JPH10210494A - オートホワイトバランス制御装置 - Google Patents

オートホワイトバランス制御装置

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JPH10210494A
JPH10210494A JP9010453A JP1045397A JPH10210494A JP H10210494 A JPH10210494 A JP H10210494A JP 9010453 A JP9010453 A JP 9010453A JP 1045397 A JP1045397 A JP 1045397A JP H10210494 A JPH10210494 A JP H10210494A
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JP
Japan
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white
signal
detection
gate pulse
white balance
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JP9010453A
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Inventor
Kei Tashiro
圭 田代
Masatoshi Okubo
正俊 大久保
Tetsuo Sakurai
哲夫 桜井
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色温度追従範囲が広い場合でも、色のついた
被写体を間違って白と判定することなく、被写体の色温
度に対する白検出白検出判定の誤動作を低減可能にする
ことで、AWB機能の高精度化を行う。 【解決手段】 WB検出回路部41は3つのゲートパル
ス発生回路12a乃至12cを備える。これらのゲート
パルス発生回路はマイコン42によって制御され、夫々
異なる位置の白検出範囲を示すゲートパルスを発生す
る。これらのゲートパルスはAND回路13a乃至13
f、加算回路15a、15b及び乗算回路16a、16
bによりR−Y信号、B−Y信号とで加算、乗算され、
求めた論理積データを白検出結果としてマイコン42に
与える。マイコン42は白検出結果に基づき白判定を行
い、判定結果に応じてWB制御部7a、7bによるR信
号及びB信号の利得を制御してAWB補正を行う。これ
により、白検出範囲の位置を可変することで理想的な白
色の軌跡に沿った白検出を可能にし、色温度追従範囲が
広い場合でも、白検出の誤動作を低減してAWB機能の
高精度化を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、撮像装置に用いられる
オートホワイトバランス(以下、AWBと略記)制御装
置に関し、特に、色温度追従範囲の広い場合でも確実に
AWB制御して高精度化を実現するのに好適のAWB制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、撮像装置は、多くの分野で利用
されており、例えば、監視用として建物内に装備された
り、あるいは携帯用としてさまざまな景色を撮像したり
して使用されている。このため、撮像装置の撮像環境を
考えると、屋内・屋外に関わらず使用されているのが現
状であり、このような撮像環境に適合するため、撮像装
置には数々の自動制御機能(オート電子シャッタ、AW
B、オートゲインコントロール等)が標準で装備される
ようになっている。
【0003】特に、AWB機能については、撮像される
撮像画像に多くの影響を及ぼすものであるため、撮像装
置にとっては、極めて重要な機能であり、言い替えれ
ば、メーカにとっても、ユーザにとってもAWB機能の
高精度化が望まれている。
【0004】ところで、AWB制御を行うためには、色
温度に追従した制御を行う必要がある。色温度とは可視
光のエネルギー分布を表すものであり、単位は(K)で
ある。この色温度値が小さいほど赤くなり、大きいほど
青くなる。
【0005】例えば、ろうそくの火は約1500K、蛍
光灯は約4100K、青空は約10000Kの色温度で
ある。人間の目では約3500Kから6000Kまでの
色温度では順応に白く見える被写体でも、撮像装置で
は、色フィルタの分光特性により白い被写体が色温度に
応じて赤くなったり青くなったりする。つまり、人間の
目は、色温度の変化に対して追従することが可能であ
り、どんな色温度値の光源下においても、白を白と感じ
ることができるが、撮像装置においては、補正をかけな
いと、色温度値の低い光源下では白が赤く撮影され、逆
に色温度値の高い光源下では青く撮影されてしまい、実
際とは異なった印象を与えてしまう。
【0006】これを解決するためにAWB機能を備えた
撮像装置では、一般に図5に示すように、実線で示され
