JPH10200704A - 読取倍率が可変の原稿読取光学装置 - Google Patents

読取倍率が可変の原稿読取光学装置

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JPH10200704A
JPH10200704A JP9014546A JP1454697A JPH10200704A JP H10200704 A JPH10200704 A JP H10200704A JP 9014546 A JP9014546 A JP 9014546A JP 1454697 A JP1454697 A JP 1454697A JP H10200704 A JPH10200704 A JP H10200704A
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reading
magnification
lens
optical system
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Motoyuki Otake
基之 大竹
Satoshi Yoshizawa
聡 吉沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿を所望の設計読取倍率で正確に読み取る
ことのできる、読取倍率が可変の原稿読取光学装置。 【解決手段】 読取光学系を構成する各レンズ群を所定
の設計読取倍率に対応するレンズ位置状態まで光軸方向
に駆動するための駆動系と、所定の設計読取倍率に対応
するレンズ位置状態における読取光学系の実際の読取倍
率を検出するための検出系とを備えている。読取光学系
の実際の読取倍率を所定の設計読取倍率とほぼ一致させ
るために、駆動系は実際の読取倍率と所定の設計読取倍
率との差に応じた所定量だけ各レンズ群を光軸方向に駆
動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は読取倍率が可変の原
稿読取光学装置に関し、特に読取倍率を調整することが
可能な原稿読取光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、原稿上の情報を画像情報とし
てコンピュータに入力するのに、原稿読取光学装置が用
いられる。原稿読取光学装置では、CCD等の光電変換
作用を有する固体撮像素子上に読取光学系を介して原稿
像を形成し、原稿像を電気的な情報としてコンピュータ
に入力する。現在、読取倍率が所定の値に固定された読
取光学系が主流である。しかしながら、カメラ等に用い
られる撮影系と同様に、ユーザーの意図に合わせて読取
倍率を変化させることが可能な読取光学系の方が汎用性
が高い。たとえば、特開平54−78150号公報に
は、2つ以上の可動レンズ群で構成されたズームレンズ
を用いた読取倍率が可変の光学系が開示されている。
【0003】通常、レンズ系を構成する各レンズは、そ
の曲率半径、面間隔、屈折率、分散などがそれぞれ設計
値に対してある誤差(公差)を含んで製造される。ま
た、各レンズ同士の間隔も、公差を含んで製造される。
したがって、焦点距離が可変のズームレンズでは、レン
ズ系を構成する各レンズ群の焦点距離や主点位置に誤差
が生じる。その結果、像面位置を一定に保ちながら焦点
距離が変化するように各レンズ群を所定の軌道に沿って
移動させても、上述の製造誤差などによりレンズ系の焦
点位置が光軸方向に沿って変動してしまう。そこで、製
造過程においてレンズ系の焦点位置を所定の位置に合わ
せる操作が必要である。この操作は、一般的にバックフ
ォーカスの調整と呼ばれている。なお、バックフォーカ
スの調整に関しては、たとえば特開平1−201633
号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
1−201633号公報に示すようなバックフォーカス
の調整を行ったズームレンズでは、所定の設計焦点距離
に対応するレンズ位置状態に各レンズ群を移動させたと
きに実際に得られる焦点距離が所定の設計焦点距離から
ずれてしまう。読取光学系では、原稿面から像面までの
共役長が有限距離であるため、実際の焦点距離が所定の
設計焦点距離からずれることは実際の読取倍率が所定の
設計読取倍率と一致しないことを意味する。したがっ
て、製造段階においてバックフォーカスの調整を行った
読取光学系を組み込んだ原稿読取装置では、原稿を所望
