JPH0938922A - 斑模様断面を有するコンクリートブロックの成型方法 - Google Patents
斑模様断面を有するコンクリートブロックの成型方法Info
- Publication number
- JPH0938922A JPH0938922A JP19141295A JP19141295A JPH0938922A JP H0938922 A JPH0938922 A JP H0938922A JP 19141295 A JP19141295 A JP 19141295A JP 19141295 A JP19141295 A JP 19141295A JP H0938922 A JPH0938922 A JP H0938922A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- section
- materials
- frame
- belt conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アンチックな割り断面をかもし出す斑模様断
面を有するコンクリートブロックの成型方法を提供す
る。 【解決手段】 異なるブロック材料をそれぞれ入れた２
基の並設の材料供給ホッパー１，２の漏斗状出口１ａ，
２ａを、下方に敷設する単一の給送ベルトコンベヤ３に
対し前後位置の上下に開口させ、前記漏斗状出口１ａ，
２ａより繰り出す各ブロック材料を給送ベルトコンベヤ
３上に二重帯層ａとして移送しその状態で枠状給材箱４
の受ホッパー部５に順次落下させ適宜単位の塊状に混在
詰めとし、この受ホッパー部５を経て詰まった枠状給材
箱４のブロック材料をブロック成型機側に移行しブロッ
ク用型枠９に混在状態のまま充填し、この後型枠内のブ
ロック材料に所定加圧と振動を加え混在状ブロック体１
４を形成し、次いで型抜きした混在状ブロック体１４を
所定幅に縦割りし割り断面に斑模様柄を現わし各種趣向
に応じるブロックとなる。
面を有するコンクリートブロックの成型方法を提供す
る。 【解決手段】 異なるブロック材料をそれぞれ入れた２
基の並設の材料供給ホッパー１，２の漏斗状出口１ａ，
２ａを、下方に敷設する単一の給送ベルトコンベヤ３に
対し前後位置の上下に開口させ、前記漏斗状出口１ａ，
２ａより繰り出す各ブロック材料を給送ベルトコンベヤ
３上に二重帯層ａとして移送しその状態で枠状給材箱４
の受ホッパー部５に順次落下させ適宜単位の塊状に混在
詰めとし、この受ホッパー部５を経て詰まった枠状給材
箱４のブロック材料をブロック成型機側に移行しブロッ
ク用型枠９に混在状態のまま充填し、この後型枠内のブ
ロック材料に所定加圧と振動を加え混在状ブロック体１
４を形成し、次いで型抜きした混在状ブロック体１４を
所定幅に縦割りし割り断面に斑模様柄を現わし各種趣向
に応じるブロックとなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は異種ブロック材料
を混在させ所謂割りブロックの割り断面にカラフルな特
殊断面を得るようにした斑模様断面を有するコンクリー
トブロックの成型方法に関するものである。
を混在させ所謂割りブロックの割り断面にカラフルな特
殊断面を得るようにした斑模様断面を有するコンクリー
トブロックの成型方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、建材等に用いるコンクリートブ
ロックの形成としては、砂，セメント，水等の原料を単
に一定割合で混練りしたブロック材料とし、このブロッ
ク材料を型枠に適宜充填してブロック成型機で振動と加
圧を与えて方形状ブロックを形成し、所定養生期間を経
て固まったブロック製品を得るものである。この種のブ
ロック製品は、単一のブロック材料を用い所定型枠に充
填して成型機をもってブロック状に固める構成のため、
単調なブロック（コンクリート塊）製品となるだけであ
る。このため、例えばこのブロック体を基として割り加
工を施した割りブロックを形成しても、この割り面（断
面）は単なる割り作用からくる凹凸形状が現れるだけで
あり、基本的な断面に変化を与えず単調さを拭いきるこ
はできず、趣味の多様化時代に追従するカラフルな形
状，模様，柄等をかもし出す建材とはならない。
ロックの形成としては、砂，セメント，水等の原料を単
に一定割合で混練りしたブロック材料とし、このブロッ
ク材料を型枠に適宜充填してブロック成型機で振動と加
圧を与えて方形状ブロックを形成し、所定養生期間を経
て固まったブロック製品を得るものである。この種のブ
ロック製品は、単一のブロック材料を用い所定型枠に充
填して成型機をもってブロック状に固める構成のため、
単調なブロック（コンクリート塊）製品となるだけであ
る。このため、例えばこのブロック体を基として割り加
工を施した割りブロックを形成しても、この割り面（断
面）は単なる割り作用からくる凹凸形状が現れるだけで
あり、基本的な断面に変化を与えず単調さを拭いきるこ
はできず、趣味の多様化時代に追従するカラフルな形
