JPH10211038A - モジュール式に組み立て可能な家具 - Google Patents

モジュール式に組み立て可能な家具

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JPH10211038A
JPH10211038A JP10011633A JP1163398A JPH10211038A JP H10211038 A JPH10211038 A JP H10211038A JP 10011633 A JP10011633 A JP 10011633A JP 1163398 A JP1163398 A JP 1163398A JP H10211038 A JPH10211038 A JP H10211038A
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Japan
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furniture
mounting plate
parts
corner
plate
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JP10011633A
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Hubert Ruether
リュター フーベルト
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 垂れぶたや内側仕切りを有する家具としても
作り上げられうるユニットシステムとしての家具を提供
する。 【解決手段】 モジュール式に組み立て可能な家具は骨
組み（１）と、コーナー留めパーツ（６）によって骨組
み開口に装着可能な組み込みプレート（５）とを基礎構
造パーツとして備える。コーナー留めパーツ（６）は組
み込みプレート（５）に取り外し可能に固定され、側方
からアクセス可能でプレート面に平行に延在し骨組み
（１）に装着される止めピン（１６）のための少なくと
も１つの収容部（１５）並びに当該収容部（１５）に止
めピン（１６）を拘束するための拘留具（２２）を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、好ましくは枠支柱
と枠コーナージョイントから構成される骨組み並びに組
み込みプレートを備えモジュール式に組み立て可能な家
具に関するものである。骨組みと組み込みプレートは家
具システムの基礎構造パーツを形成する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】骨組み
については、とにかく例えばヨーロッパ特許第０００７
０６５号並びに米国特許第４３５３６６１号、第４４１
０２９２号及び第４４１１６３９号を基礎とするような
大型ユニットシステムが関わりを有している。
【０００３】この大型ユニットシステムについては、組
み込みプレートとして単に、係止面を介し枠のます目乃
至開口に係合可能な普通の嵌め込みプレートが備えられ
ている。それによって確かに家具として特に子ども用の
背もたれ付き椅子、背もたれのない椅子又はテーブルが
作り上げられるが、モジュール式に組み立て可能な家具
としてはドア（扉）は垂れぶたや内側仕切りを有しなけ
ればならず、大型ユニットシステムはその公知の形状に
おいて適しない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】ここで対策を創出するた
めに、請求項１にしたがってもたらされ、その中心部分
がコーナー留めパーツ（コーナー取付金具）にある家具
システムが提供される。この留めパーツは組み込みプレ
ートに取り外し可能に固定されるもので、側方にアクセ
スでき（手の届く）プレート面に対し平行に延びる少な
くとも１つの収容部を有する。更に家具システムについ
て骨組みに取り付けられる止めピンが備えられる。下記
実施形態に基づいてなお詳細に説明されるように、組み
込みプレートは上記収容部の側方アクセス性によってそ
れぞれ側面から骨組みにはまり込んでいる止めピンにの
ることとなる。収容部における止めピンの拘束のために
相応する拘留具がコーナー留めパーツに備えられる。こ
の拘留具は強制的に閉じられる必要はない。
【０００５】本発明の好ましい実施態様並びに更なる特
徴、詳細及び利点は、従属請求項乃至は以下の記載から
明らかとなり、添付の図面に基づいた発明対象の実施形
態において詳細に説明される。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１に本発明に係る家具の例とし