の設計読取倍率で正確に読み取ることはできない。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、原稿を所望の設計読取倍率で正確に読み取る
ことのできる、読取倍率が可変の原稿読取光学装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、読取倍率が可変の読取光学系を
介して撮像素子の撮像面上に原稿像を形成する原稿読取
光学装置において、前記読取光学系を構成する各レンズ
群を所定の設計読取倍率に対応するレンズ位置状態まで
光軸方向に駆動するための駆動系と、前記所定の設計読
取倍率に対応するレンズ位置状態における前記読取光学
系の実際の読取倍率を検出するための検出系とを備え、
前記読取光学系の実際の読取倍率を前記所定の設計読取
倍率とほぼ一致させるために、前記駆動系は前記実際の
読取倍率と前記所定の設計読取倍率との差に応じた所定
量だけ各レンズ群を光軸方向に駆動することを特徴とす
る原稿読取光学装置を提供する。
【0007】本発明の好ましい態様によれば、前記検出
系は、原稿面位置の近傍に形成された指標を有し、前記
読取光学系を介して形成された前記指標の像に基づいて
前記読取光学系の実際の読取倍率を検出する。この場
合、前記検出系は、前記撮像素子の撮像面上に形成され
た前記指標の像に基づいて前記読取光学系の実際の読取
倍率を検出することが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明では、駆動系により、読取
光学系を構成する各レンズ群が所定の設計読取倍率に対
応するレンズ位置状態まで光軸方向に駆動される。ま
た、検出系により、所定の設計読取倍率に対応するレン
ズ位置状態における読取光学系の実際の読取倍率が検出
される。ここで、前述のように、製造誤差等の理由によ
り、検出系により検出された読取光学系の実際の読取倍
率と所定の設計読取倍率とは一致しない。そこで、本発
明では、実際の読取倍率と所定の設計読取倍率との差に
応じた所定量だけ駆動系により各レンズ群を光軸方向に
駆動し、読取光学系の実際の読取倍率と所定の設計読取
倍率とをほぼ一致させる。このように、本発明において
は、カメラ等に用いられるズームレンズの製造段階にお
ける従来のバックフォーカス調整とは異なり、使用段階
において検出した実際の読取倍率と所定の設計読取倍率
とがほぼ一致するように読取倍率の調整を行う。このた
め、原点検出精度があまり高くなくても、原稿を所望の
設計読取倍率で正確に読み取ることができる。
【0009】ところで、変倍動作は、変倍駆動系により
所定の可動レンズ群を光軸方向に駆動して焦点距離を変
化させる動作である。一般的な駆動方法として、各レン
ズ群の移動比率をカム曲線に予め記憶させ、カム筒に所
定の回転量を与えることにより各レンズ群を基準位置か
ら所定のレンズ位置状態まで駆動する第1の方法と、基
準位置から所定のレンズ位置状態までの各レンズ群の駆
動量を演算により算出し、求めた駆動量だけ各レンズ群
を駆動する第2の方法とが知られている。このように、
第1の駆動方法では、各レンズ群の移動軌跡をカム軌道
として機械的に記憶している。また、第2の駆動方法で
は、各レンズ群の移動軌跡を演算式として電気的に記憶
している。
【0010】一方、合焦動作は、合焦駆動系により所定
のレンズ群を光軸方向に駆動して、像面位置の変動を補
正する動作である。像面位置の変動は、原稿面位置の光
軸方向のずれや、製造上発生する光路長のずれや、レン
ズの停止位置のずれなどにより発生する。本発明におい
ては、たとえば、光電変換素子を直線上に並べて構成さ
れたラインセンサを受光系として用い、光電変換素子の
配列方向に垂直な方向に原稿を送ることにより二次元的
な広がりを有する原稿像を読み取ることができる。ま
た、光電変換素子を二次元的に配置して構成された二次
元センサを受光系として用い、二次元的な広がりを有す
る原稿像を原稿を送ることなく読み取ることもできる。
受光系には、たとえばCCDのような固体撮像素子が用
いられる。
【0011】本発明においては、レンズ位置セット動
作、合焦調整動作、および倍率調整動作を行う。
のレンズ位置セット動作は、上述の変倍動作に対応する
動作である。すなわち、レンズ位置セット動作では、ユ
ーザーによって選択された所定の設計読取倍率に対応す
るレンズ位置状態まで可動レンズ群を基準位置から光軸
方向に駆動する。
【0012】の合焦調整動作は、上述したように、所
定のレンズ群を合焦調整量だけ光軸方向に移動させるこ
とによって像面位置の変動を補正し、原稿像位置と撮像
