JP4285691B2 - 地盤撹拌装置 - Google Patents
地盤撹拌装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4285691B2 JP4285691B2 JP2003414412A JP2003414412A JP4285691B2 JP 4285691 B2 JP4285691 B2 JP 4285691B2 JP 2003414412 A JP2003414412 A JP 2003414412A JP 2003414412 A JP2003414412 A JP 2003414412A JP 4285691 B2 JP4285691 B2 JP 4285691B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stirring
- ground
- support
- bodies
- unevenness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Description
〔請求項1記載の発明〕
移動体に垂直に取り付けられて地盤中に挿入される内部が空間の支持体と、この支持体下端部の両側方に設けられた水平方向を軸として回転する撹拌体と、が備わる地盤撹拌装置であって、
前記支持体の下端面から下方に向かって突出し、この突出方向を軸として回転する掘削ビットが、前記両撹拌体間に備えられ、
当該掘削ビットが、前記撹拌体の回転軸と直交する方向に関して、少なくとも1つ備えられ、
前記撹拌体の回転軸で前記支持体内に納められている部位に、この回転軸を軸として回転する円盤が取り付けられ、
前記支持体の下端面が、前記撹拌体の回転軸に沿う方向に関して、水平方向に沿う形状とされ、かつ前記撹拌体の回転軸と直交する方向に関して、前記円盤の周縁に沿う形状とされ、
前記円盤の側面に、周縁に沿って一周に渡って凹凸が設けられ、
この凹凸と噛み合う受け凹凸が、前記掘削ビットの前記支持体内に収められている部位の周壁に一周に渡って設けられ、
前記掘削ビットの受け凹凸が前記円盤の凹凸と噛み合うように配置され、
当該掘削ビットは、前記円盤の凹凸上において離間して複数本が配置され、
この複数本の掘削ビットが同一形状とされている、
ことを特徴とする地盤撹拌装置。
〔概説〕
本発明は、地盤中に挿入される支持体と、この支持体の両側方に設けられた水平方向を軸として回転する撹拌体と、が備わる地盤撹拌装置であって、支持体の下端面から下方に向かって突出し、この突出方向を軸として回転する掘削ビットが少なくとも1つ備えられたものである。
そこで、以下では、まず、支持体及び撹拌体等(基本構成)について説明し、次いで、本発明の特徴部分である掘削ビット(特徴的構成)について説明する。
本形態の地盤撹拌装置を図1〜3に示す。本形態の地盤撹拌装置は、縦長の支持体1の先端部(下端部)両側方に下側撹拌体4A,4Bが配置され、それよりも上側に上側撹拌体5A,5Bが配置され、それぞれが回転軸2,3を介して支持体1に連結されている。各撹拌体4A,4B,5A,5Bの構成は左右において同様である。
本形態の地盤撹拌装置を図5及び6に示す。本地盤撹拌装置は、第1の形態と同様に、支持体1の先端部両側方に下側撹拌体4A,4Bが配置され、それよりも上側に上側撹拌体5A,5Bが配置されている。下側撹拌体4A,4B及び上側撹拌体5A,5Bのそれぞれは、回転軸2,3を介して支持体1に連結されており、各撹拌体4A,4B,5A,5Bの構成は、支持体1の左右において同様となっている。支持体1の内部は、外部と液密にされた空間とされ、この空間に油圧モータ6Aの駆動力を回転軸に伝える伝達手段が配されている。改良材の搬送手段Hは、支持体1の外側、かつ支持体1の正面及び背面に上下方向に沿って配され、上端に改良材の供給装置に連結するための接続部71A,71Aが設けられ、下端に下向きに開口する吐出口71B,71Bが設けられている。
本形態の地盤撹拌装置を図7及び8に示す。本形態は、第1の形態の撹拌装置における撹拌体4A,4B,5A,5Bの形状を変更した例である。上下左右の各撹拌体取付台座2a,2b,3a,3bに取り付けられる単位撹拌翼体Muは4枚である。これらMu,Mu…を各撹拌体取付台座2a,2b,3a,3bに4枚ずつ取り付けて側面視において略十字形状となる撹拌体4A,4B,5A,5Bが構成されている。
以上各形態の地盤撹拌装置は、1つの油圧モータ6Aで全ての撹拌体4A,4B,5A,5Bを駆動する例であるが、複数の油圧モータを設けて、上側撹拌体と下側撹拌体とを別々に駆動するようにすることもできる。その例を図9及び図10に示す。
本発明の地盤撹拌装置は、支持体の下端面から下方に向かって突出し、この突出方向を軸として回転する掘削ビットが少なくとも1つ備えられている。掘削ビットを備えることにより、支持体の下端部が地盤Gに対する抵抗となり、地盤撹拌装置を円滑に地盤Gに挿入することができなくなるとの問題が解決される。また、支持体挿入後の撹拌体による撹拌に際しても、掘削ビットを回転させておくと、掘削ビットが撹拌翼としての作用を有することになるため、撹拌体間の地盤が未改良となるおそれも生じなくなる。
この形態においては、支持体1下端部の両側方に設けられた撹拌体4A,4Bの回転軸2に対して、その支持体1内に納められている部位に、この回転軸2を軸として回転することになる円盤81が取り付けられている。この円盤81の側面81Aには、周縁に沿って一周に渡って凹凸82が設けられており、この凹凸82と噛み合う受け凹凸85が、掘削ビット83の支持体1内に収められている部位の周壁に一周に渡って設けられている。
次に、地盤改良工法について図11を参照しながら説明する。まず、(A)に示されるように移動体たる自走式車輌XのブームXbの先端に支持体上端の取付部を介して地盤撹拌装置Mを取り付け、ブームXb先端から地盤撹拌装置Mを垂下させる。その後、ブームXbを移動させて自走式車輌から遠い位置に地盤撹拌装置Mを保持する。この状態としたならば、次いで、(B)に示されるように撹拌体を回転させつつ、ブームXbを下降させて地盤撹拌装置Mを地盤Gに押し込み挿入する。このとき、掘削ビットを回転させ、また、必要に応じて支持体の先端から改良材を噴射する。これにより押し込み抵抗が低減される。支持体に深度確認用の目盛りなどを付しておくと、挿入時に地盤撹拌装置Mの正確な挿入深度を確認することができる。
Claims (1)
- 移動体に垂直に取り付けられて地盤中に挿入される内部が空間の支持体と、この支持体下端部の両側方に設けられた水平方向を軸として回転する撹拌体と、が備わる地盤撹拌装置であって、
前記支持体の下端面から下方に向かって突出し、この突出方向を軸として回転する掘削ビットが、前記両撹拌体間に備えられ、
当該掘削ビットが、前記撹拌体の回転軸と直交する方向に関して、少なくとも1つ備えられ、
