JPH10201249A - 3レベルインバータのパワーモジュールスタック - Google Patents

3レベルインバータのパワーモジュールスタック

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JPH10201249A
JPH10201249A JP8356616A JP35661696A JPH10201249A JP H10201249 A JPH10201249 A JP H10201249A JP 8356616 A JP8356616 A JP 8356616A JP 35661696 A JP35661696 A JP 35661696A JP H10201249 A JPH10201249 A JP H10201249A
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JP
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connection
switching function
plate
function element
terminal
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JP8356616A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Ikuma
俊明 井熊
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/003Constructional details, e.g. physical layout, assembly, wiring or busbar connections
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M7/483Converters with outputs that each can have more than two voltages levels
    • H02M7/487Neutral point clamped inverters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高耐圧特性のスイッチング機能素子や高いサ
ージ電圧の吸収機能を考慮する必要のなく、スイッチン
グ機能素子をオフした場合にも過大なサージ電圧が発生
する恐れのない3レベルインバータのパワーモジュール
スタックを提供する。 【解決手段】 3レベルインバータにおいて、冷却用フ
ィンベース10の両面に夫々背面を対向させて第1のス
イッチング機能素子1、第1のダイオード5、第2のス
イッチング機能素子2と、第4のスイッチング機能素子
4、第2のダイオード6、第3のスイッチング機能素子
3とを夫々接続端子を順次接続順に配設し、フィンベー
ス10を囲って全体としてコ字形状になるように各接続
部夫々を絶縁板を挟んで形成した接続板で接続するよう
に構成した。この場合、コンデンサを装着するに当たり
コ字形状に形成した接続板で接続する等の各種の構成が
考えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は3レベルインバータ
のパワーモジュールスタックに係り、特に、高速スイッ
チング特性を向上させるように改良したものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な三相交流を出力する3レベルイ
ンバータ回路は図8に示すように構成され、その働きは
図9に示すように形成されている。図8において、1
U、2U、3U、4U;1V、2V、3V、4V;1
W、2W、3W、4Wは夫々直列に接続された第1から
第4の自己消弧機能を備えたスイッチング機能素子であ
って、各直列回路の第1のスイッチング機能素子1U、
1V、1Wの各コレクタはプラス電源Pに、各直列回路
の第4のスイッチング機能素子4U、4V、4Wの各エ
ミッタはマイナス電源Nに接続され、第1の直列回路の
第2と第3のスイッチング機能素子2Uと3Uの接続点
にはU相の出力端子Uが、第2の直列回路の第2と第3
のスイッチング機能素子2Vと3Vの接続点にはV相の
出力端子Vが、第3の直列回路の第2と第3のスイッチ
ング機能素子2Wと3Wの接続点にはW相の出力端子W
が夫々接続されている。また、各直列回路の第1と第2
のスイッチング機能素子1Uと2Uの接続点、1Vと2
Vの接続点、1Wと2Wの各接続点と、プラス電源Pと
マイナス電源Nの中間電位であるグランドレベルとの間
には夫々各直列回路において第1のダイオード5U、5
V、5Wが逆極性に接続され、各直列回路の第3と第4
のスイッチング機能素子3Uと4Uの接続点、3Vと4
Vの接続点、3Wと4Wの各接続点と、グランドレベル
との間には夫々各直列回路において第2のダイオード6
U、6V、6Wが逆極性に接続されている。各スイッチ
ング機能素子1U、2U、3U、4U、1V、2V、3
