JPH10210524A - 情報表示機器 - Google Patents

情報表示機器

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JPH10210524A
JPH10210524A JP9013833A JP1383397A JPH10210524A JP H10210524 A JPH10210524 A JP H10210524A JP 9013833 A JP9013833 A JP 9013833A JP 1383397 A JP1383397 A JP 1383397A JP H10210524 A JPH10210524 A JP H10210524A
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JP9013833A
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English (en)
Inventor
Hideo Fukuchi
英雄 福地
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Publication of JPH10210524A publication Critical patent/JPH10210524A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部での表示動作を改良して小型の表示部
であって、大量の情報を手間をかけずに読むことのでき
る情報表示機器を提供すること。 【解決手段】 情報表示機器1において、液晶表示パネ
ル3で今回表示する情報量が4行以下であるときには固
定表示方法を用いるが、今回表示する情報量が4行を越
えているときにはスクロール表示を自動的に3回繰り返
す。スクロール速度については、スクロール表示を開始
する際の速度を予め設定可能であるととも、スクロール
表示を開始した以降も変更可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッセージ表示機
能付き個別選択呼出受信機などの情報表示機器に関する
ものである。さらに詳しくは、小型の情報表示機器にお
いて、サイズの限られた表示部上に大量の情報を効果的
に表示するための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】個別選択呼出受信機、いわゆるポケット
ベルなどの情報表示機器(小型通信装置)の分野では、
発信者の電話番号の表示機能やベルなどによる報知機能
だけでなく、各種メッセージの表示をも行えるようにな
りつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、情報表
示機器において長いメッセージも表示可能にするにはそ
の分、大型の表示部が必要となるので、情報表示機器の
小型化や携帯性が損なわれる。従って、個別選択呼出受
信機などの小型の情報表示機器では受信できる情報量を
制限しなければならない。
【0004】そこで、小型の情報表示機器で長いメッセ
ージを扱うことができるように、長いメッセージを受信
したときには、表示部の一画面で表示可能な量を一頁分
として、受信したメッセージを複数頁の情報として記憶
しておき、メッセージの一頁分だけを表示するともに、
その残量も表示する方法が考えられる。このように構成
すると、利用者は現在表示されているメッセージには続
きがあることを知るので、次の頁をめくるように表示を
一画面毎に更新していきながら受信した情報を全て読み
取ることができる。それ故、受信した情報量が1画面内
で表示可能な量を越えているときでも表示可能であるの
で、小型の表示部しか備えていないような情報表示機器
において一度に受信できる量に対する制限を無くすこと
ができる。
【0005】しかし、このような表示形態では大量の情
報を表示できる一方で、表示が頁毎に完全に切り換わっ
てしまうため、表示内容を読み取りにくいという新たな
問題点がある。また、現在表示されている一画面を読み
終えた後、次の画面に切り換える度にボタンスイッチを
押すなどの操作が必要であるため、大量の情報を受信し
た際にはそれを読むのに手間がかかるという問題点もあ
る。
【0006】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
表示部での表示動作を改良して小型の表示部であっても
大量の情報を手間をかけずに読むことのできる情報表示
機器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、情報を表示するための表示部と、該表
示部での表示動作を制御する表示制御手段と、前記表示
