JPH10212748A - トイレ用収納体 - Google Patents

トイレ用収納体

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Publication number
JPH10212748A
JPH10212748A JP5377097A JP5377097A JPH10212748A JP H10212748 A JPH10212748 A JP H10212748A JP 5377097 A JP5377097 A JP 5377097A JP 5377097 A JP5377097 A JP 5377097A JP H10212748 A JPH10212748 A JP H10212748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
front panel
tank
cabinet
washing water
Prior art date
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Pending
Application number
JP5377097A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Tani
稔 谷
Naoko Akeki
尚子 明木
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
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Publication of JPH10212748A publication Critical patent/JPH10212748A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手の施工作業に適し、かつユーザの希望す
る種々の形状に応えることが容易なトイレ用収納体を提
供すること。 【解決手段】 洗浄水を貯留する洗浄タンクを収納する
トイレ用収納体において、前記便器本体の後方に立設し
て配置され、前記洗浄水タンクを設置するためのタンク
設置スペースを形成する、樹脂製のタンク前パネルを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄水を貯留する
洗浄タンクを収納するトイレ用収納体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗浄水を貯留する洗浄タンク
を収納するトイレ用収納体が知られている。(特開平2
−125039号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうしたトイ
レ用収納体は、木製であるため重く、人手の施工作業に
は不向きであった。さらに、加工性も低く、ユーザの希
望する種々の形状に応えることが困難であった。
【0004】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、人手の施工作業に適し、かつユーザの希
望する種々の形状に応えることが容易なトイレ用収納体
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた発明は、洗浄水を貯留する洗浄タンクを収納
するトイレ用収納体において、前記便器本体の後方に立
設して配置され、前記洗浄水タンクを設置するためのタ
ンク設置スペースを形成する、樹脂製のタンク前パネル
を備える。
【0006】本発明のトイレ用収納体によれば、タンク
前パネルが樹脂製であるため軽く、人手の施工作業に適
している。また、ユーザの希望する種々の形状に対応す
ることが容易である。
【0007】また、前記タンク前パネルが、曲面形状を
有する場合には、トイレ室内を視覚的に広く感じさせる
ことができる。
【0008】また、前記タンク前パネルの側方に立設し
て配置されるとともに、前記タンク設置スペースに接し
た収納スペースを形成するキャビネット前パネルを有す
る、樹脂製のキャビネットを備えた場合には、人手の施
工作業に適している。また、ユーザの希望する種々の形
状に対応することが容易である。
【0009】また、前記キャビネット前パネルは、曲面
形状を有する場合には、トイレ室内を視覚的に広く感じ
させることができる。
【0010】また、ヒンジ部を有し、前記収納スペース
を開閉自在とする扉本体を有する扉を備えた場合には、