V、4V、1W、2W、3W、4Wには、夫々ダイオー
ド1Ua、2Ua、3Ua、4Ua、1Va、2Va、
3Va、4Va、1Wa、2Wa、3Wa、4Waが逆
極性に接続されている。各ダイオードは過渡的に発生す
るパルス電圧の制限用であって、ダイオードに変えてス
ナバ回路が接続される場合もある。プラス電源Pとグラ
ンドレベルGとの間、マイナス電源Nとグランドレベル
Gとの間には夫々コンデンサ7、8が接続されている。
上記の回路図において、各スイッチング機能素子のゲー
トに接続する操作信号の入力回路とインバータの制御回
路の図示は省略している。
【0003】上述のように構成された働きをU相分の素
子で代表して説明する。図9(A)は同図(B)にSで
示す正弦波1サイクルに相当する時間経過における各ス
イッチング機能素子のオン、オフによる出力電圧の変化
を示している。図9(A)で、Pは第1のスイッチング
機能素子1Uがオンされたときに出力されるプラス電
位、Nは第4のスイッチング機能素子4Uがオンされた
ときに出力されるマイナス電位、Gは第1のスイッチン
グ機能素子1Uと第4のスイッチング機能素子4Uとが
オフされたときに出力されるグランドレベルである。ま
た、図10には図9(A)に対応する各スイッチング機
能素子のオン、オフを示している。図10の縦方向の数
値はスイッチング機能素子の符号を横方向はスイッチン
グモードの別を記している。なお、図10中、○はオン
状態を、また×はオフ状態を夫々示す。即ち、第2と第
3のスイッチング機能素子2Uと3Uは常時オンされ、
第1のスイッチング機能素子1Uがオンされるモードに
は出力端子Uにはプラス電位Pが出力され、オフされる
とダイオード5U、6Uを経由してグランドレベルGが
出力される。また、第4のスイッチング機能素子4Uが
オンされるモードには出力端子Uにはマイナス電位Nが
出力される。従って、図9(A)に示すように、夫々の
スイッチング機能素子のオン、オフのタイミングと時間
幅を制御すると、PWM制御された正弦波が出力され
る。
【0004】図8に示した各スイッチング機能素子類を
組み立てる場合には、冷却用のファン等で空冷されるフ
ィンベースの上に固定され、各電極が導線又は銅板で接
続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な回路構成であると、例えば、第1のスイッチング機能
素子と第2のスイッチング機能素子がオンされた後、第
1のスイッチング機能素子がオフされると、第1のスイ
ッチング機能素子に供給されるプラス電源配線のもつイ
ンダクタンス成分とコンデンサとの共振特性で過大なサ
ージ電圧が発生して第1のスイッチング機能素子のコレ
クタ端子に印加される。従って、第1のスイッチング機
能素子には耐圧の高い素子を使用するかサージ電圧を吸
収する機能回路を構成する必要があるという問題点があ
った。本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決
し、特に高い耐圧特性のスイッチング機能素子や高いサ
ージ電圧の吸収機能を考慮する必要のない、スイッチン
グ機能素子をオフした場合にも過大なサージ電圧が発生
する恐れのない3レベルインバータのパワーモジュール
スタックを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に基づく3レベル
インバータのパワーモジュールスタックは、上記課題を
解決するために、各相を形成する回路が、少なくとも各
1個のコレクタ及びエミッタを同一面側に形成した自己
消弧機能を備えたスイッチング機能素子を4組直列に接
続した両端をプラス電源とマイナス電源に接続し、中間
接続点を出力端子とすると共に、第1のスイッチング機
能素子と第2のスイッチング機能素子との接続点及び第
3のスイッチング機能素子と第4のスイッチング機能素
子との接続点を夫々アノードとカソードを同一面側に形
成した第1及び第2のダイオードでグランド点に対して
逆極性に接続して構成した3レベルインバータにおい
て、冷却用フィンベースの両面に夫々背面を対向させて
第1のスイッチング機能素子、第1のダイオード、第2
のスイッチング機能素子、と、第4のスイッチング機能
素子、第2のダイオード、第3のスイッチング機能素子
とを夫々接続端子を順次接続順に配設し、前記第2のス
イッチング機能素子と第3のスイッチング機能素子との
夫々の相互に接続する所定端子を前記冷却用フィンベー
スを囲んでコ字状に形成した所定幅の第1の接続板で接
続すると共に、この第1の接続板の中間位置に出力端子
を形成し、第2の接続板で前記第1のスイッチング機能
素子と第2のスイッチング機能素子及び第1のダイオー
ドの夫々の相互に接続する所定端子を接続すると共に、
この第2の接続板の干渉する第1のダイオードの非接続
端子部は開孔し、第3の接続板で前記第4のスイッチン
グ機能素子と第3のスイッチング機能素子及び第2のダ
イオードの夫々の相互に接続する所定端子を接続すると
共に、この第3の接続板の干渉する第2のダイオードの