ている色温度に対する白色の軌跡に対して、斜線の囲む
ある所定範囲(白検出範囲と称す)を設け、ある光源下
の色温度がその範囲内にある場合は白、それ以外は白で
ないと判断して、なるべく色温度に追従するようAWB
制御を行うための白検出処理を行うようにしている。
【0007】図6にAWB機能を備えた従来の撮像装置
の構成が示されている。
【0008】図6は従来の撮像装置の一例を示すブロッ
ク図であり、該撮像装置にはAWB機能としてのAWB
制御装置30が備えられている。
【0009】撮像装置の構成について説明すると、撮像
素子1で光電変換された映像信号はサンプルホールド回
路2に供給される。サンプルホールド回路2は、供給さ
れた映像信号のサンプリング(標本化)を行い、サンプ
リングした映像信号をLPF3及びBPF4に夫々供給
する。
【0010】LPF3は、入力映像信号の低域のみを通
過させることにより、入力映像信号からY(輝度)信号
を分離し、分離したY信号をY信号処理回路5に与え
る。Y信号処理回路5は、Y信号に所定の信号処理を施
し、該Y信号をエンコーダ11及びAWB制御装置30
のWB検出回路部9に与える。
【0011】一方、BPF4は、入力映像信号の所定帯
域のみを通過させることにより、入力映像信号からC
(色)信号を分離し、分離したC信号を色分離回路6へ
と与える。色分離回路6は、入力したC信号をR、G、
Bの原色信号に分離し、R信号をWB制御部7aに、G
信号をC信号処理回路8に、B信号を他のWB制御部7
bに夫々供給する。これらのWB制御部7a、7bは、
マイクロコンピュータ(以下、マイコンと略記)10か
らの制御信号に基づいてR信号及びB信号の夫々の利得
を制御する。その後、各WB制御部7a、7bの出力信
号であるR信号及びB信号は、AWB制御装置30を構
成するC信号処理回路8に夫々供給されるようになって
いる。
【0012】C信号処理回路8は、WB処理が施された
R、B信号とG信号とを、C信号、R−Y信号、B−Y
信号に変換し、C信号をエンコーダ11に供給する。エ
ンコーダ11は、入力されたC信号とY信号とから、例
えばNTSC方式のビデオ信号を生成し、該ビデオ信号
を、例えば記録する記録装置の信号処理回路へと出力す
る。
【0013】また、C信号処理回路8は、変換したR−
Y信号、B−Y信号をWB検出回路部9に供給する。即
ち、AWB制御装置30によるWB機能を実現するため
に、該装置を構成するWB検出回路部9には、Y信号処
理回路5からのY信号とR−Y信号、B−Y信号とが供
給されるようになっている。
【0014】図7に従来のAWB制御装置を構成するW
B検出回路部9の具体的な構成例を示すブロック図が示
されている。
【0015】図7に示すように、WB検出回路部9は、
例えばゲートパルス発生回路12と、2つのAND回路
13a、13bと、2つの乗算回路14a、14bとで
構成されている。ゲートパルス発生回路12には、上記
の如く、Y信号処理回路5(図6参照)からのY信号
と、Cプロセス部(図6参照)からのR−Y信号、B−
Y信号とが供給される。
【0016】ゲートパルス発生回路12は、入力信号か
ら例えば図5に示す斜線領域にあたる白検出範囲のゲー
ト信号を発生し、ゲート信号を双方のAND回路13
a、13bの一方の入力端に夫々供給する。AND回路
13aの他方の入力端には、B−Y信号が入力され、A
ND回路13は、入力するゲート信号とB−Y信号との
論理積を一方の乗算回路14aに出力する。
【0017】一方、AND回路13bの他方の入力端に
は、R−Y信号が入力され、AND回路13bは、入力
するゲート信号とR−Y信号との論理積を他方の乗算回
路14bに出力する。これらの乗算回路14a、14b
は、図6に示すマイコン10からの制御信号に基づいて
乗算処理を行い、これにより得た夫々の信号をマイコン
10へと供給する。
【0018】その後、マイコン10は、図6に示すよう
に、これらの信号から現在撮像している被写体が白であ
るかどうかを判断し、白と判定した場合には双方のWB
制御部7a、7bに制御信号を供給して、R信号及びB
信号の利得を制御する。即ち、図6に示すAWB制御装
置内にて、WB検出回路部9からの検出結果に基づいて
マイコン10が双方のWB制御部7a、7bにおけるR
信号、B信号の利得を制御するという処理ルーチンによ
り、AWB制御動作を行うことが可能となる。
【0019】ところが、従来のAWB制御装置では、図
5に示すように白検出範囲の形状(図中に示す斜線領
域)がAWB機能を有する回路やIC等により決定され
てしまうため、例えばマイコン10によってゲートパル
ス発生回路12によるゲート信号の発生を制御して白検
出範囲を大きくしたとすると、色温度の追従範囲が広く
することができるが、この場合には、色温度に対する白
色の軌跡(図中に示す実線)からずれた部分まで白と判
断してしまう。このため、色のついた被写体を誤って白
