JPH10209471A - 半導体マイクロマシン及びその製造方法 - Google Patents

半導体マイクロマシン及びその製造方法

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JPH10209471A
JPH10209471A JP9022037A JP2203797A JPH10209471A JP H10209471 A JPH10209471 A JP H10209471A JP 9022037 A JP9022037 A JP 9022037A JP 2203797 A JP2203797 A JP 2203797A JP H10209471 A JPH10209471 A JP H10209471A
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JP
Japan
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semiconductor
thin film
substrate
etching
layer
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Application number
JP9022037A
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English (en)
Inventor
Manabu Kato
加藤  学
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/994,759 priority patent/US6190571B1/en
Priority to DE19756849A priority patent/DE19756849A1/de
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッチング層からのドーパント拡散によっ
て,可動部内の絶縁領域にドーパントがドーピングされ
ることはなく,可動部内の絶縁領域を確実に確保するこ
とができる,半導体マイクロマシン及びその製造方法を
提供すること。 【解決手段】 基板12に対してエッチング層55,拡
散抑制層50,半導体薄膜57を形成し,該半導体薄膜
57に不純物を選択ドーピングし,そしてこれをパター
ニングして,少なくともエッチング液導入用の導入孔
と,複数の電極または配線及び電気的絶縁領域を有する
可動部と針状体とを形成し,その後,エッチング液を用
いて,上記エッチング層55を除去することにより,上
記間隙部を形成すると共に上記半導体薄膜57を可動部
として形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,各種微小センサ等に利用可能な
半導体マイクロマシン及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来,大きさが微小である角速度センサ
(ジャイロセンサ),加速度センサ(Gセンサ),マイ
クロアクチュエーター等を作成する技術として,シリコ
ン等の半導体材料を利用したマイクロマシニング技術が
開発されている。この技術によれば,通常の半導体回路
等の作成技術を組み合わせ,1ミリ以下の微小な上記セ
ンサ等を作成することができる。このような技術により
作成された製品の一例として,以下に示すごとき角速度
センサとして機能する半導体マイクロマシンがある。
【0003】図7に示すごとく,上記半導体マイクロマ
シン9は,基板12と,該基板12に間隙部を設けて対
向配置されると共に,針状体15によって支持された可
動部13と,該可動部13を挟み,その両側に対向配置
された一対の固定部17とよりなる。また,上記可動部
13は上記基板12に対し,平行となるように配置され
てなる。上記可動部13は,その両側に一体的に設けた
駆動用電極部161を有している。
【0004】更に,後述の図2に示すごとく,上記基板
12における上記可動部13との対向面には,該可動部
13との距離を検出するための距離検出用電極18が設
けてある。また,上記可動部13には,上記距離検出用
電極18と対になって動作する検出用電極部162が設
けてある。
【0005】また,上記固定部17には,上記可動部1
3を振動させるための固定部側駆動用電極部171が設
けてある。上記固定部側駆動用電極部171と上記駆動
用電極部161とは,相互にかみ合うように配置されて
なり,両者の間には微細な隙間178が形成されてい
る。
【0006】上記半導体マイクロマシン9において,角
速度の検出は以下に示すごとく行なわれる。まず,上記
固定部側駆動用電極部171,上記駆動用電極部161
間に周期的な電圧を印加する。これにより,上記可動部
