JPH10204868A - 地盤改良機械 - Google Patents

地盤改良機械

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JPH10204868A
JPH10204868A JP464398A JP464398A JPH10204868A JP H10204868 A JPH10204868 A JP H10204868A JP 464398 A JP464398 A JP 464398A JP 464398 A JP464398 A JP 464398A JP H10204868 A JPH10204868 A JP H10204868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
machine
pair
sprockets
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP464398A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Makino
昌己 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KATO KENSETSU KK
Kato Construction Co Ltd
Original Assignee
KATO KENSETSU KK
Kato Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by KATO KENSETSU KK, Kato Construction Co Ltd filed Critical KATO KENSETSU KK
Priority to JP464398A priority Critical patent/JPH10204868A/ja
Publication of JPH10204868A publication Critical patent/JPH10204868A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強い力で地中深く掘削しつつ地盤の広い範囲
の撹拌混合が十分に行なえる地盤改良機械を提供する。 【解決手段】 ベースマシン1のアーム2の先端に取着
される機枠4の上部に回転駆動する駆動軸5を水平に軸
架し、該駆動軸5に駆動スプロケット7,7を装着し、
また、前記機枠4の下端部に回転自在な従動スプロケッ
ト10,10を水平に軸装し、前記駆動スプロケット
7,7と従動スプロケット10,10間に無端状のチエ
ン11,11を巻装し、該チエン11の外周面に撹拌翼
12a,12bを複数列設したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掘削しながら土壌
と固化材の粉体又はミルクとを撹拌混合して地盤を改良
する地盤改良機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の地盤改良機械は、図4に示すよう
にベースマシンのアーム(何れも図示せず)の先端に取
着される機枠101の両側板101a,101b間上部
にモータ102により回転駆動する駆動軸103を軸架
し、該駆動軸に駆動スプロケット104を装着し、前記
両側板101a,101bの下側に取り付けた門状の支
持枠105の両側板105a,105bに軸架させた回
転軸106に従動スプロケット107を装着し、前記駆
動スプロケット104と従動スプロケット107間に無
端状のチエン108を巻装し、駆動モータ102の回転
駆動により従動スプロケット107を回転させ、前記回
転軸106の外周面に突設した多数の撹拌翼109で地
盤を掘削し固化材を供給しつつ改良を行なうようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記地
盤改良機械では、下部の回転軸106にのみ撹拌翼10
9が設けられているため、地盤中における掘削・撹拌範
囲が狭くなり、勢い地盤の改良効率が上がらず、これに
より地盤の改良深さも1.5m程度が限界であった。し
かも、固化材としては周囲への飛散を懸念してスラリー
状のものを使用していたが、スラリー状の固化材と粉体
状の固化材とのコスト面での比較では粉体状のもの方が
低廉であり、施工コストが高くなるといった課題が有っ
た。そこで、本発明は地盤の改良効率を向上させると共
に改良深度が伸び、更には粉体の固化材を使用可能とし
て施工コストの低廉を可能とした地盤改良機械を提供す
ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明に係る地盤改良機械は、ベースマシンから延
設される可動自在なアームの先端に掘削装置を取着し、
該掘削装置は機枠の上方の端部に複数の駆動スプロケッ
トを軸装すると共に機枠の下方に前記駆動スプロケット
に対応位置する複数の従動スプロケットを軸装し、前記
上下複数の駆動スプロケットと従動スプロケットとの間
に無端状のチエンを補助スプロケットで外側に張り出さ
せながらそれぞれ架設し、各チエンの外周面に撹拌翼を
列設し、また前記機枠に沿って固化材の粉体またはミル
クを圧送して地盤中へ吐出するための粉流体圧送管を添
設し、該粉流体圧送管にはその先端部に1個の先端吐出
部を設けてなり、該先端吐出部は掘削装置の下端部に位
置している地盤改良機械であって、各チエンの外周面に
列設された撹拌翼は各々が独立して存在する構成とし
た。
【0005】機枠の上下部にそれぞれ駆動スプロケット
と従動スプロケットを配置し、両スプロケット間に無端
状のチエンを巻装し、該チエンの外周面に複数の撹拌翼
を列設してなるので、前記チエンを回動させることによ
り掘削・撹拌範囲が広がると共に地盤の改良効率が上が
り、また改良深度も深くできて粉体状の固化材を使用で
きるようになる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る地盤改良機械の
一実施例を図面と共に説明する。図1は地盤を掘削しつ
つ撹拌混合する地盤改良機械を示す。該地盤改良機械は
自走可能なバックホー1(ベースマシン)から可動自在
のアーム2が延設され、該アーム2の先端に地盤中に下
降して地盤を掘削しかつ撹拌混合する掘削装置3が取着
されている。
【0007】掘削装置3は図2及び図3に示すように、
前記アーム2の先端に機枠4が固着されており、その両
側板4a,4b間の上部に駆動軸5が水平に軸架されて
いる。6は一方の側板4aの外側に装着されて前記駆動
軸5を回転駆動させる可変駆動モータである。また、前
記駆動軸5には一対の駆動スプロケット7,7が設けら
れている。前記両側板4a,4bの下部に上下一対の横
杆8,8が横架され、これら横杆8,8から前記一対の
駆動スプロケット7,7と対応位置させて一対の支持枠
9,9が垂下される。そして該支持枠9,9の下端部に
従動スプロケット10,10が水平に軸装されている。
【0008】11,11は前記一対の駆動スプロケット
7,7と従動スプロケット10,10間に無端状に張設
されるチエンであり、該各チエン11,11の外周面も
地盤を掘削して撹拌するための撹拌翼12a,12bが
複数列設されている。これらの撹拌翼12a,12bは
横巾の広い撹拌翼12aと撹拌翼12aより横巾の狭い
撹拌翼12bが交互に配されて地盤の撹拌混合を効率よ
く行なわせるようにしている。なお、13,13,1
3,13はチエン11,11のテンション用の補助スプ
ロケットである。なお、掘削装置3は約3mの長さを有
している。
【0009】14は掘削装置3に沿うように一体に設け
られるセメント,石灰などの固化材の粉体又はミルクを
圧送して地盤中へ吐出するための粉流体圧送管であり、
15は高圧縮空気を噴出するための高圧縮空気噴出管で
ある。これらは何れも先端側がL字形に屈曲形成され、
水平部14a,15aが前記一対の支持枠9,9の一側
に固着されている。そして、粉流体圧送管14の水平部
14aの先端に先端吐出部16が設けられている。ま
た、高圧縮空気噴出管15の水平部15aの先端に設け
られる先端噴出部17は前記先端吐出部16に近接させ
てほぼ同じ向きに設けられる。
【0010】本発明は上記構成からなり、次に作用につ
いて説明する。チエン11,11を図1矢視方向に回動
させて掘削装置3を地盤を掘削しながら地盤中に深く下
降させ、粉流体圧送管14から固化材の粉体又はミルク
を吐出させつつ該地盤を幅広く撹拌混合させる。また、
粉流体圧送管14により固化材の粉体を吐出するときに
は、高圧縮空気噴出管15の先端噴出部17から高圧縮
空気を同時に噴出させるようにする。これにより固化材
が一個所にかたまらず広く拡散することが可能となる。
そして、このように地盤を改良することにより改称深度
が3.5m位まで達っすることになる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の地盤改良機
械によれば、機枠の上下部にそれぞれ駆動スプロケット
と従動スプロケットを配置し、両スプロケット間に複数
の撹拌翼を列設したチエンを張設したので、チエンの回
動により地盤を幅広く掘削・撹拌することができ、これ
により改良効率が上がるばかりでなく、地盤の改良深度
も伸ばすことができる。更に、改良深度を伸ばすことに
より、粉体の固化材を使用でき、引いては施工コストの
低廉にも寄与することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地盤改良機械の斜視図。
【図2】掘削装置の正面図。
【図3】同上側面図。
【図4】従来の掘削装置の正面図。
【符号の説明】
1 ベースマシン(バックホー) 2 アーム 3 掘削装置 4 機枠 5 駆動軸 7,7 駆動スプロケット 10,10 従動スプロケット 11,11 チエン 12a,12b 撹拌翼