部での表示動作を指定するための操作部とを有する情報
表示機器において、前記表示制御手段は、前記表示部で
今回表示する情報量が1画面内で表示可能な量以下であ
るときには前記表示部に固定表示を行わせ、今回表示す
る情報量が1画面内で表示可能な量を越えているときに
は前記表示部に連続して複数回のスクロール表示を自動
的に行わせることを特徴とする。
【0008】たとえば、前記表示制御手段は、キャラク
タ群からなる情報を前記表示部で複数行にわたって縦書
きまたは横書きで表示させ、今回表示すべき情報量が1
画面内で表示できる行数以下であるときには前記表示部
に固定表示を行わせ、今回表示する情報量が1画面内で
表示可能な行数を越えているときには前記表示部に連続
して複数回のスクロール表示を自動的に行わせる。この
場合に縦書き表示の場合には横方向へのスクロール表示
を行い、横書き表示の場合には縦方向へのスクロール表
示を行う。
【0009】本発明では、今回表示すべき情報が1画面
内で表示できる行数を越えているときには、ボタンスイ
ッチを操作して次頁をめくるように表示全体を切り換え
ていく形態と違って、スクロール表示を自動的に行う。
このため、小さな表示部で大量の情報を表示する場合で
も表示内容を読みやすいとともに、その都度操作が要ら
ない分、手間がかからない。
【0010】本発明において、前記表示制御手段は、所
定のスクロール速度で前記スクロール表示を開始した以
降、前記操作部において前記スクロール速度を変更する
ようにとの外部操作があったときには該外部操作に基づ
いて前記スクロール速度を変更するように構成されてい
ることが好ましい。このように構成すると、実際に行わ
れているスクロール表示を見ながら適正なスクロール速
度に調整できるので、スクロール表示であっても情報を
読み取りやすい。
【0011】本発明において、前記表示制御手段は、前
記スクロール表示を開始する際のスクロール速度が前記
操作部を介して予め設定できるように構成されているこ
とが好ましい。このように構成すると、利用者の読み取
り速度に応じて最適なスクロール速度に予め調整してお
けるので、スクロール表示であっても情報を読み取りや
すい。
【0012】この場合に、前記表示制御手段は、前記ス
クロール表示を開始する際のスクロール速度が前記操作
部を介して設定される際には現在設定されているスクロ
ール速度によるデモ表示を前記表示部に行わせることが
好ましい。
【0013】このような情報表示装置は、たとえば通信
回路を介して受信した情報を前記表示部で表示するよう
な情報通信装置として用いるのに適している。
【0014】
【発明の実施の形態】図面に基づいて、本発明の実施の
形態を説明する。
【0015】[全体構成]図1は、本発明を適用した情
報表示機器の本体部分を示す説明図であり、図1
(A)、(B)、(C)には、表示部で表示形態が切り
換わっていく様子を示してある。
【0016】図1において、本形態に係る情報表示機器
1は、腕装着型のメッセージ表示機能付き個別選択呼出
受信機として使用可能な表示装置であり、表面側に矩形
の液晶表示パネル3(表示部)が配置された装置本体2
と、この装置本体2を腕に装着するための腕バンド4と
から構成されている。
【0017】この情報表示機器1では、装置本体2内あ
るいは腕バンド4の内部にループアンテナまたはスロッ
トアンテナが構成されている。装置本体2には回路組立
体(図示せず。)が内蔵され、この回路組立体には回路
基板や回路駆動用電池などが含まれている。回路基板に
は高周波アナログICや信号処理用のデジタルICなど
といった種々の電子部品が実装され、これらの電子部品
によって受信用の通信回路が構成されている。
【0018】装置本体2の表面側には2つのボタンスイ
ッチA、Bが配置され、外周部分には2つのボタンスイ
ッチC、Dが配置されている。これらのボタンスイッチ
A、B、C、Dは、後述するように、情報表示機器1に
おいて液晶表示部3に時刻表示を行わせるための指令、
受信した情報の表示を行わせるための指令、これまで受
信した情報のうちのいずれかを再生、表示するかの指定
などを行うための操作部5である。
【0019】液晶表示パネル3はドット表示を行うタイ
プのものであり、本形態では、4行分のキャラクタ群を
横書き表示することができる。また、液晶表示パネル3
では、1行あたり約20キャラクタを表示することが可
能である。但し、本形態では、表示するキャラクタの種
類によって表示の際の大きさ(幅)を変えるようにフォ
ントを構成してあるため、1行中に表示可能なキャラク
タ数は表示する内容に伴い変動する。すなわち、隣接す
るキャラクタ同士の間隔はキャラクタの種類にかかわら
ず1ドット分で一定であるが、たとえば、キャラクタ
「w」「i」「n」の大きさは、それぞれ横幅が5ドッ
