JP2000059835A - 無線選択呼出受信機及びその制御方法 - Google Patents

無線選択呼出受信機及びその制御方法

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JP2000059835A JP10228984A JP22898498A JP2000059835A JP 2000059835 A JP2000059835 A JP 2000059835A JP 10228984 A JP10228984 A JP 10228984A JP 22898498 A JP22898498 A JP 22898498A JP 2000059835 A JP2000059835 A JP 2000059835A
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    • G08B5/22Visible signalling systems, e.g. personal calling systems, remote indication of seats occupied using electric transmission; using electromagnetic transmission
    • G08B5/222Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems
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    • HELECTRICITY
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/401Circuits for selecting or indicating operating mode

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性を向上させ、かつ、メッセージ表示の
アピール力を向上させる。 【解決手段】 本発明は、自己の呼出番号宛のメッセー
ジ情報を受信して記憶する記憶部17と、メッセージ表
示指示信号を受けて記憶部17に記憶されいるメッセー
ジ情報を表示する表示部15とを有している。表示制御
部132は、複数のメッセージ情報を一定時間の間隔に
て自動的に表示部15にスクロール表示させる。タイマ
管理部133は、スクロール表示をする一定時間を計測
して計測値を表示制御部132に与える。表示制御部1
32は、メッセージ情報を自動的にスクロール表示する
際にメッセージ情報毎にスクロールのスピードを指定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信したメッセー
ジ情報を表示するメッセージ表示装置を有する無線選択
呼出受信機及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の無線選択呼出受信機とし
ては、例えば特開平9−37323号公報に記載された
ものがある。無線選択呼出受信機は、1つのメッセージ
を表示する際に決められた文字数毎に自動的にスクロー
ル表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無線選択呼出受信機においては、メッセージ表示の際に
1つのメッセージを決められた文字数毎に自動的にスク
ロール表示するようになっているため、複数の関連ある
メッセージを見る場合にはメッセージ毎にスイッチ操作
が必要であり利用者にとって操作性に欠けるという問題
がある。
【0004】本発明の目的は、操作性およびメッセージ
表示のアピール力を向上させることができる無線選択呼
出受信機及びその制御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、自己の呼出番号宛のメッセ
ージ情報を受信して記憶するメッセージ記憶手段と、メ
ッセージ表示指示信号を受けてメッセージ記憶手段に記
憶されているメッセージ情報を表示するメッセージ情報
表示手段とを有する無線選択呼出受信機において、複数
のメッセージ情報を一定時間の間隔にて自動的にメッセ
ージ情報表示手段にスクロール表示させる表示制御手段
と、スクロール表示をする一定時間を計測して計測値を
表示制御手段に与える時間管理手段とを有することを特
徴とする。
【0006】請求項3記載の発明は、自己の呼出番号宛
のメッセージ情報を受信して記憶するメッセージ記憶手
段と、メッセージ表示指示信号を受けてメッセージ記憶
手段に記憶されているメッセージ情報を表示するメッセ
ージ情報表示手段とを有する無線選択呼出受信機におい
て、複数のメッセージ情報を一定時間の間隔にて自動的
にメッセージ情報表示手段にスクロール表示させる表示
制御手段と、スクロール表示をする一定時間を計測して
計測値を表示制御手段に与える時間管理手段と、メッセ
ージ情報を自動的にスクロール表示する際にメッセージ
情報毎にスクロールのスピードを指定するスクロールス
ピード指定手段を有することを特徴とする。
【0007】請求項5記載の発明は、自己の呼出番号宛
のメッセージ情報を受信して記憶するメッセージ記憶手
段と、メッセージ表示指示信号を受けてメッセージ記憶
手段に記憶されているメッセージ情報を表示するメッセ
ージ情報表示手段とを有する無線選択呼出受信機の制御
方法において、表示制御手段により複数のメッセージ情
報を一定時間の間隔にて自動的にメッセージ情報表示手
段にスクロール表示させる表示制御ステップと、スクロ
ール表示をする一定時間を計測して計測値を表示制御手
段に与える時間管理ステップとを有することを特徴とす
る。
