JPH10211036A - ワゴン - Google Patents

ワゴン

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JPH10211036A
JPH10211036A JP1401297A JP1401297A JPH10211036A JP H10211036 A JPH10211036 A JP H10211036A JP 1401297 A JP1401297 A JP 1401297A JP 1401297 A JP1401297 A JP 1401297A JP H10211036 A JPH10211036 A JP H10211036A
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wagon
side plate
bumper
handle
sideboards
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JP1401297A
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Kazuhiko Kitada
一彦 北田
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワゴンの側板をえぐって凹状の把手を形成す
ると、側板が弱体化されるという問題と、ワゴンを机に
並べて使用する際に、机の天板にワゴンの側板が直接衝
突して互いに損傷を受けるという問題を解決する。 【解決手段】 下部にキャスター2を備え、左右の側板
3、3間に収納部6を備えたワゴン本体1aの側板の外
側面3aの上部に、把手8を有する弾性材からなるバン
パー7を設ける。これにより、側板に凹状の把手を形成
する必要がなくなり、側板の弱体化が防止される。ま
た、ワゴンを机と並べた際に、机の天板にバンパーが当
たって、机とワゴンとの双方の損傷は防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、把手が形成された
バンパーを備えるワゴンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、左右の側板の外側面に、引き回し
て移動させる際に指を掛けるための把手としての凹部を
設けたワゴンは公知である。また、キャスターを備える
ベースの縁を、ワゴン本体の側面より外側方に突出させ
て、ワゴン本体が壁面やフロアのコーナー部等に衝突し
たり、擦れ合ったりするのを防止するようにバンパー
が、実開平3−78429号公報によって公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来技術
においては、指を掛けてワゴンを引き回し移動させるの
に十分な深さを有する凹状の把手を側板に形成するに
は、側板を相当に厚くしなければならない。もし、側板
が薄いと、十分な深さの把手を形成することができない
か、あるいは、側板を深くえぐらなければならないた
め、側板の強度を低下させることとなる。
【0004】また、ベースをバンパーとしたものにおい
ては、ベースが机やテーブルの張り出た天板より低い位
置にあるため、ワゴンを机やテーブルに並べて使用する
際に、天板にワゴン本体の側板が直接衝突して互いに損
傷を受けたり、不快な衝突音を発したりする。
【0005】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、ワゴンの側板に凹部を形成することな
く、側板の強度を確保し、しかも、ワゴンを机やテーブ
ルに並べて使用しても、ワゴン本体と天板が直接衝突し
て、互いに損傷を受けることのないようにしたワゴンを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 下部にキャスターを備え、左右の両側板間に収納
部を備えるワゴンにおいて、前記側板の外側面の上部
に、把手を有し、かつ弾性材からなるバンパーを、前記
外側面より突出させて設ける。
【0007】(2) 上記(1)項において、バンパーを、
縦長とする。
【0008】(3) 上記(1)または(2)項において、バ
ンパーを、側板の前後にそれぞれ設ける。
【0009】(4) 上記(1)項において、バンパーを、
側板の前端と後端との間にまたがるものとする。
【0010】(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、バンパーを、側板の外側面から側板の後端面に延出
させる。
【0011】(6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおい
て、把手が、凹状に形成されている。
【0012】(7) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおい
て、把手を、指掛け用の貫通孔を有するものとする。
