JPH10202636A - 模様入りコンクリートブロックの製造方法 - Google Patents
模様入りコンクリートブロックの製造方法Info
- Publication number
- JPH10202636A JPH10202636A JP2435197A JP2435197A JPH10202636A JP H10202636 A JPH10202636 A JP H10202636A JP 2435197 A JP2435197 A JP 2435197A JP 2435197 A JP2435197 A JP 2435197A JP H10202636 A JPH10202636 A JP H10202636A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- block
- hopper
- concrete block
- materials
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】自然石に似せた模様を有する模様入りコンクリ
ートブロックの製造方法の提供 【解決手段】互いに異なる色に着色した複数のコンクリ
ート材１ａ、１ｂをそれぞれ別個のミキサー２、３に入
れ、混練後、各ミキサー２、３から順次昇降バケット４
に投入し、さらに昇降バケット４からコンクリートホッ
パー６に投入した後、コンクリートホッパー６からブロ
ック成型装置Ａに供給充填し、さらに乾燥装置で硬化さ
せる。
ートブロックの製造方法の提供 【解決手段】互いに異なる色に着色した複数のコンクリ
ート材１ａ、１ｂをそれぞれ別個のミキサー２、３に入
れ、混練後、各ミキサー２、３から順次昇降バケット４
に投入し、さらに昇降バケット４からコンクリートホッ
パー６に投入した後、コンクリートホッパー６からブロ
ック成型装置Ａに供給充填し、さらに乾燥装置で硬化さ
せる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は積層状の模様を有す
る模様入りコンクリートブロックの製造方法に関する。
る模様入りコンクリートブロックの製造方法に関する。
【０００２】
【従来技術】塀等の構造物を築造する際の材料としてコ
ンクリートブロックが使用される場合がある。コンクリ
ートブロックは自然石に比べて形が均一で軽いため、積
み上げ作業が楽で、費用も少なくて済むという利点があ
る一方、自然石を積み上げた場合に比べて、仕上りが人
工的で重厚さに欠けるという問題点がある。
ンクリートブロックが使用される場合がある。コンクリ
ートブロックは自然石に比べて形が均一で軽いため、積
み上げ作業が楽で、費用も少なくて済むという利点があ
る一方、自然石を積み上げた場合に比べて、仕上りが人
工的で重厚さに欠けるという問題点がある。
【０００３】これに対応するものとして、本発明者等は
既に特願平８ー７９５９０号において模様入りコンクリ
ートブロックの製造方法を提案した。
既に特願平８ー７９５９０号において模様入りコンクリ
ートブロックの製造方法を提案した。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明も自然石に似せ
た模様を有する模様入りコンクリートブロックの製造方
法を提供することをその課題とする。
た模様を有する模様入りコンクリートブロックの製造方
法を提供することをその課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る模様入りコンクリートブロックの製造
方法は、互いに異なる色に着色した複数のコンクリート
材をそれぞれ別個のミキサーに入れ、混練後、各ミキサ
ーから順次昇降バケットに投入し、さらに昇降バケット
からコンクリートホッパーに投入した後、コンクリート
ホッパーからブロック成型装置に供給充填し、さらに乾
燥装置で硬化させることを特徴とする。
め、本発明に係る模様入りコンクリートブロックの製造
方法は、互いに異なる色に着色した複数のコンクリート
材をそれぞれ別個のミキサーに入れ、混練後、各ミキサ
ーから順次昇降バケットに投入し、さらに昇降バケット
からコンクリートホッパーに投入した後、コンクリート
ホッパーからブロック成型装置に供給充填し、さらに乾
燥装置で硬化させることを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１、図２は本発明に係る模様入
りコンクリートブロックの製造方法を示すもので、まず
互いに異なる色に着色した複数のコンクリート材１ａ、
１ｂをそれぞれ別個のミキサー２、３に入れて混練す
る。コンクリート材１ａ、１ｂはそれぞれセメントと骨
材と水とを配合したもので、各コンクリート材１ａ、１
ｂには赤、茶、黒などの顔料を混入する。これらの材料
をミキサー２、３で混練することによって着色されたコ
ンクリート材を作る。なお、３色以上の色を出したいと
きは別途ミキサーを準備すればよい。
りコンクリートブロックの製造方法を示すもので、まず
互いに異なる色に着色した複数のコンクリート材１ａ、
１ｂをそれぞれ別個のミキサー２、３に入れて混練す
る。コンクリート材１ａ、１ｂはそれぞれセメントと骨