ト分、1ドット分、4ドット分であるなど、キャラクタ
の表示に必要最小限のドット数を有するフォントが構成
されている。このように、キャラクタの種類に応じて幅
方向のドット数を変えることにより、キャラクタを1行
内に最も多く、しかも識別しやすい形態で表示すること
ができる。
【0020】このようにして1行内に可能な限り多くの
キャラクタを表示するようにしたことに加えて、本発明
では、今回表示する情報量が1画面内で表示可能な量を
越えているときには液晶表示パネル3にスクロール表示
を自動的に行わせる。これに対して、液晶表示パネル3
で今回表示する情報量が1画面内で表示可能な量以下で
あるときには液晶表示パネルに固定表示を行わせる。す
なわち、本形態では、今回表示すべき情報量が4行以下
であるときには、液晶表示パネル3において各キャラク
タを同じ位置で表示し続ける固定表示方法を用いるが、
今回表示する情報量が4行を越えているときには、図1
(A)、(B)、(C)に表示形態を時系列的に示すよ
うに、表示を上方にスクロールさせる。このような4行
を越える長いキャラクタ群からなる情報(メッセージ)
を以下、ロングメッセージといい、4行以下の短いキャ
ラクタ群からなる情報(メッセージ)を以下、ショート
メッセージという。
【0021】また、スクロール表示によって受信した情
報の最後の頁まで表示し終えた後には、最初の頁(トッ
プページ)を再び表示し、しかる後に最初から最後まで
スクロール表示を自動的に3回連続して行う。
【0022】このように、今回表示すべき情報が1画面
内で表示できる行数を越えているときにはスクロール表
示を自動的に繰り返すため、小さな液晶表示パネル3で
大量の情報(ロングメッセージ)を表示する場合でも表
示内容を読みやすいとともに、その都度操作が要らない
分、手間がかからない。
【0023】図2は本発明を適用した情報表示機器の要
部の機能ブロック図である。
【0024】このような表示形態を構成するにあたっ
て、本形態の情報表示機器1では、その構成を図2にブ
ロック図で示すように、アンテナ体11と、このアンテ
ナ体11を介して受信を行うための通信回路12と、こ
の通信回路12を介して受信した受信したメッセージを
発信元や受信時刻などとともに記憶しておくメモリ13
と、受信した情報や時刻などを表示するための液晶表示
パネル3と、この液晶表示パネル3での表示動作を外部
から指令するためのボタンスイッチA、B、C、Dから
なる操作部5と、液晶表示パネル3での表示動作を制御
する表示制御手段6と、受信があったときなどにその旨
をブザー音や振動によって利用者に知らせる報知部14
とを有する。ここで、表示制御手段6は、各ボタンスイ
ッチA、B、C、Dへの操作を監視するスイッチ操作監
視部61と、メッセージの再生時にはスイッチ操作監視
部61での監視結果に基づいてメモリ13から読み出さ
れたメッセージがショートメッセージかロングメッセー
ジかを判定するメッセージ判定部62と、このメッセー
ジ判定部62での判定結果に基づいてメッセージの種類
によってはスクロール表示するためのデータ処理を行っ
て液晶表示パネル3に出力する表示用データ処理部63
などから構成されている。表示制御手段6は、表示制御
を含めて情報表示機器1全体の制御を行うためのCPU
16で実現でき、このCPU16は、ROM17などに
格納されているプログラムに基づいて動作する。
【0025】メモリ13には、ヘッダ131、およびこ
のヘッダ131に対応するメッセージ132が記憶され
る。メッセージ132は、ショートメッセージSMsg
#1〜SMsg#n、またはLMsg#1〜LMsg#
nとしてメモリ13に記憶される。
【0026】[基本動作]このように構成した情報表示
機器1における基本動作は、概ね図3に示すとおりであ
る。すなわち、情報表示機器1は受信待機中は時刻表示
モードTDにあり、この時刻表示モードTDでは、ボタ
ンスイッチAを押すたびに、通常時刻表示モードTD
1、別時刻を表示するデュアル時刻表示モードTD2、
アラームモードTD3、ストップウォッチモードTD4
へ切り換わって通常時刻表示モードTD1に戻る。時刻
表示モードTDでボタンスイッチBを押したとき、ある
いはいずれのモードにあっても新たなメッセージを受信
したときにはメッセージ表示モードMDに切り換わる。
逆にメッセージ表示モードMDでボタンスイッチAを押
したとき、あるいはいずれのボタンスイッチが押されな
い状態がたとえば2分間継続したときには時刻表示モー
ドTDに戻る。
【0027】メッセージ表示モードMDでは、ボタンス
イッチBを押す度にメッセージが最新のものから古いも
のの順に時系列的に読み出されるが、メッセージの種類
(長短)によっては固定表示を行うショートメッセージ
の表示モードMDSと、スクロール表示を行うロングメ