13において,上記基板12に対して平行方向の水平振
動が発生する。この状態にある上記半導体マイクロマシ
ン9に対し,図7に示す回転軸の方向に,角速度ωとな
る回転運動を加える。これにより,上記可動部13には
コリオリ力による上記基板12に対する垂直方向への振
動が発生する。
【0007】上記可動部13の垂直振動により,該可動
部13と基板12との間の間隙部の距離が,上記振動の
周期に従って変化する。ところで,上記検出用電極部1
62は針状体15,電極パッド158と電気的な導通が
とれており,該電極パッド158はアースされている。
このため,上記検出用電極部162は常時0Vに保持さ
れてなる。
【0008】また,上記距離検出用電極18と上記検出
用電極部162とはキャパシタを構成し,その容量は電
極間距離に反比例する。このため,上記距離検出用電極
18に一定電圧を加えることにより,上記間隙部の距離
の変化を上記距離検出用電極18に流れ込む電流の値と
して検出することができる。そして,この検出値より上
記半導体マイクロマシン9にかかる角速度ωを検出する
ことができる。
【0009】このような半導体マイクロマシン9は,従
来,以下に示すごとく,通常の半導体回路作製技術を利
用することにより作製されていた。即ち,後述の図1,
図3に示すごとく,基板12の導電性とは異なるドーパ
ントのドーピングにより上記距離検出用電極18等を予
め作製した基板12を準備する。上記基板12の表面に
シリコン酸化膜53,その表面にエッチングストッパ層
54を設け,更にその表面にエッチング層55を設け
る。
【0010】次に,上記エッチング層55の表面に,フ
ォトリソ工程によりレジストパターンを形成し,これを
マスクとしてRIE(反応性イオンエッチング,rea
ctive ion etching)によりエッチン
グ層55,エッチングストッパ層54,シリコン酸化膜
53をエッチングし,針状体15と基板12とのコンタ
クトホール,及び固定部側駆動用電極部171と基板1
2とのコンタクトホールを形成する。
【0011】次に,上記レジストパターンを除去した
後,エッチング層55の表面に半導体薄膜57を設け,
この半導体薄膜57の全面に,基板12上に形成された
検出用電極18等と同じ導電性をもつドーパントをイオ
ン注入しする。その後,上記半導体薄膜57のドーパン
トの活性化及び内部応力の緩和等の目的から,これに対
し熱処理を施す。次に,フォトリソ工程により半導体薄
膜57上にレジストパターンを形成し,これをマスクと
してエッチングを行い,該半導体薄膜57を上記可動部
13及び針状体15,また固定部17の形状となるよう
に加工する。
【0012】次に,上記可動部13,針状体15の下部
及びその近傍の上記エッチング層55を除去し(後述の
図2,図4参照),この部分を空隙部11となすと共
に,上記半導体薄膜57を可動部13,針状体15,固
定部17となす。その後,上記可動部13,固定部1
7,距離検出用電極18に対し電極パッドを適宜設け
て,半導体マイクロマシン9となす。
【0013】
【解決しようとする課題】しかしながら,図7に示すよ
うな従来の半導体マイクロマシンでは,駆動用電極部1
61検出用電極162とが電気的に導通した状態で,可
動部13内に形成されている。このため各電極間で電荷
の移動が頻繁に起こり,検出用電極162の電位が変動
し,信号のクロストークが発生する。このような状態で
あると信号の検出精度が低下してしまう。
【0014】上記不具合を防止するためには,上記可動
部13内の駆動用電極部161と検出用電極部162と
を電気的絶縁領域で分離し,クロストークの発生を防止
することが好ましい。ところが,上記従来の製造方法に
おいて上記エッチング層55としては,エッチング液と
して使用するバッファードフッ酸(BHF)に対するエ
ッチングレートの高い(エッチング容易である),燐ガ
ラス(PSG),砒素ガラス(ASG)等を使用するこ
とが一般的であり,これらの物質中には砒素等のドーパ
ントとして作用する物質が潤沢に含まれている。
【0015】このため,エッチング層55に半導体薄膜
57を設けた後,両者に熱処理を施すと,エッチング層
55のドーパントとして作用する物質が半導体薄膜57
の全面に拡散してしまい,上記電気的絶縁領域を形成す
ることが不可能であった。
【0016】本発明は,かかる問題点に鑑み,エッチン
グ層からドーパントが半導体薄膜の全面に拡散せず,可
動部内の各電極または配線が確実に電気的絶縁領域によ
り区画された,半導体マイクロマシン及びその製造方法
を提供しようとするものである。
【0017】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,基板と,該基板
に間隙部を設けて対向配置されると共に,針状体によっ
て支持された半導体薄膜からなる可動部とを有すると共