前記撹拌体の回転軸で前記支持体内に納められている部位に、この回転軸を軸として回転する円盤が取り付けられ、
前記支持体の下端面が、前記撹拌体の回転軸に沿う方向に関して、水平方向に沿う形状とされ、かつ前記撹拌体の回転軸と直交する方向に関して、前記円盤の周縁に沿う形状とされ、
前記円盤の側面に、周縁に沿って一周に渡って凹凸が設けられ、
この凹凸と噛み合う受け凹凸が、前記掘削ビットの前記支持体内に収められている部位の周壁に一周に渡って設けられ、
前記掘削ビットの受け凹凸が前記円盤の凹凸と噛み合うように配置され、
当該掘削ビットは、前記円盤の凹凸上において離間して複数本が配置され、
この複数本の掘削ビットが同一形状とされている、
ことを特徴とする地盤撹拌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003414412A JP4285691B2 (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 地盤撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003414412A JP4285691B2 (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 地盤撹拌装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005171653A JP2005171653A (ja) | 2005-06-30 |
JP2005171653A5 JP2005171653A5 (ja) | 2006-10-12 |
JP4285691B2 true JP4285691B2 (ja) | 2009-06-24 |
Family
ID=34734219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003414412A Expired - Fee Related JP4285691B2 (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 地盤撹拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4285691B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009057748A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Furoo Techno Kk | 浅層地盤改良用攪拌機、浅層地盤改良機、浅層地盤改良システム、浅層地盤改良工法及び汚染土壌改良工法 |
JP2010255382A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Fukuda Corp | 地下構造物の製造方法 |
JP5603632B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2014-10-08 | 株式会社フジタ | 泥土撹拌装置 |
JP7281373B2 (ja) * | 2019-09-05 | 2023-05-25 | 埼玉八栄工業株式会社 | 地盤攪拌装置 |
-
2003
- 2003-12-12 JP JP2003414412A patent/JP4285691B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005171653A (ja) | 2005-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5015493B2 (ja) | 地盤改良装置および地盤改良機 | |
JP4391106B2 (ja) | 地盤撹拌装置および地盤改良工法 | |
JPS6411771B2 (ja) | ||
JP4285691B2 (ja) | 地盤撹拌装置 | |
JP4671325B2 (ja) | 地盤撹拌装置 | |
JPH0115653B2 (ja) | ||
JP2006037632A5 (ja) | ||
JP2009144345A (ja) | 地盤改良攪拌装置 | |
JP5139406B2 (ja) | 地盤改良機 | |
JP2004076440A (ja) | 混合攪拌装置およびその使用方法 | |
JPH10227028A (ja) | 地盤の掘削撹拌装置 | |
JP2010255381A (ja) | 地盤改良装置およびこれを備えた地盤改良機 | |
JP3260337B2 (ja) | 地盤改良装置及び地盤改良方法 | |
JP7561394B1 (ja) | 地盤改良機 | |
JP3846266B2 (ja) | 地盤改良用攪拌ビット | |
JP5839464B2 (ja) | 地盤改良機及び地盤改良工法 | |
JP2505977B2 (ja) | 地下連続壁の形成方法 | |
JPH0432012Y2 (ja) | ||
JP2008308900A (ja) | 地中杭の形成装置及び形成方法 | |
JP2017155481A (ja) | スタビライザー | |
JPH10204868A (ja) | 地盤改良機械 | |
JPS63297623A (ja) | ソイル連式柱列連続壁工法とその装置 | |
JPH10195911A (ja) | 建設機械の掘削混合撹拌装置 | |
JPH116143A (ja) | 深層混合処理装置及び深層混合処理工法 | |
JPH0347366B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060828 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060828 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080313 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080321 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080905 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081027 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090319 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090319 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |