JPH10200816A - X線撮影装置 - Google Patents

X線撮影装置

Info

Publication number
JPH10200816A
JPH10200816A JP9017300A JP1730097A JPH10200816A JP H10200816 A JPH10200816 A JP H10200816A JP 9017300 A JP9017300 A JP 9017300A JP 1730097 A JP1730097 A JP 1730097A JP H10200816 A JPH10200816 A JP H10200816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
ray
halation
intensity
straight line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9017300A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Yasumi
正幸 安見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP9017300A priority Critical patent/JPH10200816A/ja
Publication of JPH10200816A publication Critical patent/JPH10200816A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ハレーション領域の低減のためのコリメータ操
作をオペレータによらずして行うことができ、作業効率
を向上し、安定した画質を得ることができるX線撮影装
置を提供する。 【解決手段】イメージインテンシファイア3の入射面3
aにおけるX線の位置と強度に応じたデジタル画像デー
タに基づき、X線出射口と入射面3aとの間の被検体11
の透視撮影画像を得る。その撮影領域の中で、予め設定
した強度以上のX線の入射領域に対応するハレーション
領域と、その強度未満のX線の入射領域に対応する非ハ
レーション領域との境界上の位置を、前記デジタル画像
データから検知する。その検知された境界上の位置と、
その撮影領域の周縁位置とに基づき、そのハレーション
領域を小さくするのに要するX線出射口の開口領域の変
更量を求め、その開口領域を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線の照射領域を
自動調節するオートコリメーション機能を有するX線撮
影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線管球と、イメージインテンシファイ
アと、そのイメージインテンシファイアに入射されるX
線の位置と強度に応じたデジタル画像データを生成する
手段とを備え、そのX線照射手段とイメージインテンシ
ファイアとの間に配置される被検体の透視撮影を行うデ
ジタルX線撮影装置が従来から用いられている。
【0003】そのX線撮影装置において、被検体の撮影
対象領域よりもX線の照射領域が広いと、出射されたX
線の一部は被検体を透過することなく直接イメージイン
テンシファイアに入射される。そのようにイメージイン
テンシファイアに直接に入射されるX線は強度が過大で
あるため、いわゆるハレーション領域が撮影領域の中に
生じ、被検体を透過するX線により生成される透視撮影
画像に悪影響を及ぼす。
【0004】そこで、そのX線の出射口の開口領域を、
コリメータリーフの移動により変更するコリメータが設
けられ、そのハレーション領域を低減するようにX線照
射領域を調節するコリメーションが行われている。
【0005】従来、そのコリメーションを行うに先立
ち、全撮影領域をモニタ画面に外接させるのに必要なX
線出射口の開口領域を、モニタ画面のサイズに対応する
イメージインテンシファイアにおけるX線入射領域の大
きさ、すなわちイメージインテンシファイアの視野サイ
ズと、X線管球の焦点位置からイメージインテンシファ
イアのX線入射面までの撮影距離とに基づき求めてい
る。そして、その求めた開口領域と実際の開口領域とが
一致するようにコリメータを自動制御することで、全撮
影領域をモニタ画面に外接させていた。しかる後に、オ
ペレータがモニタ画面を観察しながらコリメータリーフ
を手動操作により移動させることで、ハレーション領域
を低減していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのようなハ
レーション領域の低減のためのコリメータ操作をオペレ
ータにより行う場合、手間と時間を要するため作業効率
が悪く、また、安定した画質を得ることができなかっ
た。
【0007】本発明は、上記問題を解決することのでき
るX線撮影装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、X線を出射す
る手段と、その出射されるX線の入射面を有するイメー
ジインテンシファイアと、その入射面におけるX線の位
置と強度に応じたデジタル画像データを生成する手段と
を備え、そのX線の出射口と入射面との間に配置される
被検体の透視撮影画像を、そのデジタル画像データに基
づき得ることができるX線撮影装置において、その入射
面におけるX線の入射領域に対応する撮影領域の中で、
予め設定した強度以上のX線の入射領域に対応するハレ
ーション領域と、その強度未満のX線の入射領域に対応
する非ハレーション領域との境界上の位置を、前記デジ
タル画像データから検知する手段と、その検知された境
界上の位置と、その撮影領域の周縁位置とに基づき、そ
のハレーション領域を小さくするのに要するX線出射口
の開口領域の変更量を求める手段と、その求められた変
更量に応じてX線出射口の開口領域を変更する手段とが
設けられていることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、デジタル化された画像デ
ータに基づき、ハレーション領域を小さくするのに要す
るX線出射口の開口領域の変更量を求め、その変更量に
応じてX線出射口の開口領域を変更することができる。
これにより、人手によらずして、ハレーション領域を低
減する上で最適なX線出射口の開口領域を自動的に得る
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0011】図1に示すX線透視撮影装置1において、
X線管球2とイメージインテンシファイア3は、C字形
アーム4により相対向するように支持される。そのアー
ム4は、保持装置5により横軸中心に回転駆動可能に支
持される。
【0012】そのX線管球2から出射されるX線をコリ
メーションするコリメータ7が、そのX線管球2に取り
付けられている。そのコリメーションされたX線は、図
中一点鎖線で示すように、そのX線管球2とイメージイ
ンテンシファイア3との間に配置される載置台10上の
被検体11を透過した後にイメージインテンシファイア
3の入射面3aに入射される。
【0013】そのイメージインテンシファイア3に、光
学系15、絞り16を有するテレビカメラ17が取り付
けられ、そのカメラ17に画像処理装置18が接続さ
れ、その画像処理装置18に撮影画像表示用モニタ19
が接続される。
【0014】そのイメージインテンシファイア3は、そ
の入射面3aから入射されるX線を可視光に変換し、そ
のカメラ17は、光学系15、絞り16を介して入射さ
れるその可視光を電気信号に変換する。
【0015】その画像処理装置18は、AD変換器18
a、フレームバッファ18b、加算器18c、およびD
A変換器18dを有し、そのカメラ17から出力される
電気信号をAD変換器18aによりデジタル化し、フレ
ームバッファ18b及び加算器18cにより画像積分を
行うことで、その入射面3aにおけるX線の位置と強度
に応じたデジタル画像データを生成する。例えば、撮影
画像の表示画面を1024×1024のマトリクス状に
配列される画素により構成し、そのAD変換器18aに
よりX線強度に対応するアナログ電気信号を10bit
のデジタル信号に変換する場合、そのデジタル画像デー
タは、各画素における1024階調の濃度データにより
構成できる。そのデジタル画像データをDA変換器18
dによりアナログ化することで映像信号とし、その映像
信号をモニタ19に出力する。これにより、そのモニタ
19に被検体11の透視撮影画像を表示することができ
る。
【0016】そのアーム4の保持装置5とコリメータ7
は、駆動制御装置20に接続される。その駆動制御装置
20は操作盤21に接続される。その操作盤21をオペ
レータが操作することにより、その駆動制御装置20は
保持装置5にアーム4の駆動信号を出力し、また、コリ
メータ7にX線をコリメーションするための駆動信号を
出力することが可能とされている。
【0017】図2に示すように、そのコリメータ7は、
円形のX線出射口7aと、その出射口7aの開口領域を
変更する移動片である第1〜第8コリメータリーフ40
a、40b、40c、40d、40e、40f、40
g、40hと、各コリメータリーフ40a〜40hを上
記駆動信号に基づき出射口7aの径方向に独立して駆動
可能な駆動機構(図示省略)とを有する。各コリメータ
リーフ40a〜40hは、その内周縁がX線出射口7a
の開口領域の周縁になる8角形を構成するように配列さ
れる。各コリメータリーフ40a〜40hは、図中矢印
で示すように、その8角形の辺の中で自身が構成するも
のに対し直交する方向に、他の移動片から独立して移動
可能とされ、その移動方向は隣接するコリメータリーフ
の移動方向と45°の角度をなすものとされている。各
コリメータリーフ40a〜40hの移動により出射口7
aの開口領域が変更されることで、X線の照射領域を調
節するコリメーションがなされる。
【0018】図1に示すように、その駆動制御装置20
に演算処理装置30が接続され、その演算処理装置30
は上記画像処理装置18に接続される。その演算処理装
置30はコンピュータにより構成され、記憶したプログ
ラムに従い駆動制御装置20を介して駆動信号をコリメ
ータ7に出力することで、以下のようにオートコリメー
ションを行うことが可能とされている。
【0019】まず、その演算処理装置30は、その画像
処理装置18から送られるデジタル画像データから、上
記X線入射面3aにおけるX線の入射領域に対応する撮
影領域の中で、ハレーション領域と非ハレーション領域
との境界上の位置を検知する。この際、コリメータリー
フ40a〜40hはX線出射口7aの開口領域を最大と
する位置に配置される。そのハレーション領域は、予め
設定した強度以上のX線の入射領域に対応する領域であ
って、本実施形態では、X線強度が上記AD変換器18
aの有効レンジ以上の領域とされる。例えば、そのデジ
タル画像データが上記のように撮影画像を構成する各画
素の濃度データであって、上記AD変換器18aにより
X線強度に対応するアナログ電気信号を10bitのデ