面位置とを一致させる動作である。なお、像面位置の変
動は、製造誤差、原点検出精度、レンズ停止精度、温度
や湿度などの環境変化のような諸要因により発生する。
の倍率調整動作は、読取光学系の実際の読取倍率とユ
ーザーの選択した所定の設計読取倍率とが一致するよう
に、読取倍率誤差に応じた所定量だけ変倍駆動系により
各レンズ群を光軸方向に駆動する動作である。
【0013】本発明においては、たとえば、原稿面位置
の近傍に形成された指標を利用し、読取光学系を介して
形成された指標像に基づいて読取光学系の実際の読取倍
率を検出系により検出することができる。この場合、原
稿像が形成される撮像面と指標像を検出する検出面とを
兼用し、撮像素子の撮像面に形成された指標像の大きさ
に基づいて読取倍率を検出することもできる。具体的に
は、たとえば、原稿の支持面の近傍に所定の大きさのチ
ャートからなる指標を形成し、読取光学系を介して形成
されたチャート像の大きさに基づいて読取光学系の実際
の読取倍率を検出することができる。また、原稿が予め
決まった大きさを有する場合、原稿そのものを指標と
し、読取光学系を介して形成された原稿像の大きさに基
づいて読取光学系の実際の読取倍率を検出することもで
きる。さらに、たとえば投影光学系を介して原稿上に形
成されたチャート像を指標とし、読取光学系を介して撮
像面上に再形成されたチャート像の大きさに基づいて読
取光学系の実際の読取倍率を検出することもできる。
【0014】なお、原稿上の所定位置に所定の空間周波
数成分が存在しない場合、原稿像に基づいて合焦動作を
行うことができない。この場合、撮像面上に形成された
所定の空間周波数成分を含むチャート像に基づいて、原
稿像に依存することなく合焦動作を正確に行うことが可
能となる。あるいは、原稿面位置の近傍に所定の周波数
成分の合焦用チャートを設け、この合焦用チャートを利
用して合焦動作を行うことも可能である。また、原稿面
への射出光束が読取光学系の光軸と平行になるようなテ
レセントリック光学系で投影光学系を構成することによ
り、原稿面が光軸方向にずれても所定の大きさのチャー
ト像を原稿上に形成することができる。
【0015】本発明の実施例を、添付図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の第1実施例にかかる原稿読取
光学装置の構成を概略的に示す図である。また、図2
は、図1において光軸Aを含んで紙面に垂直な面に沿っ
た読取光学系の断面図である。さらに、図3は、図1の
読取光学系の屈折力配置を示す図である。図1の原稿読
取装置では、読み取るべき原稿(不図示)は、保護ガラ
スHの図中上面において下向きに位置決めされる。した
がって、保護ガラスHの上面は、原稿面が設定されるべ
き位置すなわち原稿面位置Oを構成している。原稿から
の光は、折り返しミラーM1〜M4を介して、読取光学
系に入射する。
【0016】図3を参照すると、読取光学系は、原稿面
位置O側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G
1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成
されている。図中Wで示す最短焦点距離状態(読取倍率
が最も小さい状態)から図中Tで示す最長焦点距離状態
(読取倍率が最も大きい状態)への焦点距離の変化(読
取倍率の変化)に際して、第2レンズ群G2は原稿面位
置O側へ光軸Aに沿って移動する。そして、第2レンズ
群G2の移動に伴う像面位置Iの変動を補正するよう
に、第1レンズ群G1は光軸Aに沿って移動する。
【0017】また、図1および図2を参照すると、読取
光学系において、第1レンズ群G1は、原稿側から順
に、原稿側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、
原稿側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12とから構
成されている。また、第2レンズ群G2は、原稿側から
順に、両凸レンズL21と、両凸レンズと両凹レンズとの
接合レンズL22と、原稿側に凹面を向けた正メニスカス
レンズL23と、原稿側に凹面を向けた負メニスカスレン
ズL24とから構成されている。
【0018】なお、第1レンズ群G1を構成する負メニ
スカスレンズL11および正メニスカスレンズL12は、レ
ンズ室B1によって保持されている。また、第2レンズ
群G2を構成する凸レンズL21、接合レンズL22、正メ