材と水とを配合したもので、各コンクリート材１ａ、１
ｂには赤、茶、黒などの顔料を混入する。これらの材料
をミキサー２、３で混練することによって着色されたコ
ンクリート材を作る。なお、３色以上の色を出したいと
きは別途ミキサーを準備すればよい。
【０００７】次に、図３に示されるように、ミキサー
２、３内のコンクリート材１ａ、１ｂを順次昇降バケッ
ト４に投入する。このとき、昇降バケット４内では異な
る色のコンクリート材１ａ、１ｂが混ざらないように
し、各コンクリート材１ａ、１ｂが層状に積層される状
態になるようにするのが好ましい。
２、３内のコンクリート材１ａ、１ｂを順次昇降バケッ
ト４に投入する。このとき、昇降バケット４内では異な
る色のコンクリート材１ａ、１ｂが混ざらないように
し、各コンクリート材１ａ、１ｂが層状に積層される状
態になるようにするのが好ましい。
【０００８】その後、昇降バケット４を昇降路５に沿っ
て上昇させてコンクリートホッパー６に投入する。昇降
バケット４を再び降下させて同様に色違いの積層状のコ
ンクリート材１を入れた後コンクリートホッパー６に投
入する。これをコンクリートホッパー６内に十分な量が
投入されるまで繰り返す。
て上昇させてコンクリートホッパー６に投入する。昇降
バケット４を再び降下させて同様に色違いの積層状のコ
ンクリート材１を入れた後コンクリートホッパー６に投
入する。これをコンクリートホッパー６内に十分な量が
投入されるまで繰り返す。
【０００９】コンクリートホッパー６内のコンクリート
材１ａ、１ｂが十分な量に達した後、コンクリートホッ
パー６の下端の排出口より排出されたコンクリート材１
ａ、１ｂはベルトコンベア７によってブロック成型装置
Ａに運ばれて成型される。
材１ａ、１ｂが十分な量に達した後、コンクリートホッ
パー６の下端の排出口より排出されたコンクリート材１
ａ、１ｂはベルトコンベア７によってブロック成型装置
Ａに運ばれて成型される。
【００１０】すなわち、ベルトコンベア７によって運ば
れたコンクリート材１ａ、１ｂは、マシンホッパー８に
供給され、さらに給材箱９に供給充填される。次に、給
材箱９は図３に示すように、押し出し装置１０ａに押さ
れて型枠１１の上部に移動させられる。さらに給材箱９
内のコンクリート材１ａ、１ｂは押出し装置１０ｂによ
り型枠１１内に落とされて加圧板１２で加圧されるとと
もに型枠１１が振動装置（図示せず）で振動させられ、
コンクリート材が型枠１１内に密に詰められる。そして
乾燥装置（図示せず）で乾燥して硬化させる。その後、
パレット１３を下降させて型枠から脱型する。脱型して
完成したコンクリートブロック５は適宜手段で成型装置
Ａから搬出される。
れたコンクリート材１ａ、１ｂは、マシンホッパー８に
供給され、さらに給材箱９に供給充填される。次に、給
材箱９は図３に示すように、押し出し装置１０ａに押さ
れて型枠１１の上部に移動させられる。さらに給材箱９
内のコンクリート材１ａ、１ｂは押出し装置１０ｂによ
り型枠１１内に落とされて加圧板１２で加圧されるとと
もに型枠１１が振動装置（図示せず）で振動させられ、
コンクリート材が型枠１１内に密に詰められる。そして
乾燥装置（図示せず）で乾燥して硬化させる。その後、
パレット１３を下降させて型枠から脱型する。脱型して
完成したコンクリートブロック５は適宜手段で成型装置
Ａから搬出される。
【００１１】上述の製造方法によれば、昇降バケット４
からコンクリートホッパー６内に投入されたときに昇降
バケット４内で積層された色違いのコンクリート材１
ａ、１ｂが混合される。その後、コンクリートホッパー
６からベルトコンベア７を経てブロック成型装置Ａ内に
投入されるときにさらにコンクリート材１が混合し、さ
らに成型装置Ａの型枠内にコンクリート材１を詰めると
きにも混合する。このように、落下や、移動時の振動に
よって分散しながら混合するのであり、混合は自然に任
される。したがって、コンクリート材１ａ、１ｂの一部
が切れたり、他に重なったりして土砂が堆積するような
積層状態で混じり合い、多重の層を成して自然の堆積層
のような風合いの模様が形成される。このようにして得
られたコンクリートブロック１４は図４に示されるよう
に、上流から流下した土砂が堆積してできた自然石に見
られるのと同じような模様が現われる。
からコンクリートホッパー６内に投入されたときに昇降
バケット４内で積層された色違いのコンクリート材１
ａ、１ｂが混合される。その後、コンクリートホッパー
６からベルトコンベア７を経てブロック成型装置Ａ内に
投入されるときにさらにコンクリート材１が混合し、さ
らに成型装置Ａの型枠内にコンクリート材１を詰めると
きにも混合する。このように、落下や、移動時の振動に
よって分散しながら混合するのであり、混合は自然に任
される。したがって、コンクリート材１ａ、１ｂの一部
が切れたり、他に重なったりして土砂が堆積するような
積層状態で混じり合い、多重の層を成して自然の堆積層
のような風合いの模様が形成される。このようにして得
られたコンクリートブロック１４は図４に示されるよう
に、上流から流下した土砂が堆積してできた自然石に見
られるのと同じような模様が現われる。
【００１２】したがって、上記製造方法によれば、特別