ッセージの表示モードMDL(スクロール表示/図1参
照)とに自動的に切り換わる。
【0028】このような表示形態は、たとえば図4ない
し図6を参照して説明するいずれかの処理によって実現
できる。
【0029】(受信直後の基本動作の例1)図4は、本
発明を適用した情報表示機器で行う受信直後の基本動作
を示すフローチャートであり、ここに示す例では、受信
後にボタンスイッチBへの操作があって始めて、受信し
たロングメッセージのスクロール表示を行う。
【0030】図4に示すように、ステップST401で
動作を開始した以降、メッセージを受信すると(ステッ
プST402)、ステップST403ではロングメッセ
ージか否かを判断する。
【0031】ステップST403でショートメッセージ
であると判断したときには、ショートメッセージを表示
した後(ステップST404)、ショートメッセージを
受信した旨の報知を行う(ステップST405)。次に
ボタンスイッチBからの入力の有無、および報知回数を
監視しながら(ステップST406、ST407)、計
8回までは報知を行う。その間、ボタンスイッチBから
の入力があったと判断したとき(ステップST40
6)、または報知を計8回行ったと判断したときには
(ステップST407)、報知を停止する(ステップS
T408)。
【0032】ステップST403でロングメッセージで
あると判断したときには、ロングメッセージのトップペ
ージを表示した後(ステップST409)、ロングメッ
セージを受信した旨の報知を行う(ステップST41
0)。ボタンスイッチBからの入力の有無、および報知
回数を監視しながら(ステップST411、ST41
2)、計8回までは報知を行う。
【0033】その間、ボタンスイッチBから入力があっ
たと判断したときには(ステップST411)、報知を
停止し(ステップST415)、しかる後にロングメッ
セージのスクロール表示を連続3回繰り返した後(ステ
ップST416)、ロングメッセージのトップページを
表示した状態に戻る(ステップST417)。
【0034】また、報知を計8回行ったと判断したとき
にも(ステップST412)、報知を停止する(ステッ
プST413)。この場合には、ボタンスイッチBから
入力があるまで待機するが(ステップST414)、ボ
タンスイッチBから入力があれば、ロングメッセージの
スクロール表示を連続3回繰り返した後(ステップST
416)、ロングメッセージのトップページを表示した
状態に戻る(ステップST417)。
【0035】(受信直後の基本動作の例2)図5は、本
発明を適用した情報表示機器で行う別の受信直後の基本
動作を示すフローチャートである。ここに示す例では、
受信後にボタンスイッチBの入力がなくても受信した旨
の報知を行った後、ロングメッセージのスクロール表示
を行う。
【0036】図5に示すように、ステップST501で
動作を開始した以降、メッセージを受信すると(ステッ
プST502)、ステップST503ではロングメッセ
ージか否かを判断する。
【0037】ステップST503でショートメッセージ
であると判断したときには、ショートメッセージを表示
した後(ステップST504)、ショートメッセージを
受信した旨の報知を行う(ステップST505)。ボタ
ンスイッチBからの入力の有無、および報知回数を監視
しながら(ステップST506、ST507)、計8回
までは報知を行う。その間、ボタンスイッチBからの入
力があったと判断したとき(ステップST506)、ま
たは報知を計8回行ったと判断したときには(ステップ
ST507)、報知を停止する(ステップST50
8)。
【0038】ステップST503でロングメッセージで
あると判断したときには、ロングメッセージのトップペ
ージを表示した後(ステップST509)、ロングメッ
セージを受信した旨の報知を行う(ステップST51
0)。次にボタンスイッチBからの入力の有無、および
報知回数を監視しながら(ステップST511、ST5
12)、計8回までは報知を行う。
【0039】その間、ボタンスイッチBからの入力があ
ったと判断したときには(ステップST511)、報知
を停止した後(ステップST513)、ロングメッセー
ジのトップページを表示し(ステップST514)、し
かる後にロングメッセージのスクロール表示を連続3回
繰り返した後(ステップST515)、ロングメッセー
ジのトップページを表示した状態に戻る(ステップST
516)。
【0040】これに対して、ボタンスイッチBからの入
力がなくても報知を計8回行ったと判断したときにも
(ステップST512)、報知を停止し(ステップST
513)、ロングメッセージのトップページを表示した
後(ステップST514)、ロングメッセージのスクロ
ール表示を連続3回繰り返す(ステップST515)。