【0008】請求項6記載の発明は、自己の呼出番号宛
のメッセージ情報を受信して記憶するメッセージ記憶手
段と、メッセージ表示指示信号を受けてメッセージ記憶
手段に記憶されているメッセージ情報を表示するメッセ
ージ情報表示手段とを有する無線選択呼出受信機の制御
方法において、表示制御手段により複数のメッセージ情
報を一定時間の間隔にて自動的にメッセージ情報表示手
段にスクロール表示させる表示制御ステップと、スクロ
ール表示をする一定時間を計測して計測値を表示制御手
段に与える時間管理ステップと、メッセージ情報を自動
的にスクロール表示する際にメッセージ情報毎にスクロ
ールのスピードを指定するスクロールスピード指定ステ
ップを有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は本発明の1つの実施の形態
としての無線選択呼出受信機を示している。図1に示す
ように、本発明の無線選択呼出受信機は、基地局より送
られる自己の呼出信号及び自己の呼出番号宛のメッセー
ジ情報を受信するアンテナ11と、アンテナ11から信
号を受ける受信部12と、プログラム制御により動作す
る制御部13と、メッセージ表示の指示入力等を行う入
力部14と、受信した自己の呼出信号のメッセージ及び
メニュー等の情報を表示する表示部15と、呼出信号を
受信した際に通報鳴音等を行う報知部16と、情報を記
憶する記憶部17とを有している。受信部12と入力部
14と表示部15と報知部16及び記憶部17は、制御
部13に接続され、制御部13により制御される。
【0010】制御部13は、メッセージメモリ管理部1
31と、表示制御部132と、タイマ管理部133を備
えている。メッセージメモリ管理部131は、受信部1
2からメッセージを受けてメッセージメモリに登録す
る。更に、メッセージメモリ管理部131は、そのメッ
セージが単独メッセージか複数メッセージかどうか判定
し、メッセージ種類別に登録する。表示制御部132
は、入力部14からメッセージ表示指示信号の入力を受
けてメッセージメモリのメッセージ種類に対応するメッ
セージ内容を表示部15にて表示する。また、表示制御
部132は、メッセージ表示時にはメッセージ毎に指定
された一定時間間隔で自動的にメッセージの表示を切り
替えて表示部15にて表示する。一定時間間隔を計測す
るため、タイマ管理部133は時間の計測を行って計測
値を表示制御部132に与える。
【0011】次に、図1、図2、図3、図4及び図5を
参照して本発明の無線選択呼出受信機の動作について詳
細に説明する。まず、受信するメッセージデータの構成
について図2を用いて説明する。図2に示すように、メ
ッセージデータの構成は、メッセージに関する情報が格
納されるヘッダ情報21と実際のメッセージが格納され
るメッセージデータ部分22とからなる。ヘッダ情報2
1は、メッセージ種類情報211と、データ開始位置情
報212と、継続番号情報213と、スクロールスピー
ド情報214から構成される。メッセージデータ部分2
2は実際に表示部に表示するメッセージデータが格納さ
れている。
【0012】メッセージ種類情報211と、データ開始
位置情報212と、継続番号情報213及びスクロール
スピード情報214について説明する。メッセージ種類
情報211は、受信したメッセージデータが単独メッセ
ージか複数メッセージかを区別するための情報である。
メッセージ受信時、メッセージ種類情報211のエリア
を参照し複数メッセージの場合は複数メッセージの関連
づけ処理を行う。データ開始位置情報212はメッセー
ジ中のデータ部分の開始位置を指定できるものである。
データ開始位置以降のデータをメッセージデータとして
表示制御部132により表示部15に表示を行う。継続
番号情報213は、受信した複数メッセージの受信順序
を判定できる継続番号を有する。継続番号情報213
は、先頭と継続及び終了を示すデータコードを有する。
更に、継続は受信順序が分かるように連続したデータコ
ードを繰り返す。このエリアを参照し、連続した複数メ
ッセージを正常に受信しているかの判定を行う。スクロ
ールスピード情報214は受信したメッセージのスクロ
ールスピードの情報を有する。例えばスクロールスピー
ド単位をmsecとして、スクロールスピード情報21
4が250を有していれば250msec毎に自動的に
メッセージ表示を切り替えてスクロール表示を行う。
【0013】次に、記憶部17の構成について図3を用
いて説明する。図3に示すように、記憶部17は、受信
したメッセージを格納するメッセージメモリ31と、受
信した全てのメッセージメモリの先頭番号がわかる全メ
ッセージ先頭番号32と、複数メッセージ作成中の先頭
番号がわかる複数メッセージ作成中番号33と、未使用
メモリの先頭番号がわかる未使用メモリ先頭番号34か
ら構成される。
【0014】メッセージメモリ31について具体的に説
明する。図3に示すようにメッセージメモリ31は、1
つのメモリ管理番号につき1つのメッセージデータと、
ディレクトリ情報を格納するようになっている。メッセ
ージデータは、受信アドレス及び受信メッセージ等を格
納する。ディレクトリ情報は、全ての受信したメッセー
ジメモリと未使用メモリをメモリ管理番号にて前方向と
後方向で関連づけてある。全ての受信したメッセージメ
モリの関連づけ方法は、後方向に1つ後に受信したメッ
セージのメモリ管理番号(1つ新しい)、前方向に1つ
前に受信したメッセージのメモリ管理番号(1つ古い)
を格納し関連づける。また、最新のメッセージメモリに
対する後方向と、最古のメッセージメモリに対する前方
向は存在しないので、メモリの終了を示すENDを格納
する。同様に未使用メモリもディレクトリ情報にて関連