【0013】(8) 上記(6)項において、側板に、凹状
の把手を受け入れる凹みを設ける。
【0014】(9) 上記(7)項において、側板に、貫通
孔に連続する凹みを設ける。
【0015】(10) 上記(1)〜(7)項のいずれかにおい
て、バンパーに、名前、収納備品名等を表示する表示部
を設ける。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。ワゴン(1)は、下面4隅にキャ
スター(2)を備え、かつ左右の側板(3)(3)の間に、シ
ャッター(4)によって開閉される事務用備品棚や抽斗
(5)等の収納部(6)を備え、さらに、左右の側板(3)の
外側面(3a)の上部の前後に、合計4つのバンパー(7)を
備えている。
【0017】バンパー(7)は、凹状の把手(8)を有し、
バンパー(7)の内側方へ突設して、ワゴン(1)の側板
(3)の孔(9)に押し込まれる外れ防止突栓(10)と、タッ
ピングねじ(13)とによって側板(3)の外側面(3a)に突出
して取付けられ、ワゴン(1)を机(11)やテーブルに並べ
たとき、あるいは、壁に密着させたとき、机(11)やテー
ブルの天板(12)、あるいは、壁にワゴン本体(1a)が直接
当たらないようにしている。上記外れ防止突栓(10)は、
側板(3)から抜けるのを防止するための、複数の逆向き
凹凸(10a)を備えている。
【0018】バンパー(7)は、やや薄肉の合成樹脂ある
いはゴム等の弾性材からなる成形品であり、手触りが柔
らかで、重い状態のワゴン(1)を移動させるとき、指先
が痛くならないように、要所に丸味を付してあり、かつ
机(11)等の天板(12)に当たったときの衝撃を弾性変形し
て和らげるようになっている。
【0019】さらに、バンパー(7)は、外れ防止突栓(1
0)と把手(8)との間の部分と、側板(3)の外側面(3a)と
の間に形成された隙間(S)と、側板(3)の外側面(3a)に
接触する側部舌片(14)とによっても、弾性変形し易くな
っており、上記衝撃を確実に和らげるようになってい
る。
【0020】バンパー(7)は、やや縦長をなし、把手
(8)に指を掛ける部分を長くして、ワゴン(1)を移動さ
せ易くしてあり、かつ、図4に示すように、机(11)等の
天板(12)の高さ調節を行うこともできるようになってい
る。
【0021】ワゴン(1)は、後部を壁に押し付けて置く
場合もある。このため、ワゴン本体(1a)が壁に直接当た
らないようにして、壁に損傷を与えない端面舌片(15)
が、バンパー(7)に一体成形されている。この端面舌片
(15)は、側板(3)の外側面(3a)から前端面(3b)あるいは
後端面(3c)に沿って、平面視円弧状に延設されている。
【0022】バンパー(7)の凹状の把手(8)は、図3に
示すように、側板(3)の強度を弱めない程度の深さに側
板(3)の外側に形成された凹部(16)にはめ込まれてい
る。このため、把手(8)は、バンパー(7)を側板(3)の
外側面(3a)から必要以上に突出させることなく、指を掛
け易い深さに形成されている。
【0023】バンパー(7)には、名前、収納備品名等が
記載された表示片を取付ける表示部(17)が形成されてい
る。
【0024】バンパーの変形例として、図5に示すよう
に、側板(3)の前端と後端との間にまたがって、側板
(3)を補強するようにしたバンパー(27)もある。このバ
ンパー(27)は、ワゴンを持ち上げる場合、バンパーの下
面(27d)の所望の場所に指を掛けることができ、ワゴン
を持ち易い状態で持ち上げることができる。
【0025】バンパーのさらなる変形例として、図6に
示すように、貫通孔(31)が形成された把手(38)を有し、
接着剤によって側板(3)に取付けられた弾性材からなる
バンパー(37)もある。この場合、図7に示すように、側
板(3)の強度を弱めない程度の深さに、側板(3)の外側
に上記貫通孔(31)に連続する凹部(36)を形成すると、指
を掛け易くなる。
【0026】なお、図6のバンパー(37)も、縦長に成形
されて、側板の前後にそれぞれ設けられるようになって
いる。また、端面舌片と、表示部を一体成形してもよ
い。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によると、ワゴンを机や
テーブルに並べたとき、あるいは、ワゴンの側面を壁に
押し当てたとき、バンパーによって、ワゴン本体と天板
とが、あるいは、ワゴン本体と壁とが直接接触しないよ
うにして、不快な衝突音を小さくすることができるとと
もに、ワゴン本体、天板、壁等の損傷を防止することが
できる。また、バンパーには把手が形成されているた
め、ワゴンの側板に把手を形成する必要がなくなり、側
板の弱体化を防止することができる。さらに、ワゴンの
側板に把手を形成する必要がなくなることによって、側
板を薄くしてワゴンを軽くすることができる。
【0028】請求項2の発明のように、バンパーを縦長