の手を加えることなしに自然な積層状、まだら状の模様
が得られるから、製造コストも低く抑えることができ
る。
の手を加えることなしに自然な積層状、まだら状の模様
が得られるから、製造コストも低く抑えることができ
る。
【００１３】成型されたコンクリートブロックの模様は
複雑で、塀などの建造物を構成した場合、恰も自然石を
積みあげたような風合いになるので人々の多様な好みに
応じられるコンクリートブロックを提供することができ
る。
複雑で、塀などの建造物を構成した場合、恰も自然石を
積みあげたような風合いになるので人々の多様な好みに
応じられるコンクリートブロックを提供することができ
る。
【００１４】なお、各ミキサーから直接にコンクリート
ホッパーにコンクリート材を投入し、あるいはコンクリ
ートホッパーから直接に成型装置に投入する構成であっ
てもよい。但し、ミキサーから成型装置までの経路が短
いときは、振動などを加えることによって色の混合度合
いを調整すればよい。同様に、色の混合は昇降バケット
の昇降路やコンベアベルトの長さによっても調整するこ
とができる。
ホッパーにコンクリート材を投入し、あるいはコンクリ
ートホッパーから直接に成型装置に投入する構成であっ
てもよい。但し、ミキサーから成型装置までの経路が短
いときは、振動などを加えることによって色の混合度合
いを調整すればよい。同様に、色の混合は昇降バケット
の昇降路やコンベアベルトの長さによっても調整するこ
とができる。
【図１】本発明に係る模様入りコンクリートブロックの
製造方法の概要を示す側面図
製造方法の概要を示す側面図
【図２】昇降バケットの内部のコンクリート材の状態を
示す断面図
示す断面図
【図３】ブロック製造装置の作動態様説明図
【図４】製造されたコンクリートブロックの斜視図
Ａ ブロック成型装置 １ａ、１ｂ コンクリート材 ２、３ ミキサー ４ 昇降バケット ６ コンクリートホッパー
Claims (1)
- 【請求項１】 互いに異なる色に着色した複数のコンク
リート材をそれぞれ別個のミキサーに入れ、混練後、各
ミキサーから順次昇降バケットに投入し、さらに昇降バ
ケットからコンクリートホッパーに投入した後、コンク
リートホッパーからブロック成型装置に供給充填し、さ
らに乾燥装置で硬化させることを特徴とする模様入りコ
ンクリートブロックの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2435197A JPH10202636A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 模様入りコンクリートブロックの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2435197A JPH10202636A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 模様入りコンクリートブロックの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10202636A true JPH10202636A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=12135783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2435197A Pending JPH10202636A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 模様入りコンクリートブロックの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10202636A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102316785B1 (ko) * | 2021-05-04 | 2021-10-22 | 김종만 | 다칼라 콘크리트 블록 제조시스템 및 다칼라 콘크리트 블록 |
| CN114508053A (zh) * | 2022-01-21 | 2022-05-17 | 江苏中车城市发展有限公司 | 用于高架桥的提篮拱混凝土浇筑设备 |
-
1997
- 1997-01-23 JP JP2435197A patent/JPH10202636A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102316785B1 (ko) * | 2021-05-04 | 2021-10-22 | 김종만 | 다칼라 콘크리트 블록 제조시스템 및 다칼라 콘크리트 블록 |
| CN114508053A (zh) * | 2022-01-21 | 2022-05-17 | 江苏中车城市发展有限公司 | 用于高架桥的提篮拱混凝土浇筑设备 |
| CN114508053B (zh) * | 2022-01-21 | 2023-09-05 | 江苏中车城市发展有限公司 | 用于高架桥的提篮拱混凝土浇筑设备 |
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