づける。また、ディレクトリ情報中の継続は複数のメッ
セージが存在した場合に、次の継続するメッセージのメ
モリ管理番号を格納し、関連づける。継続するメッセー
ジが存在しない場合はENDを格納し、次受信で複数メ
ッセージを受信する場合は継続を示すNEXTを格納す
る。
【0015】全メッセージ先頭番号32と、複数メッセ
ージ作成中番号33及び未使用メモリ先頭番号34とに
ついて具体的に説明する。これらの番号は、各関連づけ
に対する現在先頭のメモリ管理番号が格納されており、
ENDが格納されている場合はその関連づけに対するメ
ッセージが存在しないことを示す。従って各関連づけに
従いメッセージメモリ31からメッセージ情報を読み出
したい場合は、全メッセージ先頭番号32と、複数メッ
セージ作成中番号33及び未使用メモリ先頭番号34に
格納されるメモリ管理番号を読み出せば、先頭のメッセ
ージ情報を読み出すことができる。更に1つ古いメッセ
ージを読み出す方法は、現在読み出しているメモリ管理
番号に格納されているディレクトリ情報前方向のメモリ
管理番号で読み出すことができ、1つ新しいメッセージ
を読み出す方法は現在読み出しているメモリ管理番号に
格納されているディレクトリ情報後方向のメモリ管理番
号で読み出すことができる。
【0016】次に、メッセージメモリ31を管理するメ
ッセージメモリ管理部131について説明する。メッセ
ージメモリ管理部131はメッセージの登録及び解放を
管理する。新たな受信メッセージを全メッセージに登録
する方法は、まず未使用先頭番号35にて示される先頭
の未使用メモリを読み出す。先頭未使用メモリに新たに
受信したメッセージデータを登録する。そして、メモリ
を使用済みメモリとして関連づけるために、ディレクト
リ情報前方向に格納されている管理番号を新たな未使用
メモリ先頭番号として未使用メモリ先頭番号34に格納
し、ディレクトリ情報前方向には新たに全メッセージ先
頭番号32に格納されているメモリ管理番号を格納す
る。後方向には終了を示すENDを格納し、先頭未使用
メモリのメモリ管理番号を全メッセージ先頭番号32に
格納することで、先頭未使用メモリが全メッセージ先頭
番号として関連づける。これにより先頭未使用メモリが
変更されたので、新たな先頭未使用メモリの後方向にE
NDを格納して、メッセージの登録が完了する。
【0017】また、未使用メモリ先頭番号34がEND
の場合は未使用メモリが存在しないのでメッセージメモ
リを解放し、そのメモリを未使用メモリとする。メモリ
を解放する方法は、解放するメッセージメモリの前方向
に格納されているメモリ管理番号を解放するメッセージ
メモリの後方向で示されるメッセージメモリの前方向に
格納することで、そのメッセージは解放する。更に未使
用メモリ先頭番号34に格納されているメモリ管理番号
を解放されたメッセージメモリの前方向に格納し、解放
されたメッセージメモリの後方向にはENDを格納し、
解放されたメッセージメモリのメモリ管理番号を未使用
メモリ先頭番号34に格納することで、未使用メモリと
なる。
【0018】また、複数メッセージ作成中番号33は複
数の継続するメッセージを受信した場合に一時的に格納
したメモリのメモリ管理番号を格納する。ここで継続す
るメッセージの登録方法を説明する。まず、継続するメ
ッセージの先頭を受信した場合は、未使用メモリにメッ
セージデータを格納する。そして、そのメモリのディレ
クトリ情報継続に継続するメッセージが存在することを
示すNEXTを格納し、そのメモリ管理番号を複数メッ
セージ作成中番号33に格納する。次に継続する複数メ
ッセージを受信した場合は、未使用メモリにメッセージ
データを格納し、そのメモリ管理番号を複数メッセージ
作成中番号33にて示すメモリのディレクトリ情報継続
を辿って行きNEXTになったメモリのディレクトリ継
続に格納する。そして、そのメモリのディレクトリ情報
継続にNEXTを格納する。
【0019】次に、最終の継続メッセージを受信した場
合は、未使用メモリにメッセージデータを格納しそのメ
モリ管理番号を、複数メッセージ作成中番号33にて示
すメモリのディレクトリ情報継続を辿って行きNEXT
になったメモリのディレクトリ継続に格納する。そし
て、そのメモリのディレクトリ情報継続にENDを格納
する。ここで複数の連続するメッセージを全て受信した
ことになるので、全メッセージ登録方法と同様に複数メ
ッセージとして登録を行う。そして、メッセージを表示
する際に、全メッセージ先頭番号32に示されるメモリ
管理番号から順に読み出し、その受信メッセージデータ
を表示する。
【0020】次に、メッセージ受信時における制御部1
3の処理の流れを図4を用いて説明する。図4は本動作
におけるメッセージ受信時のメッセージメモリへの登録
処理を示すフローチャートである。図4に示すように、
制御部13はメッセージ受信の有無を監視し(ステップ
S401)、受信ありの場合はメッセージメモリ管理部
131を用いて記憶部17にメッセージの登録を行う。
まず、未使用メモリが存在するかどうかの判定を行う
(ステップS402)。この判定は未使用メモリ先頭番
号34を参照し、これがENDであれば未使用メモリが
ないと判定する。未使用メモリがない場合は最古メッセ
ージのメモリを解放し(ステップS403)、未使用メ
モリを確保する(ステップS404)。ここで受信した
メッセージのメッセージ種類情報211を参照し複数メ
ッセージであるかどうか判別する(ステップS40
5)。複数メッセージでなければ、メッセージメモリ管
理部131を用いて単独メッセージとして登録し(ステ
ップS411)、呼出鳴音を報知部16に出力して呼出
動作を行う(ステップS412)。複数メッセージであ