収納物(トイレットペーパー等)を収納スペースから容
易に出し入れすることができる。
【0011】また、前記ヒンジ部は、前記扉本体に一体
に構成されている場合には、別体である場合と比較して
組立工程が少なくなるばかりでなく、構造が複雑となら
ず、シンプルなデザインとなる。
【0012】
【発明の他の態様】上記請求項5において、扉が閉状態
にあるとき、前記収納スペースを密閉にする扉受部を有
する場合には、収納スペース内に水が侵入し収納物(ト
イレットペーパー等)が濡れることを回避できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態にかかる収納
空間形成部材(キャビネット)を設置したトイレ室内を
示す斜視図、図2は図1の2−2線に沿った断面図であ
る。図1及び図2において、洋式便器10は、ボール部
11を有する便器本体12上に便座13及び便蓋14を
備えており、トイレ室内のほぼ中央に設置されている。
この洋式便器10の後部であり、つまりトイレ室内の奥
側には、トイレ用収納ボックス40が設けられている。
【0015】トイレ用収納ボックス40は、内部に洗浄
タンク20(図2)や配管を配置するとともにトイレッ
トペーパーなどを収納するものであり、洋式便器10の
後部に立設配置された前面パネル50(ABSもしくは
PP等の樹脂で構成されている)と、前面パネル50
(タンク前パネル:ABSもしくはPP等の樹脂で構成
されている)の左右両側に配置された右キャビネット
(ABSもしくはPP等の樹脂で構成されている)60
Rおよび左キャビネット(樹脂製)60Lと、手洗カウ
ンタ80とを備えている。
【0016】また、トイレ用収納ボックス40のうち左
キャビネット60L及び右キャビネット60Rの側面に
は、トイレ室内の巾木を避けるための切欠き(高さ10
0mm、巾10mm)が設けられている。したがって、
左キャビネット60Lとトイレ室の横壁(図示しな
い)、右キャビネット60Rとトイレ室の横壁(図示し
ない)の間に隙間が形成されないため、清掃が面倒でな
い。また、左キャビネット60L及び右キャビネット6
0Rは、巾木上にも収納空間を形成することができるの
で、全体の収納空間が大きくできる。
【0017】なお、切欠きは、トイレ室内の巾木を避け
るためのものであるから、その高さ、巾は巾木に応じて
任意の大きさに変更できることは勿論である。
【0018】図3は洗浄水タンク20や前面パネル50
を設置する前における便器本体12の後部付近を示す斜
視図である。便器本体12の後部には、2点鎖線で示す
洗浄水タンク20を固定するためのタンク取付部15が
一体に形成されている。
【0019】図4は図3のタンク取付部15の付近の拡
大図である。タンク取付部15は、その上面にタンク載
置部15aを有する支持基部15bと、この支持基部1
5bと便器本体12とを連結する連結部15cとを備え
ている。上記タンク載置部15bは、洗浄水タンク20
を載置する部位であり、その両側にフランジ部15d、
15dを備えている。フランジ部15d、15dには、
ボルト(図示省略)により洗浄水タンク20を固定する
ための取付穴15e、15eが穿設されている。この挿
入スペース15f、15fは、フランジ部15d、15
dと便器本体12の後部との間に形成されており、上記
前面パネル50を挿入するための間隙である。また、タ
ンク載置部15a及び支持基部15bには、洗浄水タン
ク20の洗浄水ボール部11(図1参照)に導くための
通水孔15gが形成されている。
【0020】図2に戻り、前面パネル50は、便器本体
12の後部に設置される化粧板であり、洗浄水タンク2
0を設置するためのタンク設置スペース50Sを形成し
ている。また、図3に示すように、前面パネル50に
は、その下部中央に挿入用切欠き52が形成されてい
る。この挿入用切欠き52は、タンク取付部15の連結
部15cの上方から挿入されるように形成されており、
その側縁部52a、52aにより連結部15cの両側を
挟持する。また、前面パネルは、挿入スペース15f、
15fに挿入されたとき、その間隙w1よりわずか薄い
板厚t1に形成されている。なお、便器本体12の後部
には、該便器本体12の上面より後方に向けてせり上が
っている傾斜部15hが形成されており、この傾斜部1
5hは、挿入切欠き52の上縁部52bを隠すように形
成されている。
【0021】また、図1に示すように、前面パネル50
の両側には、右キャビネット60R及び左キャビネット
60Lがそれぞれ配置されている。
【0022】図5は、右キャビネット60Rを示す斜視
図、図6は図5の6−6線に沿った断面図である。右キ
ャビネット60Rは、前板部61R(キャビネット前パ
ネル)と、天板部62Rと、側板部63Rとを備え、こ
れらにより収納スペース60RSが形成されている。ま
た、収納スペース60RSは、タンク設置スペース50
S(図2参照)側が開放されており、上収納棚65及び
下収納棚66を上下に配置している。
【0023】上収納棚65は、収納スペース65aを有
し、前面を扉65bで開閉自在になっており、その背板
部62Rの奥行きと同じ長さになっている。一方、下収
納棚66は、上収納棚65と同様に、収納スペース66
aを有し、前面を下扉66bで開閉自在になっており、
その背板部66cが天板部62Rの奥行きと同じ長さに
なっている。上記右キャビネット60Rは、背板部65
c、66cでトイレ室の奥壁面TWaに固定ねじ67
a、67bでねじ止め固定されている。
【0024】なお、扉65bは、ヒンジ部(図5の横面
図である図23参照)によって右キャビネット60Rに
軸支されているのであるが、このヒンジ部は巾木上に配
設されているため、トイレ室内に巾木があってもトイレ
室内を有効に利用できる。
【0025】一方、図7の斜視図に示すように、左キャ
ビネット60Lは、前板部61L(キャビネット前パネ
ル)と、天板部62Lと、側板部63Lとを備え、内部
に収納スペース60LS(図2参照)が形成されてい
る。収納スペース60LSは、図2に示すように給水管
30や排便管31などを配置するスペースであり、前板
部61Lに設けた点検用扉68を開くことにより洋式便
器10側に開放されるようになっている。上記左キャビ
ネット60Lは、天板部62Lの内面とトイレ室の奥壁
面TWaとの間に介在するL字形取付金具69aと、側
板部63Lの内面とトイレ室の奥壁面TWaとの間に介
在するL字形取付金具69bにより奥壁面TWaにねじ
止め固定されている。
【0026】また、図2の要部である図8に示すよう
に、右及び左キャビネット60R、60Lの前板部61
R、61Lは、前面パネル50に対してオーバーラップ
可能なように、つまりその前内側縁部61Ra、61L
aが、前面パネル50の右側縁部53c及び左側縁部5
3dにそれぞれオーバーラップするように前面パネル5
0に対して奥側に配置されている。この構成において、
右及び左キャビネット60R、60Lは、それ自体が独
立しているので、図9に示すように、右及び左キャビネ
ット60R、60Lの設置位置を変更することにより、
上記オーバーラップしている長さをL1からL2に変え
ることができる。
【0027】さらに、図1に戻り、前面パネル50の上
部には、手洗カウンタ80が設置されている。手洗カウ
ンタ80は、右及び左キャビネット60R、60Lの内
側にわたって設置されている。この手洗カウンタ80
は、給水管30(図2)に分岐接続された手洗カウンタ
81と、この手洗カラン81から吐出した洗浄水を受け
る手洗シンク82とを備えている。
【0028】次に、洋式便器10及びトイレ用収納ボッ
クス40をトイレ室に設置する施工作業について説明す
る。図10はトイレ室の床面TFを見た図であり、その
コーナーに給水管30及び排便管31が施工されてい
る。まず、床面TFに型紙Shを敷設した後に、床面T
Fの所定箇所に前部固定片18a及び後部固定18bを
固定ビス18c及び座金18dを用いてそれぞれ固定す
る。
【0029】続いて、図11に示すように、排便管31
に排水ジョイント32の一方の口をホースバンド33a
を用いて固定し、さらに図12に示すように、排水ジョ
イント32の他方の口を便器本体12の便器排出口16
aにホースバンド33bを用いて固定する。
【0030】次に、便器本体12のタンク取付部15に
洗浄水タンク20を取り付ける。図13は洗浄水タンク
20を取り付ける前の状態を示す。すなわち、洗浄水タ
ンク20の下部のボルト22dを取付穴15e、15e
に挿入するとともに、給水口23を通水孔15gに挿入
して、洗浄水タンク20の下面をタンク載置部15aに
載置する。その後、三角パッキン22a、座金22b及
びナット22cwを用いてボルト22dに締結する。こ
れにより、洗浄水タンク20がタンク取付部15に固定
される。続いて、給水管30(図2参照)に連結管(図
示省略)を介して洗浄水タンク20内のボールタップ
(図示省略)に接続する。
【0031】続いて、右及び左キャビネット60R、6
0Lを設置する。図14は右及び左キャビネット60
