JPH10209271A - 張り合わせsoi基板の作製方法 - Google Patents

張り合わせsoi基板の作製方法

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JPH10209271A
JPH10209271A JP848397A JP848397A JPH10209271A JP H10209271 A JPH10209271 A JP H10209271A JP 848397 A JP848397 A JP 848397A JP 848397 A JP848397 A JP 848397A JP H10209271 A JPH10209271 A JP H10209271A
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JP
Japan
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substrate
layer
type impurity
manufacturing
bonded
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JP848397A
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English (en)
Inventor
Makoto Hashimoto
誠 橋本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の方法に比べて、更に一層高い膜厚均一
性を有するSOI基板を作製する方法を提供する。 【解決手段】 本方法は、張り合わせSOI基板の作製
方法であって、一のSi基板12内にイオン注入を施し
てP型不純物層30を形成し、一のSi基板上に成膜し
た少なくともSi酸化膜16、18を介して、別のSi
基板22と張り合わせる。次いで、張り合わせ面に対向
する裏面側から一のSi基板をP型不純物層上層まで選
択的に除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、張り合わせSOI
基板の作製方法に関し、更に詳細には、膜厚均一性の高
いSOI基板を張り合わせ法により作製する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】酸化膜のような絶縁膜上の単結晶シリコ
ン(Silicon on Insulator:SOI)層に形成されたトラン
ジスタは、優れた耐放射線特性及びラッチアップ特性を
有し、更に、ショートチャネル効果抑制にも優れてい
て、高集積度を要求される半導体装置の素子として盛ん
に使用されている。
【0003】ところで、ウエハ張り合わせ技術を適用し
たSOI基板の作製方法は、極めて欠陥の少ないSOI
層を形成できることから、近年、最も注目される技術の
1つになっている。ウエハ張り合わせ技術によりSOI
基板を作製する方法の1つとして、酸化膜をストッパー
とした選択研磨法が開発されている。以下に、図4を参
照して、その基本的工程を説明する。先ず、図4(a)
に示すように、Si基板12をエッチングして、作製す
るSOIの膜厚と等しい高さTを有する段差14をSi
基板12上に設け、続いて表面に熱酸化膜16を成膜す
る。次いで、図4(b)に示すように、基板上に酸化膜
18及びポリシリコン膜20を、順次、堆積し、更に、
ポリシリコン膜20の表面の段差をCMP法にて平坦化
する。次に、図5(c)に示すように、ポリシリコン膜
20の平坦化された膜面を張り合わせ面24として、S
i基板12と別のSi基板22とを張り合わせ、続いて
Si基板12を裏面側から4μm 程度の厚さtまで研削
する。最後に、図5(d)に示すように、研磨砥粒を含
有していないアルカリ系研磨液、例えば0.0005%
エチレンジアミン溶液を用いて、酸化膜16をストッパ
ーにして化学的研磨を行い、残存している4μm 程度の
厚さのSi層12を選択的に研磨してSOI層26を得
る。この選択研磨法を適用したSOI基板の作製方法
は、他の一般的な張り合わせSOI基板作製方法に比較
して、SOI層の膜厚ばらつきが比較的小さいSOI基
板を作製することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年の半導体
装置の微細化により、益々、高い膜厚均一性を有するS
OI層が要求されるようになり、上述の選択研磨プロセ
スを以てしても、要求されるような膜厚均一性を有する
SOI基板を作製することが困難になって来ている。
【0005】そこで、この要求に応えるために、本発明
の目的は、従来の方法に比べて、更に一層高い膜厚均一
性を有するSOI基板を張り合わせ技術により作製する
方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来の選択
研磨プロセスを用いて作製した張り合わせSOI基板に
発生するSOI層の膜厚ばらつきについて研究し、以下
のことを見い出した。即ち、SOI層の膜厚ばらつき、