ジタル信号に変換する場合、そのビットデータがオール
ハイ、すなわち画素の濃度値が1023の領域はハレー
ション領域とされる。また、そのX線の強度は、被検体
11を透過することなくX線入射面3aに直接に入射す
ることでAD変換器18aの有効レンジ以上になり、被
検体11を透過して低下することでAD変換器18aの
有効レンジ未満になるように設定されている。これによ
り、例えば、図3に示すように人間の頭部正面の透視撮
影画像50をモニタ19に表示する場合、撮影領域の中
で被検体11の頭部の周辺部分がハレーション領域Hに
なり、透視撮影画像50の表示領域が非ハレーション領
域になる。本実施形態では、図4においてハッチングで
示すように、表示画面を構成する各画素の位置を特定す
るXY座標によりハレーション領域Hが特定される。例
えば、その画素が1024×1024のマトリクス状に
配列される場合は、そのX座標とY座標は0〜1023
の間で1づつ変化する。そのXY座標において、X軸方
向は第1、第2コリメータリーフ40a、40bの移動
方向に対応し、そのY軸方向は第3、第4コリメータリ
ーフ40c、40dの移動方向に対応し、傾き1の直線
方向は第5、第6コリメータリーフ40e、40fの移
動方向に対応し、傾き−1の直線方向は第7、第8コリ
メータリーフ40g、40hの移動方向に対応する。演
算処理装置30は、そのX軸座標が最小値(X=0)で
あるY軸に平行な直線上にある撮影領域中の各画素の濃
度値を読み出し、その濃度値が1023未満か否かを判
断する。その濃度値が1023未満の画素を検知するま
で、その直線のX軸座標の値を増加させて同様の判断を
行う。これによって最初に検知される濃度値が1023
未満の画素の位置が、前記境界上の位置P1であって、
第1コリメータリーフ40aにおける前記多角形を構成
する辺に対応する直線に平行な直線との接点である。演
算処理装置30は、その境界上の位置P1のX軸座標
(X1)を記憶する。演算処理装置30は、そのX軸座
標が最大値(X=1023)であるY軸に平行な直線上
にある撮影領域中の各画素の濃度値を読み出し、その濃
度値が1023未満か否かを判断する。その濃度値が1
023未満の画素を検知するまで、その直線のX軸座標
の値を減少させて同様の判断を行う。これによって最初
に検知される濃度値が1023未満の画素の位置が、前
記境界上の位置P2であって、第2コリメータリーフ4
0bにおける前記多角形を構成する辺に対応する直線に
平行な直線との接点である。演算処理装置30は、その
境界上の位置P2のX軸座標(X2)を記憶する。演算
処理装置30は、そのY軸座標が最大値(Y=102
3)であるX軸に平行な直線上にある撮影領域中の各画
素の濃度値を読み出し、その濃度値が1023未満か否
かを判断する。その濃度値が1023未満の画素を検知
するまで、その直線のY軸座標の値を減少させて同様の
判断を行う。これによって最初に検知される濃度値が1
023未満の画素の位置が、前記境界上の位置P3であ
って、第3コリメータリーフ40cにおける前記多角形
を構成する辺に対応する直線に平行な直線との接点であ
る。演算処理装置30は、その境界上の位置P3のY軸
座標(Y3)を記憶する。演算処理装置30は、そのY
軸座標が最小値(Y=0)であるX軸に平行な直線上に
ある撮影領域中の各画素の濃度値を読み出し、その濃度
値が1023未満か否かを判断する。その濃度値が10
23未満の画素を検知するまで、その直線のY軸座標の
値を増加させて同様の判断を行う。これによって最初に
検知される濃度値が1023未満の画素の位置が、前記
境界上の位置P4であって、第4コリメータリーフ40
dにおける前記多角形を構成する辺に対応する直線に平
行な直線との接点である。演算処理装置30は、その境
界上の位置P4のY軸座標(Y4)を記憶する。図示の
例では、透視撮影画像50の下部(頸部)にはハレーシ
ョン領域Hがないため、その位置P4のY軸座標(Y
4)は零になる。演算処理装置30は、傾きが−1であ
って撮影領域に外接する2つの直線の中でY軸切片の小
さい方の直線上にある各画素の濃度値を読み出し、その
濃度値が1023未満か否かを判断する。その濃度値が
1023未満の画素を検知するまで、その直線のY軸切
片の値を増加させて同様の判断を行う。これによって最
初に検知される濃度値が1023未満の画素の位置が、
前記境界上の位置P5であって、第5コリメータリーフ
40eにおける前記多角形を構成する辺に対応する直線
に平行な直線との接点である。演算処理装置30は、そ
の境界上の位置P5のXY軸座標(X5、Y5)を記憶
する。演算処理装置30は、傾きが−1であって撮影領
域に外接する2つの直線の中でY軸切片の大きい方の直
線上にある各画素の濃度値を読み出し、その濃度値が1
023未満か否かを判断する。その濃度値が1023未
満の画素を検知するまで、その直線のY軸切片の値を減
少させて同様の判断を行う。これによって最初に検知さ
れる濃度値が1023未満の画素の位置が、前記境界上
の位置P6であって、第6コリメータリーフ40fにお
ける前記多角形を構成する辺に対応する直線に平行な直
線との接点である。演算処理装置30は、その境界上の
位置P6のXY軸座標(X6、Y6)を記憶する。演算
処理装置30は、傾きが1であって撮影領域に外接する
2つの直線の中でY軸切片の大きい方の直線上にある各
画素の濃度値を読み出し、その濃度値が1023未満か
否かを判断する。その濃度値が1023未満の画素を検
知するまで、その直線のY軸切片の値を減少させて同様
の判断を行う。これによって最初に検知される濃度値が
