JP2000155030A - 角速度センサの製造方法 - Google Patents

角速度センサの製造方法

Info

Publication number
JP2000155030A
JP2000155030A JP11289890A JP28989099A JP2000155030A JP 2000155030 A JP2000155030 A JP 2000155030A JP 11289890 A JP11289890 A JP 11289890A JP 28989099 A JP28989099 A JP 28989099A JP 2000155030 A JP2000155030 A JP 2000155030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon substrate
silicon
process step
angular velocity
velocity sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11289890A
Other languages
English (en)
Inventor
Terje Kvisteroy
クビステロイ テルイエ
Henrik Jakobsen
ヤコブセン ヘンリク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Infineon Technologies Sensonor AS
Original Assignee
Sensonor ASA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sensonor ASA filed Critical Sensonor ASA
Publication of JP2000155030A publication Critical patent/JP2000155030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • G01C19/5642Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using vibrating bars or beams
    • G01C19/5656Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using vibrating bars or beams the devices involving a micromechanical structure

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】コストが小さく、構造が単純な角速度センサの
製造方法を提供する。 【解決手段】角速度センサ1の構成要素をシリコン基板
上に製作し、それら角速度センサの構成要素は、1つ以
上の質量20と、支持ビームと、埋込み導体とを含む検
出手段が設けられ、陽極ボンディングにより第1のガラ
スプレートと第2のガラスプレートとの間のキャビティ
内にそれら構成要素が密閉される。これにより、角速度
センサを低コストのシリコンウェハを使用して製作する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角速度センサに関
し、特に角速度センサの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の電子測定システムのための角速度
センサについて相当な要求がある。例えば、転倒やスリ
ップ中の損傷を防止するための車載安全システムは、車
両の軸方向アライメントの変化速度を決定する装置を必
要とする。そのようなシステムに適切な信号を提供する
現在のセンサは、複雑な設計とそれに対応する費用のか
かる生産技術を必要とするので、製造が高価となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】いくつかの従来技術の
装置は、構成要素の静電励起と、コリオリ効果により誘
導される構成要素の容量変化運動の検出を採用してい
る。これらの装置は一般的に絶縁体上シリコンウェハ又
はポリシリコンを使用して作られている。そのような構
成における制限は、それらシリコンウェハが極端に高価
であること、又は、ポリシリコンデバイスは製造品質が
悪く、不均一な特性や本来的なストレスを有し、それら
が特にスプリング付の構成要素において意図しない特性
を生じさせる場合があることである。
【0004】本発明は、従来技術のいくつかの問題を、
コスト及び製造の単純性の両側面において解決すること
に向けられている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、角速度
センサの製造方法が提供され、その方法は、シリコン基
板上に角速度センサの構成要素を製作する工程であっ
て、その構成要素は1つ以上の質量(mass)と、支持ビ
ームと、埋込み導体と、を含む工程と、検出手段を設け