非接続端子部を開孔し、前記第1の接続板及び第2の接
続板夫々とを第1の絶縁板を挟んで、前記第1の接続板
のコ字状の折り曲げ部で第2の絶縁板を挟み重ねてコ字
状に第1の接続板及び第3の接続板夫々とを第3の絶縁
板を挟んで形成した第4の接続板で、前記第1のダイオ
ードのグランド接続端子(アノード)と第2のダイオー
ドのグランド接続端子(カソード)とを接続すると共
に、この第4の接続板の干渉する第2のスイッチング機
能素子の端子部と第3のスイッチング機能素子の端子部
及びこの第4の接続板の干渉する第1のダイオード及び
/又は第2のダイオードの非接続端子部は開孔してグラ
ンド接続回路を形成し、前記第1の接続板と第2の接続
板及び第4の接続板夫々とを第1の絶縁板と第4の絶縁
板を挟んで前記第1の接続板のコ字状の折り曲げ部で第
1の接続板とは反対方向に折り曲げてプラス電源接続回
路を形成した第5の接続板で前記第1のスイッチング機
能素子のプラス電源接続端子(コレクタ)と接続すると
共に、この第5の接続板の干渉する第1のスイッチング
機能素子の非接続端子(エミッタ)及び第2のスイッチ
ング機能素子と第1のダイオード夫々の端子部を開孔
し、前記第1の接続板と第3の接続板及び第4の接続板
夫々とを前記第3の絶縁板と第5の絶縁板を挟んで前記
第1の接続板のコ字状の折り曲げ部で第1の接続板とは
反対方向に折り曲げてマイナス電源接続回路を形成した
第6の接続板で前記第4のスイッチング機能素子のマイ
ナス電源接続端子(エミッタ)と接続すると共に、この
第6の接続板の干渉する第4のスイッチング機能素子の
非接続端子(コレクタ)及び第3のスイッチング機能素
子と第2のダイオード夫々の端子部を開孔するように構
成した。
【0007】この場合、上記の各スイッチング機能素子
の端子に、スナバ回路又はダイオードを直接接続するよ
うにしても良い。また、電源回路にコンデンサを接続す
る場合は、前記第4の接続板のコ字状に折り曲げた反対
側をプラス電源接続回路方向に延長して第1のコンデン
サのマイナス側端子に接続し、この第1のコンデンサの
プラス側端子は前記第5の接続板を前記第4の接続板と
この第1のコンデンサに対して第6の絶縁板を挟んで延
長して接続すると共に、この第5の接続板の干渉する第
1のコンデンサの非接続端子部を開孔するようにし、前
記第4の接続板のコ字状に折り曲げた反対側をマイナス
電源接続回路方向に延長して第2のコンデンサのプラス
側端子に接続し、この第2のコンデンサのマイナス側端
子は前記第6の接続板を前記第4の接続板とこの第2の
コンデンサに対して第7の絶縁板を挟んで延長して接続
すると共に、この第6の接続板の干渉する第2のコンデ
ンサの非接続端子部を開孔するようにするのが望まし
い。上記の第1、第2のコンデンサはいずれも少なくと
も夫々が2個以上のコンデンサがコンデンサ接続板によ
って直列及び/又は並列に接続されているようにしても
良い。また、第1乃至第4のスイッチング機能素子及び
/又は第1乃至第2のダイオード夫々は所定幅の端子接
続板(いわゆるブスバー)によって少なくとも2個以上
ずつ並列接続されるようにしても良い。また、第5及び
第6の接続板の端子接続部はクランク状に折り曲げて成
形するようにしても良い。本発明は、上述のように構成
したので、各パワー素子が効率良く冷却されると共に、
各接続回路、特に、プラス電源回路及びマイナス電源回
路の残留インダクタンス成分が少なくなったので、スイ
ッチング機能素子のオンオフ時にも過大な電圧が発生し
なくなった。従って、高い耐圧特性のスイッチング機能
素子や高いサージ電圧の吸収機能を考慮する必要が無く
なった。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態を図1
乃至図7を参照して詳細に説明する。パワーモジュール
スタックは各相同一構造に形成できるので、一つの相を
代表して説明する。従って、単相交流の場合は本実施の
形態で説明する構造のみを採用すれば良く、3相交流の
場合は本実施の形態で説明する構造を3組使用すれば良
い。その他の多相交流の場合も同様に相数使用すれば良
い。本実施の形態においては、図3に示すように、各ス
イッチング機能素子は4個並列に、各ダイオードは2個
並列に、各コンデンサは3個並列にした回路を2組直列
に接続した例について説明する。従って、この発明に示
す技術思想を装置として構成する場合は、夫々の機能素
子の並列数等に対応しては、以下の説明を参照して適切
に形成させれば良い。図3において、1、2、3、4は
夫々直列に接続した自己消弧機能を備えたスイッチング
機能素子であって、各スイッチング機能素子は夫々がス
バナ回路1a、2a、3a、4aを接続して4組並列に
接続され、第1のスイッチング機能素子1のコレクタC
はプラス電源Pに、第4のスイッチング機能素子4のエ
ミッタEはマイナス電源Nに接続されている。また、第
2のスイッチング機能素子2のエミッタEと第3のスイ
ッチング機能素子3のコレクタCとの接続点は出力端子
Zを形成している。また、第1のスイッチング機能素子