れば、メッセージメモリ管理部131を用い複数メッセ
ージ作成中として登録し(ステップS406)、データ
継続番号情報213を参照し複数メッセージが正常に受
信しているかどうか判定する(ステップS407)。受
信順序に異常がある場合は、今まで受信している複数メ
ッセージを破棄もしくは正常に受信できなかったことを
知らせる警報動作を行う(ステップS408)。受信順
序が正常の場合は複数メッセージを全データ受信したか
判別する(ステップS409)。全データ受信した場合
は、今まで作成したメッセージを複数メッセージとして
登録し(S410)、呼出鳴音を報知部16に出力して
呼出動作を行う(ステップS412)。全データ受信し
ていない場合は、継続するデータの受信を待つ。
【0021】次に、メッセージ読み出し時における制御
部13の処理の流れを図5を用いて説明する。図5は本
動作におけるメッセージ読み出し時の処理を示すフロー
チャートである。図5に示すように、制御部13は入力
部14からメッセージ表示指示の入力を受けると、全メ
ッセージ先頭番号にて示されるメモリ管理番号のメッセ
ージ内容を読み出し表示する(ステップS501)。そ
して、スクロール表示を行うために一定時間の計測を開
始する(ステップS502)。このスクロール時間はス
クロールスピード情報214を参照し決定する。ここ
で、一定時間が経過した場合(ステップS503)、表
示中のメッセージが最終画面であるかの判定を行う(ス
テップS504)。最終画面でなければ、次画面を表示
する(ステップS505)。最終画面の場合は、ディレ
クトリ情報継続で示されるメモリ管理番号を参照し継続
するメッセージが存在するかの判定を行う(ステップS
506)。継続するメッセージが存在する場合は、ディ
レクトリ情報継続で示されるメモリ管理番号のメッセー
ジ先頭画面を表示する(ステップS507)。そして、
再度時間計測の動作を開始し(ステップS502)、一
定時間経過後(ステップS503)、次画面を表示する
ための各判定を行い(ステップS504、S506)、
対応する次画面の表示を行う(ステップS505、S5
07)。この動作を入力部14からメッセージ表示終了
の指示入力を受けるまで行う。
【0022】本発明の実施の形態によれば、スクロール
スピードをメッセージ毎に指定することにより、例えば
グラフィックイメージのメッセージが複数あった場合
に、連続的に表示することで動画のように表示すること
が可能となる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、受信した複数のメッセージを
指定された一定時間の間隔で自動的にスクロール表示す
ることができるため操作性を向上させ、かつ、メッセー
ジ表示のアピール力を向上させることができる。
【0024】また、本発明は、メッセージを受信しメッ
セージ情報を登録する場合に複数のメッセージを関連づ
けて登録できるため、関連づけられたメッセージをメッ
セージ毎に指定された一定時間の間隔で読み出して表示
することが可能であり、操作性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態としての無線選択呼
出受信機を示す示すブロック図である。
【図2】図1の無線選択呼出受信機におけるメッセージ
データを説明するための図である。
【図3】図1の無線選択呼出受信機の記憶部を説明する
ための図である。
【図4】図1の無線選択呼出受信機のメッセージ受信時
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】図1の無線選択呼出受信機のメッセージ表示時
の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
11 アンテナ 12 受信部 13 制御部 14 入力部 15 表示部 16 報知部 17 記憶部 131 メッセージメモリ管理部 132 表示制御部 133 タイマ管理部 21 ヘッダ情報 22 メッセージデータ部分 211 メッセージ種類情報 212 データ開始位置情報 213 継続番号情報 214 スクロールスピード情報 31 メッセージメモリ 32 全メッセージ先頭番号 33 複数メッセージ作成中番号 34 未使用メモリ先頭番号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月7日(1999.6.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 無線選択呼出受信機及びその制御方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信したメッセー
ジ情報を表示するメッセージ表示装置を有する無線選択
呼出受信機及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の無線選択呼出受信機とし
ては、例えば特開平9−37323号公報に記載された
ものがある。無線選択呼出受信機は、1つのメッセージ
を表示する際に決められた文字数毎に自動的にスクロー
ル表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無線選択呼出受信機においては、メッセージ表示の際に
1つのメッセージを決められた文字数毎に自動的にスク
ロール表示するようになっているため、複数の関連ある
メッセージを見る場合にはメッセージ毎にスイッチ操作
が必要であり利用者にとって操作性に欠けるという問題
がある。
【0004】本発明の目的は、操作性およびメッセージ
表示のアピール力を向上させることができる無線選択呼