る工程と、及び、陽極ボンディングにより、第1のガラ
スプレートと第2のガラスプレートとの間のキャビティ
内に構成要素を密閉する工程と、を有する。
【0006】従って、本発明は低コストシリコンウェハ
を使用して角速度センサを製作することを可能とする。
【0007】好ましくは、検出手段は、第1のガラスプ
レート上に金属蒸着により形成された電極である。
【0008】好ましくは、質量、支持ビーム及びシリコ
ン基板は実質的に平行な複数の平行面内にあり、その方
法はさらに、支持ビームが使用時に複数の平行面と平行
及び垂直な要素を有する方向に曲がる性質を有するよう
に支持ビームを非対称にエッチングする工程を有する。
【0009】その方法はさらに、陽極ボンディングから
埋込み導体を保護するために、埋込み導体上にn型エピ
タキシャル層を形成する工程を有することができる。
【0010】シリコン基板は、好ましくはn型単結晶シ
リコン基板である。
【0011】好ましくは、埋込み導体は、シリコン基板
の表面にフォトレジストマスクを適用する工程と、フォ
トレジストマスク内のギャップにおいてシリコン基板内
へイオン注入する工程と、イオンをシリコン基板内へ拡
散させる工程と、により製作される。
【0012】埋込み導体へのp型接点は、シリコン基板
の表面にフォトレジストマスクを適用する工程と、フォ
トレジストマスク内のギャップにおいてシリコン基板内
へイオン注入する工程と、イオンをシリコン基板内へ拡
散させる工程と、により設けることができる。
【0013】好ましくは、陽極ボンディング工程は、シ
リコン基板上にパッシベーション層を設ける工程を有す
る。
【0014】その方法はさらに、第1の電極と第2の電
極が1つ以上のコンデンサを形成するように、シリコン
基板と第1のガラスプレートとを位置決めする工程をさ
らに有することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】角速度センサ1はバルクシリコン
マイクロマシンニングを使用して製作される。センサ1
は、本例では実質的に基板の面内にある支持ビームによ
り結合された2つのシリコン質量20を有する。質量2
0及びビームは、基板3の面に垂直でも平行でもない方
向に曲がりやすい性質を有するように構成される。
【0016】こうして、質量20に対して、基板3の面
に垂直な方向に静電励起が与えられると、質量20は基
板3の面に実質的に平行に振動する。これにより、セン
サが基板3の面内で回転の対象となるとき、質量20は
比較的大きなジャイロモーメントを受ける。従って、ジ
ャイロモーメントが誘導する回転は従来技術のデバイス
に比べて比較的大きく、それは異なるジオメトリを有
し、その回転が生じさせる容量変化をより容易に検出す
ることができる。
【0017】励起は一般的に意図される運動についての
共振周波数で生じ、その周波数は典型的に4〜10kH
zの範囲内である。シリコン質量20とそれらの支持構
造は、頂部と底部の2つのガラスプレート18、19の
間で密閉される。頂部ガラスプレート18は、振動を検
出するためのコンデンサ電極21を規定する金属パター
ンを有する。検出振動は面外の角振動であり、それは図
13に示す頂部ガラスプレート18上の電極21と質量
20の間で容量的に検出される。
【0018】角速度センサは様々なジオメトリ及びデザ
インを有することができ、角速度センサ1の例が図1を
参照して概略的に示される。
【0019】製作プロセスの第1ステップ(プロセスス
テップ1)は、シリコンウウェハ3の前面4上に凹部2
を規定することであり、その凹部2は複数の検出コンデ
ンサのための空隙、並びにプレス接点及びワイヤボンド
パッド領域内の必須の空間として機能する。第1のフォ
トレジストマスク層がシリコンウェハ3に適用され、そ
れは次にリアクティブイオンエッチングにより処理され
る(数μmの深さの凹部を形成するためのRIE)。図
2は、プロセスステップ1の後の、図1のラインABに
沿ったシリコンウェハ3の概略的断面を示す。
【0020】例えば2μmの凹部深さと厚さ1μmのコ
ンデンサ電極と組み合わせは、1μmの公称コンデンサ
ギャップを生じさせることが理解される。当然、異なる
寸法のギャップを要求することができる。
【0021】プロセスステップ2は、質量20、スプリ
ング、薄い支持台座、及び後に形成されるp型埋込み導
体を隔離するnウェルの厚さを規定する。質量20はリ
ンの注入により規定され、そのリンは正しい厚さを得る
ために深く拡散される。典型的な厚さは10〜20μm
の範囲内である。このリンの拡散及びp型基板により形
成されるp−n接合は、それに続くウェットエッチング
プロセス中に逆バイアスされ、そうして質量20の厚さ
を電気化学的に形成する。
【0022】酸化シリコンは熱的に成長し、標準的なフ
ォトリソグラフィーと第2のマスク層を使用してパター
ン化される。酸化シリコンはフッ化水素酸(HF)ベー
スの溶液中でエッチングすることによりパターン化さ
れ、打ち込みプロセスのためのマスクとして使用され
る。リンは前面4に打ち込まれ、背面5はボロンが打ち
込まれてウェハ3の直列抵抗を減少させる。リンは特定
