JPH10203441A - 電動自転車用錠前 - Google Patents

電動自転車用錠前

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JPH10203441A
JPH10203441A JP2592997A JP2592997A JPH10203441A JP H10203441 A JPH10203441 A JP H10203441A JP 2592997 A JP2592997 A JP 2592997A JP 2592997 A JP2592997 A JP 2592997A JP H10203441 A JPH10203441 A JP H10203441A
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JP
Japan
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alarm
lock
circuit
locking
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP2592997A
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English (en)
Inventor
Masaharu Shigematsu
正治 重松
Etsuaki Okamoto
悦明 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikko KK
Original Assignee
Nikko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動自転車のバッテリーと錠前を利用して低
コストに備えることができ、錠前とは別の盗難予防効果
を奏して、かつ、簡単に使用、非使用を切り換えられよ
うにした警報装置を自転車に搭載できるようにする。 【解決手段】 施錠中の車体Bの振動を感知して発信す
る警報器Dの電気回路を電動自転車のバッテリーCと錠
前A内に備えられた電源スイッチSのOFF 接点に接続し
て、該警報器Dの使用と非使用の切換えを錠前の施錠開
閉動作に連動させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自転車にバッテ
リーを搭載した電動自転車用の錠前に関し、錠前の開
錠、施錠動作に電動自転車の電源スイッチの開閉動作を
追従させるとともに、施錠時にOFF に切り換わる該電源
スイッチのOFF 接点に車体の振動等を感知して作動する
警報器を付設することにより、電動自転車の盗難を二重
に予防できるようにしたことを特長とする。
【0002】
【従来の技術】従来の電動自転車には自転車を電動走行
させる場合の手元スイッチが備えられているが、その作
動は自転車の盗難を予防する錠前とは何ら関係しなかっ
たので、本出願人は前に特願平8−20490号によ
り、電動自転車の電源スイッチの開閉を錠前の開錠、施
錠動作に連動させるようにした電動自転車用錠前を提案
した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記先願の錠前は、開
錠、施錠動作に電源スイッチの開閉が連動するので、施
錠して自転車を離れる場合の電源スイッチの切り忘れが
なく、また、開錠とともに該スイッチがONに復帰するの
で、電動自転車の使用がきわめて便利になるという利点
を有する。
【0004】しかしながら、通常の自転車に比べて高価
な電動自転車には、錠前の上に更に盗難を予防する機能
を備えることが求められている。また一方で、付設する
機構は、比較的に低コストで盗難予防効果が高く、か
つ、煩瑣な操作を要さないことが求められている。その
ために、比較的に低コストで操作が容易にできて高い盗
難予防効果を備えた装置を開発することがこの種の自転
車用錠前において解決すべき課題となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、車体に
固定して取り付けられる錠前内に電動自転車の電源スイ
ッチを設け、該スイッチの作動接片を錠前内に備えた錠
機構の施錠レバーに係合させて、施錠レバーの開錠位置
への変位に追従する作動接片により電源スイッチをONに
保たせ、施錠レバーの施錠位置への変位に追従する作動
接片により該電源スイッチをOFF に切り換えるようにし
た電動自転車用錠前において、上記電源スイッチのOFF
接点に、車体の振動を感知する振動センサーと振動セン
サーの導通により発信する警報ブザーを備えた警報回路
を接続した警報器を備えて、施錠状態における電動自転
車の盗難を上記警報ブザーの発信により予防するように
構成した電動自転車用錠前を提供するものである。
【0006】上記のように構成したこの錠前は、錠機構
の施錠操作、開錠操作と共に電源スイッチが自動的にO