出受信機及びその制御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、自己の呼出番号宛のメッセ
ージ情報を受信して記憶するメッセージ記憶手段と、メ
ッセージ表示指示信号を受けてメッセージ記憶手段に記
憶されているメッセージ情報を表示するメッセージ情報
表示手段とを有する無線選択呼出受信機において、メッ
セージ情報表示手段によるメッセージ情報の表示を一定
時間の間隔にて自動的にスクロール表示させる表示制御
手段と、スクロール表示をする一定時間を計測して計測
値を表示制御手段に与える時間管理手段とを有すること
を特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、メッセージ記憶手段は、メッセージ情報を
受信した際にメッセージ情報の内容を解析して複数のメ
ッセージ情報を1つのメッセージ情報として関連づけて
記憶するメッセージメモリ管理手段を有することを特徴
とする。
【0007】請求項3記載の発明は、自己の呼出番号宛
のメッセージ情報を受信して記憶するメッセージ記憶手
段と、メッセージ表示指示信号を受けてメッセージ記憶
手段に記憶されているメッセージ情報を表示するメッセ
ージ情報表示手段とを有する無線選択呼出受信機におい
て、メッセージ情報表示手段によるメッセージ情報の表
を一定時間の間隔にて自動的にスクロール表示させる
表示制御手段と、スクロール表示をする一定時間を計測
して計測値を表示制御手段に与える時間管理手段と、メ
ッセージ情報を自動的にスクロール表示する際にメッセ
ージ情報毎にスクロールのスピードを指定するスクロー
ルスピード指定手段を有することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、メッセージ記憶手段は、メッセージ情報を
受信した際にメッセージ情報の内容を解析して複数のメ
ッセージ情報を1つのメッセージ情報として関連づけて
記憶するメッセージメモリ管理手段を有することを特徴
とする。
【0009】請求項5記載の発明は、自己の呼出番号宛
のメッセージ情報を受信して記憶するメッセージ記憶手
段と、メッセージ表示指示信号を受けてメッセージ記憶
手段により記憶されているメッセージ情報を表示するメ
ッセージ情報表示手段とを有する無線選択呼出受信機の
制御方法において、メッセージ情報表示手段によるメッ
セージ情報の表示表示制御手段により一定時間の間隔
にて自動的にスクロール表示させる表示制御ステップ
と、スクロール表示をする一定時間を計測して計測値を
表示制御手段に与える時間管理ステップとを有すること
を特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、自己の呼出番号宛
のメッセージ情報を受信して記憶するメッセージ記憶手
段と、メッセージ表示指示信号を受けてメッセージ記憶
手段により記憶されているメッセージ情報を表示するメ
ッセージ情報表示手段とを有する無線選択呼出受信機の
制御方法において、メッセージ情報表示手段によるメッ
セージ情報の表示表示制御手段により一定時間の間隔
にて自動的にスクロール表示させる表示制御ステップ
と、スクロール表示をする一定時間を計測して計測値を
表示制御手段に与える時間管理ステップと、メッセージ
情報を自動的にスクロール表示する際に該メッセージ情
報毎にスクロールのスピードを指定するスクロールスピ
ード指定ステップを有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は本発明の1つの実施の形態
としての無線選択呼出受信機を示している。図1に示す
ように、本発明の無線選択呼出受信機は、基地局より送
られる自己の呼出信号及び自己の呼出番号宛のメッセー
ジ情報を受信するアンテナ11と、アンテナ11から信
号を受ける受信部12と、プログラム制御により動作す
る制御部13と、メッセージ表示の指示入力等を行う入
力部14と、受信した自己の呼出信号のメッセージ及び
メニュー等の情報を表示する表示部15と、呼出信号を
受信した際に通報鳴音等を行う報知部16と、情報を記
憶する記憶部17とを有している。受信部12と入力部
14と表示部15と報知部16及び記憶部17は、制御
部13に接続され、制御部13により制御される。
【0012】制御部13は、メッセージメモリ管理部1
31と、表示制御部132と、タイマ管理部133を備
えている。メッセージメモリ管理部131は、受信部1
2からメッセージを受けてメッセージメモリに登録す
る。更に、メッセージメモリ管理部131は、そのメッ
セージが単独メッセージか複数メッセージかどうか判定
し、メッセージ種類別に登録する。表示制御部132
は、入力部14からメッセージ表示指示信号の入力を受
けてメッセージメモリのメッセージ種類に対応するメッ
セージ内容を表示部15にて表示する。また、表示制御
部132は、メッセージ表示時にはメッセージ毎に指定
された一定時間間隔で自動的にメッセージの表示を切り
替えて表示部15にて表示する。一定時間間隔を計測す
るため、タイマ管理部133は時間の計測を行って計測
値を表示制御部132に与える。
【0013】次に、図1、図2、図3、図4及び図5を
参照して本発明の無線選択呼出受信機の動作について詳
細に説明する。まず、受信するメッセージデータの構成
について図2を用いて説明する。図2に示すように、メ
ッセージデータの構成は、メッセージに関する情報が格
納されるヘッダ情報21と実際のメッセージが格納され
るメッセージデータ部分22とからなる。ヘッダ情報2
1は、メッセージ種類情報211と、データ開始位置情
報212と、継続番号情報213と、スクロールスピー
ド情報214から構成される。メッセージデータ部分2