に,上記可動部内には複数の電極または配線を設けてあ
り,かつ,これらの間には電気的絶縁領域が設けてなる
半導体マイクロマシンの製造方法において,上記基板に
対してエッチング層を形成する第一工程と,上記エッチ
ング層に拡散抑制層を形成する第二工程と,上記拡散抑
制層に半導体薄膜を形成する第三工程と,上記半導体薄
膜にドーパントを選択ドーピングする第四工程と,フォ
トリソエッチングで上記半導体薄膜をパターニングし
て,少なくともエッチング液導入用の導入孔と,複数の
電極または配線及び電気的絶縁領域を有する可動部と,
該可動部を支持する針状体とを形成する第五工程と,エ
ッチング液を用いて,上記エッチング層を除去すること
により,上記間隙部を形成すると共に上記半導体薄膜を
可動部として形成する第六工程とを有すること特徴とす
る半導体マイクロマシンの製造方法にある。
【0018】上記拡散抑制層としては,例えば,シリコ
ン窒化膜(SiN),シリコン窒化酸化膜(SiON)
等を使用することができる。上記物質中において,エッ
チング層に含まれる各種ドーパントの拡散速度が遅くな
る。このため,上記拡散抑制層を設けることにより,エ
ッチング層からドーパントが半導体薄膜に拡散すること
を抑制することができる。従って,上記半導体薄膜にド
ーパントを選択ドーピングする工程で導電性領域と絶縁
性領域とを区画しておけば,熱処理時に絶縁領域にエッ
チング層からドーパントがドーピングされることはな
く,確実に電気的絶縁領域を確保することができる。
【0019】また,上記拡散抑制層としては,例えばボ
ロンガラス膜(BSG)を用いることができる。上記物
質はp型半導体を形成可能なドーパントである硼素を含
有した物質である。このため,上記可動部中の電極また
は配線をn型半導体にて作製した場合,該電極または配
線の相互間に上記エッチング層中の上記ドーパントが拡
散することから,この部分が僅かながらp型を呈する。
これにより,上記可動部中にいわゆるnpn接合が形成
され,電極または配線相互間の電気的絶縁性を確保する
ことができる。
【0020】また,上記第四工程〜第六工程について
は,各工程の順序について特に制限はなく,例えば第
五,第四,第六の工程順など,順不同に実施することが
できる。
【0021】次に,上記エッチング層としては,リンガ
ラス膜(PSG),ヒ素ガラス膜(ASG)等を利用す
ることができる。これらの物質は,エッチング液として
広く使われているバッファードフッ酸(BHF)による
エッチングレートが高く,短時間でエッチング処理を完
了できることから好ましい。また,上記半導体薄膜とし
ては,多結晶シリコン,非晶質(アモルファス)シリコ
ンを用いることができる。
【0022】また,上記基板としては,単結晶シリコン
基板,多結晶シリコン基板,石英ガラス基板,ガラス基
板,単結晶サファイア基板,ステンレス基板等を用いる
ことができる。上記単結晶シリコン基板は入手容易であ
るため,半導体マイクロマシンの生産性を高めることが
できる。また,半導体マイクロマシンの製造プロセスを
通常のLSI製造プロセスと併用することができる。
【0023】上記多結晶シリコン基板は安価に入手する
ことができる。このため,半導体マイクロマシンの製造
コスト等を安価とすることができる。また,上記ガラス
基板は安価であり,また入手しやすい材料であるため,
半導体マイクロマシンの製造コスト等を安価とすること
ができる。また石英ガラス基板,ガラス基板,サファイ
ア基板等の絶縁性基板を用いた場合,基板を介してのク
ロストークが低減でき,半導体マイクロマシンをセンサ
として利用する場合には,該センサの高性能化を図るこ
とができる。
【0024】なお,上記ドーパントの選択ドーピングと
は,例えばフォトリソ工程のイオン注入等を利用して,
半導体薄膜の所望の部分にドーパントをドーピングする
ことを示しており,主として可動部中の電極または配線
を形成するために行われる。
【0025】本発明の作用につき,以下に説明する。本
発明にかかる半導体マイクロマシンの製造方法において
は,エッチング層に対し,拡散抑制層を設け,その上に
可動部となる半導体薄膜を設けてなる。このため,エッ
チング層に含有されているドーパントの半導体薄膜への
拡散を抑制することができる。
【0026】よって,上記可動部内に設けた複数の電極
または配線との相互間の電気的絶縁領域に対し,余分な
ドーパントが入り込むことを防止することができ,従っ
て,上記電気的絶縁領域における導電率を低く保つこと
ができる。従って,電極または配線の相互間において絶
縁性の確保された半導体マイクロマシンを得ることがで
きる。
【0027】仮に上記ドーパントが半導体薄膜に拡散し
た場合には,該半導体薄膜の導電性が高まるため,電極
または配線の相互間の絶縁が破れ,両者の間で電荷の移