状，模様，柄等をかもし出す建材とはならない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】即ち、表面に自然石を
割ったような凹凸をもつ従来の割りブロックの形成で
は、ブロック本体の構成が単一のブロック材料をもって
固めただけで、その割り面も必然的に単調な断面が現れ
るだけで面白みを欠き装飾的ブロックとまでは行かな
い。なお、最近はブロックの表面に着色コンクリート材
料を積層した所謂カラーブロックも出現しているが、こ
の構成は表面だけに薄いカラー層を配するだけであり、
ブロックの断面全域に特殊な模様・柄又は積層状態が現
れるものではない。このため、この種のブロックの用途
としては、例えばカラー層が表面に来るような配列を取
る舗装用ブロックなどに限定され、塀，装飾ブロック等
に如き一般的なブロック使用に適さない。
割ったような凹凸をもつ従来の割りブロックの形成で
は、ブロック本体の構成が単一のブロック材料をもって
固めただけで、その割り面も必然的に単調な断面が現れ
るだけで面白みを欠き装飾的ブロックとまでは行かな
い。なお、最近はブロックの表面に着色コンクリート材
料を積層した所謂カラーブロックも出現しているが、こ
の構成は表面だけに薄いカラー層を配するだけであり、
ブロックの断面全域に特殊な模様・柄又は積層状態が現
れるものではない。このため、この種のブロックの用途
としては、例えばカラー層が表面に来るような配列を取
る舗装用ブロックなどに限定され、塀，装飾ブロック等
に如き一般的なブロック使用に適さない。
【０００４】本発明は上記実情に鑑み、異なる着色を施
した２種類のブロック材料をブロック用型枠に混在の充
填としブロック形成の断面を斑模様・柄を得るようにし
たことで、上記課題を解決する斑模様断面を有するコン
クリートブロックの成型方法を提供することを目的とし
たものである。
した２種類のブロック材料をブロック用型枠に混在の充
填としブロック形成の断面を斑模様・柄を得るようにし
たことで、上記課題を解決する斑模様断面を有するコン
クリートブロックの成型方法を提供することを目的とし
たものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、異なるブロッ
ク材料をそれぞれ入れた２基の並設の材料供給ホッパー
の各ホッパー口を、下方に敷設する単一の給送ベルトコ
ンベヤに対し前後位置の上下に開口させ、前記両ホッパ
ー口より繰り出す各ブロック材料を給送ベルトコンベヤ
上に二重帯層として移送しその状態で枠状給材箱の受ホ
ッパー部に順次落下させ適宜単位の塊状に混在詰めと
し、この受ホッパー部を経て詰まった枠状給材箱のブロ
ック材料をブロック成型機側に移行しブロック用型枠に
混在状態のまま充填し、この後型枠内のブロック材料に
所定加圧と振動を加え混在状ブロック体を形成し、次い
で型抜きした混在状ブロック体を所定幅に縦割りし割り
断面に斑模様柄を現わすものである。
ク材料をそれぞれ入れた２基の並設の材料供給ホッパー
の各ホッパー口を、下方に敷設する単一の給送ベルトコ
ンベヤに対し前後位置の上下に開口させ、前記両ホッパ
ー口より繰り出す各ブロック材料を給送ベルトコンベヤ
上に二重帯層として移送しその状態で枠状給材箱の受ホ
ッパー部に順次落下させ適宜単位の塊状に混在詰めと
し、この受ホッパー部を経て詰まった枠状給材箱のブロ
ック材料をブロック成型機側に移行しブロック用型枠に
混在状態のまま充填し、この後型枠内のブロック材料に
所定加圧と振動を加え混在状ブロック体を形成し、次い
で型抜きした混在状ブロック体を所定幅に縦割りし割り
断面に斑模様柄を現わすものである。
【０００６】また、異なるブロック材料が、異なる顔料
でそれぞれ着色した２種類のカラーブロック材料であ
る。
でそれぞれ着色した２種類のカラーブロック材料であ
る。
【０００７】この様に、異なる着色を施したブロック材
料を給送ベルトコンベヤに二重帯層として繰り出してか
ら枠状給材箱に落下させれば異なるブロック材料が混在
詰めとなり、このまま適宜移動してブロック用型枠に充
填し加圧，振動等を与え所定のブロック体を形成すれ
ば、該ブロック体は混在状ブロック体となる。この後該
ブロック体を縦割りすればこの断面には異なる材料が混
在状態として現れ全体として斑模様の柄がかもし出さ
れ、従来にない奇抜なアンチック模様のブロックとな
る。
料を給送ベルトコンベヤに二重帯層として繰り出してか
ら枠状給材箱に落下させれば異なるブロック材料が混在
詰めとなり、このまま適宜移動してブロック用型枠に充
填し加圧，振動等を与え所定のブロック体を形成すれ
ば、該ブロック体は混在状ブロック体となる。この後該
ブロック体を縦割りすればこの断面には異なる材料が混
在状態として現れ全体として斑模様の柄がかもし出さ
れ、従来にない奇抜なアンチック模様のブロックとな
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明を直接実施する装置
