JPH10208566A - ワイヤハーネスの組立方法 - Google Patents

ワイヤハーネスの組立方法

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JPH10208566A
JPH10208566A JP9008992A JP899297A JPH10208566A JP H10208566 A JPH10208566 A JP H10208566A JP 9008992 A JP9008992 A JP 9008992A JP 899297 A JP899297 A JP 899297A JP H10208566 A JPH10208566 A JP H10208566A
Authority
JP
Japan
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sub
harness
connector
terminal
harnesses
Prior art date
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Pending
Application number
JP9008992A
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English (en)
Inventor
Akira Ito
明 伊藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスを組み立てる本結束工程で、
コネクタへ端子を挿入する後入れをなくす。 【解決手段】 仮結束したサブハーネス10、11を構
成する電線端末をすべてコネクタ13〜17に接続した
完結型に形成し、複数の上記サブハーネスを合体させて
本結束する際に、上記サブハーネスの所要のコネクタ1
5、17をジョイントボックス20のコネクタ嵌合部2
1、22に嵌合して、ジョイントボックス内の導電路を
介して他のサブハーネスのコネクタと接続して分岐回路
を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用のワイヤハ
ーネスの組立方法に関し、特に、仮結束したサブハーネ
スを複数合体させてワイヤハーネスを組み立てる本結束
時におけるコネクタへの端子挿入作業を無くし、コネク
タへの端子挿入ミス、端子の変形等を防止すると共にワ
イヤハーネスの組立作業の効率化を図るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤハーネスの組立は、現
在、図5(A)に示す構成のワイヤハーネスW/Hを組
み立てる場合、図5(B)に示す複数のサブハーネス
1、2、3に分割してそれぞれ製造しておき、これらサ
ブハーネス1、2、3を布線図板上に布線して合体させ
てテープ巻き等を施して本結束し、ワイヤハーネスW/
Hを組立ている。
【0003】上記サブハーネス1、2、3を形成する仮
結束工程においては、構成する電線wの端末の端子をコ
ネクタ4に挿入しているが、他のサブハーネスに接続さ
れているコネクタに挿入する必要がある電線端末の端子
5は、仮結束されたサブハーネス1、2、3の状態では
コネクタへ未挿入で露出した状態で、所謂、ブラ端子と
なっている。即ち、サブハーネスとしては全ての端子が
コネクタに挿入されている完結型とはなっていない。よ
って、これらサブハーネス1、2、3のコネクタ未挿入
のブラ端子5は、図6に示す本結束時に、他のサブハー
ネスに接続されたコネクタ4に後入れで挿入している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、仮結束
したサブハーネスの状態でコネクタに挿入していない端
子を、本結束時に布線図板上で他のサブハーネスのコネ
クタに後入れすると、コネクタに対する端子の誤挿入が
発生しやすい。特に、数十のサブハーネスを組み立てて
本結束する場合、後入れする端子の個数も増加し、誤挿
入の発生率が高くなっている。また、この端子の後入れ
作業により、本結束時の組立作業性が非常に悪くなって
いる。
【0005】さらにまた、サブハーネス製造のための仮
結束工程からワイヤハーネス製造のための本結束工程ま
での間に、ブラ端子5は外部に露出しているため、外部
応力に変形が発生しやすくなっており、本結束工程時に
コネクタに挿入できなくなる場合もある。
【0006】本発明は上記した問題を解決するもので、
仮結束されたサブハーネスの端子を全てコネクタに挿入
して、サブハーネスを完結型とし、本結束時におけるコ
ネクタへの端子の後入れを無くして、誤挿入を防止およ
び端子の変形を防止を図ると共に、本結束時の作業性を