と判断して引き込んでしまい、その結果、AWB制御の
誤動作を生じてしまう虞れがある。
【0020】また、これとは逆に、白検出範囲を狭くし
たとすると、色のある被写体を誤って白に引き込む虞れ
は軽減されるが、この場合、色温度の追従範囲が狭くな
り、撮像環境が広範囲化した現在では実用性に欠けてし
まうという問題点がある。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のA
WB制御装置では、AWB制御を行うのに必要な白検出
範囲の形状はAWB機能を有する回路等により決定され
てしまうことから、色温度の追従範囲を広くするため
に、白検出範囲を大きく設定すると、色温度に対する白
色の軌跡(図5の実線)からずれた部分まで白と判断し
てしまうため、色のついた被写体を誤って白と判断して
引き込んでしまう危険性がある。また白検出範囲を狭く
すると色のある被写体を誤って白に引き込む危険性は少
なくなるが、色温度の追従範囲が狭くなり、撮像環境が
広範囲化した現在では対応することができないという問
題点があった。
【0022】そこで、本発明では上記問題点に鑑みてな
されたもので、色温度追従範囲が広い場合でも、色のつ
いた被写体を間違って白と判定することなく、被写体の
色温度に対する白検出判定の誤動作を低減可能にするこ
とにより、AWB機能の高精度化を可能にするAWB制
御回路の提供を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
によるオートホワイトバランス制御回路は、入力映像信
号の白検出結果に基づき前記映像信号に含まれるR信号
及びB信号の夫々の利得を自動調整することによりホワ
イトバランスの制御が可能なオートホワイトバランス制
御装置であって、色温度に対する白色の軌跡に沿う複数
の白色検出領域を設定し、この検出領域毎に白検出を行
い、その検出結果に基づいてホワイトバランス制御を行
う手段を設けたことを特徴とするものである。
【0024】請求項1記載の本発明においては、オート
ホワイトバランス制御装置によって、入力映像信号の白
検出結果に基づき前記映像信号に含まれるR信号及びB
信号の夫々の利得を自動調整することによりホワイトバ
ランスの制御を行う。このとき、手段は、色温度に対す
る白色の軌跡に沿う複数の白色検出領域を設定し、この
検出領域毎に白検出を行い、その検出結果に基づいてホ
ワイトバランス制御を行う。これにより、色温度追従範
囲が広い場合でも、白検出による誤動作を低減すること
ができ、白は白として確実に引く込むようなAWB機能
の高精度化を実現することが可能となる。
【0025】請求項5に記載の本発明によるオートホワ
イトバランス制御回路は、撮像された被写体像に基づく
映像信号をRGB原色信号に分離する色分離手段と、こ
の色分離手段で分離されたR信号の利得を制御可能な第
1の利得制御手段と、前記色分離手段で分離されたB信
号の利得を制御可能な第2の利得制御手段と、前記色分
離手段で分離されたG信号と前記第1の及び第2の利得
制御手段の出力とからR−Y信号及びB−Y信号を抽出
出力する信号変換手段と、色温度に対する白色の軌跡に
沿って設定された複数の白色検出領域に対応するゲート
パルスを発生するゲートパルス発生手段と、このゲート
パルス発生手段で発生されたゲートパルスと、前記信号
変換手段からのR−Y信号及びB−Y信号との論理積を
取って出力するホワイトバランス検出手段と、このホワ
イトバランス検出手段の出力に基づき、前記撮像された
被写体の白色判定を行い、その判定結果に応じて前記第
1及び第2の利得制御手段により前記R信号及びB信号
の利得を制御する制御手段と、を具備したものである。
【0026】請求項5記載の本発明においては、色分離
手段は、撮像された被写体像に基づく映像信号をRGB
原色信号に分離する。第1の利得制御手段は、この色分
離手段で分離されたR信号の利得を制御する。第2の利
得制御手段は、前記色分離手段で分離されたB信号の利
得を制御する。信号変換手段は、前記色分離手段で分離
されたG信号と前記第1の及び第2の利得制御手段の出
力とからR−Y信号及びB−Y信号を抽出出力する。ゲ
ートパルス発生手段は、色温度に対する白色の軌跡に沿
って設定された複数の白色検出領域に対応するゲートパ
ルスを発生する。ホワイトバランス検出手段は、このゲ
ートパルス発生手段で発生されたゲートパルスと、前記
信号変換手段からのR−Y信号及びB−Y信号との論理
積を取って出力する。制御手段は、このホワイトバラン
ス検出手段の出力に基づき、前記撮像された被写体の白
色判定を行い、その判定結果に応じて前記第1及び第2
の利得制御手段により前記R信号及びB信号の利得を制
御する。これにより、AWB制御するのに必要な白色検
出を、理想的な色温度に対する軌跡に沿って行うことが
可能となり、上記発明と同様の効果を得る。
