JPH10202208A - ドライアイスブラスト清掃ロボットシステム - Google Patents

ドライアイスブラスト清掃ロボットシステム

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JPH10202208A
JPH10202208A JP1144097A JP1144097A JPH10202208A JP H10202208 A JPH10202208 A JP H10202208A JP 1144097 A JP1144097 A JP 1144097A JP 1144097 A JP1144097 A JP 1144097A JP H10202208 A JPH10202208 A JP H10202208A
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康宏 今里
Jiro Nakagawa
次郎 中川
Kenji Demura
憲二 出村
Daisuke Tawara
大輔 田原
Sanemori Kouhata
実盛 向畑
Kunio Seo
邦男 瀬尾
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Yaskawa Electric Corp
Nippon Sanso Corp
Fukuyama Kyodokiko Corp
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Yaskawa Electric Corp
Nippon Sanso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライアイスペレットを媒体として清掃作業
を行う装置の自動化に、安定かつ柔軟に対応できる清掃
ロボットシステムを提供する。 【解決手段】 ドライアイスブラスト清掃に用いるドラ
イアイスペレットを貯蔵するドライアイスペレット貯蔵
タンク14と、同貯蔵タンク14から投入されるドライ
アイスペレットを収納するドライアイスブラスト装置8
と、このブラスト装置8内のぺレットの量を測定する測
定装置13と、ブラスト装置8からブラストホース10
を介して圧送されるペレットをワークに対して噴射する
ブラストノズル11と、このブラストノズル11をハン
ドリングする清掃ロボット5と、ブラスト装置8内のド
ライアイスぺレットの量を測定装置8を用いて監視しな
がらドライアイスぺレットの投入量を制御する手段とを
備えたドライアイスブラスト清掃ロボットシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライアイスペレ
ットを媒体として清掃作業を行う装置の自動化を実現す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、清掃・洗浄作業は、人手によるブ
ラシ掛けや高圧水による洗浄、鋼球やプラスチック球を
用いたショットブラストにて実施されてきた。近年、ド
ライアイスペレットを媒体として清掃作業を行うドライ
アイスブラスト法を用いるドライアイスブラスト装置
が、クリーンかつ処理設備の簡素化が図れるとのことで
注目されているが、人手作業用の装置しかなく、これを
ロボット等と組み合わせて自動化した実例がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ドライアイスブラスト
装置はもともと人手作業用として製作されており、ドラ
イアイスブラスト装置とロボット等と組み合わせて清掃
作業を自動で行う場合、様々な自動設備用機能及び機構
が必要となる。機能面では、自動化設備として使用する
場合、装置自身のドライアイスペレット噴射状態を監視
する機能が必要となる。例えば、ドライアイスブラスト
装置から噴射用ホースを介して噴射ノズルまで送給され
る途中でドライアイスペレットが詰まった場合、ドライ
アイスペレットが噴射されていないにもかかわらず、ロ
ボットは正常に噴射していると判断し、作業を進めてし
まう可能性がある。そして、ドライアイスブラスト装置
内のドライアイスペレットが無くなった場合も同様の可
能性があり、ぺレット詰まりやぺレット残量監視の機能
および制御方法の開発が課題となる。ドライアイスペレ
ットの取り扱いについては、製品処理数に見合った大量
のドライアイスペレットをどう貯蔵、投入するのかが課
題となる。
【0004】また、長時間ドライアイスペレットを同じ
状態で保つと、固まってしまう特性があり、1日の作業
終了後、残ったドライアイスペレットは装置外に強制的
に排出する必要もある。これに対して、ドライアイスブ
ラスト装置の貯蔵容量を大きくする方法も考えられる
が、ドライアイスブラスト装置内のぺレットを排出する
手段は、装置自身が少量一定の噴射能力しかないため
に、大量のドライアイスペレットを排出完了するまで時
間がかかってしまう。従って、効率よくドライアイスペ
レットを排出する手段を持ち、かつ、大量に貯蔵できる
装置を開発することが課題となる。そこで、本発明は、
上記課題を解決するために、ドライアイスペレットを媒
体として清掃作業を行う装置の自動化に、安定かつ柔軟
に対応できる清掃ロボットシステムを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のドライアイスブラスト清掃ロボットシステ
ムは、ドライアイスブラスト清掃に用いるドライアイス
ペレットを貯蔵するドライアイスペレット貯蔵タンク
と、このドライアイスペレット貯蔵タンクから投入され
るドライアイスペレットを収納するドライアイスブラス
ト装置と、このドライアイスブラスト装置内のドライア
イスぺレットの量を測定する測定装置と、前記ドライア
イスブラスト装置からブラストホースを介して圧送され
るドライアイスペレットをワークに対して噴射するブラ
ストノズルと、このブラストノズルをハンドリングする
清掃ロボットと、前記ドライアイスブラスト装置内のド
ライアイスぺレットの量を前記測定装置を用いて監視し
ながらドライアイスぺレットの投入量を制御する手段と
を備えたものである。さらに、清掃作業中において、前
記測定装置によるドライアイスペレットの量の変化量を
監視することによりドライアイスぺレットの詰まり及び
残量を検出する手段を備えたものとすることができる。
また、前記ドライアイスペレット貯蔵タンクから前記ド
ライアイスブラスト装置へドライアイスペレットを投入
する経路上にぺレット強制排出用の分岐経路及び経路切
換手段を設けることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、ドライアイスペ
レットの取り扱いについては、ドライアイスブラスト装
置の上部に、大量のドライアイスペレットを貯蔵できる
タンクを設け、外部からの制御によりドライアイスペレ
ットをドライアイスブラスト装置へ自動投入する機能を
備えることで、長時間の自動清掃作業を可能とする。装
置自身の噴射状態監視機能として、ドライアイスブラス
ト装置に重量測定装置を付加し、ドライアイスブラスト
装置内のドライアイスペレットの量と噴射による変化を
計測することで、ぺレット詰まりや残量の監視を可能と
する。また、ドライアイスペレット貯蔵タンクからドラ
イアイスブラスト装置へドライアイスペレットを投入す
る経路上にぺレット強制排出用の分岐経路を設け、経路
を切換えることで短時間でのドライアイスペレットの排
出を行う。ドライアイスブラスト装置のホッパ内に残っ
た少量のドライアイスペレットについては、ノズルより
捨て吹きを行うことで、作業終了後の清掃装置全体のド
ライアイスペレットの排出(処理)を短時間で実施する
ことを可能とする。前記の手段及び機能により、長時間
の自動清掃作業を安定かつ柔軟に対応でき、かつ、作業
終了後のドライアイスペレット処理を短時間で実施する
ドライアイス清掃ロボットシステムを提供することが可
能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。本実施例は、搬送パレットに搭載された清掃対象の
ワークが搬送コンベアにより清掃ブースヘ搬送され、清
掃ブース内でロボットがドライアイスブラスト清掃作業
を実施するものである。図1は、本発明の実施例におけ
るシステム構成図であり、(a)は平面図、(b)は内
部機構を表す断面図である。図1において、1は清掃対
象のワーク、2は搬送パレット、3は搬送コンベア、4
は清掃ブース、5は清掃ロボット、6はロボットコント
ローラ、7はロボット用架台である。また、8はドライ
アイスブラスト装置、9はブラスト制御盤、10はブラ
ストホース、11はブラストノズル、12はシステム制
御盤、13は重量測定装置、14はドライアイスペレッ
ト貯蔵タンク、15はエアコンプレッサ、16はエアド
ライヤ、17は集塵装置、18は集塵用ダクト、19は
安全柵である。
【0008】次に、本実施例の装置の動作について説明
する。清掃対象のワーク1は、搬送パレット2に搭載さ
れ搬送コンベア3により自動的に清掃ブース4に搬送さ
れてくる。清掃ブース4内に設置された清掃ロボット5
により、ブース4内にて清掃作業が実施される。清掃作
業におけるドライアイスペレットの噴射は、ドライアイ
スブラスト装置8からブラストホース10を介してブラ
ストノズル11より高圧エアーで噴射させることで実施