の実施例の図に基づいて説明すれば、次の通りである。
の実施例の図に基づいて説明すれば、次の通りである。
【０００９】図１乃至図３は異なるブロック材料の材料
供給ホッパーを２基並設したコンクリートブロック成型
装置の実施例を示す。例えば、赤色と黒色の２種類の異
なる顔料でそれぞれ着色したブロック材料Ａ，Ｂを別個
に入れる材料供給ホッパー１，２を並設し、該材料供給
ホッパー１，２は各漏斗状出口１ａ，２ａを、下方に敷
設する１本の給送ベルトコンベヤ３のベルト面３ａに対
し前後位置に配設すると共に、この開口縁１ｂと２ｂを
上下に配設し開口を段違いとし、前記漏斗状出口１ａ，
２ａから出る各ブロック材料Ａ，Ｂを、給送ベルトコン
ベヤ３上にあって所定厚さの二重帯層ａとして繰り出
し、この状態で移送しヘッド部３ｂから下方に設置した
枠状給材箱４の受ホッパー部５に順次落下させる構成と
する。この場合、受ホッパー部５の下部の枠状給材箱４
に詰まったブロック材料Ａ，Ｂを、該給材箱４の後方に
設置した摺動用シリンダ６の作動で案内台板７を摺動す
る給送とし、前方に配置した公知のブロック成型機８側
のブロック用型枠９の真上位置に臨ませ、そのままの状
態でブロック材料Ａ，Ｂを抜け落下し充填させるように
する。
供給ホッパーを２基並設したコンクリートブロック成型
装置の実施例を示す。例えば、赤色と黒色の２種類の異
なる顔料でそれぞれ着色したブロック材料Ａ，Ｂを別個
に入れる材料供給ホッパー１，２を並設し、該材料供給
ホッパー１，２は各漏斗状出口１ａ，２ａを、下方に敷
設する１本の給送ベルトコンベヤ３のベルト面３ａに対
し前後位置に配設すると共に、この開口縁１ｂと２ｂを
上下に配設し開口を段違いとし、前記漏斗状出口１ａ，
２ａから出る各ブロック材料Ａ，Ｂを、給送ベルトコン
ベヤ３上にあって所定厚さの二重帯層ａとして繰り出
し、この状態で移送しヘッド部３ｂから下方に設置した
枠状給材箱４の受ホッパー部５に順次落下させる構成と
する。この場合、受ホッパー部５の下部の枠状給材箱４
に詰まったブロック材料Ａ，Ｂを、該給材箱４の後方に
設置した摺動用シリンダ６の作動で案内台板７を摺動す
る給送とし、前方に配置した公知のブロック成型機８側
のブロック用型枠９の真上位置に臨ませ、そのままの状
態でブロック材料Ａ，Ｂを抜け落下し充填させるように
する。
【００１０】次に、この斑模様断面を有するコンクリー
トブロックの成型方法を具体的に説明すれば、先ず異な
るブロック材料Ａ，Ｂ、例えば赤着色のブロック材料Ａ
（図示にあって点印部分）と黒着色のブロック材料Ｂ
（図示にあって×印部分）をそれぞれの材料供給ホッパ
ー１，２に適宜投入しておく。
トブロックの成型方法を具体的に説明すれば、先ず異な
るブロック材料Ａ，Ｂ、例えば赤着色のブロック材料Ａ
（図示にあって点印部分）と黒着色のブロック材料Ｂ
（図示にあって×印部分）をそれぞれの材料供給ホッパ
ー１，２に適宜投入しておく。
【００１１】ここで、ブロック材料Ａ，Ｂを、材料供給
ホッパー１，２の漏斗状出口１ａ，２ａから適宜手段
（図示せず）をもって繰り出す。このとき、下方に位置
する給送ベルトコンベヤ３を回転しておけば、該給送ベ
ルトコンベヤ３のベルト面３ａに載るブロック材料Ａ，
Ｂが前記開口縁１ｂと２ｂが上下に位置し開口している
ため、二重帯層ａ（図示にあって、上側を赤色ブロック
材料Ａに、下側を黒色ブロック材料Ａの二重層）となっ
て引き出される。
ホッパー１，２の漏斗状出口１ａ，２ａから適宜手段
（図示せず）をもって繰り出す。このとき、下方に位置
する給送ベルトコンベヤ３を回転しておけば、該給送ベ
ルトコンベヤ３のベルト面３ａに載るブロック材料Ａ，
Ｂが前記開口縁１ｂと２ｂが上下に位置し開口している
ため、二重帯層ａ（図示にあって、上側を赤色ブロック
材料Ａに、下側を黒色ブロック材料Ａの二重層）となっ
て引き出される。
【００１２】この二重帯層ａのブロック材料Ａ，Ｂは給
送ベルトコンベヤ３のヘッド部３ｂから落下するとき、
双方のブロック材料Ａ，Ｂはその粘度，厚さ等に起因し
て適宜単位（塊）となつて落下して行くため、下方の枠
状給材箱４の受ホッパー部５に混在して詰まり、該受ホ
ッパー部５を経て枠状給材箱４に同ブロック材料Ａ，Ｂ
が混在状態（ランダム）に詰まる。
送ベルトコンベヤ３のヘッド部３ｂから落下するとき、
双方のブロック材料Ａ，Ｂはその粘度，厚さ等に起因し
て適宜単位（塊）となつて落下して行くため、下方の枠
状給材箱４の受ホッパー部５に混在して詰まり、該受ホ
ッパー部５を経て枠状給材箱４に同ブロック材料Ａ，Ｂ
が混在状態（ランダム）に詰まる。
【００１３】次に、枠状給材箱４を後方の摺動用シリン
ダ６を作動しロッド部６ａを伸ばして案内台板７の摺動
面７ａを摺動しながれ前方に移行し、ブロック成型機８
側のブロック用型枠９の真上位置に臨ませれば、枠状給
材箱４自体は抜き底の枠構造のためにこの開口底４ａよ
りブロック材料Ａ，Ｂは混在状態のままブロック用型枠
９に充填される。また、このときは、枠状給材箱４の後