1のエミッタEと第2のスイッチング機能素子2のコレ
クタCとの接続点には第1のダイオード5のカソードK
が夫々がスナバ回路5aを接続して2組並列に接続さ
れ、第1のダイオード5のアノードAはプラス電源Pと
マイナス電源Nの中間電位であるグランドレベルGに接
続されている。即ち、第1のダイオード5はプラス電位
とグランドレベルとの間に逆極性に接続されている。
【0009】同様に、第3のスイッチング機能素子3の
エミッタEと第4のスイッチング機能素子4のコレクタ
Cとの接続点には第2のダイオード6のアノードAが夫
々がスナバ回路6aを接続して2組並列に接続され、第
2のダイオード6のカソードKはグランドレベルGに接
続されている。即ち、第1のダイオード6はマイナス電
位とグランドレベルとの間に逆極性に接続されている。
上述した回路構成におけるプラス電源Pとグランドレベ
ルGとの間には第1のコンデンサ7が3個並列にした回
路を2組直列にして接続され、マイナス電源Nとグラン
ドレベルGとの間には第2のコンデンサ8が3個並列に
した回路を2組直列にして接続されている。
【0010】次に、上述の回路を本発明に基づいて構成
したパワーモジュールスタックの例を詳細に説明する。
図1はパワーモジュールスタックを正面から、図2は図
1のスナバ回路を外して上から見た状態を示している。
本実施の形態の説明では図1を参照し、図に対して示す
方向で、上、下、右、左と称して説明する。各図におい
て、10は冷却機能を備えたフィンベースであって、上
下側に夫々が4個のスイッチング機能素子1〜4と各2
個合計4個のダイオード5、6を装着した2組のフィン
ベース素子10A,10Bを結合してフィンベース10
を構成している。即ち、フィンベース10の上側には、
左から、左側がコレクタC、右側がエミッタEになるよ
うに第1のスイッチング機能素子1、左側にカソード
K、右側にアノードAになるように第1のダイオード
5、第1のスイッチング機能素子1と同様の方向に第2
のスイッチング機能素子2を並べて装着している。ま
た、下側には、右から、右側がコレクタC、左側がエミ
ッタEになるように第3のスイッチング機能素子3、そ
の左側に右側がカソードK、左側がアノードAになるよ
うに第2のダイオード6、さらに、その左側に第4のス
イッチング機能素子4を並べて装着している。即ち、冷
却用フィンベース10の両面に夫々背面を対向させて第
1のスイッチング機能素子1、第1のダイオード5、第
2のスイッチング機能素子2と、第4のスイッチング機
能素子4、第2のダイオード6、第3のスイッチング機
能素子3とを夫々接続端子を順次接続順に配設してい
る。
【0011】上記の構成において、第2のスイッチング
機能素子2のエミッタEと、図4(A)に示すように冷
却用フィンベース10を囲んでコ字状に形成したこのイ
ンバータの消費電力に対応した厚みの金属導体、例えば
銅板で形成した第1の接続板11(以下に説明する各接
続板も説明は省略するが同様の電気特性を有する)の第
1の開孔a1を接続し、第3のスイッチング機能素子3
のコレクタCと第1の接続板11の第2の開孔b1を接
続する。第1の接続板11に設けたZは出力端子を形成
し、図示しない導体で所定の外部回路に接続される。即
ち、第2のスイッチング機能素子2と第3のスイッチン
グ機能素子3との夫々の相互に接続する所定端子を前記
冷却用フィンベース10を囲んでコ字状に形成した所定
幅の第1の接続板11で接続すると共に、この第1の接
続板11の中間位置に出力端子Zを形成している。
【0012】また、第1のスイッチング機能素子1のエ
ミッタEと図4(B)に示す第2の接続板12の第1の
開孔c1とを、第1のダイオード5のカソードKと第2
の接続板12の第2の開孔d1とを、第2のスイッチン
グ機能素子2のコレクタCと第2の接続板12の第4の
開孔fとを接続する。第2の接続板12の第3の開孔e
1は、この第2の接続板12と干渉する第1のダイオー
ド5のアノードA貫通用のための開孔である。上記と同
様に、第4のスイッチング機能素子4のコレクタCと図
4(C)に示す第3の接続板13の第1の開孔gとを、
第2のダイオード6のアノードAと第3の接続板13の
第2の開孔hとを、第3のスイッチング機能素子3のエ
ミッタEと第3の接続板13の第4の開孔kとを接続す
る。第3の接続板13の第3の開孔jは、この第3の接
続板13と干渉する第2のダイオード6のカソードK貫
通用のための開孔である。第1のダイオード5及び/又
は第2のダイオード6の装着方向を逆にした場合は、第
2の接続板12と第3の接続板13の各開孔はその端子
位置に対応して変更すれば良い。即ち、第2の接続板1
2で第1のスイッチング機能素子1と第2のスイッチン
グ機能素子2及び第1のダイオード5の夫々の相互に接
続する所定端子を接続すると共に、この第2の接続板1
2の干渉する第1のダイオード5の非接続端子部は開孔
し、第3の接続板13で第4のスイッチング機能素子4
と第3のスイッチング機能素子3及び第2のダイオード
6の夫々の相互に接続する所定端子を接続すると共に、