された厚さまで拡散し、その酸化物は再酸化されてパタ
ーン認識のためにシリコンウェハ3内に浅い凹部を作り
出す。
【0023】このシーケンスの最後のステップはウェハ
3の前面4上の酸化シリコンをエッチングにより落とす
ことである。ウェハ3の背面5上の酸化シリコンは、後
続の処理のための機械的保護として使用されるので、エ
ッチングされない。このプロセスステップ後の単純化し
た概略的断面を図3に示す。
【0024】プロセスステップ3は、p型導体を設け
て、後の陽極ボンディングステップ後に得られるプレス
接点を通じてワイヤボンドパッドをそれらに対応する電
極へ接続することである。p型拡散パターンは第3のフ
ォトレジストマスク層により規定され、導体7はボロン
の打ち込みとその後の熱拡散により設けられる。打ち込
みが行われ、フォトレジストがはがされる。次に、ボロ
ンが特定の厚さまで拡散される。最後に、ウェハ前面上
の酸化物がバッファードフッ酸中でエッチングされる。
プロセスステップ3の後のシリコンウェハ3の概略的断
面を図4に示す。
【0025】プロセスステップ4は、導体7を埋め込む
ために、n型エピタキシャル層8をシリコンウェハ3の
前面4上に成長させる。単結晶n型シリコン層8はウェ
ハ3の前面4全体にエピタキシャル成長する。プロセス
ステップ4の後のウェハの概略的断面を図5に示す。
【0026】このエピタキシャル層は、質量及びスプリ
ング要素の厚さに加わるものであることを注意すべきで
ある。スプリング並びに質量の厚さは、プロセスステッ
プ2中の拡散及びエピタキシャル層の厚さにより規定さ
れる。
【0027】プロセスステップ5は、非対称なスプリン
グ断面を得るためにスプリングの一部をエッチングす
る。非対称スプリングの上面のギザギザ(indentatio
n)10は、図中に見られるようにウェットエッチング
又はドライエッチングにより設けられる。これはスプリ
ングの剛性を変化させ、スプリングの主面に対する特定
角度での弱さをもたらす。この角度は典型的に4度であ
る。
【0028】まず、マスキング酸化層9が熱的に成長す
る。この酸化物は第4のマスク層を使用して前面4上に
パターン化される。次に、異方性エッチングプロセスを
使用してウェットエッチング又はドライエッチングを行
い、ギザギザ10を設ける。プロセスステップ5の後の
ウェハの概略的断面を図6に示す。
【0029】プロセスステップ6は、エピタキシャル層
8を通して埋込み導体7への電気的接続を設ける。第5
のマスク層を使用してパターン化されるマスク材料とし
てのフォトレジストにより、接点13がボロン埋込みに
より製作される。打ち込みは典型的に薄い酸化シリコン
層11を通して行われる。打ち込みの後、フォトレジス
トがはがされる。次に、埋込みp型導体と接触するため
に、ボロンが特定厚さまで拡散される。このプロセスス
テップ6の後のウェハ3の概略的断面を図7に示す。
【0030】プロセスステップ7は、n型エピタキシャ
ル層8への接点抵抗を減少させ、n型領域への電気金属
接点を改善し、電気化学的エッチング停止プロセスを改
善する。
【0031】第6のフォトレジストマスクを使用して浅
いリン打ち込み層14を設ける。打ち込みの後、フォト
レジストをはがし、n+打ち込み層14をアニールす
る。このプロセスステップ7の後のウェハ3の概略的断
面を図8に示す。
【0032】プロセスステップ8は、金属接点13のた
めの接点穴15を作る。接点穴15は、第7のフォトレ
ジスト及びフッ化水素酸ベースの溶液中でエッチングさ
れた酸化シリコンマスク層を使用して規定される。この
プロセスステップ8の後のウェハ3の概略的断面を図9
に示す。
【0033】プロセスステップ9は、接続のために金属
を蒸着及びパターン化し、p型及びn型拡散層へのオー
ム接点を確保する。高純度アルミニウム層16が接点穴
15内に真空蒸着される。第8のマスク層を使用し、フ
ォトレジストを使用してアルミニウムをパターン化す
る。アルミニウムはウェットエッチングプロセスにより
エッチングされる。このプロセスステップ9の後のウェ
ハ3の概略的断面を図10に示す。
【0034】プロセスステップ10は、シリコンのウェ
ットエッチングのためのマスクとして使用される酸化シ
リコンを背面5にパターン化し、(質量拡散の厚さ内
の)膜及び薄い台座を得るためにエッチングを行う。
【0035】シリコンは、異方性エッチングにより背面
5からエッチングされる。質量とスプリングの厚さは電
気化学パッシベーション技術により制御される。p型基
板と、n型エピタキシャル層又はn型ウェルとの間のp
−n接合に逆バイアスを印加することによりエッチング
停止が達成される。
【0036】背面の酸化物の規定は第9のマスク層によ
りもたらされる。酸化物のパターン規定としてフォトレ
ジストが使用され、それはその後にフッ化水素酸ベース
溶液中でのRIE又はウェットエッチングによりエッチ
ングされる。フォトレジストは、バルクシリコンのウェ
ットエッチングに先立って除去される。
【0037】スプリング要素、質量及び薄い台座の厚さ
は、エピタキシャル層の厚さを含めて典型的に12〜3