動(電気信号のクロストーク)が発生する。
【0028】以上のように,本発明によれば,エッチン
グ層からドーパントが半導体薄膜の全面に拡散せず,可
動部内の各電極または配線が確実に電気的絶縁領域によ
り区画された,半導体マイクロマシンの製造方法を提供
することができる。
【0029】次に,請求項2の発明のように,上記拡散
抑制層はパターニングされていることが好ましい。上記
拡散抑制層がパターニングされていることにより,熱処
理時において,エッチング層中に含まれるドーパントを
利用して,半導体薄膜を選択ドーピングすることができ
る。これにより,熱処理と電極等の形成を同時に行うこ
とができ,半導体マイクロマシンの製造を効率よく行う
ことができる。
【0030】より好ましくは,請求項3の発明のよう
に,上記拡散抑制層はドーパント拡散窓を備えることが
好ましい。これにより,確実に電極または配線と電気的
絶縁領域を区画形成することができる。
【0031】次に,請求項4の発明は,基板と,該基板
に間隙部を設けて対向配置されると共に,針状体によっ
て支持された半導体薄膜からなる可動部とを有する半導
体マイクロマシンにおいて,上記可動部内には複数の電
極または配線とを設けてあり,かつ,これらの間には電
気的絶縁領域が設けてあり,また,上記可動部は上記間
隙部に面する下面に拡散抑制層を有してなることを特徴
とする半導体マイクロマシンにある。
【0032】上記半導体マイクロマシンにおいては,電
極と配線との相互間に電気的絶縁領域が設けてなること
から,これらの間において絶縁性が確保されている。こ
のため,電極または配線の相互間における電荷の移動,
即ち電気信号のクロストークが生じ難い。このため,電
極または配線におけるS/N比を高めることができる。
また,ある電極または配線と,他の電極または配線にお
ける電流(または電圧)とを,別制御とすることができ
る。これにより,回路設計の自由度を高くすることがで
きる。
【0033】以上により,本発明によれば,可動部中に
おける電極と配線の相互間において,電気的絶縁性が確
保されている,半導体マイクロマシンを提供することが
できる。
【0034】なお,本発明にかかる半導体マイクロマシ
ンとしては,マイクロマシニング技術を応用した角速度
センサ,加速度センサ,マイクロアクチュエータ等を挙
げることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる半導体マイクロマシン及び
その製造方法につき,図1〜図5を用いて説明する。な
お,本例の半導体マイクロマシンはマイクロマシニング
技術により作成された角速度センサである。
【0036】本例の半導体マイクロマシンは,図5に示
すごとく,基板12と,該基板12に間隙部を設けて対
向配置されると共に,針状体15,150によって支持
された半導体薄膜からなる可動部13とを有する。そし
て,上記可動部13内には複数の電極または配線とを設
けてあり,かつ,これらの間には電気的絶縁領域160
が設けてあり,また,図2(b),図4(b)に示すご
とく,上記可動部13は上記間隙部11に面する下面に
拡散抑制層50を有してなる。
【0037】そして,図1〜図4に示すごとく,上記半
導体マイクロマシン1を製造するに当たっては,まず,
その表面にエッチングストッパ層54を設けた基板12
を準備する。次いで,上記エッチングストッパ層54に
対しエッチング層55を設ける。次いで,上記エッチン
グ層55の表面に拡散抑制層50を設ける。次いで,上
記拡散抑制層50の表面に半導体薄膜57を設ける。次
いで,上記半導体薄膜57にドーパントの選択ドーピン
グを行う。この時に内部応力緩和等のため,熱処理を施
してもよい。
【0038】そして,上記半導体薄膜57にフォトリソ
エッチングを施す。このフォトリソエッチングにより,
半導体薄膜57に所定のパターン及び導入孔579を形
成する。所定のパターンとは,針状体15,150,固
定部17,可動部13を形成するパターンを示す。次い
で,上記エッチング層55を除去する。これにより,上
記間隙部を形成し,可動部13を可動的とする。
【0039】次に,上記半導体マイクロマシン1の詳細
な構造につき説明する。図5に示すごとく,本例の半導
体マイクロマシン1は,基板12と,該基板12に間隙
部を設けて対向配置されると共に,針状体15,150
によって支持された可動部13とよりなる。上記可動部
13内には駆動用電極部161と検出用電極部162と
配線159とが設けてなり,かつ,これらの間には電気
的絶縁領域160が設けてある。
【0040】なお,上記駆動用電極部161の少なくと
も一つを可動部13の基板12に対し平行方向への振動
検出用電極として用いることも可能である。また,上記
可動部13の両側には,基板12に固定された一対の固
定部17が設けてある。