この第3の接続板13の干渉する第2のダイオード6の
非接続端子部を開孔する。
【0013】第1の接続板11の上側には図6(A)に
示す第1の絶縁板21を挟み、第1の接続板11の右側
には同図(B)に示す第2の絶縁板22を挟み、第1の
接続板11の下側に同図(C)に示す第3の絶縁板23
を挟んで、図4(D)に示す第4の接続板14を形成さ
せる。上記の配置の結果、第1の絶縁板21は第1の接
続板11と共に第2の接続板12を覆い、第3の絶縁板
23は第1の接続板11と共に第3の接続板13をも覆
うことになる。第4の接続板14の第1の開孔mは第1
のダイオード5のアノードAと、第2の開孔nは第2の
ダイオード6のカソードKと接続する。なお、第3の開
孔pは第2のスイッチング機能素子2の端子と、第4の
開孔qは、第3のスイッチング機能素子3の端子とが干
渉しないように貫通させる開孔である。第1のダイオー
ド5及び/又は第2のダイオード6の装着方向を逆にし
た場合は、干渉する端子部を開孔すれば良い。また、図
6(A)に示す第1の絶縁板21の第1の開孔aは第1
のスイッチング機能素子1のエミッタE、第2、第3の
開孔b、cは第1のダイオード5の各端子、第4、第5
の開孔d、eは第2のスイッチング機能素子2の各端子
の夫々貫通孔であり、同図(C)に示す第3の絶縁板2
3の第1の開孔fは第4のスイッチング機能素子4のコ
レクタC、第2、第3の開孔g、hは第2のダイオード
6の各端子、第4、第5の開孔j、kは第3のスイッチ
ング機能素子3の各端子の夫々貫通孔である。即ち、前
記第1の接続板11及び第2の接続板12夫々とを第1
の絶縁板21を挟んで前記第1の接続板11のコ字状の
折り曲げ部で第2の絶縁板22を挟み重ねてコ字状に第
1の接続板11及び第3の接続板13夫々とを第3の絶
縁板23を挟んで形成した4の接続板14で第1のダイ
オード5のグランド接続端子(アノード)と第2のダイ
オード6のグランド接続端子(カソード)とを接続する
と共に、干渉する第2のスイッチング機能素子2の端子
部と第3のスイッチング機能素子3の端子部及びこの第
4の接続板14の干渉する第1のダイオード5及び/又
は第2のダイオード6の非接続端子部は開孔してグラン
ド接続回路を形成している。
【0014】図4(D)に示す第4の接続板14の第5
の開孔rには第1のコンデンサ7の端子(電解コンデン
サの場合はマイナス端子)を接続し、第6の開孔sには
第2のコンデンサ8の端子(電解コンデンサの場合はプ
ラス端子)を接続する。夫々が3個並列した組を2組直
列にしたコンデンサ7及び8は夫々図5(C)に示すコ
ンデンサ接続板17の開孔CaとCbで接続する。ま
た、Gtはグランド端子を形成し、図示しない導線で所
定の外部回路に接続される。
【0015】図4(D)に示す第4の接続板14は図形
に示す形状に一体に形成しているように示しているが、
コンデンサを接続しない場合はコ字状に成形すれば良
く、所望される接続機能が得られれば、一体ではなく、
同図に示す上側、即ち第1のスイッチング機能素子1側
と下側になる第4のスイッチング機能素子4側とを個別
に加工して電気的に接続するようにしも良い。その場
合、コンデンサ接続側と反対側を折り重ねて成形するよ
うにしても良い。また、グランド端子Gtも上記の接続
板構造と共に、外部回路との関係で適切に構成させれば
良い。
【0016】また、第4の接続板14との間に、図6
(D)に示す第4の絶縁板24を挟み、図5(C)に示
す第7の接続板17との間に図7(A)に示す第6の絶
縁板26を挟んで、図5(A)に示すように折り曲げる
と共に両端をクランク形状に成形した第5の接続板15
を構成させ、この第5の接続板15の第1の開孔tと、
第1のスイッチング機能素子1のコレクタCとを接続
し、第5の開孔xと第1のコンデンサ7のプラス電源接
続端子とを接続する。第5の接続板15に示す第2の開
孔uは第1のスイッチング機能素子1のエミッタEと、
第3の開孔Vは第1のダイオード5の各端子と、第4の
開孔wは第2のスイッチング機能素子2の各端子との夫
々干渉する端子部の開孔である。また、第6の開孔yは
第1のコンデンサ7との夫々干渉する端子部の開孔であ
る。図6(D)に示す第4の絶縁板24に設けた第1の
開孔mは第1のダイオード5のアノード端子Aと、第2
と第3の開孔nとpは夫々第2のスイッチング機能素子
2の各端子の貫通孔であり、図7(A)に示す第6の絶
縁板26に設けた第1乃至第3の各開孔t、u、vは夫
々第1のコンデンサ7の端子の貫通孔である。
【0017】また、第4の接続板14との間に、図6
(E)に示す第5の絶縁板25を挟み、図5(C)に示
す第7の接続板17との間に図7(B)に示す第7の絶
縁板27を挟んで、図5(B)に示すように折り曲げる
と共に両端をクランク形状に成形した第6の接続板16
を構成させ、この第6の接続板16の第1の開孔zと、
第4のスイッチング機能素子4のエミッタEとを接続
し、第5の開孔e2と第2のコンデンサ8のマイナス電
源接続端子とを接続する。図5(B)に示す第6の接続
板16の第2の開孔a2は第4のスイッチング機能素子