改善することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、仮結束したサブハーネスを構成する電線
端末をすべてコネクタに接続した完結型に形成し、複数
の上記サブハーネスを合体させて本結束する際に、上記
サブハーネスの所要のコネクタをジョイントボックスの
コネクタ嵌合部に嵌合して、ジョイントボックス内の導
電路を介して他のサブハーネスのコネクタと接続して分
岐回路を形成しているワイヤハーネスの組立方法を提供
している。
【0008】即ち、他のサブハーネスのコネクタに接続
するために従来露出させた状態のままとしていた所謂ブ
ラ端子もコネクタに挿入しておいて、サブハーネスの全
ての端子をコネクタに挿入した完結型としている。その
ため、該コネクタと本結束時に接続するジョイントボッ
クスを設け、該ジョイントボックス内に導電路を収容し
て、上記コネクタを他のサブハーネスのコネクタと導電
路を介して接続する構成としている。よって、本結束時
には、サブハーネスのコネクタをジョイントボックスの
コネクタ嵌合部に嵌合すると、上記した従来のブラ端子
は他のサブハーネスのコネクタと接続できることとな
る。
【0009】上記のように、ジョイントボックス内に設
ける導電路を、後入れ端子の導電経路として形成してお
くことにより、本結束時に、上記ジョイントボックスに
サブハーネスの所要のコネクタを接続するだけで、本結
束時におけるコネクタへの端子の後入れを全て無くすこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0011】図1は本発明のワイヤハーネスW/H−1
を示し、該ワイヤハーネスW/H−1は図2に示す原状
のワイヤハーネスW/Hを改良したものである。
【0012】即ち、図2に示す原状のワイヤハーネスW
/Hは第1サブハーネス10’と第2サブハーネス1
1’とからなり、第2サブハーネス11’の電線w1と
w2から夫々分岐させた分岐線w3’、w4’の端末の
端子t1とt2とは、本結束時において第1サブハーネ
ス10’のコネクタ13に後入れで接続されている。
【0013】図1に示す改良した本発明のワイヤハーネ
スW/H−1では、第1サブハーネス10側に上記分岐
線w3’とw4’に対応する電線w3とw4とを設け、
他の第1サブハーネスの電線w5,w6と共に一端側の
端子をコネクタ13に予め挿入している。上記電線w5
とw6の他端側の端子は従来と同様にコネクタ14に挿
入し、かつ、上記電線w3、w4の他端側の端子はコネ
クタ15に挿入している。このように、第1サブハーネ
ス10を構成する電線端末の端子を全てコネクタ13、
14、15に挿入して完結型としている。
【0014】一方、第2ハーネス11では、上記電線w
1、w2に分岐線を接続せずに、他の電線w7,w8と
共に両端の端子をコネクタ16、17に接続している。
よって、該第2ハーネス11も、構成する電線端末の端
子を全てコネクタ16、17に挿入した完結型とし、か
つ、作業手数のかかるスプライスによる分岐線を設けて
いない。
【0015】上記第1ハーネス10側の電線w3 w4
を第2ハーネス11側の電線w1,w2と接続するた
め、ジョイントボックス20を用いている。該ジョイン
トボックス20には、第1ハーネス10側のコネクタ1
5と、第2ハーネス11側のコネクタ17とを夫々嵌合
するコネクタ嵌合部21、22を設けており、かつ、こ
れらコネクタ嵌合部21と22とを接続するためバスバ
ー23からなる導電路を内部回路として収容している。
なお、上記コネクタ15あるいは/およびコネクタ17
のコネクタ嵌合部21’、22’をジョイントボックス
20の他の辺に形成し、これらコネクタ嵌合部21’、
22’もバスバー23で接続しておき、任意の方向から
コネクタ15、17を接続できるようにしておいてもよ
い。
【0016】上記したそれぞれ完結型の第1サブハーネ
ス10、第2サブハーネス11とを合体させて本結束
し、ワイヤハーネスW/H−1を布線図板上で組み立て
る時、第1サブハーネス10のコネクタ15をジョイン
トボックス20のコネクタ嵌合部21に、第2サブハー
ネス11のコネクタ17をジョイントボックス20のコ
ネクタ嵌合部22に夫々嵌合する。このコネクタ嵌合に
より、第1サブハーネス10の電線w3とw4とはジョ
イントボックス20のバスバー23を介して第2サブハ
ーネス11の電線w1、w2と接続される。よって、図
2に示す従来のワイヤハーネスW/Hと同一の回路構成
となる。
【0017】図3は他の実施形態を示し、3個のサブハ
ーネス30、31、32からワイヤハーネスW/H−2
を組み立てている。サブハーネス31は第1実施形態と
同様で、従来のサブハーネスにおいてブラ端子としてい
たものをコネクタ32aに挿入している。他のサブハー
ネス30、32も同様にブラ端子を無くして電線端末の