ニスカスレンズL23および負メニスカスレンズL24は、
レンズ室B2によって保持されている。さらに、レンズ
室B1は、カムを介してレンズ鏡筒B3によって保持さ
れている。レンズ室B2およびレンズ鏡筒B3の外側に
は、カム筒Cが設けられている。カム筒Cには、読取倍
率の変化に際して第1レンズ群G1および第2レンズ群
G2を光軸Aに沿ってそれぞれ駆動するためのカム溝が
形成されている。また、カム筒Cの外側には、直進筒D
が設けられている。直進筒Dは、読取倍率の変化に伴う
各レンズ群の移動に際して固定である。
【0019】読取倍率の変化に際して、カム筒Cはモー
ター(不図示)により光軸Aを回転中心として回転駆動
される。このとき、レンズ鏡筒B3の外周部から外方へ
突出したフォロアーピンP1およびレンズ室B2の外周
部から外方へ突出したフォロアーピンP2が、直進筒D
に形成された直進キーの作用により回転が抑えられ、カ
ム筒Cに形成されたカム溝にしたがって光軸方向に駆動
される。その結果、第1レンズ群G1と第2レンズ群G
2とは、光軸方向に所定の移動比率で駆動される。ま
た、合焦時には、カム筒Cを駆動するモーターとは別の
モーター(不図示)により、駆動レバーB4(図2参
照)が回転駆動される。この駆動レバーB4の回転駆動
に伴って第1レンズ群G1を保持するレンズ室B1が回
転駆動され、レンズ室B1(すなわち第1レンズ群G
1)がレンズ鏡筒B3に形成されたカム溝にしたがって
光軸方向に移動する。
【0020】以上のように構成された読取光学系を介し
た原稿からの光は、保護ガラスH’を介して、像面位置
Iに位置決めされた3本のCCDラインセンサS上に原
稿像を形成する。保護ガラスH’および3本のCCDラ
インセンサSは、図1の紙面に垂直な方向に沿って延び
ている。また、3本のCCDラインセンサSの直前に
は、カラーフィルター(不図示)が設けられ、カラーフ
ィルターを介して分解されたR(赤)、G(緑)および
B(青)の光束に基づく原稿像が各CCDラインセンサ
上に形成される。原稿の読取に際して、読取光学系を含
むブロック全体が保護ガラスHに対して図中Vで示す方
向に沿って駆動される。
【0021】こうして、一次元のCCDラインセンサS
上において、二次元的な広がりを有する原稿像を読み取
ることができる。なお、保護ガラスHの一端には、指標
としてのチャートTが形成されている。チャートTは保
護ガラスHの上面とほぼ同じ高さに形成されているの
で、読取光学系を含むブロック全体を図中Vで示す方向
に移動させると、チャートTの像もCCDラインセンサ
S上に形成される。なお、CCDラインセンサとして、
RGBフィルタがチップ上に成形された3ラインカラー
CCDを用いることもできる。
【0022】次の表(1)に、第1実施例の読取光学系
の諸元の値を示す。表(1)において、面番号は光線の
進行する方向に沿った原稿側からのレンズ面の順序を、
屈折率はe線(λ=546.1nm)に対する値を示し
ている。なお、表(1)中、曲率半径∞は平面を意味す
る。
【0023】
【表1】 面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数 1 ∞ 3.000 1.51680 64.20 (保護ガラスH) 2 ∞ (D2 =可変) 3 1064.7019 1.200 1.80399 42.34 4 28.7149 5.000 5 34.9182 3.400 1.74077 27.76 6 96.7239 (D6 =可変) 7 70.8998 2.500 1.83500 42.97 8 -66.5781 0.100 9 18.1075 7.200 1.49700 81.61 10 -38.7971 2.000 1.80610 33.27 11 19.3643 1.700 12 ∞ 12.000 13 -167.3676 3.000 1.74400 44.90 14 -29.4439 19.000 15 -24.6883 1.500 1.65160 58.44 16 -54.0223 (D16=可変) 17 ∞ 0.700 1.51680 64.20 (保護ガラスH’) 18 ∞ 1.200
【0024】また、次の表(2)に、第1実施例の読取
光学系の代表的な4つの設計読取倍率に対応するレンズ
位置状態 POS1〜 POS4における可変間隔、設計読取倍
率β、および実効FナンバーFNOを示す。
【0025】