【0027】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0028】図1及び図2は本発明に係るAWB制御装
置の一実施形態例を示し、図1は本発明のAWB制御装
置に組み込まれたWB検出回路部の回路構成を示すブロ
ック図、図2は該AWB制御装置を採用して構成された
撮像装置の概略構成を示すブロック図である。尚、図2
は図6に示す構成要件と同様の構成要件については同一
の符号を付して、説明簡略化のため異なる部分のみを説
明する。
【0029】本発明に係るAWB制御装置は、図2に示
すように撮像装置内に組み込まれて構成されており、他
の撮像装置を構成する構成要件は、図6に示す撮像装置
と同様である。
【0030】AWB制御装置は、2つのWB制御部7
a、7bと、C信号処理回路8と、従来技術に改良がな
されたWB検出回路部41と、前記2つのWB制御部7
a、7b及びWB検出回路部41を制御するマイコン4
2とで構成されている。
【0031】一方のWB制御部7aには、図中に示すよ
うに色分離回路部6によってC信号をR、G、B信号の
原色信号に変換した原色信号の内、R信号が供給され、
また、他方のWB制御部7bには、色分離回路6により
変換されたB信号が供給される。また、C信号処理回路
8にも、従来例と同様に色分離回路8により変換された
G信号が供給される。
【0032】また、WB検出回路部41には、Y信号処
理回路5によって信号処理されたY信号が供給されると
ともに、C信号処理回路8によって変換されたR−Y信
号及びB−Y信号も夫々供給されるようになっている。
【0033】本実施形態例では、従来の問題点を解消す
るために、AWB制御装置40に組み込まれたWB検出
回路部41を改良したことが特徴である。このようなW
B検出回路部41が図1に示されている。
【0034】図1に示すように、WB検出回路部41
は、少なくとも3つのゲートパルス発生回路12a、1
2b、12cと、6つのAND回路13a、13b、1
3c、13d、13e、13fと、2つの加算回路15
a、15bと、2つの乗算回路16a、16bとで構成
されている。
【0035】ゲートパルス発生回路12a、12b、1
2cの各入力端には、Y信号処理回路5(図2参照)か
らのY信号と、C信号処理回路8(図2参照)からのR
−Y信号及びB−Y信号とが夫々供給される。これらの
ゲートパルス発生回路12a、12b、12cは、夫々
異なるゲートパルスを発生して出力するものであり、即
ち、検出範囲の異なるゲートパルスを出力する。
【0036】つまり、通常のAWB制御装置ではWB検
出回路部によって制御される白検出範囲の形状は固定で
はあるが、その位置を変更することが可能である。そこ
で、本実施形態例では、この点を利用し、WB検出回路
部41を構成するゲートパルス発生回路を少なくとも3
つ設けることにより、夫々異なる位置の白検出範囲を決
定するためのゲートパルスを作成して、色温度追従範囲
を広くするようにしている。尚、この場合、ゲートパル
ス発生回路は、夫々異なった白検出範囲での白検出に対
応する数だけ設けられている。つまり、本例の場合に
は、3箇所の白検出範囲に夫々対応して、計3回の白検
出が行われるものとなる。
【0037】したがって、ゲートパルス発生回路12
a、12b、12cにより発生した夫々のゲートパルス
によって、図3中に斜線で囲まれている白検出範囲A、
B、Cを設定することが可能となり、このため、実線で
示す軌跡に対しては夫々の白検出範囲が当然ながら狭く
なることによって、色温度追従範囲を広くすることが可
能となる。
【0038】一方、ゲートパルス発生回路12aからの
ゲートパルスは、図1に示すように、AND回路13
a、13bの各入力端に夫々与えるようになっている。
AND回路13aの他の入力端には、R−Y信号が供給
され、また、他方のAND回路13bの他の入力端に
は、B−Y信号が供給される。
【0039】ゲートパルス発生回路12bからのゲート
パルスは、AND回路13c、13dの各入力端に夫々
与えるようになっている。AND回路13cの他の入力
端には、R−Y信号が供給され、また、他方のAND回
路13dの他の入力端には、B−Y信号が供給される。
【0040】また、ゲートパルス発生回路12cからの
ゲートパルスは、AND回路13e、13fの各入力端
に夫々与えるようになっている。AND回路13eの他
の入力端には、R−Y信号が供給され、また、他方のA
ND回路13fの他の入力端には、B−Y信号が供給さ
れる。
【0041】これらのAND回路13a乃至13fは、
夫々の入力信号の論理積を夫々出力するものであり、A
ND13a、13c、13eは各出力信号を一方の加算
回路15aに出力し、他のAND回路13b、13d、
13fは各出力信号を他方の加算回路15bへと出力す
る。
【0042】加算回路15a及び15bは、夫々の入力
信号の加算処理を行い、加算信号を図示例の如く夫々対
応する乗算回路16a、16bへと与える。つまり、一