2は実際に表示部に表示するメッセージデータが格納さ
れている。
【0014】メッセージ種類情報211と、データ開始
位置情報212と、継続番号情報213及びスクロール
スピード情報214について説明する。メッセージ種類
情報211は、受信したメッセージデータが単独メッセ
ージか複数メッセージかを区別するための情報である。
メッセージ受信時、メッセージ種類情報211のエリア
を参照し複数メッセージの場合は複数メッセージの関連
づけ処理を行う。データ開始位置情報212はメッセー
ジ中のデータ部分の開始位置を指定できるものである。
データ開始位置以降のデータをメッセージデータとして
表示制御部132により表示部15に表示を行う。継続
番号情報213は、受信した複数メッセージの受信順序
を判定できる継続番号を有する。継続番号情報213
は、先頭と継続及び終了を示すデータコードを有する。
更に、継続は受信順序が分かるように連続したデータコ
ードを繰り返す。このエリアを参照し、連続した複数メ
ッセージを正常に受信しているかの判定を行う。スクロ
ールスピード情報214は受信したメッセージのスクロ
ールスピードの情報を有する。例えばスクロールスピー
ド単位をmsecとして、スクロールスピード情報21
4が250を有していれば250msec毎に自動的に
メッセージ表示を切り替えてスクロール表示を行う。
【0015】次に、記憶部17の構成について図3を用
いて説明する。図3に示すように、記憶部17は、受信
したメッセージを格納するメッセージメモリ31と、受
信した全てのメッセージメモリの先頭番号がわかる全メ
ッセージ先頭番号32と、複数メッセージ作成中の先頭
番号がわかる複数メッセージ作成中番号33と、未使用
メモリの先頭番号がわかる未使用メモリ先頭番号34か
ら構成される。
【0016】メッセージメモリ31について具体的に説
明する。図3に示すようにメッセージメモリ31は、1
つのメモリ管理番号につき1つのメッセージデータと、
ディレクトリ情報を格納するようになっている。メッセ
ージデータは、受信アドレス及び受信メッセージ等を格
納する。ディレクトリ情報は、全ての受信したメッセー
ジメモリと未使用メモリをメモリ管理番号にて前方向と
後方向で関連づけてある。全ての受信したメッセージメ
モリの関連づけ方法は、後方向に1つ後に受信したメッ
セージのメモリ管理番号(1つ新しい)、前方向に1つ
前に受信したメッセージのメモリ管理番号(1つ古い)
を格納し関連づける。また、最新のメッセージメモリに
対する後方向と、最古のメッセージメモリに対する前方
向は存在しないので、メモリの終了を示すENDを格納
する。同様に未使用メモリもディレクトリ情報にて関連
づける。また、ディレクトリ情報中の継続は複数のメッ
セージが存在した場合に、次の継続するメッセージのメ
モリ管理番号を格納し、関連づける。継続するメッセー
ジが存在しない場合はENDを格納し、次受信で複数メ
ッセージを受信する場合は継続を示すNEXTを格納す
る。
【0017】全メッセージ先頭番号32と、複数メッセ
ージ作成中番号33及び未使用メモリ先頭番号34とに
ついて具体的に説明する。これらの番号は、各関連づけ
に対する現在先頭のメモリ管理番号が格納されており、
ENDが格納されている場合はその関連づけに対するメ
ッセージが存在しないことを示す。従って各関連づけに
従いメッセージメモリ31からメッセージ情報を読み出
したい場合は、全メッセージ先頭番号32と、複数メッ
セージ作成中番号33及び未使用メモリ先頭番号34に
格納されるメモリ管理番号を読み出せば、先頭のメッセ
ージ情報を読み出すことができる。更に1つ古いメッセ
ージを読み出す方法は、現在読み出しているメモリ管理
番号に格納されているディレクトリ情報前方向のメモリ
管理番号で読み出すことができ、1つ新しいメッセージ
を読み出す方法は現在読み出しているメモリ管理番号に
格納されているディレクトリ情報後方向のメモリ管理番
号で読み出すことができる。
【0018】次に、メッセージメモリ31を管理するメ
ッセージメモリ管理部131について説明する。メッセ
ージメモリ管理部131はメッセージの登録及び解放を
管理する。新たな受信メッセージを全メッセージに登録
する方法は、まず未使用先頭番号35にて示される先頭
の未使用メモリを読み出す。先頭未使用メモリに新たに
受信したメッセージデータを登録する。そして、メモリ
を使用済みメモリとして関連づけるために、ディレクト
リ情報前方向に格納されている管理番号を新たな未使用
メモリ先頭番号として未使用メモリ先頭番号34に格納
し、ディレクトリ情報前方向には新たに全メッセージ先
頭番号32に格納されているメモリ管理番号を格納す
る。後方向には終了を示すENDを格納し、先頭未使用
メモリのメモリ管理番号を全メッセージ先頭番号32に
格納することで、先頭未使用メモリが全メッセージ先頭
番号として関連づける。これにより先頭未使用メモリが
変更されたので、新たな先頭未使用メモリの後方向にE
NDを格納して、メッセージの登録が完了する。
【0019】また、未使用メモリ先頭番号34がEND
の場合は未使用メモリが存在しないのでメッセージメモ
リを解放し、そのメモリを未使用メモリとする。メモリ
を解放する方法は、解放するメッセージメモリの前方向
に格納されているメモリ管理番号を解放するメッセージ
メモリの後方向で示されるメッセージメモリの前方向に
格納することで、そのメッセージは解放する。更に未使
用メモリ先頭番号34に格納されているメモリ管理番号
を解放されたメッセージメモリの前方向に格納し、解放
されたメッセージメモリの後方向にはENDを格納し、
解放されたメッセージメモリのメモリ管理番号を未使用
メモリ先頭番号34に格納することで、未使用メモリと