て食器戸棚付き配膳台状の家具が示される。骨組み１は
個々の柱体状枠支柱２と枠コーナージョイント３とから
組み立てられている。枠コーナージョイント３には、６
本，５本，４本，３本アームのスペース連結具乃至は４
本，３本，２本アームの直角の面連結具が関わりを有し
ている。上記骨組みはドイツ連邦共和国 D-72770 Reutl
ingen の Quadro 社の取引名称「クアドロ(Quadro)」で
マーケットに存する大型ユニットシステムから生じた。
このシステムにおいては、図１で水玉模様を付け裏打ち
されたプラスチックプレート４が骨組み上に係止し、場
合によっては内側からネジ止めされている。
【０００７】家具のために大型ユニットシステムは、特
にもたらされた組み込みプレート５を有する。その寸法
は、個々の枠範囲の内のりの内側寸法よりもほんの少し
だけ小さくなるように決められる。組み込みプレート自
体は、ラミネートウッド、張り合わせのアクリルガラス
ミラーを備えた材木プレート、プラスチックプレート、
スチール結合プレート、網目スクリーン格子体(Rasterg
itter)等である。
【０００８】組み込みプレート５は骨組み１の個々の範
囲においてコーナー留めパーツ６で保持されている。図
１に示された家具においては、組み込みプレート５.１
は静止状態で非開放の締切プレートであり、組み込みプ
レート５.２の場合、下辺を中心に回り出る折りぶた
で、５.３と５.４はまた締切プレートであり、５.５は
扉である。組み込みプレート５のこの幾つかの機能は更
に説明されるべきようにコーナー留めパーツ６の相応す
る固定によってなされる。
【０００９】このコーナー留めパーツ６は第１の実施態
様において図２及び３に示される。この際、俯瞰図にて
互いに直線に並ぶ台形状の外部脚部７，内部脚部８を有
する合成物質鋳造パーツが関わっている。これら脚部は
台形脚側面９に沿って延び相対して直角Ｗを描く結合脚
部１０を介して互いにつながっている。この留め具パー
ツ６は、図２に示されるように、夫々の組み込みプレー
ト５のコーナー１１上に押し広げられ、結合脚部１０ま
で組み込みプレート５の相対して直角状態にあるリーデ
ィングエッジ１２は夫々両側に並んでいる。留め具パー
ツ６の固定のために、図２と３に示された実施態様の場
合、互いに一直線に並び外部脚部７，内部脚部８の内側
に形成された斜めに切られた２本の位置決めピン１３が
用いられる。コーナー１１にコーナー留めパーツ６をお
く場合、留め具パーツ６の固有弾性のもと、位置決めピ
ン１３が組み込みプレート５における対応孔１４内にカ
チリと掛かるまで、留め具パーツは弾性的に押し広げら
れる。
【００１０】留め具パーツ６は更にその内部脚部８に、
９０°に相対して位置を移した２つの収容部１５を有す
る。当該収容部は夫々、基本的に枠支柱２での止めピン
１６用差し込みケースを形成する。当該収容部１５はそ
の軸線でプレート平面に平行に延び、その際、間に突き
出し開口１９を形成する図示のような形状の２つの係止
脚部１７，１８からなる。当該係止脚部１７，１８はそ
の自由端２０で弾性的に相互に広がることができ、これ
によって止めピン１６は軸線方向にのみ収容部１５に差
し込まれるだけでなく、横から図３にしたがって矢印方
向２１から収容部１５にカチリと掛かりうる。
【００１１】収容部１５における止めピン１６の拘束の
ために、挟持体２２がもたらされる。これは互いに対抗
する方向で外側へ曲がった両方の自由端２０に係合し、
それで図３に示された状態において形状拘束的且つ摩擦
係合的に両方の係止脚部１７，１８を留める。上記挟持
体２２は支持片２３とフィルム支点(Filmscharnier)２
４とを介して留め具パーツ６の内部脚部８に永続的に動
かないようにする。更に図２で明白なように、止めピン
１６の軸線方向長さＬは収容部１５の深さＴよりも大き
く、その結果、横に延在した収容底２５が止めピン１６
の端面に当接し、（止めピンが上から延びる限り）留め
具パーツ６と組み込みプレート５は、骨組み１にのっか
かるのではなくて、ピンによって支えられる。
【００１２】図１から認識できるように、全ての組み込
みプレート５はその４つのコーナーで留め具パーツ６を
有する。始めに述べられた組み込みプレート５の幾つか
の機能を達成するために、夫々の留め具パーツにあるク
ランプ２２が別々に止めピン１６を拘束するよう又は収
容部１５から外すように調整されうる。
【００１３】非開放の締切プレート５.１，５.３，５.
４のために、コーナー範囲において４つの枠支柱に全て
夫々２つの止めピン１６が取り付けられ、その結果、各
ます目において８つの止めピン１６が留め具パーツ６の