【0041】上記可動部13の両側には櫛形の駆動用電
極部161が設けてある。また,上記固定部17には,
上記駆動用電極部161と相互にかみあうように配置さ
れる櫛形の固定部側駆動用電極部171が設けてある。
なお,上記駆動用電極部161と固定部側駆動用電極部
171との間には,微細な間隙178が設けてなる。
【0042】また,上記針状体15,150は,後述す
る図2(b),図4(b)に示すごとく脚部559によ
って上記基板12に対し固定されてなる。上記配線15
9は,上記駆動用電極部161,上記検出用電極部16
2と上記針状体15との間を連結するよう設けてある。
【0043】また,図2(b),図4(b)に示すごと
く,上記基板12には上記可動部13における検出用電
極部162に対面する位置に,基板12と可動部13と
の間の間隙部11の距離を検出するための距離検出用電
極18を配設してなる。なお,上記針状体15の端部に
は電極パッド158が設けてなり,該電極パッド158
は駆動回路または検出回路に接続されている。また,上
記針状体150は上記可動部13を支承するだけの役割
を負っている。また,上記固定部側駆動用電極部171
及び上記距離検出用電極18は,各々配線により,駆動
回路又は検出回路に接続されている。
【0044】次に,本例にかかる半導体マイクロマシン
1の製造方法につき,図1〜図4を用いて詳細に説明す
る。なお,図1及び図2にかかる図面は,半導体マイク
ロマシン1を図5における横方向,すなわちA−A線に
て切断した断面で,その製造プロセスを示すものであ
る。また,図3及び図4はそれぞれ図1及び図2に対応
した製造プロセスを説明する図であるが,半導体マイク
ロマシン1を図5における縦方向,すなわちB−B線に
て切断した断面で説明した図面である。
【0045】まず,図1(a),図3(a)に示すごと
く,p型シリコン単結晶よりなる基板12に上記距離検
出用電極18等を設ける。この距離検出用電極18は,
フォトリソ工程により形成したレジストパターンをマス
クにして,イオン注入により所定部分にリンをドーピン
グし,熱処理をすることにより得られる。この基板12
が半導体マイクロマシン1における基板12となる。
【0046】なお,上記距離検出用電極18等は,n型
多結晶シリコン薄膜で形成してもよい。この場合,基板
12としては,サファイア,ガラス等の絶縁基板で形成
することができる。その他,p型多結晶基板上にn型ド
ーパントをドーピングして,上記距離検出用電極18等
としてもよいし,単結晶シリコン,多結晶シリコン,ス
テンレス等の導電性基板上にSiN,SiON,SiO
2 等の絶縁膜を形成し,n型多結晶Siにより上記距離
検出用電極等を形成したものでもよい。
【0047】次に,上記基板12の表面にシリコン酸化
膜53をO2 雰囲気中での酸化により設け,更にその表
面にエッチングストッパ層54をSiH4 ,NH3 を原
料ガスとしたLP−CVD法により設ける。なお,上記
シリコン酸化膜53は距離検出用電極18等を保護する
ために設けてなり,また,上記エッチングストッパ層5
4は,後述するエッチングの際に,基板12のエッチン
グ液による侵食防止のために設けてなる。なお,上記エ
ッチングストッパ層54は,Si3 4 よりなる。
【0048】なお,表面がAl2 3 ,SiN,SiO
N等のBHFに対するエッチングレPSGに比べて低い
基板上にn型多結晶Siまたはn型単結晶Siにより距
離検出用電極18等を形成した場合,シリコン酸化膜5
3及びエッチングストッパ層54はなくてもよい。
【0049】次に,図1(a),図3(a)に示すごと
く,上記エッチングストッパ層54の表面にエッチング
層55をSiH4 ,O2 ,PH3 を原料ガスとしたLP
−CVD法により設ける。なお,上記エッチング層55
はPSGよりなる。次に,上記エッチング層55の表面
に拡散抑制層50をSiH4 −NH3 を原料ガスとした
LP−CVD法ににより設ける。上記拡散抑制層50は
Si3 4よりなる。
【0050】そして,図1(b),図3(b)に示すご
とく,上記シリコン酸化膜53,エッチングストッパ層
54,エッチング層55,拡散抑制層50を貫通するコ
ンタクトホール500をフォトリソエッチングを利用し
て形成する。
【0051】次に,図1(c),図3(c)に示すごと
く,上記拡散抑制層50の表面に半導体マイクロマシン
1における可動部13,針状体15,150となる半導
体薄膜57を,SiH4 を原料ガスとしたLP−CVD
法により設ける。
【0052】この時,上記コンタクトホール500内に
上記半導体薄膜57が形成され,これと一体化した脚部
559を形成する。この部分は上記半導体マイクロマシ
ン1において,針状体15,150を支える支持部とな
る。なお,上記半導体薄膜57は多結晶シリコン薄膜よ
りなる。
【0053】次に,上記半導体薄膜57に対し,フォト