ΔTSOi は、式(1)で近似的に示すことができる。 ΔTSOi ≒(RSOi /RSi.a)× {(ΔTsi2 +(Tsi.a2 ・(ΔRsi/Rsi.a2 1/2 (1) ここで、Tsi.a ;選択研磨によるSi研磨取り
代の平均値 ΔTsi ;選択研磨によるSi研磨取り代のばら
つき ΔRsi/Rsi.a;選択研磨レートのばらつき RSOi /RSi.a;選択研磨の研磨選択比の逆数 SOI層の膜厚ばらつき(ΔTSOi )を小さくするため
には、RSOi /RSi.a(選択研磨の研磨選択比の逆
数)、ΔTsi(選択研磨によるSi研磨取り代のばらつ
き)、Tsi.a(選択研磨によるSi研磨取り代の平均
値)、及び、ΔRsi/Rsi.a(選択研磨レートのばらつ
き)をそれぞれ小さくする必要がある。ところで、選択
研磨の研磨選択比は、これまでのところ、最大でも37
程度であり、これ以上増加させることは難しい。従っ
て、SOI膜厚均一性の向上のためには、選択研磨によ
るSi研磨取り代の絶対値(Tsi)及びばらつき(ΔT
si)の抑制、選択研磨レートばらつき(ΔRsi
si.a)の抑制が必要である。
【0007】ところで、選択研磨プロセスでは、研削作
業に伴うダメージがSOI層に及ばないようにすること
が必要であって、従来の選択研磨による方法では、Si
研磨取り代の絶対値(Tsi)を小さくしようとしても、
選択研磨取り代の平均値(Tsi.a)として、少なくとも
4μm 程度が必要になることが、別の実験から判明して
いる。また、選択研磨レートのばらつきは、ウエハの大
口径化に伴い、寧ろ拡大する傾向にあって、これを小さ
くすることは技術的に難しい。そこで、本発明者は、S
i研磨取り代の絶対値(Tsi)を小さくすることによ
り、SOI層の膜厚ばらつき(ΔTSOi )を小さくする
ことに着目した。そして、研究の末、イオン注入により
Si基板内に形成したP型不純物層をストッパー層とし
て用いて、先ず、第1段階として、Si層をP型不純物
層まで選択研磨法又はウエットエッチングにより除去
し、次いで第2段階として選択研磨法によりそれ以降の
Si層を除去することにした。本発明者は、これによ
り、選択研磨取り代の絶対値(Tsi)及びばらつき(Δ
si)を著しく低減できることを見い出し、本発明を完
成するに到った。
【0008】上記目的を達成するために、本発明に係る
張り合わせSOI基板の作製方法は、一のSi基板内に
イオン注入を施してP型不純物層を形成し、一のSi基
板上に成膜した少なくともSi酸化膜を介して、別のS
i基板と張り合わせ、次いで、張り合わせ面に対向する
裏面側から一のSi基板をP型不純物層上層まで選択的
に除去することを特徴としている。なお、本発明方法
で、高濃度とは、最終的にSOI基板に形成されるMO
Sトランジスターのチャネル不純物濃度より高い濃度を
意味する。Si基板を選択的に除去する際の選択性を維
持するために、P型不純物層の不純物のピーク濃度は、
少なくとも3×1019/cm3 である。好適には、P型不
純物層をCMPにより除去し、最終的にSOI層に形成
されるMOSトランジスターのチャネル不純物濃度より
SOI層の不純物濃度を低い濃度にする。本発明方法で
は、張り合わせ面に対向する裏面側から一のSi基板を
P型不純物層の上まで選択的に除去する際には、研削
と、それに引き続き、P型不純物層を研磨ストッパーと
してアルカリ系研磨液を用いた化学的研磨とによって一
のSi基板を選択的に除去しても良く、また、研削と、
それに引き続き、P型不純物層をエッチングストッパー
としたアルカリ系溶液を用いたウエットエッチングとに
よって一のSi基板を選択的に除去しても良い。
【0009】本発明の好適な実施態様は、一のSi基板
内にイオン注入を施してP型不純物層を形成し、次いで
一のSi基板面に段差を形成し、更にその上に、順次、
Si酸化膜及びポリシリコン膜を成膜する工程と、一の
Si基板のポリシリコン膜面を張り合わせ面として、一
のSi基板と別のSi基板とを張り合わせる工程と、張
り合わせ面に対向する裏面側から一のSi基板をP型不
純物層上層まで選択的に除去する工程と、P型不純物層
をCMPにて除去する工程と、Si酸化膜を研磨ストッ
パーとして、アルカリ系研磨液を用いた化学的研磨法に
よりSi基板を選択的に除去する工程とを備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照し、実施
例を挙げて、本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に説
明する。図1から図3では、図4及び図5と同じものに
は同じ符号を付して、説明を省略している。実施例 本実施例は、本発明に係るSOI基板の形成方法の実施
例の一つである。先ず、図1(a)に示すように、Si
基板12の表面から深さDの領域にイオン注入によりR
p28を中心にした高濃度のP型不純物層30を形成す
る。ここで、高濃度とは、最終的にSOI基板に形成さ
れるMOSトランジスターのチャネル不純物濃度より高
い濃度を意味する。イオン注入に用いるイオン種は、S
i基板12内でP型不純物となるものであれば、何でも
よいが、半導体プロセスにおける汎用性や注入深さの関