0μmの範囲内である。このプロセスステップ10の後
のウェハ3の概略的断面を図11に示す。
【0038】プロセスステップ11は、陽極ボンディン
グ領域内と自由質量及びスプリング構造上の酸化物を除
去することから始まる。
【0039】後のプロセスステップ13中の3重陽極ボ
ンディングは、シリコンウェハ3の両側上の露出したシ
リコン又は薄い酸化物上にガラスをボンディングするこ
とからなる。従って、パッシベーション酸化シリコン層
はガラス付加領域から除去される。この領域のパターン
は第10のフォトレジストマスク層により規定される。
酸化物はフッ化水素酸ベースの溶液中でエッチングされ
る。
【0040】プロセスステップ11は、センサの質量及
びスプリング要素を開放し、膜に穴をあけることにより
ワイヤボンドパッド領域を露出させることにより進む。
質量及びスプリングは、RIEにより膜に穴をあけるこ
とにより開放される。エッチング領域は、第11のフォ
トレジストマスクにより規定される。エッチング後、レ
ジストをはがす。
【0041】質量及びスプリングは、質量拡散及びエピ
タキシャル層8の和により規定される全て同一の厚さを
有する。このプロセスステップ11の後のウェハ3の概
略断面を図12に示す。
【0042】プロセスステップ12は、ワイヤボンドパ
ッド、接続、検出コンデンサの電極21及び励起要素の
金属のために頂部ガラスプレート18上にパターンを蒸
着する。
【0043】最初に、適切な材料の薄い接着層を蒸着す
る。その後、頂部ガラスプレート18上に高純度アルミ
ニウムを真空蒸着する。第12のマスク層を使用し、フ
ォトレジストを使用してアルミニウムをパターン化す
る。そのアルミニウムをエッチングする。このプロセス
12の後の頂部ガラスプレート18の概略断面を図13
に示す。
【0044】プロセスステップ13は、センサギャッ
プ、プレス接点を設け、機械的構造のキャビティを密閉
する。
【0045】3重陽極ボンディングを使用して頂部ガラ
スプレート18と底部ガラスプレート19の間のシリコ
ンウェハを密閉し、機械的に強固な構造とセンサのため
の低圧(真空)環境を得る。ワイヤボンド領域を自由に
するために必要な鋸引きステップは、陽極ボンディング
の後に行われる。シリコンウェハ3が2つのガラスプレ
ート18、19の間に配置され、アライナボンダ機器を
使用して、パターン化された頂部ガラスプレート18が
位置合わせされシリコンウェハに接着される。2つのガ
ラス−シリコン接合は同時に陽極ボンディングされる。
このプロセスステップ13の後の装置の概略的断面を図
14に示す。
【0046】プロセスステップ14は、ワイヤボンドパ
ッドをはずし、露出させる。ワイヤボンドパッドは、底
部ガラススクライブラインに沿って鋸引きにより開放及
び露出される。最後に、プロセスステップ15はセンサ
ダイをはずす。センサダイは、底部ガラススクライブラ
ンに沿って鋸引きによりはずされる。このプロセスステ
ップ15の後の装置の概略断面を図15に示す。
【0047】代替例では、上述のプロセスの第1ステッ
プ中にシリコン基板3に形成される凹部をガラスプレー
ト18に形成する。質量及びスプリング要素について種
々の厚さを選択することができる。
【0048】代わりに、ジャイロモーメントにより生じ
る回転を圧電手段により検出することができる。よっ
て、コンデンサ電極は必要でなくなるものの、上述のス
テップの多くはそのまま維持される。特に、陽極ボンデ
ィング及びボンディングの前の準備ステップが使用され
る。
【0049】一般的に、上述の製造方法は従来技術のプ
ロセスより大幅に少ないステップを必要とし、製造を単
純かつ安価のものとする。また、キャビティ内部から埋
込み導体を通じて外部へ通じる低容量接続が提供され
る。これは、絶縁基板上のより高価なシリコンの必要を
なくし、寄生容量を最小とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロセスに従って製作されるデバイス
の概略的平面図である。
【図2】本発明のプロセスの第1ステップ後のシリコン
ウェハの概略的断面図である。
【図3】第2のプロセスステップ後の図2のウェハの概
略的断面図である。
【図4】第3のプロセスステップ後の図3のウェハの概
略的断面図である。
【図5】第4のプロセスステップ後の図4に従うウェハ
の概略的断面図である。
【図6】第5のプロセスステップ後の図5のウェハの概
略的断面図である。
【図7】第6のプロセスステップ後の図6のウェハの概
略的断面図である。
【図8】第7のプロセスステップ後の図7のシリコンウ
ェハの概略的断面図である。
【図9】第8のプロセスステップ後の図8のシリコンウ
ェハの概略的断面図である。
【図10】第9のプロセスステップ後の図9のウェハの
概略的断面図である。
【図11】第10のプロセスステップ後の図10のウェ
ハの概略的断面図である。
【図12】第11のプロセスステップ後の図11のウェ
ハの概略的断面図である。
【図13】第12のプロセスステップ中に形成される頂
部ガラスウェハの概略的断面図である。
【図14】第13のプロセスステップ後の図12のウェ