リソ工程によりレジストパターンを形成し,該レジスト
パターンをマスクとして,ドーパントであるリンをイオ
ン注入を利用してドーピングする。このドーピングによ
り,半導体マイクロマシン1において,検出用電極部1
62,駆動用電極部161,固定部側駆動用電極部17
1として作用するドーピング領域561,562,57
1を上記半導体薄膜57に作成することができる。な
お,上記イオン注入によるドーパントはAsでもよい。
【0054】また,上記ドーピング領域561,562
の相互間はアンドープの状態のままとして放置したアン
ドープ領域560とする。この部分は,完成した半導体
マイクロマシン1においては電気的絶縁領域160とし
て作用する部分である。なお,このとき,電気的絶縁領
域160の全面または一部にボロンをイオン注入しても
よい。
【0055】次に,これら基板12をアニール炉を用い
て,窒素雰囲気中で温度1000℃,30分にて熱処理
を行う。これにより,上記加工において発生した半導体
薄膜57の内部応力を緩和し,内部に含まれるドーパン
トを活性化させる。なお,半導体薄膜57へのn型ドー
パントのイオン注入の代わりに,上記半導体薄膜57の
表面よりリンまたは砒素を選択的に気相または固相拡散
することによりドーピング領域561,562,571
を形成してもよい。
【0056】上記選択的気相拡散とは,例えばBSG
膜,Si膜またはSiON膜等のn型ドーパントを含ま
ない薄膜を形成し,フォトリソエッチング工程によりパ
ターニング後,PまたはAs雰囲気中で熱処理を行うこ
とである。上記選択的固相拡散とは,例えばBSG膜,
SiN膜またはSiON膜等の薄膜を形成パターン後に
PSG膜またはASG膜等ドーパントを含んだ薄膜を形
成し,窒素雰囲気中で熱処理を行うことである。熱処理
後,上記PSG膜,ASG膜,BSG膜,SiN膜,S
iON膜は除去してもよい。
【0057】次に,図2(a),図4(a)に示すごと
く,上記半導体薄膜57に対してフォトリソエッチング
を行ってレジストパターンを形成し,上記レジストパタ
ーンをマスクとしてRIEによる異方性エッチングを行
う。これにより,可動部13,該可動部13の側面に設
けられた駆動用電極部161,針状体15,150,固
定部17,固定部側駆動用電極部171となる部分を成
形する。なお,これらには,後述するエッチング液を導
入する孔として,4μm四方程度の導入孔579が多数
設けられている。
【0058】次に,エッチング層55に対してエッチン
グ処理を施す。上記エッチング処理に当たっては,エッ
チング液としてバッファードフッ酸(BHF)を用い
た。
【0059】上記エッチング処理により,上記エッチン
グ液は上記導入孔579より半導体薄膜57の下方のエ
ッチング層55に侵入し,該エッチング層55を侵食す
る。これにより,図2(b),図4(b)に示すごと
く,上記半導体薄膜57と基板12との間に空隙部11
が形成される。その後,純水洗浄した後,アルコール
(IPA)置換し,乾燥し,半導体マイクロマシン1を
得た。
【0060】次に,本例における作用効果につき説明す
る。上記半導体マイクロマシン1の製造方法において
は,エッチング層55に対し,拡散抑制層50を設け,
その上に可動部13となる半導体薄膜57を設けてな
る。このため,エッチング層55に含有されているドー
パントの半導体薄膜57への拡散を抑制することができ
る。
【0061】よって,上記可動部57内に設けた駆動用
電極部161,検出用電極部162の相互間の電気的絶
縁領域160に余分なドーパントが入り込むことを防止
することができ,よって,該電気的絶縁領域160の導
電性を低く保つことができる。このため,図5に示すご
とき,駆動用電極部161,検出用電極部162の相互
間において電気的絶縁性の確保された優れた半導体マイ
クロマシン1を得ることができる。
【0062】仮に上記ドーパントが半導体薄膜57に拡
散した場合には,該半導体薄膜57の導電性が高まるた
め,電極の相互間の絶縁が破れ,両者の間で電荷の移動
(電気信号のクロストーク)が発生する。
【0063】以上のように,本例によれば,エッチング
層からドーパントが半導体薄膜の全面に拡散せず,可動
部内の各電極または配線が確実に電気的絶縁領域により
区画された,半導体マイクロマシンの製造方法を提供す
ることができる。
【0064】実施形態例2 本例の製造方法においては,図6に示すごとく,拡散抑
制層50にドーパント拡散窓501を設け,このドーパ
ント拡散窓501よりエッチング層55に含有されるド
ーパントを選択的に上記半導体薄膜57にドープさせ,
電極及び配線等を形成する。
【0065】そして,この製造方法により,可動部にお
ける駆動用電極部,検出用電極部,配線等がn型半導体
よりなり,電気的絶縁領域がp型半導体またはアンドー