係からボロンが好適である。また、Si基板12と別の
Si基板とを張り合わした後、Si基板12の裏面側か
らP型不純物層30までSi基板12を選択的に除去す
るときに、P型不純物層が十分な選択性を持つために
は、P型不純物層30の不純物のピーク濃度(Rp28
での濃度)が、3×1019/cm3 程度であることが必要
で、望ましくは1×1020/cm3 である。
【0011】P型不純物層30を形成したSi基板12
に対して、前述した従来の方法と同様にして、段差1
4、続いて熱酸化膜16、酸化膜18及びポリシリコン
膜20を、順次、堆積し、更に、ポリシリコン膜20の
表面をCMP法にて平坦化し、図1(b)に示す基板を
得る。尚、ここで、P型不純物の注入は、段差14を形
成し、熱酸化膜16を成膜した後に行うこともできる。
次いで、従来の方法と同様にして、ポリシリコン膜20
の平坦化された膜面を張り合わせ面24として、Si基
板12と別のSi基板22とを張り合わせ、続いてSi
基板12を裏面側から研削して、図2(c)に示す基板
を得る。
【0012】図2(c)に示す基板を得る過程で、基板
に施された熱処理により、高濃度のP型不純物層30中
の不純物は、拡散し、図2(c)に示すように、P型不
純物層30が上下に拡大する。この拡散距離をLとする
と、最終的にSOI基板に形成されるMOSトランジス
ターのチャネル不純物濃度の濃度よりSOI層中の不純
物濃度を低い濃度に保つためには、拡散距離Lは、熱処
理前のSi基板12の表面からP型不純物層30までの
距離D、及び、段差14の高さTとの間で、 D>L+T の条件を満たすことが必要である。よって、P型不純物
層30を形成する際のイオン注入条件、特にドーズ量及
び加速エネルギーは、この条件と、P型不純物層30内
の上述したピーク濃度条件との双方を満足するように選
ぶことが必要である。
【0013】図1(c)に示す基板に適切な前処理を施
した後、図2(d)に示すように、Rp層28をストッ
パー層にして、従来の方法と同様な選択研磨処理によ
り、又は適当なSiエッチング液、例えばエチレンジア
ミン−ピロカテコール−水系のようなSiエッチング液
によるウエットエッチングによりSi層12をRp層2
8まで除去する。研磨レート又はエッチングレートは、
P型不純物層30の不純物濃度が1×1019/cm3 を超
えると急激に減少するので、イオン注入の際の中心領域
Rp28近傍でSi除去は停止する。
【0014】次いで、ストッパー層として機能したRp
層28を例えばCMPにより除去する。この時の研磨取
り代は、高々0.4μm 程度である。従って、図3
(e)に示すように、層厚が極めて薄くかつ均一なSi
層32を酸化膜18上に形成することができる。Si層
32の膜厚は、式(1)のTSiに相当する。
【0015】続いて、従来の方法と同様にして、図3
(e)に示す基板に選択研磨処理を施すことにより、T
Siが小さいので、式(1)から明らかなように、極めて
均一なSOI層26を有する基板を作製することができ
る(図3(f)参照)。試算及び実験によれば、SOI
層26は、±4nm程度の膜厚均一性を確保することが
できる。なお、酸化膜18内に例えば導電層を設け、こ
れをSOI MOSトランジスターの裏面ゲート電極と
して機能させることもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明方法によれば、一のSi基板内に
イオン注入を施してP型不純物層を形成し、一のSi基
板上に成膜した少なくともSi酸化膜を介して、別のS
i基板と張り合わせ、次いで、張り合わせ面に対向する
裏面側から一のSi基板をP型不純物層上層まで選択的
に除去することにより、選択研磨取り代の絶対値及びそ
のばらつきを著しく低減できる。よって、本発明方法を
適用することにより、従来の方法に比べて遥に高い膜厚
均一性を有し、かつ低不純物濃度でダメージの無いSO
I基板を実現することができる。また、本発明方法で作
製したSOI基板を使用することにより、プロセス安定
性が高く、かつトランジスタ特性のばらつきが少ない、
SOI MOSトランジスターを実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)及び(b)は、それぞれ、本発明方
法により張り合わせSOI基板を作製する際の各工程毎
の基板断面図である。
【図2】図2(c)及び(d)は、それぞれ、図1
(b)に続いて、本発明方法により張り合わせSOI基
板を作製する際の各工程毎の基板断面図である。
【図3】図3(e)及び(f)は、それぞれ、図2
(d)に続いて、本発明方法により張り合わせSOI基
板を作製する際の各工程毎の基板断面図である。
【図4】図4(a)及び(b)は、それぞれ、従来方法
により張り合わせSOI基板を作製する際の各工程毎の
基板断面図である。
【図5】図5(c)及び(d)は、それぞれ、図4
(b)に続いて、従来方法により張り合わせSOI基板
を作製する際の各工程毎の基板断面図である。
【符号の説明】
12……Si基板、14……段差、16……熱酸化膜、
18……酸化膜、20……ポリシリコン膜、22……別