N,OFFに切り換わるので、施錠後に自転車を離れる場合
のスイッチの切り忘れが防止される。また、開錠と共に
該スイッチがONに復帰するので電動自転車の使用をきわ
めて便利にする。
【0007】そして、錠前の施錠に連動して電源スイッ
チがOFF に切り換わるとOFF 接点に連なる警報回路が導
通して、車体の振動を感知する振動センサーに連なる警
報ブザーが自動的に作動待機状態に切り換わり、錠杆に
よる施錠とは別に警報ブザーの発信による盗難予防を働
かせることができる。
【0008】警報器を作動させる警報回路は、電動自転
車に備えられているバッテリーとその電源スイッチのOF
F 接点を利用するので、比較的に低コストに二重の盗難
予防機能を備えた錠前を製作することができる。また、
警報器の使用、非使用の切換えは、錠前の施錠開閉操作
に追従するので特別な操作を要さない。本発明は以上の
ようにして前記の課題を解決したものである。
【0009】また、上記のようにして錠前の施錠に連動
する警報器は、警報回路中に、前記OFF 接点の導通から
所定時間経過後に警報ブザーを作動させる待機回路を接
続することにより、使用者が施錠後に自転車を離れるま
での作動待機時間がある。また、警報回路に警報ブザー
の断続発信回路を接続することにより、発信音を断続さ
せて周囲により強く警報を感知させることができる。な
お、警報器の作動停止は開錠操作に連動することはいう
までもない。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。本発明の
最も好ましい実施例として図示した錠前は、図1に示す
ように、従来公知の自転車用リング錠とほぼ同様の構造
を備えて車体Bに固定される錠前Aと、錠前A内に組み
込まれた電源スイッチSと、図示省略のリード線により
錠前A外から後述の警報回路Eを上記電源スイッチSに
接続してバッテリーケースC内に取り付けられた警報器
Dとを有する。
【0011】錠前Aは、図2に示すように、下部両端の
開口部2を所定間隔に対向させて中空の馬蹄形をなす錠
本体1と、錠本体1内に嵌装されて、開口部2間を往復
するように摺動自在に備えられた円弧形の錠杆3と、錠
杆3を後端から牽引するコイル形の復元ばね4と、錠本
体1の図示右手上部に設けられていて、錠杆3を施錠位
置に保持したり施錠位置から開放する錠機構5とを有す
る。
【0012】錠機構5は、主体に従来公知のシリンダー
錠機構を用い、図2に示すように、錠本体1内に突出し
て図示省略の鍵の回転操作に従動回転する角芯軸6と、
角芯軸6と一体に所定角度を往復回動する施錠レバー7
と、施錠レバー7を所定の回動位置に保持するクリック
ばね8と、角芯軸6をU字形の後端部に嵌合し、施錠レ
バー7の回動に従動して錠杆3の側面に向けて進退し
て、前進時に、錠杆3を図2に示す施錠位置において掛
止するストッパー9とを有する。
【0013】ストッパー9は、側縁に設けた突起9’を
施錠レバー7の一側に設けた切欠部7’に係合させる一
方、裏面に設けたばね受け9”と器体との間に突っ張り
形の小さいコイルばね10を備えて、前記角芯軸6及び
施錠レバー7の回動に従動して進退する。
【0014】図2に示すように、ストッパー9の先端が
錠本体1の開口部2間を横断する錠杆3の後端部の掛止
部3’に嵌合して、錠前Aの施錠状態を保持していると
き、電源スイッチSは、図示のように、作動接片11の
先端を施錠レバー7の側縁から離間させて、自転車駆動
用の電動回路をOFF に保っている。
【0015】図3に示すように、電源スイッチSのOFF
接点bに警報回路Eの一端を接続した前記警報器Dは、
施錠レバー7の上記施錠動作に追従して作動接片11が
OFF接点bを閉じることにより回路Eを閉成し、作動待
機状態を維持する。
【0016】警報回路Eは、それぞれ図3に示すように
結線された振動センサー12を備えた振動センサー回路
13と、振動センサー回路13に発信回路14を介して
接続した警報ブザー15と、警報ブザー15の発信を断
続して行わせる断続発信回路16と、OFF 接点bの導通
時から所定の時間経過後に警報ブザー15を発信可能に
待機させる待機回路17とを有する。
【0017】この実施例において、待機回路17の待機
時間は、施錠時から約20秒間に設定されている。ま
た、断続発信回路16は、待機時間経過後に振動センサ
ー12が車体Bに生じた振動とか衝撃を感知すると、約
5秒間警報ブザー15を断続的に発信させる。上記のよ
うに作動する警報器Dは、電源スイッチSの切換え動
作、すなわち、錠機構5の鍵穴に差し込まれるキーの開
錠操作によって停止する。
【0018】なおこの錠前Aの開錠動作について説明す
ると、錠機構5に差し込まれた鍵が開錠方向に回される
のに追従して施錠レバー7が反転してストッパー9を後
退させる。ストッパー9による掛止を開放された錠杆3
は、復元ばね4に牽引されて一方の開口部2内に後退す
る。施錠レバー7の上記反転と共に電源スイッチSの作
動接片11は、OFF 接点bから離れてON接点aを閉成
し、電動回路を導通する。
【0019】また本錠前Aは、図2の施錠状態から更に
施錠レバー7が施錠方向(図2の反時計回り)に大きく
回転させられると、施錠レバー7に設けた長孔18にピ
ン19を嵌合させているL字形のレバー20とその先端
のロックピン21とが図示右手に後退して、図1に示す
ようにリンク22を該ロックピン21によりロックされ
ていたバッテリーcをバッテリーケースC外に取り出す
ことができるようになっている。
【0020】
【発明の効果】前記のように構成し、上記ように用いら
れるようにした本発明電動自転車用錠前によれば、錠機
構の施錠操作、開錠操作と共に電源スイッチが自動的に
ON,OFFに切り換わるので、施錠後に自転車を離れる場合
のスイッチの切り忘れが防止される。また、開錠と共に
該スイッチがONに復帰するので電動自転車の使用をきわ
めて便利にする。
【0021】また、錠前の施錠に連動して電源スイッチ
がOFF に切り換わるとOFF 接点に連なる警報回路が導通
して、車体の振動を感知する振動センサーに連なる警報
ブザーが自動的に作動待機状態に切り換わるので、錠杆
による施錠とは別に警報ブザーの発信による盗難予防を
働かせることができる。
【0022】上記のように警報ブザー及び警報回路を作
動させる警報器は、電動自転車に搭載しているバッテリ
ーとその電源スイッチのOFF 接点を利用するので、電動
自転車用錠前に、比較的に低コストに二重の盗難予防機
能を備えさせることができる。また、警報器の使用、非
使用の切換えは、錠前の施錠開閉操作に追従するので格
別な操作を要さない。本発明には以上のようにきわめて
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例をその使用状態と共に示
す一部切欠立面図
【図2】図2は実施例の錠前を裏面側から示す一部切欠
拡大立面図
【図3】図3は警報器の回路構成図である。
【符号の説明】
A 錠前 B 車体 S 電源スイッチ a ON接点 b OFF 接点 C バッテリーケース c バッテリー D 警報器 E 警報回路 1 錠本体 2 開口部 3 錠杆 3’ 掛止部 4 復元ばね 5 錠機構 6 角芯軸 7 施錠レバー 7’ 切欠部 8 クリックばね 9 ストッパー 9’ 突起 9” ばね受け 10 コイルばね 11 作動接片 12 振動センサー 13 振動センサー回路 14 発信回路 15 警報ブザー 16 断続発信回路 17 待機回路 18 長孔 19 ピン 20 レバー 21 ロックピン 22 リンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定して取り付けられる錠前内に
    電動自転車の電源スイッチを設け、該スイッチの作動接
    片を錠前内に備えた錠機構の施錠レバーに係合させて、
    施錠レバーの開錠位置への変位に追従する作動接片によ
    り電源スイッチをONに保たせ、施錠レバーの施錠位置へ
    の変位に追従する作動接片により該電源スイッチをOFF
    に切り換えるようにした電動自転車用錠前において、上
    記電源スイッチのOFF 接点に、車体の振動を感知する振
    動センサーと振動センサーの導通により発信する警報ブ
    ザーを備えた警報回路を接続した警報器を備えて、施錠
    状態における電動自転車の盗難を上記警報ブザーの発信
    により予防するように構成した電動自転車用錠前。
  2. 【請求項2】 前記警報回路は、前記OFF 接点の導通か
    ら所定時間経過後まで前記警報ブザーの発信を待機させ
    る待機回路と、該警報ブザーの発信を断続させる発信断
    続回路を接続したことを特徴とする請求項1の電動自転
    車用錠前。
JP2592997A 1997-01-24 1997-01-24 電動自転車用錠前 Pending JPH10203441A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001132300A (ja) * 1999-08-20 2001-05-15 Miyata Ind Co Ltd 自転車の施錠装置
WO2006114844A1 (ja) * 2005-04-08 2006-11-02 Fujitsu Limited 移動体盗難防止装置及び移動体盗難防止装置を装着した移動体
JP2007015567A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Mitsui Zosen System Research Inc 電動自転車用盗難通報装置
CN105350839A (zh) * 2015-11-26 2016-02-24 牟鑫磊 智能防盗报警锁及其报警控制方法

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