プ半導体よりなる半導体マイクロマシンを得る。なお,
上記半導体マイクロマシンの構造は,実施形態例1に示
す図5と同様の構造である。
【0066】本例の製造方法においても,実施形態例
1,図1〜図4と同様に,その表面に距離検出用電極1
8等を設けた基板12を準備する。次に,上記基板12
の表面にシリコン酸化膜53,更にその表面にエッチン
グストッパ層54を設ける。更に,上記エッチングスト
ッパ層54の表面にPSGをエッチング層55として,
更にその表面にドーパント拡散窓501を設けた拡散抑
制層50を設ける(図6参照)。
【0067】なお,実施形態例1と同様に,PSGに比
べ,BHFに対するエッチングレートが低い絶縁性基板
または絶縁性膜を形成した基板上にn型多結晶Si薄膜
またはn型単結晶Si薄膜により距離検出用電極18等
を作成した場合,シリコン酸化膜53,エッチングスト
ッパ層54はなくてもよい。
【0068】なお,上記ドーパント拡散窓501とは,
図6に示すごとく,得ようとする半導体マイクロマシン
1における固定部側駆動用電極部171,針状体15,
配線159,駆動用電極部161,検出用電極部162
等と同形状,同位置(図5参照)に設けてなると共に,
上記エッチング層55が後述する半導体薄膜57に対
し,対面できるよう拡散抑制層50に設けた空孔部分で
ある。
【0069】なお,半導体薄膜の形成後,固定部側駆動
用電極部171,針状体15,配線159,駆動用電極
部161,検出用電極部162となる部分にn型ドーパ
ントをイオン注入により注入してもよい。これにより,
半導体薄膜57の上下面からドーパントをドープするこ
とにより,確実なドーピングを行うことができる。な
お,半導体薄膜57へのn型ドーパントのイオン注入の
代わりに,上記半導体薄膜57表面よりリンまたはAs
を選択的に気相または固相拡散することによりドーピン
グ領域561,562,571を形成してもよい。
【0070】熱処理後,上記PSG膜,ASG膜,BS
G膜,SiN膜,SiON膜は除去してもよい。また,
半導体薄膜57は,p- 型半導体でもよい。p- 型半導
体とは,エッチング層からのドーパントの拡散により充
分n型半導体に変わる濃度のドーパントを含むp型半導
体を示す。
【0071】次に,上記基板12等に熱処理を施す。こ
の時,上記ドーパント拡散窓501よりエッチング層5
5中のリンが半導体薄膜57中に拡散する。これによ
り,n型を呈するドーピング領域561,562,56
7が半導体薄膜57中に形成され,ここが半導体マイク
ロマシン1における固定部側駆動用電極部171,針状
体15,配線159,駆動用電極部161,検出用電極
部162となる。
【0072】次に,上記半導体薄膜57を加工し,可動
部13とその側面に設けられた駆動用電極部161,針
状体15,150,固定部17と固定部側駆動用電極部
171となる部分を成形する。
【0073】その後は,実施形態例1と同様に,エッチ
ング処理等を施し,半導体マイクロマシン1を得る。そ
の他,詳細は実施形態例1と同様である。
【0074】本例にかかる製造方法によれば,n型半導
体よりなる駆動用電極部161,検出用電極部162,
配線部159の相互間にp型半導体またはアンドープ型
半導体よりなる電気的絶縁領域160が形成されること
となる。即ち,可動部13においてnpnまたはn−
(アンドープ)−n接合が形成された状態となるため,
上記駆動用電極部161,検出用電極部162との相互
間において優れた電気的絶縁性を確保することができ
る。その他は実施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0075】なお,本例においては,ドーパント拡散窓
501を利用して固定部側駆動用電極部171,針状体
15,配線159,駆動用電極部161,検出用電極部
162等を形成したが,これとは反対に電気的絶縁領域
160を形成することもできる。
【0076】
【発明の効果】上記のごとく,本発明によれば,エッチ
ング層からのドーパント拡散によって,可動部内の電気
的絶縁領域にドーパントがドーピングされることはな
く,可動部内の電気的絶縁領域を確実に確保することが
できる,半導体マイクロマシンの製造方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1にかかる,半導体マイクロマシン
の製造方法を示す説明図。
【図2】実施形態例1にかかる,図1に続く半導体マイ
クロマシンの製造方法を示す説明図。
【図3】実施形態例1にかかる,半導体マイクロマシン
の製造方法を示す説明図。
【図4】実施形態例1にかかる,図3に続く半導体マイ
クロマシンの製造方法を示す説明図。
【図5】実施形態例1にかかる,半導体マイクロマシン
の平面説明図。
【図6】実施形態例2にかかる,ドーパント拡散窓を設