しかる後、ロングメッセージのトップページを表示した
状態に戻る(ステップST516)。
【0041】(受信直後の基本動作の例3)図6は、本
発明を適用した情報表示機器で行うさらに別の受信直後
の基本動作を示すフローチャートである。ここに示す例
では、受信後すぐにロングメッセージのスクロール表示
を行う。
【0042】図6に示すように、ステップST601で
動作を開始した以降、メッセージを受信すると(ステッ
プST602)、ステップST603ではロングメッセ
ージか否かを判断する。
【0043】ステップST603でショートメッセージ
であると判断したときには、ショートメッセージを表示
した後(ステップST604)、ショートメッセージを
受信した旨の報知を開始する(ステップST605)。
報知回数を監視しながら計8回までは報知を続行し(ス
テップST606、ST607)、報知を計8回行った
と判断したときには(ステップST607)、報知を停
止する(ステップST608)。
【0044】ステップST603でロングメッセージで
あると判断したときには、ロングメッセージのトップペ
ージを表示した後(ステップST609)、ロングメッ
セージを受信した旨の報知を開始する(ステップST6
10)。続いて、ロングメッセージのスクロール表示を
連続3回繰り返した後(ステップST611)、ロング
メッセージのトップページを表示した状態に戻る(ステ
ップST612)。しかる後、報知回数を監視しなが
ら、計8回までは報知を続行し(ステップST606、
ST607)、報知を計8回行ったと判断したときには
(ステップST607)、報知を停止する(ステップS
T608)。
【0045】(受信メッセージの再生動作)図7は、本
発明を適用した情報表示機器で行う受信メッセージの再
生動作を示すフローチャートである。ここで示す例で
は、最新に受信したメッセージから順に各メッセージを
表示していくが、この間にロングメッセージがあれば自
動的にスクロール表示を行う。
【0046】図7に示すように、受信メッセージの再生
モードに移行した後は(ステップST701)、まず、
ショートメッセージ1を表示する(ステップST70
2)。次に、ボタンスイッチBが押されるまで待機する
(ステップST703)。ここで、ボタンスイッチBが
押されたと判断したときには、次のメッセージがロング
メッセージか否かを判断する(ステップST704)。
【0047】ステップST704で次のメッセージがロ
ングメッセージでないと判断したときにはショートメッ
セージであるとして、次のショートメッセージ2を表示
した後(ステップST705)、ボタンスイッチBが押
されるまで待機する(ステップST706)。
【0048】これに対して、ステップST704で次の
メッセージがロングメッセージであると判断したときに
はこのロングメッセージ2のトップページを表示する
(ステップST709)。次に、このロングメッセージ
2のスクロール表示を連続して3回繰り返した後(ステ
ップST710)、ボタンスイッチBが押されるまで待
機する(ステップST706)。
【0049】以上の動作を繰り返しながら、これまでに
受信したメッセージn件分を順次表示していくが、全て
のメッセージを表示し終えた後は、その旨(メッセージ
エンド)の表示を行う(ステップST707)。
【0050】[スクロール速度設定モード]本形態にお
いて、ロングメッセージをスクロール表示する際のスク
ロール速度は、利用者がボタンスイッチBを操作して設
定モードに移行させれば、このモードでのボタンスイッ
チBの操作によって予め設定しておける。それ故、読み
取り速度に個人差があっても利用者が自分に合った速度
でスクロールさせることができる。
【0051】このような表示形態は、たとえば図8に示
す動作によって実現できる。図8は、本発明を適用した
情報表示機器で行うスクロール速度設定動作を示すフロ
ーチャートである。
【0052】図8に示すように、ステップST801で
所定の操作を行うと、スクロール速度設定モードとなる
(ステップST802)。スクロール速度設定モードで
は、まず、スクロール速度を標準状態(5つのランクの
うちの3ランク目)に設定し、予め設定されているメッ
セージサンプルをデモ表示としてスクロール表示をする
(ステップST803)。
【0053】このデモ表示を行っている間、ボタンスイ
ッチBへの操作があったか否かを監視する。ここで、ボ
タンスイッチBが押されたと判断したときにはスクロー
ル速度を1ランク上げ(ステップST804、ST80
5)、この上げたスピードランクが5ランクを越えるか
否かを判断する(ステップST806)。ステップST
806でスピードランクが5ランク目を越えていないと
判断したときにはこの上げたランクの速度にスクロール
速度を設定するが、ステップST806でスピードラン