のSi基板、24……張り合わせ面、26……SOI
層、28……Rp、30……高濃度のP型不純物層。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一のSi基板内にイオン注入を施してP
    型不純物層を形成し、一のSi基板上に成膜した少なく
    ともSi酸化膜を介して、別のSi基板と張り合わせ、
    次いで、張り合わせ面に対向する裏面側から一のSi基
    板をP型不純物層上層まで選択的に除去することを特徴
    とする張り合わせSOI基板の作製方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の張り合わせSOI基板
    の作製方法において、 P型不純物層をCMPにより除去し、最終的にSOI層
    に形成されるMOSトランジスターのチャネル不純物濃
    度よりSOI層の不純物濃度を低い濃度にすることを特
    徴とする張り合わせSOI基板の作製方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の張り合わせSOI基板
    の作製方法において、張り合わせ面に対向する裏面側か
    ら一のSi基板をP型不純物層の上まで選択的に除去す
    る際に、 研削と、それに引き続き、P型不純物層を研磨ストッパ
    ーとしてアルカリ系研磨液を用いた化学的研磨とによっ
    て一のSi基板を選択的に除去することを特徴とする張
    り合わせSOI基板の作製方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の張り合わせSOI基板
    の作製方法において、張り合わせ面に対向する裏面側か
    ら一のSi基板をP型不純物層の上まで選択的に除去す
    る際に、 研削と、それに引き続き、P型不純物層をエッチングス
    トッパーとしたアルカリ系溶液を用いたウエットエッチ
    ングとによって一のSi基板を選択的に除去することを
    特徴とする張り合わせSOI基板の作製方法。
  5. 【請求項5】 一のSi基板内にイオン注入を施してP
    型不純物層を形成し、次いで一のSi基板面に段差を形
    成し、更にその上に、順次、Si酸化膜及びポリシリコ
    ン膜を成膜する工程と、 一のSi基板のポリシリコン膜面を張り合わせ面とし
    て、一のSi基板と別のSi基板とを張り合わせる工程
    と、 張り合わせ面に対向する裏面側から一のSi基板をP型
    不純物層上層まで選択的に除去する工程と、 P型不純物層をCMPにて除去する工程と、 Si酸化膜を研磨ストッパーとして、アルカリ系研磨液
    を用いた化学的研磨法によりSi基板を選択的に除去す
    る工程とを備えていることを特徴とする張り合わせSO
    I基板の作製方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の張り合わせSOI基板
    の作製方法において、 最終的にSOI層に形成されるMOSトランジスターの
    チャネル不純物濃度よりSOI層の不純物濃度を低い濃
    度にすることを特徴とする張り合わせSOI基板の作製
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の張り合わせSOI基板
    の作製方法において、張り合わせ面に対向する裏面側か
    ら一のSi基板をP型不純物層上層まで選択的に除去す
    る工程では、 研削と、それに引き続き、P型不純物層を研磨ストッパ
    ーとしてアルカリ系研磨液を用いた化学的研磨とによっ
    て一のSi基板を選択的に除去することを特徴とする張
    り合わせSOI基板の作製方法。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の張り合わせSOI基板
    の作製方法において、張り合わせ面に対向する裏面側か
    ら一のSi基板をP型不純物層上層まで選択的に除去す
    る工程では、 研削と、それに引き続き、P型不純物層をエッチングス
    トッパーとしたアルカリ系溶液を用いたウエットエッチ
    ングとによって一のSi基板を選択的に除去することを
    特徴とする張り合わせSOI基板の作製方法。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載の張り合わせSOI基板
    の作製方法において、 SOI MOSFETの裏面側ゲート電極として、予
    め、一のSi基板に成膜された酸化膜層内部に導電性材
    料層を設けることを特徴とする張り合わせSOI基板の
    作製方法。
  10. 【請求項10】 P型不純物層の不純物のピーク濃度
    が、少なくとも3×1019/cm3 であることを特徴とす
    る請求項1から9のうちのいずれか1項に記載の張り合
    わせSOI基板の作製方法。
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