R、60Lを設置する前の状態を示す斜視図である。図
14及び図6に示すように、右キャビネット60Rは、
天板部62R及び側板部63Rの奥側の1辺及び背板部
65c、66cをトイレ室の奥壁面TWaに背板部66
cを固定する。これにより、右キャビネット60Rがト
イレ室に設置される。
【0032】一方、図14及び図7に示すように、左キ
ャビネット60Lは、L字型取付金具69aの一片を天
板部62Lに押し当てるとともにその他片を奥壁面TW
aに押し当てて取付けねじ69cで固定する。また、L
字型取付金具69bの一片を側板部63Lの内面に押し
当てるとともに他片を奥壁面TWaに押し当てて取付ね
じ69dで固定する。このとき、点検用扉68を開いて
そのスペースを利用すれば、容易にねじ止め作業を行う
ことができる。これにより、左キャビネット60Lがト
イレ室に設置される。
【0033】続いて、図15に示すように、前面パネル
50を便器本体12の後部に取り付けるが、その前の作
業として、前面パネル50に洗浄水タンク20の付属部
品を取り付ける。すなわち、図16に示すように、前面
パネル50のパネル裏面51bにタンク固定金具24を
ビス24aで固定するとともに、図17に示すように、
前面パネル50のパネル表面51a側からレバーハンド
ル25のスピンドル25aを角穴54に挿入し、そして
レバーハンドル25をパッキン25b及びナット25c
で角穴54に固定する。
【0034】そして、図15に示すように、便器本体1
2を手前に引き出し、この状態にて、前面パネル50を
便器本体12の後部に取り付ける。すなわち、図3に示
すように前面パネル50を便器本体12の後部と洗浄水
タンク20との間に差し込む。このとき、図18に示す
ように、タンク固定金具24により洗浄水タンク20の
上端部を固定する。
【0035】また、前面パネル50の取り付けにあたっ
ては、図3及び図19に示すように挿入用切欠き52を
タンク取付部15の連結部15cに位置合わせし、さら
に、前面パネル50が右キャビネット60Rの前板部6
1R及び左キャビネット60Lの手前であり、しかもオ
ーバーラップするように位置合わせして、前面パネル5
0を差し込む。これにより、前面パネル50は、挿入ス
ペース15f、15f内に挿入されるとともに、挿入用
切欠き52が連結部15cを跨いで、便器本体12の後
部に取り付けられる。
【0036】続いて、図19に示すように、便器本体1
2を矢印方向d2へ移動する。これにより、前面パネル
50は、便器本体12の後部に押されて、右キャビネッ
ト60Rの前板部61の前板部61Lに押しつけられ、
この間の隙間がなくなる。
【0037】そして、図20に示すように、便器本体1
2の下部に固定ビス70a、70aを用いて前部固定片
18a及び後部固定片18bに固定することにより、便
器本体12が床面TFに固定され、さらに化粧キャップ
71a、71aを被せる。
【0038】続いて、洗浄水タンク20の付属部品、つ
まりレバーハンドル25にフロート弁などを設置した
後、手洗カウンタ80の設置及びその配管接続や、便座
13や便蓋14などの設置などの作業を行うことによ
り、洋式便器10及びトイレ用収納ボックス40の施工
が終了する。
【0039】上記トイレ用収納ボックス40は、便器本
体12の後部に配置されて洗浄水タンク20を収納し
て、該洗浄水タンク20を便器本体12側から隠してい
る。つまり、洗浄水タンク20やその配管などがトイレ
用収納ボックス40に収納されているから優れたデザイ
ンとすることができる。しかも、右キャビネット60R
の上及び下収納棚65、66には、トイレットペーパー
などを収納できるから、トイレ室内の整理も容易であ
る。また、左キャビネット60Lには、点検用扉68が
設けられており、この点検用扉68を開ければ、配管や
水漏れなどの点検も容易である。
【0040】また、図8及び図9に示すように、右及び
左キャビネット60R、60Lは、間口方向の設置位置
を変更することができ、つまり、前面パネル50におけ
る右側縁部53c及び左側縁部53dに、前内側縁部1
6Ra及び前内側縁部61Laにオーバーラップさせる
幅をL1またはL2へと変更することができる。
【0041】さらに、手洗カウンタ80が、前面パネル
50と重合する重合部80aを有するので、その重合に
より、前面パネル50が洋式便器10側へ倒れることを
回避できる。
【0042】図21及び図22は図1及び図2に示すよ
り狭い間口に設置したトイレ用収納ボックス40を示