端子を全てコネクタ32b〜32iに挿入した完結型と
している。
【0018】上記した完結型のサブハーネス30、3
1、32を合体して本結束する時、図4に示すように、
布線図板上で合体させてテープ35で結束し、かつ、所
要のコネクタ30a、30b、30cをジョイントボッ
クス20’のコネクタ嵌合部21’、22’、23’に
嵌合するだけでよく、コネクタへの端子の後入れはな
い。
【0019】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、仮結束したサブハーネスでは、構成する電線
端末の端子は全てコネクタに挿入した完結型とし、これ
らサブハーネスを合体させて本結束する時に、所要のコ
ネクタをジョイントボックスのコネクタ嵌合部に嵌合さ
せることにより他のサブハーネスの電線と接続している
ため、ワイヤハーネスの組み立てのための本結束時にお
けるコネクタへの端子の後入れを完全に無くすことがで
きる。
【0020】よって、本結束時における端子のコネクタ
への誤挿入を防止できると共に、仮結束したサブハーネ
スを本結束するまでの間に露出した端子が変形する等の
問題発生を解消することができる。
【0021】さらに、本結束時には端子の後入れがない
ため、ワイヤハーネスの組立の作業効率を高めることが
できる。さらにまた、サブハーネスは仮結束だけで完結
型となるため、サブハーネス別の共用生産が可能とな
り、製造効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるワイヤハーネスを構成するサ
ブハーネスを示す概略図である。
【図2】 図1のワイヤハーネスの従来の構成を示す概
略図である。
【図3】 本発明の他のワイヤハーネスを構成するサブ
ハーネスを示す概略図である。
【図4】 図3のサブハーネスからなるワイヤハーネス
の概略図である。
【図5】 (A)は従来のワイヤハーネスを示す概略
図、(B)は(A)のワイヤハーネスを構成するサブハ
ーネスの概略図である。
【図6】 従来のサブハーネスからワイヤハーネスの組
立方法を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10 第1サブハーネス 11 第2サブハーネス w1〜w8 電線 13〜17 コネクタ 20 ジョイントボックス 21、22 コネクタ嵌合部 23 バスバー(導電路) W/H、W/H−1、W/H−2 ワイヤハーネス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮結束したサブハーネスを構成する電線
    端末をすべてコネクタに接続した完結型に形成し、複数
    の上記サブハーネスを合体させて本結束する際に、上記
    サブハーネスの所要のコネクタをジョイントボックスの
    コネクタ嵌合部に嵌合して、ジョイントボックス内の導
    電路を介して他のサブハーネスのコネクタと接続して分
    岐回路を形成しているワイヤハーネスの組立方法。
JP9008992A 1997-01-21 1997-01-21 ワイヤハーネスの組立方法 Pending JPH10208566A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6906261B2 (en) 2001-01-22 2005-06-14 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wiring system for interconnecting vehicle-mounted electronic devices through a wiring harness
JP2017033919A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6906261B2 (en) 2001-01-22 2005-06-14 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wiring system for interconnecting vehicle-mounted electronic devices through a wiring harness
US7189925B2 (en) 2001-01-22 2007-03-13 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wiring system for interconnecting vehicle-mounted electronic devices through a wiring harness
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