4のコレクタCと、第3の開孔b2は第2のダイオード
6の各端子と、第4の開孔c2は第3のスイッチング機
能素子3の各端子との夫々干渉する端子部の開孔であ
る。また、第6の開孔d2は第2のコンデンサ8との夫
々干渉する端子部の開孔である。図6(E)に示す第5
の絶縁板25に設けた第1の開孔qは第2のダイオード
6のカソード端子Kと、第2と第3の開孔rとsは夫々
第3のスイッチング機能素子3の各端子の貫通孔であ
り、図7(B)に示す第7の絶縁板27に設けた第1乃
至第3の各開孔w、x、yは夫々第2のコンデンサ8の
端子の貫通孔である。即ち、第1の接続板11と第2の
接続板12及び第4の接続板14夫々とを第4の絶縁板
24を挟んで前記第1の接続板11のコ字状の折り曲げ
部で第1の接続板11と反対方向に折り曲げてプラス電
源接続回路を形成した第5の接続板15で第1のスイッ
チング機能素子1のプラス電源接続端子コレクタと接続
すると共に、この第5の接続板15の干渉する第1のス
イッチング機能素子1の非接続端子エミッタ及び第2の
スイッチング機能素子2と第1のダイオード5夫々の端
子部を開孔し、第1の接続板11と第3の接続板13及
び第4の接続板14夫々とを第5の絶縁板25を挟んで
前記第1の接続板11のコ字状の折り曲げ部で第1の接
続板11と反対方向に折り曲げてマイナス電源接続回路
を形成した第6の接続板16で前記第4のスイッチング
機能素子4のマイナス電源接続端子エミッタと接続する
と共に、この第6の接続板16の干渉する第4のスイッ
チング機能素子4の非接続端子コレクタ及び第3のスイ
ッチング機能素子3と第2のダイオード6夫々の端子部
を開孔した。
【0018】図3に示すように、上記の各スイッチング
機能素子に接続するスナバ回路1a、2a、3a、4a
及び、各ダイオードに接続するスナバ回路5a、6aは
夫々、前述したように各非接続の接続板及び絶縁板に設
けた開孔を貫通して接続される。また、並列接続される
各スイッチング機能素子は図5(D)に示す第1の端子
接続板18の開孔Baで、並列接続される各ダイオード
は図5(E)に示す第2の端子接続板19の開孔Bbで
夫々接続される。第1の端子接続板18及び第2の端子
接続板19は夫々並列接続される各端子に電流を等しく
分配するために、このインバータの周波数と電流値に対
応し、前述した各接続板の電気特性を補償するのに適し
た特性を有する厚みと幅に成形した銅板で形成させる。
即ち、第1、第2の各端子接続板18、19はブスバー
としての機能を備える。従って、インバータの特性によ
っては第1の接続板18及び/又は第2の接続板19は
設けなくても良い。また、上記の説明では、プラス電源
Pの接続部、マイナス電源Nの接続部を省略したが、図
示した出力端子Z、グランド端子Gtと共に、外部回路
と各接続板の構成に対応して適切に設定すれば良い。
【0019】上述の説明は本発明の技術思想を実現する
ための基本構成とその働きを説明する実施の形態を示し
たものであって、図3に示したパワーモジュールの構造
に対応して発明したものであるが、並列素子数が異なっ
たり、フィンベースの形状が異なる等その他の類似形状
のパワーモジュールにも上述の技術思想を応用すれば良
い。また、例えば、第5の接続板、第6の接続板には非
接続端子貫通用の開孔を設けるように説明したが、対象
素子の交換やスナバ回路の必要がなければ、装着間隔を
空けて不要箇所の開孔を除いても良い。また、各絶縁板
は、上記の図示にこだわらず、適当に分割し、また形状
にしても良いことは当然であり、必要と条件に対応して
説明を省略した子ねじによる取り付け手段を設けるよう
にしても良いし、接続板の形状も装置条件に対応して適
切な形状にしても良いことは当然である。
【0020】
【発明の効果】本発明の3レベルインバータのパワーモ
ジュールスタックは上記のように構成されるから、次の
ような優れた効果を有する。 (1)請求項1に記載の発明のように構成すると、各接
続される機能素子類の接続回路に存在するインダクタン
ス成分を減少させることができるので、インバータのス
イッチングによる過渡特性によって過大なサージ電圧が
発生しなくなる。従って、特殊なサージキラーの必要が
なく、使用する機能素子類の耐圧を従来より低下させる
ことができる。 (2)請求項2に記載の発明のように、各スイッチング
機能素子にスナバ回路又はダイオードを直接接続する
と、簡単な作業でスナバ回路又はダイードの機能を有効
に活用できる。 (3)請求項3に記載の発明のように、コンデンサを所
定の接続板に直接接続すると、上記(1)の効果がより
強化される。 (4)請求項4に記載の発明のように、直列又は/及び
並列に接続されるコンデンサをコンデンサ接続板で接続
すると、簡単な作業でコンデンサの機能を有効に活用で
きる。 (5)請求項5に記載の発明のように、並列接続される
スイッチング機能素子やダイオードを端子接続板(ブス
バー)で接続すると、並列接続される各スイッチング機
能素子やダイオードの電流配分がより良くバランスされ
る。 (6)請求項6に記載の発明のように、第5及び第6の