方の加算回路15aによる加算信号は、一方の乗算回路
16aに供給され、他方の加算回路15bによる加算信
号は、他方の乗算回路16bへと供給されるようになっ
ている。
【0043】各乗算回路16a、16bは、図2に示す
マイコン42の制御信号に基づき決定される乗算係数に
基づいて、入力信号に乗算処理を施し、該出力信号を図
2に示すマイコン42へと出力するようになっている。
【0044】マイコン42は、図2に示すように、これ
らの信号から現在撮像している被写体が白であるかどう
かを判断し、白と判定した場合には双方のWB制御部7
a、7bに制御信号を供給して、R信号及びB信号の利
得を制御する。即ち、図6に示すAWB制御装置内に
て、WB検出回路部9からの検出結果に基づいてマイコ
ン42が双方のWB制御部7a、7bにおけるR信号、
B信号の利得を制御するという処理ルーチンにより、A
WB制御動作を行うようにしている。
【0045】したがって、上記構成により、マイコン4
2により被写体の白判定を行うための白検出範囲は、図
3に示すように、色温度に対する白色の軌跡(図3中の
実線で示す)に対して、夫々各ゲートパルス発生回路1
2a、12b、12cに対応した位置の異なる白検出範
囲A、B、Cとなる。即ち、マイコン42は、これらの
白検出範囲A、B、Cの全情報が供給され、あたかも図
3に示す斜線部分のように色温度追従範囲が広く、且つ
余計な色成分を白と判断することを防止することの可能
な白検出を行うことが可能となる。
【0046】次に、図2に示す検出回路部41を用いた
AWB制御装置40の動作を詳細に説明する。尚、本実
施形態例では、上述の如く、白検出処理を3回行うもの
とする。
【0047】いま、例えばろうそくの色温度に近い光源
下である被写体を撮像したものとする。すると、撮像素
子1によって光電変換された映像信号は、サンプルホー
ルド回路2によってサンプリング(標本化)され、その
後、LPF3及びBPF4に夫々供給される。その後、
LPF3の通過によって得られたY信号は、Y信号処理
回路5によって信号処理が施され、エンコーダ11及び
AWB制御装置40のWB検出回路部41に夫々供給さ
れる。
【0048】同時に、BPF4の通過によって得られた
C信号は、色分離回路6に供給することにより、R、
G、Bの原色信号に変換され、その後、R信号はWB制
御部7aに、B信号は他方のWB制御部7bに、G信号
はC信号処理回路8に夫々供給される。
【0049】そして、各WB制御部7a、7bは、夫々
WB検出回路部41によって決定される白検出範囲に基
づき被写体の白検出判定を行うマイコン42からの制御
信号に基づいて、各入力信号(R信号及びB信号)の利
得(ゲインともいう)が制御され、該出力信号をC信号
処理回路8に与える。その後、C信号処理回路8によっ
て、WB制御部7a、7bからのR信号及びB信号とG
信号とに変換処理が施され、変換したR−Y信号及びB
−Y信号は、前記WB検出回路部41に供給され、変換
されたC信号はエンコーダ11へと供給される。
【0050】このとき、WB検出回路部41に設けられ
た3つのゲートパルス発生回路12a、12b、12c
によって、白検出範囲を狭く且つ異なる位置に配置する
ために、夫々の白検出範囲A乃至C(図3参照)を決定
する3つのゲートパルスが出力される。これらのゲート
パルスは、夫々のAND回路13a乃至13fへと供給
され、各AND回路によって、R−Y信号とB−Y信号
との論理積として出力される。これらの論理積は、2つ
の加算回路15a、15bによって加算され、その後、
2つの乗算回路16a、16bによって乗算された後
に、該出力信号をWB検出回路部41の検出結果として
マイコン42へ供給される。
【0051】その結果、マイコン42による被写体の白
判定は、図3に示す白検出範囲A〜C内で行うことにな
る。
【0052】従来技術では、図5に示すように白判定を
行う白検出範囲が広くなっているため、ろうそくに近い
色温度の光源下での被写体が仮に色がついているもので
も白と判断してしまい、結果としてAWB制御動作が誤
動作してしまう虞れがあったが、本例では、白検出範囲
の形状が、図3に示すように、実線で示す白色の軌跡に
沿った形状の白検出範囲A〜Cと可変することができる
ため、白色の軌跡に対する色温度追従範囲を広くするこ
とが可能となり、即ち、白色の軌跡に沿った白判定を行
うことが可能となる。
【0053】これにより、マイコン41によって、色温
度追従範囲が広い場合でも、白色軌跡に沿って被写体の
白判定を行うとともに、判定結果に基づいて2つのWB
制御部7a、7bによるR信号及びB信号の利得を制御
することにより、色のついた被写体を誤って白に引き込
んでしまうことはなく、AWBの誤動作を低減すること
ができるとともに、確実なAWB機能を動作させること
が可能となる。
【0054】したがって、本実施形態例によれば、WB
検出回路部41を用いることにより、マイコン42にて
