含む架構を
    組立てる際に、水槽の側壁に設けた基柱ガイドに沿わせ
    て所定高さまで基柱を立設し、水槽上部の歩廊とガス槽
    の上部にかけ渡してジャッキの架台を設置し、このジャ
    ッキの架台上方の所定高さ位置の基柱に着脱自在のジャ
    ッキ用ブラケットを設置し、上記基柱の上部にブレーシ
    ング等からなる上部架構を水槽の歩廊で組立て、上記ジ
    ャッキの架台とジャッキ用ブラケットの間にジャッキを
    設置して基柱を含む架構を所定高さ分上昇させる工程
    と、このジャッキで基柱を支持した状態でその基柱の下
    部に所定高さ分の基柱を水槽下部の地面付近で組立てる
    とともに水槽の歩廊で所定高さ分のブレーシング等から
    なる架構の構成部材を組立てる工程と、上昇したジャッ
    キ用ブラケットを再び基柱の下部に移設する工程とを設
    け、上記水槽上部のジャッキを操作する工程と地面付近
    で基柱を組立てる工程を順次繰り返しながら基柱を含む
    架構を上部から組立てることを特徴とする有水式ガスホ
    ルダーの工法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111997407A (zh) * 2020-07-20 2020-11-27 中石化宁波工程有限公司 一种气柜柜顶拆除工艺
CN112502475A (zh) * 2020-11-27 2021-03-16 上海建工五建集团有限公司 支撑承载力转换装置及其使用方法
CN112502473A (zh) * 2020-11-27 2021-03-16 上海建工五建集团有限公司 支撑承载力转换装置及利用其拆除大型钢构架的方法

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