クが5ランク目を越えたと判断したときには速度を1ラ
ンク目に落とし(ステップST807)、この落とした
速度をスクロール表示を開始する際のスクロール速度に
設定する。
【0054】[スクロール速度変更動作]また、本形態
では、予め設定されているスクロール速度では不都合な
場合には、スクロール表示を開始した以降、いずれのタ
イミングであっても、ボタンスイッチBの操作によっ
て、スクロール速度を変えるように構成してある。それ
故、実際のスクロール表示を見ながら、簡単な内容の情
報であればスクロール速度を上げて速読し、複雑で重要
な内容の情報であればスクロール速度を下げて熟読する
ことができる。このように、情報の内容や利用者の読み
取り速度に応じて最適なスクロール速度に調整できるの
で、スクロール表示であってもメッセージを容易に読む
ことができる。
【0055】このような表示形態は、たとえば図9
(A)または図9(B)に動作によって実現できる。図
9(A)は、本発明を適用した情報表示機器で行うスク
ロール速度変更動作を示すフローチャート、図9(B)
は本発明を適用した情報表示機器で行う別のスクロール
速度変更動作を示すフローチャートである。
【0056】(スクロール速度変更動作の例1)図9
(A)に示すように、ロングメッセージの表示を開始す
る際には(ステップST901)、スクロール速度を標
準状態に設定し(ステップST902)、メッセージの
スクロール表示を開始する(ステップST903)。
【0057】このようにして標準状態の速度でスクロー
ル表示を行う間、ボタンスイッチBへの操作があったか
否かを監視する。ここで、ボタンスイッチBが押された
と判断したときにはスクロール速度を上げ(ステップS
T904、ST906)、このボタンスイッチBから指
が離れるまでこのスクロール速度を維持する。それ以
降、ボタンスイッチBから指を離した場合には、スクロ
ール速度を標準状態に戻す(ステップST905、ST
907)。
【0058】(スクロール速度変更動作の例2)図9
(B)に示すように、ロングメッセージの表示を開始す
る際には(ステップST911)、スクロール速度を標
準状態(5つのランクのうちの3ランク目)に設定し
(ステップST912)、ロングメッセージのスクロー
ル表示を開始する(ステップST913)。
【0059】このようにして標準状態の速度でスクロー
ル表示を行う間、ボタンスイッチBへの操作があったか
否かを監視する。ここで、ボタンスイッチBが押された
と判断したときにはスクロール速度を1ランク上げ(ス
テップST914、ST915)、この上げたスピード
ランクが5ランクを越えるか否かを判断する(ステップ
ST916)。ステップST916でスピードランクが
5ランク目を越えていないと判断したときにはこの上げ
たランクの速度でスクロール表示を行うが、ステップS
T916でスピードランクが5ランク目を越えたと判断
したときには速度を1ランク目に戻し(ステップST9
17)、以降、この速度でスクロール表示を行う。
【0060】[その他の形態]なお、上記形態では、液
晶表示パネルにおいてメッセージを横書きし、それを縦
方向にスクロールする例であったが、メッセージを縦書
きし、それを横方向にスクロールしてもよい。
【0061】本発明は小型の情報通信機器だけでなく、
各種の情報表示機器に適用できるものであり、その用途
には限定がない。
【0062】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る情報表示機
器では、今回表示すべき情報が1画面内で表示できる量
を越えているときには連続して複数回のスクロール表示
を自動的に行うことに特徴を有する。従って、本発明に
よれば、小さな表示部で大量の情報を表示する場合でも
表示内容を読み取りやすく、しかも表示内容を更新して
いくのに特別の操作が不要なので、使い勝手がよいとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報表示機器の本体部分を示
す説明図であり、(A)、(B)、(C)はそれぞれ、
表示部で表示形態が切り換わっていく様子を示す説明図
である。
【図2】本発明を適用した情報表示機器の要部の機能ブ
ロック図である。
【図3】本発明を適用した情報表示機器の全体的な機能
を示す説明図である。
【図4】本発明を適用した情報表示機器で行う受信直後
の基本動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明を適用した情報表示機器で行う受信直後
の別の基本動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明を適用した情報表示機器で行う受信直後