白判定を行う白検出範囲の形状を可変することが可能で
あるため、色温度に対する白色の軌跡に沿った被写体の
白検出を行うことが可能となり、結果として色温度追従
範囲が広い場合のAWB機能の高精度化を実現すること
が可能となる。
【0055】また、本実施形態例では、WB検出回路部
41による1回の検出で複数の白検出範囲を同時に行え
るが、ゲートパルス発生回路を複数設けるため、回路規
模を大きくする必要がある。しかしながらこの方式はA
WB機能を高速処理を要する撮像装置には適していると
いう効果もある。
【0056】ところで、上記実施形態例では、AWB制
御装置40内のWB検出回路部41を改良することによ
り、白検出範囲の形状を可変させて、白検出の誤動作を
低減させていたが、本発明のAWB制御装置40は、回
路規模を従来技術と同様に変更せずにマイコンの処理の
変更のみで、同様の効果を得ることも可能である。この
ような実施形態例を図4に示す。
【0057】図4は本発明に係るAWB制御装置の他の
実施形態例を示し、マイコンの制御動作例を示すフロー
チャートである。尚、図4の制御動作を行うマイコン4
2は、図2に示す撮像装置内のAWB制御装置40に組
み込まれたものであることから、前記実施形態例におけ
る同様の構成要件については、説明を省略し、異なる部
分のみを説明する。
【0058】本実施形態例では、前記実施形態例におけ
るAWB制御装置40において、WB検出回路部41を
図6に示す通常のWB検出回路部9に代えるとともに、
マイコンによる白検出処理制御を変更させるようにソフ
ト的に改良を加えたことが前記実施形態例と異なる点で
ある。
【0059】つまり、マイコン42は、1回の検出で狭
い白検出を1回行い、フィールド毎に白検出範囲を切り
替えて、夫々の検出結果を例えばマイコン内部に設けら
れたメモリに一旦に記憶させ、最後にすべてのデータを
加算するように制御することにより、結果として等価的
に広い白検出範囲を可能にしている。
【0060】具体的なマイコン42による制御動作例を
図4を参照しながら詳細に説明する。
【0061】尚、本実施形態例では、マイコン42によ
ってWB検出回路部9のゲートパルス発生回路(図7参
照)をフィールド毎に制御することで、例えば図3に示
す範囲が狭く且つ夫々範囲が異なる3つの白検出範囲を
発生させ、該3つの白検出範囲を用いて3回の白検出を
行うものとして説明する。このとき、白検出データを取
得するタイミングは垂直同期信号VDの立ち下がりエッ
ジとする。また、カウンタを用いてゲートパルスの切り
替え順序を決めることとし、カウンタが0のときの検出
をA、カウンタが1のときの検出をB、カウンタが2の
ときの検出をCとして説明する。
【0062】いま、図2に示す撮像素子1によってある
被写体が撮像され、マイコン42によってAWB機能が
起動したものとする。すると、マイコン42は本実施形
態例における処理を開始し、即ち、ステップS50によ
る処理により、WB検出回路部9からの入力信号を元に
垂直同期信号VDの立ち下がりが発生したか否かの判定
を行い、立ち下がりが発生した場合には、処理をステッ
プS51に移行し、発生してしない場合には、処理を戻
す。
【0063】その後、マイコン42は、ステップS51
による処理でマイコン内に設けられたカウンタが0であ
るか否かの判定を行い、カウンタが0である場合には、
処理をステップS53に移行し、0でない場合には処理
をステップS52に移行する。
【0064】カウンタが0の場合、マイコン42は、ス
テップS53により、先ずWB検出回部9からの白範囲
検出結果(図3に示す白検出範囲A内での検出結果)の
データを、マイコン内に設けられたメモリAに格納し、
そして、白検出範囲を次の白検出範囲に切換るために、
ステップS54による処理によって、前記WB検出回路
部9のゲートパルス発生回路(図7参照)に制御信号を
送信する。これにより、ゲートパルス発生回路は、白検
出範囲Aから切り換えられた次の白検出範囲Bに対応す
るゲートパルスを出力し、結果として白検出範囲Bに基
づく信号がマイコン42へと供給される。
【0065】その後、マイコン42は、ステップS55
で前記カウンタをインクリメント(1だけ増加させる処
理)させて、処理をステップS50にフィードバックさ
せる。
【0066】次に、マイコン42は、ステップS50、
ステップS51により、現在垂直同期信号の立ち下がり
が発生し且つカウンタが1であると判断した場合には、
処理をステップS52に移行する。即ち白検出範囲Bで
の白判定を行うためである。
【0067】ステップS52による処理では、カウンタ
が1であるか否かの判定を行い、カウンタが1である場
合には、処理をステップS56に移行し、1でない場合
には処理をステップS59に移行する。
【0068】カウンタが1の場合、マイコン42は、ス
テップS56により、WB検出回部9からの白範囲検出
結果(図3に示す白検出範囲B内での検出結果)のデー