す。すなわち、図21及び図22に示すトイレ用収納ボ
ックス40は、便器本体12の後方に配置した前面パネ
ル50に対し、その両側に配置した右及び左キャビネッ
ト60R、60Lとのオーバーラップの幅をL2に変更
することにより、収納スペース60RS、60LSの大
きさ、及びその開口を変更することができる。これによ
り、間口の異なったトイレ室に対応することができ、し
かも間口に合わせるために前面パネル50の端部を切断
するなどの作業も不要となり、施工作業が簡単である。
【0043】また、洗浄水タンク20は、便器本体12
の後部のタンク取付部15に設置されているから、トイ
レ用収納ボックス40に別途、洗浄水タンク20を設置
するための構造を必要とせず、構造が簡単になる。
【0044】さらに、前面パネル50には、挿入用切欠
き52が形成されており、この挿入用切欠き52を連結
部15cに位置合わせして嵌合させれば、便器本体12
に容易に固定することができる。しかも、このように固
定した前面パネル50は、図19に示すように便器本体
12と一体に移動して、右及び左キャビネット60R、
60Lの前板部61R、61Lに押しつければ、便器本
体12の後部と上記前板部61R、61Lとにより挟持
された状態で簡単に位置決め固定することができ、取付
性に優れている。
【0045】しかも、便器本体12の後部には、傾斜部
15hが形成されており、この傾斜部15hが前面パネ
ル50の挿入用切欠き52の上縁部52bを隠すから、
該挿入用切欠き52を形成することにより意匠性を損な
うこともない。
【0046】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0047】上記実施の形態にかかるトイレ用収納ボッ
クス40は、便器本体12の後部にタンク取付部15を
形成し、このタンク取付部15に載置した洗浄水タンク
20を収納しているが、これに限らず、洗浄水タンク2
0を設置するための構成をトイレ用収納ボックス40自
体に形成し、洗浄水タンクと便器本体とを管体などで連
結する構成であってもよい。
【0048】また、洋式便器10と右及び左キャビネッ
ト60R、60Lとの間に、右及び左キャビネット60
R、60Lをトイレ室内の横壁に押さえ付けるための押
付部(図示しない)を介在させるようにすれば、固定ビ
ス等を使用せず、右及び左キャビネット60R、60L
を洋式便器10と横壁との間に挟持された状態で簡単に
位置決め固定することができ、施工性に優れる。その場
合、押付部が伸縮自在であれば、間口の異なったトイレ
室に容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるトイレ用収納ボ
ックス40を設置したトイレ室を示す斜視図。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図。
【図3】洗浄水タンク20及び前面パネル50を設置す
る前の便器本体12の後部を示す斜視図。
【図4】図3に示す便器本体12の後部を拡大して示す
斜視図。
【図5】右キャビネット60Rを示す斜視図。
【図6】図5の6−6線に沿った断面図。
【図7】左キャビネット60Lを示す斜視図。
【図8】前面パネル50と前板部61R、61Lの配置
関係を説明する説明図。
【図9】図8より前面パネル50と前板部61R、61
Lのオーバーラップを大きくした場合を説明する説明
図。
【図10】洋式便器10を設置する施工作業を説明する
説明図。
【図11】排便管31と排水ジョイント32の接続工程
を説明する説明図。
【図12】排水ジョイント32を便器本体12の便器排
出口16aに接続する工程を説明するための説明図。
【図13】便器本体12のタンク取付部15に洗浄水タ
ンク20を設置する作業を説明するための断面図。
【図14】トイレ用収納ボックス40を組立作業を説明
するための分解斜視図。
【図15】便器本体12の後部に前面パネル50を取り
付ける作業を説明する斜視図。
【図16】前面パネル50にタンク固定金具24を固定
する作業を説明するための斜視図。
【図17】前面パネル50にレバーハンドル25を装着
する作業を説明するための斜視図。
【図18】前面パネル50と洗浄水タンクとの支持構造
を説明するための説明図。
【図19】便器本体12を移動して前面パネル50を固
定する作業を説明する説明図。
【図20】便器本体12を前部及び後部固定片18a、
18bに固定する作業を説明するための斜視図。
【図21】トイレ用収納ボックス40間口を図1より狭