部上縁に水平突設した仕切り蓋部１０が前記受ホッパー
部５の下端に移動し受ホッパー部５側を仕切り閉塞す
る。なお、ブロック材料Ａ，Ｂを充填排出した空状の枠
状給材箱６は摺動用シリンダ６の戻り作動で元の受ホッ
パー部５まで後退し待機する。
ダ６を作動しロッド部６ａを伸ばして案内台板７の摺動
面７ａを摺動しながれ前方に移行し、ブロック成型機８
側のブロック用型枠９の真上位置に臨ませれば、枠状給
材箱４自体は抜き底の枠構造のためにこの開口底４ａよ
りブロック材料Ａ，Ｂは混在状態のままブロック用型枠
９に充填される。また、このときは、枠状給材箱４の後
部上縁に水平突設した仕切り蓋部１０が前記受ホッパー
部５の下端に移動し受ホッパー部５側を仕切り閉塞す
る。なお、ブロック材料Ａ，Ｂを充填排出した空状の枠
状給材箱６は摺動用シリンダ６の戻り作動で元の受ホッ
パー部５まで後退し待機する。
【００１４】この後、ブロック成型機８側のブロック用
型枠９に混在状態で充填されたブロック材料Ａ，Ｂは、
機体上方に配設した加圧体１１が適宜手段（図示せず）
をもって下降し所定加圧（圧縮）を掛けると共に昇降台
１２側の振動機１３の振動が加わり固められ混在状ブロ
ック体１４が形成される。次に、この混在状ブロック体
１４はブロック用型枠８の上方から更に型枠内に挿入す
る加圧体１１と、下部を受ける底面パレット９ａと昇降
台１２の下降と相俟って型抜きがなされる。
型枠９に混在状態で充填されたブロック材料Ａ，Ｂは、
機体上方に配設した加圧体１１が適宜手段（図示せず）
をもって下降し所定加圧（圧縮）を掛けると共に昇降台
１２側の振動機１３の振動が加わり固められ混在状ブロ
ック体１４が形成される。次に、この混在状ブロック体
１４はブロック用型枠８の上方から更に型枠内に挿入す
る加圧体１１と、下部を受ける底面パレット９ａと昇降
台１２の下降と相俟って型抜きがなされる。
【００１５】更に、この混在状ブロック体１４を公知の
割りブロック装置（図示せず）に給送のセットをし、所
定位置に刃体１５を当でがい（図３に示すブロック体
は、２個分の幅をもつブロック塊を中央で割るように刃
体を臨ませる）、該刃体１５に所定の加圧衝撃を与えて
縦割りをすれば、ブロック体１４の割り断面１４ａに前
記如き異なるブロック材料Ａ，Ｂの混在面Ａ′，Ｂ′が
そのまま現れ、割り作用による凹凸１６の形状と相俟っ
て斑模様柄１７を得る（図４参照）。
割りブロック装置（図示せず）に給送のセットをし、所
定位置に刃体１５を当でがい（図３に示すブロック体
は、２個分の幅をもつブロック塊を中央で割るように刃
体を臨ませる）、該刃体１５に所定の加圧衝撃を与えて
縦割りをすれば、ブロック体１４の割り断面１４ａに前
記如き異なるブロック材料Ａ，Ｂの混在面Ａ′，Ｂ′が
そのまま現れ、割り作用による凹凸１６の形状と相俟っ
て斑模様柄１７を得る（図４参照）。
【００１６】
【発明の効果】上述の様に、本発明の斑模様断面を有す
るコンクリートブロックの成型方法は、２種の異なるブ
ロック材料をそれぞれ入れた材料供給ホッパーの各ホッ
パー口を段違いとし、下方に敷設する単一の給送ベルト
コンベヤに対し繰り出すブロック材料を二重帯層とし、
この状態で枠状給材箱の受ホッパー部に落下させれば混
在した詰めとなり、受ホッパー部を経て詰まった枠状給
材箱をブロック成型機側に臨ませブロック用型枠に混在
状態のまま充填し、所定の加圧と振動を加え成型工程を
経れば混在状ブロック体となり、型抜きした混在状ブロ
ック体を縦割りすれば割り断面に、前記混在詰めにより
一種独特な斑模様柄が現われ、従来にない装飾ブロック
となる。例えば、異なるブロック材料の色配合を、赤着
色と黒着色の組み合わせとすれば、全体としてアンチッ
ク模様・柄の断面をもつブロック体となるため、趣向に
応じたブロック製品が提供され、塀用ブロックとか、装
飾用ブロックに適する。しかも、本発明の成型方法は給
送ベルトコンベヤ上に異なるブロック材料を二重帯層と
して搬出するだけのため、極めて簡単な装置でブロック
材料自体のもつ粘度，厚さ等に起因し確実な混在詰めが
でき、量産に適する方法となる等の効果を有する。
るコンクリートブロックの成型方法は、２種の異なるブ
ロック材料をそれぞれ入れた材料供給ホッパーの各ホッ
パー口を段違いとし、下方に敷設する単一の給送ベルト
コンベヤに対し繰り出すブロック材料を二重帯層とし、
この状態で枠状給材箱の受ホッパー部に落下させれば混
在した詰めとなり、受ホッパー部を経て詰まった枠状給
材箱をブロック成型機側に臨ませブロック用型枠に混在
状態のまま充填し、所定の加圧と振動を加え成型工程を
経れば混在状ブロック体となり、型抜きした混在状ブロ
ック体を縦割りすれば割り断面に、前記混在詰めにより
一種独特な斑模様柄が現われ、従来にない装飾ブロック
となる。例えば、異なるブロック材料の色配合を、赤着
色と黒着色の組み合わせとすれば、全体としてアンチッ
ク模様・柄の断面をもつブロック体となるため、趣向に
応じたブロック製品が提供され、塀用ブロックとか、装
飾用ブロックに適する。しかも、本発明の成型方法は給