けた拡散抑制層を示す説明図。
【図7】従来例にかかる半導体マイクロマシンを示す説
明図。
【符号の説明】
1...半導体マイクロマシン, 11...間隙部, 12...基板, 13...可動部, 15...針状体, 159...配線, 160...電気的絶縁領域, 161...駆動用電極部, 162...検出用電極部, 18...距離検出用電極, 50...拡散抑制層, 501...ドーパント拡散窓, 54...エッチングストッパ層, 55...エッチング層, 57...半導体薄膜, 570...導入孔,

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と,該基板に間隙部を設けて対向配
    置されると共に,針状体によって支持された半導体薄膜
    からなる可動部とを有すると共に,上記可動部内には複
    数の電極または配線を設けてあり,かつ,これらの間に
    は電気的絶縁領域が設けてなる半導体マイクロマシンの
    製造方法において,上記基板に対してエッチング層を形
    成する第一工程と,上記エッチング層に拡散抑制層を形
    成する第二工程と,上記拡散抑制層に半導体薄膜を形成
    する第三工程と,上記半導体薄膜にドーパントを選択ド
    ーピングする第四工程と,フォトリソエッチングで上記
    半導体薄膜をパターニングして,少なくともエッチング
    液導入用の導入孔と,複数の電極または配線及び電気的
    絶縁領域を有する可動部と,該可動部を支持する針状体
    とを形成する第五工程と,エッチング液を用いて,上記
    エッチング層を除去することにより,上記間隙部を形成
    すると共に上記半導体薄膜を可動部として形成する第六
    工程とを有すること特徴とする半導体マイクロマシンの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記拡散抑制層は,
    パターニングされていることを特徴とする半導体マイク
    ロマシンの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において,上記拡散抑
    制層は,上記半導体薄膜へのドーパント拡散窓を備えて
    いることを特徴とする半導体マイクロマシンの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 基板と,該基板に間隙部を設けて対向配
    置されると共に,針状体によって支持された半導体薄膜
    からなる可動部とを有する半導体マイクロマシンにおい
    て,上記可動部内には複数の電極または配線とを設けて
    あり,かつ,これらの間には電気的絶縁領域が設けてあ
    り,また,上記可動部は上記間隙部に面する下面に拡散
    抑制層を有してなることを特徴とする半導体マイクロマ
    シン。
JP9022037A 1996-12-20 1997-01-20 半導体マイクロマシン及びその製造方法 Pending JPH10209471A (ja)

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JP9022037A JPH10209471A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 半導体マイクロマシン及びその製造方法
GB9726734A GB2320571B (en) 1996-12-20 1997-12-18 Semiconductor micromachine and manufacturing method thereof
US08/994,759 US6190571B1 (en) 1996-12-20 1997-12-19 Semiconductor micromachine and manufacturing method thereof
DE19756849A DE19756849A1 (de) 1996-12-20 1997-12-19 Halbleitermikromaschine und Herstellungsverfahren dafür

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006321017A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Rohm Co Ltd Mems素子およびその製造方法
JP2008514438A (ja) * 2004-09-27 2008-05-08 アイディーシー、エルエルシー 微小電気機械システムデバイス内の構造物の電気機械的挙動の制御

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