のさらに別の基本動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明を適用した情報表示機器で行う受信メッ
セージの再生動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明を適用した情報表示機器で行うスクロー
ル速度設定動作を示すフローチャートである。
【図9】(A)は本発明を適用した情報表示機器で行う
スクロール速度変更動作を示すフローチャート、(B)
は本発明を適用した情報表示機器で行う別のスクロール
速度変更動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報表示機器 2 装置本体 3 液晶表示パネル(表示部) 4 腕バンド 5 操作部 6 表示制御手段 11 アンテナ体 12 通信回路 13 メモリ 14 報知部 16 CPU 17 ROM 61 スイッチ操作監視部 62 メッセージ判定部 63 表示用データ処理部 131 ヘッダ 132 メッセージ A、B、C、D ボタンスイッチ SMmg#1〜SMmg#n ショートメッセージ LMmg#1〜LMmg#n ロングメッセージ TD 時刻表示モード TD1 通常時刻表示モード TD2 デュアル時刻表示モード TD3 アラームモード TD4 ストップウォッチモード MD メッセージ表示モード MDS ショートメッセージの表示モード LDS ロングメッセージの表示モード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を表示するための表示部と、該表示
    部の表示動作を制御する表示制御手段と、前記表示部で
    の表示動作を指定するための操作部とを有する情報表示
    機器において、 前記表示制御手段は、前記表示部で今回表示する情報量
    が1画面内で表示可能な量以下であるときには前記表示
    部に固定表示を行わせ、今回表示する情報量が1画面内
    で表示可能な量を越えているときには前記表示部に連続
    して複数回のスクロール表示を自動的に行わせることを
    特徴とする情報表示機器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記表示制御手段
    は、キャラクタ群からなる情報を前記表示部で複数行に
    わたって縦書きまたは横書きで表示させ、今回表示すべ
    き情報量が1画面内で表示できる行数以下であるときに
    は前記表示部に固定表示を行わせ、今回表示する情報量
    が1画面内で表示可能な行数を越えているときには前記
    表示部に連続して複数回のスクロール表示を自動的に行
    わせることを特徴とする情報表示機器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記表示制
    御手段は、所定のスクロール速度で前記スクロール表示
    を開始した以降、前記操作部において前記スクロール速
    度を変更するようにとの外部操作があったときには該外
    部操作に基づいて前記スクロール速度を変更するように
    構成されていることを特徴とする情報表示機器。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記表示制御手段は、前記スクロール表示を開始する際
    のスクロール速度が前記操作部を介して予め設定できる
    ように構成されていることを特徴とする情報表示機器。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記表示制御手段
    は、前記スクロール表示を開始する際のスクロール速度
    が前記操作部を介して設定される際には現在設定されて
    いるスクロール速度によるデモ表示を前記表示部に行わ
    せることを特徴とする情報表示機器。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    さらに、情報を受信する通信回路を有し、該通信回路を
    介して受信した情報を前記表示部で表示することを特徴
    とする情報表示機器。
JP9013833A 1997-01-28 1997-01-28 情報表示機器 Pending JPH10210524A (ja)

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US10/235,928 US20030052901A1 (en) 1997-01-28 2002-09-06 Information display apparatus

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