送ベルトコンベヤ上に異なるブロック材料を二重帯層と
して搬出するだけのため、極めて簡単な装置でブロック
材料自体のもつ粘度，厚さ等に起因し確実な混在詰めが
でき、量産に適する方法となる等の効果を有する。
【図１】本発明の斑模様断面を有するコンクリートブロ
ックの成形方法の一実施例を示す装置の概略説明図であ
る。
ックの成形方法の一実施例を示す装置の概略説明図であ
る。
【図２】同積層状ブロック体を型抜きする説明図であ
る。
る。
【図３】同積層状ブロック体を縦割りする説明図であ
る。
る。
【図４】割り断面に装飾積層が現れた割りブロックの斜
視図である。
視図である。
１ 材料供給ホッパー ２ 材料供給ホッパー ３ 給送ベルトコンベヤ ４ 枠状給材箱 ５ 受ホッパー ８ ブロック成型機 ９ ブロック用型枠 １２ 昇降台 １３ 振動機 １４ 混在状ブロック体 １５ 刃体 １７ 斑模様柄 Ａ，Ｂ 異なるブロック材料
Claims (2)
- 【請求項１】 異なるブロック材料をそれぞれ入れた２
基の並設の材料供給ホッパーの各ホッパー口を、下方に
敷設する単一の給送ベルトコンベヤに対し前後位置の上
下に開口させ、前記両ホッパー口より繰り出す各ブロッ
ク材料を給送ベルトコンベヤ上に二重帯層として移送し
その状態で枠状給材箱の受ホッパー部に順次落下させ適
宜単位の塊状に混在詰めとし、この受ホッパー部を経て
詰まった枠状給材箱のブロック材料をブロック成型機側
に移行しブロック用型枠に混在状態のまま充填し、この
後型枠内のブロック材料に所定加圧と振動を加え混在状
ブロック体を形成し、次いで型抜きした混在状ブロック
体を所定幅に縦割りし割り断面に斑模様柄を現わすこと
を特徴とする斑模様断面を有するコンクリートブロック
の成型方法。 - 【請求項２】 異なるブロック材料が、異なる顔料でそ
れぞれ着色した２種類のカラーブロック材料である請求
項１記載の斑模様断面を有するコンクリートブロックの
成型方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19141295A JP2689962B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 斑模様断面を有するコンクリートブロックの成型方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19141295A JP2689962B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 斑模様断面を有するコンクリートブロックの成型方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0938922A true JPH0938922A (ja) | 1997-02-10 |
| JP2689962B2 JP2689962B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=16274186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19141295A Expired - Fee Related JP2689962B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 斑模様断面を有するコンクリートブロックの成型方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2689962B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002040235A3 (en) * | 2000-10-19 | 2003-10-23 | Anchor Wall Syst | Masonry block splitting assembly and method |
| KR100442623B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2004-08-02 | 권태수 | 반습식 콘크리트블럭 성형장치 |
| US6910796B2 (en) | 2002-04-22 | 2005-06-28 | Anchor Wall Systems, Inc. | Process and equipment for producing concrete products having blended colors |
| US6910474B1 (en) | 1999-06-11 | 2005-06-28 | Anchor Wall Systems, Inc. | Block splitting assembly and method |
| US6918715B2 (en) | 1999-06-11 | 2005-07-19 | Anchor Wall Systems, Inc. | Block splitting assembly and method |