ハ及び図13のシートの概略的断面図である。
【図15】第15のプロセスステップ後の図14の構成
の概略的断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599143793 PO Box 196,N−3192 Hort en,Norway (72)発明者 ヘンリク ヤコブセン ノールウェー国,エヌ−3192 ホルテン, ピーオウ ボックス 196,シー/オウ センソノール エイエスエイ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角速度センサの製造方法において、 シリコン基板上に角速度センサの構成要素を製作する工
    程であって、前記構成要素は1つ以上の質量と、支持ビ
    ームと、埋込み導体と、を含む工程と、 検出手段を設ける工程と、及び陽極ボンディングによ
    り、第1のガラスプレートと第2のガラスプレートとの
    間のキャビティ内に前記構成要素を密閉する工程と、を
    有する方法。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記第1のガラスプレ
    ート上に金属蒸着により形成された電極である請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記質量、支持ビーム及びシリコン基板
    は実質的に平行な複数の平行面内にあり、 前記方法はさらに、前記支持ビームが使用時に前記複数
    の平行面と平行及び垂直な要素を有する方向に曲がる性
    質を有するように前記支持ビームを非対称にエッチング
    する工程を有する請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 陽極ボンディングから前記埋込み導体を
    保護するために、前記埋込み導体上にn型エピタキシャ
    ル層を形成する工程をさらに有する請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記シリコン基板はn型単結晶シリコン
    基板である請求項1乃至4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記埋込み導体は、 前記シリコン基板の表面にフォトレジストマスクを適用
    する工程と、 前記フォトレジストマスク内のギャップにおいて前記シ
    リコン基板内へイオンを注入する工程と、 前記イオンを前記シリコン基板内へ拡散させる工程と、
    により製作される請求項1乃至5のいずれかに記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記埋込み導体へのp型接点は、 前記シリコン基板の表面にフォトレジストマスクを適用
    する工程と、 前記フォトレジストマスク内のギャップにおいて前記シ
    リコン基板内へイオンを注入する工程と、 前記イオンを前記シリコン基板内へ拡散させる工程と、
    により設けられる請求項1乃至6のいずれかに記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記陽極ボンディング工程は、前記シリ
    コン基板上にパッシベーション層を設ける工程を有する
    請求項8に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記頂部ガラスプレートと前記シリコン
    基板との接点領域内のパッシベーション層を除去する工
    程を有する請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の電極と前記第2の電極が1
    つ以上のコンデンサを形成するように、前記シリコン基
    板と前記第1のガラスプレートとを位置決めする工程を
    さらに有する請求項1乃至9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記シリコン基板は絶縁基板上のシリ
    コンである請求項1乃至10のいずれかに記載の方法。
JP11289890A 1998-10-12 1999-10-12 角速度センサの製造方法 Pending JP2000155030A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP98308263.7 1998-10-12
EP98308263A EP0994330B1 (en) 1998-10-12 1998-10-12 Method for manufacturing an angular rate sensor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000155030A true JP2000155030A (ja) 2000-06-06

Family