範囲で内側から骨組みのます目に突き出る。次いで対応
する組み込みプレート５が上から又は側面からのせら
れ、その結果、止めピン１６が夫々の収容部１５に噛み
合う。次いで全ての収容部１５がクランプ２２の装着に
よって保護される。
【００１４】折りぶた５.２の場合、下方及び上方のコ
ーナー範囲において、対応する骨組みます目の、横で垂
直に延在する枠支柱に夫々水平に内側へ骨組みます目に
突き出る止めピン１６が単に固定される。折りぶたを形
成する組み込みプレート５は前方からこのピン上に係止
する。両方の下方留め具パーツ６ａ，６ｂの係止脚部１
７，１８が単にクランプ２２によって拘束され、その結
果、そこで止めピン１６がもはや収容部１５から外へ至
ることがない。もっともピン軸回りの旋回は可能で、そ
の結果、組み込みプレート５.２の両方の下方留め具パ
ーツ６ａ，６ｂは支点（ヒンジ）として作用する。両方
の上方留め具パーツ６にクランプ２２は装着されず、そ
の結果、収容部１５はその係止脚部１７，１８で相互弾
性のもとで再び止めピン１６から引き離されうる。上方
の留め具パーツ６は要するにその機能において単にロッ
ク(Verrastung)を、それ故に折りぶた５.２の確保をそ
の閉鎖位置において呈するだけである。
【００１５】対応することが、後方の重なり合う留め具
パーツ６がまた上で検討されたようにクランプ２２の装
着によって支点として機能しうる側方扉５.５にも通用
する。扉プレート５.５の後方の下留め具パーツ６’の
ための対応する機能位置が図２及び図３に示される。支
点軸線Ｓが図２に描かれている。扉の軽量段階の旋回性
は止めピン１６での収容底２５の支承によって保証され
ることが補足される。
【００１６】図４に、夫々の組み込みプレートへの留め
具パーツ６の固定のための代替の形態を示す。これにし
たがって２つの位置決めピン１３ではなく、１つのスプ
リングスリーブ２６が外部脚部７の内側面に形成され
る。当該スプリングスリーブは縦に切れめを付けられた
ピンによって形成される。このスプリングスリーブ２６
はまた組み込みプレートにおいて対応する孔を貫通係合
する(durchgreift)が、その自由なバネ端２７で留め具
パーツ６の内部脚部８における対抗開口２８にひっかか
る(hintergreift)。それで組み込みプレートへの留め具
パーツ６の真正の拘束が達成される。この拘束の引き離
し（引きはがし）のために、スプリングスリーブ２６の
バネ端２７のそばの係止張出部２９は内側に押圧され、
留め具パーツ６が弾性的に拡張し、その結果、スプリン
グスリーブ２６は組み込みプレート５における対応孔か
ら飛び出て、留め具パーツ６は外されることとなる。
【００１７】図５に、収容部１５の拘束のための代替の
形態を示す。ここで挟持体は、係止脚部１７，１８の自
由端のそばの対応する延長部３０，３１によって一体的
なように収容部１５自体を備えて形成される。その一方
の延長部３０はその自由端に支持ノーズ３２を有し、当
該ノーズは図５で点線で示されるように対向配置した延
長部３１での開口３３を貫通して差し込まれて、拘束さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図１】家具の概略的な斜視図である。
【図２】組み込みプレート上に装着された状態でのコー
ナー留めパーツの内側図である。
【図３】図２の矢印IIIから見た（組み込みプレートな
しの）コーナー留めパーツの図である。
【図４】図３からの詳細Ａのためのコーナー留めパーツ
の代替的な実施態様を示す図である。
【図５】コーナー留めパーツでの収容部のための代替的
な実施態様を示す図である。
【符号の説明】
１ 骨組み ２ 枠支柱 ３ 枠コーナージョイント ５ 組み込みプレート ６ コーナー留めパーツ １５ 収容部 １６ 止めピン ２２ クランプ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 好ましくは枠支柱（２）と枠コーナージ
    ョイント（３）から構成される骨組み（１）と、 コーナー留めパーツ（６）によって骨組み開口に据え付
    け可能な組み立てプレート（５）とを基礎構造パーツと
    して備えるモジュール式に組み立て可能な家具にして、
    その際、上記コーナー留めパーツ（６）が、 上記組み込みパーツ（５）に取り外し可能に固定され、 側方からアクセス可能で、プレート面に平行に延在し、
    骨組み（１）に装着される止めピン（１６）のための少
    なくとも１つの収容部（１５）並びに当該収容部（１
    ５）に止めピン（１６）を拘束するための拘留具（２
    ２）を有するような家具。