1023未満の画素の位置が、前記境界上の位置P7で
あって、第7コリメータリーフ40gにおける前記多角
形を構成する辺に対応する直線に平行な直線との接点で
ある。演算処理装置30は、その境界上の位置P7のX
Y軸座標(X7、Y7)を記憶する。演算処理装置30
は、傾きが1であって撮影領域に外接する2つの直線の
中でY軸切片の小さい方の直線上にある各画素の濃度値
を読み出し、その濃度値が1023未満か否かを判断す
る。その濃度値が1023未満の画素を検知するまで、
その直線のY軸切片の値を増加させて同様の判断を行
う。これによって最初に検知される濃度値が1023未
満の画素の位置が、前記境界上の位置P8であって、第
8コリメータリーフ40hにおける前記多角形を構成す
る辺に対応する直線に平行な直線との接点である。演算
処理装置30は、その境界上の位置P8のXY軸座標
(X8、Y8)を記憶する。
【0020】次に、演算処理装置30は、上記検知され
た境界上の各位置P1〜P8と、現在のイメージインテ
ンシファイア3のX線入射領域に対応する撮影領域の周
縁位置とに基づき、そのハレーション領域Hを可及的に
少なくするのに要する各コリメータリーフ40a〜40
hの移動量、すなわち、X線出射口7aの開口領域の変
更量を求める。本実施形態では、その移動量は、上記記
憶された境界上の各位置P1〜P8の座標値と、撮影領
域の周縁がX軸、Y軸に平行な直線、傾きが1の直線、
傾きが−1の直線と接する点の座標値と、イメージイン
テンシファイア3の視野サイズと、X線管球2の焦点位
置からイメージインテンシファイア3のX線入射面3a
までの撮影距離とから定まる。
【0021】次に、演算処理装置30は、その求められ
た移動量に応じて、駆動制御装置20を介して駆動信号
をコリメータ7に出力し、各コリメータリーフ40a〜
40hを移動させてX線出射口7aの開口領域を変更さ
せる。これにより、ハレーション領域Hを低減するため
のオートコリメーションが行われる。図5は、ハレーシ
ョン領域Hが低減された状態での透視撮影画像50を示
す。
【0022】上記構成によれば、デジタル化された画像
データに基づき、ハレーション領域Hを小さくするのに
要するX線出射口7aの開口領域の変更量を求め、その
変更量に応じてX線出射口7aの開口領域を変更するこ
とができる。これにより、人手によらずして、ハレーシ
ョン領域Hを低減する上で最適なX線出射口7aの開口
領域を自動的に得ることができる。
【0023】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、上記実施形態ではX線強度がAD変換器1
8aの有効レンジ以上の領域をハレーション領域とした
が、AD変換器18aの有効レンジ未満であって予め設
定したレンジ以上の領域をハレーション領域としてもよ
い。また、X線出射口の開口領域を変更するコリメータ
の構成は特に限定されず、例えば、コリメータリーフの
数や形状は任意に定めることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、ハレーション領域の低
減のためのコリメータ操作をオペレータによらずして行
うことができ、作業効率を向上し、また、安定した画質
を得ることができるX線撮影装置を提供できる。
【0025】
【本発明の実施態様】本発明のX線撮影装置において、
そのX線出射口の開口領域変更手段は複数の移動片を有
し、それら移動片は、その内周縁がX線出射口の開口領
域の周縁になる多角形を構成するように配列され、各移
動片は、その多角形の辺の中で自身が構成するものに対
し直交する方向に、他の移動片から独立して移動可能と
され、撮影領域の中で、その多角形の各辺に対応する直
線に平行な直線と前記境界との接点が、前記境界上の位
置として検知され、前記ハレーション領域を小さくする
のに要するX線出射口の開口領域の変更量として、各移
動片の移動量が求められるのが好ましい。これにより、
複雑な構成を要することなく、ハレーション領域を低減
するための各移動片の移動量を簡単に求めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のX線撮影装置の構成説明図
【図2】本発明の実施形態のコリメータリーフの配置説
明図
【図3】本発明の実施形態のX線撮影装置によるハレー
ション領域低減前の透視撮影画像の一例を示す図
【図4】本発明の実施形態のX線撮影装置の作用説明図
【図5】本発明の実施形態のX線撮影装置によるハレー
ション領域低減後の透視撮影画像の一例を示す図
【符号の説明】
2 X線管球 3 イメージインテンシファイア 3a 入射面 7 コリメータ 7a X線出射口 11 被検体 18 画像処理装置 30 演算処理装置 40a〜40h コリメータリーフ H ハレーション領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線を出射する手段と、その出射される
    X線の入射面を有するイメージインテンシファイアと、
    その入射面におけるX線の位置と強度に応じたデジタル
    画像データを生成する手段とを備え、そのX線の出射口
    と入射面との間に配置される被検体の透視撮影画像を、
    そのデジタル画像データに基づき得ることができるX線
    撮影装置において、 その入射面におけるX線の入射領域に対応する撮影領域
    の中で、予め設定した強度以上のX線の入射領域に対応
    するハレーション領域と、その強度未満のX線の入射領