ID=8235097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11289890A Pending JP2000155030A (ja) 1998-10-12 1999-10-12 角速度センサの製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6319729B1 (ja)
EP (1) EP0994330B1 (ja)
JP (1) JP2000155030A (ja)
KR (1) KR20000028948A (ja)
CN (1) CN1143121C (ja)
BR (1) BR9904435A (ja)
DE (1) DE69836813T2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127654A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Infineon Technologies Sensonor As マイクロメカニカルデバイス、共鳴構造、およびマイクロメカニカルデバイスの励起方法
JP2007125693A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Infineon Technologies Sensonor As マイクロメカニカルデバイス、共鳴構造、およびマイクロメカニカルデバイスの励起方法
JP2010540949A (ja) * 2007-10-05 2010-12-24 ヴィーテイアイ テクノロジーズ オーワイ 振動型微小機械角速度センサ
CN102607545A (zh) * 2012-04-12 2012-07-25 厦门大学 基于碳纳米管阵列场发射的微机械陀螺仪

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10055081A1 (de) 2000-11-07 2002-05-16 Bosch Gmbh Robert Mikrostrukturbauelement
US6673697B2 (en) 2002-04-03 2004-01-06 Intel Corporation Packaging microelectromechanical structures
EP1522521B1 (en) 2003-10-10 2015-12-09 Infineon Technologies AG Capacitive sensor
CN1333257C (zh) * 2004-07-16 2007-08-22 北京大学 射流角速度传感器及其制备方法
EP1953516B1 (en) * 2007-01-31 2011-03-09 Infineon Technologies AG Micromechanical pressure sensing device
US20120146452A1 (en) * 2010-12-10 2012-06-14 Miradia, Inc. Microelectromechanical system device and semi-manufacture and manufacturing method thereof
DE102010063857A1 (de) * 2010-12-22 2012-06-28 Robert Bosch Gmbh Mikromechanischer Sensor zur Messung von Drehraten sowie entsprechendes Verfahren
CN109856425A (zh) * 2018-04-20 2019-06-07 黑龙江大学 一种单片集成三轴加速度传感器及其制作工艺

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4022495A1 (de) * 1990-07-14 1992-01-23 Bosch Gmbh Robert Mikromechanischer drehratensensor
DE4102249A1 (de) 1991-01-23 1992-07-30 Univ Chemnitz Tech Verfahren zur erzeugung einer elektrisch leitenden randzone bei werkstuecken aus gesinterter siliziumkarbidkeramik
US5635639A (en) * 1991-09-11 1997-06-03 The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. Micromechanical tuning fork angular rate sensor
JP2533272B2 (ja) * 1992-11-17 1996-09-11 住友電気工業株式会社 半導体デバイスの製造方法
JP3114570B2 (ja) * 1995-05-26 2000-12-04 オムロン株式会社 静電容量型圧力センサ