タを、メモリBに格納し、そして、白検出範囲を次の白
検出範囲に切換るために、ステップS57による処理に
よって、前記WB検出回路部9のゲートパルス発生回路
に制御信号を送信する。これにより、ゲートパルス発生
回路は、白検出範囲Bから切り換えられた次の白検出範
囲Cに対応するゲートパルスを出力し、結果として白検
出範囲Cに基づく信号がマイコン42へと供給される。
【0069】その後、マイコン42は、ステップS58
で前記カウンタをインクリメント(1だけ増加させる処
理)させて、処理をステップS50にフィードバックさ
せる。
【0070】次に、マイコン42は、上記同様、ステッ
プS50、ステップS51及びステップS52により、
現在垂直同期信号の立ち下がりが発生し且つカウンタが
1でない(前記ステップS58によりカウンタは2とな
る)と判断した場合には、処理をステップS59に移行
する。即ち、3回目の白検出範囲Cでの白判定を行うた
めである。
【0071】マイコン42は、ステップS59による処
理により、WB検出回部9からの白範囲検出結果(図3
に示す白検出範囲C内での検出結果)のデータと、前記
メモリA及びメモリBとに格納されているデータとを加
算し、そして、白検出範囲Cから白検出範囲Aに切換る
ために、ステップS60による処理によって、前記WB
検出回路部9のゲートパルス発生回路に制御信号を送信
する。これにより、ゲートパルス発生回路は、白検出範
囲Cから切り換えられた白検出範囲Aに対応するゲート
パルスを出力し、結果として白検出範囲Aに基づく信号
がマイコン42へと供給される。
【0072】その後、マイコン42は、ステップS61
により、カウンタのカウントを初期化して0にした後、
処理を次のステップS62に移行する。
【0073】そして、マイコン42は、ステップS62
による処理によって、前記ステップS59により得られ
た加算データに基づいて被写体の白判定(AWB制御)
を行い、判定結果を、ステップS63によりWB制御部
7a、7bへと送信する。
【0074】これにより、マイコン42は、3回の白検
出処理を行うことで得られた白判定結果に基づいてWB
制御部7a、7bによるR信号の利得及びB信号の利得
を制御することが可能となる。つまり、前記実施形態例
と同様の図3に示す広い白検出範囲での白検出を可能に
する。
【0075】したがって、本実施形態例によれば、WB
検出回路部9の回路規模を増大することなく、マイコン
42による処理の変更のみで、前記実施形態例と同様の
広い白検出範囲で白検出を行うことが可能となり、結果
として、色温度追従範囲が広い場合でも、白判定の誤動
作を低減することが可能であるため、AWB機能の高精
度化を図ることができる。また、回路規模を増大せず
に、AWB制御装置40を構成することができることか
ら、コスト的にも安価にすることができるという効果も
得る。
【0076】尚、本実施形態例においては、回路規模は
従来技術に対して変更する必要がないが、1回の処理に
数フィールド要することから、高速に処理を行う場合に
は適していない。しかし、実際のAWB処理は撮像装置
の仕様によっては異なるが、4〜12フィールドに1回
程度の処理速度があれば十分であると考えられているこ
とから、白検出範囲の切り替え回数を制限すれば、実用
的には問題なく、同様の効果を得ることができる。
【0077】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、色
温度追従範囲が広い場合でも、色のついた被写体を間違
って白の判定することなく、被写体の色温度に対する白
検出判定の誤動作を低減することができるため、撮像装
置に組み込まれたAWB機能の高精度化を図ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオートホワイトバランス制御装置の一
実施形態例を示すブロック図。
【図2】図1の装置が組込まれた撮像装置の一例を示す
ブロック図。
【図3】本発明による動作説明するための白検出範囲を
示す特性図。
【図4】他の実施形態例を示し、オートホワイトホワイ
トバランス制御装置に用いられるマイコンの制御動作を
示すフローチャート。
【図5】色温度に対する白色の軌跡を示す特性図。
【図6】従来のAWB機能を有した撮像装置の構成例を
示すブロック図。
【図7】撮像装置に組み込まれた従来のオートホワイト
バランス制御回路の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
1…撮像素子、2…サンプルホールド(S/H)回路、
3…ローパスフィルタ(LPF)、4…バンドパスフィ
ルタ(BPF)、5…Y信号処理回路、6…色分離回
路、7a、7b…WB制御部、8…C信号処理回路、4
1…WB検出回路部、10、42…マイクロコンピュー
タ(マイコン)、11…エンコーダ、12a〜12c…
ゲートパルス発生回路、13a〜13f…AND回路