なる。
【0020】また、複数メッセージ作成中番号33は複
数の継続するメッセージを受信した場合に一時的に格納
したメモリのメモリ管理番号を格納する。ここで継続す
るメッセージの登録方法を説明する。まず、継続するメ
ッセージの先頭を受信した場合は、未使用メモリにメッ
セージデータを格納する。そして、そのメモリのディレ
クトリ情報継続に継続するメッセージが存在することを
示すNEXTを格納し、そのメモリ管理番号を複数メッ
セージ作成中番号33に格納する。次に継続する複数メ
ッセージを受信した場合は、未使用メモリにメッセージ
データを格納し、そのメモリ管理番号を複数メッセージ
作成中番号33にて示すメモリのディレクトリ情報継続
を辿って行きNEXTになったメモリのディレクトリ継
続に格納する。そして、そのメモリのディレクトリ情報
継続にNEXTを格納する。
【0021】次に、最終の継続メッセージを受信した場
合は、未使用メモリにメッセージデータを格納しそのメ
モリ管理番号を、複数メッセージ作成中番号33にて示
すメモリのディレクトリ情報継続を辿って行きNEXT
になったメモリのディレクトリ継続に格納する。そし
て、そのメモリのディレクトリ情報継続にENDを格納
する。ここで複数の連続するメッセージを全て受信した
ことになるので、全メッセージ登録方法と同様に複数メ
ッセージとして登録を行う。そして、メッセージを表示
する際に、全メッセージ先頭番号32に示されるメモリ
管理番号から順に読み出し、その受信メッセージデータ
を表示する。
【0022】次に、メッセージ受信時における制御部1
3の処理の流れを図4を用いて説明する。図4は本動作
におけるメッセージ受信時のメッセージメモリへの登録
処理を示すフローチャートである。図4に示すように、
制御部13はメッセージ受信の有無を監視し(ステップ
S401)、受信ありの場合はメッセージメモリ管理部
131を用いて記憶部17にメッセージの登録を行う。
まず、未使用メモリが存在するかどうかの判定を行う
(ステップS402)。この判定は未使用メモリ先頭番
号34を参照し、これがENDであれば未使用メモリが
ないと判定する。未使用メモリがない場合は最古メッセ
ージのメモリを解放し(ステップS403)、未使用メ
モリを確保する(ステップS404)。ここで受信した
メッセージのメッセージ種類情報211を参照し複数メ
ッセージであるかどうか判別する(ステップS40
5)。複数メッセージでなければ、メッセージメモリ管
理部131を用いて単独メッセージとして登録し(ステ
ップS411)、呼出鳴音を報知部16に出力して呼出
動作を行う(ステップS412)。複数メッセージであ
れば、メッセージメモリ管理部131を用い複数メッセ
ージ作成中として登録し(ステップS406)、データ
継続番号情報213を参照し複数メッセージが正常に受
信しているかどうか判定する(ステップS407)。受
信順序に異常がある場合は、今まで受信している複数メ
ッセージを破棄もしくは正常に受信できなかったことを
知らせる警報動作を行う(ステップS408)。受信順
序が正常の場合は複数メッセージを全データ受信したか
判別する(ステップS409)。全データ受信した場合
は、今まで作成したメッセージを複数メッセージとして
登録し(S410)、呼出鳴音を報知部16に出力して
呼出動作を行う(ステップS412)。全データ受信し
ていない場合は、継続するデータの受信を待つ。
【0023】次に、メッセージ読み出し時における制御
部13の処理の流れを図5を用いて説明する。図5は本
動作におけるメッセージ読み出し時の処理を示すフロー
チャートである。図5に示すように、制御部13は入力
部14からメッセージ表示指示の入力を受けると、全メ
ッセージ先頭番号にて示されるメモリ管理番号のメッセ
ージ内容を読み出し表示する(ステップS501)。そ
して、スクロール表示を行うために一定時間の計測を開
始する(ステップS502)。このスクロール時間はス
クロールスピード情報214を参照し決定する。ここ
で、一定時間が経過した場合(ステップS503)、表
示中のメッセージが最終画面であるかの判定を行う(ス
テップS504)。最終画面でなければ、次画面を表示
する(ステップS505)。最終画面の場合は、ディレ
クトリ情報継続で示されるメモリ管理番号を参照し継続
するメッセージが存在するかの判定を行う(ステップS
506)。継続するメッセージが存在する場合は、ディ
レクトリ情報継続で示されるメモリ管理番号のメッセー
ジ先頭画面を表示する(ステップS507)。そして、
再度時間計測の動作を開始し(ステップS502)、一
定時間経過後(ステップS503)、次画面を表示する
ための各判定を行い(ステップS504、S506)、
対応する次画面の表示を行う(ステップS505、S5
07)。この動作を入力部14からメッセージ表示終了
の指示入力を受けるまで行う。
【0024】本発明の実施の形態によれば、スクロール
スピードをメッセージ毎に指定することにより、例えば
グラフィックイメージのメッセージが複数あった場合
に、連続的に表示することで動画のように表示すること
が可能となる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、受信した複数のメッセージを
指定された一定時間の間隔で自動的にスクロール表示す
ることができるため操作性を向上させ、かつ、メッセー
ジ表示のアピール力を向上させることができる。
【0026】また、本発明は、メッセージを受信しメッ
セージ情報を登録する場合に複数のメッセージを関連づ
けて登録できるため、関連づけられたメッセージをメッ
セージ毎に指定された一定時間の間隔で読み出して表示
することが可能であり、操作性を向上させることができ