JPH09196682A (ja) * 1996-01-19 1997-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 角速度センサと加速度センサ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127654A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Infineon Technologies Sensonor As マイクロメカニカルデバイス、共鳴構造、およびマイクロメカニカルデバイスの励起方法
JP2007125693A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Infineon Technologies Sensonor As マイクロメカニカルデバイス、共鳴構造、およびマイクロメカニカルデバイスの励起方法
JP4668885B2 (ja) * 2005-11-04 2011-04-13 インフィニオン・テクノロジーズ・センソノール・エーエス マイクロメカニカルデバイス、共鳴構造、およびマイクロメカニカルデバイスの励起方法
JP2010540949A (ja) * 2007-10-05 2010-12-24 ヴィーテイアイ テクノロジーズ オーワイ 振動型微小機械角速度センサ
JP2014134549A (ja) * 2007-10-05 2014-07-24 Murata Electronics Oy 振動型微小機械角速度センサおよび振動型角速度センサの作製方法
CN102607545A (zh) * 2012-04-12 2012-07-25 厦门大学 基于碳纳米管阵列场发射的微机械陀螺仪

Also Published As

Publication number Publication date
EP0994330B1 (en) 2007-01-03
DE69836813D1 (de) 2007-02-15
DE69836813T2 (de) 2007-10-11
EP0994330A1 (en) 2000-04-19
US6319729B1 (en) 2001-11-20
CN1250871A (zh) 2000-04-19
CN1143121C (zh) 2004-03-24
KR20000028948A (ko) 2000-05-25
BR9904435A (pt) 2000-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3444639B2 (ja) 一体型圧力変換器の製造方法および装置
JP3367113B2 (ja) 加速度センサ
US6743654B2 (en) Method of fabricating pressure sensor monolithically integrated
US5576250A (en) Process for the production of accelerometers using silicon on insulator technology
US6445053B1 (en) Micro-machined absolute pressure sensor
US7214324B2 (en) Technique for manufacturing micro-electro mechanical structures
US20050101047A1 (en) Process of making an all-silicon microphone
US20110221455A1 (en) Micromechanical component and method for its production
US8785231B2 (en) Method of making semiconductor device
KR100348177B1 (ko) 단결정 실리콘의 마이크로머시닝 기법에서의 깊은 트렌치절연막을 이용한 절연 방법
JP2000155030A (ja) 角速度センサの製造方法
US11150092B2 (en) Sensor
US7179668B2 (en) Technique for manufacturing silicon structures
JP2000022168A (ja) 半導体加速度センサ及びその製造方法
JP2002289875A (ja) 半導体力学量センサ及びその製造方法
JP2003156509A (ja) 半導体加速度センサおよびその製造方法
JPH11186566A (ja) 微小装置の製造方法
JP3309827B2 (ja) 可動部を有する基板の製造方法及び力学量センサの製造方法
JP3580285B2 (ja) 半導体力学量センサの製造方法
JP4783914B2 (ja) 半導体力学量センサおよび半導体力学量センサの製造方法
JPH11135805A (ja) 半導体加速度センサの製造方法
JPH09153626A (ja) 3軸半導体加速度センサの製造方法
JPH10284737A (ja) 静電容量型半導体センサの製造方法
JP3638469B2 (ja) 半導体加速度センサ
JPH1154764A (ja) 半導体センサの切断方法