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースマシンから延設される可動自在な
    アームの先端に掘削装置を取着した地盤改良機械であっ
    て、該掘削装置は機枠の上方の端部に一対の駆動スプロ
    ケットを軸装すると共に機枠の下方に前記駆動スプロケ
    ットに対応位置する一対の従動スプロケットを軸装し、
    前記上下一対の駆動スプロケットと従動スプロケットと
    の間に一対の無端状のチエンを補助スプロケットで外側
    に張り出させながらそれぞれ架設し、該一対のチエンの
    外周面のそれぞれに撹拌翼を複数列設し、また前記機枠
    に沿って固化材の粉体またはミルクを圧送して地盤中へ
    吐出するための粉流体圧送管を添設し、該粉流体圧送管
    にはその先端部に1個の先端吐出部を設けてなり、該先
    端吐出部は掘削装置の下端部に位置し、一方のチエンの
    外周面に複数列設された撹拌翼は他方のチエンの外周面
    に複数列設された撹拌翼に対して独立して存在すること
    を特徴とする地盤改良機械。
JP464398A 1998-01-13 1998-01-13 地盤改良機械 Pending JPH10204868A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006037632A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Raito Kogyo Co Ltd 地盤撹拌装置
JP2006241935A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Fudo Constr Co Ltd 地盤改良装置及び地盤改良方法

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JP2006037632A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Raito Kogyo Co Ltd 地盤撹拌装置
JP4671325B2 (ja) * 2004-07-29 2011-04-13 ライト工業株式会社 地盤撹拌装置
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