る。
【0027】さらに、本発明は、スクロールスピードを
メッセージ毎に指定することができるため、グラフィッ
クイメージのメッセージが複数あった場合には連続的に
表示することで動画のように表示することがで、視認性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態としての無線選択呼
出受信機を示す示すブロック図である。
【図2】図1の無線選択呼出受信機におけるメッセージ
データを説明するための図である。
【図3】図1の無線選択呼出受信機の記憶部を説明する
ための図である。
【図4】図1の無線選択呼出受信機のメッセージ受信時
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】図1の無線選択呼出受信機のメッセージ表示時
の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】 11 アンテナ 12 受信部 13 制御部 14 入力部 15 表示部 16 報知部 17 記憶部 131 メッセージメモリ管理部 132 表示制御部 133 タイマ管理部 21 ヘッダ情報 22 メッセージデータ部分 211 メッセージ種類情報 212 データ開始位置情報 213 継続番号情報 214 スクロールスピード情報 31 メッセージメモリ 32 全メッセージ先頭番号 33 複数メッセージ作成中番号 34 未使用メモリ先頭番号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己の呼出番号宛のメッセージ情報を受
    信して記憶するメッセージ記憶手段と、 メッセージ表示指示信号を受けて前記メッセージ記憶手
    段に記憶されている前記メッセージ情報を表示するメッ
    セージ情報表示手段とを有する無線選択呼出受信機にお
    いて、 複数のメッセージ情報を一定時間の間隔にて自動的に前
    記メッセージ情報表示手段にスクロール表示させる表示
    制御手段と、 前記スクロール表示をする前記一定時間を計測して計測
    値を前記表示制御手段に与える時間管理手段とを有する
    ことを特徴とする無線選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線選択呼出受信機に
    おいて、 前記メッセージ記憶手段は、メッセージ情報を受信した
    際にメッセージ情報の内容を解析して複数のメッセージ
    情報を1つのメッセージ情報として関連づけて記憶する
    メッセージメモリ管理手段を有することを特徴とする無
    線選択呼出受信機。
  3. 【請求項3】 自己の呼出番号宛のメッセージ情報を受
    信して記憶するメッセージ記憶手段と、 メッセージ表示指示信号を受けて前記メッセージ記憶手
    段に記憶されている前記メッセージ情報を表示するメッ
    セージ情報表示手段とを有する無線選択呼出受信機にお
    いて、 複数のメッセージ情報を一定時間の間隔にて自動的に前
    記メッセージ情報表示手段にスクロール表示させる表示
    制御手段と、 前記スクロール表示をする前記一定時間を計測して計測
    値を前記表示制御手段に与える時間管理手段と、 前記メッセージ情報を自動的にスクロール表示する際に
    メッセージ情報毎にスクロールのスピードを指定するス
    クロールスピード指定手段を有することを特徴とする無
    線選択呼出受信機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の無線選択呼出受信機に
    おいて、 前記メッセージ記憶手段は、メッセージ情報を受信した
    際にメッセージ情報の内容を解析して複数のメッセージ
    情報を1つのメッセージ情報として関連づけて記憶する
    メッセージメモリ管理手段を有することを特徴とする無
    線選択呼出受信機。
  5. 【請求項5】 自己の呼出番号宛のメッセージ情報を受
    信して記憶するメッセージ記憶手段と、 メッセージ表示指示信号を受けて前記メッセージ記憶手
    段に記憶されている前記メッセージ情報を表示するメッ
    セージ情報表示手段とを有する無線選択呼出受信機の制
    御方法において、 表示制御手段により複数のメッセージ情報を一定時間の
    間隔にて自動的に前記メッセージ情報表示手段にスクロ
    ール表示させる表示制御ステップと、 前記スクロール表示をする前記一定時間を計測して計測
    値を前記表示制御手段に与える時間管理ステップとを有
    することを特徴とする無線選択呼出受信機の制御方法。
  6. 【請求項6】 自己の呼出番号宛のメッセージ情報を受
    信して記憶するメッセージ記憶手段と、 メッセージ表示指示信号を受けて前記メッセージ記憶手
    段に記憶されている前記メッセージ情報を表示するメッ
    セージ情報表示手段とを有する無線選択呼出受信機の制
    御方法において、 表示制御手段により複数のメッセージ情報を一定時間の
    間隔にて自動的に前記メッセージ情報表示手段にスクロ
    ール表示させる表示制御ステップと、 前記スクロール表示をする前記一定時間を計測して計測
    値を前記表示制御手段に与える時間管理ステップと、 前記メッセージ情報を自動的にスクロール表示する際に
    メッセージ情報毎にスクロールのスピードを指定するス
    クロールスピード指定ステップを有することを特徴とす
    る無線選択呼出受信機の制御方法。
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