| US6923565B2 (en) | 2002-04-22 | 2005-08-02 | Anchor Wall Systems, Inc. | Process and equipment for producing concrete products having blended colors |
| US7004158B2 (en) | 2002-03-20 | 2006-02-28 | Anchor Wall Systems, Inc. | Block splitting assembly and method |
| CN104786361A (zh) * | 2015-04-16 | 2015-07-22 | 广州市标力建材科技股份有限公司 | 一种建筑预制件的加工方法 |
| CN104891137A (zh) * | 2015-05-28 | 2015-09-09 | 湖州市千金宝云机械铸件有限公司 | 一种建筑用砌块成型机 |
| KR101580295B1 (ko) * | 2015-05-06 | 2015-12-28 | 천일콘크리트(주) | 컬러 콘크리트블록 제조장치 |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP19141295A patent/JP2689962B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8006683B2 (en) | 1999-06-11 | 2011-08-30 | Anchor Wall Systems, Inc. | Block splitting assembly and method |
| US6910474B1 (en) | 1999-06-11 | 2005-06-28 | Anchor Wall Systems, Inc. | Block splitting assembly and method |
| US6918715B2 (en) | 1999-06-11 | 2005-07-19 | Anchor Wall Systems, Inc. | Block splitting assembly and method |
| US9573293B2 (en) | 1999-06-11 | 2017-02-21 | Anchor Wall Systems, Inc. | Block splitting assembly and method |
| US7066167B2 (en) | 1999-06-11 | 2006-06-27 | Anchor Wall Systems, Inc. | Block splitting assembly and method |
| US7967001B2 (en) | 1999-06-11 | 2011-06-28 | Anchor Wall Systems, Inc. | Block splitting assembly and method |
| GB2388337A (en) * | 2000-10-19 | 2003-11-12 | Anchor Wall Syst | Block splitting assembly and method |
| GB2388337B (en) * | 2000-10-19 | 2004-12-01 | Anchor Wall Syst | Block splitting assembly and method |
| WO2002040235A3 (en) * | 2000-10-19 | 2003-10-23 | Anchor Wall Syst | Masonry block splitting assembly and method |
| KR100442623B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2004-08-02 | 권태수 | 반습식 콘크리트블럭 성형장치 |
| US7004158B2 (en) | 2002-03-20 | 2006-02-28 | Anchor Wall Systems, Inc. | Block splitting assembly and method |
| US6910796B2 (en) | 2002-04-22 | 2005-06-28 | Anchor Wall Systems, Inc. | Process and equipment for producing concrete products having blended colors |
| US6923565B2 (en) | 2002-04-22 | 2005-08-02 | Anchor Wall Systems, Inc. | Process and equipment for producing concrete products having blended colors |