接続板を最上部の接続板の端子接続部をクランク状態に
折り曲げて成形すると、同一平面状に並列に配置される
その他のスイッチング機能素子やダイードの端子に影響
されないので、第5及び第6の各接続板を適切に配設で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく3レベルインバータのパワーモ
ジュールスタックの一実施の形態の構成を示す正面図で
ある。
【図2】図1に示すパワーモジュールスタックのスナバ
回路を除いた平面図である。
【図3】図1、図2に示す3レベルインバータの1相の
構成を示す概要ブロック図である。
【図4】図1、図2に示したパワーモジュールスタック
に使用する接続板の構造図であって、同図(A)は第1
の接続板の斜視図、同図(B)は第2の接続板の斜視
図、同図(C)は第3の接続板の斜視図、同図(D)は
第4の接続板の斜視図である。
【図5】同図(A)は第5の接続板の斜視図、同図
(B)は第6の接続板の斜視図、同図(C)はコンデン
サ接続板の平面図、同図(D)は第1の端子接続板の平
面図、同図(E)は第2の端子接続板の平面図である。
【図6】図1、図2に示したパワーモジュールスタック
に使用する絶縁板の構造図であって、同図(A)は第1
の絶縁板の平面図、同図(B)は第2の絶縁板の平面
図、同図(C)は第3の絶縁板の平面図、同図(D)は
第4の絶縁板の平面図、同図(E)は第5の絶縁板の平
面図である。
【図7】同図(A)は第6の絶縁板の平面図、同図
(B)は第7の絶縁板の平面図である。
【図8】3レベルインバータの主要回路構成を示す概要
ブロック図である。
【図9】3レベルインバータの特性を説明する概要タイ
ムチャート図で、同図(A)は各スイッチング機能素子
の出力を、同図(B)はその動作の基準となる正弦波S
の1サイクル区間を夫々示す。
【図10】3レベルインバータの機能を説明する説明図
である。
【符号の説明】
1〜4:スイッチング機能素子 1a〜4a:スナバ回路 5、6:ダイオード 5a、6a:スナバ回路 7、8:コンデンサ 10:フィンベース 11〜16:接続板 17:コンデンサ接続板 18、19:端子接続板(ブスバー) 21〜27:絶縁板 Z:出力端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各相を形成する回路が、少なくとも各1
    個のコレクタ及びエミッタを同一面側に形成した自己消
    弧機能を備えたスイッチング機能素子を4組直列に接続
    した両端をプラス電源とマイナス電源に接続し、中間接
    続点を出力端子(Z)とすると共に、第1のスイッチン
    グ機能素子(1)と第2のスイッチング機能素子(2)
    との接続点及び第3のスイッチング機能素子(3)と第
    4のスイッチング機能素子(4)との接続点を夫々アノ
    ードとカソードを同一面側に形成した第1及び第2のダ
    イオード(5)、(6)でグランド点に対して逆極性に
    接続して構成した3レベルインバータにおいて、 冷却用フィンベース(10)の両面に夫々背面を対向さ
    せて第1のスイッチング機能素子(1)、第1のダイオ
    ード(5)、第2のスイッチング機能素子(2)と、第
    4のスイッチング機能素子(4)、第2のダイオード
    (6)、第3のスイッチング機能素子(3)とを夫々接
    続端子を順次接続順に配設し、 前記第2のスイッチング機能素子(2)と第3のスイッ
    チング機能素子(3)の夫々の相互に接続する所定端子
    を前記冷却用フィンベース(10)を囲んでコ字状に形
    成した所定幅の第1の接続板(11)で接続すると共
    に、該第1の接続板(11)の中間位置に出力端子
    (Z)を形成し、 第2の接続板(12)で前記第1のスイッチング機能素
    子(1)と第2のスイッチング機能素子(2)及び第1
    のダイオード(5)の夫々の相互に接続する所定端子を
    接続すると共に、該第2の接続板(12)の干渉する第
    1のダイオード(5)の非接続端子部は開孔し、 第3の接続板(13)で前記第4のスイッチング機能素
    子(4)と第3のスイッチング機能素子(3)及び第2
    のダイオード(6)の夫々の相互に接続する所定端子を
    接続すると共に、該第3の接続板(13)の干渉する第
    2のダイオード(6)の非接続端子部を開孔し、 前記第1の接続板(11)及び第2の接続板(12)夫
    々とを第1の絶縁板(21)を挟んで、前記第1の接続
    板(11)のコ字状の折り曲げ部で第2の絶縁板(2
    2)を挟み重ねてコ字状に第1の接続板(11)及び第
    3の接続板(13)夫々とを第3の絶縁板(23)を挟
    んで形成した第4の接続板(14)で、前記第1のダイ
    オード(5)のグランド接続端子(アノード)と第2の
    ダイオード(6)のグランド接続端子(カソード)とを
    接続すると共に、該第4の接続板(14)の干渉する第