する。ブラストノズル11は清掃ロボット5に取り付け
られており、多関節型である清掃ロボット5により三次
元的なワーク形状に対応した自動清掃作業を実施するこ
とを可能としている。自動清掃作業中におけるドライア
イスペレットの噴射ON/OFFの制御は、ロボットコ
ントローラ6がシステム制御盤12を介してブラスト制
御盤9へ噴射のON/OFF指令を出すことで実施す
る。重量測定装置13は、ドライアイスブラスト装置8
内のドライアイスペレットの残量を監視するための装置
である。
【0009】ドライアイスペレット貯蔵タンク14は、
長時間の自動清掃作業を可能とするためにドライアイス
ブラスト装置8の上に設置し、1日の清掃作業実施に必
要なドライアイスペレットを貯蔵可能としている。ドラ
イアイスペレット貯蔵タンク14からドライアイスブラ
スト装置8へのドライアイスペレットの投入は、ロボッ
トコントローラ6からシステム制御盤12を介してブラ
スト制御盤9へ指令を出すことにより行われる。指令を
受け取ったブラスト制御盤9は、ドライアイスペレット
貯蔵タンク14からドライアイスブラスト装置8へのド
ライアイスペレットの投入を制御する。ドライアイスブ
ラスト装置8へのドライアイスペレットの投入量につい
ては、あらかじめブラスト制御盤9上で設定されてお
り、重量測定装置13にてドライアイスブラスト装置8
内のドライアイスペレットの量を監視しながら投入作業
を実施する。
【0010】清掃作業時には、ドライアイスペレット噴
射に必要な高圧乾燥エアをエアコンプレッサ15にて発
生させ、エアドライヤ16を介してドライアイスブラス
ト装置8へ供給する。清掃ブース4内で清掃ロボット5
が清掃作業を実施するときに発生する粉塵を、集塵用ダ
クト18を介して集塵するために、集塵装置17を設置
する。ブラスト装置8およびドライアイスペレット貯蔵
タンク14をダクト内に設置し、ダクト周りに安全柵1
9を安全のために設けている。
【0011】図2は、実施例におけるロボット作業状態
を示す斜視図である。図2において、20はノズル取付
けブラケット、21はノズル干渉検知器である。ブラス
トノズル11は、ノズル取付けブラケット20を用いて
清掃ロボット5の手首部に取り付けられる。清掃ロボッ
ト5の手首部には、ノズル干渉検知器21が取り付けら
れており、ブラストノズル11がワークに干渉した場合
でも、検知器が作動することで清掃ロボット5の動作を
停止させ、ブラストノズル10およびノズル取付けブラ
ケット20の破損を防止することができるようになって
いる。清掃作業は、ドライアイスブラスト装置8よりブ
ラストホース10を介してブラストノズル11より高圧
エアを用いてドライアイスペレットを噴射させながら、
清掃ロボット5があらかじめ教示されたプログラムに基
づいてワーク1全体の清掃作業を実施する。
【0012】図3は、ドライアイスブラスト装置内部構
造図である。図3において、22はホッパ、23はシャ
ッタ、24はドライアイスペレットである。ドライアイ
スブラスト装置8の下に重量測定装置13を設置し、ホ
ッパ22内のドライアイスペレットの量の値を測定・監
視することができるようになっており、自動運転中にお
けるドライアイスペレット投入量監視および残量監視、
ぺレット詰まり検知を行えるようになっている。実施例
では、ホッパ22内のドライアイスペレット24の量
を、上限・下限・下下限の3段階のレベルに分け、それ
ぞれのレベルを自動清掃作業のインタロック用として用
いている。上限レベルは、ドライアイスペレット貯蔵タ
ンク14からのドライアイスペレットの投入制御用とし
て用いる。投入指令は、ワーク搬入完了毎にロボットコ
ントローラ6よりシステム制御盤12を介してブラスト
制御盤9に出力され、ドライアイスペレット貯蔵タンク
14からドライアイスブラスト装置8へドライアイスペ
レットの供給が実施される。上限レベルは、ドライアイ
ス供給量用としてあらかじめブラスト制御盤9にてワー
ク1個の清掃作業に必要な量分が設定されており、上限
レベルを越えた時点でドライアイスペレットの投入を停
止するようになっている。
【0013】下限及び下下限レベルは、ドライアイスブ
ラスト装置8内のドライアイスペレットの残量監視用と
して用いる。清掃作業中は、ドライアイスブラスト装置
8内のドライアイスペレット24が時間の経過につれて
減っていく。ドライアイスペレット24の残量が下限レ
ベル以下になった場合、警報信号としてブラスト制御盤
9よりシステム制御盤12へ出力し、システム制御盤1
2にて警報表示を行うようになっている。下下限レベル
以下になると、清掃作業を実施することが不可能となる