(論理積回路)、15a、15b…加算回路、16a、
16b…乗算回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 哲夫 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号の白検出結果に基づき前記
    映像信号に含まれるR信号及びB信号の夫々の利得を自
    動調整することによりホワイトバランスの制御が可能な
    オートホワイトバランス制御装置であって、 色温度に対する白色の軌跡に沿う複数の白色検出領域を
    設定し、この検出領域毎に白検出を行い、その検出結果
    に基づいてホワイトバランス制御を行う手段を設けたこ
    とを特徴とするオートホワイトバランス制御装置。
  2. 【請求項2】 前記手段は、夫々の検出領域を設定する
    ためのゲートパルスを発生するように前記複数の白色検
    出領域に対応して設けられた複数のゲートパルス発生手
    段を有し、それらのゲートパルスに基づいて前記各検出
    領域の白色検出を同時に行い、その検出結果に基づいて
    ホワイトバランス制御を行うように構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のオートホワイトバランス
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記手段は、前記検出領域を設定するた
    めのゲートパルスを1個のゲートパルス発生手段と、こ
    のゲートパルス発生手段からの前記各検出領域に対応す
    るゲートパルスを順次発生して各領域の白色検出を順次
    行ってその結果を記憶する手段とを有し、その記憶され
    た検出結果に基づいてホワイトバランス制御を行うよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のオ
    ートホワイトバランス制御装置。
  4. 【請求項4】 前記手段は、前記各検出領域の白色検出
    を画像のフィールド毎に行うように構成されていること
    を特徴とする請求項3に記載のオートホワイトバランス
    制御装置。
  5. 【請求項5】 撮像された被写体像に基づく映像信号を
    RGB原色信号に分離する色分離手段と、 この色分離手段で分離されたR信号の利得を制御可能な
    第1の利得制御手段と、 前記色分離手段で分離されたB信号の利得を制御可能な
    第2の利得制御手段と、 前記色分離手段で分離されたG信号と前記第1の及び第
    2の利得制御手段の出力とからR−Y信号及びB−Y信
    号を抽出出力する信号変換手段と、 色温度に対する白色の軌跡に沿って設定された複数の白
    色検出領域に対応するゲートパルスを発生するゲートパ
    ルス発生手段と、 このゲートパルス発生手段で発生されたゲートパルス
    と、前記信号変換手段からのR−Y信号及びB−Y信号
    との論理積を取って出力するホワイトバランス検出手段
    と、 このホワイトバランス検出手段の出力に基づき、前記撮
    像された被写体の白色判定を行い、その判定結果に応じ
    て前記第1及び第2の利得制御手段により前記R信号及
    びB信号の利得を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とするオートホワイトバランス制
    御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7636473B2 (en) 2004-03-12 2009-12-22 Seiko Epson Corporation Image color adjustment
KR100999883B1 (ko) * 2008-12-29 2010-12-09 엠텍비젼 주식회사 색온도구역 설정 방법, 색온도구역을 이용한 색온도 검출 방법, 색온도구역을 이용한 색온도 검출 방법을 기록한 기록매체 및 색온도구역을 이용한 색온도 검출 방법을 수행하는 촬상 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7636473B2 (en) 2004-03-12 2009-12-22 Seiko Epson Corporation Image color adjustment
KR100999883B1 (ko) * 2008-12-29 2010-12-09 엠텍비젼 주식회사 색온도구역 설정 방법, 색온도구역을 이용한 색온도 검출 방법, 색온도구역을 이용한 색온도 검출 방법을 기록한 기록매체 및 색온도구역을 이용한 색온도 검출 방법을 수행하는 촬상 장치

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