JPH10204920A - 作業車両 - Google Patents

作業車両

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Publication number
JPH10204920A
JPH10204920A JP1110097A JP1110097A JPH10204920A JP H10204920 A JPH10204920 A JP H10204920A JP 1110097 A JP1110097 A JP 1110097A JP 1110097 A JP1110097 A JP 1110097A JP H10204920 A JPH10204920 A JP H10204920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
boom
vehicle
vehicle body
generator
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1110097A
Other languages
English (en)
Inventor
Naotada Fujimura
直嗣 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TCM Corp
Original Assignee
Toyo Umpanki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Umpanki Co Ltd filed Critical Toyo Umpanki Co Ltd
Priority to JP1110097A priority Critical patent/JPH10204920A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキッドステアローダやホイールローダ等の
作業車両に於て、消費電力の大きい電動式の作業装置を
装着して作動できる様にする。 【解決手段】 車体2、車輪3、エンジン4、ブーム装
置5、延長体6、発電機7とで構成し、とりわけ車体2
の後側に延長体6を延設すると共に、この内部にエンジ
ン4に依り回転される発電機7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスキッドス
テアローダやホイールローダ等の作業車両の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の作業車両としては、車体
と、車体に回転可能に設けられた車輪と、車体に設けら
れて車輪を回転させるエンジンと、車体の前側に設けら
れて作業装置を昇降させるブーム装置とから構成された
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この様なも
のは、ブーム装置に各種の作業装置(アタッチメント)
を装着できるものの、車体には所定のバッテリしか搭載
していなかったので、消費電力の大きい電動式の作業装
置を装着して作動する事ができなかった。
【0004】そこで本発明のうち、請求項1記載の発明
は、消費電力の大きい電動式の作業装置を装着して作動
する事ができる作業車両を提供する事を目的とするもの
である。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加えて、船底清浄作業が行なえる様にした作
業車両を提供する事を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
為に、本発明のうち請求項1記載の発明は、車体と、車
体に回転可能に設けられた車輪と、車体に設けられて車
輪を回転させるエンジンと、車体の前側に設けられて作
業装置を昇降させるブーム装置と、車体の後側に延設さ
れた延長体と、延長体内に設けられてエンジンに依り回
転される発電機と、から構成した事に特徴が存する。
【0007】請求項2記載の発明は、作業装置を船底用
ショットブラスト装置にした事に特徴が存する。
【0008】請求項1記載の発明は、エンジンに依り車
輪が回転されると、作業車両が走行される。ブーム装置
が作動されると、これに装着された作業装置が昇降され
る。エンジンに依り発電機が回転されると、発電され
る。発電された電気は、作業装置に供給されてこれが作
動され、作業装置に依る作業を行なう事ができる。
【0009】請求項1記載の発明は、 車体の後側に延
長体が延設されてこの内部に発電機が設けられているの
で、これらがバランスウエイトとして機能し、作業車両
の安定性が向上する。
【0010】請求項2記載の発明は、ブーム装置に装着
された船底用ショットブラスト装置を発電機で発電され
た電気に依り作動する事ができ、同装置に依り船底清浄
作業を行なう事ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。
【0012】図1は、本発明の作業車両を示す側面図。
図2は、図1の平面図。図3は、図1の正面図。図4
は、発電機の搭載状態を示す要部縦断側面図。図5は、
図4の横断平面図。図6は、船底用ショットブラスト装
置の装着状態を示す側面図である。
【0013】作業車両1は、車体2、車輪3、エンジン
4、ブーム装置5、延長体6、発電機7、作業装置8と
からその主要部が構成されている。
【0014】作業車両1は、この例では、船底清浄作業
用のものにしてあり、芯地旋回が可能なスキッドステア
ローダをベースに全高を低減している。つまり、ドッグ
に於ける船底とドック床面との間隔のうち最も低い部分
が1800mm程度であるので、これより小さい全高
(1500mm、1650mm、1750mmの何れ
か)にしてある。
【0015】車体2は、作業車両1の基本部分を為すも
ので、この例では、後方が開放された箱状を呈し、中程
に設けられた運転席9と、これを覆うヘッドガード10
と、これに設けられて前方を照らす前照灯11と、ヘッ
ドガード10に設けられて船底の作業部分を照らす前方
作業灯12と、ヘッドガード10に設けられた後部作業
灯13と、前後に設けられた船積み等用の吊りフック1
4と、ヘッドガード10の前側上部に設けられたカバー
(アクリル板)15と、ヘッドガード10の側部の開孔
を塞ぐべく設けられたサイドガラス16と、ヘッドガー
ド10の前側に開閉可能に設けられた風防(アクリル
板)17とを備えている。
【0016】カバー15とサイドガラス16と風防17
は、運転席9に居るオペレータをショット(金属粒)か
ら保護する所謂防塵対策として設けている。
【0017】車輪3は、車体2に回転可能に設けられた
もので、この例では、前後一対のものが左右に設けられ
て居り、左右のものが独立して正逆回転される事に依り
換向及び芯地旋回できる様になっている。
【0018】エンジン4は、車体2に設けられて車輪3
を回転させるもので、この例では、車体2の後側内部に
搭載されて居り、左右の油圧伝動装置(HST)(図示
せず)を介して左右の車輪3に連繋されている。
【0019】ブーム装置5は、車体2の前側に設けられ
て作業装置8を昇降させるもので、この例では、車体2
の後側に設けられたサポート18と、これに俯仰可能に
設けられたブーム19と、これを俯仰させるブームシリ
ンダ20と、ブーム19に前後傾可能に設けられて作業
装置8を着脱可能に取付け得るキャリア21と、これを
前後傾させるキャリアシリンダ22と、ブーム19とキ
ャリア21との間に着脱可能に設けられてキャリア21
の自然前傾を防止する鎹(かすがい)状のピン23とか
ら構成されている。
【0020】延長体6は、車体2の後側に延設されたも
ので、この例では、上面がフラットで前方が開放された