ため、清掃ロボット5による清掃作業中にこの状態にな
った場合、ブラスト制御盤9よりシステム制御盤12を
介してロボットコントローラ6へ異常信号を出力し、直
ちにロボット動作を停止させ、自動運転を中断させるこ
とができるようになっている。重量測定装置13は、前
記レベル検知用以外にドライアイスペレット噴射中にお
けるペレット詰まり検知にも使用する。
【0014】清掃作業は、ドライアイスブラスト装置8
のシャッタ23を開放し、ホッパ22内のドライアイス
ペレット24をブラストホース10を介して連続的に噴
射することで実施する。この時、ホッパ22内のドライ
アイスペレット24が減少していく状態を重量測定装置
13にて測定できるようになっている。あらかじめ、正
常の噴射状態でのドライアイスペレットの単位時間当た
りの減少量(噴射量)を測定し、そのデータを比較値と
して設定しておき、噴射中の単位時間あたりの減少量の
値を監視する。もし、ドライアイスブラスト装置8内や
ブラストホース10内でドライアイスペレット詰まりが
発生した場合、減少量の値が比較値より極端に小さくな
る。この状態になった場合、ドライアイスブラスト装置
8において、エアを用いてドライアイスペレットの詰ま
り解除動作を行うようになっている。これでも、ドライ
アイスペレット詰まりが解除できない場合は、ブラスト
制御盤9よりシステム制御盤12を介してロボットコン
トローラ6へ詰まり発生異常信号を出力し、直ちにロボ
ット動作を停止させ、自動運転を中断させることができ
るようになっている。
【0015】図4は、ドライアイスペレット貯蔵タンク
からのぺレット処理図である。図4(a)は、ドライア
イスブラスト装置へのドライアイスペレット投入図、
(b)はドライアイスペレット貯蔵タンクに残ったドラ
イアイスペレットを強制排出する図である。図4中、2
5はぺレット送給切換えボックス、26は塊分別スクリ
ーン、27は排出フタ、28は排出シュートである。ペ
レット送給切換えボックス25、塊分別スクリーン2
6、排出フタ27、および排出シュート28は、ドライ
アイスペレット貯蔵タンク14からドライアイスブラス
ト装置8へのドライアイスペレットの送給経路上に設
け、自動清掃運転中におけるドライアイスブラスト装置
8へのドライアイスペレット投入と、自動作業終了時の
強制排出に切り換えることができる。
【0016】図4(a)に示すように、ドライアイスペ
レット貯蔵タンク14からドライアイスブラスト装置8
へのドライアイスペレットの供給は、排出シュート28
をぺレット送給切換えボックス25より後退させること
で実施する。塊分別スクリーン26は、ドライアイスペ
レット貯蔵タンク14からドライアイスブラスト装置8
へ投入するドライアイスペレットの中に混在するドライ
アイス塊を分別するために設け、ドライアイスブラスト
装置8のドライアイスペレット噴射時における詰まり異
常防止用として用いる。塊分別スクリーン26にたまっ
たドライアイスペレットについては、排出フタ27を定
期的に開放することで、ぺレット送給切換えボックス外
に排出することができる。ドライアイスペレットは長時
間同じ状態で貯蔵しておくと、時間が経つにつれて大き
くて硬いドライアイス塊が発生しやすくなる。よって、
長時間清掃作業を行わない場合、各装置内に残ったドラ
イアイスペレットの排出処理を行う必要がある。そこ
で、図4(b)に示すように、ドライアイスペレット貯
蔵タンク14内に残ったドライアイスについては、排出
フタ27を開放し排出シュート28をぺレット送給切換
えボックス25内に前進させて、ドライアイスペレット
の送給経路を切り換えることで排出する。ドライアイス
ブラスト装置8内に残った少量のドライアイスペレット
については、ブラストホース10を介して通常の噴射に
て捨て吹きを行う。前記方法を行うことにより、作業終
了後の各装置に残ったドライアイスペレットの排出処理
を短時間に効率よく実施することが可能となる。
【0017】図5は、清掃作業自動運転手順図である。
システム制御盤によりドライアイスブラスト清掃ロボッ
トシステムの自動運転起動指令を行い、清掃対象ワーク
セットの確認後(ステップ100)、ドライアイスブラ
スト装置へペレット投入開始を行い(ステップ11
0)、投入完了確認を行い(ステップ120)、ワーク
種類設定の後(ステップ130)、清掃ロボットにより
自動でドライアイスブラスト清掃作業を実施するもので
ある(ステップ140)。清掃作業が行われた後ワーク
搬出を行い(ステップ150)、作業終了を確認してか
ら(ステップ160)、自動運転を停止する。自動清掃
作業中におけるドライアイスブラスト装置へのドライア
イスペレットの投入・噴射ON/OFF指令は、ロボッ