くした状態を示す斜視図。
【図22】図21のトイレ用収納ボックス40を図2に
対応する状態で示す斜視図。
【図23】図5の横断面図。
【符号の説明】
Sh…型紙、TF…床面、TWa…奥壁面、d2…矢印
方向、10…洋式便器、11…ボール部、12…便器本
体、13…便座 14…便蓋、15…タンク取付部、15a…タンク載置
部、15b…支持基部 15c…連結部、15d、15d…フランジ部、15
e、15e…取付穴 15f、15f…挿入スペース、15g…通水孔、15
h…傾斜部、16a…便器排出口、18a…前部固定
片、18b…後部固定片、18c…固定ビス、18d…
座金、20…洗浄水タンク、22a…三角パッキン、2
2b…座金、22c…ナット、22d…ボルト 23…給水口、24…タンク固定金具、24a…ビス、
25…レバーハンドル 25a…スピンドル、25b…パッキン、25c…ナッ
ト、30…給水管、31…排便管、32…排水ジョイン
ト、33a…ホースバンド、33b…ホースバンド、4
0…トイレ用収納ボックス、50…前面パネル、50S
…タンク設置スペース、51a…パネル表面、51b…
パネル裏面、52…挿入用切欠き、52a、52a…側
縁部、52b…上縁部、53c…右側縁部、53d…左
側縁部、54…角穴、60L…左キャビネット、60L
S…収納スペース、60R…右キャビネット、60RS
…収納スペース、61L…前板部、61La…前内側縁
部、61R…前板部、61Ra…前内側縁部、62L…
天板部、62R…天板部、63L…側板部、63R…側
板部、65…上収納棚、65a…収納スペース、65b
…扉、65c…背板部、65d…取付穴、66…下収納
棚、66a…収納スペース、66c…背板部、66d…
取付穴、67a…固定ねじ、68…点検用扉、69a…
L字形取付金具、69b…L字形取付金具、69c…取
付ねじ、69d…取付ねじ、70a、70a…固定ビ
ス、71a、71a…化粧キャップ、80…手洗カウン
タ、81…手洗カラン 82…手洗シンク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水を貯留する洗浄タンクを収納する
    トイレ用収納体において、 前記便器本体の後方に立設して配置され、前記洗浄水タ
    ンクを設置するためのタンク設置スペースを形成する、
    樹脂製のタンク前パネルを備えたことを特徴とするトイ
    レ用収納体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトイレ用収納体におい
    て、 前記タンク前パネルは、曲面形状を有することを特徴と
    するトイレ用収納体。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし2いずれか記載のトイレ
    用収納体において、 前記タンク前パネルの側方に立設して配置されるととも
    に、前記タンク設置スペースに接した収納スペースを形
    成するキャビネット前パネルを有する、樹脂製のキャビ
    ネットを備えたことを特徴とするトイレ用収納体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のトイレ用収納体におい
    て、 前記キャビネット前パネルは、曲面形状を有することを
    特徴とするトイレ用収納体。
  5. 【請求項5】 請求項3ないし4いずれか記載のトイレ
    用収納体において、 ヒンジ部を有し、前記収納スペースを開閉自在とする扉
    本体を有する扉を備えたことを特徴とするトイレ用収納
    体。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のトイレ用収納体におい
    て、 前記ヒンジ部は、前記扉本体に一体に構成されているこ
    とを特徴とするトイレ用収納体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002112905A (ja) * 2000-10-11 2002-04-16 Toto Ltd 洗面化粧台

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JP2002112905A (ja) * 2000-10-11 2002-04-16 Toto Ltd 洗面化粧台

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