【表2】 POS 1 POS2 POS3 POS4 設計読取倍率β -0.1890 -0.2520 -0.3150 -0.3780 実効FNO 5.30 6.32 7.27 8.18 D2 234.9551 239.9274 238.7441 235.0248 D6 22.5121 32.1266 41.1478 49.6688 D16 29.0329 14.4460 6.6082 1.8070
【0026】図4は、第1実施例の原稿読取光学装置を
フラットベッド式のスキャナに組み込んだ様子を示す斜
視図である。図5は、図4のスキャナにおける制御を示
す図である。図4のスキャナ本体101には、第1実施
例の原稿読取光学装置103が組み込まれている。原稿
読取光学装置103は、ガイド棒104に沿って案内駆
動され、原稿台102上に載置された原稿に対して相対
移動する。
【0027】図5を参照すると、CCDラインセンサS
のような光電変換素子51から出力された原稿像のアナ
ログ信号がA/D変換部52を介してディジタル信号に
変換され、倍率誤差検出部53に供給される。倍率誤差
検出部53では、入力された信号に基づいて読取倍率誤
差を検出し、検出した読取倍率誤差情報を主制御系54
に供給する。主制御系54は、原点検出部55を介し
て、カム筒Cの基準位置を検出する。また、主制御系5
4は、モーターのような駆動系56を介して、第1レン
ズ群G1および第2レンズ群G2を光軸方向に駆動す
る。なお、主制御系54は、スキャナ本体とは別に設け
られたホストコンピュータ(不図示)からの出力に基づ
いて制御される。
【0028】次に、第1実施例におけるレンズ位置セッ
ト動作、合焦調整動作および読取倍率調整動作について
説明する。第1実施例では、レンズ位置セット動作によ
り所定のレンズ位置状態に各レンズ群を移動させた後
に、合焦調整動作および読取倍率調整動作を行う。 〔1〕レンズ位置セット動作 上述したように、レンズ位置セット動作では、各レンズ
群が所定のレンズ位置状態に移動される。次の表(3)
に、各レンズ位置状態 POS1〜 POS4における設計読取
倍率β、第1レンズ群G1および第2レンズ群G2の移
動量δ1およびδ2(原稿側への移動量を正とする)、
並びにカム筒Cの回転角θを示す。なお、表(3)にお
いて、第1レンズ位置状態 POS1における移動量δ1、
δ2および回転角θをそれぞれ0としている。
【0029】
【表3】 POS1 POS2 POS3 POS4 設計読取倍率β -0.1890 -0.2520 -0.3150 -0.3690 θ 0.0000 19.2480 37.2828 52.0000 δ1 0.0000 -4.9560 -3.7586 -0.6423 δ2 0.0000 9.6240 18.6414 26.0000
【0030】なお、第1レンズ位置状態 POS1〜第3レ
ンズ位置状態 POS3では、目標の設計読取倍率に対応す
るレンズ位置状態に各レンズ群を移動させる。ただし、
第4レンズ位置状態 POS4では、以下の合焦調整動作お
よび読取倍率調整動作において第1レンズ群G1と第2
レンズ群G2とが干渉する可能性がある。このため、第
4レンズ位置状態 POS4では、第1レンズ群G1と第2
レンズ群G2との間隔が広くなるレンズ位置状態すなわ
ち目標の設計読取倍率よりも若干小さな所定の読取倍率
に対応するレンズ位置状態まで各レンズ群を駆動する。
【0031】〔2〕合焦調整動作 CCDラインセンサS上に形成されるチャートTの像の
コントラストが最も高くなる時の第1レンズ群G1の移
動量δF を検出し、検出したフォーカシング移動量δF
だけ第1レンズ群G1を光軸方向に移動させる。
【0032】〔3〕読取倍率調整動作 合焦状態においてCCDラインセンサS上に形成された
チャートTの像の大きさに基づいて、読取光学系の実際
の読取倍率βR を検出する。この場合、読取倍率誤差γ
は、次の式(1)で表される。 γ=βR /βS −1 (1) ここで、 βS :ユーザーによって選択された所定の設計読取倍率 なお、本来βR およびβS はともに負の値であるが、実
際の読取倍率βR が正の値で検出されるため、設計読取
倍率βS も正の値として取り扱う必要がある。
【0033】読取光学系の実際の読取倍率を設計読取倍
率βS とが一致するように読取倍率の調整を行うには、
式(1)で得られた読取倍率誤差γに応じた所定の倍率
調整角度だけカム筒Cを回転させる必要がある。読取倍
率の調整に必要なカム筒Cの倍率調整角度θ1は、次の
式(2)で表される。 θ1=γ/α1 (2) ここで、 α1:読取倍率誤差γと倍率調整角度θ1とを関連付け