    2のスイッチング機能素子(2)の端子部と第3のスイ
    ッチング機能素子(3)の端子部及び該第4の接続板
    (14)の干渉する第1のダイオード(5)及び/又は
    第2のダイオード(6)の非接続端子部は開孔してグラ
    ンド接続回路を形成し、 前記第1の接続板(11)と第2の接続板(12)及び
    第4の接続板(14)夫々とを第1の絶縁板(21)と
    第4の絶縁板(24)とを挟んで前記第1の接続板(1
    1)のコ字状の折り曲げ部で第1の接続板(11)とは
    反対方向に折り曲げてプラス電源接続回路を形成した第
    5の接続板(15)で、前記第1のスイッチング機能素
    子(1)のプラス電源接続端子(コレクタ)と接続する
    と共に、該第5の接続板(15)の干渉する第1のスイ
    ッチング機能素子(1)の非接続端子(エミッタ)及び
    第2のスイッチング機能素子(2)と第1のダイオード
    (5)夫々の端子部を開孔し、 前記第1の接続板(11)と第3の接続板(13)及び
    第4の接続板(14)夫々とを前記第3の絶縁板(2
    3)と第5の絶縁板(25)とを挟んで前記第1の接続
    板(11)のコ字状の折り曲げ部で第1の接続板(1
    1)と反対方向に折り曲げてマイナス電源接続回路を形
    成した第6の接続板(16)で前記第4のスイッチング
    機能素子(4)のマイナス電源接続端子(エミッタ)と
    接続すると共に、該第6の接続板(16)の干渉する第
    4のスイッチング機能素子(4)の非接続端子(コレク
    タ)及び第3のスイッチング機能素子(3)と第2のダ
    イオード(6)夫々の端子部を開孔するようにしたこと
    を特徴とする3レベルインバータのパワーモジュールス
    タック。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の3レベルインバータのパ
    ワーモジュールスタックにおいて、各スイッチング機能
    素子(1)〜(4)の端子に、スナバ回路又はダイオー
    ド(5)〜(6)を夫々直接接続した3レベルインバー
    タのパワーモジュールスタック。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の3レベルインバ
    ータの電源回路にコンデンサを並列に接続したパワーモ
    ジュールスタックにおいて、 前記第4の接続板(14)のコ字状に折り曲げた反対側
    をプラス電源接続回路方向に延長して第1のコンデンサ
    (7)のマイナス側端子に接続し、第1のコンデンサ
    (7)のプラス側端子は前記第5の接続板(15)を前
    記第4の接続板(14)と第1のコンデンサ(7)に対
    して第6の絶縁板(26)を挟んで延長して接続すると
    共に、該第5の接続板(15)の干渉する第1のコンデ
    ンサ(7)の非接続端子部を開孔するようにし、 前記第4の接続板(14)のコ字状に折り曲げた反対側
    をマイナス電源接続回路方向に延長して第2のコンデン
    サ(8)のプラス側端子に接続し、第2のコンデンサ
    (8)のマイナス側端子は前記第6の接続板(16)を
    前記第4の接続板(14)と第2のコンデンサ(8)に
    対して第7の絶縁板(27)を挟んで延長して接続する
    と共に、該第6の接続板(16)の干渉する第2のコン
    デンサ(8)の非接続端子部を開孔するようにした3レ
    ベルインバータのパワーモジュールスタック。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の3レベルインバータのパ
    ワーモジュールスタックにおいて、 第1、第2のコンデンサ(7)、(8)は夫々が、少な
    くとも2個以上のコンデンサがコンデンサ接続板(1
    7)によって直列及び/又は並列に接続されている3レ
    ベルインバータのパワーモジュールスタック。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の3レ
    ベルインバータのパワーモジュールスタックにおける第
    1乃至第4のスイッチング機能素子(1)〜(4)及び
    /又は第1乃至第2のダイオード(5)、(6)夫々は
    所定幅の端子接続板(18)、(19)によって少なく
    とも2個以上ずつ並列に接続されるようにした3レベル
    インバータのパワーモジュールスタック。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の3レ
    ベルインバータのパワーモジュールスタックにおいて、 第5及び第6の接続板(15)、(16)の端子接続部
    をクランク状に折り曲げて成形した3レベルインバータ
    のパワーモジュールスタック。
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