    域に対応する非ハレーション領域との境界上の位置を、
    前記デジタル画像データから検知する手段と、 その検知された境界上の位置と、その撮影領域の周縁位
    置とに基づき、そのハレーション領域を小さくするのに
    要するX線出射口の開口領域の変更量を求める手段と、 その求められた変更量に応じてX線出射口の開口領域を
    変更する手段とが設けられていることを特徴とするX線
    撮影装置。
JP9017300A 1997-01-13 1997-01-13 X線撮影装置 Pending JPH10200816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9017300A JPH10200816A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 X線撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9017300A JPH10200816A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 X線撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10200816A true JPH10200816A (ja) 1998-07-31

Family

ID=11940161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9017300A Pending JPH10200816A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 X線撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10200816A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000107175A (ja) * 1998-10-05 2000-04-18 Koninkl Philips Electronics Nv X線装置
JP2007061537A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Shimadzu Corp 放射線透視撮影装置
JP2008048817A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Hitachi Medical Corp X線画像診断装置
KR101198065B1 (ko) * 2010-06-30 2012-11-07 한국전기연구원 자동 콜리메이터 제어와 방사선 촬상 시스템의 위치결정 방법 및 장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000107175A (ja) * 1998-10-05 2000-04-18 Koninkl Philips Electronics Nv X線装置
JP2007061537A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Shimadzu Corp 放射線透視撮影装置
JP2008048817A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Hitachi Medical Corp X線画像診断装置
KR101198065B1 (ko) * 2010-06-30 2012-11-07 한국전기연구원 자동 콜리메이터 제어와 방사선 촬상 시스템의 위치결정 방법 및 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2786441B2 (ja) X線検査装置
JP2017502274A (ja) X線低減システム
US20190307415A1 (en) Aligning an x-ray medical imaging device using the frankfurt plane
EP2198783B1 (en) Apparatus and method for digital X-ray scanning
JPH0543573Y2 (ja)
JPH06154198A (ja) X線診断装置
JPH0730815A (ja) X線検査装置
JPS5836327B2 (ja) X線撮影装置
JPH0966054A (ja) X線撮影装置
JPH10200816A (ja) X線撮影装置
JP4515557B2 (ja) X線テレビジョン装置
JPS60103876A (ja) ディジタル放射線像撮影装置
JP2000070251A (ja) X線映像装置
JP4306021B2 (ja) X線撮影装置
JPH06265487A (ja) 透過x線による断層像検出方法とその装置
JP2000321219A (ja) X線ct装置
JPH09234198A (ja) X線tvシステム
JPS6216519B2 (ja)
JPH11290306A (ja) X線装置
JP3364853B2 (ja) X線画像診断装置
JPH06119991A (ja) X線tv透視撮影方法とその装置
JP2934358B2 (ja) 透過電子顕微鏡
JP3117981B2 (ja) 走査型rheed顕微鏡装置
JPH01248770A (ja) X線テレビジョン装置
JPS6246172B2 (ja)