  2. 【請求項２】 上記組み込みプレート（５）が締切プレ
    ート（５.１）、旋回可能な扉（５.５）又は旋回可能な
    折りぶた（５.２）であることを特徴とする請求項１に
    記載の家具。
  3. 【請求項３】 上記コーナー留めパーツが、組み込みプ
    レート（５）のコーナーに停止可能な留め具パーツ
    （６）であり、これが組み込みプレート（５）の前側及
    び後ろ側の側面に並ぶ脚部（７，８）を備え、これら脚
    部がプレート面に対し横に伸びる結合脚部（１０）によ
    って結合していることを特徴とする請求項１又は２に記
    載の家具。
  4. 【請求項４】 上記留め具パーツ（６）の内部脚部
    （８）に止めピン（１６）のための収容部（１５）が配
    設され、当該収容部（１５）が２つのはねかかった弾性
    的な係止脚部（１７，１８）からなり、これらは間に止
    めピン（１６）のための突き出し開口（１９）を形成す
    ることを特徴とする請求項３に記載の家具。
  5. 【請求項５】 ２つの等しい収容部（１５）が９０°だ
    けずれてコーナー留めパーツ（６）に取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項１〜４のいずれか一項に記載
    の家具。
  6. 【請求項６】 上記収容部（１５）における止めピン
    （１６）の拘束のための上記拘留具が、係止脚部（１
    ７，１８）の両自由端（２０）を束ねるクランプ（２
    ２）であることを特徴とする請求項４に記載の家具。
  7. 【請求項７】 上記クランプ（２２）がフィルム支点
    （２４）を介して留め具パーツ（６）と永続的に結合す
    ることを特徴とする請求項６に記載の家具。
  8. 【請求項８】 収容部（１５）の上記両脚部（１７，１
    ８）がその自由端（２０）で当該収容部（１５）の閉め
    のために相反して掛かるようになっていることを特徴と
    する請求項４に記載の家具。
  9. 【請求項９】 上記留め具パーツ（６）が外部脚部
    （７）と内部脚部（８）の互いに向き合った内側で相互
    に一直線に並んだ位置決めピン（１３）を有し、これら
    ピンが組み込みプレート（５）での留め具パーツ（６）
    の固定のために組み込みプレート（５）での対応孔（１
    ４）に係合することを特徴とする請求項３に記載の家
    具。
  10. 【請求項１０】 留め具パーツ（６）の外部脚部（７）
    の内側にスプリングスリーブ（２６）が形成され、これ
    が組み込みプレート（５）での留め具パーツ（６）の固
    定のために対応孔（１４）を貫通して、その自由なバネ
    端（２７）で内部脚部（８）における対抗開口（２８）
    にひっかかることを特徴とする請求項３に記載の家具。
JP10011633A 1997-01-29 1998-01-23 モジュール式に組み立て可能な家具 Pending JPH10211038A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE29702242:3 1997-01-29
DE29702242U DE29702242U1 (de) 1997-01-29 1997-01-29 Modular aufbaubares Möbel

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JPH10211038A true JPH10211038A (ja) 1998-08-11

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ID=8035712

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10011633A Pending JPH10211038A (ja) 1997-01-29 1998-01-23 モジュール式に組み立て可能な家具

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US (1) US6039501A (ja)
EP (1) EP0856267A3 (ja)
JP (1) JPH10211038A (ja)
CN (1) CN1200258A (ja)
BR (1) BR9800506A (ja)
DE (2) DE29702242U1 (ja)

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