箱状を呈し、車体2の内部に連通すべくこれの後側に連
設され、両側部と後部に付設されたバンパ24と、後部
に立設されたミラー25とを備えている。
【0021】発電機7は、延長体6内に設けられてエン
ジン4に依り回転されるもので、この例では、3相22
0V、60Hz、出力7.5KVAのものにしてあり、
延長体6内の右側に設けられて連繋手段26を介してエ
ンジン4に連繋されていると共に、発電機用コントロー
ラ27を備えている。
【0022】連繋手段26は、延長体6に設けられた軸
受28と、これに回転可能に支持されたシャフト29
と、これとエンジン4の出力軸とを連結するジョイント
30と、シャフト29及び発電機7の入力軸に夫々楔着
されたプーリ31と、これらに掛渡されたベルト32と
から成っている。
【0023】作業装置8は、この例では、船底用ショッ
トブラスト装置にしてあり、ブーム装置5のキャリア2
1に着脱可能に装着されてショットを投射する為の投射
器33と、延長体6の上部に載置されてショットを供給
する為の供給器34と、これらの間に介設されてブーム
装置5のブーム19に沿わされた可撓管35とから成っ
ている。
【0024】投射器33と供給器34は、電動機が用い
られて居り、発電機7からの電気に依り作動される様に
なっている。
【0025】次に、この様な構成に基づいてその作用を
述解する。
【0026】エンジン4に依り車輪3が回転されると、
作業車両1が走行される。ブーム装置5のブームシリン
ダ20が作動されると、サポート18に対してブーム1
9が俯仰され、キャリア21に着脱可能に装着された作
業装置である船底用ショットブラスト装置8が昇降され
る。エンジン4に依り発電機7が回転されると、発電さ
れる。発電された電気は、船底用ショットブラスト装置
8の投射器33と供給器34の電動機に供給されてこれ
らが作動され、船底清浄作業を行なう事ができる。
【0027】車体2の後側に延長体6が延設されてこの
内部に発電機7が設けられているので、これらがバラン
スウエイトとして機能し、作業車両1の安定性が向上す
る。
【0028】延長体6は、上面がフラットであるので、
これを荷物や機器等を載置する載置台として利用する事
ができる。
【0029】作業装置8を船底用ショットブラスト装置
にしてこれを装着した場合は、作業車両1の全高を低減
している事も相俟って船底清浄作業を機械的に行なう事
ができる。その結果、従来、作業者がハンドグラインダ
等で行なっていた過酷な上向き作業を改善できる。
【0030】尚、作業装置8は、先の例では、船底用シ
ョットブラスト装置であったが、これに限らず、他のも
のでも良い。
【0031】
【発明の効果】以上、既述した如く、本発明に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) 車体、車輪、エンジン、ブーム装置、延長体、
発電機とで構成し、とりわけ車体の後側に延長体を延設
すると共に、この内部にエンジンに依り回転される発電
機を設けたので、消費電力の大きい電動式の作業装置を
装着して作動する事ができる。 (2) 車体の後側に延長体を延設すると共に、この内
部にエンジンに依り回転される発電機を設けたので、こ
れらをバランスウエイトとして利用する事ができ、作業
車両の安定性を高める事ができる。 (3) 車体の後側に延長体を延設したので、これを荷
物や機器等を載置する載置台として利用する事ができ
る。 (4) 作業装置を船底用ショットブラスト装置にした
場合は、船底清浄作業を行なう事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業車両を示す側面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の正面図。
【図4】発電機の搭載状態を示す要部縦断側面図。
【図5】図4の横断平面図。
【図6】船底用ショットブラスト装置の装着状態を示す
側面図。
【符号の説明】
1…作業車両、2…車体、3…車輪、4…エンジン、5
…ブーム装置、6…延長体、7…発電機、8…作業装
置、9…運転席、10…ヘッドガード、11…前照灯、
12…前方作業灯、13…後部作業灯、14…吊りフッ
ク、15…カバー、16…サイドガラス、17…風防、
18…サポート、19…ブーム、20…ブームシリン
ダ、21…キャリア、22…キャリアシリンダ、23…
ピン、24…バンパ、25…ミラー、26…連繋手段、
27…発電機用コントローラ、28…軸受、29…シャ
フト、30…ジョイント、31…プーリ、32…ベル
ト、33…投射器、34…供給器、35…可撓管。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体と、車体に回転可能に設けられた車
    輪と、車体に設けられて車輪を回転させるエンジンと、
    車体の前側に設けられて作業装置を昇降させるブーム装
    置と、車体の後側に延設された延長体と、延長体内に設
    けられてエンジンに依り回転される発電機と、から構成
    した事を特徴とする作業車両。
  2. 【請求項2】 作業装置を船底用ショットブラスト装置
    にした請求項1記載の作業車両。
JP1110097A 1997-01-24 1997-01-24 作業車両 Withdrawn JPH10204920A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1110097A JPH10204920A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 作業車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1110097A JPH10204920A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 作業車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10204920A true JPH10204920A (ja) 1998-08-04

Family

ID=11768600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1110097A Withdrawn JPH10204920A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 作業車両

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JP (1) JPH10204920A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004110590A1 (ja) * 2003-06-10 2004-12-23 Zeotek Research Institute Ltd. 廃液濾過システム車

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004110590A1 (ja) * 2003-06-10 2004-12-23 Zeotek Research Institute Ltd. 廃液濾過システム車
US7387727B2 (en) 2003-06-10 2008-06-17 Zeotek Research Institute Ltd. Contaminated liquid filtration system vehicle

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406