る係数 次の表(4)に、各レンズ位置状態 POS1〜 POS4にお
ける係数α1を示す。
【0034】
【表4】 POS1 POS2 POS3 POS4 α1 0.066782 0.053720 0.045612 0.040176
【0035】なお、第1実施例では、レンズ面の曲率半
径公差が±0.5%で、間隔公差が±0.03で、屈折
率公差が±0.0005として、1000台の仮想レン
ズを想定している。そして、原点検出精度が±0.1
で、レンズ群停止精度が±0.015としてレンズ位置
セット動作、合焦調整動作および読取倍率調整動作を仮
想的に行っている。図6〜図12は、第1実施例におけ
る仮想的な諸動作における読取倍率誤差やバックフォー
カス誤差などの分布を示している。
【0036】図6は、レンズ位置セット動作を行った後
の読取倍率誤差の分布を示す図である。図6において、
縦軸は度数(仮想レンズの台数)を、横軸は読取倍率誤
差(%)をそれぞれ示している。図7は、レンズ位置セ
ット動作を行った後のバックフォーカス誤差の分布を示
す図である。図7において、縦軸は度数を、横軸はバッ
クフォーカス誤差(mm)をそれぞれ示している。図8
は、合焦調整動作に伴う第1レンズ群G1のフォーカシ
ング移動量δF の分布を示す図である。図8において、
縦軸は度数を、横軸は第1レンズ群G1のフォーカシン
グ移動量(mm)をそれぞれ示している。図9は、合焦
調整動作を行った後の読取倍率誤差γの分布を示す図で
ある。図9において、縦軸は度数を、横軸は読取倍率誤
差γ(%)をそれぞれ示している。
【0037】図10は、読取倍率調整動作に伴うカム筒
Cの倍率調整角度θ1の分布を示す図である。図10に
おいて、縦軸は度数を、横軸はカム筒Cの倍率調整角度
θ1(度)をそれぞれ示している。図11は、読取倍率
調整動作を行った後のバックフォーカス誤差の分布を示
す図である。図11において、縦軸は度数を、横軸はバ
ックフォーカス誤差(%)をそれぞれ示している。図1
2は、読取倍率調整動作を行った後の読取倍率誤差の分
布を示す図である。図12において、縦軸は度数を、横
軸は読取倍率誤差(%)をそれぞれ示している。図6〜
図12から明らかなように、第1実施例では、各レンズ
位置状態において読取倍率調整動作を行った後の読取倍
率誤差およびバックフォーカス誤差が十分小さく、原稿
を所望の設計読取倍率で且つ良好な合焦状態で正確に読
み取ることができる。
【0038】図13は、本発明の第2実施例にかかる原
稿読取光学装置の構成を概略的に示す図である。また、
図14は、図13において光軸Aを含んで紙面に垂直な
面に沿った読取光学系の断面図である。第2実施例の原
稿読取光学装置は、第1実施例と類似の構成を有する。
しかしながら、第2実施例では、送りねじを用いた機構
でレンズ群を駆動する点および読取倍率の検出のための
指標として原稿面上にチャート像を形成する点だけが第
1実施例と相違している。したがって、図13および図
14において、第1実施例の構成要素と同じ機能を有す
る要素には、図1および図2と同じ参照符号を付してい
る。以下、第1実施例との相違に着目して第2実施例を
説明する。
【0039】図13および図14において、第1レンズ
群G1を保持するレンズ室B1と第2レンズ群G2を保
持するレンズ室B2とは、光軸Aに平行に設けられた一
対のガイド軸J1およびJ2に沿って移動可能に支持さ
れている。また、レンズ室B1の外周部に形成されたラ
ックが送りねじM1と係合し、レンズ室B2の外周部に
形成されたラックが送りねじM2と係合している。した
がって、図示を省略した一対のモーターによって送りね
じM1およびM2がそれぞれ個別に回転駆動を受ける
と、レンズ室B1およびB2がひいては第1レンズ群G
1および第2レンズ群G2が光軸方向にそれぞれ移動す
る。なお、原点位置からの第1レンズ群G1の駆動量お
よび第2レンズ群G2の駆動量は常時記憶されている。
【0040】また、図13を参照すると、第2実施例の
原稿読取光学装置は、原稿面上にチャート像を投影する
ための4つの投影光学系を備えている。図15は、図1
3の投影光学系の構成を示す拡大図である。図15に示
すように、各投影光学系は、LED11とチャート12
とからなり、読取光学系の光路を遮ることがないように
光軸Aに関して対称的に4個配置されている。すなわ
ち、図15では、2つの投影光学系だけが図示されてい
るが、紙面に垂直な方向に沿ってさらに2つの投影光学
系が光軸Aに関して対称的に配置されている。チャート
12として、たとえば図16に示すようなチャートパタ
ーンを用いることができる。4つの投影光学系を介して
原稿面上に形成されたチャート像からの光は、読取光学
系を介して、CCDラインセンサS上にチャート像を再
形成する。
【0041】第2実施例においても、レンズ位置セット
動作により所定のレンズ位置状態に各レンズ群を移動さ
せた後に、合焦調整動作および読取倍率調整動作を行
う。 〔1〕レンズ位置セット動作 上述したように、レンズ位置セット動作では、各レンズ
群が所定のレンズ位置状態に移動される。次の表(5)
に、各レンズ位置状態 POS1〜 POS4における設計読取
倍率β、第1レンズ群G1および第2レンズ群G2の移
動量δ1およびδ2(原稿側への移動量を正とする)を
示す。なお、表(5)において、第1レンズ位置状態 P
OS1における移動量δ1およびδ2をそれぞれ0として
いる。
【0042】
【表5】 POS1 POS2 POS3 POS4 設計読取倍率β -0.1890 -0.2520 -0.3150 -0.3690 δ1 0.0000 -4.9560 -3.7586 -0.6423 δ2 0.0000 9.6240 18.6414 26.0000
【0043】なお、第1レンズ位置状態 POS1〜第3レ
ンズ位置状態 POS3では、目標の設計読取倍率に対応す
るレンズ位置状態に各レンズ群を移動させる。ただし、
第4レンズ位置状態 POS4では、以下の合焦調整動作お
よび読取倍率調整動作において第1レンズ群G1と第2
レンズ群G2とが干渉する可能性がある。このため、第
4レンズ位置状態 POS4では、第1レンズ群G1と第2
レンズ群G2との間隔が広くなるレンズ位置状態すなわ
ち目標の設計読取倍率よりも若干小さな所定の読取倍率
に対応するレンズ位置状態まで各レンズ群を駆動する。
【0044】〔2〕合焦調整動作 CCDラインセンサS上に再形成されたチャート像のコ
ントラストが最も高くなる時の第1レンズ群G1の移動
量δF を検出し、検出したフォーカシング移動量δF だ
け第1レンズ群G1を光軸方向に移動させる。
【0045】〔3〕読取倍率調整動作 合焦状態においてCCDラインセンサSに再形成された
チャート像の大きさに基づいて読取光学系の実際の読取
倍率βR を検出し、上述の式(1)により読取倍率誤差
γを求める。読取光学系の読取倍率と設計読取倍率βS
とが一致するように読取倍率の調整を行うには、式
(1)で得られた読取倍率誤差γに応じて第1レンズ群
G1および第2レンズ群G2をそれぞれΔG1およびΔG2
だけ移動させる必要がある。読取倍率の調整に必要な第
1レンズ群G1の倍率調整移動量ΔG1(原稿側への移動
量を正とする)および第2レンズ群G2の倍率調整移動
量ΔG2(原稿側への移動量を正とする)は、それぞれ次
の式(3)および(4)で表される。
【0046】 ΔG2=γ/α2 (3) ΔG1=ΔG2/α3=γ/(α2・α3) (4) ここで、 α2:読取倍率誤差γと倍率調整移動量ΔG2とを関連付
ける係数 α3:倍率調整移動量ΔG2と倍率調整移動量ΔG1との移
動比率 次の表(6)に、各レンズ位置状態 POS1〜 POS4にお
ける係数α2および移動比率α3を示す。
【0047】
【表6】 POS1 POS2 POS3 POS4 α2 0.033391 0.026860 0.022806 0.020088 α3 -1.087 -0.102 0.316 0.524
【0048】こうして、第2実施例においても、各レン
ズ位置状態において読取倍率調整動作を行った後の読取
倍率誤差およびバックフォーカス誤差を十分小さくし
て、原稿を所望の設計読取倍率で且つ良好な合焦状態で
正確に読み取ることができることを、本発明の発明者は
第1実施例と同様に検証している。
【0049】なお、第2実施例については、以下のよう
な変形例も可能である。変形例では、製造段階におい
て、原稿面位置に所定の空間周波数を有するチャートを
置き、第2実施例の方法にしたがって上述の倍率調整移
動量ΔG1、倍率調整移動量ΔG2およびフォーカシング移
動量δF を検出し記憶する。実際の使用段階では、予め
記憶したフォーカシング移動量δF を参照しながら合焦
調整動作を行う。合焦調整動作は、投影光学系を介して
原稿面に形成されたチャート像に基づいて第2実施例と
同様に行われる。次いで、読取倍率調整動作は、原稿面
に形成されたチャート像に依存することなく、予め記憶
した倍率調整移動量ΔG1およびΔG2に基づいて行われ
る。このように、変形例では、チャート像を利用した読
取倍率の検出を行わない。したがって、変形例では、一
対の投影光学系が配置された第2実施例とは異なり、1
つの投影光学系が光軸上に配置される。
【0050】
【効果】以上説明したように、本発明によれば、使用段
階において検出した実際の読取倍率と所定の設計読取倍
率とがほぼ一致するように読取倍率の調整を行うので、
各レンズ位置状態において読取倍率調整動作を行った後
の読取倍率誤差およびバックフォーカス誤差を十分小さ
くすることができる。その結果、本発明では、原稿を所
望の設計読取倍率で且つ良好な合焦状態で正確に読み取
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる原稿読取光学装置
の構成を概略的に示す図である。
【図2】図1において光軸Aを含んで紙面に垂直な面に
沿った読取光学系の断面図である。
【図3】図1の読取光学系の屈折力配置を示す図であ
る。
【図4】第1実施例の原稿読取光学装置をフラットベッ
ド式のスキャナに組み込んだ様子を示す斜視図である。
【図5】図4のスキャナにおける制御を示す図である。
【図6】レンズ位置セット動作を行った後の読取倍率誤
差の分布を示す図である。
【図7】レンズ位置セット動作を行った後のバックフォ
ーカス誤差の分布を示す図である。
【図8】合焦調整動作に伴う第1レンズ群G1のフォー
カシング移動量δF の分布を示す図である。
【図9】合焦調整動作を行った後の読取倍率誤差γの分
布を示す図である。
【図10】読取倍率調整動作に伴うカム筒Cの倍率調整
角度θ1の分布を示す図である。
【図11】読取倍率調整動作を行った後のバックフォー
カス誤差の分布を示す図である。
【図12】読取倍率調整動作を行った後の読取倍率誤差
の分布を示す図である。
【図13】本発明の第2実施例にかかる原稿読取光学装
置の構成を概略的に示す図である。
【図14】図13において光軸Aを含んで紙面に垂直な
面に沿った読取光学系の断面図である。
【図15】図13の投影光学系の構成を示す拡大図であ
る。
【図16】図15のチャートのパターンを示す図であ
る。
【符号の説明】
G1 第1レンズ群G1 G2 第2レンズ群G2 L 各レンズ成分 O 原稿面位置 I 像面位置 A 光軸 B1、B2 レンズ室 B3 レンズ鏡筒 B4 駆動レバー C カム筒 D 直進筒 P1、P2 フォローアーピン T、12 チャート S CCDラインセンサ H、H’ 保護ガラス 11 LED 51 光電変換素子 52 A/D変換部 53 倍率誤差検出部 54 主制御系 55 原点検出部 56 駆動系

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取倍率が可変の読取光学系を介して撮
    像素子の撮像面上に原稿像を形成する原稿読取光学装置
    において、 前記読取光学系を構成する各レンズ群を所定の設計読取
    倍率に対応するレンズ位置状態まで光軸方向に駆動する
    ための駆動系と、 前記所定の設計読取倍率に対応するレンズ位置状態にお
    ける前記読取光学系の実際の読取倍率を検出するための
    検出系とを備え、 前記読取光学系の実際の読取倍率を前記所定の設計読取
    倍率とほぼ一致させるために、前記駆動系は前記実際の
    読取倍率と前記所定の設計読取倍率との差に応じた所定
    量だけ各レンズ群を光軸方向に駆動することを特徴とす
    る原稿読取光学装置。
  2. 【請求項2】 前記検出系は、原稿面位置の近傍に形成
    された指標を有し、前記読取光学系を介して形成された
    前記指標の像に基づいて前記読取光学系の実際の読取倍
    率を検出することを特徴とする請求項1に記載の原稿読
    取光学装置。
  3. 【請求項3】 前記検出系は、前記撮像素子の撮像面上
    に形成された前記指標の像に基づいて前記読取光学系の
    実際の読取倍率を検出することを特徴とする請求項2に
    記載の原稿読取光学装置。
  4. 【請求項4】 前記指標は、原稿上に投影された像であ
    ることを特徴とする請求項2または3に記載の原稿読取
    光学装置。
  5. 【請求項5】 前記指標は、前記原稿の支持面の近傍に
    形成されていることを特徴とする請求項2または3に記
    載の原稿読取光学装置。
JP9014546A 1997-01-10 1997-01-10 読取倍率が可変の原稿読取光学装置 Pending JPH10200704A (ja)

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