| CN104786361A (zh) * | 2015-04-16 | 2015-07-22 | 广州市标力建材科技股份有限公司 | 一种建筑预制件的加工方法 |
| KR101580295B1 (ko) * | 2015-05-06 | 2015-12-28 | 천일콘크리트(주) | 컬러 콘크리트블록 제조장치 |
| CN104891137A (zh) * | 2015-05-28 | 2015-09-09 | 湖州市千金宝云机械铸件有限公司 | 一种建筑用砌块成型机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2689962B2 (ja) | 1997-12-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3425105A (en) | Apparatus for making concrete facing bricks with varied color and texture | |
| CN111558980B (zh) | 合成模制板坯和与其相关的系统和方法 | |
| CN107206835B (zh) | 合成模塑板、以及涉及该合成模塑板的系统和方法 | |
| US6382947B1 (en) | Color blending apparatus | |
| JP2689962B2 (ja) | 斑模様断面を有するコンクリートブロックの成型方法 | |
| KR100717111B1 (ko) | 불규칙한 색상을 갖는 블록 제조장치와 제조방법 | |
| MXPA06007668A (es) | Metodo y planta para prearreglar polvos para formar azulejos o placas ceramicas. | |
| JPH071418A (ja) | 模様入り成形体の成形装置及び、模様入り成形体の製造方法 | |
| US4789319A (en) | Roof tiles and wall tiles and process for their manufacture | |
| US4265609A (en) | Method and apparatus for molding concrete block products | |
| RU2354550C2 (ru) | Способ и установка для формования керамических плиток или панелей | |
| US1727580A (en) | Method of and apparatus for manufacturing tiles | |
| JP2689963B2 (ja) | 積層断面を有するコンクリートブロックの成型方法 | |
| EP0889772B1 (en) | Method and apparatus for forming a concrete block | |
| JP2761857B2 (ja) | 模様つきコンクリートブロックの製造法と製造装置 | |
| EP1005967A1 (en) | Process and device for loading the moulds of pressure-glazed tile-forming presses | |
| ITRE970074A1 (it) | Attrezzatura e metodo per alimentare con materiale in polvere o granul are, la cavita' dello stampo, nella fabbricazine di piastrelle ceramic | |
| EP1773553B1 (en) | Plant for feeding a double layer of powder or granular material into the cavity of the mould for ceramic tile production | |
| US3002247A (en) | Apparatus for forming concrete blocks | |
| USRE18626E (en) | white | |
| JP2596808B2 (ja) | 破断コンクリートブロックの表面化粧法及給材装置 | |
| JPH0976215A (ja) | コンクリートブロツクの製造方法とその装置 | |
| DE809532C (de) | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Zementplatten | |
| JP2683481B2 (ja) | 装飾タイルの製造方法 | |
| CA2254301C (en) | Colour blending apparatus and method |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |