JPH10203263A - 自動車用ピラーガーニッシュの取付構造 - Google Patents

自動車用ピラーガーニッシュの取付構造

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Publication number
JPH10203263A
JPH10203263A JP1486197A JP1486197A JPH10203263A JP H10203263 A JPH10203263 A JP H10203263A JP 1486197 A JP1486197 A JP 1486197A JP 1486197 A JP1486197 A JP 1486197A JP H10203263 A JPH10203263 A JP H10203263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar
pillar garnish
panel
tab
garnish
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1486197A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiko Fujii
辰彦 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP1486197A priority Critical patent/JPH10203263A/ja
Publication of JPH10203263A publication Critical patent/JPH10203263A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピラーガーニッシュをピラーに取付ける際
に、ピラーガーニッシュの白化や割れを防止すること。 【解決手段】 ピラーガーニッシュ7は、薄肉状の一体
成形部材であって、センタピラーに取付けられる定幅部
7a及びセンタピラーの付け根部分に取付けられる末広
がり部7bとからなる。ピラーガーニッシュ7の前後両
側部には、断面U字状の係止部11,12を形成し、ピ
ラーガーニッシュ7の前後両側部の全長にわたって設け
ている。前側の係止部11のタブ11aは、全長部にわ
たって幅広であるが、後側の係止部12のタブ12aの
幅は、ピラーガーニッシュ7の上部のみ幅広である。後
側係止部12のタブ12aの上側端部には、ほぼ10m
m程度の切欠き14が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のルーフを
支持するピラーの室内側に装着される自動車用ピラーガ
ーニッシュの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のピラーガーニッシュ21
を示す。ピラーガーニッシュ21は、その両側部に断面
U字状の係止部22,23を形成している。ピラーガー
ニッシュ21を車両側のピラーパネルに装着するとき
は、ピラーパネルの両側端部に形成されたフランジ部
を、係止部22,23で挟み込むようにして装着する。
この際、樹脂製のピラーガーニッシュ21の前側係止部
22を、ピラーパネルの前側フランジ部に引っかけ、後
側係止部23を矢印で示す外側方向に反り返すようにし
て後側フランジ部に取付けている(取付方の詳細につい
ては、実施の形態の欄で後述する)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ピラー
ガーニッシュ21の幅がピラーの両フランジ部の幅より
も僅かに広いだけなので、ピラーガーニッシュ21の後
側係止部23を広げると、U字状の股部24に荷重が集
中し、その部分で白化や割れの原因となる。本発明は上
記課題に鑑みてなされたもので、ピラーガーニッシュを
ピラーパネルに取付ける際に、ピラーガーニッシュの白
化や割れを防止するとともに、ピラーパネルに装着しや
すい自動車用ピラーガーニッシュの取付構造を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、インナパネルとアウタパネルとを閉断面形
状に接合して成るピラーパネルの一対のフランジ部に、
ピラーガーニッシュの両側部に設けた断面U字状の係止
部を挟着させることにより、上記ピラーパネルにピラー
ガーニッシュを装着するようにした自動車用ピラーガー
ニッシュの取付構造において、上記係止部の上側端部に
切欠きまたは段部を形成している。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
自動車用ピラーガーニッシュの取付構造について、図面
を参照しながら説明する。図1は、四輪自動車1の斜視
図であり、この自動車のフロントドア2とリアドア3と
の間には、図2に示すように、フロア4とルーフ5を支
持するセンタピラーパネル6が設けられ、センタピラー
パネル6からサイドシル4aにわたって、樹脂製のピラ
ーガーニッシュ7が装着されている。
【0006】図3及び図4は、ピラーガーニッシュ7が
センタピラーパネル6に装着されている状態の断面図で
ある。センタピラーパネル6は、車体の外側に配置され
るアウタピラー6aと、車室内側に配置されるインナピ
ラー6bとを接合して閉断面形状を形成し、その前後両
側の接合部分にフランジ部8a,8bを設けている。フ
ランジ部8a,8bには、断面がU字状のオープニング
トリム10a,10bが挟着されている。なお、このセ
ンタピラーパネル6には、このピラーの各部位を強化す
るために、リヤドアヒンジリーンフォース6c、シート
ベルトリーンフォース6dを設けている。
【0007】図5は、ピラーガーニッシュ7を示す。ピ
ラーガーニッシュ7は、薄肉状の一体成形部材であっ
て、センタピラーパネル6に対応する定幅部7a及びそ
の付け根部分に対応する末広がり部7bとからなり、こ
れらの前後両側部には断面U字状の係止部11,12を
形成している。本実施の形態では、係止部11,12は
図5に示すように、ピラーガーニッシュ7の前後両側部
の全長にわたって設けられている。
【0008】図3に示すように、ピラーガーニッシュ7
の前側係止部11の裏側端部のタブ11aは、全長部に
わたって図3に示すオープニングトリム10aの取付幅
いっぱいの長さがある。ピラーガーニッシュ7の後側係
止部12のタブ12aの幅は、図3及び図5に示すよう
に、ピラーガーニッシュ7の上部のみオープニングトリ
ム10bの取付幅いっぱいの長さがあり、それ以外では
タブ12aの幅は小さくなっている。
【0009】図3及び図6に示すように、後側係止部1
2のタブ12aの上側端部には、ほぼ10mm程度の切
欠き14が形成されている。この切欠き14は、ピラー
ガーニッシュ7をセンタピラーパネル6に装着した際、
室内側から隠れるように、ピラーガーニッシュ7を成型
するときの型の分割面であるパーティングライン15よ
りも外側端部に設けることができる。また、この切欠き
14は、タブ12aの位置をピラーガーニシュ7の上端
部より下げて、段部を形成するものであってもよい。ピ
ラーガーニッシュ7の係止部11,12には、この係止
部11,12を強化するための、複数のリブ16を設け
ている。
【0010】次に、ピラーガーニッシュの取付手順につ
いて説明する。図7に示すように、ピラーガーニッシュ
7の前側係止部11をセンタピラーパネル6の中段の前
側フランジ部8aに引っかける。そして、図8に示すよ
うに、ピラーガーニッシュ7をサイドシル4aまで下げ
る。図3〜図5に示すように、ピラーガーニッシュ7の
前側タブ11aは、全長部分にオープニングトリム10
aの取付幅の長さがあり、後側タブ12aは、組付け作
業性を考慮し、タブ12aの幅を小さくしている。
【0011】そのため、ピラーガーニッシュ7の後側タ
ブ12aでは、センタピラーパネル6のフランジ8bに
は装着しやすいが、ピラーガーニッシュ7の固定が充分
でない。よって、ピラーガーニッシュ7の上部のみタブ
12aの幅を大きくしている。従って、図8に示すよう
にセンタピラーパネル6の後側フランジ部8bにタブ1
2aを挟持させるときは、タブ12aを外側に引張っ
て、フランジ部8bを乗り越えるようにして、係止させ
る。
【0012】上記したように、タブ12aには、切欠き
14を設けているので、切欠き14部に荷重が集中し、
係止部12の股部17での白化や割れが生じない。ま
た、ピラーガーニッシュ7をセンタピラーパネル6に装
着する際、切欠き14を設けていない方を、先にフラン
ジ部8aに引っかければ良いので、目印となり、さらに
切欠きのある方が、ピラーガーニッシュ7の後部になる
ので、ピラーガーニッシュ7の前後方向の向き確認にも
なる。
【0013】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。例え
ば、以上の実施の形態では、タブの切欠きをピラーガー
ニッシュの後側係止部に設けたが、前側係止部のタブに
設けても良い。ただし、この場合は、ピラーガーニッシ
ュを取付けるときは、後方側の係止部をセンタピラーパ
ネルに先に引っかけてから、次いで前側のタブを係止さ
せる。また、本実施の形態では、センタピラーパネルで
説明したが、フロント、クォータ及びリアピラーの各ピ
ラーパネルにも、勿論、適用が可能である。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、係
止部の上側端部に切欠きまたは段部を設けているので、
ピラーガーニッシュの取付の際、係止部の股部での白化
や割れが生じない。また、ピラーガーニッシュをセンタ
ピラーパネルに装着する際、切欠きを設けていない方
を、先にフランジ部に引っかければ良いので取付手順の
目安となる。さらに、切欠きの向きによって、ピラーガ
ーニッシュの前後方向の向き確認ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による自動車用ピラーガー
ニッシュの取付構造を採用している自動車の斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態によるピラーガーニッシュ
をセンタピラーパネルに取付けている状態を示す正面図
である。
【図3】図2におけるX−X線方向の断面図である。
【図4】図2におけるY−Y線方向の断面図である。
【図5】本発明の実施の形態によるピラーガーニッシュ
の背面図である。
【図6】本発明の実施の形態によるピラーガーニッシュ
の上部の拡大斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態によるセンタピラーパネル
へピラーガーニッシュの前側係止部を係止させている状
態を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態によるセンタピラーパネル
へピラーガーニッシュの後側係止部を係止させている状
態を示す斜視図である。
【図9】従来のピラーガニッシュの上部の拡大斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 四輪自動車 6 センタピラーパネル 6a アウタピラー 6b インナピラー 7 ピラーガーニッシュ 8a,8b フランジ部 11,12 係止部 11a,12a タブ 14 切欠き

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナパネルとアウタパネルとを閉断面
    形状に接合して成るピラーパネルの一対のフランジ部
    に、ピラーガーニッシュの両側部に設けた断面U字状の
    係止部を挟着させることにより、上記ピラーパネルにピ
    ラーガーニッシュを装着するようにした自動車用ピラー
    ガーニッシュの取付構造において、上記係止部の上側端
    部に切欠きまたは段部を形成したことを特徴とする自動
    車用ピラーガーニッシュの取付構造。
JP1486197A 1997-01-29 1997-01-29 自動車用ピラーガーニッシュの取付構造 Pending JPH10203263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1486197A JPH10203263A (ja) 1997-01-29 1997-01-29 自動車用ピラーガーニッシュの取付構造

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JP1486197A JPH10203263A (ja) 1997-01-29 1997-01-29 自動車用ピラーガーニッシュの取付構造

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JPH10203263A true JPH10203263A (ja) 1998-08-04

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ID=11872816

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JP1486197A Pending JPH10203263A (ja) 1997-01-29 1997-01-29 自動車用ピラーガーニッシュの取付構造

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JP (1) JPH10203263A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101049438B1 (ko) 2009-03-13 2011-07-15 김유중 자동 잠금장치
JP2019156131A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 株式会社Subaru 車体のセンターピラー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101049438B1 (ko) 2009-03-13 2011-07-15 김유중 자동 잠금장치
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