トコントローラよりシステム制御盤を介してブラスト制
御盤へ出力され、ドライアイスブラスト装置が作動する
ようになっている。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、清
掃ロボットとドライアイスブラスト装置を組み合わせる
ことで三次元的な製品形状の清掃作業に柔軟に対応で
き、かつドライアイスブラスト装置の上部にドライアイ
スペレット貯蔵タンクを設けることで長時間の自動清掃
作業が可能となる。さらに、ドライアイスペレット量を
監視する手段やペレット詰まり検知機能を備えることで
安定かつ柔軟に自動清掃作業を実施することができる。
また、ドライアイスペレット貯蔵タンクからドライアイ
スブラスト装置へのドライアイスペレット送給経路上に
分岐経路及び経路切換手段を設けることで、ドライアイ
スペレットの処理を短時間に効率よく実施することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施例におけるロボットシステム構成
図である。
【図2】 本発明実施例におけるロボット作業状態を示
す斜視図である。
【図3】 本発明実施例におけるドライアイスブラスト
装置図である。
【図4】 (a)は本発明実施例におけるドライアイス
ペレット投入図、(b)はドライアイスペレット強制排
出図である。
【図5】 本発明実施例における清掃作業自動運転手順
図である。
【符号の説明】
1 ワーク、2 搬送パレット、3 搬送コンベア、4
清掃ブース、5 清掃ロボット、6 ロボットコント
ローラ、7 ロボット用架台、8 ドライアイスブラス
ト装置、9 ブラスト制御盤、10 ブラストホース、
11 ブラストノズル、12 システム制御盤、13
重量測定装置、14 ドライアイスペレット貯蔵タン
ク、15 エアコンプレッサ、16 エアドライヤ、1
7 集塵装置、18 集塵用ダクト、19 安全柵、2
0 ノズル取付けブラケット、21ノズル干渉検知器、
22 ホッパ、23 シャッタ、24 ドライアイスペ
レット、25 ぺレット送給切換えボックス、26 塊
分別スクリーン、27 排出フタ、28 排出シュート
フロントページの続き (72)発明者 中川 次郎 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 (72)発明者 出村 憲二 神奈川県川崎市幸区塚越四丁目320番地 日本酸素株式会社内 (72)発明者 田原 大輔 神奈川県川崎市幸区塚越四丁目320番地 日本酸素株式会社内 (72)発明者 向畑 実盛 広島県福山市鋼管町一番地 福山共同機工 株式会社内 (72)発明者 瀬尾 邦男 広島県福山市鋼管町一番地 福山共同機工 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライアイスブラスト清掃に用いるドラ
    イアイスペレットを貯蔵するドライアイスペレット貯蔵
    タンクと、このドライアイスペレット貯蔵タンクから投
    入されるドライアイスペレットを収納するドライアイス
    ブラスト装置と、このドライアイスブラスト装置内のド
    ライアイスぺレットの量を測定する測定装置と、前記ド
    ライアイスブラスト装置からブラストホースを介して圧
    送されるドライアイスペレットをワークに対して噴射す
    るブラストノズルと、このブラストノズルをハンドリン
    グする清掃ロボットと、前記ドライアイスブラスト装置
    内のドライアイスぺレットの量を前記測定装置を用いて
    監視しながらドライアイスぺレットの投入量を制御する
    手段とを備えたことを特徴とするドライアイスブラスト
    清掃ロボットシステム。
  2. 【請求項2】 清掃作業中において、前記測定装置によ
    るドライアイスペレットの量の変化量を監視することに
    よりドライアイスぺレットの詰まり及び残量を検出する
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のドライア
    イスブラスト清掃ロボットシステム。
  3. 【請求項3】 前記ドライアイスペレット貯蔵タンクか
    ら前記ドライアイスブラスト装置へドライアイスペレッ
    トを投入する経路上にぺレット強制排出用の分岐経路及
    び経路切換手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    のドライアイスブラスト清掃ロボットシステム。
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