にすると、把手に指を掛ける部分の長さが長くなり、ワ
ゴンを移動させ易くなるとともに、机等の天板の高さ調
節や、天板の高さの異なる机に対応することができる。
【0029】請求項3の発明のように、バンパーをワゴ
ンの側板の前後にそれぞれ設けると、選択的に指を掛け
る場所が多くなり、ワゴンの移動時に、ワゴンを取り扱
い易くなる。
【0030】請求項4の発明のように、バンパーをワゴ
ンの側板の前端と後端に延設すると、側板を補強するこ
とができる。また、ワゴンを持ち上げるような場合、バ
ンパーの下面の所望の場所に指を掛けることができ、ワ
ゴンを持ち易い状態で持ち上げることができる。
【0031】請求項5の発明のように、バンパーを、側
板の外側面から側板の後端面に延設して、該後端面より
突出させると、ワゴンの後端を壁に押し当てた場合、バ
ンパーが壁に当接して、ワゴン本体と壁との接触を防止
して双方の損傷を防止することができる。
【0032】請求項6の発明のように、把手が凹状に形
成されていると、把手の部分の弱体化を防止することが
できる。
【0033】請求項7の発明のように、把手が指掛け用
の貫通孔を有していると、バンパーの厚み全体を利用し
て把手に指を掛けることができ、ワゴンを移動させ易く
なる。
【0034】請求項8の発明のように、側板に、凹状の
把手を受け入れる凹みを設けると、側板の強度を弱める
ほど深く凹みを形成することなく、指を掛け易い十分な
深さを得ることができる。
【0035】請求項9の発明のように、側板に、貫通孔
に連続する凹みを設けると、側板の強度を弱めるほど深
く凹みを形成することなく、指を掛け易い十分な深さを
得ることができる。
【0036】請求項10の発明のように、バンパーに、
名前、収納備品名等を表示する表示部を設けると、ワゴ
ンの管理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のワゴンの斜視図である。
【図2】ダンパーの断面図である。
【図3】図2の3−3矢視断面である。
【図4】図1のワゴンを机の脇に置いたときの、ワゴン
と机の正面図である。
【図5】他の実施形態のダンパーの斜視図である。
【図6】他の実施形態のダンパーの斜視図である。
【図7】他の実施形態のワゴンのダンパーの断面図であ
る。
【符号の説明】
(1)ワゴン (1a)ワゴン本体 (2)キャスター (3)側板 (3a)外側面 (3b)前端面 (3c)後端面 (4)シャッター (5)抽斗 (6)収納部 (7)バンパー (8)把手 (9)孔 (10)外れ防止突栓 (10a)逆向き凹凸 (11)机 (12)天板 (13)タッピングねじ (14)側部舌片 (15)端面舌片 (16)凹部 (17)表示部 (27)バンパー (27d)バンパーの下面 (31)貫通孔 (36)凹部 (37)バンパー (38)把手

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部にキャスターを備え、左右の両側板
    間に収納部を備えるワゴンにおいて、前記側板の外側面
    の上部に、把手を有し、かつ弾性材からなるバンパー
    を、前記外側面より突出させて設けたことを特徴とする
    ワゴン。
  2. 【請求項2】 バンパーを、縦長とした請求項1記載の
    ワゴン。
  3. 【請求項3】 バンパーを、側板の前後にそれぞれ設け
    た請求項1または2記載のワゴン。
  4. 【請求項4】 バンパーを、側板の前端と後端との間に
    またがるものとした請求項1記載のワゴン。
  5. 【請求項5】 バンパーを、側板の外側面から側板の後
    端面に延出させ、該後端面より突出させた請求項1〜4
    のいずれかに記載のワゴン。
  6. 【請求項6】 把手が、凹状に形成されている請求項1
    〜5のいずれかに記載のワゴン。
  7. 【請求項7】 把手が、指掛け用の貫通孔を有する請求
    項1〜5のいずれかに記載のワゴン。
  8. 【請求項8】 側板に、凹状の把手を受け入れる凹みを
    設けた請求項6記載のワゴン。
  9. 【請求項9】 側板に、貫通孔に連続する凹みを設けた
    請求項7記載のワゴン。
  10. 【請求項10】 バンパーに、名前、収納備品名等を表
    示する表示部を設けた請求項1〜7のいずれかに記載の
    ワゴン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013008868A1 (ja) * 2011-07-12 2013-01-17 株式会社岡村製作所 カート装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013008868A1 (ja) * 2011-07-12 2013-01-17 株式会社岡村製作所 カート装置

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